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福祉制度:障害者制度集

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福祉制度:障 害 者 制 度 集

この資料は2002 年 6 月現在の障害者福祉に関する全国的な制度・施策を 集めたものである。 都道府県・市区町村の独自施策については関係機関への照会が必要である。 また、制度は年々変動することが少なくなく実際の申請に当たっては、関係 機関に問い合わせることが必要である。支援費制度については厚生労働省の ホームページを参照のこと。 日本せきずい基金・事務局(編) ― 目次 ― ページ番号 (1) 国民年金の障害者基礎年金 4 障害等級表 6 (2) 障害厚生年金 8 障害等級表 10 障害手当金 11 障害手当金を受けることができる障害の状態 12 (3) 労働者災害補償保険 13 制度の概要 13 療養補償給付(療養給付) 16 休業補償給付(休業給付) 17 傷病補償年金(傷病年金) 18 傷病等級表 20 障害補償給付(障害給付) 21 障害補償年金差額一時金 22 障害補償年金前払い一時金 22 障害補償一時金(障害一時金) 23 障害等級表 24 備考 29 介護補償給付(介護給付) 30

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(4) 自動車損害賠償責任保険 33 保険金額 33 仮渡金 35 求手続 35 自動車損害賠償保障法後遺障害等級法 36 備考 41 (5) 自動車事故対策センターによる生活資金の貸付・介護料の給付 43 生活資金の貸付 43 介護料の給付 45 自動車事故対策センター所在地一覧 47 (6) 身体障害者短期入所事業(ショートステイ) 51 身体障害者ディサービス事業 52 重度身体障害者日常生活用具の給付等 54 用具の種目 54 身体障害者自立支援事業 59 在宅重度身体障害者訪問診査 60 身体障害者健康診査事業 61 施設福祉 62 身体障害者厚生援護施設 62 更正訓練費 64 社会参加促進等 66 在宅重度障害者通所援護事業 66 障害者生活訓練・コミュニケーション支援等事業 66 障害者情報バリアフリー化支援事業 67 市町村障害者社会参加促進事業 67 基本事業 67 自動車運転免許取得、改造助成事業 67 重度身体障害者移動支援事業 68 障害者在宅整備資金の貸付 68

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(7) 身体障害者手帳 69 交付対象障害者 69 交付手続 69 身体障害者等級表 70 更正援護 74 補装具の交付 75 在宅福祉 76 身体障害者ホームヘルプサービス事業 76 24 時間対応ヘルパー(巡回型)事業 78 障害者職業センター 79 地域障害者職業センター一覧表 79 (8) 障害者雇用支援センター 81 事業の内容 81 施設名及び指定を受けた法人 82 (9) 障害者に対する援護措置 85 障害者職業能力開発校 85 障害者職業能力開発校(県立) 88 職場適応訓練 89 事業主への委託費 91 (10)自動車免許の取得 92 自動車免許 92 自動車関係制度 97 自動車運転教育費の補助 98 通勤用自動車購入資金の貸付 99 自動車改造費の助成 101 自動車税の減免 102 自動車取得税の減免 104 駐車ステッカーの交付 105

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障害者制度集1.

国民年金の障害基礎年金

傷病により障害の状態になり、働くことができなくなったり、日常生活や労働に著しい 制限を受けるようになったときに、その者の生活を保障するために支給されます。 受給用件 次のいずれかに該当すること (1) 初診日(傷病について初めて医師の診療を受けた日をいいます。)において被保険者 又は被保険者であった者(日本国内に住所を有する60 歳以上 65 歳未満の者)であっ て、次のいずれにも該当すること。 ① 障害認定日(初診日から1年6か月を経過した日又は1年6か月以内に傷病が治 った場合はその治った日をいいます。)において障害等級の1級又は2級に該当 する障害の状態にあること。 ② 初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの被保険者期間のうち、 保険料滞納期間が3分の1以上ないこと なお、初診日が平成18 年4月1日前である傷病による障害については、この 要件を満たしていなくても、初診日の前日において初診日の属する月の前々月ま での1年間に保険料滞納期間がない場合は対象とされます。ただし、初診日にお いて65 歳以上であるときは除かれます。 (2) 初診日に 20 歳未満であった者が、20 歳に達したとき(障害認定日が 20 歳に達した 日後であるときは障害認定日)に障害等級の1級又は2級に該当する障害の状態にあ るとき 年金額 障害等級に応じ、次の額が支給されます。 1級……804,200 円×1.25+子の加算額 2級……804,200 円+子の加算額 《子の加算額》 受給権者がその権利を取得した当時、その者により生計を維持していた18 歳に達する 日以後の最初の3月31 日までの間にある子又は 20 歳未満で障害等級の1級、2級に該 当する障害の状態にある子がいるときに加算されます。 2人目まで1人につき……23 万 1400 円 3人目以降1人につき…… 7 万 7100 円

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所得制限 受給要件の(2)に該当する受給権者又は障害福祉年金の裁定替えによる受給権者の前年 の所得が次表の額を超える場合は、その年の8月から翌年の7月まで支給停止されます。 (平成14 年8月から適用) 扶養親族等の数 0人 1人以上 支給停止割合 360 万 4000 円 360 万 4000 円に扶養親族等1人につき 38 万円(扶養親族等が老人控除対象配偶者又は 老人扶養親族であるときは48 万円、特定扶 養親族であるときは63 万円)を加算した額 子の加算額を除いた年 金額の2分の1 (子の加算額は支給さ れる。) 462 万 1000 円 462 万 1000 円に扶養親族等1人につき 38 万円(扶養親族等が老人控除対象配偶者又は 老人扶養親族であるときは48 万円、特定扶 養親族であるときは63 万円)を加算した額 全額支給停止 (子の加算額も支給停 止される。) 事後重症 障害認定日には障害等級の1級又は2級の障害の状態に該当しなかった者が、その後 65 歳に達する日の前日までに、その傷病が重くなり1級又は2級の障害の状態に該当す るようになった場合には、その者の請求により障害基礎年金が支給されます。 はじめて2級 65 歳に達する前日までに1つの障害と他の障害とを合わせて初めて障害等級の2級以 上の障害の状態になった場合には、その者の請求により障害基礎年金が支給されます。 受給手続 「障害基礎年金(又は障害給付)裁定請求書」に、年金手帳その他の基礎年金番号を 明らかにすることができる書類、医師の診断書、戸籍抄本等を添付して、第1号被保険 者及び第 3 号被保険者は市(区)町村役場、第2号被保険者は社会保険事務所、共済組 合(連合会)又は私学共済事業団に提出します。

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障害等級表 1級 1. 両眼の視力の和が 0.04 以下のもの 2. 両耳の聴力レベルが 100 デシベル以上のもの 3. 両上肢の機能に著しい障害を有するもの 4. 両上肢のすべての指を欠くもの 5. 両上肢のすべての指の機能に著しい障害を有するもの 6. 両下肢の機能に著しい障害を有するもの 7. 両下肢を足関節以上で欠くもの 8. 体幹の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることができない程度 の障害を有するもの 9. 前各号に掲げるもののほか、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とす る傷病が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずる ことを不能ならしめる程度のもの 10.精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 11.身体の機能の障害若しくは病状又は精神の障害が重複する場合であって、その状 態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの 2級 1. 両眼の視力の和が 0.05 以上 0.08 以下のもの 2. 両耳の聴力レベルが 90 デシベル以上のもの 3. 平衡機能に著しい障害を有するもの

