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平成30年版高齢社会白書(全体版)

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Academic year: 2021

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 学習・社会参加

(1)60歳以上の者のグループ活動 ア 60 歳~69 歳の約 7 割、70 歳以上の約 5 割弱が働いているか、またはボランティア 活動、地域社会活動(町内会、地域行事な ど)、趣味やおけいこ事を行っている 60歳以上の者の社会活動の状況についてみ ると、60 歳~69 歳では 71.9%、70 歳以上では 47.5%の者が働いているか、またはボランティ ア活動、地域社会活動(町内会、地域行事な ど)、趣味やおけいこ事を行っている。 男女別に70歳以上での社会活動の状況をみ ると、男性は51.7%、女性は44.2%の者が働い ているか、何らかの活動を行っている(図1- 2-3-1)。 また、現在、何らかの社会的な貢献活動に参 加しているとの回答の合計は約3割(図1-2 た者を除いた計)となっている。 参加している活動は「自治会、町内会などの 自治組織の活動」(18.9%)、「趣味やスポーツを 通じたボランティア・社会奉仕などの活動」 (11.0%)が多い(図1-2-3-2)。 社会的な活動(最も力をいれている活動)を していてよかったことを尋ねたところ、全体で は「新しい友人を得ることができた」(56.8%) や「地域に安心して生活するためのつながりが できた」(50.6%)が5割台で高い(図1-2-3 -3)。 今よりもっと活躍するために60代になる前 からやっておけばよかったと思うことは何かと 尋ねたところ、「やっておけばよかったと思う ことはない」との回答が全体では52.6%、社会 的活動に参加していると回答した人では43.5% といずれも最多であった。 やっておけばよかったと思う事項では、社会

1章

高齢化の状況 第 2節   高齢期の暮らしの動向 図 1 - 2 - 2 - 19  有効求人倍率(介護分野)の推移 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 (倍) 有効求人倍率(全体) 有効求人倍率(介護分野) 27 (2015)(2016)28 (2017)29 平成17 (2005)(2006)18 (2007)19 (2008)20 (2009)21 (2010)22 (2011)23 (2012)24 (2013)25 (2014)26 1.38 1.68 2.00 2.31 1.48 1.31 1.58 1.82 2.59 2.59 3.02 3.50 0.95 1.06 1.04 0.88 0.47 0.52 0.65 0.93 1.09 1.20 1.20 1.36 1.50 2.22 1.74 0.80 (年) 資料:厚生労働省「職業安定業務統計」 (注)有効求人倍率は年平均である。

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働いている・何らかの活動を行っている いずれも行っていない 総数 60~69歳 70歳以上 総数 60~69歳 70歳以上 総数 60~69歳 70歳以上 女性 男性 男女計 44.2 69.6 55.0 55.8 30.4 45.0 51.7 74.6 62.4 48.3 25.4 37.6 47.5 71.9 58.3 52.5 28.1 41.7 0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100 0 20 40 60 80 100 (%) (%) (%) 資料:厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査報告」 (注)質問は「あなたは現在働いていますか。または、ボランティア活動、地域社会活動(町内会、地域行事など)、趣味やおけいこ事を行っ ていますか。」 図 1 - 2 - 3 - 2  社会的活動(貢献活動)の実施状況(複数回答) 69.9 2.9 1.5 1.2 11.0 3.5 18.9 特に活動はしていない その他 生活の支援・子育て支援などの活動 伝統芸能・工芸技術などを伝承する活動 趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕などの活動 まちづくりや地域安全などの活動 自治会、町内会などの自治組織の活動 0 20 40 60 80 100 (%) 資料:内閣府「高齢者の経済・生活環境に関する調査」(平成28年) (注1)調査対象は、大分県と熊本県を除く全国の60歳以上の男女。 (注2)質問は「あなたは現在、何らかの社会的な活動を行っていますか。あてはまるものをすべてお答えください。活動の内容が社会や家族を 支える活動であっても、単なるご近所づきあいによるものは含みませんが、現在はたまたまお一人で活動をされているが、本来は組織が ある(組織を作る予定がある)という場合は含みます。」

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1章

高齢化の状況 第 2節   高齢期の暮らしの動向 図 1 - 2 - 3 - 3  社会的な活動をしていてよかったこと(複数回答) 不明 生活に与えている効用はない その他 健康維持や身だしなみにより留意するようになった 社会に貢献していることで充実感が得られている 経済的にゆとりある生活ができている 日常生活にリズムができた 新しい友人を得ることができた 家族との関係が良くなった 地域に安心して生活するためのつながりができた 家族の生活を支えている 0 10 20 30 40 50 60 70(%) 3.2 50.6 5.7 56.8 24.7 2.0 38.2 32.8 1.8 8.1 0.2 資料:内閣府「高齢者の経済・生活環境に関する調査」(平成28年) (注1)調査対象は、大分県と熊本県を除く全国の60歳以上の男女。 (注2)回答条件は社会的な活動をしてる者 (注3)複数の活動をしている場合は、最も力を入れている活動について回答している。 図 1 - 2 - 3 - 4  60 代前からやっておけばよかったと思うこと(複数回答) 不明 やっておけばよかったと思うことはない その他 健康維持のための食生活への配慮や、 体力づくりのための運動をすること 家事の役割分担をするなどして 自由になる時間を確保すること 趣味などに力を入れるための資金を貯めておくこと 社会的な活動の情報を収集すること 知識・技能を習得すること 自治会・町内会等の自治組織に参加すること 社会活動・地域行事に参加すること 指導者・リーダーを見つけること 一緒に活動する仲間を作ること 0 10 20 30 40 50 60(%) 0.0 43.5 3.7 20.5 3.5 12.4 5.9 19.5 9.2 11.1 4.2 12.4 0.2 52.6 3.6 18.8 3.1 11.8 4.1 15.8 4.8 6.5 2.1 9.5 全体 社会的な活動をしている人 資料:内閣府「高齢者の経済・生活環境に関する調査」(平成28年) (注)調査対象は、大分県と熊本県を除く全国の60歳以上の男女。

