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Contents Special Interview スペシャルインタビュー デジタルらできると コンテンツを 日 開 発 朝 日 新 聞 社 デジタル 編 集 長 兼 デジタル 担 当 補 佐 高 田 圭 子 06 Campaign Report キャンペーンリポート 06 多 くの

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音の表現になっていく。「 株の世界では、コン ピューターによる超高速取引が影響力を増してい ます。人間対コンピューターの場に自分のアルゴ リズム(プログラミングによる処理手順)を入れ て、それがアートとして通用するかどうか、挑戦 しました」  真鍋氏は、人間に興味があるという。特に、人 間とコンピューターの共存関係を掘り下げていく ことが、発想の原点だ。「株式市場は、人間の営 みそのものです。思惑が交錯し、数字が動く。そ の仕組みについて勉強したいと思ったのが、創 作活動の動機でした」  人間とコンピューター、それぞれ得意分野が違 う。株取引の世界でも、同じではないか。真鍋 氏はプログラミングの視点から、人間を観察する。 そこに、アートの大きな可能性を見いだした。  ライゾマティクスを率いる真鍋大度氏が2013 年に発表した「traders by Rhizomatiks」では、 東京証券取引所の株式売買を仮想取引に置き換 え、展示会場で音や映像を体感してもらう、イン スタレーションの手法を取り入れた。  無機質な数字の変化が、空間でビジュアルと 1976 年生まれ。 東京理科大学理学部数学科 卒。 国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS] DPSコース卒。プログラミングを駆使してさま ざまなプロジェクトに参加。 世界各国でワーク ショップを行うなど教育普及活動にも力を入れ る。第16回文化庁メディア芸術祭エンターテイ ンメント部門大賞(「 Perfume “ Global Site Project”」)など受賞多数。 rhizomatiks(ラ イゾマティクス)取締役。 4nchor5 La6(アン カーズ・ラボ)共同主宰。 rhizomatiks: http://rhizomatiks.com/ DAITO MANABE: http://www.daito.ws/

traders by Rhizomatiks

COVER PICK-UP ART

真鍋大度 (まなべ・だいと)

Contents

05

Special Interview

スペシャルインタビュー

02

朝日新聞社デジタル編集長兼デジタル担当補佐 高田圭子

デジタルだからできること

独自コンテンツを日夜開発

User Profile

ユーザープロフィル

20

Case Study

ケース スタディ

18

全日本コーヒー協会

10

1

日はコーヒーの日」特集 18 三井住友信託銀行 「相続・贈与まるわかり」広告特集 19

Campaign Report

キャンペーンリポート

06

朝日新聞デジタル

「&」 06

エアウィーヴ

「浅田真央選手を起用したキャンペーン」 08

夕刊ストーリー広告特集

「ふたりの時計」 10

アステラス製薬

「この手に抱きしめて。」連載小説 14

トヨタ自動車

「トヨタドッグサークル×

sippo

16

多くの可能性を秘め、

日々進化を続けるデジタルコンテンツ開発。

朝日新聞社では、紙とデジタルそれぞれの読者に向き合いながら、

広告メディアとして相乗効果を生み出す仕組みを提案します。

東京都現代美術館での展示風景 撮影:伊奈英次

(3)

