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トマトへの 熱 い 思 いは 人 一 倍 あります いろいろなことに 挑 戦 していきますよ P89 2 野 菜 は 農 薬 をほとんど 使 わず 消 毒 もできるだけ 省 いて 本 来 の 風 味 を 大 切 にしています P88 3 珍 しい 野 菜 が 好 き 人 がやらないものをつくっていま

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(1)

北部エリア

大粒ブルーベリーの摘み取りが楽しめます。

山 中  敬 子

旬のブルーベリー・ブラックベリーの摘み取りが 楽しめます。春先にはタケノコの掘り取りも。「お いしいブルーベリーができるよう、手間ひまをか けています。厳選した大粒品種が人気です」。 お菓子作りが趣味でもある山中さん。これから はジャムやケーキ類なども手がけ、憩いのガーデ ンを目指しているとか。バスが停められるスペー スがあり、大きな団体にも対応可。注文に応じて 通年での発送(シーズン以外は冷凍の実を発送) にも応じています。

kashiwa

船戸山高野

ベリーガーデン山中 住  所 船戸山高野367 営業期間 6月中旬∼ 9月中旬(ブルーベリー)、 4月∼ 5月(たけのこ) 営業時間 終日(予約制となっています。) 定 休 日 不定期 電  話 090-5581-3151(予約専用) (FAX) 04-7132-6550 直売所情報

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P89

1 主な生産品目 ブルーベリー・ ブラックベリー(6月∼9月中旬) たけのこ(4月∼5月)

ハウス栽培と露地栽培の両方をやっ

ています。

ハウス栽培と露地栽培の両方をやっている 倉持さん。「ハウスは、野菜が立って新鮮にみ える。味が濃く、日持ちも良いのが露地」。 学校給食に卸していることもあり、安心・安 全には気を遣っています。「ちばエコの認証 を受けています」。ミルキークイーンという 品種の米が大人気。「美味しいと評判で、良 く売れています」。以前から農業ボランティ アや研修生を受入れています。「定年退職し た人や、近くの主婦などが手伝いに来てくれ て、助かっています」。

kashiwa

布 施

住 所 布施621 電 話 04-7131-6577 主な生産品目 にんじん(11月∼ 3 月) ねぎ(通年) ほうれん草・米(通年) かしわで

倉持 秀夫・とよ

旬の野菜はシンプルに食べるのが一番。

大地が生んだ自然の旨みを味わって欲しいですね。

「大地は作物の命」――そう語る染谷さんのこだわ りは“緑肥”。それは、作物と土を一緒にして耕し、 後から栽培する作物の肥料にするというもの。「土 がふかふかとなるような感触」に手ごたえを感じ ています。「旬の野菜はシンプルな食べ方が一番。 大地が生んだ自然な旨みを味わって欲しい」とい う染谷さん、今後は葉物だけでなくトマトや冬場の さつまいもにも挑戦してみたいと意欲的です。

旬の野菜はシンプルに食べるのが一番。

kashiwa

大青田

住 所 大青田1406 電 話 04-7131-2873 主な生産品目 ほうれん草(11月∼2月) ねぎ(5月∼6月) ブルーベリー(6月下旬∼9月下旬) 枝豆(7月下旬∼8月中旬) ヨークマート江戸川台店・花野井店

染 谷  徹 郎

農家だから知っているおいしさがいっぱい。

いろんな食べ方の提案、 待ってます!

ご存知でしたか? 柏市は、かぶの生産が日本一。 ねぎは5位、ほうれん草は6位と、日本でも有数の「農のまち」。 柏の農産物は、全国各地に出荷され、高い評価を得ています。 新鮮な食材を手に入れるには、地元の農家から買うのが一番。市内の大型直売所「かしわで」や「道の 駅しょうなん」では、柏産の新鮮な野菜を手にとって見ることができます。 本誌でご紹介するのは、味も品質も自信のある、腕自慢の農家ばかり。 柏産の食材を使った、新しい料理も募集中。プロからの提案、待ってます! ●おいしさ、美しさ、そして安全性。  お客様の要望に応えるべく、柏の農家が 頑張っている姿をご紹介。  「『おいしい』とお客さんからのお褒めの言 葉をいただくのが何より最高。食べてくれ るお客さんの顔を見てしまうと、作り手の プライドとして、絶対に手を抜けません」

― わ  た  し  た  ち  が  心  を  込  め  て  作  り  ま  し  た ―

農家のご紹介

(2)

