Bungaku Kyouiku Kenkyuusya Syuudan
NII-Electronic Library Service
一
九
七
六
年
度
−
研
究
計
画
−
研
究
企
画
部
N工 工
一
Eleotronlo Llbrary ServloeBungaku Kyoulku Kenkyuusya Syuudan
第
26
回 全 国集
会
(77
年8
月5
日 〜8
日)
統
一
テ ー マ井
伏
鱒
二と
太
宰
治
戦
中 から
戦
後
へ内
容
の骨
子ー
オ リ エ ン テ ー シ ョ ン /
今
次
集
会 の課
題
と 構成
2
特
別
報
告
/ 私 た ち は、
井伏
・
太
宰
文
学
に どう
ア ブ 卩 ー チし て
来
た かD
「幽
閉 』 『山
椒 魚 』 から
¶ さ ざ な み軍
記 』 へ黔 「
晩
年 』 か ら 『如
是
我
聞 』 へ特
に 太 平洋
戦
下 の太
宰
作
品 を 中 心 に3
日 中
戦
争
と 井伏
・
太宰
文
学
n
ゼ ミ / 『多
甚
古
村
』(
一
九 三 九・
二 / 「 文 体 」 )幻 シ ン ポ ジ ウ ム / 「 富
嶽
百景
』 (}
九 三 九・
二 〜 三 / 「 文 体 」 >4
戦
後
一
時
期 の太
宰
と 井伏
D
報告
と 討論
/ 「 ト カ ト ン ト ソ 』勿 『 遙
拝
隊
長 』ゼ ミ / 基
本
過 程 と し て の作
品 把 握報
告
/ そ の 教材
化 の視
点
・
高校
後
期
へ 向け
て・
中学
後
期
へ向
け
て第
22
回全
国
集
会 で の熊
谷孝
氏
の 〃芸
術
お 祭説
” に 感動
し て 以来.
私
た ち は 全国
集
会も
ま た.
“ お祭
” であ
る と考
え
る よう
に な っ た 。 「 生 活 の全
エ ネ ル ギ ー をそ
こ に ぶ ち まけ
. お祭
の 終 わ っ た 日 から
一
年 が か り で新
し い構
想 を ね る 」 と い う わけ
だ 。「
井
伏
文
体
の成
立 」 と いう
テ ー マ で.
第
25
回全
国集
会 の共
同
研 究 が一
区
切 り つく
や
いな
や.
会員
か ら さ っそ
く
76
年度
へ の希
望 が よ せら
れ た 。 こ の一
年間
に 学 び 合 っ た 井伏
文
学
の魅
力
に とり
つ か れ.
井伏
文
学
を続
げ
た い と いう
声
が 圧倒
的
。文
学
的 イ デ オ ロギ
ー を 中 心 に し た 理 論学
習 の 要望
。 小・
中
学
校
の文
学
教
育
を
も
う
少
し や ろう
.
と い う 高 校 教師
の テ ン ダ ネ ス 。等
々 。 こう
し た声
を
反映
し て プ ラ ソ づく
り に と り か か ろう
と し た の だ が.
今
年 の お祭
に は .秋
祭
があ
っ た 。10
月24
日 の 特別
研
究
集
会−
井伏
文学
の教
材化
ー
がそ
れ で あ る 。児
童
文 学 グ ル ー プ は、
目下
そ
の準
備
に余
念
がな
い 。例 年
9
月総
会 で決
定す
る の は.
第一
期
(9
月 〜12
月 ) プ ラ ン で あ っ た が.
76
年 度 はそ
う
し た 第一
期 と いう
発想
を
変 え 、(
物 理 的 時 間 の制
約
か ら 変え
ざ
る を 得 な か っ た の でも
あ る が )例
年.
内
々見
通
し.
予 測を
た て て い た 次 回 全 国集
会 を顕
在
化 し.
一
年 間 の 研 究 課 題 と 作業
内
容
を9
月 の 時点
で 明 確 にす
る こ と に し た 。し た が っ て
。
こ の研
究
計 画 は、
最
初
に第
26
回 全 国集
会 を おき
.
