(東京女医紙誌 第25巻 第10号頁449−472 昭和30年10月〉
成入のジフテリーア免疫に関する研究
東京女子医科大学耳鼻咽喉科学教室(主任 佐藤イクヨ教授) 東京女子医科大学細菌学教室(主任 平野憲正教授)講 師 池 香 子
イケ コツ コ(受付昭和30年’7月18日)
内 容 頃 次 緒 言 第1部 Schlck試験の評価 1 序: f$chick試験液の検討 ii読みについて 2 群生方法 対 象 馬験方法 i)Schick試験 ii) Schick対照試験 iii)Moloney試験 iv) 流血「戸抗毒素イ西唄魎定 3 笑験成績と考察笑験I Schick反応, Moloney反応と流血中抗毒 素価 笑験ll 4(学際の再Schick試験時の流血中抗毒素 価 実験IO[反復Schick試験を行った場合の流血中拡 毒素価 4 小 括 第1部 流血中抗毒素価測走による潜在性免疫の検討 1 :文献の概要 2 実験対象及実験方法 3 実験成績並に考察’ 実験W トキソ■ド1回注射による流血中抗毒素価 の変動 実験V トキソイド反復接種による洗血中抗毒素価 の変動 4 小 括 鋤部郵毒素の・vidityの概卸(基づ《ジフテリア 免疫の問題 1 :文献の概要 ・2実験:方法 3 実験成績 笑験W,結合時間の違いによる流血中抗毒素価の観
察
4 考 察 全部の総括並びに結論 女 献 緒 言 欧米各国で’近年,成人のジフテリアが増加しr( V・るという」報告カミ屡;k’見られる。 私共は,碗在の日本人成人のジフテリアに対す る免疫状態を知り,併せてこれを有効に予防する ために,多数の成入女子群を対象としてSchick 試験を行って来た(6・7)。其の結果によると,二等の 成入信に於て,Schick反応陽性率が案外高いこ とを潮目つた。 最:近日本人のSchick陽性率が,戦前や終戦直 後に較べて高率であると.とは,成入に限らす,幼 児をも含めた全人江1に見られる事実である(8)。但 しこれらの調査は,何れも,Schick試験の結果 を見るにとどまり,それ以上立入つた検索はなさ れていなV㌔ 所謂Schick水準として, Schick試験提唱当初 に与えられた1/30単位/m工という値は,そ(わ後の 微量抗毒素測定方法の進歩につれて,現在ほ支持 されていない。ウサギ,叉はモルモットの皮内反 応を利用する微量抗毒素測定法発達後のSchick 水準としては,たとえ,Schick(1924)(9)等の0・005 単位/m1, Dudley(1934)(10)等の約0.0工単位/m1な どの値も与えられているが,むしろ現在はSch ick 水準と言うべき明確な線は存在せす,それ以下は 殆んどSchick反応陽性である抗毒素価と,それ 以上は殆んどSchick反応陰性である抗毒素価と の間には,或人はSchick反応陽性であり,:或人 はSchick反応陰性である抗毒素価の幅の広v・帯 一磁9一晶晶が存在していると繕えられている(10・11・12)。こ のように,同b抗毒素価を持ち乍ら,或はSdhick: 反応陰性になり,或はSchick反応陽性になる原:因 は,従来は個人の体質,殊に皮膚の性質に帰せら れていた(11)。然し:最近になって,この問題にも avidityと云われる抗毒素の性質をあらわす概念 が導入され,(13),また,皮膚に於ける毒素の中和の 機構と流1血中抗毒素の関係等も,実験動物を使っ て立入つた研究(13・14)が進められて来た結果,上記 のScbick水準の問題に関係する諸因子も漸次解 明されてきた。 私は,欧米各国に於ける成入のジフテリア,多発 の傾向(日本でもその傾向が見られる)と,一方, 現在の本邦人のジフテリアに対する免疫の状態の 調査が殆んどSchick試験にのみ頼っているこ と,.及び,ジフテリアの抗毒性免疫に関する最近 の進歩等に基づV・て,成入女子群を対象として, Sch ick試験の他,流血中航毒素価の測定,或は 微量抗毒素価測定法に多少の修正を加えた方法等 の手躍を用い,ジフテリア免疫に関する立入つた 研究を試みた。 本論女は3部に別れ,第1部では,Schick試験自身 の評価と判読の問題を検討しtng. ll部では,冒わば動的 な流血中抗毒素価の測定の手段を使用する,特に,潜在 性免疫の検討にあて,第皿部は抗毒素のavidityの概 念を遵愛したジフテリア免疫の問題の追求にあてた。
第1部Schick試験の評価
1 序 前に述べたように,私共の成績によっても,或 は,他の多くの調査成績によっても,最:近の我国 のSchick反応陽性率は採るしく高率である。こ のようにSchick反応陽性率が高いのは,実際に Schick反応が陰性になる程度の免疫をもつてい なV・人が多V・という結論を下す前に,一応,次の 2つの点を検討しておかなければならなV・。それ は,Schick試験液自身が適当であったか否かと vaう点と,反応の読みが正しく行われ%かという 点とである。 i)Schick試験液の検討 毒力に比較して結合力の強い毒素液,即ち毒素 に比較してトキソイドの含まれる割合の多い毒素 り 脚誰* ジフテリア菌の培養濾液を毒素液と呼び,毒 素そのものと区別しておく。 液を,毒力の割に結合力の弱v・毒素液と,同じ程 度にまで抗毒素で中和するには,前者は後者より も多くの抗毒素を必要とする。従ってこのような ’2種の毒素液を使用して,同一群についてSchick 試験を行うと,結合力の強V・毒素液を使用した場 合には,結合力の弱い毒素液を使用した向合に比 べて,Schick反応陽性率は高く現われる可能性 があると老えられる。然し,実際上は,:普通の毒 素液の結合価の違いは(同じ心力で比較して)数 倍程度に止まるものであり,一方,入の自然の抗 毒素価の分布は約千倍もの広V・範囲に亘るから (例えば第1,2表参照),両種の毒素液の結合価 の違いで,Schick反応の結果に差を来す可能性 のある抗毒素価分布の範囲は,上記の自然の抗毒 素価の分布の約百分の一程度であって,両者の毒 素によるSchjck反応陽性率の違v・も一般に左程 大きV・ものではなくなる可能性が大きい。 私共のこれまでの報告及び此の報告で用いた毒 素液は,国立予防衛生研究所で数年来Schick試 験液製造に使用されている毒素で,この毒素液は 製造以来,既に20年以上を経iた極めて陳旧な毒素 液である。そのDlm=O.038ml, L十=O.38ml, Lf =o.4ml,即ちDlm!Lf=o.27, Dlm/L十;o.1であ って毒力の割に結合価が比較的高いものである。 従って多少は高い陽性率を与える可能性があると 考えられる。然し,実際に,流血中抗毒素価との 関係を知るには,抗毒素価を直接測定して比較す る必要力§ある。 ii) 読みにつV、て一般にSchick反応の陽性限界は径10mmの発
赤を認める点におかれている。然し不明瞭な発赤 は,発赤として揉り上げるか否か,或はその限界 に迷う揚合がある。殊に,既に消槌の傾向にある 発赤は,特に判別の困難な揚合がある。通常, Schick対照試験が行われて,その結果を判断の 対照とするが,その確実性の点については,この 場合も流血中抗毒素価を測定し,読みの正否を確 あておかなければならない。森に偽反応が多いと 考えられる成人のSchick試験では,この点に考 慮を払う必要がある。 以上の理由で,私は:先づ,Schick試験;Schick 対照試験,Molony試験と同時に被検者の流血中 抗毒素価を測定して,これら諸試験の間の開係を 比較するごみにより,上記の問題の解決を図った。 一 450 一一2 実験方法 対象:本学学生及び看護婦の}キソイド未接種者 130名,年令構成は15才から27才までで,平均20才で ある(より詳細な記載は各笑験毎に述べる)。 実験方法: i)Sφick試験 試験用毒素:No.74の毒素を試験量の0.1m1申に 1/50Dlmが含まれるようにS6rensenの瑚酸塩緩衝 液(PH=7.4)を以て稀釈したものを用いた。 試験方法;上記毒素稀釈液の0.1mlを正確に被検者 の右側前臓の内側皮内に注射した。左側前臆はツベル クリン皮内接種を受けている者が多いので左側を避け たものである。5(St験を反復する場合は,前回の注射 部位附近の皮膚を必らず避けるとととした。 測定:反応の測定日は注射後4日目とした。