北部エリア
大粒ブルーベリーの摘み取りが楽しめます。
山 中 敬 子
旬のブルーベリー・ブラックベリーの摘み取りが 楽しめます。春先にはタケノコの掘り取りも。「お いしいブルーベリーができるよう、手間ひまをか けています。厳選した大粒品種が人気です」。 お菓子作りが趣味でもある山中さん。これから はジャムやケーキ類なども手がけ、憩いのガーデ ンを目指しているとか。バスが停められるスペー スがあり、大きな団体にも対応可。注文に応じて 通年での発送(シーズン以外は冷凍の実を発送) にも応じています。kashiwa
船戸山高野
ベリーガーデン山中 住 所 船戸山高野367 営業期間 6月中旬∼ 9月中旬(ブルーベリー)、 4月∼ 5月(たけのこ) 営業時間 終日(予約制となっています。) 定 休 日 不定期 電 話 090-5581-3151(予約専用) (FAX) 04-7132-6550 直売所情報MAP
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1 主な生産品目 ブルーベリー・ ブラックベリー(6月∼9月中旬) たけのこ(4月∼5月)ハウス栽培と露地栽培の両方をやっ
ています。
ハウス栽培と露地栽培の両方をやっている 倉持さん。「ハウスは、野菜が立って新鮮にみ える。味が濃く、日持ちも良いのが露地」。 学校給食に卸していることもあり、安心・安 全には気を遣っています。「ちばエコの認証 を受けています」。ミルキークイーンという 品種の米が大人気。「美味しいと評判で、良 く売れています」。以前から農業ボランティ アや研修生を受入れています。「定年退職し た人や、近くの主婦などが手伝いに来てくれ て、助かっています」。kashiwa
布 施
住 所 布施621 電 話 04-7131-6577 主な生産品目 にんじん(11月∼ 3 月) ねぎ(通年) ほうれん草・米(通年) かしわで倉持 秀夫・とよ
旬の野菜はシンプルに食べるのが一番。
大地が生んだ自然の旨みを味わって欲しいですね。
「大地は作物の命」――そう語る染谷さんのこだわ りは“緑肥”。それは、作物と土を一緒にして耕し、 後から栽培する作物の肥料にするというもの。「土 がふかふかとなるような感触」に手ごたえを感じ ています。「旬の野菜はシンプルな食べ方が一番。 大地が生んだ自然な旨みを味わって欲しい」とい う染谷さん、今後は葉物だけでなくトマトや冬場の さつまいもにも挑戦してみたいと意欲的です。旬の野菜はシンプルに食べるのが一番。
kashiwa
大青田
住 所 大青田1406 電 話 04-7131-2873 主な生産品目 ほうれん草(11月∼2月) ねぎ(5月∼6月) ブルーベリー(6月下旬∼9月下旬) 枝豆(7月下旬∼8月中旬) ヨークマート江戸川台店・花野井店染 谷 徹 郎
農家だから知っているおいしさがいっぱい。
いろんな食べ方の提案、 待ってます!
ご存知でしたか? 柏市は、かぶの生産が日本一。 ねぎは5位、ほうれん草は6位と、日本でも有数の「農のまち」。 柏の農産物は、全国各地に出荷され、高い評価を得ています。 新鮮な食材を手に入れるには、地元の農家から買うのが一番。市内の大型直売所「かしわで」や「道の 駅しょうなん」では、柏産の新鮮な野菜を手にとって見ることができます。 本誌でご紹介するのは、味も品質も自信のある、腕自慢の農家ばかり。 柏産の食材を使った、新しい料理も募集中。プロからの提案、待ってます! ●おいしさ、美しさ、そして安全性。 お客様の要望に応えるべく、柏の農家が 頑張っている姿をご紹介。 「『おいしい』とお客さんからのお褒めの言 葉をいただくのが何より最高。食べてくれ るお客さんの顔を見てしまうと、作り手の プライドとして、絶対に手を抜けません」― わ た し た ち が 心 を 込 め て 作 り ま し た ―
農家のご紹介
珍しい野菜が好き。 人がやらないものをつくっています。
成島 一 郎
直径30cmのジャンボキャベツ、サラダ大根、糖度が高いケーキ用のかぼちゃ、蜜芋と 言われるほど甘い安納芋…。成島さんの畑には稀少でおいしい作物がいっぱい。生で 食べられるとうもろこしは甘く、かぶりつくと水分がほとばしるくらい。昨年は真っ白 いとうもろこし「ピュアホワイト」もつくりました。すべて無農薬栽培です。ハウスに は虫が入らないし、露地ものも風通しと陽当たりがよいところに植えているため、農薬 が不要。採れた野菜で、料理をつくるのも大好きです。kashiwa
布 施
