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1 薬事委員会報告

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Academic year: 2021

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(1)

Drug Information Department of Pharmacy

Vo.15No.4

(通巻 91 号)

2014 年 11 月

発行:薬剤部

DI 担当

1. 薬事委員会報告

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(1)新採用

ボナロン経口ゼリー35mg アセリオ静注液1000mg サインバルタカプセル20mg ミノサイクリン塩酸塩錠100mg メマリーOD 錠 20mg、5mg

(2)削除薬

トレドミン錠15mg メマリー錠20mg、5mg ウインタミン錠12.5mg

2. 薬剤部からのお知らせ

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1. 当 院 採 用 骨 粗 鬆 症 治 療 薬 に つ い て

2. プ ラ リ ア 皮 下 注 に つ い て

3. 採用薬の添付文書改訂情報(DSU №233,234)

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4. 安全性速報(ブルーレター)

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5. 採用医薬品集更新情報(2014 年 11 月)

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1. 薬事委員会報告

(1) 新採用薬

(2) 削除薬

薬品名称 理 由 トレドミン錠15mg サインバルタカプセル20mg 採用のため メマリー錠20mg メマリーOD 錠 20mg 採用のため メマリー錠5mg メマリーOD 錠 5mg 採用のため ウインタミン錠12.5mg 販売中止のため

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2. 薬剤部からのお知らせ

1. 当 院 採 用 骨 粗 鬆 症 治 療 薬 に つ い て

骨 は 成 長 期 に 活 発 に 作 ら れ 、骨 量 は 20 歳 代 で ピ ー ク を 迎 え ま す 。40 歳 代 く ら い ま で は 、 骨 量 は ほ ぼ 一 定 で す が 、 そ の 後 は 、 年 齢 と と も に 減 少 し て い き ま す 。 骨 は 成 長 期 が 終 わ っ て も 、 リ モ デ リ ン グ と い う 代 謝 を 繰 り 返 し ま す 。 リ モ デ リ ン グ と は 、 骨 を 壊 す 働 き を す る 破 骨 細 胞 が 骨 を 壊 す ( 骨 吸 収 ) 一 方 で 、 骨 を 作 る 働 き を す る 骨 芽 細 胞 が 、 破 骨 細 胞 に よ っ て 吸 収 さ れ た 部 分 に 新 し い 骨 を 作 る ( 骨 形 成 ) こ と で す 。 こ の リ モ デ リ ン グ が 絶 え ず 続 け ら れ る こ と で 、 1 年 間 に 20~ 30 % の 骨 が 新 し い 骨 に 入 れ 替 わ っ て い ま す 。 骨 粗 鬆 症 は な ん ら か の 原 因 に よ っ て リ モ デ リ ン グ の バ ラ ン ス が 崩 れ 、 骨 吸 収 が 骨 形 成 を 上 回 り 、 骨 量 の 減 少 が 著 し く な る こ と に よ っ て 起 こ り ま す 。 骨 粗 鬆 症 の 治 療 の 目 的 は 骨 量 が 減 ら な い よ う に す る (骨 吸 収 を 抑 制 す る )、 骨 質 を 良 く し て 骨 折 し な い よ う に す る (骨 形 成 を 促 進 す る ・ 骨 代 謝 を 改 善 す る )こ と で す 。 治 療 に よ っ て 骨 量 が 増 え た と し て も 、治 療 を や め れ ば 、骨 量 の 低 下 は ま た 始 ま る た め 、 食 事 や 運 動 な ど の 指 導 と と も に 服 薬 を 継 続 す る こ と が 重 要 と な り ま す 。 当 院 採 用 の 骨 粗 鬆 症 治 療 薬 に つ い て ま と め ま し た 。( 下 線 は 今 回 新 規 採 用 薬 ) 骨吸収抑制 骨形成促進 骨代謝改善 分類 ビスフォスホネート 製剤 選択的エストロゲン 受容体モジュレータ ー(SERM)製剤 カルシトニン 製剤 副甲状腺ホルモン 製剤 活性型ビタミンD₃ 製剤 採用薬 アレンドロン酸錠35mg (週1回) エビスタ錠 60mg (1日1回) エルカトニン筋注 20U (週1回) フォルテオ皮下注 キット 600μg (1日1回) エディロール cap 0.75μg (1日1回) リカルボン錠 50 ㎎ (4週1回) テリボン皮下注 56.5μg (週1回) アルファカルシドー ル cap 0.5μg (1日1回) ボナロン経口ゼリー 35 ㎎ (週1回) 作用 破骨 細 胞の 活 性を 強く抑え、骨吸収を 防ぎ、骨密度を上げ る。 骨に対して女性ホル モンのエストロゲン と同様に働き、骨吸 収を防ぐ。 骨 吸 収 を 抑 え る 作 用があり、骨粗鬆症 に よ る 痛 み を 抑 え る。骨密度を上げる 力は弱い。 骨芽細胞の機能が 活性化され、骨形成 を促進し、骨量が増 加する。骨密度、骨 強 度 が 増 加 す る た め、骨折を減らす。 カルシウムやリンの 腸 管 か ら の 吸 収 を 高める と と も に、骨 の代謝のバランスを 整える。 使用上 の注意 上部 消 化管 障 害を 防ぐため、約 180mL の 水 と と も に 服 用 し、服用後 30 分は 横にならない。 消 化 管 か ら の 吸 収 率が低いため、服用 後 30 分は水を除く 飲 食 、 他 の 薬 剤 の 内服を避ける。 静脈血栓塞栓症の リスクが上昇するた め 、 長 期 不 動 状 態 に入る 3 日前には服 用を中止し、完全に 歩行可能になるまで は 投 与 を 再 開 し な い。 骨 粗 鬆 症 と 診 断 が 確定し、疼痛が見ら れる場合に使用。 投与期間は 6 か月 を目安 とし 、漫然と 投与しない。 ビ ス フ ォス ホ ネー ト 製 剤 と の 併 用 時 は 低 Ca 血症に注意。 高 Ca 血症の危険性 があるため、Ca 補 給剤や活性型 VD₃ 製 剤 と の 併 用 は 注 意する。 フォルテオの投与期 間は 24 ヵ月まで。 テリボンの投与期間 は 72 週まで。 高 Ca 血症の危険性 が あ る の で 副 甲 状 腺ホルモン製剤との 併用は注意する。 破 破骨骨細細胞胞がが骨骨をを壊壊すす (骨吸収) 骨 骨芽芽細細胞胞がが骨骨をを作作るる (骨形成)