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4. そしゃくの機能を欠くもの 5. 音声又は言語機能に著しい障害を有するもの 6. 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指を欠くもの 7. 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指の機能に著しい障害を有するもの 8. 1上肢の機能に著しい障害を有するもの 9. 1上肢のすべての指を欠くもの 10.1上肢のすべての指の機能に著しい障害を有するもの 11.両下肢のすべての指を欠くもの 12.1下肢の機能に著しい障害を有するもの 13.1下肢の足関節以上で欠くもの 14.体幹の機能に歩くことができない程度の障害を有するもの 15.前各号に掲げるもののほか、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする 病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を 受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの 16.精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 17.身体の機能の障害若しくは病状又は精神の障害が重複する場合であって、その状態 が前各号と同程度以上と認められる程度のもの 備考 視力の測定は、万国式試視力表によるものとし、屈折異常があるものについては、 矯正視力によって測定する。

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障害者制度集2.

障害厚生年金

国民年金の障害基礎年金は、障害の状態が障害等級の1級又は2級に該当する者に支給 されますが、障害厚生年金は1級∼3級に該当する者に支給されます。 厚生年金保険の被保険者は同時に国民年金の被保険者であるため、1級又は2級の障害 の状態にあるときは障害基礎年金と障害厚生年金が、3級の障害の状態にあるときは厚生 年金保険の独自の給付として障害厚生年金が支給されます。 受給要件 次のいずれにも該当すること (1) 初診日(傷病について初めて医師の診療を受けた日をいいます。)において被保険者 であること (2) 障害認定日(初診日から1年6か月を経過した日又は1年6か月以内に傷病が治った 場合はその治った日をいいます。)において、障害等級の1級∼3級に該当する障害 の状態にあること。 (3) 初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの国民年金の被保険者期間の うち保険料滞納期間が3分の1以上ないこと ただし、初診日が平成18 年4月1日前である傷病による障害については、この要件 を満たしていなくても初診日の前日において初診日の属する月の前々月までの1年 間に保険料滞納期間がない場合は対象とされます。ただし、初診日において65歳以 上であるときは除かれます。 年金額 障害等級に応じ、それぞれ次に掲げる額が支給されます。 1級……基本額×1.25+加給年金額 2級……基本額+加給年金額 3級……基本額(最低保障額60 万 3200 円)

(9)

《基本額》 次のa、bいずれかの算式により算出された額のうち高い方の額(平成 12 年度から 14 年度における経過措置) a 平成12 年の財政再計算による改正前の計算方法 平均標準報酬月額×1000 分の 7.5×被保険者期間の月数×スライド率(1.031) b 平成12 年の財政再計算による改正後の計算方法 平均標準報酬月額×1000 分の 7.215×被保険者期間の月数 注 a、bの算式中の平均標準報酬月額を算出する際の再評価率は異なっており、おお むね、aの算式による方が高額になります。 (被保険者期間の月数が300 に満たない場合は 300 とします。) 《加給年金額》 1級又は2級の障害厚生年金の受給権者が、その権利を取得した当時、その者により 生計を維持していた65 歳未満の配偶者があるときは、23 万 1400 円が加算されます。 事後重症 障害認定日には障害厚生年金を受けることができる障害の状態に該当しなかった者が、 その後65 歳に達する日の前日までに、その傷病により障害厚生年金を受けることができ る障害の状態に該当するようになった場合は、その者の請求により障害厚生年金が支給 されます。 はじめて2級 65 歳に達する前日までに1つの障害と他の障害とを合わせて初めて障害等級の2級以上 の障害の状態になった場合には、その者の請求により障害厚生年金が支給されます。 受給手続 「障害給付裁定請求書」に年金手帳、医師の診断書、戸籍抄本等を添付して、社会保険 事務所に提出します。

(10)

障害等級表 1級・2級 障害基礎年金の1級、2級と同じ 3級 1.両眼の視力が0.1 以下に減じたもの 2.両耳の聴力が、40 センチメートル以上では通常の話声を解することができない程度 に減じたもの 3.そしゃく又は言語の機能に相当程度の障害を残すもの 4.脊柱の機能に著しい障害を残すもの 5.1上肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの 6.1下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの 7.長管状骨に偽関節を残し、運動機能に著しい障害を残すもの 8.1上肢のおや指及びひとさし指を失ったもの又はおや指若しくはひとさし指を併せ 1上肢の3指以上を失ったもの 9.おや指及びひとさし指を併せ1上肢の4指の用を廃したもの 10.1下肢のリスフラン関節以上で失ったもの 11.両下肢の 10 趾の用を廃したもの 12.前各号に掲げるもののほか、身体の機能に、労働が著しい制限を受けるか、又は労 働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの 13.精神又は神経系統に、労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加え ることを必要とする程度の障害を残すもの 14.傷病が治らないで、身体の機能又は精神若しくは神経系統に、労働が制限を受ける か、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するものであって、 厚生労働大臣が定めるもの 備考 1.視力の測定は、万国式試視力表によるものとし、屈折異常があるものについては、 矯正視力によって測定する。 2.指を失ったものとは、おや指は指節間関節、その他の指は近位指節間関節以上を失 ったものをいう。 3.指の用を廃したものとは、指の末節の半分以上を失い、又は中手指節関節若しくは 近位指節間関節(おや指にあっては指節間関節)に著しい運動障害を残すものをい う。 4.趾の用を廃したものとは、第1趾は末節の半分以上、その他の趾は遠位趾節間関節 以上を失ったもの又は中足趾節関節若しくは近位趾節間関節(第1趾にあっては趾 節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。

(11)

障害手当金 厚生年金保険の独自の給付で、障害厚生年金が支給される程度の障害に該当しない障 害が残った場合に一時金として支給されます。 受給要件 次のいずれにも該当すること (1) 初診日において被保険者であること (2) 初診日から5年を経過する日までの間のその傷病が治った日において、一定の障害 の状態にあること (3) 初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの国民年金の保険者期間の うち保険料滞納期間が3分の1以上ないこと ただし、初診日が平成18 年4月1日前である傷病による障害については、この要 件を満たしていなくても、初診日の前日において初診日の属する月の前々月までの 1年間に保険料滞納期間がない場合は対象とされます。ただし、初診日において 65 歳以上であるときは除かれます。 (4) 障害の程度を定めるべき日(傷病が治った日)において、次のいずれにも該当しな いこと。 ① 厚生年金保険、国民年金、共済組合又は私学共済制度による年金たる保険給付 の受給権者(最後の障害等級に該当する程度の障害の状態に該当しなくなった 日から起算して障害の状態に該当することなく3年を経過した障害を支給事 由とする年金の受給権者(現に障害の状態に該当しない者に限ります。)を除 きます。) ② 当該傷病について、労働者災害補償保険法等による障害補償給付又は障害給付 を受ける権利を有する者 手当金の額 次の算式により算出された額が支給されます。ただし、被保険者期間の月数が 300 に満 たない場合は300 として計算し、算定額が 120 万 6400 円に満たない場合は 120 万 6400 円となります。 平均標準報酬月額×1000 分の 7.125×被保険者期間の月数×2.0 なお、平成12 年度から 14 年度においては、額の算定方法に経過措置が設けられており、 次の算定方法による額が上記算定額を上回る場合はその算定額が手当金の額になります。 平均標準報酬月額×1000 分の 7.5×被保険者期間の月数×2.0 受給手続 「障害給付裁定請求書」に年金手帳、医師の診断書、戸籍抄本等を添付して、社会保険