珍しい野菜が好き。 人がやらないものをつくっています。

成島  一 郎

直径30cmのジャンボキャベツ、サラダ大根、糖度が高いケーキ用のかぼちゃ、蜜芋と 言われるほど甘い安納芋…。成島さんの畑には稀少でおいしい作物がいっぱい。生で 食べられるとうもろこしは甘く、かぶりつくと水分がほとばしるくらい。昨年は真っ白 いとうもろこし「ピュアホワイト」もつくりました。すべて無農薬栽培です。ハウスに は虫が入らないし、露地ものも風通しと陽当たりがよいところに植えているため、農薬 が不要。採れた野菜で、料理をつくるのも大好きです。

kashiwa

布 施

主な生産品目 ジャンボキャベツ(2月) 白菜ミニ(10月中旬∼3月下旬) 空豆(6月中旬∼7月中旬)

トマトへの熱い思いは人一倍あります。

いろいろなことに挑戦していきますよ。

飯 塚  良 佑

脱サラ後、農業専門学校でトマトの勉強をし、父・恒男さ んの後継者になって9年目。5年前より「ちばエコ」に 認証され、少農薬を実践。米ぬかの完全消毒で効果をあ げています。人気のある「桃太郎」種のうち、酸味と甘 みのバランスのよい「コルト」に力を入れています。 昨年3人の仲間で組合を作りトマトピューレの加工に取 り組み、レストランに卸しています。 「年間通じての収穫を目指していますが、いずれいちごも 作ってみたい」と良佑さんの夢は果てしなく続きます。

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花野井

飯塚直売所 住  所 花野井1679-3  営業期間 4月∼8月 営業時間 9:00 ∼ 16:00   定 休 日 なし 電  話 04-7131-1095 直売所情報

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P89

2 主な生産品目 トマト(5月∼ 7月中旬) かぶ(11月∼ 3月) かしわで、ジモトワカゾー野菜市、南部直売市

野菜は、 農薬をほとんど使わず消毒もできるだけ省いて、

       本来の風味を大切にしています。

寺 島  喜 一

購入者から「ここの野菜は昔、食べたことのある おいしくなつかしい味がする」と言われるのが うれしいと語る寺島喜一さんは、野菜の持つ天 然の風味を大切にしています。そのために、農 薬をほとんど使わず、消毒もできるだけ省くな どして栽培します。例えばトマト。水やりを抑 えて作られたそれは小粒とはいえ甘味は抜群。 「これからも素材の本来の風味を損なわずに、野 菜嫌いの子供も喜んで食べてくれるようなもの を作って行きたい」とがんばっています。

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大青田

寺島直売所 住  所 北柏3-19-10  営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 19:00 (お客様の都合にあわせ臨機応変) 定 休 日 なし 電  話 080-6707-5497 直売所情報

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3 主な生産品目 ほうれん草(9月∼ 4月) トマト(5月∼ 7月下旬) きゅうり(5月∼ 7月) 朝摘みの新鮮な野菜を並べています。

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柏市唯一のみかん園です。お子さん連れでもぎ取りにいらして下さい。

トマトとなすがおすすめ。 遠方からもお客様がいらっしゃいます

成 島  孝

平 川  昭 平

成島さんがみかん栽培を始めたのは、 6年前のこと。昨年収穫期を迎え、開園 しました。植えられているのは、早生 温州みかん・デコポン・ポンカン・清見・ ネーブルなど180本。レモン・スイート スプリングなど珍しい種類も揃え、贈答 用発送にも応じています。木は低めに 仕立て、背の低い子どもでも摘み取りや すくしています。水を制限して栽培した みかんは、適度な酸味で糖度が高く生食には最高です。みかんは、併設の直売所の ほかトマトハウスでも買えます。 平川さんは、農家を継いで50年のベテラン。特に トマトとなすは、完熟してから収穫する自信作。 ふだんは近所の方が多いのですが、トマトに関し ては遠方から見える方も多いとか(駐車場があり ます)。 「トマトは軽くゆでると皮がむけ、酸味が とれるのでサラダなどにいいですよ。ぜひ食べて 欲しい」。お米は直売 所には置かず、直接お 宅で手渡ししている とのことです。

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布 施

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花野井

成島みかん園 平川直売店 住  所 布施1504-1 営業期間 10月中旬∼ 3月 営業時間 11:00 ∼ 15:00 定 休 日 月 電  話 04-7131-6284 住  所 花野井221 営業期間 通年 営業時間 10:00 ∼ 17:00 定 休 日 月1回土曜日 電  話 04-7131-1488 直売所情報 直売所情報