朝日新聞社では「紙もデジタルも」という方針のもと、

テクノロジーの進化にあわせ、

読み手の環境に適したかたちで情報発信するよう、

編集や独自コンテンツの制作を進めています。

朝日新聞デジタルの取り組みについて、

高田圭子デジタル編集長兼デジタル担当補佐に聞きました。

記事の読まれ方を分析 読者との双方向な関係づくりを  紙による発信を引き続き重視しなが ら、技術革新の進展にマッチした情報 発信ができるように編集や独自コンテン ツの制作を進めています。その際、PC、 スマホ、タブレット端末など、情報機器に よって最適な情報の載せ方が異なること を意識しています。  デジタルの世界では、映像を持つテレ ビ局やツイッターといったITメディアと同 じ道具を手に入れることができました。 これらを駆使し、新しい表現やリーチの 拡大に取り組んでいます。デジタルでは 閲読の履歴が残るので、記事がどのよう に読まれたかすべて明らかになります。 記者にとっては厳しくもありますが、逆に 有料でも読みたいと思われるコンテンツ とは何か、分析することが可能です。分 析結果を記者にフィードバックしています が、それぞれどんな記事が読まれ、ある いは読まれなかったかを理解し学んでい ます。  ソーシャルにも注力していますが、記 事を拡散させていくには、深い知見と多 くのフォロワーを持ち、社会的に信頼を 得ているエバンジェリスト(伝道者)に支 持されることが大切だと考えています。  朝日新聞デジタルの閲読状況を分析 すると、やはり取材力に裏付けられた独 自コンテンツや特ダネは強いです。例え ば、東日本大震災の被災地で放射能が 「手抜き除染」されていた実態を、言い 訳を許さない証拠として映像とともに報 道しました。大反響を呼び、新聞協会賞 も受賞しました。  また、麻生太郎副総理の憲法改正を めぐる「ナチス発言」の全文速報も注目 を集めました。発言の全文を掲載するこ とで、「 記者が都合よく発言を抜粋して いる」というマスメディアへの誤解を払 拭する機会になり、また「意外に全文速 報が読まれる」と報道する側としても学 びました。デジタルを通して記者の顔を 見せると同時に、読者の思いを理解す る。今後も報道の中身を通して、読者と の双方向な関係を築いていきたいと思 います。 「手抜き除染」 記者 4人が計130時間、東京電力福島 第一原発周辺の除染現場に張り込み、 作業員が汚染された草や水を回収せずに 捨てる様子を11カ所で撮影した。 強みの 調査報道で動画を広く紹介したことも高く 評価された www.asahi.com/ special/tenuki_josen/ 高田圭子(たかだ・けいこ) 1987年入社。 新潟、宇都宮の地方勤務の後、91年 アエラ発行室、95 年旧電子電波メディア局でニュース サイトasahi.com の立ち上げに携わった後、97 年か ら主に社 会 部に在 籍。 2011 年 新 潟 総 局 長、2012 年旧デジタル事業本部長を経て現職。 朝日新聞社デジタル編集長兼デジタル担当補佐

デジタルだからできること

独自コンテンツを日夜開発

02 03

(4)

を破るものでした。リッチコンテンツを核 にデジタルファーストの報道を進化させ た、最新の取り組みです。  ほかにも数多くの独自コンテンツを開 発中です。硬派なテーマをわかりやすく 伝える手法としては、読者の投稿を視覚 化する四象限の「投稿マップ」がありま す。自分の意見に最も近いと考えるマス 目を選び、選んだ理由とともに投稿でき るシステムで、投稿数が多いマス目は濃 い色で表示され、他の人の意見を読むこ ともできます。例えば、2013年参院選の 際には、「投票する/投票しない」「政治 に言いたいことがある/政治に言いたい ことがない」をテーマに投稿を募りました。  先の参院選では、「 ボートマッチ機 能」も設置しました。質問に答えるだけ で考えの近い政党や候補者がわかる仕 組みで、東大と共同調査した過去10年 間の政策データがベースになっていて、 朝日新聞社ならではの企画です。  このようにテクノロジーを駆使し、より 読者に近づく企画が実現しています。多 くの反響に触れて記者たちのデジタル マインドも高まり、工夫を凝らした情報発 信をデジタルで試したいといった具体的 な提案も、報道局内で増えています。記 者それぞれが「紙もデジタルも」を実践 することで、読んで良かった、ためになっ た、感動したと思っていただける記事を これからも発信していきます。 7万5,000以上の「いいね!」を獲得し、 ページ閲覧数も公開後3日間で100万 を超えました。  また、東日本大震災発生時の東京電 力福島第一原発の所長、吉田昌郎氏 が政府事故調に答えた非公開資料を独 自入手した際、スクープの事実を前日の 夕方、ツイッターで予告しました。同時に 特集ページの「吉田調書」を“ティザー公 開”。他紙に抜かれまいと、最終版まで 特報の事実を隠すという新聞社の常識 戸内国際芸術祭 歩いて見た。」を配 信しました。3作目の伊吹島編ではグラ フィック、パノラマ動画などをふんだんに 取り入れました。  ソチ五輪の際には、さらにデジタル技 術を進化させ「浅田真央ラストダンス」 (8-9ページ参照)を配信。フィギュアス ケート女子フリーが終了した24時間後、 パララックス方式で浅田選手の軌跡を 様々な角度から紹介しました。ツイッター で1万以上のツイート、フェイスブックで 「紙もデジタルも」のマインド 硬派なテーマもわかりやすく

