試験所認定に係る
国際動向について
平成24年8月22日(水)・29日(水):東京会場 平成24年8月24日(金)・30日(木):大阪会場 1 試験所認定に係る国際動向について独立行政法人製品評価技術基盤機構
認定センター(IAJapan)
国際動向について
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
・関連する国際規格・国内規格の動向
・ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
-計量計測トレーサビリティ
-技能試験
試験所認定に係る国際動向 目次
-技能試験
-測定不確かさ
・技能試験提供者の認定について
・全体のまとめ
関連する国際規格・
国内規格の動向
3 試験所認定に係る国際動向について国内規格の動向
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆規格名称:
Conformity assessment – General requirements for
proficiency testing
(適合性評価-
技能試験
に対する一般要求事項)
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC 17043:2010(JIS Q 17043:2011)
(適合性評価-
技能試験
に対する一般要求事項)
◆制定:
2010年2月1日(平成23年9月20日)
◆ポイント:ISO/IEC Guide 43を置換
→ISO/IEC Guide 43(技術)及びISO/IEC 17025(品質)の
内容を規格化、技能試験提供者の認定基準
◆規格名称:
General requirements for the competence of reference
material producers
(
標準物質生産者
の能力に関する一般要求事項)
関連する国際規格・国内規格
ISO Guide 34:2009(JIS Q 0034:2012)
5 試験所認定に係る国際動向について
(
標準物質生産者
の能力に関する一般要求事項)
◆制定:
2009年11月20日(平成24年6月20日)
◆ポイント:ISO Guide 34:2000を改正
→ 技術的事項に加えてISO/IEC 17025の品質システム
の規定を追加、標準物質生産者の認定基準
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆規格名称:
Uncertainty of measurement – Part 3: Guide to the
expression of uncertainty in measurement (GUM:1995)
(
測定の不確かさ
-第3部:測定における不確かさの表
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC Guide 98-3:2008(JIS TS Z 0033:2012)
(
測定の不確かさ
-第3部:測定における不確かさの表
現の手引き
(GUM:1995)
)
◆制定:
2008年9月30日(平成24年6月20日)
◆ポイント:GUM:1995のISO/IEC Guide(JIS TS)化
◆規格名称:
International vocabulary of metrology – Basic and
general concepts and associated terms (VIM)
(
国際計量計測用語
-基本及び一般概念並びに関連用
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC Guide 99:2007(JIS TS Z 0032:2012)
7 試験所認定に係る国際動向について
(
国際計量計測用語
-基本及び一般概念並びに関連用
語
(VIM)
)
◆制定:
2007年12月14日(平成24年6月20日)
◆ポイント:新VIM(VIM3)のISO/IEC Guide(JIS TS)化
→英文・和文共に、用語及びその定義を大幅に変更。
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC Guide 99:2007(JIS TS Z 0032:2012)
2.41 計量計測トレーサビリティ(metrological traceability)
個々の校正が
測定不確かさ
に寄与する、
文書化
された
切れ目のない
校正の連鎖
を通して、測定結果を
計量参照
に関連付けることができる
用語の定義の変更:
「計量計測トレーサビリティ」
測定結果の性質
。
6.10 トレーサビリティ(traceability)
不確かさがすべて表記された、切れ目のない比較の連鎖を通じて、通
常は国家標準又は国際標準である決められた標準に関連づけられ得
る測定結果又は標準の値の性質。
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC Guide 99:2007(JIS TS Z 0032:2012)
VIMにおける定義の変更の変遷:「計量計測トレーサビリティ」
定義に含まれる内容
VIM(第1版) VIM(第2版)
VIM(第3版)
測定結果
●
●
●
国家標準・国際標準への
●
●
9 試験所認定に係る国際動向について国家標準・国際標準への
関連づけ
●
●
計量参照への関連付け
●
比較の連鎖
●
●
校正の連鎖
●
(測定)不確かさ
●
●
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
関連する国際規格・国内規格
ISO/IEC Guide 99:2007(JIS TS Z 0032:2012)
2.39 校正(calibration)
指定の条件下において、第一段階で、測定標準により提供される
測定
不確かさを伴う量の値
と、付随した
測定不確かさを伴う当該の指示値
用語の定義の変更:
「校正」
との関係を確立し、第二段階で、この情報を用いて指示値から測定結
果を得るための関係を確立する操作。
6.11 校正(calibration)
計器又は測定システムによって指示される量の値、若しくは、実量器
又は標準物質によって表される値と、標準によって実現される対応す
る値との間の関係を、特定の条件下で確定する一連の作業。
ILAC(国際試験所認定協力機構)
の動向
11 試験所認定に係る国際動向についての動向
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆ILAC P10(ILACトレーサビリティ方針)の改正
・ 目的:認定プロセスにおける測定のトレーサビリティに
関する要求方針
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
計量計測トレーサビリティ
→試験所・校正機関に対するトレーサビリティ要求事項
・ ILAC/AIC(認定委員会)WG2(校正とトレーサビリティ)
で検討
・
2012年4月:ILAC/AICでワークショップ開催
・ 2012年6月:60日コメント(〆切り:2012年8月17日)
◆ILAC P10(ILACトレーサビリティ方針)の改正
→2012年4月のワークショップでの主な論点
・ 法定計量(検証) の扱い
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
計量計測トレーサビリティ
13 試験所認定に係る国際動向について・ 内部校正の扱い:ILAC/AICワークショップを今後開催
・ CIPM MRAでカバーされていないNMIの扱い
・ ILAC MRAでカバーされていない校正機関の扱い
・ 地域機関(APLAC, EA等)のMRAの扱い
等
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆ILAC G2(ILACトレーサビリティガイド)の新規制定
・ 目的:ILACトレーサビリティ方針の適用ガイド
・ ILAC P10:2002制定時に、旧ILAC G2を廃止
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
計量計測トレーサビリティ
→
主に化学・生物試験、臨床検査室のため
に復活!
