(1)(2)(本稿は、平成20年4月に寄稿いただいたものです。)
(3)会 社 概 要
名 称 本州四国連絡高速道路株式会社
Honshu-Shikoku Bridge Expressway Company Limited
代 表 者 代表取締役社長 三原修二
従 業 員 数 388名(平成24年4月1日現在)
本社所在地 〒651-0088 神戸市中央区小野柄通4-1-22
アーバンエース三宮ビル
TEL 078-291-1000(代表)
FAX 078-291-1363
資 本 金 40億円
設立年月日 平成17年10月1日
本 四 架 橋 の あ ゆ み
1889年(明治22年) 5月 香川県議会議員大久保 之丞が
本四間の架橋構想を提唱
1940年(昭和15年) 4月 内務省神戸土木出張所長原口忠次郎が
鳴門海峡架橋を提案
1955年(昭和30年) 5月 宇高連絡船「紫雲丸」事故(死者168人)
1959年(昭和34年) 4月 建設省が調査開始
1969年(昭和44年) 5月 新全国総合開発計画策定(3ルート決定)
1970年(昭和45年) 7月 本州四国連絡橋公団設立
1979年(昭和54年) 5月 大三島橋供用開始
1983年(昭和58年)12月 因島大橋供用開始
1985年(昭和60年) 6月 大鳴門橋供用開始
1988年(昭和63年) 1月 伯方・大島大橋供用開始
1988年(昭和63年) 4月 児島・坂出ルート供用開始
(瀬戸中央自動車道全線開通・瀬戸大橋線開業)
1991年(平成 3年)12月 生口橋供用開始
1998年(平成10年) 4月 明石海峡大橋供用開始
(神戸淡路鳴門自動車道全線開通)
1999年(平成11年) 5月 新尾道大橋・多々羅大橋・来島海峡大橋供用開始
(西瀬戸自動車道開通)
2005年(平成17年)10月 本州四国連絡高速道路株式会社設立
本 州 四 国 連 絡 高 速 道 路 位 置 図
(4)瀬戸内企業としての
責任を果たすために
公共性の高い企業として、
そして、地域の発展を支える企業として、
私たちは、持てる力を最大限に発揮して、
責任を果たしていきます。
(5)貴重なインフラを運営する企業として
本州四国連絡高速道路株式会社は、特殊法人で
ある本 州 四 国 連 絡 橋 公 団 の 民 営 化 に 伴 い 、平 成
17年(2005年)10月1日に誕生しました。そして、業
務を効率的に遂行するために、当社を中核として
子会社5社より成るJB本四高速グループを構成
しています。
私たちJB本四高速グループは、世界最高水準
の技術力をもって建設され 、世界最大規模を誇る
長 大 橋 梁 群であるこの 本 州 四 国 連 絡 道 路を適 切
に維持管理し、瀬戸内地域における交通の大動脈
の役割を確実に果たしていくことを最大の使命と
しています。そしてサービスエリア・パーキングエ
リアでの売店・レストランの運営のほか、これまで
培ってきた橋梁技術を活用した事業や地域と連携
した観光振興などを行っており、これらの仕事を通
じて、お 客 様 に 喜 ば れ 、社 会 に 貢 献 する企 業を目
指しているところです。
こうした業務を適切かつ円滑に行うため、5つの
項目から成る「経営理念」と、「経営理念」を実現す
るための社員の心構えとして「行動規範」を定め、
これらに対する社員の理解の深化と実践の徹底を
図りつつ、日々の業務の充実に努めています。
瀬戸内企業ビジョンの実践
本 州 四 国 連 絡 高 速 道 路をご 利 用 い た だく皆 様
の期待と負託に応え、JB本四高速グループに課
せられた使命を果たすため、今後のJB本四高速
グループとしての取り組みの方向と実践の内容を
明らかにすべく、2008年4月、本書「瀬戸内企業ビ
ジョン」を策定し、皆様にお示ししました。
このビジョンのとりまとめに当たっては、JB本
四高速グループ社員一人一人が自ら考え、提案し、
瀬戸内企業としての責任を果たすことができるよ
うな取り組みを実践していくことに重点を置きまし
た。
「瀬 戸 内 企 業ビジョン」は 大きく7 つ の 柱 により
成っています。
第 1 は、「お 客 様 へ の 安 全、安 心、快 適 な サービ
スの 提 供」で す。常 に 最 適 な サ ービスを提 供でき
るよう、体制や設備の充実と万全な運営に努めま
す。
第2は、「200年以上の利用を目指した万全な維
持管理」です。貴重なインフラが超長期にわたり機
能 発 揮できるよう、先 進 的 な 維 持 管 理 に取り組 み
ます。
第 3 は、「技 術 の 活 用」で す。世 界 一 の 橋 梁 群を
建設・管理する当社の技術を、国内外に広く活用し