このほかの

注目コンテンツ

パララックスを駆使。優れたデジタル報道デザインのコンペティション「ベスト・オブ・デジ タル・デザイン」で、アワード・オブ・エクセレンス(優秀賞)に選ばれた 政府事故調が吉田氏を聴取した内容を残した膨大な記録。事故が進行する当時、現 場で何が起こっていたか、浮き彫りになった。調書には、事故収束作業の指揮官だっ た吉田氏の心境も率直に描かれている サッカー日本代表の2013年11月16 日オランダ戦と20日ベルギー戦など を、CGアニメーションと記事で解説 「W杯ブラジル大会へ」 特定秘密保護法案に関する議論が深まる中、各報道と併わせてユーザーの意見を募った 「改憲すべきか」「原発再稼働は」など、自分の考えを答えれば立ち位置が近い候補者 が提案される 「瀬戸内国際芸術祭 歩いて見た。 伊吹島編」 「吉田調書」 「投稿マップ」 「お試しマイ候補 朝日新聞ボートマッチ」  新しい表現方法にもチャレンジしてい ます。目指すのは「イマーシブ(没頭型) ジャーナリズム」の実現です。複数のイ メージ画像を重ねて画面に奥行きを持た せるパララックス(視差効果)を生かし、 写真、動画、音楽、データなどを立体的 に組み合わせてユーザーを没頭させる仕 掛けです。例えば、瀬戸内国際芸術祭 の舞台となった島々を紹介する特集「瀬 パララックス(視差効果)で築く 「イマーシブジャーナリズム」 政策ウオッチにゲーム感覚を加え、 自分の考えや立ち位置を知るきっか けに。 第1弾のテーマは「消費税と 社会保障」 「政策ジャッジ」 東日本大震災の被災地の姿を、自 治体財政のビッグデータ分析を通し て浮かび上がらせようという試み 「お金でたどる震災3年」 www.asahi.com/culture/art/setogei/ibukijima/

www.asahi.com/special/yoshida_report/ votematch.htmlwww.asahi.com/senkyo/senkyo2013/asahitodai/

www.asahi.com/topics/word/特定秘密法.html#map www.asahi.com/ worldcup/ www.asahi.com/ business/judge/ www.asahi.com/ shinsai_fukkou/3nen/

(5)

朝日新聞デジタル 朝日新聞デジタル

広告と編集の垣根を越える挑戦

朝日新聞デジタル「&」

男性版「&M」

女性版「&w」

「&」は、朝日新聞デジタルの無料ウェブマガジンです。「 仕事&遊び」「 家族&自分」「 刺激&安らぎ」などの

バランスを取りながら、自分なりの考えをもって行動したいと考える、意識の高いユーザーをターゲットとしています。 広告主が掲げるテーマや、ブランドが持つ物語をていねいに訴求する「ネーティブアド」にも取り組んでいます。

