平成 30 年度第1回新潟県国民健康保険運営協議会議事録
開催日時: 平成 30 年8月7日(火)
14 時から 15 時まで
開催場所: 新潟県庁行政庁舎 201 会議室
出席委員: 11 名(定数 11 名)
【被保険者代表】近委員、阿部委員、三富委員
【保険医・保険薬剤師代表】渡部委員、松﨑委員、小幡委員
【公益代表】関委員、太田委員、入山委員
【被用者保険代表】田中委員、中野委員
議 題: 1 新潟県国民健康保険運営協議会運営要綱について
2 平成 30 年度国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率につ
いて
3 平成 30 年度新潟県国民健康保険事業特別会計予算について
4 新潟県国民健康保険運営方針の一部改定について
議事録署名委員
関 奈緒
太田 昭子
事項・発言者 発言内容等 【開会】 【挨拶】 福祉保健部副 部長 【会議の公開 について】 【委員紹介】 【本協議会の役 割について】 【 会 長 選 出 等】 【議題1】 事務局 関会長 各委員 【議事録署名 委員の指名】 【議題2】 事務局 関会長 (資料確認) (略) 第1回の協議会であることから、「附属機関等の会議の公開に関する指 針」に従い事務局判断により公開とする旨説明。 (略) 資料1により、事務局から説明 (質問・意見等なし) 関委員を会長とし、職務代行者第1順位を入山委員、第2順位を太田委 員に決定。 (新潟県国民健康保険運営協議会運営要綱について) 資料2について説明 ご意見等なければ、事務局のとおりとしたい。 (異議なし) 運営要綱の第7条に基づき、関会長が本日の会議の議事録署名委員とし て、太田委員を指名。 (平成 30 年度国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率について) 資料3・3-2について説明 説明について、ご質問、ご意見あればお願いしたい。 (質問等なし)
【議題3】 事務局 関会長 田中委員 事務局 【議題4】 事務局 関会長 田中委員 事務局 田中委員 事務局 入山委員 (平成 30 年度新潟県国民健康保険事業特別会計予算について) 資料4について説明 説明について、ご質問、ご意見あればお願いしたい。 予算の歳出に安定化基金の積立という部分があるが、これは積立て額な どの基準があるのか。 財政安定化基金の積立については、全国ベースでは 2000 億円、本県では 約 33 億円積み立てる予定。これは、今後取り崩していけばその分を上乗せ したり、あるいは市町村の必要に応じて貸す、交付したような場合にも補 填するといった形になっている。 財源は今回の改革で増えた国の公費の一部であり、計算については、国 が計算しているが、原則被保険者数割で計算されているところ。 (新潟県国民健康保険運営方針の一部改定について) 資料5について説明 説明について、ご質問、ご意見あればお願いしたい。 この保険者努力支援制度については、昨年度の結果が出ており、市町村 が得点でいくと全国4番目、県では1番目と聞いているが、その金額がこ の額か。 はい。1 人当たりの金額にすると、市町村分で全国第2位、県分で第1 位。 得点は4位でも、1 人当たりの金額にすると2位ということか。 被保険者数で割り返すと、そういうことになる。 インセンティブを効かせた交付金というのは非常に現代にマッチしたも のだとは思うが、今まで評価がしにくい面だったのではないかと思う。例 えばメタボの減少率や、特定健診・特定保健指導の実施率は年々上がって きているが、おそらく、市町村国保の特定健診では 30%台程度の実施率し かない。それらが今後伸びていって、介護のほうはこれ以上減らせないと
事務局 関会長 事務局 関会長 事務局 関会長 いうところがあると思うので、健康づくりの改善によって医療費が減って いくとか、医療の分でなんとか病気にならない人たちを増やすという活動 になると思うが、こういったデータを出すことが可能なのか。全国との比 較や、あるいは新潟県下の市町村の比較といった面で、可能なのかどうか 教えていただきたい。 すでに 30 年度分についてはデータを基に点数化して、先ほど申し上げた 金額が配られたところ。新潟県は、この制度とは少し違うが、県の単独事 業として、類似の事業を過去 10 年間行っていた流れがある。その流れの中 で、評価の指標の中身は違っていたが、保健事業の取組という形で、新潟 県の地域機関、保健所を通じて、各市町村と一緒になって取り組んできて いるところ。 指標として評価しにくいところもあるのではないか、というご指摘も確 かに当たっていると思う。国の方でもその辺は、各県の意見も聞きながら 見直しているところであり、まだまだ発展途上の制度なのかな、と思う。 