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P88

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P88

4 5 主な生産品目 みかん(10月中旬∼3月) 主な生産品目 トマト(6月∼ 8月) 枝豆(6月∼ 9月) トマトハウス かしわで

うちのいちごは、 種類の多さが特徴です。

成 嶋  秀 泰

あけぼの山農業公園の入口に直売所を設け、味が良 くなるよう、水耕栽培に比べ大変な土耕栽培で育て たいちごを販売している成嶋さん。「うちは種類の多 さが特徴。5種類のいちご(とちおとめ、弥生姫、章 姫、女峰、紅ほっぺ)を販売しているので、直売所に お越し頂き、ご自分の好みのいちごを見つけて欲し い」と話していました。 予定より早く親のいちご園を 継いだ成嶋さん。いちご栽培を 究めたいと、日々勉強している そうです。

kashiwa

布 施

成嶋いちご園 住  所 布施1423 営業期間 1月∼ 5月上旬 営業時間 9:00 ∼ 17:00 (売り切れ次第終了 ) 定 休 日 なし 電  話 04-7131-6389 直売所情報

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P88

6 主な生産品目 いちご(1月∼ 5月上旬) かしわで(3月∼ 4月)、トマトハウス(3月∼ 4月)

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丹精込めて作ったブルーベリー。

品種による違いをぜひ味わってみてください。

長 妻  光 昭

長妻さんは、昨年開園したブルーベリーのつみとり園「フラッ トフラワーブルーベリーガーデン」を営むかたわら、かぶやに んじんの生産も営んでいます。今後は枝豆などの直販にも力 を入れていきたいとのこと。 ブルーベリーは肥料や栽培方法にこだわり、味や実の大きさ の異なる品種を組み合わせて作っています。香りや酸味の ある品種は、低糖ジャムを作るのに最適。甘味の強い品種は シャーベットにすると絶品です。

kashiwa

布 施

フラットフラワーブルーベリーガーデン 住  所 布施1111-9 営業時間 未定 定 休 日 不定休 電  話 090-1551-1055 直売所情報

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P88

7 主な生産品目 かぶ(10月∼ 5月) にんじん(5月∼ 7月) ブルーベリー(6月∼ 8月) 枝豆(6月∼ 8月上旬) 住 所 布施863(島田方) 電 話 04-7131-7408

野菜を手にとってもらうまでが大事なんですよ

脱サラして実家の両親と野菜作り6年目の松澤さ ん。力を入れているのはねぎ、生産品目の6割を占 めます。この地域は野菜を売る(卸す)場所に恵ま れているといいます。直売所に出すと値札には自 分の名が記入され、お客さんの反応がストレート。 「うちのが、おいしいといわれるとうれしいです。 たくさんの野菜の中で、値札の貼り方一つでも雑だ と消費者は買ってくれません。野菜を手に取って もらうまでが大事なんですよ。直売所では他の農 家の人と情報交換できるメリットもあります」。

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布 施

主な生産品目 ねぎ(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) 大根(11月∼ 12月、 4月∼ 6月) かしわで

松 澤  幸 一

住 所 布施879 電 話 04-7131-6376

一番おいしいのは、 ねぎ焼き。 冬は甘くておすすめです。

成島さんは一年を通じ、おくねぎ、富勢ねぎ(ボウ ズシラズ)、一本ねぎを順番に栽培し、県外へ共選 出荷しています。たい肥と化成肥料を合わせた 肥料を使い害虫、病気、残留農薬に気を使います。 おすすめの食べ方はねぎ焼き。「ねぎと味噌との 相性は抜群で、味噌汁もおいしいです。ほうれん 草は冬場だけ作ります。冬にほうれん草やねぎが 甘くおいしいのは、霜にあたって野菜自らが寒さから身を守ろうとして旨 みを閉じ込めるからです」。

kashiwa

布 施

主な生産品目 ねぎ(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) かぶ(10月∼ 5月)

成 嶋  康 弘

(5)

子供たちと一緒に

      活動するのが何より幸せなんです

自身の所有する土地を障害者のために役立てることはできない かと、4年前から農業を始めた遠藤さん。「認定NPOいもむし」 に提供、「畑に出て子供たちと一緒に活動することが何より幸せ」 と、大規模な農園でねぎやかぶなどを生産しています。栽培は少 農薬にし、馬糞の堆肥なども使用しています。 4月からは大量生産を見込んでいるそうですが、「本当に満足し た野菜を栽培するのが目標。現状に満足はしないよ」と高い向 上心を持って取り組んでいます。年間を通して子供たちが楽し める餅つきや芋掘りなどのイベントも行っています。