Outline

 豊富な人生経験と自分に必要な情報 をかぎわけることができる40∼50代の 男性がターゲット。仕事とプライベートを 両立させ、自分のスタイルを磨き続けた いと考えるユーザーに向けて発信してい ます。  「ていねいで豊かな暮らし」を築きたい、 30∼40代の女性の心をつかむコンテ ンツをそろえています。美しい写真と洗 練されたデザインで、ビジュアルも楽しめ ます。 www.asahi.com/and_M/ www.asahi.com/and_w/ 月間 639万PV(2014年5月実績) 153万ユニークブラウザ− (2014年5月実績) サイトのボリューム 月間 479万PV(2014年5月実績) 88万ユニークブラウザ− (2014年5月実績) サイトのボリューム 小川フミオのモーターカー 関口一喜 イチ押し週刊誌 クリックディープ旅 沖縄建築パラダイス 完売モデルルーム 中村江里子 パリからあなたへ 岸田一郎 やんちゃジジイの 艶出し講座 出石尚三 紳士服飾研究  など コンテンツラインアップ 渡辺有子ちいさなこだわり 東京の台所 リノベーション・スタイル 花のない花屋 生駒芳子 エシカルごころ モードな街角 ファッショニスタの逸品 ほんやのほん 世界美食紀行 など コンテンツラインアップ ユーザープロフィル(n=792) ユーザープロフィル(n=699) 男性 4050代で64% 男性 19.8% 女性 80.2% 60歳〜 ※朝日新聞デジタルによる調査(調査期間:2013年6月) ※朝日新聞デジタルによる調査(調査期間:2013年6月) 39歳未満 55 〜 59歳 50 〜 54歳 45 〜 49歳 40 〜 44歳 3040代で66.8% 50歳〜 29歳未満 45 〜 49歳 40 〜 44歳 35 〜 39歳 30 〜 34歳 男性 女性 12.0% 14.4% 15.4% 18.9% 16.4% 13.3% 21.6% 88.0% 8% 10.9% 17.8% 22.7% 15.4% 25.2%

Campaign Report

06 07

(6)

朝日新聞デジタル「浅田真央ラストダンス」 朝日新聞デジタル

エアウィーヴ

「浅田真央選手を起用したキャンペーン」

浅田真央選手のソチ五輪

メディアの特性を生かし感動を共有

 マットレスパッドを製造・販売する当 社のブランド戦略としては、実際に製品 を愛用している方々をブランドアンバサ ダーに起用し、彼らの姿を通じて、製品 の良さを伝えていくことを柱にしていま す。寝起き感の良さを重視して開発して いるのですが、製品の性格上、消費者 が購入する前に売り場で実際に寝てもら うことはできないからです。  睡眠を重視するアスリートに実際に当 社製品を試してもらい、評価が高いこと がわかりました。そこで浅田真央選手を はじめアスリートの頂点にいるオリンピッ ク選手に、ブランドアンバサダーを依頼 してきました。  今回ソチ五輪の会場まで足を運び、 浅田選手に声援を送ってきました。ショー トプログラムの成績がふるわず、フリー の結果がどうなるのか不安がよぎりまし たが、浅田選手の演技は観客を魅了し、 感想はとにかく一言、「 感動をありがと う!」でした。その場の気持ちをそのまま 広告表現に生かすことにしました。興奮 が冷めぬうちに、多くの読者と感動を共 有することができたと思います。  朝日新聞デジタルでは、浅田選手を 特集したページ「 浅田真央ラストダン ス」に、15秒動画CMを掲出しました。 「ラストダンス」は、浅田選手を丁寧に 取材していた朝日新聞だからこそ実現し たクオリティーの高いコンテンツです。 表情が素晴らしい彼女の魅力をうまく伝 えていました。デジタルの強みは動画を 入れられることで、紙面と併せて立体的 な展開が可能となりました。  浅田選手の帰国後には、朝刊に全面 広告を掲載しました。アメリカをはじめ 国外5カ国のオリンピック委員会とスポ ンサー契約を結び、エアウィーヴを愛用 している選手が世界に広がっていること も訴求ポイントに加えています。広告に 使用した浅田選手の写真も、演技後の 涙顔から笑顔のものに替え、両手を広げ て声援に応えている姿にしました。エア ウィーヴを世界へ広めていきたいという 思いを込めています。  メディアの使い方としては、まずテレビ CMで広く製品のリコグニション(認知) を獲得し、さらに新聞広告で製品の機能 についての詳細や、製品に込めるストー リーを紹介するという展開を進めていま す。また、デジタルでは即時性のある情 報を配信し、詳細な製品情報を掲載して いる自社サイトへの誘導も図っています。  重要なのは、消費者にとって製品が自 分自身との関係性を持ち得るか、という 点です。浅田選手を応援する気持ちが 当社への関心を持つきっかけになれば 嬉しいです。 詳細はWebからご覧いただけます ウェブ広告月報 浅田選手のフリー演技 現地で受けた感動を広告で表現 デジタルコンテンツともタイアップ 速報性と動画の持つ表現力を生かす アンバサダーを通じて 消費者との関係作り

