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人身事故減少に向けた取組の検討結果について

1.人身事故減少に向けた取り組みの検討について 緊急を要する課題の 1 つである交通事故を含む人身事故の抑制と対策について、人身事故 対策ワーキンググループを設置して、実施方針等について検討を行った。今年度の検討の経 緯は以下の通りである。 表1 平成 26 年度の人身事故減少に向けた取り組みの検討経緯について ワーキンググループ等 検討内容等 第 1 回人身事故対策ワーキンググループ 平成 27 年 1 月 15 日 ・人身事故対策ワーキンググループの設置 ・人身事故の発生要因と対策の現状把握 ・今後取り組むべき対策を検討するための検討 課題の検討 2.人身事故の発生要因 昭和 32 年度(1957)以降の人身事故件数の推移は、A地区では、昭和 46 年度(1971)以降、 奈良のシカが起こしている人身事故は減少傾向にあった。しかしながら、奈良公園のシカ相談室 調べによると、平成 22 年度(2010)以降、怪我の度合いに差はあるが、人身事故は 40~50 件程 度報告されている(図1)。 このことから、A地区における奈良のシカが起こす人身事故の詳細を把握するため、(1)発生 時期・時刻、(2)事故発生場所、(3)怪我の度合い等、について整理した。 ※1 件数:愛護会への通報、相談受付(出動含む) ※2 昭和 36~42 年は雌雄別データなし 出典:一般財団法人奈良の鹿愛護会、奈良公園の鹿相談室 図1 昭和 32 年(1957)以降の人身事故件数の推移 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 S3 2 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 H1 2 3 4 5 H6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 件 数 ( 件 ) 年度 ♂ ♀ 不明 合計件数

資料4

麻酔銃導入 シカ相談室設置 奈良公園の鹿 相談室データ 奈良の鹿愛護会データ

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2 (1)発生時期・時刻 1)発生時期 平成 22 年度(2010)から平成 24 年度(2012)に奈良公園のシカ相談室(以下「シカ相談室」) に相談のあった人身事故の月別発生件数(累積)をみると、メス鹿の出産期が始まる5月から 発生件数が増加傾向になり、オス鹿が発情期を迎える8月から 10 月にかけて最も発生件数が多 くなる。奈良市への月別観光客入込数の推移と比較しても、入込数が減少する5月以降から 10 月までにかけて、人身事故の発生件数が増加していることからも、メス鹿の出産期、オス鹿の 発情期におけるシカの気性の変化が人身事故の増減に関係していると考えられる(図2)。 なお、図に示す人身事故件数のうち、出産直後の母鹿による事故は2件であり、発情期で気 性が荒くなったオス鹿(除角済みの鹿も含む)による事故は 17 件程度である。その 17 件程度 とは、8月から 12 月に発生した全人身事故から、事故に至った経緯から推察した件数である。 角鹿による怪我でも、シカ煎餅欲しさに後ろから頭突きをするなど、発情期以外にもとる行動 で、運悪く角が当たったために怪我につながったような事故は、前記の 17 件程度に含んでいな い。 ※1 メス鹿の出産期:5月中頃~6月中頃がピーク。8月末でほぼ終了。 ※2 オス鹿の発情期:8月末頃~11月末頃。12月でも、まだ発情しているオス鹿もいる。 出典:奈良公園のシカ相談室資料、平成 24 年度(2012)奈良市観光入込客数調査報告から作成 図2 平成 22 年度(2010)~平成 24 年度(2012) 月別人身事故発生件数の推移 2)発生時刻 平成 22 年度(2010)から平成 24 年度(2012)にシカ相談室に相談のあった人身事故の時間 別発生件数(累積)をみると、8時台以降から発生件数が増加し、14 時台に最も多く発生して いることが把握できる(図3)。より多くの観光客が訪れる 11 時以降から 14 時にかけて人とシ カが触れ合う機会が増えたことで、必然的に人身事故の発生件数が増加していると考えられ、 A地区、特に奈良公園平坦部の滞留人口の増減に関係していると推測できる。 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 人身事故発生件数 (H22~H24累積 単位:件) 4 4 8 11 20 17 21 9 6 7 5 10 奈良市観光客入込数 (H24 単位:千人) 1,260 1,459 1,167 900 1,025 972 1,281 1,402 997 999 806 1,056 0 350 700 1,050 1,400 1,750 0 5 10 15 20 25 奈良市観光客入込数 人身事故発生件数 メス鹿の出産期 5月中旬~8月末 オス鹿の発情期 8月末~12月 角伐り 10月中旬