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北 柏

認定NPO法人いもむし 住  所 箕輪358- 1 電  話 04-7191-2808 ホームページ http://www.imomusi.com/index.html 主な生産品目 ねぎ(4月∼ 6月) ほうれん草(4月∼ 5月) さといも(9月中旬∼ 11月中旬) 農家の集い、松戸小金北部市場

遠 藤  秀 生

品質に自信。 自然の甘味を楽しんでください

岡田さんが手がけるのは、利根川沿いの水田で収穫するコ シヒカリ、ハウス栽培のほうれん草と、そして畑の枝豆、こ の3品目。枝豆は、春から夏に出荷、甘いと評判です。ほ うれん草は、秋∼冬に出荷。アクが少ないので、炒め物や 味噌汁などにも使いやすいそうです。堆肥をふんだんに 使い、高品質を、目指して頑張っています。また、奥さん は友人と二人で柏産の米と大豆を使った、手作り味噌を 作っています。

kashiwa

大 室

主な生産品目 米(通年) ほうれん草(12月∼ 3月) 枝豆(5月∼ 7月) 味 (通年) かしわで

岡 田  健 三

住 所 布施607-1 電 話 04-7131-6573

野菜づくりは手を抜かずに几帳面に。

      食べた人からは 「甘みがあっておいしい」 と言われます。

作っているものは8割が露地栽培で残り2割がハウス。ハウス栽培もなるべく時 間をかけて土の旨味をたっぷりと吸った野菜づくりを心がけています。「安心、安 全で、食べたら本来のおいしさが感じられるように手を抜かず几帳面に作ってい るよ」という成島さんの野菜は、食べた人から「とにかく甘 みがあっておいしい」と好評。「子供は勤め人になって跡 取りはいないが、体の動くうちはがんばるつもり」と、奥様 と二人、手間を省かず実直に農業に取り組んでいます。

kashiwa

布 施

主な生産品目 ほうれん草(9月∼ 5月) ねぎ(通年) かぶ(10月∼ 5月) 街の市場プロマート(取手市戸頭)・イオン取手店・農家の集い

成 島   一 正 ・ とし子

岡田さんが仲間と作っている味噌

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関 根 勝 敏 ・ 春野・弘之

独自の栽培法で手をかけて、 ていねいにつくっています。

ねぎは春夏秋冬、季節ごとに作付けして旬の時期に出荷。一年中若いから艶があり、しわも できません。みじん切りにして焼いたねぎに、刻んだ油あげと鰹節を加え、醤油でからめる 食べ方がおすすめ。さっぱりした味で食がすすみます。11 ∼ 3月に出荷するかぶが柔らか くて食感がいいのは、布施の黒土が冬に最適だから。米は「ちばエコ農産物」の認証を取得 し、減農薬で栽培。土づくりは籾がら・落葉などを発酵させた、ぼかし肥料と完熟の牛ふんで 行っています。

kashiwa

布 施

関根販売店(米のみ) 住  所 布施588 営業期間 通年  営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 不定休 電  話 04-7131-6495 携帯:090-1425-5627 直売所情報

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P88

8 主な生産品目 ねぎ(通年) かぶ(11月∼ 3月) 米(通年) かしわで(2012 年 4 月下旬から 毎日出荷。) 関根 勝敏さん。奥様の春野さん、 ご子息の弘之さんと。 住 所 布施374 電 話 04-7131-6446 090-8725-1971

加工品は添加物を使いません。

         昔ながらの味を楽しんで下さい。

関根さんは、コシヒカリとモチ米を生産の中心に据え、その加工品の販売に 力を入れています。「利根川水系のきれいな水で作られた米は香りや味が違 う」と話す関根さん自慢の素材から生まれた加工品は、添加物を一切使わな い安心・安全で昔ながらの味が楽しめます。まるもちや赤飯などは農家手づ くりの味として直売所でも評判です。「都市近郊の柏は購買層も多い」と、耕 作面積を増やしながら地産地消の利点が活かせる柏の地での販路拡大に取 り組んでいます。

kashiwa

布 施

主な生産品目 米・米加工品(通年) かしわで、農家の集い、わくわく広場

関 根  勉

独自の栽培法で手をかけて、

       ていねいにつくっています。

吉田さんは、約1.1ヘクタールの田んぼで米作り(コシヒカリ)に 励む、100年余り続く農家の3代目。自宅には精米所があり、飲食 店などに卸すほか、直売も行っています。吉田さんのお米を3代に 渡って購入しているお客も。毎日朝夕、田んぼの様子を見に行き、 土や水の管理、草刈りなど季節ごとに異なる作業を行います。「米作 りには気長な、キメの細かい気配りが大事。愛情をかければかける だけ、お米はそれに応えてくれます」。吉田さんは、写真・武道・歴史 など大変な多趣味人間。それが皆半端ではありません。米作りと 趣味をバランスよ くこなしています。