測定に は尺度を用いて,発赤の長短両径を計測し,表にはそ の平均値を記載した。eの他,硬結,水疸,壊死の有 無を附記した。 ii)Schick対照試験 Schick試験用毒素稀釈液を70。C,30分加熱した液を 用い,右側前臆のSchick試験を行った場所より5cm 以上の間隔をおいた皮内に正確にO.lmlを注射した。 測定並びに記載はSchick試験の場合と同様である。 iii)Moloney試験 ジフテリア予防接種用bキソイド(市販の北里研究 所製品)を生理的食塩水を以て20倍に稀釈し,その0.1 mlを左側前臆内側の皮内に注射し24時問後に判読し た。測定及び記載はSchick試験に準じた。 iv)流血中抗毒素価測定 試験毒素:MO−1(国立予防衛生研究所で微量抗毒 素測定用として使用されているもの,20LR/20000== 1/30,000m1)を用いた。 測定方法:Jensen氏(15)家兎皮内微量抗毒素測定 法を採用した。試験毒素と被検血清との混合液を37Q Cに1時間放置し,その0.1m1を家兎の皮内に注射し 48時間後に,発赤の大さ8∼10mm径,即ちDRMに 相当する反応を示す所を終宋点とした。此の際,対照 試験として,標準抗毒素血清(10単位/ml一国立予防 衛生研究所から分譲された)と試験毒素との混合液を 37。C,1時間放置したものを同時に家兎に注射し,家 兎の皮膚の感受i性の差による実験誤差を少くするよう に努めた。 第1表 Schick反応, Moloney反応と流血中ジ抗毒素価 a群 M反応陰性,S反応陽性群
被 検 者 Moloney反応 Schick対照反応 Schick反応 ATufm1
1−i−g.
KK
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9 ri 4 ri6r
7 ri o o o o o o o o o o o o o 10r 10ri 0 10 r o o sr o o o osr
o o o o o o o 11 r o 17 Ri 13r 12 RI 15 RI 17 RIB 36 Ri 20RIB 17 RI 19 RIB 17 RIB 18 RIB 18 RIB 13 RIB 13 r 35 r 24r 31 Ri 29 Ri 29 RI O.32tvO.5 0.1 $O.1 0.056 0.Ol O.005 ≦三〇.OO32 〈O.OOI f{O.OOI 〈O.OOI =:O.OOI E{O.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI SO.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI註震舗鱒鰯鱒は蛎応漁
腺:魏∫
ATu =流血申抗毒素価 一4al一.3 実験成績と考察 実験I Schick反応1.Molony反応と流血中 ジ抗毒素価(第1表) 第1表にはトキソイド未接種49名を選び,.その
成績を,Molony反応10mm以下・Schick反応
16mm以上の19名(a群),.Molony反応15mm
以上Schick反応10mm以上の13名(b群)及び, Schick反応10mm未満の17名(c群)の3群に別 けて表示した。i)a群lMolohy反応10mM.以下でSch ick
反応10mm以上の19名中12名は流血中抗毒素価 が0.001単位/m1以下で,∼二の他に3名がO.OO.1 第1表 Schick反応, Molo孕ey反応と流血中ジ抗毒素価 b群M反応陽性,S反応陰性三三 検 者 Moloney反応 Schick対照反応 Sdhick反応 流血中抗毒素価
ATufml
;,o l iilY l I22 1 HK
231 MT ii
241 OD ’1
25 i KR
26 11, Ks li
隆 swl
i 29 0T膣ll…
1i一一 一一tt一 一 一一… 一一一一 一一 一… 註 第1表、a群K同じ。 42ri 20r1 35r 14−RI 53RI 25rl ユ8班 27RI 25ri 15ri 16r1 1.9Ri 30R 6ri 6ri / 3r 6ri 7r 7r 3r llr 10ri o 7r 8r 18RIB 10RIB 31RI 12ri 10r1 10r 15r1 12rl ’19r 12r 12r1 36Rln gri 〈O.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI ltvlO ltvlO lnvlO エ∼10 1 0ユ∼1 0.5 0ユ8 0ユ O.1 ’”’一1 被 検 者 第1表・Schick反応, MoJQney反応と流血中ジ抗毒素価 c群 S反応陰性群..論晦慮…
wU癖添「.謡が鵬マ■一端緊価
331劃
g・gi劉
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12r o 6ri sr sr 3r 34−ri 25ri 3r 8r 3r 8ri 4ri 3r 王Ori 3r o o o 3r o. o o o 7r o 7r o o o o o o− 9r 8r 6ri 8r e 6r o 7r 8r o o o o o o o o 6ri 0ユ 0ユN1 0ユ∼1 1 rvlO 1 1 1 ivlO 1 rvle 1 rvlO 1 t−10 5.6 2 1 tvlO 1 r−10 1 NIO 1 tvlO 5.6 註 第1表a群に同じ。 一:一 452一一 一単位/m1以下であった。0.056単位/:hl志判定さ れたものを加えると19名中16名.(84%)に流血中 抗毒素価が殆んど認めちれないか,低単位であっ %。然し,’樹3名が’0.1単位叉ぼそれ以上め流血 中抗毒素価をもつていたにも拘わらす,多少とも 反応を認め(Nos.1,2,3);惚の中には相当薯明 な反応を認あたものがあった(No.1)。
ii)b群:Moloney反応15mm以上Sdh ick
反応10mm以上の13名は,3名を除き流血中抗
毒素価が0.1単位/m1であるにも拘わらす,多少 ともSchick反応を認め,その中1名(No。31) に著るしくSchick反応の著明なものがあった。 その他の例は,その発赤が著明ではない。Mblo− ney反応強陽性者のSchick反応は,その判断に 注意を要するものと老えられる。 iii)c群.:. Schick反応1Qmm未満の17名の 流1血中抗毒素価はすべて0.1単位/ml以上であっ た。 流血中抗毒素価が0,056単位/ml以下のものは, 1例(No.14)を除ぎ, Schick反応は著明である。 Molo好反応陽性者に於ては:, Schick反応の発 赤が;著明でない場合の発赤の径12∼13mm以下を 陰性としそ切り捨てると,流血中抗毒素価をもつ t.狽ナV;るもめをSchick反応陽性と誤まる率が著る しく’少くなると考えられる。Moloney反応陰性 の場合にはNo.14!の如くSchick反応の発赤は 弱くても流血中抗毒素価は極めて微量のものがあ る6’.1,、 いすれにせよ,成人で流一血中抗毒素価が殆んど 認められないか,著るしく低単位であるものが相 当に多V・ことは明らかである。 実験皿 40日後の再Schick試験時の流血中ジ 抗毒素価(第2表)「MQIoney試験とSchick試験とを1回行った
ことのある群43名につき,その40日後に,Schick 試験,.Schick対照試験と同時に流血中抗毒素価 を測定した。 第1回の成績に基き,実験1と同様の標識で a,b, cの3群に別けた。 D.二項,第1回にMoloney反応陰性でScb{ck1被検者
第2表40日後の再Schick試験時の流血中ジ抗毒素価 a群初回鮫反応陰性,S反応陽性群初回(24/V) 40日後(3/W)
ゴ6.. 51 器 i 54 li 55 ・ 56 57 58 1 59 60 6i i’ 62 63YT
KS
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MD
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・TMMA
・KAMW
・STMK
MT