ていきます。
第4は、「環境への取り組み」です。日本最初の国
立公園である瀬戸内海の環境保全、地球温暖化対
策、循環型社会の構築に向けた取り組みを推進し
ます。
第5は、「地域との協働」です。関係地方公共団体
や 各 種 団 体、大 学 等と連 携して、瀬 戸 内 海 地 域 の
活性化や集客力の向上に努めます。
第 6 は、「情 報 の 発 信」で す。本 四 連 絡 橋 や 地 域
の 魅 力 を 全 国 に 発 信 するととも に 、お 客 様 や ス
テークホ ルダーとの 双 方 向 のコミュニケーション
を確立します。
第7は、「資産の有効活用」です。当社が管理する
施 設 や 保 有 する経 営 資 源を幅 広く活 用して、地 域
の生活や産業の発展に貢献します。
さらにこの7つの柱のもと、各事業別の業務内
容について、具体的な活動計画を定めた中期経営
計画を策定し、本州四国連絡高速道路の維持管理
をより着 実 に 実 施 するとともに、経 営 基 盤 の 強 化
に努めています。
今後とも、JB本四高速グループを挙げて各事
業に取り組み、安全・安心・快適なサービスを提供
することにより、地域の発展に寄与することを目指
します。
2012年6月
代表取締役社長
三原修二
(6)瀬戸内地域と私たち
私たちは、本州と四国を結ぶ貴重なインフラの運営を担う、瀬戸内に立脚する企業として、
地域の、そして幅広く社会の期待に応えてまいります。
神戸淡路鳴門自動車道
宇野・高松フェリー航路と瀬戸中央自動車道の
通行止め実績(S63∼H21年度)
宇野・高松フェリー航路
(注)年間欠航時間=(年間時間数/年間計画便数)×年間欠航便数
(出典)四国運輸局
計画便数
(往復)
923,854 6,600.5 287.0 62.6
欠航便数
(往復)
年平均
欠航便数
(往復)
年平均
欠航便数
(時間)(注)
瀬戸中央自動車道
39 1.7 10.9
通行止回数
(回)
年平均
通行止回数
(回)
年平均
通行止時間
(時間)
本州四国間の安定した交通が確保されています。
本州四国間自動車通行台数の変化
西瀬戸自動車道
瀬戸中央自動車道
大阪市中央卸売市場における高知県産「みょうが」の取扱量とシェア
徳島県産地鶏の出荷量と国内シェア
本四間高速バス便数
地域の特産品の出荷量も
大きく伸びています。
2,718
23,569
20,718
7,037
16, 951
28, 699
39, 703
43, 323 43, 804
54, 042
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20 H22
本四間自動車通行台
数
(
台
/日)
(年度)
出典:『四国地方における運輸の動き』四国運輸局
多々羅大橋
瀬戸大橋
大鳴門橋
フェリー
51,324
3.2倍
本州と四国間の交通量は、開通前に比べ、大幅に増加しました。なお、平成
21年度の交通量の増加は、利便増進事業による休日終日割引(5割引、上限
千円)や平日の通勤・深夜割引(5割引)、昼間・夜間割引(3割引)等を導入し
たことによるものです。
本四間を結ぶ高速バスは、平成10年の明石海峡大橋開通以降、京阪神と四
国を結ぶ路線を中心に便数及び輸送人員ともに大幅に増加しています。
18
284
59
26
116
163
361
36
27
35 35
92
299
0
50
100
150
200
250
300
350
400
63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年
(往復便数/日)
岡山・広島・福岡
大阪・神戸・京都・奈良
東京・横浜・名古屋
尾道・今治ルート経由
児島・坂出ルート経由
神戸・鳴門ルート経由
神戸淡路鳴門自動車道開通
西瀬戸自動車道開通
注:各年10月時点の便数
9 17
73
9%
7%
26%
0
5
10
15
20
25
30
0
20
40
60
80
100
H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21
国内シ
ェ
ア
出荷量
出荷量 国内シェア
(百トン) (%)
(年)
10
246
5%
95%
0
20
40
60
80
100
0
50
100
150
200
250
300
S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20
大
阪
市
場
シ
ェ
ア
取
扱
量
(年)
取扱量
大阪市場シェア
(トン) (%)
出典:『四国運輸局要覧』四国運輸局 ほか
出典:『食鳥流通統計調査』農林水産省
05
06