(12)

障害手当金を受けることができる障害の状態 1.両眼の視力が0.6 以下に減じたもの 2.1眼の視力が0.1 以下に減じたもの 3.両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 4.両眼による視野が2分の1以上欠損したもの又は両眼の視野が10 度以内のもの 5.両眼の調整機能及び輻輳機能に著しい障害を残すもの 6.1耳の聴力が、耳殻に接しなければ大声による話を解することができない程度に減じ たもの 7.そしゃく又は言語の機能に障害を残すもの 8.鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの 9.脊柱の機能に障害を残すもの 10.1上肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの 11.1下肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの 12.1下肢を3センチメートル以上短縮したもの 13.長管状骨に著しい転位変形を残すもの 14.1上肢の2指以上を失ったもの 15.1上肢のひとさし指を失ったもの 16.1上肢の3指以上の用を廃したもの 17.ひとさし指を併せ1上肢の2指の用を廃したもの 18.1上肢のおや指の用を廃したもの 19.1下肢の第1趾又は他の4趾以上を失ったもの 20.1下肢の5趾の用を廃したもの 21.前各号に掲げるもののほか、身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限 を加えることを必要とする程度の障害を残すもの 22.精神又は神経系統に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要と する程度の障害を残すもの 備考1 視力の測定は、万国式試視力表によるものとし、屈折異常があるものについては、 矯正視力によって測定する。 2 指を失ったものとは、おや指は指節間関節、その他の指は近位指節間関節以上を失っ たものをいう。 3 指の用を廃したものとは、指の末節の半分以上を失い、又は中手指節関節若しくは近 位指節間関節(おや指にあっては指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。 4 趾を失ったものとは、その全部を失ったものをいう。 5 趾の用を廃したものとは、第1趾は末節の半分以上、その他の趾は遠位趾節間関節以 上を失ったもの又は中足趾節関節若しくは近位趾節間関節(第1趾にあっては趾節間 関節)に著しい運動障害を残すものをいう。

(13)

障害者制度集3.

労働者災害補償保険

制度の概要

労働者災害補償保険(以下「労災保険」といいます。)は、業務上の事由又は通勤による 労働者の負傷、疾病、障害、死亡等に対して迅速公正な保護をするため、必要な保険給付 を行い、あわせて、被災労働者の社会復帰の促進、被災労働者及びその遺族の援護、適正 な労働条件の確保等を図り、もって労働者の福祉の増進に寄与することを目的とする制度 です。 1 保険者 政府(窓口は、労働基準監督署) 2 適用事業 労災保険は、労働者を使用するすべての事業に適用され、事業が開始された日に保険 関係が成立します(当然適用事業)。ただし、農林水産業のうち常時 5 人未満の労働者を 使用する個人経営事業の一部については、当分の間、任意適用事業とされており、事業 主が加入の申請をし、その認可のあった日に保険関係が成立します(暫定任意適用事業)。 なお、国家公務員、地方公務員(現業部門の非常勤職員を除きます。)及び船員保険法 の適用を受ける船員については、労災保険は適用されません。 3 労災保険の特別加入 労災保険では、労働者以外の中にも労働者と同様に働き、同様に業務上の災害を被る 危険にさらされている者も少なくない現状にかんがみ、これらの者についても、特別に 労災保険に加入する途が開かれています。 特別加入できる者の範囲は、次のとおりです。 (1) 常時 300 人(金融業、保険業、不動産業、小売業の場合には 50 人、卸売業又は、サ ービス業では 100 人)以下の労働者を使用する事業主及びその者の行う事業に従事する 者(家族従事者、代表者以外の役員等) (2) 大工、左官などの一人親方その他の自営業者及びその者が行う事業に従事する者(家 族従事者) (3) 特定作業従事者(特定農作業従事者、指定農業機械作業従事者、職場適応訓練従事者、 家内労働者及びその補助者、労働組合等活動従事者、介護作業従事者)

(14)

保険料 労災保険の保険料は、事業主が全額負担します。 保険料の額は、事業主が保険年度中(事業の期間が予定されている事業の場合は、そ の事業の全期間)にその事業で使用するすべての労働者に支払う賃金の総額に、その事 業の属する業種について定められている労災保険率を乗じて算定します。この保険率は、 将来にわたる財政均衡の維持、過去3年間の災害率その他の事業を考慮して、業種別に 厚生労働大臣が定めます。 また、事業主の災害防止努力の促進と保険料の負担の公平 を図るため一定規模以上の事業については、災害の発生状況によって労災保険率を引き 上げ又は引き下げる制度(メリット制)が設けられています。 保険給付 (1) 保険給付の種類 労災保険の保険給付には、業務災害に関するもの及び通勤災害に関するものがそれ ぞれ7種類と、二次健康診断等給付があります。業務災害と通勤災害の給付はそれぞ れ個別の給付として構成されていますが、名称が異なるほかは、受給要件、給付内容 等は同様となっています。労災保険では、保険給付のほか、労働者及びその遺族の福 祉の増進を図る労働福祉事業の1つとして特別支給金が支給されています。 業務災害及び通勤災害に関する保険給付 療養補償給付(療養給付) 休業補償給付(休業給付) 〔休業特別支給金〕 傷病補償年金(傷病年金) 〔傷病特別支給金、傷病特別年金〕 障害補償給付(障害給付) 傷害補償年金(傷害年金) 〔障害特別支給金、障害特別年金〕 傷害補償一時金(障害一時金) 〔障害特別支給金、障害特別一時金〕 介護補償給付(介護給付) 遺族補償給付(遺族給付) 遺族補償年金(遺族年金) 〔遺族特別支給金、遺族特別年金〕 遺族補償一時金(遺族一時金) 〔遺族特別支給金、遺族特別一時金〕 葬祭料(葬祭給付) (注)1、 は業務災害に関する保険給付、( )は通勤災害に関する 保険給付の名称 2、〔 〕は労働福祉事業の給付

(15)