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出典:奈良公園のシカ相談室 図3 平成 22 年度(2010)~平成 24 年度(2012) 時間別人身事故発生件数の推移 2 4 11 18 11 18 23 9 8 2 1 0 5 10 15 20 25 8時台 9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 日没後

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(2)発生場所 平成 22 年度(2010)から平成 26 年度(2013)にシカ相談室に相談のあった人身事故の発生場 所と発生件数を比較すると、「南大門~大仏殿(交差点周辺)」がすべての年度で最も発生件数が 多かった。次いで、「登大路園地」、「国立博物館」、「浅茅ヶ原、春日大社参道」での発生が多くな っていた(図4、図5、表2)。また、「南大門~大仏殿(交差点周辺)」にはシカせんべいの売店 が他の事故発生場所に比べ、集中していた。 ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成 図4 主な人身事故発生場所と年度別発生件数 ※ 平成 22 年度(2010)~平成 25 年度(2013)(平成 26 年(2014)12 月 23 日現在) 大仏殿交差点周辺 国立博物館周辺

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※平成 26 年度は、12 月 23 日までのデータ ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成

図5 場所別・年度別事故発生件数

表2 場所別・年度別事故発生件数

※平成 26 年度は、12 月 23 日までのデータ ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成

0

2

4

6

8

10

12

14

16

事 故 件 数 ( 件 ) H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 Id エリア H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 合計 1 興福寺 2 1 4 4 4 15 2 登大路園地 5 6 5 5 9 30 3 浅茅ヶ原・春日大社参道 1 4 4 4 2 15 4 国立博物館 1 6 1 4 4 16 5 浮雲園地 1 1 2 4 4 12 6 春日野園地 0 0 1 1 0 2 7 南大門~大仏殿(交差点周辺) 11 10 14 15 13 63 8 鏡池周辺 3 0 1 0 2 6 9 若草山山麓 2 1 1 2 1 7 10 春日大社 2 1 3 0 2 8 11 春日大社参道 2 0 0 1 1 4 12 四月堂・三月堂 0 0 1 0 0 1 13 正倉院 0 0 0 1 0 1 14 夢風ひろば 0 1 0 0 0 1 15 若草山山頂・駐車場 0 1 1 1 0 3 16 東大寺整肢園・駐車場入口付近 0 1 1 0 0 2 30 33 39 42 42 186 合計

(6)

(3)怪我の度合い等 1)怪我の度合い 平成 22 年度(2010)から平成 26 年度(2014)にシカ相談室に相談のあった人身事故の怪我 の度合いを把握すると、「軽症」に類型化された件数が最も多く、全体の 85%を占めていた。 具体例では、「消毒や救急絆創膏貼り程度で済む傷、軽い打撲」(166 件)が最も多かった。一 方、中には「重症」に類型化された事故も発生しており、「入院」が4件発生していた(図6)。 ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成。平成 26 年(2014)12 月 23 日現在 n=223 図6 平成 22 年度(2010)~平成 26 年度(2014)人身事故発生件数(怪我の度合い別) 2)事故に至った状況 平成 22 年度(2010)から平成 26 年度(2014)にシカ相談室に相談のあった人身事故に至っ た状況を把握すると、「鹿せんべいを買おうとした時、与えている最中、与え終えた直後等」(135 件)が最も多く、全体の 59%を占めている。次いで、「歩いていただけ、近づいただけ等」(39 件)が多い(図7)。その2ケースにおいて、「重症」に至った事故が多い(6 件中 5 件)。 なお、事故に至った状況は、親や友人を含む被害者からの自己申告であるため、被害者自身 が故意に危険な行為をしていたため事故に至ったかどうかは確認できない。しかしながら、公 園内では、来園者自身は意識していないかもしれないが、幼児が一人で鹿に近寄る、幼児が一 人で鹿せんべいを与える、子鹿や角鹿に不用意に近寄る、口元に手を差し出す、顔を近づける 等、管理者側から見れば事故につながる危険な行為が見受けられる。特に、幼児が一人で鹿に 近寄る、幼児が一人で鹿せんべいを与えるという行為は多く行われている。 怪我の度合 具体例 件数 入院(骨折による) 4 骨折 2 傷口の縫合、ステープラー等 13 強い打撲 13 傷が少し深め、出血が多め (縫合まではいかない傷) 14 消毒や救急絆創膏貼り程度 で済む傷、軽い打撲 166 不明 11 223 重症 中症 軽症 合計 重症 3% 中症 12% 軽症 85% ① 61% ② 17% ③ 3% ④ 1% ⑤ 1% ⑥ 4% ⑦ 13% 重症 中症 軽症 不明 合計 ① 鹿せんべいを買おうとした時、与えている最中、与え終えた直後等 2 9 122 2 135 ② 歩いていただけ、近づいただけ等 3 10 25 1 39 ③ 手を差し出した、指をなめさせていた、触ろうとしていた等 0 0 6 0 6 ④ 鹿の喧嘩、何かに驚いて逃げる鹿に巻き込まれて 0 1 2 0 3 ⑤ 連れていた犬が吠えた 0 1 1 0 2 ⑥ その他 1 1 4 2 8 ⑦ 原因不明 0 4 20 6 30 6 26 180 11 223 事故に至った状況 合計 ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成。平成 26 年(2014)12 月 23 日現在 n=223 図7 平成 22 年度(2010)~平成 26 年度(2014)の人身事故に至った状況