(7)瀬戸内地域と私たち
私たちは、本州と四国を結ぶ貴重なインフラの運営を担う、瀬戸内に立脚する企業として、
地域の、そして幅広く社会の期待に応えてまいります。
神戸淡路鳴門自動車道
宇野・高松フェリー航路と瀬戸中央自動車道の
通行止め実績(S63∼H21年度)
宇野・高松フェリー航路
(注)年間欠航時間=(年間時間数/年間計画便数)×年間欠航便数
(出典)四国運輸局
計画便数
(往復)
923,854 6,600.5 287.0 62.6
欠航便数
(往復)
年平均
欠航便数
(往復)
年平均
欠航便数
(時間)(注)
瀬戸中央自動車道
39 1.7 10.9
通行止回数
(回)
年平均
通行止回数
(回)
年平均
通行止時間
(時間)
本州四国間の安定した交通が確保されています。
本州四国間自動車通行台数の変化
西瀬戸自動車道
瀬戸中央自動車道
大阪市中央卸売市場における高知県産「みょうが」の取扱量とシェア
徳島県産地鶏の出荷量と国内シェア
本四間高速バス便数
地域の特産品の出荷量も
大きく伸びています。
2,718
23,569
20,718
7,037
16, 951
28, 699
39, 703
43, 323 43, 804
54, 042
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20 H22
本四間自動車通行台
数
(
台
/日)
(年度)
出典:『四国地方における運輸の動き』四国運輸局
多々羅大橋
瀬戸大橋
大鳴門橋
フェリー
51,324
3.2倍
本州と四国間の交通量は、開通前に比べ、大幅に増加しました。なお、平成
21年度の交通量の増加は、利便増進事業による休日終日割引(5割引、上限
千円)や平日の通勤・深夜割引(5割引)、昼間・夜間割引(3割引)等を導入し
たことによるものです。
本四間を結ぶ高速バスは、平成10年の明石海峡大橋開通以降、京阪神と四
国を結ぶ路線を中心に便数及び輸送人員ともに大幅に増加しています。
18
284
59
26
116
163
361
36
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0
50
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63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年
(往復便数/日)
岡山・広島・福岡
大阪・神戸・京都・奈良
東京・横浜・名古屋
尾道・今治ルート経由
児島・坂出ルート経由
神戸・鳴門ルート経由
神戸淡路鳴門自動車道開通
西瀬戸自動車道開通
注:各年10月時点の便数
9 17
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H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21
国内シ
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出荷量 国内シェア
(百トン) (%)
(年)
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S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20
大
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市
場
シ
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取
扱
量
(年)
取扱量
大阪市場シェア
(トン) (%)
出典:『四国運輸局要覧』四国運輸局 ほか
出典:『食鳥流通統計調査』農林水産省
05
06
(8)技 術 の 活 用
200年以上の
利用を目指した
万全な維持管理
お客様への
安全、安心、快適な
サービスの提供
経 営 理 念・行 動 規 範
環 境への取り組み
地 域 と の 協 働
資 産 の 有 効 活 用
ビジョン:
7
つの柱
私たちは、本州と四国を結ぶ世界に誇る橋を良好に保つことに
より、人と物の交流と地域の連携を推進し、経済の発展と生活の
向上に寄与します。
また、これまで 培ってきた 橋 の 建 設、管 理 技 術を活 用して、広く
社会に貢献します。
1. お客様に安全、安心、快適に利用していただけるよう、サービス
の充実に努めます。
2. 200年以上の長期にわたり利用される橋をめざし、万全な維持
管理に努めます。
3. 橋梁技術のフロントランナーとして、技術の継承・高度化を推進