(2) 給付基礎日額 給付基礎日額は、労働保険の現金給付たる保険給付の額の算定基礎となるもので、原 則として労働基準法第 12 条の平均賃金に相当する額です。平均賃金は、通常、負傷若し くは死亡の原因である事由が発生した日又は診断によって疾病の発病が確定した日(算 定事由発生日)の直前の3か月の賃金総額をその期間の総暦日数で除して得た額です。 なお、特別加入者の給付基礎日額は賃金がないため、加入申請時に 2000 円∼2万円の 額のうちから選択し、その額を給付基礎日額としています。 (3) スライド制 現金給付たる保険給付の実質的価値を維持するため、給付基礎日額の改定を行うスラ イド制が取り入れられています。 ① 休業補償給付(休業給付)のスライド制 賃金水準が 10%を超えて変動した場合には、その変動率に応じて改定が行われます。 ② 年金たる保険給付及び一時金たる保険給付のスライド制 年度ごとに賃金水準の変動に応じて改定が行われます(完全自動賃金スライド制)。 (4) 年金たる保険給付の支払月 原則として毎月2月、4月、6月、8月、10 月、12 月の 6 回に分け、前2か月分が 支払われます。 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭 22.4.7 法律 50) ○ 同施行令(昭 52.3.23 政令 33) ○ 同施行規則(昭 30.9.1 労令 22)

(16)

療養補償給付(療養給付)

労働者が業務上の災害又は通勤途上の災害により、負傷し、又は疾病にかかり、療養を 要する場合に、療養の給付(現物給付)又は療養の費用(現金給付)として支給されます。 受給要件 労働者が業務上又は通勤途上の災害により、負傷し、又は疾病にかかり、療養を要すると き。 給付の範囲 次のうち政府が必要と認めるものです。これらの給付は、原則として療養の給付として 現物給付されます。被災労働者が、労災病院、指定病院等以外の医療機関で療養した場合 には、その療養に要した費用が現金給付されます。 (1) 診察 (2) 薬剤又は治療材料の支給 (3) 処置、手術その他の治療 (4) 居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護 (5) 病院又は診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護 (6) 移送 給付期間 当該負傷又は疾病が治るまで(症状が固定して治療の必要がなくなるまで)。 一部負担金 10 割給付ですが、通勤災害の場合は次に揚げるものを除き、初診時に 200 円(健康保険 の日雇特例被保険者については 100 円)の一部負担金があります。 (1) 第三者の行為により災害を受けた者 (2) 療養開始後3日以内に死亡した者、その他休業給付を受給しない者 (3) 同一の通勤災害について、一度一部負担金を納付した者 なお、療養給付のほかに休業給付を受ける場合には、休業給付の額から一部負担金相当 額が控除されます。

(17)

受給手続 次の手続きを行います。 (1)「療養補償給付たる療養の給付請求書」を労災病院、指定病院等を経由して事業所の所 在地を管轄する労働基準監督署長に提出します。 (2) 非指定の医療機関で療養を受けた場合は、いったん療養費用を支払い、その後「療養 補償給付たる療養の費用請求書」を事業所の所在地を管轄する労働基準監督署長に提 出し、療養の費用を受けます。 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭和 22.4.7 法律 50)13 条、22 条 ○ 同施行規則(昭 30.9.1 労令 22)11 条∼12 条の2、18 条の5、18 条の6

休業補償給付(休業給付)

労働者が業務上の災害又は通勤途上の災害により、負傷し、又は疾病にかかり、療養の ため労働することができず、賃金を受けることができない場合に支給されます。 受給要件 次のいずれにも該当していること。 (1) 業務上又は通勤途上による傷病のため療養していること (2) 療養のため労働することができないこと (3) 賃金を受けていないこと 給付額 (1) 休業補償給付(休業給付) 休業第 4 日目(3日間は待機期間)から 1 日につき給付基礎日額の 60%相当額 ただし、所定労働時間のうち、一部労働した場合には、給付基礎日額から支払われる賃 金の額を控除して得た額の 60%相当額になります。 (2) 休業特別支給金(労働福祉事業) 休業第 4 日目から 1 日につき給付基礎日額の 20%相当額

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給付期間 休業期間中。療養を開始して1年6ヶ月を経過した後、一定の障害の状態に該当する場 合には、休業補償給付から傷病補償年金に移行されます。 供給の調整 同一の事由により、厚生年金保険法の障害厚生年金又は国民年金法の障害基礎年金が支 給される場合は、休業補償給付は減額され、各々次の率を乗じた額となります。 障害厚生年金及び障害基礎年金が支給される場合・・・・・・・・・0.73 障害厚生年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.86 障害基礎年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.88 受給手続 「休業補償給付支給請求書 休業特別支給金支給申請書」に「平均給与額証明書」を添 付して事業所の所在地を管轄する労働基準監督署長に提出します。 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭 22.4.7 法律 50)14 条、14 条の 2 ○ 同施行令(昭 52.3.23 政令 33)1 条 ○ 同施行規則(昭 30.9.1 労令 22)9条の 2、12 条の 4、13 条、18 条の 6 の 2、 18 条の 7

傷病補償年金(傷病年金)

労働者が業務上の災害又は通勤途上の災害により、負傷し、又は疾病にかかり、療養を 開始してから1年6か月を経過しても治らず、その傷病が一定の障害の状態に該当する場 合に、休業補償給付に代えて支給されます。 受給要件 業務上又は通勤途上による傷病が、療養の開始後1年6か月を経過した日又は同日後に おいて、次のいずれにも該当していること。 (1) 当該傷病が治っていないこと (2) 当該傷病による障害の程度が傷病等級の 1 級∼3 級に該当すること(傷病等級表参照)

(19)

給付額 (1) 傷病補償年金(傷害年金) 第 1 級・・・・・給付基礎日額の 313 日分 第 2 級・・・・・ 〃 277 日分 第 3 級・・・・・ 〃 245 日分 (2) 傷病特別支給金、傷病特別年金(労働福祉事業) 傷病等級 傷病特別支給金 傷病特別年金 第 1 級 114 万円 算定基礎日額の 313 日分 第 2 級 107 万円 〃 277 日分 第 3 級 100 万円 〃 245 日分 <注> 算定基礎日額とは、被災前 1 年間に支払われた賞与等の特別給与の総額(算定基礎年 額)を 365 で除して得た額をいいます。 なお、算定基礎年金額が給付基礎日額の 365 倍に相当する額の 20%に相当する額又は 150 万円のいずれか低い方の額を上回る場合は、そのいずれか低い方の額とされます。 給付期間 受給要件の状態が継続している間 併給の調整 同一の事由により、厚生年金保険法の障害厚生年金又は国民年金法の障害基礎年金が支 給される場合は、傷病補償年金は減額され、各々次の率を乗じた額となります。 障害厚生年金及び障害基礎年金が支給される場合・・・・・0.73 障害厚生年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.86 障害基礎年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.88 受給手続 傷病補償年金への移行は、労働基準監督署長が決定するため特に手続きの必要はありま せん。ただし、受給要件に該当するか否かを判断するために、療養開始後1年6か月を経 過した日以後1か月以内に「傷病の状態等に関する届」に医師の診断書等を添付し、提出 します。 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭 22.4.7 法律 50)18 条、18 条の2、23 条

(20)

