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二次電池利用

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Academic year: 2021

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(1)2 主要な研究成果 プロジェクト課題 - 次世代電力需給基盤の構築. 二次電池利用. 背景・目的. 地球温暖化問題の対策としては低炭素電. 部 門 の 電 化に向けて住 宅 用 のヒートポンプ. 源の確保と省エネルギーの推進が重要であ. (HP)式給湯機併設の蓄電システムを提案す. り、後者ついては、CO 2 排出とエネルギー消. る。また、運輸部門では、電気自動車(EV)普. 費が増えている民生部門と運輸部門の電化. 及拡大に資する方策を示すとともに、安全で. が有効である。. 利便性の高い充電に関する技術開発を行う。. 本課題では、二次電池技術を活用して、民生. 主な成果. 1. 民 生 用 需 要 家 向けH P 式 給 湯 機ハイブリッド蓄 電システム の 開 発. 外気温、HP起動停止、貯湯タンクからの放. る貯湯制御を、従来の1日単位の管理でなく、. 熱等の技術的要因に加え、時間帯ごとの電気. 貯湯残熱量の時間帯変化に対応した制御と. 料金差も考慮した蓄電システムの最適運転. することで、より効率的で電力量料金の負担. 制御法を考案した。本制御法ではHP運転によ. が増加しない運転が期待できる。. 2. EV 普 及 促 進に向けた研 究 開 発. 1.交通シミュレーションを利用した充電インフ. 2.電費シュミレーションモデルの開発. ラ設置効果解析手法の高度化. 走行可能距離の把握を目的に、市販されて. EVは一充電走行距離がガソリン自動車に比. いるEVの実走行データをもとに、動力回生と. べて短いことがその普及を阻害しており、充電. 高低差を考慮した電費*シミュレーションモデ. スタンド整備や走行可能距離の把握、活用方法. ルを開発し (図1) 、電池搭載量の増加に対する. の拡大などが普及促進のために重要になる。そ. 走行距離と電費の変化を明らかにした(図2). のため、全国の充電ステーションの設置状況や. [M11023] 。. 営業時間等をデータベース化し、EV走行中の 電池切れへのそれらの影響を、当所で開発した EV交通シミュレータにより、明らかにした。 3.双方向非接触充電技術の開発. 4.EV普及ポテンシャルの調査. EVの蓄電システムとしての利用 (Vehicle to. EVの普及ポテンシャルを把握するために、. home:V2H) に向けて、当所開発の双方向非接. 「航続距離の短さ」 「 費用の高さ」 「 充電設備設. 触給電回路を用いてEVから屋内に電力を供給. 置の必要性」 の観点からEV購入意向調査を行っ. するシステムを試作した。非接触給電を介し、市. た。航続距離が300km程度では、ガソリン車と. 販の家庭用PVのパワーコンディショナー (PCS). 本体価格差無しでも購入希望は2.3%に過ぎ. を活用することで、1.2kW (最大効率92%) まで. ず、普及拡大には、航続距離の延伸、車両価格. 安定して電力を供給できることを確認した (図3). 低下、自宅での充電設備設置に関する理解など. [H11028] 。. が欠かせないことを明らかにした[Y11032] 。ま た、EVの蓄電機能の普及については、機能を付 加する設備価格の低下も重要なことを明らかに した[Y11021] 。. 78. * 単 位電力量あたりの走行距離。.

(2) 図1 走行データからの電費とシミュレーション結果の比較 当所で開発したシミュレーションモデルで、極端な渋 滞 (No.1-1)と山間部 (No.3-2) を除いて、電費 (充電 端) 実測値に対して±10%の精度で予測することがで きた。Dモード:通常の走行、Bモード:回生エネルギー の回収を多くした走行。. 図2 一充電走行距離延伸の可能性 EVの性能向上を想定して、電池容量をパラメータ. として、車両重量増加を考慮した一充電走行距離延. 伸の可能性を検討した (走行条件は図1のNo.2-3)。. EV側回路 一般住宅側回路. パルス 発生器. 双方向 共振回路. 双方向 共振回路. EV用 インバータ. パルス 発生器. インバータ. (DC201.6V). 双方向 チョッパ. (DC300V). EV用 バッテリ. 家庭用 パワコン (AC100V). (左図)実験装置の構成. 自立運転. (右図)非接触給電コイル. 図3 家庭用PCSへの非接触V2Hシステム 双方向非接触給電回路を用いたV2H(Vehicle to home;車両から屋内への電力供給) システムを試作。非接触 給電を介して、市販の家庭用PCSの自立運転用のコンセントを利用して、安定して電力を供給できることを確認し た。非接触給電を介するため、接続端子部を隠蔽でき、安全を確保できる。. 79.

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参照

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