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21 海外情報 F 調査 研究報告書の要約 書 名 平成 21 年度海外機械工業に関する情報収集及び提供事業欧米地域における環境規制動向調査報告書 -サステナビリティに関する欧米の規制 政策とエクセレントビジネス 発行機関名 社団法人日本機械工業連合会 発行年月 平成 22 年 3 月 頁数 231

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21海外情報 F 調査・研究報告書の要約 書 名 平成21年度海外機械工業に関する情報収集及び提供事業 欧米地域における環境規制動向調査報告書-サステナビリティに関する欧米 の規制・政策とエクセレントビジネス 発行機関名 社団法人 日本機械工業連合会 発 行 年 月 平成22年3月 頁 数 231頁 判 型 A4 [目 次]

目次

··· i

はしがき

··· ii

エグゼクティブ・サマリー

··· iii

第 1 章 欧米における気候変動をめぐる動向

··· 1

1

政策・規制動向

··· 1

1-1 国際的動向... 1 1-1-1 これまでの国際的動向概要... 1 1-1-2 今後の展開... 2 1-2 欧州の政策・規制における最新動向... 5 1-2-1 欧州における規制・政策概要... 5 1-2-2 欧州排出量取引制度(EU-ETS)... 6 1-2-3 EU-ETS 枠外での削減実施... 10 1-2-4 再生可能エネルギーの利用促進... 12 1-2-5 CCS に関する最新動向... 13 1-2-6 省エネルギー分野の取り組み... 16 1-3 米国の政策・規制における最新動向... 17 1-3-1 米国の気候変動政策の変遷... 17 1-3-2 排出量取引制度導入に向けた動き... 19 1-3-3 クリーンエネルギー技術分野の取組み... 24 1-3-4 CCS 分野の取組み... 27 1-3-5 省エネルギー分野の取組み... 29

(2)

1-3-6 州レベルの取り組み... 30

2

民間の動向

··· 34

2-1 国際コンソーシアム・団体の動き... 34

2-1-1 持続可能な発展のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development:WBCSD)... 34

2-1-2 国際排出量取引協会(International Emissions Trading Association:IETA)... 36

2-1-3 地球規模の気候変動に関するピューセンター(Pew Center on Global Climate Change)... 37 2-1-4 米国気候アクションパートナーシップ(USCAP)... 38 2-1-5 気候グループ(Climate Group)... 39 2-2 欧米民間企業の気候変動に関する取り組みの傾向... 41 2-3 欧州民間企業の取り組み事例... 42 2-3-1 アングロ・アメリカン(Anglo American)... 43 2-3-2 ビーエーエスエフ(BASF)... 46

2-3-3 バイエルン発動機製造株式会社グループ(Bayerische Motoren Werke AG: BMW) 52 2-3-4 ベーエスハー・ボッシュ・ウント・ジーメンス・ハウスゲラーテ(BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH)... 56 2-3-5 リオ・ティント(Rio Tinto)... 62 2-3-6 ストゥーラ エンソ(Stora Enso)... 67 2-3-7 タイコ・インターナショナル(Tyco International)... 72 2-3-8 ハイデルベルク・セメント(Heidelberg Cement)... 74

2-3-9 ノルスク・ハイドロ ASA (Norsk Hydro ASA)... 78

2-3-10 ST マイクロエレクトロニクス(ST Microelectronics)... 80

2-4 米国民間企業の取り組み事例... 84

2-4-1 アルコア(Alcoa)... 84

2-4-2 アプライド マテリアルズ(Applied Materials)... 90

2-4-3 アッシュ・グローブ・セメント(Ash Grove Cement Company)... 93

2-4-4 ディーア&カンパニー(Deere & Company)... 96

2-4-5 ダウ・ケミカル(Dow Chemical)... 98

2-4-6 フリーポート・マクモラン・カッパー&ゴールド(Freeport McMoran Copper & Gold) 103 2-4-7 ゼネラル・モーターズ(General Motors)... 106