主な生産品目 ジャンボキャベツ(2月) 白菜ミニ(10月中旬∼3月下旬) 空豆(6月中旬∼7月中旬)トマトへの熱い思いは人一倍あります。
いろいろなことに挑戦していきますよ。
飯 塚 良 佑
脱サラ後、農業専門学校でトマトの勉強をし、父・恒男さ んの後継者になって9年目。5年前より「ちばエコ」に 認証され、少農薬を実践。米ぬかの完全消毒で効果をあ げています。人気のある「桃太郎」種のうち、酸味と甘 みのバランスのよい「コルト」に力を入れています。 昨年3人の仲間で組合を作りトマトピューレの加工に取 り組み、レストランに卸しています。 「年間通じての収穫を目指していますが、いずれいちごも 作ってみたい」と良佑さんの夢は果てしなく続きます。kashiwa
花野井
飯塚直売所 住 所 花野井1679-3 営業期間 4月∼8月 営業時間 9:00 ∼ 16:00 定 休 日 なし 電 話 04-7131-1095 直売所情報MAP
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2 主な生産品目 トマト(5月∼ 7月中旬) かぶ(11月∼ 3月) かしわで、ジモトワカゾー野菜市、南部直売市野菜は、 農薬をほとんど使わず消毒もできるだけ省いて、
本来の風味を大切にしています。
寺 島 喜 一
購入者から「ここの野菜は昔、食べたことのある おいしくなつかしい味がする」と言われるのが うれしいと語る寺島喜一さんは、野菜の持つ天 然の風味を大切にしています。そのために、農 薬をほとんど使わず、消毒もできるだけ省くな どして栽培します。例えばトマト。水やりを抑 えて作られたそれは小粒とはいえ甘味は抜群。 「これからも素材の本来の風味を損なわずに、野 菜嫌いの子供も喜んで食べてくれるようなもの を作って行きたい」とがんばっています。kashiwa
大青田
寺島直売所 住 所 北柏3-19-10 営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 19:00 (お客様の都合にあわせ臨機応変) 定 休 日 なし 電 話 080-6707-5497 直売所情報MAP
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3 主な生産品目 ほうれん草(9月∼ 4月) トマト(5月∼ 7月下旬) きゅうり(5月∼ 7月) 朝摘みの新鮮な野菜を並べています。柏市唯一のみかん園です。お子さん連れでもぎ取りにいらして下さい。
トマトとなすがおすすめ。 遠方からもお客様がいらっしゃいます
成 島 孝
平 川 昭 平
成島さんがみかん栽培を始めたのは、 6年前のこと。昨年収穫期を迎え、開園 しました。植えられているのは、早生 温州みかん・デコポン・ポンカン・清見・ ネーブルなど180本。レモン・スイート スプリングなど珍しい種類も揃え、贈答 用発送にも応じています。木は低めに 仕立て、背の低い子どもでも摘み取りや すくしています。水を制限して栽培した みかんは、適度な酸味で糖度が高く生食には最高です。みかんは、併設の直売所の ほかトマトハウスでも買えます。 平川さんは、農家を継いで50年のベテラン。特に トマトとなすは、完熟してから収穫する自信作。 ふだんは近所の方が多いのですが、トマトに関し ては遠方から見える方も多いとか(駐車場があり ます)。 「トマトは軽くゆでると皮がむけ、酸味が とれるのでサラダなどにいいですよ。ぜひ食べて 欲しい」。お米は直売 所には置かず、直接お 宅で手渡ししている とのことです。kashiwa
布 施
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花野井
成島みかん園 平川直売店 住 所 布施1504-1 営業期間 10月中旬∼ 3月 営業時間 11:00 ∼ 15:00 定 休 日 月 電 話 04-7131-6284 住 所 花野井221 営業期間 通年 営業時間 10:00 ∼ 17:00 定 休 日 月1回土曜日 電 話 04-7131-1488 直売所情報 直売所情報MAP
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MAP
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4 5 主な生産品目 みかん(10月中旬∼3月) 主な生産品目 トマト(6月∼ 8月) 枝豆(6月∼ 9月) トマトハウス かしわでうちのいちごは、 種類の多さが特徴です。