今後状況を見ながら国の方でもより良い制度に変えていくのではないかと 思う。 私からも2点ほど確認したい。すごく基本的なことだが、この努力支援 制度の市町村分というのは直接国から市町村に行くということで、県とし て考えるのは、県分の取扱いだけを考えれば良いということでよろしいか。 ご理解のとおり。 それからもう一つ、県分の配分については、いろいろ決まるのが遅かっ たので、今年度は①で行くことにして、今後②の方法を採るか、例えば② にするのであれば、県独自の指標を作っていくのかということを今後市町 村と協議していく理解でよいか。 おっしゃるとおり、今現在協議しているところであり、どういうふうに 取り扱うかということを、アンケート等をしながら、市町村の皆さんの意 見を聞いて、考えているところ。 ということは、①の可能性もあって、また、②であればその具体的な内 容は考えていくということでよいか。
事務局 近委員 入山委員 事務局 田中委員 事務局 はい。次回には、具体的な形をお示ししたい。 現在市町村の皆さんと話し合っているが、30 市町村、それぞれインセン ティブに対する考え方は違っている。もっとインセンティブを効かせるべ きという市町村もあれば、うちはもうやるだけのことは精一杯やっている、 やりたくてもお金もない、人手もない、だから現状のとおりにしてほしい、 という市町村もある。県としては、できるだけ多くの市町村が、満足とは 行かなくても、なんとか納得できるような形の案をまとめていきたいと考 えているところ。 市町村によって状況が違うと思うので、難しいことと思う。 3ページの、市町村分の保険者共通の指標というところで、それぞれの 市町村さんは頑張ると思う。県全体として、例えば⑥の、後発医薬品の使 用促進等は非常に周知しているように私はいろんなところで目にするが、 例えば糖尿病等の重症化予防など、非常に悪くなって腎症のほうまで移行 する手前の、少し肥満があるとか、そのぐらいの軽い状態であることに対 して、重症化を予防しなくてはいけないということに関する住民への周知 がなかなか進んでいないのかなと感じる。県全体として、保険料を下げて いくには、1 人 1 人の、軽いうちからの努力が必要みたいなことの周知は 計画しているか。 今のご発言は、重症化予防の取組になる前段の、ちょっと太っていると か、そういった方を対象にどういう取組するかというご指摘だと思うが、 その点では、いずれ国保に移行するであろう、我々被用者保険に入って いる加入者が対象になる。そういうことを考えると、確かに 50 代 60 代と なると、リスクの高い人がたくさんいる。ただ本人は気付いていない、症 状も出ていないために、お医者さんに行かないと。それを我々もなんとか したい。その辺を、県と、各自治体と、被用者保険と連携してやっていか ないと、この数値は良くならないと思う。 ご指摘のとおり、国保の構成は、主に退職をされた年代が多くて、若い 方は被用者保険に入っている方が多い。ご指摘を参考にしまして、被用者 保険とも協力しながら、いろいろな会議の場も活用して、どういうことが できるか検討していきたい。
太田委員 事務局 太田委員 事務局 太田委員 事務局 太田委員 さきほど、市町村分については国が直接という話があったが、国が直接 市町村分の額を決めるに当たっての指標というのがこの3ページの市町村 分の保険者共通の指標、国保固有の指標で、国が、この指標で市町村分を 検討して、額を決めているという理解でよいか。 ご理解のとおり。 今後も市町村分については国はこの指標で額を決めていくということに なるのか。 指標については、これは 30 年度におけるということで示している。31 年度分については、先ほど申し上げましたとおり、各都道府県の意見等々 を参考にして、指標を変えてくる可能性はある。 基本的に、1年で大きく変えてくるということはないと思うが、少しず つ変わっていくのだろうと考えている。 関連して、今後、県分をどういうふうな扱いにするかという点では、例 えば①であれば公平にということでいいのだろうと思うが、②のときには、 今まで県独自でやっていたという、-おそらく調整交付金のことだと思う が-、それと同様に、また県としての指標等を決めてやるということか。 そうした時に、国の指標と県の指標の違いとか関連性とか、県としてどう いうふうに指標を決めていくのか、かなり難しいのではないかと思うが、 どうか。 本日は細かいところまで詰めきっていないのでお話しできないが、県と しての指標を設けるのか設けないのか、それから県分に指標が①②③とあ りますけれどもそれぞれどうするのか、それも含めて今市町村と協議中で あるため、大変申し訳ないが、次回お話しさせていただきたい。 併せて、先ほど田中委員からもお話があったが、国が既に市町村分の保 険者努力支援制度の保険者共通の指標の中で糖尿病云々という指標を考え ていて、この辺は大事なことになると思う。そうしたときに、若い世代が 入っている保険者との連携が大変重要になってくると思うので、今も、国 保と他の保険者との連携といったことは進められていると思うが、その辺 を具体的に進めていく必要があると思う。