2-4-8 インターナショナル・ペーパー(International Paper Company)... 110

2-4-9 ピーボディ・エナジー(Peabody Energy Corporation)... 115

2-4-10 ワールプール(Whirlpool)... 117

第 2 章

···

欧米における生物多様性をめぐる動向

121

1

生物多様性の概要

··· 121

1-1 生物多様性とは何か... 121 1-1-1 生物多様性がもたらす恩恵(サービス)とそれを喪失することによる弊害... 121 1-1-2 加速する生物多様性の喪失... 124

(3)

1-2 生物多様性の喪失がもたらすビジネスへの影響... 125 1-2-1 生物多様性喪失による事業コストの増加... 125 1-2-2 生物多様性喪失による事業リスクの増加... 126 1-3 市場メカニズムと生物多様性... 128 1-3-1 背景... 128 1-3-2 生態系サービスへの支払い... 128 1-3-3 生物多様性オフセット... 130 1-3-4 グリーン開発メカニズム... 132 1-4 生物多様性条約-名古屋での第 10 回締結国会議までの流れと課題・争点... 132 1-4-1 条約概要... 132 1-4-2 生物多様性条約の論点: バイオ産業とバイオパイラシー... 133 1-4-3 COP10 への期待... 134

2

政策・規制動向

··· 136

2-1 EU の政策動向... 136 2-1-1 基盤となる政策(生物多様性戦略、「2010 年目標」、生物多様性行動計画)... 136 2-1-2 生物多様性行動計画の中間評価... 140 2-1-3 ポスト「2010 年目標」に向けたビジョン草案... 141 2-2 EU の規制動向... 142 2-2-1 生物多様性に関する規制概要... 142 2-2-2 Natura 2000: 規制の管理システム... 146 2-3 欧州が主導する国際的な取り組み: TEEB... 150 2-4 主要国の政策・規制動向... 153 2-4-1 英国... 153 2-4-2 ドイツ... 156 2-4-3 フランス... 157 2-5 米国の政策・規制動向... 158 2-5-1 生物多様性条約に対する米国の姿勢... 158 2-5-2 生物多様性に関する根拠法... 158 2-5-3 生物多様性関連の立法を巡る最近の動き... 162 2-5-4 省庁別の主な取り組み... 162 2-5-5 米国の生物多様性に関する今後の展望... 164 2-6 生物多様性と気候変動対策のシナジー... 164 2-6-1 違法伐採に対する規制... 165

2-6-2 森林での炭素吸収(REDD および REDD Plus)... 166

3

民間の動向

··· 168

3-1 生物多様性条約と産業界... 168

3-1-1 これまでの経緯... 168

(4)

3-2 国際コンソーシアムとイニシアチブ... 170

3-2-1 カウントダウン 2010(Countdown 2010)... 170

3-2-2 世界資源研究所(World Resources Institute)... 171

3-2-3 国際エコツーリズム協会(The International Ecotourism Society)... 173

3-2-4 米国環境銀行家協会(Environmental Bankers Association)... 174

3-2-5 エネルギー及び生物多様性イニシアチブ(Energy and Biodiversity Initiative: EBI) 175 3-2-6 国際石油産業環境保全協会(International Petroleum Industry Environmental Conservation Association: IPIECA)... 176

3-2-7 自然環境保全欧州センター(European Centre for Nature Conservation: ECNC)177 3-2-8 ビジネスと生物多様性イニシアチブ(Business and Biodiversity Initiative)... 179