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3)シカの行動と怪我の程度 平成 22 年度(2010)から平成 26 年度(2014)にシカ相談室に相談のあった人身事故の状況 から、事故に至ったシカの行動と、その結果発生した怪我の程度の関係を把握すると、「噛む」 ことによる事故が最も多く(111 件)、次いで「接触」(41 件)、「突く」(27 件)、「叩く」(19 件) となった(図8)。骨折等の重症事故はシカに体当たりされるなど、「接触」が主な原因となっ ていた。 図8 シカの行動と怪我の程度の関係 (4)年代別の発生件数 平成 22 年度(2010)から平成 26 年度(2014)にシカ相談室に相談のあった人身事故を年代別 にみると、「少年:7~12 歳」、「成人:19 歳~64 歳」がともに 32%、次いで「乳幼児:0~6 歳」 が 26%となっており、12 歳までの子どもの事故の被害にあう割合が半分以上であった(図9)。 各年代を男女別にみると、「乳幼児」、「少年:13~18 歳」は男女ほぼ同じ比率、「子供:7~12 歳」は男性、「成人」は女性のほうが発生割合は高かった。事故発生件数は「成人」の女性が最も 多かった。一方で、高齢になるにつれて、怪我が重症化する傾向が見られる。骨折以上(「骨折」 (2件)+「入院(全て骨折によるもの)」(4件))の怪我を負われた6人は全て 30 歳以上である。 ※奈良公園のシカ相談室提供データより作成 平成 26 年(2014)12 月 23 日現在 n=187 ※年齢不明データは集計から除外した 図9 平成 22 年度(2010)~平成 26 年度(2014)人身事故発生件数(年代・性別) 噛む (口) 53% 叩く (脚) 9% 突く (角) 13% 接触 (体) 19% その他 6%

重症 中症 軽症

噛む(口)

0

2

109 111

叩く(脚)

0

2

17

19

突く(角)

0

7

20

27

接触(体)

5

9

27

41

その他

1

5

6

12

6

25

179 210

怪我の程度

合計

シカの

行動

合計

※奈良公園のシカ相談室提供データより作成。平成 26 年(2014)12 月 23 日現在 n=210 ※その他:シカから逃げている時、乗り物に乗車中、二次被害等、シカとの物理的接触がない状態で起きた事故 ※行動内容不明データは集計から除外した 重症 中症 軽症 男 23 女 24 男 28 女 15 男 5 女 3 男 28 女 54 男 3 女 4 合計 6 24 157 187 年代 合計 性別 件数 47 45 80 8 7 怪我の程度 0 0 0 4 7 3 0 12 40 42 8 64 乳幼児 0~6歳 子ども 7~12歳 少年 13~18歳 成人 19~64歳 高齢者 65歳以上 2 2 3 0~6歳 26% 7~12歳 32% 13~18 歳 6% 19~64 歳 32% 65歳以 上 4%

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3.天然記念物「奈良のシカ」賠償責任保険について 野生動物とは言え、「奈良のシカ」の生息地のほとんどが奈良県の管理する奈良公園である 以上、今後重大な人身事故が発生した場合、公園管理者の責任が最も最重視される。このた め、今後賠償責任が認められる事案が発生した場合に備え、奈良県・奈良市・春日大社を被 保険者として、施設賠償責任保険に加入している。 【内容】  保険期間 平成 26 年 7 月 12 日午後 4 時から平成 27 年 7 月 12 日午後 4 時まで  被保険者および対象施設 (1) 被保険者 奈良県、奈良市、春日大社 (2) 対象施設 ① 奈良公園およびその周辺に生息するシカを含む野生生物が、指定した地域 内(図8:約 202ha)で一般市民(観光客を含む)の身体に損害を与え、 かつ、被害者から損害賠償を求められ、法律上の損害賠償責任を負うこと によって生じる損害を補償する。 ② また上記に示す指定地域の外であっても、国、県、市、社寺、民間の管理 地及び公の道路上にて、奈良公園周辺地に生息する鹿に起因する事故につ いても補償する。  保険金額 身体賠償 1 名 1 億円、1 事故 10 億円(免責金額 100 万円) 図 10 施設賠償責任保険適用地域