・ ILAC P10の改正後に、ILAC/AIC WG2で検討を開始
・ ILAC P10で論点となった固有測定標準(intrinsic
measurement standard)の扱い、重要設備(critical
equipment)の定義について、検討される方向性
◆ILAC P9(ILAC技能試験方針)の改正
・ 目的:認定プロセスにおける技能試験の利用方針
→試験所・校正機関に対する技能試験要求事項
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
技能試験
15 試験所認定に係る国際動向について・ 技能試験の新たな流れへの対応
-民間の技能試験提供者の利用拡大
-最適な技能試験参加頻度の設定の必要性
-技能試験を代替する手法の明確化
-技能試験提供者への情報提供
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆ILAC P13(技能試験提供者認定のためのISO/IEC
17011適用方針)の新規制定
・ 目的:認定機関による技能試験提供者の認定サービス
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
技能試験
と技能試験提供サービスの両立に関する方針
・ ISO/IEC 17011に基づき、認定機関は、認定対象となる
機関が提供する試験・校正サービスの提供は禁止!
・ 二つのサービスを両立させる条件を定めたもの!
→例:商業ベース不可、試験分野の競合制限等
◆ILAC P14(ILAC校正の不確かさ方針)の新規制定
・ 目的:校正の不確かさの見積もり及び(最高測定能力と
校正証明書における)表明に関する要求事項・ガイド
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
測定不確かさ
17 試験所認定に係る国際動向について→校正に関する測定不確かさの要求事項
・ 用語:
英語
はBest Measurement Capability(BMC)から
Calibration and Measurement Capability(CMC)
へ
→計量法JCSSにおける
日本語
は、計量法施行規則で
定める用語「
最高測定能力
」を継続して使用。
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人
独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆ILAC P14(ILAC校正の不確かさ方針)の新規制定
・ 校正証明書:包含係数に加えて、
信頼の水準約95 %
表記が必要!
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
測定不確かさ
・ 信頼の水準約95 %表記移行のため、次の施策を実施。
-移行スケジュールの検討(最長で平成27年度)
-JCSS登録事業者向け説明会の開催(平成22年度)
-JCSS不確かさガイド(分野横断/個別)の改正
(過度な有効自由度評価の予防、移行の負担軽減)
◆ILAC G17(ILAC試験の不確かさガイド)の改正
・ 目的:多岐に渡る試験分野における、試験の不確かさ
のコンセプトに関するガイド
ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向
測定不確かさ
19 試験所認定に係る国際動向について→最終ゴールは、試験分野、産業分野、経済地域ごとに
異なるコンセプトの整合とされているが…。
・ ILAC G17改正の論点(今後ILAC/AIC/WG2で検討)
-不確かさのカテゴリ分類(現行JNLAでは三分類)
-上位文書は方針(P)文書、下位文書でガイド(G)作成
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
技能試験提供者の認定
について
◆技能試験提供者の認定は、欧米や、アジア太平洋
地域では、幅広く認定サービスが提供されている。
→近隣では、中国、韓国、香港、台湾等で認定を実施
技能試験提供者の認定
国際的な動向
21 試験所認定に係る国際動向について◆認定対象となる技能試験提供者は、試験分野が中心!
→校正分野は、技能試験仲介器(測定器)の持ち回りに
時間がかかり、商業ベースでの実施が困難なため?
◆本来とは異なる形での認定サービスの利用も散見
→例:コーヒーメーカが、コーヒー豆の供給者を対象とし
た技能試験を実施するために認定を取得
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))
◆IAJapanが利用可能なPTスキームは、URP24を参照!
◆我が国では、技能試験提供者(PTP)の認定サービスは
現在、提供されていない。
◆IAJapanにおける現状は、以下のとおり。
技能試験提供者の認定
我が国の動向
◆IAJapanにおける現状は、以下のとおり。
-PTPの認定サービスの提供は検討中
-当面、認定されていない国内のPTPが提供する技能
試験(PT)スキームは評価の上活用すると共に、必要な
場合にはIAJapan自らがPTPとしてPTスキームを提供
全体のまとめ
◆試験所認定に係る国際動向について、関連する国際規格・国内
規格の動向、 ILAC(国際試験所認定協力機構)の動向を中心に
まとめ、技能試験提供者の認定の現状に触れた。
◆規格動向では、VIM及びGUM共に国際規格及びJIS TS化され、
引用規格としての位置付けが明確になった。VIMは、用語の大幅
23 試験所認定に係る国際動向について引用規格としての位置付けが明確になった。VIMは、用語の大幅
な変更が行われていることから、ISO/IEC 17025の認定・登録試
験事業者は、新しい用語の定義をよく理解する必要がある。
◆ILACの動向は、最終的には認定試験所・校正機関に要求される
ため、ILACメンバー認定機関であるIAJapanとしては、国際的な
信頼性が確保されるよう適確に国際対応して参る所存である。
独立行政法人 独立行政法人 独立行政法人独立行政法人製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構製品評価技術基盤機構 認定認定認定認定センターセンター(センターセンター(((IAJapanIAJapanIAJapanIAJapan))))