独自の栽培法で手をかけて、

kashiwa

大 室

吉田米穀店 住  所 大室1026 営業期間 通年  営業時間 10:00 ∼ 17:00 定 休 日 日 電  話 04-7131-5008 直売所情報

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9 主な生産品目 米(通年)

吉 田  正 一

自宅前にある精米所。精米の仕方 で、味が微妙に変わります

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自分でつくった野菜が一番。 体験農園をやってみませんか。

「山口さんの野菜ない?」 地域の直売所で買った人が、 また来てくれます。

ほうれん草などをすべて露地栽培しています。冬は寒さで糖分がぎゅっと凝縮。露地だから 甘みが出るし、寒さに耐えて強くなります。仲間とつくった「柏たなか園主会」が主催する、 農業体験農園「四季彩菜クラブ」では、本格的な野菜づくりを楽しめます。春・夏にほうれん草・ 小松菜・かぶ・大根を、秋・冬は、さといも・ヤツガシラ・白菜・大根など、一年で30品目つくりま す。秋の収穫祭で食べる豚汁は格別。野菜をつくって親睦も深まると、参加者からも好評です。 枝豆・きゅうり・なす・ピーマン・ミニトマト・ミニ白菜・赤かぶ・赤大根・小松 菜・なばな・さといも・ヤツガシラ・京いもなど60品目以上を、露地栽培して います。馬ふん堆肥などの有機肥料を使い、農薬は少な目に。この辺りの 黒土は水分が多く、乾燥する冬には特に味のいい作物ができます。芋類の 栽培にも最適。かしわでには一度買ったお客さんが、山口さんの野菜をた くさん求めてやってきます。品種改良で味のいいものが出ると、新しいもの も積極的につくっています。

kashiwa

小青田

kashiwa

正連寺

主な生産品目 ほうれん草(10月下旬∼ 4月上旬) ねぎ(通年) にんじん(10月∼ 12月) キャベツ(5月∼6月) 主な生産品目 きゅうり・なす・ピーマン(6月中旬∼ 10月下旬) 枝豆(7月∼ 8月) かしわで・ヨークマート(花野井店・江戸川台店) かしわで

高 妻  秋 二

山 口  英 一

甘みがある京いも。輪切りにし て煮物にするとおいしい。 粘り気がある大きなヤ ツガシラ。でこぼこ部 分をとって料理します。

お米の味には自信があります。

新鮮で安全な野菜もぜひどうぞ

利根川沿いに広がる広大な田んぼで、ひとめぼれ・ふさおとめ・コシ ヒカリなどの米を生産。息子の淳さんが操る大型機械が、10 ヘク タールを耕します。「ここらは、養分をたっぷり含んだ沖積土壌なの で、いい米がとれるんですよ」 将来的には、飲食店や中食産業と提携して販路を広げたい、といった 思いも持っておられるとか。かしわでに出す野菜は、主に妻の洋子 さんが作っています。ヤマトイモの栽培は、市内では珍しいです。

kashiwa

布 施

主な生産品目 トマト(9月∼ 6月) にんじん(10月∼ 12月) 米(通年) やまと芋(1月∼ 3月) かしわで わくわく広場(モラージュ柏店・イオン柏店)

山口  昭・洋子・淳

淳さん(左)と山口ご夫妻 住  所 小青田448 営業期間 通年  営業時間 9:00 ∼ 18:00 定 休 日 不定休 電  話 04-7131-2383 直売所情報

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10 住  所 正連寺276 営業期間 通年  営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 不定休 電  話 04-7131-4798 直売所情報

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いちご・米・夏野菜(トマト・なす・トウモロコシなど)などを手がける倉持さん。 昨年いち ご栽培のハウスを増設しました。広い通路の左右に棚を設け、座ったままいちご摘みができ ます。市内の福祉施設の人たちも、車いすでハ ウスを訪れ、いちご摘みを楽しんでいます。 「紅 ほっぺ」、「桜香」などを栽培。「桜香」はまだあ まり知られていない種類ですが、真っ赤になら ないピンク色の状態で完熟するのが特徴です。 直売所では、和代さんが作ったお餅や赤飯など も人気です。

