1 研修参加者数:7 名 ⇒ アンケート回収数:6 名 アンケートの回答は、自由記述と、一部の項目には数値による 5 段階評価(5:非常に満足、4:満足、 3:普通、2:やや不満、1:不満)で答えてもらいました。
<研修日程>
月 日 スケジュール 2015 年 2 月 14 日(土) 成田発、グアダラハラ着(ホストファミリー宅へ) 2 月 16 日(月)~3 月 13 日(金) グアダラハラ大学付属語学学校 CECM でのスペイン語研修 (ホームステイ) 3 月 14 日(土) グアダラハラ発 3 月 16 日(月) 成田着2 0 1 4 年 度 獨 協 大 学 ・ 春 季 短 期 留 学
2 0 1 5 年 2 月 1 4 日 ~ 3 月 1 6 日グアダラハラ大学付属語学学校 CECM スペイン語研修
アンケート結 果
研修参加者について
国際教養5人
外国語1人
所属学部
4年生1人
3年生1人
2年生4人
学年
2 初~上級までの 12 段階にレベル分けされたクラスが用意 されていて、どのクラスに参加した人も満足だったという結 果となりました。1クラスの人数は参加する時期によって 異なりますが、少人数でも開催してもらえるので安心です ね(規定では 1 クラス 4~15 名程度)。
1-1.授業全般について
(授業レベル 3、4) 全部スペイン語で行われていて、先生方の話すスピードについていくのが大変だったが、徐々に 慣れていった。 獨協の図書館で借りたスペイン語の本を毎日見て少しずつ文法や語彙を増やしていった。 (授業レベル 4、5) 少人数なので、分からないところがあればすぐに聞けるところが良かった。 先生と対話しながら楽しく参加できた。 基本的な文法単語をアクティビティを交えながら学習していく。少人数制で分かりやすい授業だ った。 最初は授業内容を聞き取ることだけでも難しかったが、全てスペイン語で進んでいく授業に毎日 身を置いているとだんだん理解できるようになった。何より語学学校の先生たちが根気よく話し てくれたり、理解するまで何度も教えてくれたので、もっと話せるようになりたいと思った。 文法を習うのがメインだが、ゲームをしたり日常のことを話したりする機会が授業中に多くあり、 体にスペイン語をたくさん浸み込ませることができた。 (授業レベル 5、6) 2~4人の少人数のクラスで、スペイン語を話す機会がたくさんあって良かった。 簡単な面接をうけてから新たにレベル分けをした。あまり会話に慣れていなかったため、クラスの レベル的には 2 年生の春学期と同じような内容からスタートした(命令形、過去形、未来形 など)(レベル5)。 予習は特に必要ないが宿題が出る。 授業中は分からない単語があると丁寧に解説をしてくれた。 少人数(4~5人くらい)なのでたくさん話す。 習った文法事項をその場ですぐ使えるので、しっかり身に付いたと思う。 5:非常 に満足 50% 4:満足 50%1.研修内容について
3 5:非常 に満足 67% 4:満足 33%
ホームステイについて
1-2.課外活動(遠足)について
学校主催、というよりも先生が授業時間外に連れていってくれたり、近場の行き方や楽しみ方 を教えてくれる感じだった。2-1.ホームステイについて
(ケース1) 家族構成:父、母、息子 通学手段:徒歩 持って行ったお土産:金平糖、Tシャツ、がまぐちポーチ、万華鏡 とても良かった。だが、後半に自分の他に2人の日本人留学生が来たのが少し嫌だった。 (ケース 2) 家族構成:母(60 代)、娘(30 代) 通学手段、所要時間:徒歩 3 分 持って行ったお土産:手ぬぐい、チョコレート 娘のように可愛がってもらった。土、日にセントロ(町の中心部)や、少し足をのばしてチャパラという ところにも連れていってもらった。ホストファミリーのおかげで楽しい1ケ月を過ごすことができた。 (ケース 3) 家族構成:父、母 通学手段、所要時間:徒歩 5 分 持って行ったお土産:扇子、手ぬぐい、Tシャツ2.現地での生活について
ホストファミリーの家族構成や住居の立地条件、それ ぞれに異なりますが、どの家庭にも温かく迎えてもらった ようで、全員満足という結果となりました。4 日本人を何人か受け入れたことがあると言っていたので、日本食や日本の文化についてわりと知って いた。それでも、日本食を作ったり日本について話すととても喜んでくれた。最初の二週間、日本の 企業から語学研修に来ていた日本人女性が一緒にステイしていたので少し安心感があった。受入 れ慣れているせいなのか、ご飯を食べたら各々自由に活動と、思っていたより放任なところがあった。 食事中はたくさん会話をしてくれた。 (ケース 4) 家族構成:ホストマザーのみ(50 歳くらい) 通学手段、所要時間:徒歩 30 分(車で送り迎えをしてくれると言われたが、エクササイズのため歩 いていった) 持って行ったお土産:扇子 昼食と夕食の時間が日本と全く違うので、とても大変だった。私の家では、昼食 2:00pm~ 4:00pm、夕食 8:30pm~9:30pm。ホストマザーとの会話はとてもよいスペイン語の練習となっ た。時間があるときはなるべくホストマザーと話をするようにしていた。 (ケース 5) 家族構成:祖父母、父、娘 通学手段、所要時間:徒歩 10 分 持って行ったお土産:日本のお菓子 スペイン語での会話が難しい場合でも分かりやすくきちんと伝えてくれた。何事にも親身になって考え てくれた。 (ケース 6) 家族構成:父、母、娘(22 歳)、息子(26 歳) 通学手段、所要時間:徒歩 10-15 分 持って行ったお土産:ひな祭りの小さな飾り物、酒、お相撲のチョコ、消せるボールペン 週末は旅行に出かけていたので一緒に過ごすことができなかったが、食事のときには必ず一緒に座っ てくれた。料理がとてもおいしかった。