iMol・n・y反応1』 0 7r 7r 3r o 4r 7r O o o o sr 3r o Sc垣ck反応 18RIB 15RI 15RIB llr l1RI 14RIB 14RIB 23RIB l2RI 25RI l1RI 26RIB 22R工B 18RIB Schick“反応3r
gr
’ 5r3r
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3r’7r
19RIB 20RIB 26RI 17r 23RI 18R 24R S・h圭・k対照反応1AT・/mI 4.Y ’U’ i’”10RI 1 05
3r i O.5
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igRi 1 ’・.8180,?O 1 〈O.OOI
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6r i 〈O.eOl
lgr [ 〈o.ool 一一’ ii 一一..u
l I 註 第1表に同じ。 反応陽性であった14名中,2回ともSchiok反応 陽性であった7名はすべて,’ tt流一血中抗毒素『価が O.OO1単位/m1以下であった。第2回忙Schick反 応陰性になったものが7名に認められる。ごの中 5名には既に多少とも(0.5∼1単位/ml)流血中 抗毒素価を認めたが,残りの2名(Nos.55,56) に於ては,1O回のSchick反応が水萢を伴う比較 的強V・反応を示していたが,流』血中抗毒素無二定 時には抗毒素価は0.01∼0,005単位/m1の比較的低 単位にも拘わらすSchick反応が陰性であったこ 一453斜・・第2表.40日後の再Schick試験時の流血申抗毒素価 り群初回M反応,S反応共に陽性群 . 被 検: 者 初回(24/V)、 ・Mo10neY反応 f llr 16/40rd 23r 17r ,20r. 21RIB 22r 13r 30r, 9/48R 35r 15r 13f49R 20f50r 17/50r ’t 40 日 後 (3/V旺) 64 0s 66 6’7 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78
OK
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Schick反応 Schick反応陣・・対照臨
16RI 22RIB 13r . 11R 14RI 18RIB 10R llr 16RI gr 15RI 10ri . 10/35RI l象、8r 1 12r
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.[ >10 1 1∼2 0.5∼1 .2 5 2 5 1 io 10 註 第1表に同じ は注目を要する。この点は後報で更に検討を加 た。 ii)b群:Moloney反応, Schick反応ともに 少認められる陽性者15名匠,MolQney反応が :るしいものを除き,第2回目のSChick反応は 1回目のそれに比べて,著明に,或は相当程度 に減弱し,或は殉んど認められ,ないよ.うになったQ、 これらにはすべて絹当度(0.5∼10単位/ml)の流 血申抗毒素価を証明した。 iii)c群:策1回va・SChick反応力§陰性であっ た14名は第2回にもSchick反応陰性で, v・すれ も0.5単位/m1以上10単位/m1内外の高度の流一血 第2表40日後の再Schick試験時の流血中抗毒素価 c群 初回Schick反応陰性群 被. .検 者 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92IS
IK
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MK
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初回(241V) M・1・fi・y反応{ 40 貰 後 (3/VII) Schick反応 Sch量ck反応 7r 8r 17r o o 18r sr 4r 4r 4r 12r 6r 6r llr 8r 7r sr 7r gr 7R 6r 7r 6r 3r 8r gr 3r sr o o 3r 4ri sr 7r o o o 3r 7r 4r o 3r・}・・…k燃圃
i
o o o o 6r llr o o o 4r llr 4r o o ATu/ml 10 10 10 2 5 10 0.5Nl O.5Nl stvlO >10 >10 10 10 1e 註 第1表に同じ 一 454 ・一中抗毒素価を認めた。 以上の成績でみると,M610ney反応の著明な ものを除き,Schiρk試験及びM◎10ney試験を行 った後40日後のSchick反応が減弱したものは,. すべて抗毒素価測定の際には流血中抗毒素価を有 してV・た。・ この結果ジはある程度の免疫をもつていたもの は,Moloney試験及びSchick試験の微量刺戟 によつて,Schick反応に変動を来したものと考 えられる。この様な例はKu㎞s(16)等も報告して いる。ある程度の免疫をもつている人はSchick試 験のような微量の刺戟に対してもよくresponse を示すことが多いといわれる(1O)(17)。 実験H正.反復Schick試験を行ったものの流血 中ジ抗毒素価(第3表) 実験■でSchick試験とMoloney試験とによ る微量刺戟がSchick反応を変動させたものと推 論した。既にBarr(20)はある程度の:免疫をもつも のにはSchick試験が有効な刺戟になるという。 これを確めるために,実験1の後,Schick試験 を繰返して流血中抗毒素価及びSchick反応の変 動を観察した。 実験1の対象となったものから,Moloney反
応10㎜肝Schick反応10脚以上群11名(a
群),Moloney反応14mm以上Schick反応10
1nm以⊥:群8名(b群)及びSchick反応10mm
第3表 反復Schick試験を行った場合の流血中ジ抗毒素価 a群 初回M反応陰性,S反応陽性群 ’被検者 7 月 Moloneyl
反 応 E 1 3 4 5 7 8 9 10 11 12 13KK
MK
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9ri 6r 7ri o o o o o o e o 疫h’慈…AT・圃 17Ri 12RI 15RI 17RIB 20RIB 17RI lgRIB 17RIB 18RIB 18RIB 13RIB O.32rwO.5 SO.1 0.056 0.Ol S{O:0032 =O.OOI’ SO.OOI 〈O.OOI 〈o.eol $O.OOI 〈O.OOI 10 月 妾h’唐IAT・/ml I 12r 5ri 8ri 18RIB 19RI ・16RIB 15ri llr 16r1 17RIB 0ユ8 $,O.1 0.Ol O.056 ;go.ool 〈O.OOI 〈O.OOI 〈O.OOI r〈O.0032 〈O.OOI 〈O.OOI 11 月 Schick 反 応 ATufm1 12 月 0 9r 5r .3r 21RI 19RIB喪・・頭細mI
O.2 . O.ltvO.2 =〈.O.1 〈O.OOI s{,O.OOI ・ 〈O.OOI >o.oe1tvo oos 〈O.OOI 〈o.ool o o 3r 19RI 18RI 14ri o 13RI O.2 0.2 o.riN・o.s ’〈O.OOI i 〈O.OOI I sgo:ool i 一’Z i f{g,o.ool i − 1〈O.oo5>O.OOII, 1 〈o.ooi l・ 〈o.ooi 註 第1表に同じ。 第3表 反復Schick試験を行った場合の流血中ジ抗毒素価 b群 初回M反応,S反応共に陽陸群被検者
23 24 25 26 27 30 20 21MT
OD
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7 月 Meloney反応