3-3 欧米民間企業の生物多様性に関する取り組みの傾向... 180

3-4 欧州民間企業による生物多様性に関する取り組み事例... 182

3-4-1 フォルクスワーゲン社(Volkswagen)... 182

3-4-2 ダノン・グループ(Groupe Danone)... 185

3-4-3 PSA・プジョー・シトロエン(PSA Peugeot Citroën)... 187

3-4-4 HSBC... 189

3-4-5 ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell PLC)... 191

3-4-6 リオ・ティント(Rio Tinto)... 194

3-4-7 TUI グループ(TUI Group)... 196

3-4-8 プーマ(PUMA AG Rudolf Dassler Sport)... 198

3-4-9 ロレアル(L’Oreal)... 200

3-4-10 ヴェルナー&メルツ(Werner & Mertz GmbH)... 202

3-5 米国民間企業による生物多様性に関する取り組み事例... 204 3-5-1 アルコア(Alcoa)... 204 3-5-2 スリーエム(3M)... 207 3-5-3 SC ジョンソン(S.C. Johnson)... 208 3-5-4 デュポン(DuPont)... 210 3-5-5 ファイザー(Pfizer)... 213 3-5-6 シェブロン(Chevron)... 215 3-5-7 モンサント(Monsanto)... 218

3-5-8 PG&E カンパニー(PG&E Company)... 219

3-5-9 ペプシコ(PepsiCo)... 223

3-5-10 インテル(Intel)... 226

第 3 章 日本への提言

··· 228

(5)

エグゼクティブ・サマリー

温室効果ガスの排出や、土地の開発による生態系の損失によって生じるコストを、産業界が負担 するべきかどうかを議論する時代はとうの昔に終わり、今は、誰がどのようにいつ支払うかを議論 する時期にきている。気候変動については、コペンハーゲンにおける COP15 が期待された成果 を挙げられずに終わり、今後は二国間や多国間協定などが、実質的な国際交渉の場となりつつ あるという転換期を迎えているが、米国も含めた各国が気候変動問題に対する姿勢にもはや後 戻りはないとされている。また、2010 年に日本・名古屋で COP10 が開催されることから、昨今大 きくクロースアップされつつある生物多様性問題でも、生態系の経済的価値を分析する研究や市 場メカニズムの導入が一部で始まっており、対応しなければ事業コスト、事業リスクとして産業界 に跳ね返ってくる現実問題となりつつある。 しかし、こうした新しい動きは、産業界にとってチャンスと見ることも出来る。気候温暖化や生物多 様性というチャレンジを産業界はどう受け止めるか?新規技術の開発や新しいサービスの提供な ど、今までにない環境問題へのソリューション市場が生まれる可能性は十分ある。現在、国際的 なフレームワークや規制、市場のメカニズムなどが構築されており、新しいルールや制度がゲー ムチェンジャーとして今までのビジネス環境を大きく塗り替えることになる可能性もある。本報告書 では、法規制の現状を十分認識し、欧米企業の先端的を事例を検証することで日本企業の今後 の戦略に資することを狙いとする。 第 1 章: 欧米における気候変動をめぐる動向 法規制の動き:気候変動問題は現在、大きな転換期を迎えている。2009 年 12 月に開催されたコ ペンハーゲンにおける COP15 では、先進国によるトップダウン型で法的拘束力のある議定書へ の合意を形成するというアプローチが実質的に難しいということが鮮明となった。同時に、米国議 会では 2010 年内に排出量取引を盛り込んだ気候変動法案が法制化するのが極めて難しくなって きており、2010 年に開催される COP16 でも、そうした議定書が採択される可能性も低くなってき ている。 今後、国際連合枠組条約(UNFCCC)が国際交渉の中心的な場ではあるものの、米国などが進 めてきた主要経済国フォーラムなど、UNFCCC 以外の多国間・二国間協定を通じた合意の形成 が活発化してくる可能性が高い。こうした状況下、欧州・米国はそれぞれ、排出量取引、再生可能 エネルギー開発、CCS 開発、省エネ分野における政策・規制を通じて、気候変動対策に取り組ん でいる。欧州は「気候変動とエネルギー政策パッケージ」という包括的な政策を軸に気候変動対

(6)

