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β-ニトロフタールイミド,ホフマン分解生成物の新分解方法

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Academic year: 2021

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27 〔学 会〕.

日本女子医学研究会第17回総会演読抄録

昭和26年10月20,21日 1於東京女子医科大学第一臨床講堂

Cau・algiaの樵 ない幽晦の乾燥や毛繕曜岬購でも張力こ有

効刺傲となって痛みが増す.rt」能性は充分考えられる所

(軸国釜山済生病院)鄭鳳今・郭在禧 であって,蜘曙欝はCau,algi。. Head氏帯の聯

正中神経支配領域,殊に示指,中指及び環指に定型 関痛及び特発性壊疸の特有な痛みの本態は痛覚神経末 的 Causalgia.痛を訴える患者に於て,例えば示指に 端装置である神経自由終末に過敏状態の出現する為で 限局して冷湿布を行い,叉其上に氷片を当てると,示 あると結論する。 指のみ.の痛みが減退し,中指及び面面の劇痛は減弱し ない。温湿布でも同様に痛みは減弱する。皮醤が乾燥 1・ β一ニトロフタールイミド・ホフマン する時の痛みの増加と湿らす時の減弱との間には驚ぐ 分解生成物の新分解方法 べき差が認められる・7’ “ ’一ルエチノ収亡よノボカイソ (薬局)森川利秋(ミ寅)糸井壽賀子 で表在麻酔を示指に行うと,.矢張り示指のみ無痛とな る。同様な結果は全熟力壊疸に陥り足背部に劇痛を訴 現在パスはr・一アミノフェノー・・を囎とし製造ぎ える特発性壊疸患者及び腰部皮虞にHead氏儲蓄明 れているが,古い文轍では。一トルイ.ヂンから出発し らかな腎石症思者に於ても得られた。 てニトロアソトラニール酸を経てP一アミノサリチル 痛覚神経末端装置が神経自由終末なる事は既に 酸に到達する方法があるが,此の研究者等は4一;ト Sherringtohは角膜で,又著者等は皮膚で証明した所 ロアソトラニーノレ酸以後の行程に於てかなり大きな誤 であり,又毛細管は表皮内に達せず,自由終末は表皮 をやってp一アミノサリチル酸をつかんでいない。私 の発芽層細胞間に数多く終る事も一般に認められた事 .共はこの方法を追試して其の間違いを指摘し,更に4一 実で表,る。血流を断つた皮震が反って過敏状態となる ニトロアソトラニFル酸を経回勺に襲造する方法とし 事は既にLew圭s及び著者等により実験報告せられた て無水.ブタrル酸を原料としてβ一ニトロブタールイ 所である。 ミドに到達し,削れにホフマン分解を施して李及び 之等の事実と今回の実駁結柔とから,CaUSalgia痛 5一ニトロアソト.ラニール叢を作ったが,

Head氏譜の餅関痛及び特発憐壊疸の時の特有な痛み 体の分離は極めて困難でHeinrich, Seide1(B,34,

鳥其の暴発点は心添であり・団扇質やタラムスKb脊4351−4352・1902年)が述べる様にキシPrル礁呈蝶 髄内に病変が生じた為ではないと考えられる。即ち とする再結晶では容易に分離が出来ない。私共ほ両異 Causalgiaの:本態を脊髄後角乃至タラム1ス異常無産だ 性体の分離研究が工業的に内学閉的!こ甚だ興味ま,るも とす.るFoeasterの説は最早や威立せず・PuusePP のと考え種々な方法を試.みた結果,溶媒による再結晶 やSpielmaler等の脊髄反射説は支持者が多いにも拘 法では皆て失敗し,両異性体を塩として溶鉾し,駿を らず最も:重要症状である共惑現象の説明が困鄭である 以て分割沈澱する方法に於て薦雨意ある成績を収め, 回りでなく,:末携で毛細管を牧縮させること.の明かな 塩として溶解し,硫酸調溶液を使用して不性性銅塩と 氷による湿布で反って痛みがi隻弱する事実を説明し得 して洗澱せしめる場合4一ニトロアントラニール酸が ない。更に又Leriche一派の交感神経障碍説は 選択的に銅塩を形成して先づ沈澱する事実を発見しこ Causalgiaの症状を論ずるのみで本態には触れてい の事実を再異性体の分離に応用し極めて優秀なる威績 ない。 を収める事が出来た,即ち両異性体の混合物をNa塩 髄鞠を失い緻密な上皮細胞聞に而も覆亙状に分布す として水に溶解し,その含量の45%に相当する泣酸 る自由終末が血流障再で過敏状態となり,細胞聞隙の.銅溶液を概拝しながら滴下する。この場含沈澱するも 変形のみで持続的自発痛が起’o!正常時は刺戟となら のは4一ニトPアソトラニール酸の鋼塩であり,その 一 27 一・