2011

年よりブランドアンバサダーとして浅田真央選手を 起用しているエアウィーヴ。ソチ五輪の際、浅田選手へ の応援メッセージとともに、製品ブランディングを新聞広 告など各メディアで展開しました。 朝日新聞デジタルの 特設ページ「浅田真央ラストダンス」にも同社CMを掲出 し、大きな反響を呼んでいます。

Outline

エアウィーヴ 代表取締役社長 高岡本州氏 フリー演技の 翌日朝刊に 編集記事とともに 広告を掲載! 掲出後3日間で PVは100万を超え、 ツイート数は 1万件以上に! 朝日新聞 2014年2月22日 朝刊 全5段 2014年3月5日 朝刊 全15段 掲出期間:2014年2月26日∼ 3月31日 パララックス (視差効果)を 活用 www.asahi.com/olympics/ sochi2014/lastdance/

Campaign Report

(7)

朝日新聞 夕刊マルチ

夕刊ストーリー広告特集

「ふたりの時計」



夕刊マルチをドラマ仕立てに

ショートムービーで読者に広がり

詳細はWebからご覧いただけます ウェブ広告月報 1月

27

日の「 求婚の日」に合わせ、紙面をめくるごとにストーリーが 進むマルチ広告特集を東京本社版夕刊に掲載しました。ムロツヨシさ んと貫地谷しほりさんが出演、若年層への訴求も狙いショートムービー も製作しました。 朝日新聞デジタルからの誘導も図り、1カ月限定で無 料配信、大きな反響を呼びました(協賛社は大江戸温泉物語、ソニー・ ミュージック、パートナーエージェント、すみだ水族館、王子ネピア)。

Outline

 破局を迎えたカップル(ムロツヨシさ ん、貫地谷しほりさん)が一年後に仲直 りしてプロポーズに至るまでをストーリー にし、各シーンを広告主が協賛する広告 特集。夕刊の1面から「男性編」、最終 面から「女性編」の物語が進み、男女そ れぞれの思いが表現される「連続ドラマ」 になっている。そして紙面の中央の見開 き二連版がクライマックスのプロポーズ シーンに。それぞれの見開きには、一話 分のストーリーとその対向面に広告が掲 載される仕掛けだ。   また、朝 日 新 聞 デ ジ タ ル の「 & TRAVEL」にも特別サイトを開設し、ス トーリーを映 像 化した13分 のショート ムービーを1カ月限定で無料配信した。  狙いは「 人気俳優が登場するドラマ 仕立てのストーリー広告特集 」という目 若年層での話題作りとして企画 ビジュアルのトーンを統一 新しさで、とくに新聞を読んでもらいたい 20∼40代の間で話題を作り、新聞の 面白さを身近に感じてもらおうと企画を 立案した。  1カ月で特 設ウェブサイトは約22万 PVを記録、動画の再生数は約20万回 に及ぶなど大きな反響があった。ツイッ ターでは「普段、夕刊はあまり読まないけ れど、こんな特集は初めて見た」という読 者のつぶやきも。協賛した広告主企業 からも、企画に対する高い評価を得るこ とができた。  さらに今回は掲載日に合わせ、グーグ ル・ディスプレイ・ネットワーク(GDN) を活用し、オリジナルバナー広告の配信 も行った。クリック率があがるよう、バナー のクリエーティブにも注力し、特にターゲッ トの20∼30代女性にアクセスしても らうことを狙った。 新聞の読者は50代 以上が多いが、特設サイトの閲覧者は 20代後半∼40代半ばの女性が中心 で、新聞読者には少ないウェブ動画の閲 覧層を補う効果があった。新聞とウェブ による、いわば「オフライン・プラス・オ ンライン」といえる。  「夕刊ストーリー広告特集」第3弾は、 4月19日付東京本社版夕刊に「楽園の 時計」(山田優さん出演)と題して掲載 し、同様の仕掛けでハワイを舞台にショー トムービーも製 作した。今 後も様々な テーマで展開する予定だ。 第1弾 2013年11月16日付 「心の旅時計」 出演:佐々木 希 第4弾 2014年5月10日付 「いのちのとけい」 作:にしやままき(西山茉希) テレビ面 10段 15面 全5段 8-9面 全30段(二連版) 2面 全7段 2014年1月25日付 夕刊 1面 全3段(東京本社版)