成 嶋 秀 泰
あけぼの山農業公園の入口に直売所を設け、味が良 くなるよう、水耕栽培に比べ大変な土耕栽培で育て たいちごを販売している成嶋さん。「うちは種類の多 さが特徴。5種類のいちご(とちおとめ、弥生姫、章 姫、女峰、紅ほっぺ)を販売しているので、直売所に お越し頂き、ご自分の好みのいちごを見つけて欲し い」と話していました。 予定より早く親のいちご園を 継いだ成嶋さん。いちご栽培を 究めたいと、日々勉強している そうです。kashiwa
布 施
成嶋いちご園 住 所 布施1423 営業期間 1月∼ 5月上旬 営業時間 9:00 ∼ 17:00 (売り切れ次第終了 ) 定 休 日 なし 電 話 04-7131-6389 直売所情報MAP
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6 主な生産品目 いちご(1月∼ 5月上旬) かしわで(3月∼ 4月)、トマトハウス(3月∼ 4月)丹精込めて作ったブルーベリー。
品種による違いをぜひ味わってみてください。
長 妻 光 昭
長妻さんは、昨年開園したブルーベリーのつみとり園「フラッ トフラワーブルーベリーガーデン」を営むかたわら、かぶやに んじんの生産も営んでいます。今後は枝豆などの直販にも力 を入れていきたいとのこと。 ブルーベリーは肥料や栽培方法にこだわり、味や実の大きさ の異なる品種を組み合わせて作っています。香りや酸味の ある品種は、低糖ジャムを作るのに最適。甘味の強い品種は シャーベットにすると絶品です。kashiwa
布 施
フラットフラワーブルーベリーガーデン 住 所 布施1111-9 営業時間 未定 定 休 日 不定休 電 話 090-1551-1055 直売所情報MAP
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7 主な生産品目 かぶ(10月∼ 5月) にんじん(5月∼ 7月) ブルーベリー(6月∼ 8月) 枝豆(6月∼ 8月上旬) 住 所 布施863(島田方) 電 話 04-7131-7408野菜を手にとってもらうまでが大事なんですよ
脱サラして実家の両親と野菜作り6年目の松澤さ ん。力を入れているのはねぎ、生産品目の6割を占 めます。この地域は野菜を売る(卸す)場所に恵ま れているといいます。直売所に出すと値札には自 分の名が記入され、お客さんの反応がストレート。 「うちのが、おいしいといわれるとうれしいです。 たくさんの野菜の中で、値札の貼り方一つでも雑だ と消費者は買ってくれません。野菜を手に取って もらうまでが大事なんですよ。直売所では他の農 家の人と情報交換できるメリットもあります」。kashiwa
布 施
主な生産品目 ねぎ(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) 大根(11月∼ 12月、 4月∼ 6月) かしわで松 澤 幸 一
住 所 布施879 電 話 04-7131-6376一番おいしいのは、 ねぎ焼き。 冬は甘くておすすめです。
成島さんは一年を通じ、おくねぎ、富勢ねぎ(ボウ ズシラズ)、一本ねぎを順番に栽培し、県外へ共選 出荷しています。たい肥と化成肥料を合わせた 肥料を使い害虫、病気、残留農薬に気を使います。 おすすめの食べ方はねぎ焼き。「ねぎと味噌との 相性は抜群で、味噌汁もおいしいです。ほうれん 草は冬場だけ作ります。冬にほうれん草やねぎが 甘くおいしいのは、霜にあたって野菜自らが寒さから身を守ろうとして旨 みを閉じ込めるからです」。kashiwa
布 施
主な生産品目 ねぎ(通年) ほうれん草(10月∼ 4月) かぶ(10月∼ 5月)成 嶋 康 弘
子供たちと一緒に
活動するのが何より幸せなんです
自身の所有する土地を障害者のために役立てることはできない かと、4年前から農業を始めた遠藤さん。「認定NPOいもむし」 に提供、「畑に出て子供たちと一緒に活動することが何より幸せ」 と、大規模な農園でねぎやかぶなどを生産しています。栽培は少 農薬にし、馬糞の堆肥なども使用しています。 4月からは大量生産を見込んでいるそうですが、「本当に満足し た野菜を栽培するのが目標。現状に満足はしないよ」と高い向 上心を持って取り組んでいます。年間を通して子供たちが楽し める餅つきや芋掘りなどのイベントも行っています。kashiwa
北 柏