14RI 53RI 25r1 18r1 27RI 16r1 42RI 20rl 陵・・慈}AT・/mI 1 工8RIB i<0.001 10RIB <0.001 1 ユ2ri 10r1 10r 15r1 12r1 12r1 1∼ユO ltvlO INIO lrvlO l O.18 10 月 11 月 12 月疫h’憲睡壁h’噛・恥11妾h踏
ATu/m1 3r 11r 12; 1・ il−I ll二目1 5.6 1 1.8 1 1 0.1 〈O.OOI 〈O.OOI 8r llr 10ri 13ri llr 8r 13rlio’ 1
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〈o.oos>o.eoll 〈O.005>O.OOI 0 10r 7r 7r 12ri o 5. 2 2 2 2 0.2 ≦0.00エ :SO.OOI 註 第1表に同U。 一 455,一L.第3表 反復Schick試験を行った場合の流血中ジ抗毒素価 c群 初回S反応陰性群 e 被検者:M。1。。。y l反 応 7 月 10 月 11 月 12 月 4−9 48 41 i42 「43 44 45 46 47 36 37 138 1 1 39 40 1 34 1 35 1 33
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YK
0 3r 3r 8r 3r 8ri 4ri 3ri 16ri sr sr 3r 34ri 25ri e 6ri 12r Schick 反 応 6ri o o o o o o o o o 6r o gr 8r 6ri 8r 8r AT・/ml l疫h’慈 1 5.6 1rtwlO lt−yle ltvlO 5.6 2 1NIO ltvlO ltvlO ltvlO 1 1 1i・JIO lnulO O.ltvl Oユ∼1 0.1 9r o o 10r o gr AT・/m橿h’慈 I i schick .ATu/ml塚応
1.8 3.2 1.8 1.8 1.8 18 1 1.8 1 1 1 1 1 1 E$1 =〈.1 5一;.O.1 5r o gr o O」r 5 5 2 2 一一く.2 2 2 2 1N2 2 2 2 0.5 2 1 ior o o sr o 5r ATufmJ O o O o o 7ri gri o 7r e 3r 6r 6r量 5r 8r 8r o 8r 10r ltv2 0.2 3r 4r o sr o 6r 5r 5 5 2 2 2 1rv2 2 2 1rt−2 1t’一2 2 2 0.5rv1 2 2 0.2 誰 第1表に同じ。 未満群17名(c群),合計35名について7月から12 月までの6カ月間にSchick試験を反復し,その 度びに流血中抗毒素価測定を行った。 成績 i) Schick試験を繰返すと一部に流血.中抗毒 素価が上昇するものがある。但し顕著な例(No・. 5)もあるが確実な例は比較的少ながった。 ii)流」血中抗毒素価の上昇を伴うか(NTOg 5), または伴わすに(Nos.1,3,11,・23), Schick反 応が陰性になる場合がある。Moloney反応陰性 群で多少とも流血.中抗毒素価を有し,Schick反 応を認めていたもの(Nos.1.3,4,5)はSchick 試験を繰返すとすべてSchick反応陰性となっ た。この成績は実験ffの結果に基づく上記の推定 va 一致するものと考えられる。 iji)流.血中抗毒素価の上昇が僅かであるに拘わ らすSchick反応が確実に陰性になった例(No. 11)がある。流並沖抗毒素価が著るしく低v、にも 拘わらすSchick反応陰性である場合のあること が報告されてV・るが(12),このNo.11はその本態 を究明する手掛りとなる例と考えられる。この問 題につbては第皿部で触れる。 iv)Moloney反応陽性者で流血中抗毒素価が 相当高く,而もSchick反応が多少とも陽性反応 と紛らわしV・反応を呈した例は,Schick試験を 繰返した場合に,その後は殆んど紛らわしV・反応 を生じない例もあり,或は紛らわしい反応が出没 する例もある。Moloney反応陽性者のSchick 反応の判定には注意を要する。 4 小 i括 D 成人でもSchick反応陽性で,流血中抗毒 素価を殆んど認めないものが相当に多い。 ii)Moloney反応陽性者を除き, Schick反応 陽性者の大部分は流lfiL PP抗毒素価を殆んど認めな いか,相当に低い。 iii)Moloney反応陽性者のSchick反応は, 流.[fiL ip抗毒素価と一致しないものが多いからジそ の判断には注意を要する。iv)Schick試験又はMoloney試験程度の微
量刺戟によって,流」血中抗毒素価の上昇する人が あり,Schick反応の変動が著明に見られた。第押部 流血中抗毒素価測定に
,kる潜在性菟疫の検討 一 456 一1 文献の概要.’ Glennyは動物実験を中心とする多くの経験から, ジフテIJアに対する免疫め状態を次のように労類し た。
群番号「
1 Schick試験 l i流血中抗毒素価加1 1/3⑪単位以上骸鷺撫する二次型
2 3 十 十 1/30単位以下 なし 4 5 十 十 なし 二 次 型 =:次 型 申 間 型 分 類Schick 1 Schick
陰性免疫 陽性免疫
潜在性免疫*叉は基礎免疫 亜 免 疫 なし 一 次 型 無 免 疫 このうち,Schick陰性免疫群は,ジフテリアに対 して充分に免疫であると考えられる群である。但し, 前述のように,流血中抗毒素価が1/30単位という数字 は改めなければならない。第2群は,多少とも洗血中 抗毒素価をもつているが,Schick反応は陽性の群で ある。この群がジフテリアに対して充分に免疫性であ るとは言えないと考えられている。然し,Schick反 応の陰陽とジフーf IJアに対する免疫性の有無とが一致 するか否かは必らずしも一義的には定らないであろ うq7㌔ 第3群以下はSchick陽性であって而も流血中抗毒 素価も証明されない群であって,この中の各国を区別 する手掛りは,トキソイド又は毒素等の特異的刺戟に 対するresponseの型によるのである。 一次型のresponseとは,刺戦を受けてから,平均 して2∼3週を経て始めて流血中抗毒素価の上昇を認 め,流血中抗毒素価の最高に達するのは2∼3ヵ月後 であるものである。■の群に属するものは,それまで に特異刺戟を受けていなかったものと考えられてい る。 二次型とは,刺戟を受けてから,平均して数日後に は流血中抗毒素価の上昇を見,一般に10日前後で最高 に達するような場合をいう。との群は,tt Oに特異刺戟 を受け既に潜在性免疫が十分に出来ているものと考え られている。 responseの様子が両者の中間にある亀のを中間型 と言い,特異的刺戟を受けたことはあるが潜在性免疫 の成立には不充分であったものと考えられている。勿 論,大量のトキソイドを使って強力な刺戟を与える と,潜在性免疫のないものも10目前後で流血中抗毒素 価を認めるようになるといわれるから,と1れらの型を 見別けるには強すぎない適当な刺戟を与えた後,・適当 脚駐 *pOtential immunityの訳語である。本:文で は一応「潜在性免疫」の訳語を採用した。 な期聞を追って,瀞血中抗毒素価の変動を見てゆく必 咽要がある・最近B・・r(18臆馬弓醒際キ〃ドの5Ml を与えて10日と28日目に,流血中抗毒i素価を測定し, 潜在性免疫の有無を観察した。 この問題は,然し,入で観察されたものはJensen 19) の報告に止まる。Jensenはトキソイド注射後,殆ん ど連EII採血して流血中抗毒素価の変動を観察し,入で 早期K流1血串抗毒素価が上昇して来る型と,遅れて上 昇して来る型とがあることを報告している。 私は前述のように,成型に勝てSchick反応の陽性 者が多く,流血中抗毒素価も殆んど認ゆられない入が 相当に多い事実から,∼回れらの入達はそれまでに特異 刺戟を受けたこ:とがあるか否かを,その流血中抗毒素 価のresponseの型を観察する:方法を利用することに より,見別けようと考えた。それによって,成入に対す る予防接種の方法が定められる筈である。Barr(恥⑳) 等は潜在性免疫の問題を重要惜し,トキソイドによる 予防接種の目的は,抗毒素価の産生と充分な潜在性免 疫の獲得にあるという。