2-2.授業時間以外及び週末の過ごし方について
近くに散歩、ショッピング、食事、旅行など。5 毎日どこかへ出かけていた。博物館、映画、サルサ、バルなど。2週目の週末は浦部先生が世界遺 産の町グアナファトに連れていってくれた。3週目は友達と2人でサカテカスという町へ旅行に行った。 4週目はテキーラツアーに行った。ちゃんと勉強もしました! 放課後は特に予定がなければ家に帰って昼食。2週目頃から歩いてチャプルテペックというバルが並 ぶ通り(学校からだいたい 15 分くらい)へ行った。セントロ(町の中心部)へは学校近くのバス停 からおよそ 10 分くらい、タクシーで 15 分くらいのところに大きなショッピングモールもある。週末は、高 速バスを使ってグアナファト(先生が引率)、メキシコシティーへ行った。高速バスも安くて快適だった。 バスターミナルも、タクシーで 20 分ほどのところにある。中心街やショッピング街などへのアクセスが充実 しているので退屈はしない。 毎週末皆と旅行に出かけていた。授業後にセントロ(町の中心部)に行ったりもしたが、暗くなる前 に家に帰らなければならず、時間があまりなかったので、授業後は真っ直ぐ家に帰った。 バスや電車を使って近場の観光地へ出かけた。 毎週末、長距離バスを使って泊りがけで色々な街を観光した。
2-3.研修中、何にどれくらいお金を使いましたか?(1 ペソ≒8 円)
飲食:1日 20 ペソ、旅行などの交通費:2,000 ペソ、ツアー:100 ペソなど 1 ヶ月で5万円くらい使った。土日を使って旅行へ行ったので、長距離バス代に費用がかかった。 旅行代。グアダラハラーグアナファト間往復高速バス 600 ペソ。グアダラハラーメキシコシティ間往復 高速バス約 1,000 ペソ。 1ケ月だったので洋服にはあまり使わなかった。旅行に 7 万円くらい(ホテル代、交通費込)、食費 に3万円、雑貨に5万円くらい。 グアダラハラの中心街へ向かうバスは6ペソと安い。タクシーも初乗り8ペソほど。 週末を利用して旅行へ出かけた方が目立ちました。メキシコでは高速道路を使ったバス網が発達し ています。バロック建造物が建ち並ぶサカテカス、ユネスコ世界文化遺産に登録されているグアナファ ト、 テキーラ村、いずれも週末を利用して訪れることができる距離にあります。学校で学んだスペイン 語を実践する機会にもなりますし、様々な角度からメキシコを知り、興味の幅を広げることで語学力 の更なる向上につながると思います。6 食事:1~2 万円、観光:4~5 万円 長距離バスに 450 ペソくらい。バス代よりもホテルのほうが(良いところでも)安かったりする。 学校の時間帯的にお腹がすくので(メキシコでは、一般的な昼食の時間は 14~16 時)、カフェテ リアや近所でタコスを買ったりした。15~20 ペソなので安いほう。 ショッピングモールに入っているようなお店のブランド服は日本とさほど値段が変わらなかった。 自分の国の宗教のことを何も話せないことに気が付いた。もっと日本のことを学ぼうと思った。 メキシコのイメージが変わった。研修に行く前は治安が悪い国というイメージだったが、全然そんなこと はなかった。1ケ月普通に生活していて、怖い思いは一度もしなかった。 日本以上に用心は必要だが、メキシコは言われているほど危険な国だとは感じなかった。スペイン語 に関しても、授業中はとにかく話すし、旅行中もタクシーの運転手やレストランの店員などと話す機会 がたくさんあり、話すことも聞くこともかなり鍛えられたと思う。 全く話すことも聞くこともできないで行っても、1ヶ月でかなり成長できると思った。行きの飛行機では 英語での機内サービスだったが、帰りの飛行機ではスペイン語で会話できるようになっていてとても嬉 しかった。 経済発展途中で、危険なイメージをメキシコに対して持っていたが、研修中に接した全ての人々がと ても優しく、貧しさと人々の優しさは関係がないと思った。 1年獨協でスペイン語を習ったが、実際にどういう風にして話せばいいのか、使い方が分かっていなか った。メキシコに着いたとき、ほとんど話せなかった。でも、よく使う単語やよく聞くフレーズからどんどん覚 えることができた。
実際に持参してよかった、持参したほうがよかった、と思うもの
3.この研修を通じて学んだこと、気が付いたことは何ですか?