認定NPO法人いもむし 住 所 箕輪358- 1 電 話 04-7191-2808 ホームページ http://www.imomusi.com/index.html 主な生産品目 ねぎ(4月∼ 6月) ほうれん草(4月∼ 5月) さといも(9月中旬∼ 11月中旬) 農家の集い、松戸小金北部市場遠 藤 秀 生
品質に自信。 自然の甘味を楽しんでください
岡田さんが手がけるのは、利根川沿いの水田で収穫するコ シヒカリ、ハウス栽培のほうれん草と、そして畑の枝豆、こ の3品目。枝豆は、春から夏に出荷、甘いと評判です。ほ うれん草は、秋∼冬に出荷。アクが少ないので、炒め物や 味噌汁などにも使いやすいそうです。堆肥をふんだんに 使い、高品質を、目指して頑張っています。また、奥さん は友人と二人で柏産の米と大豆を使った、手作り味噌を 作っています。kashiwa
大 室
主な生産品目 米(通年) ほうれん草(12月∼ 3月) 枝豆(5月∼ 7月) 味 (通年) かしわで岡 田 健 三
住 所 布施607-1 電 話 04-7131-6573野菜づくりは手を抜かずに几帳面に。
食べた人からは 「甘みがあっておいしい」 と言われます。
作っているものは8割が露地栽培で残り2割がハウス。ハウス栽培もなるべく時 間をかけて土の旨味をたっぷりと吸った野菜づくりを心がけています。「安心、安 全で、食べたら本来のおいしさが感じられるように手を抜かず几帳面に作ってい るよ」という成島さんの野菜は、食べた人から「とにかく甘 みがあっておいしい」と好評。「子供は勤め人になって跡 取りはいないが、体の動くうちはがんばるつもり」と、奥様 と二人、手間を省かず実直に農業に取り組んでいます。kashiwa
布 施
主な生産品目 ほうれん草(9月∼ 5月) ねぎ(通年) かぶ(10月∼ 5月) 街の市場プロマート(取手市戸頭)・イオン取手店・農家の集い成 島 一 正 ・ とし子
岡田さんが仲間と作っている味噌関 根 勝 敏 ・ 春野・弘之
独自の栽培法で手をかけて、 ていねいにつくっています。
ねぎは春夏秋冬、季節ごとに作付けして旬の時期に出荷。一年中若いから艶があり、しわも できません。みじん切りにして焼いたねぎに、刻んだ油あげと鰹節を加え、醤油でからめる 食べ方がおすすめ。さっぱりした味で食がすすみます。11 ∼ 3月に出荷するかぶが柔らか くて食感がいいのは、布施の黒土が冬に最適だから。米は「ちばエコ農産物」の認証を取得 し、減農薬で栽培。土づくりは籾がら・落葉などを発酵させた、ぼかし肥料と完熟の牛ふんで 行っています。kashiwa
布 施
関根販売店(米のみ) 住 所 布施588 営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 不定休 電 話 04-7131-6495 携帯:090-1425-5627 直売所情報MAP
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8 主な生産品目 ねぎ(通年) かぶ(11月∼ 3月) 米(通年) かしわで(2012 年 4 月下旬から 毎日出荷。) 関根 勝敏さん。奥様の春野さん、 ご子息の弘之さんと。 住 所 布施374 電 話 04-7131-6446 090-8725-1971加工品は添加物を使いません。
昔ながらの味を楽しんで下さい。
関根さんは、コシヒカリとモチ米を生産の中心に据え、その加工品の販売に 力を入れています。「利根川水系のきれいな水で作られた米は香りや味が違 う」と話す関根さん自慢の素材から生まれた加工品は、添加物を一切使わな い安心・安全で昔ながらの味が楽しめます。まるもちや赤飯などは農家手づ くりの味として直売所でも評判です。「都市近郊の柏は購買層も多い」と、耕 作面積を増やしながら地産地消の利点が活かせる柏の地での販路拡大に取 り組んでいます。kashiwa
布 施
主な生産品目 米・米加工品(通年) かしわで、農家の集い、わくわく広場関 根 勉
独自の栽培法で手をかけて、
ていねいにつくっています。
吉田さんは、約1.1ヘクタールの田んぼで米作り(コシヒカリ)に 励む、100年余り続く農家の3代目。自宅には精米所があり、飲食 店などに卸すほか、直売も行っています。吉田さんのお米を3代に 渡って購入しているお客も。毎日朝夕、田んぼの様子を見に行き、 土や水の管理、草刈りなど季節ごとに異なる作業を行います。「米作 りには気長な、キメの細かい気配りが大事。愛情をかければかける だけ、お米はそれに応えてくれます」。吉田さんは、写真・武道・歴史 など大変な多趣味人間。それが皆半端ではありません。米作りと 趣味をバランスよ くこなしています。独自の栽培法で手をかけて、