(2)

28

濾液に最初の全量の25%に該当する硫酸銅溶液を滴 下するこの場合沈澱するのは両異性体の銅塩の混合物 であり,この濾液に塩酸又は硫酸を加えて残部を洗即 せしめる,この際に折出する竜のは5・ニトロアソト ラニール酸である。両異性体の銅塩は容易に硫酸にあ って遊離せしめ,銅は澁酸銅として回牧する事が出 来る。

2 モルモッ5膵臓ランゲルハンス三島の

細胞学的研究(一)

(解剖)内田釈子

膵臓のラソデルハンス氏島の細胞は諸研究者により 2・v3種が区別ざれている。而して,私は之等の細胞 が全く独立したものか,或は,単に機能状態の差によ るものか,更に島細胞と二葉細胞との関係等に就て, 細胞学的に追究すべく本研究を試みた。今回は正常状 態のものの所見を述べる。 材料は体重350g前後のモルモットである。夫々の 目的に従って固定,染色を行った。 モルモットの島細胞は2∼3種を区別する事が出来 る。一は鉄ヘマ1 be一シリソ染色で暗調で原形質内に密 に微細願粒を認める。一は鉄ヘマトキシリソ染色で明 調で,原形質内にば矢張り口細顯粒牽認める。之等, 両細胞の原形質内には,ミトコンドリア,i顧粒,室二 一及びゴルヂ氏装置が認められ,分泌現象が存在するも のと思われる。原形質内に存在する微細頼粒は分泌現 象とは関係ないものと思われる。二等両細胞の他に, 鉄ヘマトキジリソ染色で非常に明調を呈し,原形質内 に全く微細願粒を認めない細胞が存在するが,その本 体,機能等は不明である。 正常状態のものに於て,上述の所.見を得たが,本研 究の日的とする諸閃題は今後の諸種の実験的研究の結 ;果により決定したい。

3.人染色体の研究(第2報)

(演)久保田くら,阿部秀世,野村淑子 (解 剖) 第1報に於てぼ,主として入道丸を材料として染色 体の内部弓造を厨究発表せり。 材料を更に,入胎児羊膜,入問の肉芽組織を多数例 加えて研究せる結果として, 入睾丸に於ては,前期の染色糸に於てのみ内部構造 を見聾たのに比し,入胎児羊膜,及び肉芽組織に於て は,中期及び前期の終りの時期にも染色体内に横走せ る濃淡の像を見得るところより,動植物の染色体と同 様にラセソ構造を呈する.ものと推定しても然るべきか と思われる。 等比の研究はミクロマニプラトールにて取出し得て はじめて確定した結果を発表し得ると思い目下研究を すsめつ賎・る。 叉,人睾丸に於てi’i,前期の像のみ多かりしを,人 胎児羊膜,肉芽組織に於ては,各駅の染色体を見得る ので,分裂の響胴的関係は各相異していると思われる。 4.中毒性穎粒に就いて(第 .1報) (病理)佐藤やい,青木仲子 所沢好子 (演) 鈴木真砂

中毒性二丁に就ては,Arneth, Ntigeli, Alder,

Gloor, Schlling,, Matis, Mommsein, Freifeld,

Barta,古庄,本郷,清永二等の研究者に依り検せら れたるも,今日筒其本態は明かならず。叉此顯粒の出 現と疾病の軽重の程度に就いても,種々なる諸学者の 説あり。未だ確定するに至らず。私達は本学隔心病院 の有熱患者並びに妊娠中毒症憲者の血液塗抹標本よ・り 次の如き威績を得たりり L 三熱思者の中性嗜好性白血球に於ては其全例に 中毒性三三の出現を見たり0 2.中毒性顎粒の出現は中性嗜好性白血球の分核型 の■型及皿型に最も著し。 3..一般に肺浸糎及其他粘核性疾患にして」発熱状 態を続けるものに於ては,申毒性願粒の出現率大なり。 然し肺結核に房結核を含併するもの,叉は肺結核に喉 頭咽頭の結核を合併せる如き重篤なる状態に於ては, 寧ろ出現率を低下す。 4.敗血症に於ては発熱の高ざに比例し申性嗜好性 白血球の増加を来すも,中毒性顎粒の出現率は一定の 経過を見るに至らず6 5.化膿性疾患に於ては発熱も下降し一一般症状軽快 におもむくも,中毒性黙黙は他の疾患に比し比較的高 率を示す。 6・粟粒結核症の2例にしてstreptmyci口を使用 せる例に於ては中毒性願粒は,’ユ例に於て15%他の 1例に曾ては証明する事能わず。 7。妊娠申毒症患者に於ては其検査例の77%に於 て中性嗜好性白血球内に該願粒を認む。其出現率は妊 ,一一 28 一

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