します。
4. 瀬戸内の美しい自然を大切にし、環境に配慮します。
5. 公正で効率的な運営により、経営の安定と成長をめざします。
経営理念
当 社 は、平 成 1 7 年 1 0月の 民 営 化 にあたり、業 務を適 切 か つ円滑 に行うた め、
「経営理念」とこれを実現するための社員の心構えとして「行動規範」を制定し、
その実践に努めています。
私たちは、瀬戸内に立脚する企業として、
「経営理念」と「行動規範」に基づいて、
7つの観点から瀬戸内企業としての活動を実践してまいります。
Bridge : Communication & Technology
1. 経営理念の実現に向け、誇りと自信を持って挑戦します。
2. お客様の視点を大切にし、お客様との対話に努めます。
3. 現場重視で、素早く決断し、課題を解決します。
4. 自立・自律の精神で仕事に臨み、創意工夫と自己研鑽に努めま
す。
5. 社員相互の信頼と理解を深め、明るく、風通しのよい職場をつく
ります。
6. 会社を支える気概を持ち、会社の発展をねがい、自らの幸せを築
きます。
行動規範
情 報
の 発 信
07
08
(9)技 術 の 活 用
200年以上の
利用を目指した
万全な維持管理
お客様への
安全、安心、快適な
サービスの提供
経 営 理 念・行 動 規 範
環 境への取り組み
地 域 と の 協 働
資 産 の 有 効 活 用
ビジョン:
7
つの柱
私たちは、本州と四国を結ぶ世界に誇る橋を良好に保つことに
より、人と物の交流と地域の連携を推進し、経済の発展と生活の
向上に寄与します。
また、これまで 培ってきた 橋 の 建 設、管 理 技 術を活 用して、広く
社会に貢献します。
1. お客様に安全、安心、快適に利用していただけるよう、サービス
の充実に努めます。
2. 200年以上の長期にわたり利用される橋をめざし、万全な維持
管理に努めます。
3. 橋梁技術のフロントランナーとして、技術の継承・高度化を推進
します。
4. 瀬戸内の美しい自然を大切にし、環境に配慮します。
5. 公正で効率的な運営により、経営の安定と成長をめざします。
経営理念
当 社 は、平 成 1 7 年 1 0月の 民 営 化 にあたり、業 務を適 切 か つ円滑 に行うた め、
「経営理念」とこれを実現するための社員の心構えとして「行動規範」を制定し、
その実践に努めています。
私たちは、瀬戸内に立脚する企業として、
「経営理念」と「行動規範」に基づいて、
7つの観点から瀬戸内企業としての活動を実践してまいります。
Bridge : Communication & Technology
1. 経営理念の実現に向け、誇りと自信を持って挑戦します。
2. お客様の視点を大切にし、お客様との対話に努めます。
3. 現場重視で、素早く決断し、課題を解決します。
4. 自立・自律の精神で仕事に臨み、創意工夫と自己研鑽に努めま
す。
5. 社員相互の信頼と理解を深め、明るく、風通しのよい職場をつく
ります。
6. 会社を支える気概を持ち、会社の発展をねがい、自らの幸せを築
きます。
行動規範
情 報
の 発 信
07
08
(10)200年以上の利用を目指した
万全な維持管理
お客様への安全、安心、快適な
サービスの提供
交通の安全確保に努めます。
安全管理体制を充実します。
お客様サービスの向上に努めます。
計画的かつ着実な予防保全を実施します。
効率的かつ経済的な
管理技術を開発・導入します。
地域との協働
技術の活用
橋梁技術の支援に努めます。
橋梁技術者の育成を支援します。
橋梁技術の普及、発展に寄与します。
環境への取り組み
資産の有効活用
情報の発信
1
2
3
4
6
5
7
地域にアメニティを提供します。
地域の生活基盤を提供します。
長大橋の魅力を活用します。
観光をはじめ地域経済の活性化を
図ります。
地域におけるコミュニティ活動を
支援します。
社会教育活動に参画します。
本四連絡橋をアピールします。
瀬戸内地域の魅力を発信し
観光価値の向上に努めます。
企業情報を開示し、お客様や
地域の声にお応えします。
瀬戸内の環境、景観を
保全・創出します。
地球温暖化の防止に努めます。
循環型社会の形成に貢献します。
P.11
P.15
P.19
P.25
P.31
P.37
P.41
お客様に安全、安心、快適な走行を提供します。
沿線の景観を創出します。
(長大橋群の形状・色彩が周囲と調和)
地域の大学との連携を推進します。
東京圏で積極的に情報発信する東京戦略を展開します。
(写真は19年度に東京メトロ主要駅に掲出した電飾看板)
高度な管理技術による
予防保全を実施します。