中野委員 事務局 関会長 松﨑委員 これまでのお話も含め、要望としてお願いしたい。現在、いくつか市町 村の運営協議会に参加させていただいているが、市町村毎の取組みに温度 差を感じる。それぞれ頑張っているが、方向性が一貫していないように感 じるので、県のリーダーシップである程度の方向性や道筋を明確にするこ とで、市町村も動きやすいのではないか。 もうひとつは、特定健診の受診率を見た場合、健康保険組合の被保険者 については 100%近い受診率となっているが、被扶養者の受診率は極めて低 いのが実態である。その要因としては、被扶養者が、特定健診とは何なの か、なぜ受診しなければならないのかということをよく理解していないこ とが挙げられる。国保についても同様のことが言えるのではないか。先ほ どの話にもあった通り、国保との連携強化の必要性、また、他県で実施し ているように様々な公共電波などを活用して県民全体に対して特定健診の 重要性を PR し知ってもらうなどの取組みも必要であるように考える。 一点目、県として方向性を示して、というお話について。先ほど申し上 げたとおり、市町村に話を聞くと、さまざま状況があって、十分やってま すよというところもありますし、既に精一杯だというところもある。県と して、どういう方向で取り組むかというのは、いろいろな保健事業の優良 事例の共有などを通じて、あるいは、現状を分析してそれを市町村に示し て取組を促す等を考えており、県としてリーダーシップをとるべきなのか なと考えているところ。 二点目、保険者が多くある中でどういうふうに連携していくかというと ころについては、どういうことができるかということを検討していきたい。 ご承知のとおり、これまで国保というのはそれぞれの市町村で完結して いたところ。今回、県が財政運営の責任主体になるということと併せて、 各市町村で行っている事務の標準化的なことを、2年前くらいから市町村 の皆さんと話し合ってきている。その中で、保健事業班というものが構成 されており、まさに特定健診・特定保健指導の率をどうやって上げるか、 各市町村で取り組みいただいていることの情報共有等を進めているとこ ろ。 その他ご質問等あればお願いしたい。 市町村分のところで、これは直接各市町村に行くということだが、その 評価については県が行うのか。新潟県の 30 市町村についての評価は、新潟 県が行って国に上げて、国がお金を配るということなのか、確認したい。
事務局 松﨑委員 事務局 渡部委員 事務局 渡部委員 事務局 国のほうで、何をすると何点といったことが細かく決められており、そ れに従って評価をすると自動的に点数が付くというような形。従って、県 のほうで評価をして何点というようなやり方にはなっていない。 そういうフォーマットができているということであれば、ぜひそのフォ ーマットを我々にも提示していただけると有難い。例えばその市町村によ って、歯周病検診をやっている市町村もあるし、やっていても%が全然違 う、それから後期高齢者の歯科検診についても、今 14 市町村がやっていな いところ。やると、95%くらいは治療につながる。そうすると非常に重症 化予防になってくるので、ある程度は状況を把握しているが、是非それを 見せていただきたい。 細かいものなので、分かりやすいものを選んでお示ししたい。 県分について、全国では 500 億円で、4:3:3という配分になってい るが、新潟県分の 12 億円は、どういう配分で来ているのか。 県分の指標①②③の内訳は確認して後ほど申し上げたい。 というのは、例えば医療費適正化のアウトカムとあるが、これは都道府 県によって、西高東低と言われるように、医療費が違う。そうすると、東 のほうが評価が高くなると思う。 もう一つは、適正化と言っても、医療機関が少ないところが、受診率等 が低くなっているので、いわゆる適正という言葉がそぐわないのではない のかという面があるので、そこをあまり評価されるのも困る。これは国の 方にも言っていかないと駄目なのではないかと思う。 特定健診については、新潟県は国保も健保も、最近少し順位は下がった が、みんな上位だと記憶している。そういう面での評価がかなりあるとい うならまだわかる。そんなところで、新潟県がどういう配分をされている のかいうのが気になるところ。 最初のご質問で、12 億円の配分については、①の指標が約4億8千万円、 ②の指標が約4億6千万円、③の指標が約2億8千万円、端数は省略して おりますが概ねそのような配分になっている。 医療費適正化等の取組への評価の 30 年度分の得点の細かい内容になる