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大 室
吉田米穀店 住 所 大室1026 営業期間 通年 営業時間 10:00 ∼ 17:00 定 休 日 日 電 話 04-7131-5008 直売所情報MAP
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9 主な生産品目 米(通年)吉 田 正 一
自宅前にある精米所。精米の仕方 で、味が微妙に変わります自分でつくった野菜が一番。 体験農園をやってみませんか。
「山口さんの野菜ない?」 地域の直売所で買った人が、 また来てくれます。
ほうれん草などをすべて露地栽培しています。冬は寒さで糖分がぎゅっと凝縮。露地だから 甘みが出るし、寒さに耐えて強くなります。仲間とつくった「柏たなか園主会」が主催する、 農業体験農園「四季彩菜クラブ」では、本格的な野菜づくりを楽しめます。春・夏にほうれん草・ 小松菜・かぶ・大根を、秋・冬は、さといも・ヤツガシラ・白菜・大根など、一年で30品目つくりま す。秋の収穫祭で食べる豚汁は格別。野菜をつくって親睦も深まると、参加者からも好評です。 枝豆・きゅうり・なす・ピーマン・ミニトマト・ミニ白菜・赤かぶ・赤大根・小松 菜・なばな・さといも・ヤツガシラ・京いもなど60品目以上を、露地栽培して います。馬ふん堆肥などの有機肥料を使い、農薬は少な目に。この辺りの 黒土は水分が多く、乾燥する冬には特に味のいい作物ができます。芋類の 栽培にも最適。かしわでには一度買ったお客さんが、山口さんの野菜をた くさん求めてやってきます。品種改良で味のいいものが出ると、新しいもの も積極的につくっています。kashiwa
小青田
kashiwa
正連寺
主な生産品目 ほうれん草(10月下旬∼ 4月上旬) ねぎ(通年) にんじん(10月∼ 12月) キャベツ(5月∼6月) 主な生産品目 きゅうり・なす・ピーマン(6月中旬∼ 10月下旬) 枝豆(7月∼ 8月) かしわで・ヨークマート(花野井店・江戸川台店) かしわで高 妻 秋 二
山 口 英 一
甘みがある京いも。輪切りにし て煮物にするとおいしい。 粘り気がある大きなヤ ツガシラ。でこぼこ部 分をとって料理します。お米の味には自信があります。
新鮮で安全な野菜もぜひどうぞ
利根川沿いに広がる広大な田んぼで、ひとめぼれ・ふさおとめ・コシ ヒカリなどの米を生産。息子の淳さんが操る大型機械が、10 ヘク タールを耕します。「ここらは、養分をたっぷり含んだ沖積土壌なの で、いい米がとれるんですよ」 将来的には、飲食店や中食産業と提携して販路を広げたい、といった 思いも持っておられるとか。かしわでに出す野菜は、主に妻の洋子 さんが作っています。ヤマトイモの栽培は、市内では珍しいです。kashiwa
布 施
主な生産品目 トマト(9月∼ 6月) にんじん(10月∼ 12月) 米(通年) やまと芋(1月∼ 3月) かしわで わくわく広場(モラージュ柏店・イオン柏店)山口 昭・洋子・淳
淳さん(左)と山口ご夫妻 住 所 小青田448 営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 18:00 定 休 日 不定休 電 話 04-7131-2383 直売所情報MAP
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10 住 所 正連寺276 営業期間 通年 営業時間 9:00 ∼ 17:00 定 休 日 不定休 電 話 04-7131-4798 直売所情報MAP
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11いちご・米・夏野菜(トマト・なす・トウモロコシなど)などを手がける倉持さん。 昨年いち ご栽培のハウスを増設しました。広い通路の左右に棚を設け、座ったままいちご摘みができ ます。市内の福祉施設の人たちも、車いすでハ ウスを訪れ、いちご摘みを楽しんでいます。 「紅 ほっぺ」、「桜香」などを栽培。「桜香」はまだあ まり知られていない種類ですが、真っ赤になら ないピンク色の状態で完熟するのが特徴です。 直売所では、和代さんが作ったお餅や赤飯など も人気です。