そ一 17 一
Bungaku Kyouiku Kenkyuusya Syuudan
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Bungaku Kyoulku Kenkyuusya Syuudan
・
教
室授
業
の 場 合/
ク ラ ブ の 場 合/
サ ー ク ル の 場 合月
例研
究
会 と合
宿
研究
会A
井
伏
文
学
の教
材
化
1
『 ド リ ト ル 先 生 ア フ リ カ行
き
」 を 中、
山 に・ 10
月
特
別研
究
集
会 の 準備
・
検討
(9
月18
日11
問題
別
/10
月
16
日
11
例
会 )・
特別
研
究集
会 (10
月 勿 日 / 東京
・渋
谷
・
勤
労福
祉
会館
)〈 プ 卩 グ ラ ム 〉
・
挨
拶
・
日 程説
明−
講
演
「私
た ち は文
学教
育 を こう
考
え
る 」荒
川有
史
2
井
伏
文
学
の 教材
化
ω
高
校
『 さ ざ
な
み軍
記 』 他山 下 明
喞 中 学
校
『 「槌
ッ ァ 」 と 「 九 郎治
ツ ァZ
は喧
嘩
し て 私 は 用語 に つ い て 煩
悶
す
る こ と 』 他夏 目
武
子幗 小 学
校
「 細 カ ナ リ ァ 』 ¶ 私 の
好
き
な 詩一
っ 』他
福
田隆
義3
子 ども
と文
学
熊
谷孝
4
基
本 過程
と し て の作
品 把握
「 ド リ ト ル
先
生 ア フ リ カ 行き
』司 会
佐
藤嗣
男ω な ぜ 『 ド リ ト ル 先 生
1
』 を取
り
あげ
た の か 福 田隆
義一
章
〜 四章
報
告
安 田 清 子
四
章
〜 八章
〃
川
浦
節
子伺 八
章
〜 十章
〃
森
田美
香 子陶 十
一
章 以 下 の 要約
〃
篠
崎
君 子 の 後 に9
月以
降
の研
究
日 程 を . 課 題別
に 大別
し て上
段
に 記す
こ と に し た 。下
段
に.
課題
を
明
確 にす
る た め の コ メ ソ ト を いさ
さ かそ
え
て み た 。 ■ 第26
回 全国
集
会“ 井
伏
鱒
二 と太
宰
治
”ー
現
在私
たち
が手
にす
る評
論
は , い わば
師
弟
関係
と いう
人間
関
係
に お い て 論 じら
れ て い る の が多
い 。が.
作
品 の 内 側 から、
「 教
養
的中
流下
層 階級
者
の文
学系
譜
に み る 文 学 的 イ デ オ ロ ギ ー の あ り方
」 をさ
ぐ
ろ う.
と い う の が 私 た ち の課
題
であ
る 。 第25
回集
会 で新
しく
テ ー ゼ と し て提
出
さ れ た “倦
怠
” 概念
を導
入す
る こ と で、
新
た な展
望も
生 ま れ よ う 。井
伏
満
寿 二 と津
島
修治
の 人 間 関係
を で は なく
.
「
私
は い つ でも
.
言 い た い こ と は.
作
品 の 中 で 言 っ て い る 。 」( 太
宰
治
)と
いう
、
そ
の 作 品 の 世 界 で の 二 人 の作
家 の文
学
的個
性を、
連
続
面 と非
連
続 の双
方
から
とら
え
る こ と で、
「
文
学史
を
教師
の 手 に 」 と い う課
題 に応
え
よ う.
と い う試
み であ
る 。私 た ち は
す
で に、
第
23
回集
会 に お い て .「
芥
川龍
之介
か ら太
宰 治 へ 」 /第
24
回 「文
学史
の 中 の 太 宰 治 」 /第
25
回 「 井 伏文
体 の成
立 」 と いう
よう
に、
太宰
文
学.
井
伏文
学 に と り 組 ん で い る 。 そ の財
産
の 上 に た っ てー
特
に太
平洋
戦
争
下 の太
宰
文
学 を 抵抗
の文
学 と し て と らえ
た こ とー
今回
は.
凵 中戦
争
下
と戦
後
一
時期
の作
品 を対
象
にす
る 。「
多
甚 古 村 』 と 『富
嶽 百 景 』 は雑
誌
「 文体
」 に同
時期
(一
九 三 九 年 ) に 発 表 さ れ た 。『 ト カ ト ン ト ソ 』 は 四 七 年
.
「 遙拝
隊 長 』 は 五 〇 年 に発
表 さ れ た 。 基 本 過程
と し て の作
品 把 握 を徹
底 し て や る と とも
に.