渡部委員 太田委員 事務局 太田委員 事務局 が、例えば、国保運営方針に給付点検の実施について記載があるとか、第 三者求償の取組状況を把握しているかというような点数の付け方になって いる。 ご指摘のとおり新潟県における医療費の適正化というのは、さまざま健 康増進とかそういうものに取組みながら、医療の適正受診を推進する中で、 結果的として医療費の適正化につながるというスタンスでやっているの で、ご指摘を踏まえながら適正化に取り組んでいきたいと考えている。 医療費適正化のアウトカムというのは、医療費の水準ということだと思 うので、経時的に、前年度に比べてどうなのかという話であればまた違う と思うが、あまり直接的に評価するというのも疑問を持つところ。 ついでだが、重症化の問題は、糖尿病等の重症化については都道府県も 市町村もあるが、市町村に関しては、おそらく市町村によって取組がなか なか熱心なところとそうでないところとあるやに聞いているので、これは、 地域保健医療計画の中での実施を、県の方から市町村へ取組状況を聞いた りとかしないと、連携ができないと思う。なので、県全体の計画の中でや って頂いた方がよろしいのではないかなと。特定健診も、がん対策もそう だが、県全体で一体となってやっていくということで、また評価が違って くるのではないかなと思うのでよろしくお願いしたい。 先ほどの話の中で、国保については、県が財政を一体的に運営するのに 合わせて、市町村との協議の場を設けたというところが大変大きいと思う。 市町村との協議を、今年度も3回ほど計画しているが、市町村との協議の 場である連携会議のメンバーというのは、市町村の代表の方なのか、実務 者も入っているのか。 各市町村の国保を担当されている課の課長さんにお願いしている。 多分その中で実態の問題や課題も出てきて、それを共有できる重要な場 なんだろうと思って聞かせていただいたので、是非こういう場の有効活用 というのを図っていただけたらと思う。 今言われた会議について、資料1の3ページ、右側の一番上の囲みに、 担当課長で構成される新潟県国保連携会議とあり、これが6月現在7回開 催、下に作業部会とあるが、こちらは市町村の事務担当者に集まっていた だいており、延べ 41 回開催しているところ。
関会長 事務局 入山委員 事務局 藤田副部長 関会長 結構頻繁に開いていると。 はい。作業部会の中でも親の作業部会があり、その下に4つあるという ようなイメージ。 3ページの、市町村分のところの③の糖尿病等の重症化予防の取組の実 施状況というところについて、新潟県栄養士会は、県内の大きな市町村二 つから、重症化予防の取組でいろいろと連携しながら進めている地点があ る。行政が行う糖尿病等の重症化予防のほかに、今全国では、診療行為と して行う栄養指導についての、かかりつけ医と栄養指導を行う人の契約が どんどん進んでおり、ある県ではもう1割くらいのかかりつけ医と重症化 予防の栄養指導をやっているというところも出てきているなど、非常に格 差が広がっている。行政分だけの重症化予防の取組ではなく、こういった 取組も含めた実態調査まで行っていただけると、今進んでいないところな どが見えてくるのではないかと思うので、よろしくお願いしたい。 努力支援制度上は、国が定めた項目、フォーマットで点数が決まってく るので、それとは別に、この重症化予防の県としての取組の中で、ご指摘 のところがどういうふうに生かしていけるか、頂いた意見を参考に考えて いきたい。 先ほど渡部委員からもお話があったように、国保に限らず県全体として、 県民の健康を維持していくかという部分については、部内の中でも、健康 対策課等々、専門の課があるので、そちらの方と連携を図って、県民全体 の健康をどうやって守っていこうかという取組をやっていきたいと考えて いる。 他にご意見等あればお願いしたい。 ただいまの議題4、新潟県国民健康保険運営方針の一部改定につきまし ては、先ほど説明があったように市町村との協議中とのことであるので、、 その協議と、その後の法律に基づく意見照会を経たのちに、次回の運営協 議会で具体的な文案の提示を受けて、次回の協議会で検討させていただき たい。 また今回の委員の皆様からの様々なご意見については、是非県庁内でも 共有して、県民の健康づくりに向けていろいろな方策を検討いただきたい。
関会長
【閉会】
他の議題も含め、ご質問等あればお願いしたい。
(質問・意見等なし)