女性編

スタート

男性編

スタート

他メディアでの

PR

も実施 読者層の拡大を図る 中央見開きで プロポーズ

Campaign Report

10 11

(8)

「夕刊ストーリー広告特集」の第3弾として、「楽園の 時計」を掲載。 主演の山田優さんが、各年代で流行 したファッションを着こなし、3世代にわたってハワイ を訪れたある家族の祖母・母・娘を一人で演じてい ます。 第3弾は山田優さん主演「楽園の時計」 朝日新聞デジタル 「ふたりの時計」ショートムービー

ショートムービーへ

朝日新聞デジタル& TRAVEL ■GDN経由で「ふたりの時計」トップページに流入した層 朝日新聞 2014年4月19日付 夕刊(東京本社版) &TRAVELと タイアップ 約22万 PVを 記録! オリジナル バナー広告を 配信し、 認知/誘導 動画の再生数は 約20万回! 朝日新聞デジタル 掲載のレクタングル・ ブランディングボード などから誘導 「ふたりの時計」 画面トップ 掲出期間:2014年1月25日∼ 2月24日 Googleディスプレイネットワーク (GDN)を通じて、ターゲッ トにストーリー広告を告知するデジタル広告を配信。広告配信 の対象は、YouTubeやGoogle関連サイト、GDNパートナー の様々なウェブサイト・動画サイト。インターネットユーザー の90%以上をカバーし、ストーリー広告の認知を最大化。 男性 31% 女性 69% スマホ・ タブレット 最適化 朝日新聞デジタル

Campaign Report

4,000,000 8,000 3,000,000 6,000 2,000,000 4,000 1,000,000 2,000 5,000,000 (imp) (回) 65歳 以 上 55∼ 64歳 45∼ 54歳 35∼ 44歳 25∼ 34歳 18∼ 24歳 10,000 0 0 クリック数 ■ 表示回数

(9)

朝日新聞デジタル 朝日新聞 2014年1月20日 夕刊 全3段 2014年1月21日 夕刊 全3段 2014年1月22日 夕刊 全3段 前立腺がんとわかった一人の父親の孤独な気持ちや不安、そんな父親を支える家族の心情を細やかに描写した 2014年1月23日 夕刊 全3段 2014年1月24日 夕刊 全3段 2014年1月25日 朝刊 全15段

テレビ

CM

と連動し

「小説広告」を新聞とデジタルで

アステラス製薬

「この手に抱きしめて。」連載小説



 作家あさのあつこ氏の書きおろし小説「この手に抱きしめて。」を 夕刊

1

面と朝刊

15

段で広告連載、新薬の開発を通じて人々の健 康に貢献するという企業理念を訴求しました。さらに朝日新聞デジ タルの特設サイトではウェブ限定版を配信し、自社サイトへの誘導 も図りました。

Outline

 医療用医薬品の研究開発・製造を 手がけるアステラス製薬。企業ブランド コミュニケーションの狙いについて、広 報部コミュニケーショングループ課長の 藤本雅也氏は、「医師の処方箋がない と使用できない医療用医薬品しか扱っ ていない当社は、薬事法の規定で広告 に製品名を出すことができません。製品 名以外で他社との差別化をする必要が あります。社名は知っているが、業務内 容がよく知られていないことが課題でし た。そこで当社の企業姿勢を伝え、どん な思いで、何を目指して新薬を開発して いるのか伝えたいという趣旨で企画して います」と話す。  小説コンテンツを活用した理由として 藤本氏は、「これまでのテレビCMによっ て、ある程度社名の認知を広めることは できましたが、新聞に連載することで当 社に対する理解をさらに深めてほしいと 考えました。それには新聞の特性である 精読率の高さ、文化欄などが充実してい る夕刊などは、届くことを楽しみにしてい る読者も多いことが魅力的でした」  「あさのさんなら、患者さんやそのご家 族の気持ちを、当社CMの世界観に併 せてうまく表現してくださると考えました。 あさのさんのファンや、作品を読んでみ たいと思う方にこそ、目を留めてほしかっ たです」  また、新聞に加えて朝日新聞デジタル にウェブ限定で第6話を掲載した。「自 社のインターネットサイトでは、当社に興 味があって見に来てくれた人にしか小説 を読んでもらうことができません。朝日 新聞デジタルなら、これまで当社に興味 がなかった方の目にも触れます。朝日新 聞デジタルから当社サイトへの導線作り も期待しました。コンテンツの届け方や 見せ方に制約が少なく、自由で幅広い手 法があるデジタルは、非常に魅力的で重 要な位置付けです」(藤本氏) 詳細はWebからご覧いただけます ウェブ広告月報 医療にかける企業の思いを小説に 読者の心を揺さぶる アステラス製薬 広報部 コミュニケーショングループ課長 藤本雅也氏 ウェブ限定で 第6話を掲出 第1 〜 5話を まとめて掲載 掲出期間:2014年1月20日∼ 3月31日