流血中抗毒素価が無い場合に も潜在性免疫が充分に与えられているか否かを知るこ とは,免疫状態の全般を推論する場合や,今後の予防 接種の計画に必要である。 既に第1部の第聾皿実験で,Schick試験:叉は Molony試験のようむ微量刺戟でag 一部の入に対して は有効な刺戟となり得るものと考えられる結果を得て いるが,殆んど流血中押毒素価を認めない入の大部分 に対しては,tの程度の刺戟は有効ではなかった。 そヒで私は,少量のトキソイドを1回接種して7日 毎に’又は10日毎に,その流血申抗毒素価を測定し, reSPOnseの型を観察した。 2 実験対象及び実験方法 対象:第1部の実験対象からの40名と,新たな例8 名(Nos.93・vlOO)との合計48名について,トキソイ ド注射直前の流血中抗毒素価が0.005単位ノml L■ ‘Fで 一 40r7 一一一=あったものと,o.01単位/m1以上であったもめたつい てトキソイド接種による流血中抗毒素価の変動を観 たD 実験方法:トキソイド(北里研究所製晶で二二の液 状トキソ/ド)の接種量:はMoloney反応の程度によ ってO.OS・vo.3ml(3Lf前後∼20周目前後に相当する) と定め,これを一疋皮下に接種し,7∼14・V21 H,又 は,10∼20日に流1血中抗毒素価を測定した。. Moloney反応Schick反応及び抗毒素価測定の方 法は前実験1に同L’FP, 3 実験成績並びに考察 実験IV トキyイ下1回注射による流血中抗毒 素価の変動(第4表) 1) a群:トキソイド注射直前の流一血中抗毒素 価が0・005単位/m1以下であったもの23名の成績 に就いてみると,・ i)流1血中抗毒素価の変動が殆んど認められな 第4表 トキソ4ド1回注射による流血中抗毒素価の変動 a群 接種前索血中抗毒素価0.005単位以下の群 .被 検 者 Moloney 反 応 トキソイド接種直前 ATu/m1(トキソイド1圓接種後) Schick 反 応 7 1/ sM 1 93 ! TU g4. li Ms I
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0 7r o o o o 10r o 3r 10ri o o o o 7r 20r1 42RI o o o o .0 5r 19月置 26RIB 18Ri 35r 26RI 13RI 29Ri 13r 18R 27RI 31Ri 14ri ’19RIB 16RIB 7r 13r1 16RIB 19RIB. 24R o 18RI 24r 23RI ATu/mJ 7 日 10 日 〈 O.OOI くO.OOI く0.001 〈O.OOI 〈O.OOI く0.001 〈O.OOI $O.OOI く0.001 〈O.OOI ;O.OOI −fi〈一〇.OOI 〈O.OOI $O.OOI O.005 ==O.OOI 〈O.OOI O.OOI 〈O.OOI ==O.0032 〈O.OOI $O.OOI 〈 O.OOI / O.02 O.Ol O.02 0.02 0.02 kO.OOI 〈O.OOI SO.oos O.Ol 〈O.Ol / Q.005 ユ4 日 / O.Ol 〈 O.OOI 20(20 H O.05 0.05 O.05 >O.05 〈O.Ol 1 $一〇.02 0.os 1 1 >o.2 0.1 >O.02 0.02 >O.05 i ,$O.1 O.2 =1:8&i <0.001 <0.001 1 1 <0.001 <0.001 ≦(}.002. 1≦0.005 「 <0.005 !≦e.GO5 [<O・005 匠1::11…
10・o? <0.05 0.05 0.03 0.05 〈0.5ンα2 , >0.21
0.51/
註 第1表に同じ。 voもの3名(:Nos.94,15,59)。 ii).7日目叉は10日目で既に明らかに流血中抗 毒素価が上昇しているが,20∼21日後には流血申 抗毒素価を証明しないもの2名(Nos.93,12), その他に早期に抗毒素価の上昇を認めるが再び下 降しているものが相当に見ら.れる。 iii)7日目又は10日目で既に明らがに流血中抗 毒素価が上昇を示し,20∼21日後には,更に上昇 しているか(NOSI.16,8ゴ11,63),少くとも下降 の様子が見られないもの(No.57),ζの中Nos. 16,8はトキソ・fド接種前,0.001≧単位/m1であっ たものが120日後にぱ,0.2∼0.5単位/mlと,200 ∼500倍以上も上昇してV・る6 等に大別出来る。然し,14∼20日後に始めて流 血中抗毒素価の上昇を認めたものは見られなかっ た。 ut LS58 一即ち,トキソイド接種前,流血中抗毒素価が殆 んど検出されないか極めて低いものの大部分に, 7日または10目目に既に抗毒素価の上昇を認め た。 然し,その後の経過は区k’で,7∼14日目が最 高値でその後急速に低下の傾向を示すもの,7∼ 10日以後も更に上昇の傾向を示すもの,7∼10日 以後上昇または下降の傾向の明らかでなV・ものな どがある。このような各種の経過をGlennyに従 って分類するには,彼の中間型に間する定義が十 分に明らかでない。それで,私は,刺戟前には流 血中抗毒素価を証明せす,微量の刺戟に.よって比 較的早期にresponseを示したものをすべて潜在 性免疫群とし,中間型response(したがって亜 :免疫)を強いて区別しないことにする。 それは兎も角として,この結果を見れば,私の 対象とした成人の大部分は過去に何等かの特異刺 戟を受けた経験があるものと考えられる。そ.し て,その刺戟によって,証明出来る程慶の抗毒素 産生には到らなかったが充分な潜在性免疫を与え られているもの,潜在性免疫の不充分なもの等が 生じたものであると見られる。また,早’期にres− ponseを見せるが下り易V・傾向を示すものが案外 多V・ごとから見ると,前にも1度は抗毒素参回る 程度は上昇したが再び下降して三つたものも含ま れ,ているであろう。 と.のように1,等しく流血中抗毒素価が殆んどな いか・著るセ、く低く・S・hi・k反応も陽性である 群でも,個々について見ると,その免疫の有無, 或はその程度や,刺戟に対するresponseの様子 は著るしく異なっていることは注目に値すると思 われる。 第4表bキソイド1回注射による流血中抗毒素価の変動 b群 接種前流血中抗毒素価0.01単位以上の群 1 … トキソイド接種直前
「被検者…
l i幾don二二ch’c捻AT・ノm1
一一Q1 L』 ATu/ml(トキソイド1回接種後) 7 日 10 日 14 旨 95 31 55 65 83 4 54 51 24 23 1 30 52 53 50 96 97 98 32 99FO
Mi
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1001 FI281 MM
29 1 OT 66 1 YIL
註 0 19Ri 4r 16f40Ri 12RI 7ri o 7r 53RI 14RI gri 16ri 7r 3r o 15RI 35RI 11RI 30R 4ri 27RI 11RI 26ri 1’5ri 23r 36Ri 36Rln 3r 19RI sr sr o gr 10r o o o sr 3r 3r 10ri 12ri 8ri gri 13r 12ri 13ri 19r 12r 13r o.oi l I O.1 0.Ol O.1 0.02 i O.032tvO.0561 , 1・9 ] o.s 1 2 5 0.2 0.18 0.5 0.5 1 1 2 2 0.1 0.1 2 2 0.5 0.5 0.5L
第1表に同t:。 〈O.5 0.5 〈5>2 5 2 0.2 2 5 5 1 5 O.02 0.5 0.05 0ユ 1 2 2 2 5 >5 2 >10 >10 O.2 2 〈5>2 1 0.5 5 〈5>2 5 20(21)日 O.Ol $O.02 0.02 0.05 0.2 >O.2 0.52
2
2