新鮮な小松菜を一年中楽しんで下さい。

米と小松菜の生産を手がける寺田さん。大室地区で育てている 農家は2軒のみという小松菜は、柏の市場に出し、市内のスーパー にも並びます。お米は、弟さんが経営する「寺田ストアー」にお ろしています。 農業の経験は50年以上。小松菜の栽培は20数 年前から始め、ビニールハウスで年間を通じて作っています。 手 間ひまをかけて作った小松菜は、「おひたし・ごまあえや、ハムと ごま油としょうゆと味の素を加えていただくのがおすすめ」だそ うです。

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大 室

主な生産品目 米(通年) 小松菜(通年) 寺田ストアー(米) カドヤ、マルエツ、マルヤ

寺 田  明 治

松 丸   正 ・ きく

土耕ハウスで新鮮な水菜をつくっています。

このあたりでは栽培者が少ない水菜を栽培し、市場に出荷。松丸さんの水菜 は、「軸が細くて水菜の本質そのもの」と、量販店から高い評価を得ていま す。肥料は主に植物性有機質で、米ぬかと油かすを使って栽培しています。 正さんは、農家の生き残りのためにも地産地消を発揮できる直売所を大い に活用すべきだという考えを持っています。(掲載写真は松丸ご夫妻が趣味 にしている写真の作品の前で 撮ったもの。松丸さんは柏写 楽会の会長です)

kashiwa

花野井

主な生産品目 水菜(通年) 水菜は周年栽培。一年中つくること ができます。一番むずかしいのは灌 水。水をやりすぎても、少なくても だめ。

倉 持   憲 博 ・ 和代

生のいちごのおいしさを誰にでも楽しんでもらいたい。

kashiwa

布 施

Calla gardens(カラーガーデンズ) 住  所 布施692-1 営業期間 1月∼ 5月中旬、8月∼ 9月 営業時間 10:00 ∼ 17:00頃 定 休 日 月(祝祭日の時は翌日休み) 電  話 090-6515-1583  080-1036-2329 直売所情報

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P88

13 主な生産品目 いちご(12月下旬∼ 4月下旬) トマト(3月∼ 6月) 夏野菜(7月∼ 8月) かしわで、ヨークマート花野井店、ジモトワカゾー野菜市 倉持和代さん   住  所 花野井1070 営業期間 通年  営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 なし 電  話 080-1008-0390 直売所情報

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卵は地場のものを食べてもらいたい。 新鮮さが違いますよ!

父の代から40 年以上、養鶏を続けています。 飼育羽数8000羽と比較的小規模なので、品質 のよさと新鮮さで勝負。市内の料理店でも「程 田さんの卵でないと」という店も多いとか。 「コ クのある卵を産んでもらうには、良質な動物性た んぱく質を与えること。うちはいい魚粉をたっ ぷり使っているから臭みもない。これだけ良質 な飼料を使っている卵は他になかなかないと思 うよ」 かしわででは、妻の節子さんの手作りカス テラとマドレーヌも置いています。

kashiwa

船戸山高野

程田鶏園 住  所 船戸山高野121 定 休 日 なし 電  話 04-7131-5348 直売所情報

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14 主な生産品目 卵、カステラ(通年) かしわで、柏高島屋

お客さんに 「また食べたい!」 といわれると

      作ってきてよかったなと思います

お客さんの顔がみえる直売所は6次産業化の醍醐 味だと語る島田一夫さんは、「かしわで」の設立当 時からのメンバー。いちごは4種類を栽培し、妻の 啓子さんによると「千葉県の品種“ふさの香”がお すすめ。甘くて桃の香がします」。肉厚の露地ほう れん草も人気があり、ビニールを使用せずに自然の 条件下で育てています。泥ねぎの網焼きも最高に おいしいそうです。いろいろなお客さんの要望で 野菜が少量多品目生産になり、珍しい野菜も作るよ うになりました。スーパーとは違うものを売って いるので、ぜひ“かしわで”に来てほしいです」。

kashiwa

布 施

主な生産品目 ねぎ(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) いちご(12月下旬∼ 4月下旬) 白菜(10月中旬∼ 3月下旬) わさび菜(11月∼ 4月) 電話04-7131-6270(予約販売) かしわで