Campaign Report

14 15

(10)

朝日新聞デジタル 朝日新聞 朝日新聞 朝日新聞 2013年12月11日付 朝刊 全15段 2013年12月19日付 夕刊セクション折りsippo タブロイド8ページ ※掲載記事は2013年12月時点の情報です

ペットの情報発信で理念を共有

新聞で広く、特設サイトで深く

トヨタ自動車

「トヨタドッグサークル× sippo」



「トヨタドッグサークル」は人とイヌとの、快適で安全なカーライフを提唱して います。

2007

年からペットに関する様々な情報発信を続けてきたペットタブ ロイド「

sippo

」とタイアップした広告特集を掲載。さらに朝日新聞デジタル

sippo WEB

版に「おでかけ特集」を開設し、愛犬とのおでかけに関する 情報発信を継続的に行いました。また、ウェブサイトを中心に情報発信して いる「トヨタドッグサークル」の取り組みや、同社の純正ドッグ用品なども紹 介しました。

Outline

2014年1月11日付  朝刊 小型広告 sippo WEB 版で タイアップ コンテンツを 格納 毎月11日を 「ワンワンの日」とし、 新聞広告で ウェブサイトへ 誘導! 朝日新聞デジタル 掲載の レクタングル・ ブランディングボード などから誘導 ウェブオリジナルで「 AERA 太田記者おでかけコラム」を連載するなど、 ペットオーナーにより深い情報を提供した sippo WEB 版 おでかけ特集 掲出期間:2013年12月11日∼2014年4月10日 www.asahi.com/odekake/ www.asahi.com/ad/sippo/ 「おでかけ特集」は 約17万 PV 獲得! 「おでかけ特集」へ

Campaign Report

(11)

朝刊別刷りで アンケート結果を 紹介 朝日新聞デジタル 朝日新聞デジタル 掲出期間: 2014年3月19日∼ 4月18日 朝日新聞 デジタルの 企画特集ページに 連動 朝日新聞 朝日新聞デジタル 2015年1月から相続税制が大きく変わるのを前に、読者の関心を掘り起こすことを狙い、4ページにわたる朝 刊別刷りと朝日新聞デジタルの広告特集を掲載しました。 相続と贈与に関するアンケートを朝日新聞デジタル で実施して、事前に相続や贈与への対策状況や疑問、不安な点など読者の声を把握し、広告クリエーティブ に生かしました。「自分に関係がある課題」と感じられる、親しみやすい表現にしました。 朝日新聞デジタル有料会員が閲覧できる紙面ビューアーでは、クリックするとホームページやCM動画とリンク できる「広告クリッカブル」を活用いただけます。 全日本コーヒー協会は、新聞広告、広告クリッカブル、朝日 新聞デジタル、BS朝日を連動させ、10月1日「コーヒーの日」の訴求を目的としたキャンペーンを実施しました。