>2 >2 〈5>2 5 5 5 5 5 >10 20 20 20 〈50>20 ・一 40rg 一一エ) b群:トキソ’イド接種前,流血申抗毒素価 が0.01単位/m1以上の25名申,抗毒素価の上昇を 来したものば,いすれも7日叉は10日目に上昇を 示している。然し14∼20日目に更に上昇したも.の もあり,一方には,低下の傾向を示すものも見ら れる。また,殆んど流一血中抗毒素価の変動を見な い例もある。このように刺戟前,抗毒素価を既に 相当にもってV・る場合でも,その’responseの様 子ぼさまざまで,その様子はトキソイド接種前の 抗毒素価とは無関係であり,またMoloney反応 とも必らすしも関係ぼないように思われる。 この群の検討は本論の目的ではないので,これ 以上の追求は省略する。 実験V トキソ’イド反復接種による流血中抗毒 素価の変動(第5コ口 前実験の一部について更にトキソイド接種を繰 第5表 トキソイド」 接i種 ・ トキソイド反復接種による流血中抗毒素価の変動 トキソイド 接 種 ・ .被検者 、95、1・・接種後AT・/ml;、95,、952、952〔T・凄醸AT・/ml l、953 12 jptt4H l 21N ji 5−24 i, 7・3 j 9・19 17H114H!21 H l 1・14 11 12 30 21 13
KM
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’TYMT
ATu/mti O.0032 (S.反応) (0)ATufmi
(S.反応) ATq/ml ’(S.反応) .〈..O.OOI (13RI) O.18 (o) ATufml 1, o.ool (S.反応)’ i13rI) ATu/ml (S.反応) O.OOI (19RIB) O.05 O.Ol O.2. O.05 O.02 0.2 〈 O.O1 05 >O.2 sgo.02 21日 くO.5 >O.2 之O.OO1 >2 〈O.05 (4r) (19RI.) (9r) >O.1 1 O.1 (3r) 1 (4r) >O.Ol’ (3r) / / 7日 O.2 1 >1 O.02’ 1 O.02 (o) o.2 1 / (10r) E一一llk161.62一一[”o’ltt / 1 (3r) i (12r) O.Ol (16RI) >o.1 1 sgo.1 (3r) i (6r) 1 O.2o.2 1 o.i [ o.os I O.1 O.5 1 1 1 O.5 1 2 02 O.2 O.5 at ” S反応=Schick反応。その他は第1表に同じ。 返して見たものである。 トキソイド接種後,一時上昇した流血中抗毒素
価が再び下降して来ている傾向を見せるもの
(Nos.12,21,13)があって,その中2名は,約 5カ月後の翌年5月にはSchick反応が陽性であ ったが,その1ヵ月後にはSchick反応陰性とな り,流血中抗毒素価も0伍単位/ml以上となって v・た。1ヵ月前のSchick試験が有効な刺戟とな ったものであろうと考えられる。9月の成績に対 しては,この7月のSchick試験が影響している とは見られなV・。そこでトキソイド接種を行う と,流血中抗毒素価は著明に上昇し,更にその4一 ヵ月後でも抗毒素価はジフテリア感染に対して充 分に免疫であると考えられてV・る値を保ってい る。 4、小 括 1) 少量のトキソイド接種後,7∼10日毎に流 一血中抗毒素価を測定する,いわば動的な方法を応 用して分析した結巣によると,成人で流並坤抗毒 素価を殆んど認めないものの大部分は,Glenny のいう潜在性免疫或は亜免疫の状態にあるものと 考えられる。このことは,成人の大部分は,それ までに,何等かの程度に特異的刺戟を受けたこと があることを示すものと考えられる。そして,そ の刺戟によって,測定出来る程度の流血中抗毒素 価を生Fるまでに到らなかったか,或は,一度ぼ 流血中抗毒素価が鈍る程度は上昇したが再び測定 できる水準以下に下降し允ものなどがあるであろ う。本実験の結果から見ると,後者の経過を辿っ たものが多いのかも知れない。 2)上記の私の例の各々をGlennyのいう潜在 性免疫,亜免疫という分類に当てはめることは難 かしいし,トキソイド接種前に相当高い抗毒素価 をもつてv・るものでも Glennyの云う中間型の responseを示すものが相当に多V・から, Glenny の分類には:批判の余地がある。然し上記のトキソ イド接種前抗毒素価を殆んど証明しない例の大部 分は,早期に流血中抗毒素価の上昇を認めたとい 一 460 一う点では,その大部分の例が潜在性免疫の状態に あったと言えるであろう。そうすると,この潜在 性免疫の状蒐、にあるものでも,そのresponseの 経過は非常に多様で,一度上昇した流卑中抗毒素 価が再び下降し,殆んど抗毒素価を証明し得ない 程畦にまで下ってしまうものから,Ob単位/mI 程度にまでも上昇するものまで見られた。 予防接種の効果を考える.立場から見ると,潜在 性免疫でも,そのre.pon.seの様子か蛎一度流 血中抗毒素価が上昇しても再び速く下降して了う 傾向にある場合と,比較的よく上昇して下降し難 い易合との,少くとも2群に大きく別けて考える 必要があると思われる。予防接種の方法として は,後者に対しては所言上稲強免疫で足りるが,前 者に属するものには更にトキソイド接;建を譲返す 必要があると考えられる。 またs以上の清果によれば,1・:キ.ソ■句妄種後 Schick試験によってトキソイド接種の二野を判 断する場合には,1・キソ■ド接札後Schick試験 を行うまでの期岡によって,その結果に相当大き い差貝が生する可能性が考えられる。この可能注 は,トキソーイド接種の対象となった集団の免}’!一の 状態によつて左右されるで助ろう。 少数の例であるが,この下降し易い傾向にある ものも,刺浅をへ塵すことにより,比鮫的商い免 疫状態におくことが出来るごとを暗示する例を謬 めた。 B麗r働)k ・trA成人で無免疫のものは免疫し難い というが,その中には一1記のように,一Ft明にreSP− 0鵬eを示したが再び下降し易v・傾向を示すもの も含まれているのではないかと思われる。
第雁部抗肉醤のavidityの概念
に基づくジ談藪の問題 1 文献の概要 周知のように,抗毒素には,その毒素との結合性の 点から見ると,個々の試料の聞に著るしい差があって, bの性質はavidityと呼ばれているQ∼二のavidityと 呼ばれる魁質は,もともと,高度に免疫された馬から .得られた抗毒i素について知られ,また研究されて来た ものであるが,最近Jerne(13うによって,実験動物叉は 入の,免疫狂度の低い抗毒素の場合にまで拡撮され, またラavidi㌻yの概念も明確にされた。そして従来は 抗毒素のavidityの差異は,その抗馬素を与えた動物 の個体差,抗毒素分?一の1生質及び免疫時期(馬の高 度免疫での免疫初期と後期の差)などとの関連で知ら れていたがJ.erne lよ実験動物で,特に一次型resp− 0馨eでの免疫後の経過とavidityの変動や,「次型及 び;次型のrespo亘seでのavidityの関係を明らかに した。黒川,1野等(14)はモルモ.ットの一次型respo耶e の院亨合の,.流」毎中井毒素三面と皮膚の中和倉旨との関係を 追求し,更にJerneの理論を適用して,動物でのSgh一 三ck反応と流血中抗毒素価との関係を検討し,之等の 問題は,avidityの概念を導入して再検討する必要が あることを示した。 ・また,Jerneは所謂Schick水準の抗毒i素価の巾が 広い理由に就いてavidityの概念を導入して理論的な 説明を与えているが,これは私の当面の問題ではない ので,この点には触れない。 JerneCi3)及び黒川(14)等は,実験動物で一次型の 鰍ponseの場合に,始めに山て来る抗毒素のavidity .はノ5話に幽いものであることを実験的に証明してい る。若しもこのようなことが入にも当てはまり,また, 生じて来たあ切藻のavidityが非常に低いものである ならば,たとえ抗馬身、は出.長ていても,その抗毒素は 従来の方法では検畠できない様な状態にあるのではな いかということが考えられる。 avidityが低いということは, Jerneの註朗によれ ば,抗毒素が毒素と結含するのに時聞がかかるという ことてある。故に,抗毒素価測定の場合の試駈薩素と 糟検皿商との混合後,動物にギ慨するまでの時間を長 くすると,同じ五の血清でも,従1.の1時間法の場合 よりも,より多くの毒素を中和出来るのではないか, 従って,抗同素価が高く現われ,域は1時ill抵で測定 にかからなかったものも,その水準以上の抗毒素価を 与えるのではないか,と考えられる。