島 田   一 夫 ・ 啓子

島田一夫 啓子 千葉の品種「ふさの香」

あけぼの山公園の第一芝生広場の隣りで、

      ブルーベリー ・ ブラックベリーを売ってます

飯 田  利 明

100%有機栽培のブルーベリー、ブラックベリー栽培を手がけています。あけぼの山公園に隣接する農場に、550本のブルー ベリーと100本のブラックベリーを植え、大粒の実の摘み取り ができます(要予約)。 飯田さんは14年前、脱サラで農業の道に。 数年前から、市内の14人の農家と一緒に、ブルーベリー栽培に も乗り出しました。これからは、ブルーベリーでワインを作った り、市内のブルーベリー観光マップを作りたいそうです。

kashiwa

布 施

主な生産品目 ブルーベリー(6 月中旬∼ 9 月上旬) ブラックベリー(6 月下旬∼ 8 月上旬) わくわく広場(イオン柏店・モラー ジュ柏店) イイダ・ベリーズ・ファーム 住  所 布施下256 営業期間 6月中旬∼ 9月上旬 営業時間 早朝∼夕方   定 休 日 なし 電  話 04-7131-7302 直売所情報

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程田 光晴・ 節子

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      という野菜づくりに挑戦しています。

鈴木さんは、お隣さんや知人からのお裾分けをいただいたとき、 「これはうまい!」というものの中からヒントを得て、野菜づくり に挑戦しています。これまでに、イチジク、その加工品であるイチ ジクジャム、ブロッコリーの仲間で微かに甘い芳香を持ち花蕾の 配列がフラクタル状態(一部分が全体と似ているという、自然界に 多くある形)で、しかもおいしいロマネスコ、菜花の改良種の“のら ぼう菜”などを作ってきました。この地域で作れるおいしい野菜 を、ぜひ食べてみてほしいそうです。これからもお隣さんへお裾 分けできる、お勧めできる一品を目ざして頑張っていきます。

kashiwa

大青田

主な生産品目 いちじく(8月中旬∼ 11月中旬) トマト(6月中旬∼ 8月中旬) ロマネスコ(11月∼ 2月、6月)  のらぼう菜(1月∼ 5月) かしわで、わくわく広場

鈴 木  晴 夫

住  所 大青田1176 電  話 04-7131-3073

若い人が魅力的だと思える農業にしていきたいですね

染谷さんはご両親、奥様と共に年間を通して小松菜を栽培。暑さに 弱いので温度管理に気を使い、収穫ごとに茎のチェックをします。 冬場に甘くおいしいのは、小松菜が凍結から身を守るために水分を 減らすので糖分が増すのだとか。主な取引先は市内の 小中学校の給食。一番気を使うのは欠品しない、不良 品を出さないこと。今まで30種以上の品種を試し、学 校給食用に最もふさわしい2種に選定しました。「この 地域は若手後継者が少なく、若い人が魅力的だと思え る農業にしていきたいですね」

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大 室

主な生産品目 米(通年) 小松菜(通年) かしわで

染谷 信太郎

直売所を始めて半年。 口コミで新鮮さやお得感が

         近所の会社の人などに広まり、 好評です。

農業歴40年、家の近くで直売所を始めたのは2011年 の秋という坂巻さんご夫婦。まだ長くはありませんが、 新鮮さや値段的なお得感が近所の会社の従業員など のあいだで広まり、昼休みや帰宅途中に立ち寄る人も 増えています。 お客さんとの交流を大切にしたいという坂巻さん。求 められれば脇の畑から直接取ってきたりもします。直 売所用の作物を育てるハウスも建て、品揃えを多くし てお客の要望に応えたいと考えています。

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十余二

坂巻直売所 住  所 十余二348-7 営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 土・日・祝日 電  話 04-7131-6912 直売所情報

MAP

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16 主な生産品目  かぶ、ほうれん草、ブロッコリー、 その他多品目

坂 巻   好 明 ・ 幸江

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米文化をすべての人に伝えていきたい。

         農業でやれることはやります

染 谷  茂

地域直売所「かしわで」の代表者である染谷茂さん。 利根川沿いの肥沃な水田での米作りは年間収量1万 俵を誇ります。大規模な精米所も備え、コシヒカリ、有 機米コシヒカリ、ちばエコ米、ハイブリッド米など用途 に合わせ栽培します。同時にじゃがいもや小麦、そし てブルーベリーにも挑戦。柏みらい農場代表者として、「かしわで」の経営母 体㈱アグリプラス社長としても活躍中。後継者たちからの厚い信頼があります。

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船 戸

主な生産品目 米(通年) じゃがいも(7月) 小麦(6月) ブルーベリー(6月∼8月) かしわで (有)柏みらい農場 住  所 船戸1788 電  話 04-7131-5598 自宅にある精米所の一部

