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文献紹介・論文紹介

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Academic year: 2021

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1叩目 直並列先行制約をもつ-機械スケジユ一リング

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直並列型の先行制約条件をもっ複数の仕事を一機械上 でスケジュールする問題を考える.この制約条件を満た す順序づけに対し,加法的コスト(納期遅れ,重み付き 納期遅れなど)を考え,その全コストを最小にする最適 順序づけを見出したい. 解法は Baker と Schrage の 動的計画法にもとづくアルゴリズムの改良で,コンパク ト・ラベリング手順を用いる.この方法はある意味で直 並列型に対しては最良可能なものとなる. (石井博昭)

I__~'pera仇 Research (ー制見 3,問

11 シミュレーション・アウトプヴトにおける初期偏り の検出について

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シミュレーションのアウトプットの系列の平均での初 期偏りを検出する一般的アプローチが示される.アウト ・プットは既知の極限確率過程と対照し得る標準化され たテストに変換される.この変換は計算量も少なく,広 L 、範囲のシミュレーションに,漸近理論が適用可能であ る 1 つの初期偏り検定が開発され,その応用例が示さ れる石井博昭)

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エネルギーと社会変化

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石油ショックの経験によって,エネルギーの重要性に 対する認識が高まり,代替エネルギーへの転換が現在の 社会構造にどんな変化を与えるかについて研究されるよ うになった.しかし,その研究に使われているテクノロ ジー・アセスメントの方法が未発達であるために,十分 な成果はあがっていない.欠陥の原因は,政策の合理性 を主張せざるを得ない政府の立場と,技術は独立変数で あると前提したうえで,従属変数としての社会に与える 影響を工学的に予測する在来のテクノロジー・アセスメ ント (TA) の方法論の未熟さにあった.現在普及し始め ている新しい TA の考え方では,まず望ましい社会構造 を独立変数として設定し,それに従属する存在として技 術が選択される.アセスメントの方法としては,関与す 1983 年 7 月号 る利害集団の考え方と行動を重視し,集団の間の討論を 通じて解決策を探求する.エネルギー省では,この考え 方で新しい TA を進めているが,その核は[コミュニテ ィ中心の TAJ という概念である. 新しい TA を実施する場合に歴史学の貢献が期待され ている.その第 1 は,利害対立する集団の扱い方である. それには,多くの専門分野と世界観と説明方法の協力が 必要であり,すでに発電所反対運動に対し,成果を収め ている.第 2 の貢献は,技術と社会の相互作用のように 一義的な解を出せない問題と取り組むための慎重な方法 論である.歴史学から学び得る第 3 の教訓は,技術の導 入に成功するかどうかは,技術のメリットよりも,導入 の方法やプロセスにあると L 、う事実認識である.これら の経験を生かすことができれば, TA はもっと実りのあ る政策科学の方法に発展するであろう柴田祐作) 2. 政策アナリシスと現実の政治

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政策アナリストは政策の効果と効率を重視するが,政 治家は効果のミクロな分配,つまり圧力団体への利益配 分に関心をもっ.アナリストは,効率は公正な分配の前 提だと主張するが,自分自身は分配の問題に本気で取り 組もうとしない. 政策の便益についても対立している.アナリストは便 益をアウトプットで評価する.たとえば水兵や艦艇の数 でなく護衛力や攻撃力を問題にする.一方,政治家が評 価する便益はインプットである.政治家がかつて PPBS に反対した理由も, PPBS がアウトプット基準の体系だ ったからである. アナリストと政治家と一致しない最後の項目は埋没ロ ストである.アナリストが問題にするのは将来の機会コ ストだけであり,回復できない埋没コストは評価対象に しない.政治家にとって,埋没コストは自己の政治力と 圧力集団の利益の集約である. 政策アナリストは,単に良い政策を提案するだけでな く,実施戦略まで踏み込まないと責任を果たしたことに ならない.政策アナリシスの方法は,政策の実現を妨げ る阻害要因の分析や,阻害要因を克服する戦略の策定に も適用できるはずである.その場合,最も重要な研究テ ーマは,圧力団体の行動分布である.個々の圧力団体は 利害がからむ政策提案に対しどう反応するか,圧力団体 相互の動きを支配するものは何か,などの研究が必要で ある.ここまでの分析にもとづいて実施戦略を提案しな ければ,政策アナリストは現実の政治家から一人前に遇 されないし,学問としても中途半端のそしりをまぬかれ ないだろう柴田祐作)

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