即ち,潜在性免 疑の状態にある‘』査rは,抗毒素価測定の継鶏旦を 沸くする.eとによって,抗習素価の存在を証明するe とが出来るであろう。 既にJemeは,彼の即吟したavidity恒数Klを測 定する方法が適用出来ない程,抗毒素価の低い場合に は,結合時間を変える方法が用いられるかも知れない という暗示を与えてはいるが,具体的な方法は挺案さ れていないし,叉,実際的な応庸も報告されていない。 私は,R6merやJensen以来,微量抗毒素の測定 に用いられている皮内反応法での結合時間を24時間に 延長して,.上記の推定を検討したところ,予想した結 果が得られた。また,eの方法を適用して・潜在i生免 疫の有無を幣串す他特異刺戟後の抗毒素価の変動を 観察/て興味ある結果を得た・牛津剖ま・ζの問題に 関係しているのである。 2 実験方嶽 一46/一1)流血中底毒素価測定と同時にSchick試験を行 い,その6日後流血申抗毒素価を測定し同時にトキソ イドを接種した。その後7日目,20日目に流血中抗毒 素価を測定し,Schick試験に対するresponse及び・ 更にトキソイド接種に対するresponseを見た。 2)Schick試験, Moloney試験等は前述の方法k 準じた。 3) トキソイド接種回数及び,その接種量; トキソ/ド接種は流血中抗毒素価の上昇し難いもの には1回に止まらず3回まで反復行ったものがある。 又,5キソイド接種量はMoloney反応の程度によっ て1回0.005∼0.3皿1(0.3Lf前後∼20Lf前後に相当する) と定め,第H回及び,平皿回接種量は第月回,第工回 1・キソイド接種後の反応程度を参考にして同量か,或 は多少増量して接種した。但し,1回の量lik O.3mlを 越えない。第1回接種量は次の通りである。 O.3ml=Nos. 17, 22, 23, 26, 27. O.2ml=iNos. 1, 3, 5, 6, 16, 21, 25. O.lml==Nos. 2, 4, 8, 9, 10. 11, 13, 14, 15, 19, 24. O.05ml=:Nos. 7, 12, 18. O.005ml=No. 20. iv)実験対象は第工,1部の実験対象とは別に,新 に選ばれたもので,トキソイド未接種の27名である。 V)流血中抗毒素価の測定法は,前の第1部で述べ た方法に従って,被検血清の各段階稀釈液と試験毒素 との混合液を370Cr:1時間おいた後にその0・1m1を, 予じめ脱毛しておいたウサギ皮内に接種する方法の他 に,aの混合液を更に23時間,即ち計24時間37。Cに おいた後,その0.lmlをウサギ皮内に接種した。との 場合,混合液を1時間放置した後皮内に接種して得ら れた抗毒素価を1時間値,24時聞放置後接種して得ら れた抗毒素価を24時間値と呼ぶことにする。1時間放 置後及び24時聞放置後の各混合液の接種は同一ウサギ を用いた場合と,異なるウサギを用いた場含とがある が,bつれも標準抗毒素試験毒素混合液の対照をおい てウサギの感受性の個体差に基づく実験誤差を除く∼二 とに努逗)た。 第6表 結合時間の違いによる流血中抗毒素価 Schick反応陰性i群 ATu/ml
被検者.: Sch量ck Td接種後
接種前旨試験後 6 日 7 日 20 日 101 102KJ
TR
io31Ny
1041YZ
I 105YD
SO.3 至。.3 O.2 0.2 5 5 O.3 0.3 O.3 0.3 5 5 SO.3 :tO.3 O.3 0.3 O.1 0.1 O.5 1 O.5 0.5 / 5 ’一く5 >10 >10 O.5 0.5 O.3 0.3 O.2 0.3 ・・6・M O.50.5 107TO
012( )? 1 / >1 >1 5 5 5 5 5 >5 2 $.2 5 5 2 2 3・実験成績 実験VI結合時間の違いによる流血中抗毒素価 の観察 第6表:Schick反応陰性で流血中抗毒素価が 0。3単位/ml前後以上のもの7名に関する成績であ る。 i)Schick試験のみの刺戟では,流血中抗毒素 価は殆んど不変であるが,トキソイド接種後7日 目には,実施した全例に於て著明に流.血中抗毒素註結舗倦1;1鵬躊
Td = トキソイド ATuに( )を附したものはATuの差が 2倍以上であった例。 価の上昇を見,20日目に更に上昇したもの(No. 102)もあるが大部分は7日後と殆んど同じであ った。 ii)結合時間を変えて流血中抗毒素価の差を認 めた確実な例は僅かしかない(例えばNo.107の 接種前)。第7表二Schick反応陽性又は弱陽性群6名で
流血中抗毒素価は0.01∼0.2単位/mlのものの成績 である。 i)Schick試験のみの刺戟で既に1時間値の 上昇の傾向を示すものがある(Nos.110,111)。 叉,トキソイド接種7日後には全例に於て著明な ユ時間値の上昇を見た020日後の1時間値では大 部分が7日後と殆んど同じである。 ii)結合時間による流血中抗毒素価の差がトキ ソ・fド接種前から認められるもの(Nos.112,113) があり,多くの例で流血中抗毒素価上昇時にそれ が認められる。Schick試験による刺戟で24時聞 値が明らかに上昇している例(Nos.198,110)が ある。 一一 4・62 一第7表結合時間の違いによる流血中抗毒素価 Schick:反応陽性又は弱陽性三 一 検 者 Schick試験後接 種 前 6 口
Td接 種 後
108IM
7 日 20 ( 日 l 1i E{!O.OlATu/ml l 一
O.Ol O.Ol ( ) O.1 ;;.O.05 $O.05 =O.05 ( ) >O.1 S.反応 20r1 19r1 19r 109WB
ATu/ml S.・反応 O.Ol 〈o.e2 12r 10.Ol i (’)O.Ol i, 2
3r 1 1 5r f llOID
1 Q.O’! ATu/.ml li O.Ol
o.e2 ( ) O.05 2 2 8r 1 ( ) 5 111皿Y
S.反応 13ri ATu/m互 O.03 O.03 0ユ e.1 S−2 2 1 ( ) 2! s・反応
1−rl’奄戟fKK一””i”“1”;」’m一’i S.反応 ’22ri 9r O.2 ( ) 1 1.2r f/ 2 ン2 1 ( ) 2 ].13IY 1
1一一一 ATu/ml S.反応 O.2 >O.2 17ri 一一一1一一一 O.2 o.?. >1 >1 >2 3r >2 3r 註 第6表に同じ。S反応=Schick反11菰 搬) =多くの例でぽ流血中抗毒素価の上昇と共 にSchick反応が陰性となった。1例(No.108) のみ流血巾抗毒素価は上昇したが,Schick試験 に反応を認めるものがある。この例はSchick対 照反応が10mm出てV、るので偽反応であると考え られる。一一一・一:方No.113は流血中抗毒素価h”’ O.2単 位/mlであって「, Schick反応陽性であったもの であるがトキソイド接種後,流血中抗毒素価の上 昇と共にSchick反応は陰性となった。実験IIIの 結果を参照すると,この例がトキソイド接種:前の Schick反応が偽反応であった可能性は少ない。 第8i表:Schick反応巾三度∼弓弓陽性,流血中 抗毒素価の1時間値は低いか殆んど認められなv・ が,結合時間の違いによる流.血中抗毒素価の差を 認めるもの4名に就ての成績である。 i)Schick試験後の流血中抗毒素価を観察した 2例(N⑪S。115,116)とも,Schicl{試験の刺戟 のみで流血中抗毒素価の上昇と結合時間の違V、に よる抗毒素価の差異を認めた。 ii) トキソイド接種後7日目には全例に於て流 血中抗毒素価が著明に.ヒ昇してbる。20日目には 更に上昇しているものもある(No.114)が,他 ぱ殆んど変らなV・。結合時間の違いによる流血中 抗毒素価の差ぽ全例に多少とも認められる。 iii)Schick反応は全例が陰転した。 第9表:流血中抗毒素価の殆んど認められない もので結合時間の違h/cよる抗毒素価の差も認め られす,Schick反応強陽性又は中等度陽性群5 名についての成績である。 i)Sch ick試験のみで,観察し得た2例(Nos. 121,122)に於ても流血中抗毒素価が上昇せず,結 合時間の違VOによる抗毒素価の差も現われなV・。 一 cg6.o, 一第8表結合時間の違いによる流血中抗毒素価 Schi・k三半弱陽性十 二 検:二