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その他、奈良の鹿愛護会による「見舞金」制度もある。 【適用条件】  鹿が被害者に直接接触した事による怪我、またそれに付随した怪我(体当たりによ る転倒等)の場合  ①病院にお連れした。②救急搬送され、消防から連絡を受け駆け付けた。③自分で 奈良公園周辺の病院に行かれ、そこから通報され、駆け付けた。等でシカ相談室も しくは鹿愛護会がその病院で立ち会い、状況等の確認が取れた場合のみ。 【入院、手術不要の場合】 《日本人》  健康保険を使う条件で、初回の治療費(薬代含む)のみ支払う。後に通院が必要な 場合でも初回分のみ。 《外国人》  初回の治療費(薬代含む)のみ全額支払い。(旅行者保険加入者には支払わない。) 【入院、手術が必要な場合】 《日本人》  健康保険を使う条件で、入院費(薬代、入院中のリハビリ代、病院の食事代含む)、 手術費を支払う。但し、入院が 1 ヶ月を超える場合は、別途関係機関と協議。 《外国人》  日本人と同条件で支払う。但し、日本国内の病院での治療のみとし、帰国後の入院、 手術に対しては適用外。(旅行者保険加入者には支払わない。) 【過去支払実績】 年度 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 合計額 12,395 円 20,357 円 375,571 円

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10 4.今後取り組むべき対策を検討するための検討課題について 人身事故対策ワーキンググループでは、まず、人身事故発生の現状把握のために必要な情報に ついて収集、分析を行い、交通事故を含む人身事故の抑制と対策を検討することとした。 (1) 人身事故発生の現状把握 ① 人身事故発生が多い箇所と人身事故発生が多い季節、時間の把握  シカの群れる場所と観光客の密度が高くなる場所について把握する。また、季節や時間 との関係がわかるように状況把握を行う。 ② 人身事故の発生状況の把握  鹿せんべいを買うときや与える時に事故発生が多いことから、鹿せんべい店周辺におい てどのような状況で事故が発生するのかの状況把握を行う。 (2) 対策の検討 ① シカへの接し方のルール作り  シカの基本的な生態・行動を押さえた上で、危険なシカ、注意点等、一般者の行動指針 を示す。 ② 啓蒙活動  人身事故被害を軽減するための、既存の情報発信内容の修正・検討 鹿サポーターズクラブが作成した既存の配布物に、1.で検討した、シカとの接し方の 情報を加えたものを作成する。  注意喚起看板の改善  注意喚起看板の設置場所の検討 事故発生確率が高い箇所等、人身事故発生の現状を把握した結果に加え、観光客の 動線を考慮に入れ、設置場所を再検討する。  注意喚起看板の記載内容の検討 現状の注意喚起看板の記載内容について、より注意喚起ができるような内容に変更 することを検討する。 設置場所や時期に応じて、記載内容を変えることが可能かを検討する。

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【参考1】注意喚起看板の設置状況 奈良公園では、人身事故を未然に防ぐため、奈良のシカに対する注意喚起を促すための看板 を計 40 箇所で設置している(図 11)。奈良公園には、国内だけでなく、中国、韓国をはじめと した海外からも多くの観光客が訪れるため、看板は多言語表記としている(図 12)。 出典:奈良公園のシカ相談室 図 11 シカによる人身事故発生場所とシカに対する注意喚起看板設置箇所 (表) (裏) 図 12 公園内に設置している奈良のシカに対する注意喚起看板

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12 【参考2】関係団体による各種啓発活動の現状  「一般財団法人奈良の鹿愛護会」「鹿サポーターズクラブ」による公園内パトロール、 啓発活動  シカ相談室による公園内パトロール、人身事故対応時における被害者への説明  観光客が奈良公園を訪れる際に利用している媒体(ホームページ、雑誌、パンフレット等) の把握  ホームページやアンケートにより情報を収集する。  収集した結果から、情報発信を行う媒体を検討し、媒体に応じた発信内容について検討 する。 ③ 給餌禁止(鹿せんべい以外)の検討  観光客や地元住民が持ち込んだ食べ物を給餌している事例も見受けられ、それらは人身事故 やシカの野生性の喪失につながるおそれがあることから、給餌(鹿せんべい以外)について は、将来的な条例化を含め、禁止の方向で検討する。 ④ 他地域事例の収集  宮島と金華山における事例や課題について、聞き取りなどにより情報収集を行う。

参照

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