策を進めている。2005 年から排出量取引(EU-ETS)を進めており、2013 年から開始される第 3 フェーズでは、さらに厳しい仕組みが導入される。また、CCS 開発については、CDM への活用を 念頭に、中国などとの研究協力を展開している。米国では 2007 年頃より、「エネルギー安全保 障」という観点から気候変動対策に乗り出しているが、排出量取引を含む気候変動法案は上院で 行き詰まっており、2010 年中の通過は難しい様相を呈している。一方で連邦政府は再生可能エ ネルギー開発支援として多額の投資を行っており、石炭が豊富な米国は CCS 開発にも非常に積 極的である。州政府レベルの取り組みでは、排出量取引制度が既に開始されている地域もある。 民間の動き: 気候変動問題に関する民間の動きでは、コンソーシアム、欧米企業(欧 10 社、米 10 社)を取り上げた。米国環境保護庁(EPA)が気候変動問題への取り組みを最も必要としてい ると指摘した 10 の製造関連業界から各 1 社を抽出し、各社のカーボン・フットプリントに関するデ ータ、環境に配慮した製品やサービス、外部とのパートーナーシップ、課題と懸念事項を考察した。 環境問題では欧州がフロントランナー的存在となっているが、米国でも自社のサバイバル戦略と して捉えて取り組む企業が多い。企業の社会責任(CSR)というよりも、サステナブル(持続可能 な)経営の一環として、温室効果ガス排出の削減や有害物質の使用・廃棄の削減、製造過程・材 料・製品の輸送段階などの改善に取り組んでいる。サステナビリティ(継続可能性)レポートや CSR レポート(あるいは年次報告書の一環として)の作成・情報開示は当たり前のものとなってい る。 今回取り上げた製造業各社では、製造過程から製品ライフサイクル全般における取り組みが行 われており、アングロ・アメリカン社(Anglo American、鉱業)、リオ・ティント社(Rio Tinto、金属) などは、新技術開発や工場設備の改善などを実施しており、タイコ・インターナショナル社(Tyco International、電子製品)は、製品だけでなく社用車のハイブリッド化を実施している。また、米国 企業では、製品 1 つ当たりの二酸化炭素排出量の削減といった製品や、サプライヤーチェーンを 取り込んだ活動が特徴である。さらに、環境デザイン認証の導入、省エネプログラムへや気候変 動問題関連のイニシアチブへの参加により、「目に見える形」での取り組みが目立っている。 第 2 章: 欧米における生物多様性をめぐる動向 法規制の動き:生態系、生物種、遺伝子までを含む多様性が失われつつある生物多様性問題は、 気候変動同様、従来から課題と考えられていたものの、ついに産業界にも対応が迫られる地球規 模の問題として浮上しつつある。1992 年に採択された生物多様性条約に基づき、2010 年には日 本・名古屋にて COP10 が開催される。締約国は 2010 年までに生物多様性の損失に歯止めをか けるという「2010 年目標」を掲げてきたが、欧州も含め、その達成が難しい状況であり、COP10 で は次の 10 年に向けた仕切りなおしが行われると見られる。生物多様性条約でも気候変動同様、 支払いや取引、オフセットなどの市場メカニズムを導入に向けて模索されており(各国・地域単位

(7)