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2. プ ラ リ ア 皮 下 注 に つ い て

プラリア皮下注はRANKL に結合して作用する骨粗鬆症の薬では初めての薬です。 RANKL とは・・・ 骨芽細胞から発現している RANK リガンドのことで、骨吸収を行う破骨細胞やその前駆細胞に存在する受 容体(RANK)に結合して破骨細胞の形成・活性化を促進させます。RANKL の発現が増加することにより、 破骨細胞の形成、機能、生存が亢進し、骨吸収が促進されます。骨吸収の促進は骨密度及び骨強度を低下さ せ、その結果、骨折リスクが増加します。RANKL の働きを阻害すれば骨吸収が抑制されます。 プラリアの特徴  RANKL に結合し、働きを阻害する ことで、破骨細胞の形成、成熟、 活性化を抑え、骨吸収を抑制します。  ビスフォスホネート製剤は、成熟して すでに浸食を始めている破骨細胞に のみ作用するのに対し、プラリアは 成熟する前の破骨細胞前駆細胞にも 作用するため、高い効果が期待できます。  投与間隔は6 か月に 1 回で皮下投与の ため負担が少ないとされています。  半年分の薬価は約28000 円です。 (テリパラチド製剤(フォルテオ、テリボン)の薬価は半年分で約30 万円) プラリア皮下注と同成分のランマーク皮下注は、がん患者の骨病変(骨の異常)に対して使用されています。 プラリア皮下注 ランマーク皮下注 適応 骨粗鬆症 多発性骨髄腫による骨病変 用量・用法 6 か月に 1 回 60 ㎎を皮下投与 4 週間に 1 回 120 ㎎を皮下投与 主成分 デノズマブ 作用機序 RANKL の阻害 プラリア使用にあたっての注意 ・ 投与前に血清補正カルシウム値を確認し、低カルシウム血症のある患者は投与前に低カルシウム血症を 治療してから投与を開始します。 ・ 血清補正カルシウム値が高値でない限り、毎日カルシウム及びビタミンD を併用します。腎機能障害患 者や、既に活性型ビタミンD を使用している患者は、活性型ビタミン D を併用し、カルシウムについて は投与の必要性を判断し、投与量を調整します。 ・ ビスフォスホネート製剤と同様に顎骨壊死を発現した症例がある(0.1%)ので、定期的に歯科検査を受 け、歯科治療を行っているもしくは予定がある場合は投与前に治療を終わらせておきます。 ・ テリパラチド製剤の投与期間が終わった患者に多く使われていま すが、最初からプラリアを使うことも可能です。ただし、テリパ ラチド製剤とプラリアの併用は保険上の問題によりできません。 ・ 使用前にシリンジのトリガー(右図○部)に触れると針が中に引 き込まれ、元に戻らなくなり、薬液の投与が出来なくなります。 使用前、トリガーには絶対に触らないでください。 破骨細胞前駆細胞の形成阻害 破骨細胞の 成熟阻害 成熟破骨細胞の 活性化阻害