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町内会等の自治組織に参加すること」(9.2%) が多かった(図1-2-3-4)。 (2)60歳以上の者の学習活動 ア 生涯学習を行っている 60 歳以上の者は 4 割以上、内容は「趣味的なもの」、「健康・ スポーツ」 60歳以上の者の生涯学習への参加状況につ いてみると、この1年くらいの間に生涯学習を したことのある人は、60代でも70歳以上でも4 割以上となっている。内容は、「趣味的なもの」 が 最 も 多 く、60 代 で 24.6%、70 歳 以 上 で 24.9%、ついで「健康・スポーツ」が 60 代で 23.7%、70 歳以上で 20.3%となっている(図 1 -2-3-5)。 り豊かになっている」 この1年くらいの間に、「生涯学習をしたこ とがある(小計)」とする人に、生涯学習を通 じて身につけた知識・技能や経験を、どのよう に生かしているか聞いたところ、「自分の人生 がより豊かになっている」が 60 代で 59.5%、 70歳以上で63.2%と最も多く、次いで「自分の 健康を維持・増進している」が60代で55.7%、 70歳以上で58.8%となっている。(図1-2-3 -6)。 図 1 - 2 - 3 - 5  60 歳以上の者が行っている生涯学習(複数回答) 0 10 20 30 40 50 60 (%) 生涯学習をしたことがある(小計) 健康・スポーツ (健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など) 趣味的なもの(音楽、美術、華道、 舞踊、書道、レクリエーション活動など) 職業において必要な知識・技能(仕事に関係のある 知識の習得や資格の取得など) 教養的なもの(文学、歴史、科学、語学など) 家庭生活に役立つ技能(料理、洋裁、和裁、編み物など) ボランティア活動のために必要な知識・技能 社会問題に関するもの (社会・時事、国際、環境など) 育児・教育(家庭教育、幼児教育、教育問題など) 就職や転職のために必要な知識・技能 (就職や転職に関係のある知識の習得や資格の取得など) 自然体験や生活体験などの体験活動 情報通信分野の知識・技能 (プログラムの使い方、ホームページの作り方など) 生涯学習をしたことがない その他 わからない 60 ~ 69歳 70歳以上 47.3 46.8 52.4 53.0 6.3 2.8 24.6 24.9 12.6 8.0 3.0 1.8 0.9 1.3 4.2 2.6 1.8 1.8 0.3 0.3 0.9 1.0 5.16.7 9.3 7.5 10.2 10.8 23.7 20.3 資料:内閣府「教育・生涯学習に関する世論調査」(平成27年) (注)調査対象は全国20歳以上の日本国籍を有する者であるが、そのうち60歳以上の回答を抜粋して掲載

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 生活環境

(1)65歳以上の者の住まい ア 高齢者(65 歳以上)のいる主世帯の 8 割 以上が持家に居住している 高齢者(65歳以上)のいる主世帯について、 住宅所有の状況をみると、持ち家が82.7%と最 も多い。ただし、世帯別にみると、高齢者(65 歳以上)単身主世帯の持家の割合は65.6%とな り、高齢者(65歳以上)のいる主世帯総数に 比べ持ち家の割合が低い(図1-2-4-1)。 イ 65 歳以上の者は家庭内事故が多く、最も 多い事故時の場所は「居室」 医療機関ネットワーク事業の参画医療機関か ら国民生活センターに提供された事故情報によ ると、65歳以上の者が20歳以上65歳未満の人 故の発生場所は、「居室」が45.0%と最も多く、 ついで「階段」18.7%、「台所・食堂」17.0%が 多い(図1-2-4-2)。 (2)60歳以上の者の日常の買物の仕方 内閣府が平成28(2016)年に行った調査で は、日常の買い物について、自分でお店に買い に行くと回答した者に主たる交通手段を尋ねた ところ、全体では「自分で自動車等を運転」が 55.6%と高く、「徒歩」(28.4%)が約3割を占め る。大都市では、約半数が「徒歩」(50.1%)と 回答し、ついで「自分で自動車等を運転」 (32.9%)、「家族等が運転する自動車やタク シー」(6.4%)との回答が多い。町村では、7 割近くが「自分で自動車等を運転」(67.1%)と 回答し、ついで「徒歩」(18.7%)、「家族等が運 転する自動車やタクシー」(9.7%)との回答が

1章

高齢化の状況 第 2節   高齢期の暮らしの動向 図 1 - 2 - 3 - 6  身につけた知識等の活用状況(複数回答) 60 ~ 69歳 70歳以上 自分の人生がより豊かになっている 自分の健康を維持・増進している 家庭・日常の生活に生かしている 生かしていない わからない 仕事や就職の上で生かしている(仕事で役 立つスキルや資格を身につけた、給与面で 優遇を受けた、就職活動に役立ったなど) 地域や社会での活動に生かしている(学 習、スポーツ、文化活動などの指導やボラ ンティア活動など) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) 59.5 55.7 63.2 58.8 16.5 38.0 34.2 4.4 1.3 9.3 25.8 26.4 5.5 0.5 資料:内閣府「教育・生涯学習に関する世論調査」(平成27年) (注1)調査対象は全国20歳以上の日本国籍を有する者であるが、そのうち60歳以上の回答を抜粋して掲載 (注2)この1年くらいに「生涯学習をしたことがある(計)」とする者に質問した。

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