傷病等級表

傷病等級 障害の状態 第 1 級 1 神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、常に介護を要するもの 2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、常に介護を要するもの 3 両眼が失明しているもの 4 そしゃく及び言語の機能を廃しているもの 5 両上肢をひじ関節以上で失ったもの 6 両上肢の用を全廃しているもの 7 両下肢をひざ関節以上で失ったもの 8 両下肢の用を全廃しているもの 10 前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの 第 2 級 1 神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、随時介護を要するもの 2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、随時介護を要するもの 3 両眼の視力が 0.02 以下になっているもの 4 両上肢を腕関節以上で失ったもの 5 両下肢を足関節以上で失ったもの 6 前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの 第 3 級 1 神経系統の機能又は精神に著しい障害を有し、常に労務に服することができ ないもの 2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、常に労務に服することができないも の 3 1眼が失明し、他眼の視力が 0.06 以下になっているもの 4 そしゃく又は言語の機能を廃しているもの 5 両手の手指の全部を失ったもの 6 第 1 号及び第 2 号に定めるもののほか常に労務に服することができないもの その他前各号に定めるものと同程度以上の障害の状態にあるもの <備考> 1 視力の測定は、万国式試視力表による。屈折異常のあるものについては矯 正視力について測定する。 2 手指を失ったものとは、母指は指関節、その他の手指は第1指関節以上を 失ったものをいう。

(21)

障害補償給付(障害給付)

労働者が業務上の災害又は通勤途上の災害により負傷し、又は疾病にかかり、当該負傷 又は疾病が治ったとき、身体に一定の障害が残った場合に支給されるもので、その障害の 程度に応じて年金又は一時金が支給されます。 1 傷害補償年金(傷害年金) 受給要件 業務上又は通勤途上による傷病か治ったあと、身体に障害等級の 1 級∼7 級に該 当する障害(障害等級表参照)が残ったとき 給付額 障害等級に応じた額が支給されます。 (1)障害補償年金(傷害年金) 障害等級 支給額 第 1 級 給付基礎日額の 313 日分 第 2 級 〃 277 日分 第 3 級 〃 245 日分 第 4 級 〃 213 日分 第 5 級 〃 184 日分 第 6 級 〃 156 日分 第 7 級 〃 131 日分 (2)障害特別支給金、障害特別年金(労働福祉事業) 障害等級 障害特別支給金 障害特別年金 第 1 級 342 万円 給付基礎日額の 313 日分 第 2 級 320 万円 〃 277 日分 第 3 級 300 万円 〃 245 日分 第 4 級 264 万円 〃 213 日分 第 5 級 225 万円 〃 184 日分 第 6 級 192 万円 〃 156 日分 第 7 級 159 万円 〃 131 日分 <注> 算定基礎日額とは、被災前 1 年間に支払われた賞与等の特別給与の総額(算定 基礎年額)を 365 で除して得た額をいいます。なお、算定基礎年額が給与基礎日額の 365 倍に相当する額の 20%に相当する額又は 150 万円のいずれか低い方の額を上回

(22)

給付期間 受給要件の状態が継続している間 併給の調整 同一の事由により、厚生年金保険法の障害厚生年金又は国民年金法の障害基礎年金が支 給される場合は、障害補償年金は減額され、各々次の率を乗じて得た額となります。 障害厚生年金及び障害基礎年金が支給される場合・・・・・・・0.73 障害厚生年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.83 障害基礎年金が支給される場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.88 受給手続 「障害補償給付支給請求書 障害特別支給金支給申請書 障害特別年金支給申請書 障害特別一時金支給申請書」に医師の診断書等を添付して、事業所の所在地を管轄す る労働基準監督署長に提出します。 障害補償年金差額一時金 障害補償年金の受給者が死亡した場合、すでに支払われた障害補償年金の額が次表の額 に満たないときは、次表の額との差額が一時金としてその遺族に対し、請求により支給さ れます。 第 1 級 給付基礎日額の 1340 日分 第 2 級 〃 1190 日分 第 3 級 〃 1050 日分 第 4 級 〃 920 日分 第 5 級 〃 790 日分 第 6 級 〃 670 日分 第 7 級 〃 560 日分 障害補償年金前払い一時金 障害補償年金の受給権者は、前記差額一時金の表の額を限度として、請求により障害補 償年金の前払いを受けることができます。

(23)

傷害補償一時金(障害一時金)

受給要件 業務上又は通勤途上による傷病が治ったあと、身体に障害等級の 8 級∼14 級に該当する 障害(障害等級表参照)が残ったとき 給付額 障害等級に応じた額が支給されます。 (1) 障害補償一時金(障害一時金) 障害等級 支給額 第 8 級 給付基礎日額の 503 日分 第 9 級 〃 391 日分 第 10 級 〃 302 日分 第 11 級 〃 233 日分 第 12 級 〃 156 日分 第 13 級 〃 101 日分 第 14 級 〃 56 日分 (2) 障害特別支給金、障害特別一時金(労働福祉事業) 障害等級 障害特別支給金 障害特別一時金 第 8 級 65 万円 算定基礎日額の 503 日分 第 9 級 50 万円 〃 391 日分 第 10 級 39 万円 〃 302 日分 第 11 級 29 万円 〃 223 日分 第 12 級 20 万円 〃 156 日分 第 13 級 14 万円 〃 101 日分 第 14 級 8 万円 〃 56 日分 注 算定基礎日額とは、被災前 1 年間に支払われた賞与等の特別給与の総額(算定基 礎年額)を 365 で除して得た額をいいます。なお、算定基礎年額が給付基礎日額の 365 倍に相当する額の 20%に相当する額又は 150 万円のいずれか低い方の額を上回 る場合は、そのいずれか低い方の額とされます。

(24)

受給手続 障害補償給付支給申請書 障害特別支給金支給申請書 障害特別年金支給申請書 障害特別一時金支給申請書」に医師の診断書等を添付して、事業所の所在地を管轄す る労働基準監督署長に提出します。 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭 22.4.7 法律 50)15 条、15 条の2、22 条の3 ○ 同施行規則(昭 30.9.1 労令 22)14 条の3、18 条の8

障害等級表

障害等級 身体障害 第 1 級 1 両眼が失明したもの 2 そしゃく及び言語の機能を廃したもの 3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 5 削除 6 両上肢をひじ関節以上で失ったもの 7 両上肢の用を全廃したもの 8 両下肢をひざ関節以上で失ったもの 9 両下肢の用を全廃したもの 第 2 級 1 1 眼が失明し、他眼の視力が 0.02 以下になったもの 2 両眼の視力が 0.02 以下になったもの 2の2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 2の3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 3 両上肢を腕関節以上で失ったもの 4 両下肢を足関節以上で失ったもの

(25)