では既に導入されている地域・国もある)、現在欧州を中心に、経済的な側面から生物多様性の 保護を促すことを目的とした、「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」の研究が進められている。 COP10 では、その最終報告が発表される予定であり、その中で産業界が取り組むべきリスク管 理やビジネスチャンス、生物多様性に与える影響の測定などについても触れられる予定である。 市場メカニズムなど、生物多様性への対応方法についてはまだ発展途上であり、ルールメイカー として日本が活躍するチャンスは多く残っている。 欧州は、生物多様性においてリーダーシップを発揮しており、「生物多様性戦略」「生物多様性行 動計画」を策定しているが、既に 2010 年目標の達成が不可能であることを踏まえ、次の 10 年を 見据えた「生物多様性ビジョン」の草案を策定している。また、産業界に直接影響を及ぼすような レベルではないものの、生息地指令や環境責任指令などの規制を打ち出している。欧州各国レベ ルでは、英国とドイツ、次いでフランスが最も進んでおり、生物多様性オフセットについては、英国 は検討中、ドイツでは既に活用、フランスではオフセットバンクが展開されている。米国はバイオ産 業の反発を受けて生物多様性条約には批准していないが、生物多様性にもつながる国内法は既 に複数あり、オフセットとしてコンサベーションバンクは数も多く、利用されている。 民間の動き: 生物多様性の保全を巡る民間の動きは、欧米間で差が明らかになっている。生物 多様性に向けた活動を展開する国際コンソーシアムは、生物多様性を事業戦略の一部に組み込 むことを提唱しているところも多く、そうした発想は欧州の考え方に起因している。また、銀行協会 (リスクマネジメント)や国際石油産業協会(掘削などに伴う環境への影響)など、それぞれの産業 界が独自に生物多様性に取り組んでいる例もある。特に、2010 年 4 月に米国ルイジアナ州で発 生した原油漏れによるメキシコ湾の生物多様性の危機が連日メディアで取り上げられており、今 後石油業界を取り巻く目は厳しくなっていくと見られる。 欧州の企業ではすでに、経営目標の中に「生物多様性(Biodiversity)」保全が、二酸化炭素排出 削減など環境保護の課題と並んで掲げられている。フォルクスワーゲン社(Volkswagen)、プジョ ー・シトロエン社(PSA Peugeot Citroën、 自動車)、ダノン・グループ(Groupe Danone 食品)、ロ イヤル・ダッチ・シェル社(Royal Dutch Shell、エネルギー)、TUI グループ(TUI Group、観光)な どが、環境保護団体やコミュニティとパートナーシップを結び、取り組みを進めるなど、サステナビ リティ戦略の柱の一つとなっている。一方、米国では、大半の企業で「生物多様性」という言葉は 企業戦略の中では大きく取り上げられておらず、「生物多様性の保全」と明示した取り組みはまだ 存在していない。これは米国が生物多様性条約そのものには批准していないことにもよると考え られるが、一方で野性動物の保護、湿地保存など、生物多様性に通ずる個別の取り組みは進め られている。それでも、本報告書で取り上げた米企業 10 社のうち、デュポン(DuPont、化学)、シ ェブロン(Chevron、エネルギー)では生物多様性についても言及しており、自社が扱う製品の生 物多様性への影響についての認識を示している。また、かつて水質汚染で近隣住民との訴訟を

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経験した PG & E 社(Pacific Gas & Electric Company、公共事業)も生態系保護に関する計画を 示している。欧州・米国企業ともども、生物多様性活動を推進する上で、政府、自治体、国際機関、 NGO などとの連携を強め、彼らのノウハウと評価制度やツール設計の能力などを利用している。 特に、ネーチャー・コンサーバンシー、スミソニアン協会、世界自然保護基金など、環境保全では 知名度も高く、国際的にもその活動が認められている組織と組み、斬新かつアピール性の高い事 業を展開している。 第 3 章: 日本への提言 第 3 章では、本報告書の調査結果から得られた情報と洞察をもとに日本企業にとって今後事業戦 略を立案する上でヒントになる考察、考え方、視座、目標などをとりまとめた。欧米企業事例で見 られたように、今や全世界的なトレンドとして、企業経営にとって事業、環境、社会が調和したサス テナブルな企業経営のあり方が注目されている。地球規模の問題に対する、企業のしなやかか つ想像力あふれる対応を実現し、あらゆるステイクホルダーとの間において持続可能な共存共栄 社会を築いていくために、今後日本の企業の活躍が期待される。

参照

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