丁前平轡写し∴∵
]・ 後 20 日5
>5 一一一一.ヨ 114UD
115OE
ATufml S.反応 1ユ6 117 >o.ooi 1i /
= O.OOI19r 1 /
O.5 ( ) 1 0 ATu/m工 S.反応ID
AY
o.eol ( ) o.oe2 15r O.002 ( ) e.costve.el ATu/ml S.反応 O.002 ( ) O.005 18r O.003 (O.Ol ) L ATufm! S.反応 O.005 ( ) O.O1 10r / / O.5 L S.O.5 ( )1 1 =O.5
…一.ツ三.1二二二
1 1 e.5
( ) L ( )2 j ltw2
L 一一一1 O.2 0.2 0 O.1 ( ) O.2 註 第6・7表㌍二同じ。 被 118検者
GT
119 i’ 1 Tl
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120 i・ NN ii1
1211 THATufml
・・反応1・9/・・RI 1 ATufml’ 第9表 結合時間の違いによる流血中抗毒i素価 Schick反応強∼中等度陽性群噛塾{割墨鰍“理灘
?61661”s .’ltk51.160il1161’oJ−1’{.5Jg−lt’1.ll’tt16t一, 1 ’ ,o・ol, 1 ,gHg2, 1 :;??・??, l O.05 .<O.()01 ン0.01 ==O.01 (0.G5 =O.05 0.02 0.2
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122 §・反応「
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/ / / / 註 第6表, 8表に同じ。 一 464 一ii) トキソイド接種後7日目に全例に於て流血. 中抗毒素価の明らかな上昇を見,中に著明なもの (No.122)もあるが全体としては’第8表のそれに 比べて低い。叉,一般に20日後の値は7日後の値 より高いQトキソイド接種:後,多くの例で結合時 間の違いによる抗毒素価の差が見られる。 iiD 2例に対し更に1・キソイド接種を繰返して 見た。それによると流血中抗毒素価が著明には上 昇しないもの(No.118)と,トキ・ソイド接種を 繰返して相当高度の流血中抗毒素価を得たもの (No.119)とがある。街,この2例とも第1回ト キソイド接種後では7日目より20日目の方が流血 中抗毒素価が高V・が,第H,皿回}キソイド接種 後では7H目の方が20日目よりも高いか,余IJ変 らなV・カ〉である。 第9表の例はすべて(No.122を除き),中間型 responseを示してv・るからGlennyの分類では 亜免疫の状態にあったものと言えるであろう。 第10表:Schick反応強陽性の群,即ち,トキ ソ■ド接種前には前の第9表と同じ性質をもつ群 であるが・その例よJlも流血中抗毒素価が比較的 上昇しがたい例である。従ってこの群はトキソ■ ド接種をH回或は皿回と繰返し行った。第■回ト
キソ■ド接種は第1回Fキソ■ド接種後20日目
に,抗毒素価測定のための採血と同時に行った。 叉,第皿回トキソイド接種を行った揚合は第H回 トキソノfド接種後60日目に抗毒素価測定のための採功1と同時に接種した。Fキソイド接種量は
Moloney反応の程度を参考とした。 Schick試験 を繰返した場合は,一前回の接種部位附近は常に避 けるように数cm以上の間隔を置いた。 実験成績を個汝に検討した。 毎合跨励・連メ・c・ Y5熟勉牛脆畜まメ⑫ 1嚥励』 123. F.S.酬椥餓E、側塾敵
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一 465 一i):No.123の成績 a)第1回トキソイド接種後7日目,流一血中抗 毒素価の上昇は明らかでなv・。20日目に明らかに これの上昇を認め結合時間の違いによる抗毒素価 の.差が現われ,ee ll回トキソ・fド接種後,流血中 IDjle〈 en li) 12ZF. K A 抗毒素価は著明に上昇した。 b)第1回トキソイド接種後20日目に流血中抗 毒素価の1時聞値は0.003単位/mlであるのに, Schick反応が陰転した。・この時の24時間値ぽ 0.005単位/m1,叉はそれ以上であった。
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∫試 1.Td i’i) No。124の成績 a)第1回トキソ’イド接種後7日目の流一血中抗 毒素価の上早は明らかで7sく,また20日目でも1 時間値の上昇を思わせるが明らかではない。然し 24時間値では明らかに上昇した。第H回トキソイ ド接種法では7日後既に流血中抗毒素価が著明に 上昇し20日後も街,上昇を続けている。 b)第1回トキソイド接種後20日目の1時聞値4
鰍
,kaiiMiGS〈. 壱主, lo蓉のi) t・MV’ はせいぜv・0.oo1単価/m1程度であるのにSchick 反応は陰性となった。然し,この二合の24時間値 は0.002≦単位/m1であることは注目に値すると 思われる。 iii) No.125の成績 a)第1回トキソ■ド接種後には20日目まで1 時間値,24時間値ともに流1血中抗毒素価は上昇せ すジSchick反応も依然として陽性である。第H 一一 466 一1o表吻9ib i2Se NT
譲診血塗・、幽瓶呼鈴面懸
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5試 丁.Td 回トキソ・イド接種後には7日同既に1時間値,24 時間値ともに流.血中抗毒素価が上昇し,また結合 時聞の違V、による抗毒素価の差が現われた。 iv):No.126の成績 a)第1回トキソ■ド接種後,流」匡中抗毒素価 が上昇したかどうか疑わしい。第H回接種後20日 目に始めて24時聞値の明らかな上昇を示したが1 時間値の上昇は明らかではなく,結合楽界の違い による抗毒素価の著明な差が現われた060日後に は1時聞値が明らかに上昇した。第皿回トキソノf ド接種後では7日目既に流血中抗毒素価は著明に 上昇し,やはり結合時問の違いによる抗毒素価の 差も見られた。20日後でも7日目のものと大差は なVb。 諺, lo右41)〔・嗣。 b)第H回トキソイド接種:後60日目の流血中抗 毒素価は。.oo3単位/m1でSchick反応は陰性とな った。v)No。127の成績
a) 第1回トキソノfド接種後の流一血中抗毒素価 の上昇は疑わしい。第H回接種後は梢々上昇して いるように見えるが,60日後には再び0.001>単 位/mユに低下した。然し,Scbick反応は処置開 始前に強陽性であったのに比べてこの時は弱陽性 である。第HI回接種:後7日目には既に流.血中抗毒 素価が上昇し結合時間の違いによる抗毒素価の差 が現われ20日後にも更に上昇してbる。 b)第皿回トキソイド接種後7日目に結合時閤 の違V・による抗毒素価の差が現われると同時に, 一一 467 一一結倉門戸蓮..いt・P5皆野協毒呪言 lo表のlv) 126.丁K ハ丁・μ o.t e,or e.ot o.oos o,oet ’ ??O 工山斗腔復目 タ。θ ワ日
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就 ITd 1 拳 疎d 1時閥値が0.005単位/mlであるのに監Schick反 志は陰性となった。 第10表の実験群に属する例は,第1回Fキソイ. ド接種に対しては,一次型のresponseを示すか, 垂たは,トキソイド接種をくり返した後に二次型 桑 皿瓢 1・ (msK 詳. Iotg・ i)t=同u’ のresponseを示したものであって, Glennyの 分類上,無免疫に属するものと老えられる。 第11表:更に別の機会に行った3例を迫加とし て集めたもので,いすれも成人男子である。 いすれもSchick反応強陽性で,最初の流血中 一一 468 :一第11表結合時間の違いによる流血巾抗毒素価