第 3 級 1 1 眼が失明し、他眼の視力が 0.06 以下になったもの 2 そしゃく又は言語の機能を廃したもの 3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することがで きないもの 4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができない もの 5 両手の手指の全部を失ったもの 第 4 級 1 両眼の視力が 0.06 以下になったもの 2 そしゃく及び言語の機能に著しい障害を残すもの 3 両耳の聴力を全く失ったもの 4 1 上肢をひじ関節以上で失ったもの 5 1 下肢をひざ関節以上で失ったもの 6 両手の手指の全部の用を廃したもの 7 両足をリスフラン関節以上で失ったもの 第 5 級 1 1 眼が失明し、他眼の視力が 0.1 以下になったもの 1の2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の 労務に服することができないもの 、1の3 胸腹部臓器の機能に著しい 障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの 2 1上肢を腕関節以上で失ったもの 3 1下肢を足関節以上で失ったもの 4 1上肢の用を全廃したもの 5 1下肢の用を全廃したもの 6 両足の足指の全部を失ったもの 第 6 級 1 両眼の視力が 0.1 以下になったもの 2 そしゃく又は言語の機能に著しい障害を残すもの 3 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になった もの 、3の2 1 耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が 40 センチメートル 以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの 4 せき柱に著しい奇形又は運動障害を残すもの 5 1上肢の3大関節中の 2 関節の用を廃したもの 6 1 下肢の3大関節中の 2 関節の用を廃したもの

(26)

第7級 1 1眼が失明し、他眼の視力が 0.6 以下になったもの 2 両耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通の話声を解することが できない程度になったもの 2の2 1 耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が 1 メートル以上の距離では普通の 話声を解することができない程度なったもの 3 神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服するこ とができないもの 4 削除 5 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することがで きないもの 6 1 手の母指及び示指を失ったもの又は母指若しくは示指を含み3以上の手 指を失ったもの 7 1 手の5の手指又は母指及び示指を含み4の手指の用を廃したもの 8 1 足をリスフラン関節以上で失ったもの 9 1 上肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すもの 10 1 下肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すもの 11 両足の足指の全部の用を廃したもの 12 女性の外貌ぼうに著しい醜状を残すもの 13 両側のこう丸を失ったもの 第 8 級 1 1 眼が失明し、又は 1 眼の視力が 0.02 以下になったもの 2 せき柱に運動障害を残すもの 3 1 手の母指を含み2の手指を失ったもの 4 1 手の母指及び示指又は母指若しくは示指を含み3以上の手指の用を廃し たもの 5 1 下肢を5センチメートル以上短縮したもの 6 1 上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 7 1 下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 8 1 上肢に仮関節を残すもの 9 1 下肢に仮関節を残すもの 10 1 足の足指の全部を失ったもの 11 ひ臓又は 1 側のじん臓を失ったもの 第 9 級 1 両眼の視力が 0.6 以下になったもの 2 1 眼の視力が 0.06 以下になったもの 3 両眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの

(27)

4 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 5 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの 6 そしゃく及び言語の機能に障害を残すもの 6の2 両耳の聴力が 1 メートル以上の距離では普通の話声を解することがで きない程度になったもの 6の3 1 耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度にな り、他耳の聴力が 1 メートル以上の距離では普通の話し声を解することが困 難である程度になったもの 7 1 耳の聴力を全く失ったもの 7の2 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相 当な程度に制限されるもの 7の3 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当な程 度に制限されるもの 8 1 手の母指を失ったもの、示指を含み2の手指を失ったもの又は母指及び示 指以外の3の手指を失ったもの 9 1 手の母指を含み2の手指の用を廃したもの 10 1 足の第 1 の足指を含み 2 以上の足指を失ったもの 11 1 足の足指の全部の用を廃したもの 12 生殖器に著しい障害を残すもの 第 10 級 1 1 眼の視力が 0.1 以下になったもの 2 そしゃく又は言語の機能に障害を残すもの 3 14 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 3の2 両耳の聴力が 1 メートル以上の距離では普通の話声を解することが困 難である程度になったもの 4 1 耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になった もの 5 1 手の示指を失ったもの又は母指及び示指以外の2の手指を失ったもの 6 1 手の母指の用を廃したもの、示指を含み2の手指の用を廃したもの又は母 指及び示指以外の3の手指の用を廃したもの 7 1 下肢を 3 センチメートル以上短縮したもの 8 1 足の第 1 の足指又は他の4の足指を失ったもの 9 1 上肢の3大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの 10 1 下肢の3大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの

(28)

第 11 級 1 両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの 2 両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの 3 1 眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 3の2 10 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 3の3 両耳の聴力が 1 メートル以上の距離では小声を解することができない 程度になったもの 4 1 耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通の話声を解することが できない程度になったもの 5 せき柱に奇形を残すもの 6 1 手の中指又は薬指を失ったもの 7 1 手の示指の用を廃したもの又は母指及び示指以外の2の手指の用を廃し たもの 8 1 足の第 1 の足指を含み 2 以上の足指の用を廃したもの 9 胸腹部臓器に障害を残すもの 第 12 級 1 1 眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの 2 1 眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの 3 7 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 4 1 耳の耳かくの大部分を欠損したもの 5 鎖骨、胸骨、ろく骨、肩こう骨又は骨盤骨に著しい奇形を残すもの 6 1 上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの 7 1 下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの 8 長管骨に奇形を残すもの 9 1 手の中指又は薬指の用を廃したもの 10 1 足の第 2 の足指を失ったもの、第 2 の足指を含み 2 の足指を失ったもの又 は第 3 の足指以下の3の足指を失ったもの 11 1 足の第 1 の足指又は他の 4 の足指の用を廃したもの 12 局部にがん固な神経症状を残すもの 13 男性の外貌ぼうに著しい醜状を残すもの 14 女性の外貌ぼうに醜状を残すもの 第 13 条 1 1 眼の視力が 0.6 以下になったもの 2 1 眼に半盲症、視野狭さく又視野変状を残すもの 3 両眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの 3の2 5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 4 1 手の小指を失ったもの

(29)

5 1 手の母指の指骨の一部を失ったもの 6 1 手の示指の指骨の一部を失ったもの 7 1 手の示指の末関節を屈伸することができなくなったもの 8 1 下肢を 1 センチメートル以上短縮したもの 9 1 足の第 3 の足指以下の 1 又は2の足指を失ったもの 10 1 足の第 2 の足指の用を廃したもの、第 2 の足指を含み2の足指の用を廃し たもの又は第 3 の足指以下の3の足指の用を廃したもの 第 14 条 1 1 眼のまぶたの一部に欠損を残し、又はまつげはげを残すもの 2 3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 2の2 1 耳の聴力が 1 メートル以上の距離では小声を解することができない程 度になったもの 3 上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの 4 下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの 5 1 手の小指の用を廃したもの 6 1 手の母指及び示指以外の手指の指骨の一部を失ったもの 7 1 手の母指及び示指以外の手指の末関節を屈伸することができなくなった もの 8 1 足の第 3 の足指以下の1又は2の足指の用を廃したもの 9 局部に神経症状を残すもの 10 男性の外貌ぼうに醜状を残すもの <備考> 1 視力の測定は、万国式試視力表による。屈折異常のあるものについてはきょう正視 力について測定する。 2 手指を失ったものとは、母指は指関節、その他の手指は第 1 関節以上を失ったもの をいう。 3 手指の用を廃したものとは、手指の末節の半分以上を失い、又は中手指節関節若し くは第 1 指関節(母指にあっては指関節)に著しい運動障害を残すものをいう。 4 足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいう。 5 足指の用を廃したものとは、第 1 の足指は末節の半分以上、その他の足指は末関節 以上を失ったもの又は中足指節関節若しくは第 1 指関節(第 1 の足指にあっては指 関節)に著しい運動障害を残すものをいう。