4.次年度以降参加する皆さんへのアドバイス
7 日焼け止め、帽子、カメラは必須。 日本からのお土産を少し多めに持っていくと良いと思う。最後にお世話になった人たちにも渡せる。 行きの荷物はトランクの半分くらいに収めるとよい。帰りはお土産などでいっぱいになる。 ビーチサンダル。脱衣所とシャワー室に仕切りがなかったため、濡れてもいいようお風呂に入るときはい つも履き替えていた。外出先から戻ったときにも履き替えられるので便利だった。 これまでお腹を壊したことが一度もなく胃腸に関しては自信があったが、メキシコで初めてお腹を壊し た。自分を含め3人ほど急性胃腸炎のようなものになったので、胃腸薬を持って行くとよいと思う。 日本のデザインが書かれた色紙で1ケ月お世話になった先生にメッセージを渡せたことが一番嬉しか った。学校の情報は渡航前にはあまり得られないが、ホストファミリーだけでなく、先生や友達の分を 考慮したお土産があるといいかもしれない。 基本的にコインランドリーで洗濯をしたが、週1のペースでしか行かなかったので、リセッシュなどを持っ ていくと便利。 国際学生証で安くなる場所がいくつかあった。
服装に関するアドバイス
1ヶ月の内で気温の変化が激しいので、長袖と半袖と両方あるといい。半袖は現地で買いたくなっ てしまうかもしれないので、少なめでもいいかもしれない。 昼間は半袖で過ごせるが、朝晩は冷えるので薄手のコートも持って行った。 ほとんど 30℃に近い日が続いていたので、薄着でも問題なかった。しかし、最初の週と最後の週は 天候が不安定で、雨が降ったり日が落ちると肌寒かったので、上着も必要。 2月から3月のグアダラハラは夏のように暑かった。冬服の必要はないが、違う街に旅行する際は標 高などにより気候も全く異なるので、その点はよく調べていったほうがよいと思う。 乾季でもスコールがあるので、雨具があると良い。 基本的に動きやすいものと上着。昼は暑いのでTシャツで十分だが、室内は冷える。 メキシコの人たちはおしゃれだった。8
服、お小遣いやお金の持って行き方のアドバイス
旅行の際のバス代、ホテル代などの大きなお金はクレジットカードでの支払いがおすすめ。 土日を利用して旅行に行くなどするなら、8~10 万円くらいが適当だと思う。 クレジットカードを使える店は多いが、スキミングの可能性があるので、少額での買い物は現金のほう が良いかもしれない。 今回の留学を支えて下さった国際交流センター担当の方、先生はじめ皆様ありがとうございました! とてもいい経験になりました!次は旅行で行きたいです。 1 ヶ月メキシコで過ごせて本当に良かったです。素敵な人たちや場所にたくさん出会えた 1 ヶ月でした。 来年以降もこの企画が続いて欲しいです。 自分のライフスタイル、体質などをよく考えて荷物の準備をするのはもちろんですが、研修期間が1ヶ月 と長いので、現地調達の難しい薬等は余分に持っていくといいかもしれません。 アンケート以外のところから、旅行のためにホテルをインターネットから予約する際、身分証明書としてク レジットカードが必要だったという声がありました。いざというときのために1枚は持っていったほうがいいよう です。ただし、安全面には十分注意をしましょう。その他なんでもどうぞ!
9