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3. 添付文書改訂情報 (DSU №233,234)

医薬品安全対策情報(Drug Safety Update:DSU)は日本製薬団体連合会発行の、「使用上の注意」改訂に 関する情報です。重要度が3種類(最重要、重要、その他)に分類されています。 このうち、DIニュースでは当センター採用薬を抜粋して掲載しています。その他の薬品の添付文書改訂項 目は、医師室、薬剤科にファイリングしてあるDSUの原本、または、独立行政法人 医薬品医療機器総合機 構 医薬品医療機器情報ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp) > 医薬品関連情報 > DSU(医薬品 安全対策情報)をご覧ください。 №233 リリカカプセル(ファイザー)

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9 №234 アセリオ静注液(テルモ) アセトアミノフェン坐剤小児用「TYK」(大正薬品工業=テバ製薬) カロナール錠(昭和薬化) テネリア錠(田辺三菱製薬=第一三共) 塩酸バンコマイシン散「MEEK」 (小林化工=MeijiSeika ファルマ)

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点滴静注用バンコマイシン「MEEK」 (小林化工=MeijiSeika ファルマ)

№233

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11 トラムセット配合錠 (ヤンセンファーマ=持田製薬)

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12 硫酸Mg補正液(大塚製薬工場)

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13 プラビックス錠 (サノフィ)

アマリール錠 (サノフィ) グリメピリド錠「NP」(ニプロ)

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16 ビームゲン注 (化血研=アステラス製薬)

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17 バムスターS100(カイゲンファーマ)

フェンタニル注射液「第一三共」(第一三共プロファーマ=第一三共)

№234

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アセトアミノフェン坐剤小児用「TKY」 (大正薬品工業=テバ製薬) カロナール錠(昭和薬化)

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19 リバスタッチパ ッチ(小野薬品) ムコスタ点眼液UD (大塚製薬) フロセミド錠「NP」 (ニプロ) ラシックス錠(サノフィ=日医工) ラシックス注20mg(サノフィ=日医工) ラシックス注100mg(サノフィ=日医工) アーガメイトゼリー (三和化学=アステラス製薬) カリメート散・経口液(興和=興和創薬)

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20 ランタス注ソロスター (サノフィ)

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21 テネリア錠(田辺三菱製薬=第一三共)

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5. 採用医薬品集更新情報 (2014 年 11 月)

○ 今回の薬事委員会の結果を反映した最新版採用医薬品集は、

Garoon ファイル管理>全員共用>情報提供>採用医薬品集

でご覧頂けます。

(採用医薬品集は毎年

4 月に配付しています。)

○ 当院採用薬は、電子カルテの医薬品情報参照では青色で表示されます。

参照

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