(30)

介護補償給付(介護給付)

障害補償年金(障害年金)又は傷病補償年金(傷病年金)を受ける権利を有する労働者が、 介護を要する状態になったときに、その労働者に支給されます。 受給要件 障害補償年金(障害年金)又は傷病補償年金(傷病年金)を受ける権利を有する労働者が、 その受ける権利を有する年金の支給事由となる障害であって要介護障害程度区分表に定め る程度のものにより、常時又は随時介護を要する状態にあり、かつ、常時又は随時介護を 受けているとき。 給付額 (1) 常時介護を要する状態にある場合 ① その月に費用を支出して介護を受けた日がある場合(②の場合を除きます。) その月において介護に要する費用として支出された額(限度額 10 万 8300 円) ② その月に費用を支出して介護を受けた日がない場合又は介護に要する費用として 支出された費用の額が 5 万 8750 円未満の場合であって、親族等による介護を受け た日がある場合 5 万 8750 円(支出された額が 5 万 8750 円未満のときは、その支出された額) (2) 随時介護を要する状態にある場合 ① その月に費用を支出して介護を受けた日がある場合(②の場合を除きます。) その月において介護に要する費用として支出された額(限度額 5 万 4150 円) ② その月に費用を支出して介護を受けた日がない場合又は介護に要する費用として 支出された費用の額が 2 万 9380 円未満の場合であって、親族等による介護を受け た日がある場合 2 万 9380 円(支出された額が 2 万 9380 円未満のときは、その支出された額) 給付期間 介護を受けている間。ただし、身体障害者療護施設、特別養護老人ホーム、病院等に入 所又は入院している間は支給されません。 受給手続 「介護補償給付 介 護 給 付 支給請求書」に医師の診断書等を添付して事務所の所在地を管轄する 労働基準監督署長に提出します。

(31)

要介護障害程度区分表 介護を要する状態 障害の程度 常時介護を要する状態 1 神経系統の機能若しくは精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの(障害等級 第1級第3号に規定する身体障害)又は神経系統の機能若しくは精神に著しい障害を 有し、常に介護を要するもの(傷病等級第1級第1号に規定する障害の状態) 2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの(障害等級第1級第4 号に規定する身体障害)又は胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、常に介護を要す るもの(傷病等級第1級第2号に規定する障害の状態) 3 1及び2以外の障害等級第1級に規定する身体障害又は傷病等級第1級に規定する障 害の状態のうち、重複障害等障害の状態が重篤であって、1又は2と同程度の介護を 要する状態にあるもの(具体的には次のとおり) ① 両眼が失明するとともに、障害等級表(4136 頁参照)の第 1 級若しくは第 2 級又は 傷病等級表(4131 頁参照)の第 1 級若しくは第 2 級に該当する障害を有するもの ② 両上肢の用を全廃し又はひじ関節以上で失うとともに、次の障害を有するもの ・両下肢の用を全廃しているもの ・両下肢をひざ関節以上で失ったもの ・両下肢を足関節以上で失ったもの 両上肢を腕関節以上で失うとともに両下肢の用を全廃し又はひざ関節以上で失った もの ③ その他これらと同程度の介護を要する障害を有するもの

(32)

随時介護を有する状態 1 神経系統の機能若しくは精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの(障害等級 第2 級第 2 号の 2 に規定する身体障害)又は神経系統の機能若しくは精神に著しい障 害を有し、随時介護を要するもの(傷病等級第2 級第 1 号に規定する障害の状態) 2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの(障害等級第 2 級第 2 号の 3 に規定する身体障害)又は胸腹部臓器の機能に著しい障害を有し、随時介護を 有するもの(傷病等級表第2 級第 2 号に規定する障害の状態) 3 障害等級第 1 級に規定する身体障害又は傷病等級第 1 級に規定する障害の状態であっ て、上記の常時介護を要する状態に該当しないもの 〔根拠法令等〕 ○ 労働者災害補償保険法(昭22.4.5 法律 50)19 条の 2, 22 条の7 ○ 同施行規則(昭30.9.1 労令 22)18 条の3の4、18 条の3の5、18 条の 15 ○ 労働者災害補償保険特別支給金支給規則(昭49.12.28 労令 30) ○ 労働者災害補償保険法の施行に関する事務に使用する文書の様式 (昭35.4.1 労告 10) ○ 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律の施行(大2 次分)について (平8.3.1 基発 95)

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障害者制度集4.

自動車損害賠償責任保険

自動車事故による傷病等の被害について、民事上の損害賠償の履行を確保するために、 自動車保有者に強制的に責任保険または責任共済に加入させ、加害額の一定範囲を加害者 に代わって支払う制度です。 自動車事故によって障害を負った人も、この制度を利用し、損害賠償額の支払いを受け ることができます。

保険金額

(1) 死亡した場合 ①死亡による損害・・・・・・・・・・・・・・・・3,000 万円以内 ・葬祭料・・・・・・・60 万円 ・慰謝料・・・・・・・本人分350 万円 遺族分(遺族の数により)最高900 万円 ②死亡に至るまでの傷害による損害・・・・120 万円以内 ・治療費・・・・・・実費 ・慰謝料・・・・・・1 日につき 4,200 円 ・休業補償費・・・・・・1 日につき 5,700 円(ただし、5700 円を超えることが明らかな場合 は、19,000 円を限度としてその実額) (2) 介護を要する後遺障害が残った場合 ①介護を要する後遺障害・・・・・・・・・・・・・・4,000 万円以内 ・治療費・・・・・・実費 ・慰謝料・・・・・・1 日につき 4,200 円 ・休業補償費・・・・・・1 日につき 5,700 円(ただし、5700 円を超えることが明らかな場合 は、19,000 円を限度としてその実額) ②介護を要する後遺障害に至るまでの障害・・・・・・・・・・・・・・120 万円以内 ・治療費・・・・・・実費 ・慰謝料・・・・・・1 日につき 4,200 円 ・休業補償費・・・・・・1 日につき 5,700 円(ただし、5700 円を超えることが明らかな場合

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(3) 負傷したり、負傷による後遺障害が残った場合 ①負傷が治るまでの損害・・・・・・・・・・・・・・120 万円以内 ・治療費・・・・・・実費 ・慰謝料・・・・・・1 日につき 4,200 円 ・休業補償費・・・・・・1 日につき 5,700 円(ただし、5700 円を超えることが明らかな場合 は、19,000 円を限度としてその実額) ②後遺障害 後遺障害が残った場合には、その障害の程度に応じて次表に掲げる金額 金額 保険金額等の限度額 内訳 等級 慰謝料額 逸失利益分の限度額 第1 級 3,000 万円 1,100 万円 1,900 万円 (被扶養者のあるとき) (1,300) (1,700) 第2 級 2,590 958 1,632 (被扶養者のあるとき) (1,128) (1,462) 第3 級 2,219 829 1,390 (被扶養者のあるとき) (973) (1,246) 第4 級 1,889 712 1,177 第5 級 1,574 599 975 第6 級 1,296 498 798 第7 級 1,051 409 642 第8 級 819 324 495 第9 級 616 245 371 第10 級 461 187 274 第11 級 331 135 196 第12 級 224 93 131 第13 級 139 57 82 第14 級 75 32 43