霜にきたえられて甘味を増した布施のねぎ。

      軽くあぶってそのまま食べるのがお勧め。

飯田誠一さんは、馬糞を発酵させて作った天然肥料を使い、農薬などは極力 控える方法でねぎやかぶ、ほうれん草を作っています。中でも、標高差があ り適度な水分に恵まれた布施の地で育ったねぎは、霜に覆われ甘味を増す ということとあいまって自慢の味に。これを軽くあぶってそのままがお勧 めの食べ方。飯田さんによると、野菜は色や形など見た目が多少劣ったも ののほうが味はいいとのこと。「見栄えにこだわり過ぎず、本当においしい 野菜を味わって欲しい」と言います。

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布 施

主な生産品目 ねぎ(通年) かぶ(2月∼ 3月) ほうれん草(9月∼ 2月) ヤオコーモラージュ柏店、ヨーク マート江戸川台店、わくわく広場 花野井店、農家の集い

飯 田  誠 一

住  所 布施2524 電  話 04-7131-6896

珍しい野菜の栽培にも取り組んでいます。

        袋にはレシピも入れてありますよ。

平 野  弘

を作らないように心がけています。時期にあわせて作る15 ∼ 20連作障害を避けるために生産品目を多くし、毎年同じ畑で同じ種類 種の野菜の中には、赤大根や黄にんじんなど消費者の購買意欲をそ そろうと新しく取り組んだ品目も少なくありません。珍しい野菜は 食べ方がわからない消費者のために、ネットなどで調べたレシピを 一緒に袋に入れるといった工夫もしています。中でも“ターサイと きのこの炒めもの”は好評で、平野さんもおすすめの一つです。

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大 室

主な生産品目 枝豆 (6 月∼ 8 月 ) ほうれん草 (10 月∼ 4 月 ) にんじん (5 月∼ 7 月 ) ねぎ (11 月∼ 2 月 ) イオン柏店、 わくわく広場 モラージュ柏店 平野直売所 住  所 大室1409 営業期間 通年 営業時間 8:00 ∼ 18:00 定 休 日 正月と盆 直売所情報

MAP

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17 「かしわで」に並ぶ玄米

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ほとんどの野菜の苗を扱っています。

和人さんの代から花の栽培をはじめ 2 年前からは 野菜の苗が主力商品に。今では三十数種類、ほとん どの野菜を扱っています。温度管理が大変なこと や時代の変化などで花栽培は次第に減少。鉢花は シクラメン、桜草、サイネリア、パンジーなど。「農家 は高齢化が進みシルバー農業のボランティア制度 がぜひ必要。少ない期間でも手伝ってくれる人が ほしいです」。

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布 施

主な生産品目 野菜苗・花苗・鉢花 かしわで、トマトハウスなど

野 口   和 人 ・ 郁子

野口園芸オリジナ ル創作門松

愛情込めて手をかけて作った

採りたてのおいしい野菜を食べて下さい

農業歴35年。夫婦二人で、安心・安全を何より大事にし た野菜と米づくりをしています。「手をかけて育てた野菜 は、わが子のようにかわいいですよ」(和江さん)。「柏の野 菜は、柏で消費して欲しいという思いがありますね。新住 民の皆さんとも協力して、地域の伝統を守っていかなけれ ばと思っています」(茂さん)土地がかぶや高菜に向いて いるので、特においしくできるとか。今後は、かしわでを 通して、飲食店や給食向けの販売にも挑戦してみたいそ うです。

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布 施

主な生産品目 米(通年) ねぎ(4月∼ 5月) ほうれん草(10月∼ 4月) かしわで

野 口   茂 ・ 和江

将来は貸し農園などで農地を貸し出したい。

それについて今、 勉強中です。

「多少、虫がつくくらいのほうが野菜本来の風味や旨味に富んでいる」 と話す鈴木さんは、すべてを露地栽培で、できる限り自然に近い育て方 を心がけています。ここ4 ∼ 5年は出荷を控えていて、作ったものは 欲しいという人に無料であげていますが、「旬の野菜そのものの旨味 がある」とよろこばれています。奥様と二人三脚で兼業農家を営んで 54年。年齢などのことも考え、将来は貸し農園などのやり 方で農地を貸し出したいそうです。今はその知識をいろい ろと勉強中です。

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花野井

主な生産品目 米(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) 大根(11月∼ 12月、 4月∼ 6月) 住  所電  話 花野井899-1 04-7131-1498

鈴 木  俊 男

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