Outline

Outline

デジタルで実施したユーザーアンケートを

広告制作に生かす

紙面ビューアーを活用

「広告クリッカブル」でメディアをつなぐ

三井住友信託銀行

「相続・贈与まるわかり」広告特集

全日本コーヒー協会

10

1

日はコーヒーの日」特集

掲載前に 相続・贈与に関する アンケートを 実施 対象の広告が 色枠で点滅 ! 朝日新聞デジタル会 員にアンケートを実施 ( 2 0 1 4 年 2 月 10 日 ∼ 21日)。集計対象 件数は473件。 2014年3月13日付  朝刊別刷り  全60段 掲出期間:2013年9月30日∼11月30日 BS 朝日「喫茶優作」の番組告知、全日本コーヒー協会のイベント告知、松田優作 を起用した新聞広告を紹介した 朝日新聞 2013年10月6日付  朝刊 全5段ほか 朝日新聞デジタル紙面ビューアー

CLICK

別刷りを 手にできなかった 消費者にも ウェブでリーチ

Case Study

Case Study

(12)

朝日新聞デジタルユーザーは

40

60

代の男性ビジネスピープルが中心

ユニークブラウザー 約2,300万/月(2013年7月) ページビュー 約5億5,000万/月(2013年7月) 有料会員数 16万人(2014年4月現在) 朝日新聞と朝日新聞デジタルの併読者 約9割(2014年4月現在) 調査期間 2013/11/22 ∼ 2013/12/7 集計閲覧期間 2013/11/21 0:00:00 ∼ 2014/6/9 10:00:00 有効回答数 18,823s 集計対象とする有効回答の対象者数 調査方法 ウェブ調査 朝日新聞デジタル会員アンケート 調査概要 70歳以上 その他 6.1% その他 70歳以上 3039 8.3% 29歳以下 3.5% 農林漁業 0.5% 農林漁業 0.4% 3039 6.2% 4049 自営・商工業 4.8% 5分∼10分未満 5分∼10分未満 10分∼20分未満 20分∼30分未満 20分∼30分未満 52.4 62.6 10.4 11.6 8.4 5.9 17.0 2.0 3.9 25.0 26.9 28.8 57.1 51.3 パソコン (デスクトップ) パソコン (ノートパソコン) iPhone iPad iPod touch スマートフォン Android OS搭載) タブレット型端末 Android OS搭載) 30分∼40分未満 3.6% 30分∼40分未満 40分以上 40分以上 2% 自営・商工業 4.0% 専門職・自由業 専門職・自由業 経営・管理職 5分未満 5分未満 2.1% 経営・管理職 事務・研究技術職 事務・研究技術職 販売・サービス職 6.6% 販売・サービス職 6.3% 専業主婦(夫) 専業主婦(夫) 5.8% 学生 1.7% 学生 2.6% 4049 5059 5059 労務職 2.4% 労務職 1.8% 6069 6069 無職 無職 (n = 4,660)

有料会員

無料会員

(n = 14,163) (n = 4,660)

有料会員

無料会員

(n = 14,163) 男性 79.0% 女性 21.0% 10 20 30 40 50 60 0 70 (%) 男性 70.5% 女性 29.5% 10分∼20分未満 毎日複数回 毎日1 1週間に数回 1週間に1回程 2.6% 1か月に23 1.1% 毎日複数回 毎日1 1週間に数回 1週間に1回程度 1か月に23 4.9% 1か月に1回以下 4.4% 1か月に1回以下 0.4%

性別

年齢

デジタル閲読利用機器

(複数回答)

デジタル閲読頻度

デジタル閲読時間

職業

Media Data

29歳以下 2.9% 男性 ユーザーが 約7割 40∼60代が 7割以上 ビジネス ピープルが 中心 無料会員では 5∼20分が 約7割 無料会員では 1日1回以上閲読する ユーザーが約5割 有料会員では 1日1回以上閲読する ユーザーが約7割 有料会員では 5∼30分が 約7割 有料会員は マルチデバイスで 24.5% 22.1% 31.7% 21.7% 14.9% 29.4% 23.6% 11.3% 23.1% 10.8% 21.7% 11.1% 11.1% 20.2% 7.8% 21.5% 14.6% 15.0% 37.1% 13.2% 11.3% 27.0% 30.2% 16.3% 13.4% 29.7% 9.3% 32.5% 28.9% 20.0% 23.0% 27.5% 45.3% 14.2% (n = 4,660) ■有料会員 ■無料会員 (n = 14,163)

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