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仮渡金 保険金や加害者の賠償額支払いまでには一定の時間が必要なため、被害者側には仮渡金と して次の金額の支払いを請求することができます。 症状等の状況 仮渡金額 1 死亡した者 290 万円 2 イ 脊柱の骨折で脊髄を損傷したと認められる病状を有するもの ロ 上腕又は前腕の骨折で合併症を有するもの ハ 大腿又は下腿の骨折 ニ 内臓の破裂で腹膜炎を併発したもの ホ 14 日以上病院に入院することを要する傷害で、医師の治療を要する期間 が30 日以上のもの 40 万円 3 イ 脊柱の骨折 ロ 上腕又は前腕の骨折 ハ 内臓の破裂 ニ 院に入院することを要する傷害で、医師の治療を要する期間が30 日以上 のもの ホ 14 日以上病院に入院することを要する傷害 20 万円 4 2 のイ∼ホ、3 のイ∼ホに掲げる傷害を除き、11 日以上医師の治療を要する傷害を 受けたもの 5 万円 請求手続 (1) 加害者請求 加害者が被害者と示談を成立させ、損害賠償金を支払った場合は、保険金額の限度内にお いて、支払った金額を限度として保険金を請求することができます。 (2) 被害者請求 財産的損害、精神的損害とも、死亡の場合は遺族、障害を受けた場合は被害者本人が請求 権者となります(本人が未成年者である場合は、親権者又は後見人が請求することになっ ています)。

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自動車損害賠償保障法後遺障害等級表

等級 介護を要する後遺障害 保険金額 第1級 1.神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 2.胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 4,000 万円 第2級 1.神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 2.胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 3,000 万円 備考 各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、各等級の後遺障害に相当するも のは、当該等級の後遺障害とする。 等級 番号 後遺障害 保険金額 第1級 1.両目が失明したもの 2.咀嚼及び言語の機能を廃したもの 3.両上肢をひじ関節以上で失ったもの 4.両上肢の用を全廃したもの 5.両下肢をひざ関節以上で失ったもの 6.両上肢の用を全廃したもの 3,000 万円 第2級 1.1眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になったもの 2.両目の視力が0.02以下になったもの 3.両上肢を腕関節以上で失ったもの 4.両下肢を足関節以上で失ったもの 2,590 万円 第3級 1.1眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの 2.咀嚼または言語の機能を廃したもの 3.神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないも の 4.胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの 5.両手の手指の全部を失ったもの 2,219 万円

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第4級 1.両名の矯正視力が0.06以下になったもの 2.咀嚼及び言語の機能に著しい障害を残すもの 3.両耳の聴力を全く失ったもの 4.1上肢をひじ関節以上で失ったもの 5.1下肢をひざ関節以上で失ったもの 6.両手の手指の全部の用を廃したもの 7.両足をリスフラン関節以上で失ったもの 1,889 万円 第5級 1.1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの 2.神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服する ことができないもの 3.胸腹部の臓器に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができな いもの 4.1上肢を腕関節以上で失ったもの 5.1下肢を足関節以上で失ったもの 6.1上肢の用を全廃したもの 7.1下肢の用を全廃したもの 8.両足の足指の全部を失ったもの 1,574 万円 第6級 1.両目の視力が0.1 以下になったもの 2.咀嚼または言語の機能に著しい障害を残すもの 3.両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの 4.1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声 を解することのできない程度になったもの 5.脊柱に著しい奇形または運動障害を残すもの 6.1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの 7.1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの 8.1手の5の手指またはおや指及びひとさし指を含み4の手指を失ったもの 1,296 万円

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第7級 1.1眼が失明し、他眼の視力が0.6以下になったもの 2.両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない 程度になったもの 3.1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解する ことができない程度になったもの 4.神経系統の機能または精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができ ないもの 5.胸腹部臓器に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの 6.1手のおや指及びひとさし指を失ったものまたはおや指若しくはひとさし指を含み3 以上の手指を失ったもの 7.1手の5の手指またはおや指を及びひとさし指を含み4の手指の用を廃したもの 8.1足をリスフラン関節以上で失ったもの 9.1上肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すもの 10.1下肢に仮関節を残し、著しい運動障害を残すも 11.両足の足指の全部の用を廃したもの 12.女子の外貌に著しい醜状を残すもの 13.両側の睾丸を失ったもの 1,051 万円 第8級 1.1眼が失明し、又は1眼の視力が0.02以下になったもの 2.脊柱に運動障害を残すもの 3.1手のおや指を含み2の手指を失ったもの 4.1手のおや指およびひとさし指又はおや指若しくはひとさし指を含み3以上の手指の 用を廃したもの 5.1下肢を5センチメートル以上短縮したもの 6.1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 7.1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 8.1上肢に仮関節を残すもの 9.1下肢に仮関節を残すもの 10.1足の足指の全部を失ったもの 11.脾臓または1側の腎臓を失ったもの 819 万円

(39)

第9級 1.両目の視力が0.6以下になったもの 2.1眼の視力が0.06以下になったもの 3.両目に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの 4.両目のまぶたに著しい欠損を残すもの 5.鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの 6.咀嚼及び言語の機能に障害を残すもの 7.両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度にな ったもの 8.1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力 が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの 9.1耳の聴力を全く失ったもの 10.神経系統の機能または精神に障害を残し、服することのできる労務が相当な程度に 制限されるもの 11.胸腹部臓器に障害を残し、服することのできる労務が相当な程度に制限されるもの 12.1手のおや指を失ったもの、ひとさし指を含み2の手指を失ったもの又はおや指を 及びひとさし指以外の3の手指を失ったもの 13.1手のおや指を含み2の手指の用を廃したもの 14.1足の第1の足指を含み2以上の用を廃したもの 15.1足の足指の全部の用を廃したもの 16.生殖器に著しい障害を残すもの 616 万円 第10級 1.1眼の視力が0.1以下になったもの 2.咀嚼又は言語の機能に障害を残すもの 3.14歯以上に対し歯科補綴を加えたもの 4.両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度に なったもの 5.1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの 6.1手のひとさし指を失ったもの又はおや指及びひとさし指以外の1の手指を失ったもの 7.1手のおや指の用を廃したもの、ひとさし指を含み2の手指の用を廃したもの又はお や指及びひとさし指以外の3の手指の用を廃したもの 8.1下肢を3センチメートル以上短縮したもの 9.1足の第1の足指又は他の4の足指を失ったもの 10.1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの

参照

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