「 遙
拝
隊
長 』 は . 高 校・
中 学校
に おけ
る 教材
化 の視
点 を 明確
に し、
教 室 実践
へ の よ り 直 接 的 な 作 業 に一
歩き
り
こ む予
定 であ
る 。一 18 一
N工 工一
Eleotronlo LlbraryBungaku Kyouiku Kenkyuusya Syuudan
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二
巻
以
下 の若
干 の資
料 的 報告
5
教
材
化 の 視 点 と実
践
例明 星 学 園 五 年 生 の
場
合 大 内 み ち 子 司 会鈴
木
益 弘報
告佐
伯 昭 定B
理論
研究
( 10月
9
日・
11
月
13
日 )・
理論
的
整
理 (10
月9
日 ) 〈 テ ー マ 〉文
学 現象
が 歴史
社
会 的現
象
であ
る.
と いう
こ と の意
味プ シ コ ・ イ デ オ 卩 ギ ー ( の
形
象
的客
観
化
) と し て の文
学的
イ デ オ ロ ギ ーそ の
文
体
的反
映
像
と し て の 作 品 形象
〈 テ キ ス ト 〉 坂 口安
吾 「不
良
少
年 と キ リ ス ト 』他
.
話 題提
供
” 熊 谷孝
・
作 品 に 即 し て (11
月13
日 ) ハ テ キ ス ト 〉 『 丹下
氏
邸 』 −朽
助 の ゐ る谷
閭 』A
形 式 〉座
談 会司
会
11
熊
谷孝
・
夏
目 武 子C
D
『 多甚
古村
』 の 総 合読
み (11
月27
日・
12 月11
日・
12
月26
日 〜28
日11
合宿
) 米研
究 ・学
習 方 式、
リ ポ ー タ ー の 人 選 そ の 他 い っさ
い.
チ ュ ー タ ー へ一
任・ チ ュ ー タ ー 閥
荒
川
有史
・佐
藤
嗣 男・
鈴
木
益 弘一
九 七 七 年}
月第
一
例
会 (1
月15
日 )無
題 ( こ の 時点
に おげ
る 必要
に 応 じ た テ ー マ の 選択
)
高校
に お い て は、
こ の作
品 を ほ と ん ど丸
ご と 教材
化 の 対象
にす
る の に 対 し、
中学
校
に お い て は、
欲
ば らず
に.
こ の作
品 の一
部 を 対象
にす
る こ と に な ろう
。具
体
的 な作
業、
教 室実
践 を ふ ま え て.
教材
化
と は 何 かを.
あ
ら た め て 問 い な おそ
う、
と いう
こと
でも
あ
る 。 囹A
課 題 ω
ー ド リ ト ル
先
生 ア フ リ ヵゆ
き
』 を検
討 の対
象
に 、児
童 文学
と は 何 か?
を
問
う
こ と で.
改 め て文
学
と は 何 か?
を
問 い 直す
作
業
。 ま た.
そ
う いう
問 い直
し の 中 で.
こ の作
品 に 即 し て.
児
童文
学
の “何
” と “ い か に ” を探
り直
す
作
業
。右
の 問 題 の一
般化
と し て.
児
童
文
学
は い か に し て 文学
で あ りう
る か?
を
問
う
作
業
。 個右
の の 問 い を逆
に た ど り直
す
形 で.
成 人文
学 と し て の井
伏
諸
作 品 の.
小学
校
後
期
お よ び 中 学校
前
期
段
階
へ の 教材
化 の試
み 。 凶ま っ と う な
近
・
現 代文
学
入門
の 道 を 用意
す
る 形 で の、
井伏
諸
作
品 の.
中 学校
後
期
お よ び 高校
段階
へ 向げ
て の 教 材化
の 試 み 。検
定教
科
書
の 中 の 井伏
作
品 。そ
の 教材
化 の 原 理 と方
法 に対
す
る 批 判 。1
第
26
回 全 国集
会 へ 向げ
て 。 囹C
課 題 ω
究
極 の 目 的 は.
−
多
甚
古
村
』 の文
学
史 的 意 義 の 評価
。 吻当
面
の 課 題 は.
井
伏文
学 の内
在 的 発展
に と っ て.
こ の 作 品 がど の よ う な
位
置
を占
め る作
品 な の かを
、 先 行諸
作
品 と の 関連
を抑
え
な がら.
作
品 の 内 部 から
究 明す
る 作 業 。米
井
伏
は.
過
去 を舞
台
と し た っさ
ざ
な み軍
記 』執
筆
中 に.
現一 19 一
N工 工一
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