国内外の橋梁の建設・
維持管理を支援します。
地域の特産品を発掘し、販売します。
7
つの柱:アウトライン
09
10
(11)200年以上の利用を目指した
万全な維持管理
お客様への安全、安心、快適な
サービスの提供
交通の安全確保に努めます。
安全管理体制を充実します。
お客様サービスの向上に努めます。
計画的かつ着実な予防保全を実施します。
効率的かつ経済的な
管理技術を開発・導入します。
地域との協働
技術の活用
橋梁技術の支援に努めます。
橋梁技術者の育成を支援します。
橋梁技術の普及、発展に寄与します。
環境への取り組み
資産の有効活用
情報の発信
1
2
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5
7
地域にアメニティを提供します。
地域の生活基盤を提供します。
長大橋の魅力を活用します。
観光をはじめ地域経済の活性化を
図ります。
地域におけるコミュニティ活動を
支援します。
社会教育活動に参画します。
本四連絡橋をアピールします。
瀬戸内地域の魅力を発信し
観光価値の向上に努めます。
企業情報を開示し、お客様や
地域の声にお応えします。
瀬戸内の環境、景観を
保全・創出します。
地球温暖化の防止に努めます。
循環型社会の形成に貢献します。
P.11
P.15
P.19
P.25
P.31
P.37
P.41
お客様に安全、安心、快適な走行を提供します。
沿線の景観を創出します。
(長大橋群の形状・色彩が周囲と調和)
地域の大学との連携を推進します。
東京圏で積極的に情報発信する東京戦略を展開します。
(写真は19年度に東京メトロ主要駅に掲出した電飾看板)
高度な管理技術による
予防保全を実施します。
国内外の橋梁の建設・
維持管理を支援します。
地域の特産品を発掘し、販売します。
7
つの柱:アウトライン
09
10
(12)11
11
1
お客様への安全、安心、
快適なサ−ビスの提供
本州四国連絡高速道路の特色である長大橋を含む道路施設を良好に保ち、
お客様に安全、安心、快適なサービスを提供します 。
本州四国連絡高速道路は、瀬戸内海を介して本州と
四国を結ぶ大動脈です。代替性の乏しいこの高速道路
を、安全、安心、快適にご利用いただけるよう、道路
施設の万全な維持管理を行うとともに、安全を守るた
めに必要な体制の確保や設備の更なる充実等に取り組
み、お客様サービスの向上に努めます。
お客様
ニーズへの
適切な対応
お客様を
待たせない
事故・トラブル・
通行止めからの
迅速な復旧
誠実で
むらのない
お客様対応
施設の美観と
清潔感の
保持・向上
お客様・
第三者への
被害の防止
お客様を
危険に
さらさない
使いやすい
施設
お客様の
安全安心
快適利用
(13)12
12
交通安全対策に取り組みます 。
交通事故の防止を図るために、交通事故多発地点や
交通事故多発区間を統計的に整理し、高機能舗装や高
視認性区画線等の交通安全対策を実施します。
また、ドライバーの方への安全運転の呼びかけのた
め、サービスエリア・パーキングエリアや本線上での
交通安全に対するポスター・横断幕等を掲示するとと
もに、警察と協力して交通安全キャンペーンを実施し
ます。
交通の安全確保に努めます。
円滑な道路交通を確保します 。
交通管制室では、24 時間 365 日体制で各種情報を
収集し、道路上に設けられた情報板、ラジオ、VICS
などによりお客様に情報提供します。また、異常事態
が発生した場合には状況に応じ、速度規制や通行止め
などの規制を行い、二次災害の発生を予防します。
異常事態を早期に発見します 。
交通管理隊が、毎日昼夜を問わずパトロールを実施
し、路上落下物の処理、本線停車車両等に対する指導、
故障車両の救援、交通規制、路面状況等の確認など、道
路上の異常の早期発見やトラブル解消の支援などを行
い、お客様に快適な走行を提供します。
ドライバーへの呼びかけ
サービスエリアでのキャンペーン活動
(14)13
13
安全管理体制を充実します。
防災体制の充実に努めます 。
本州四国連絡高速道路は、本州・四国間の交通動脈
の中心的役割を担っており、地域の産業や暮らしを支
えています。このため、台風、大雨、地震や津波などの
自然災害に対しても、安全で信頼性の高い交通機能を
確保できるよう、定期的に防災訓練を実施するととも
に、近隣自治体や関係機関と防災協定の締結をさらに
進めるなど、防災体制を充実します。
お客様や第三者への被害の防止に努めます 。
お客様が安全に、また安心して本州四国連絡高速道
路を利用していただけるよう、道路施設の点検を拡充
するとともに、安全性をさらに向上させるよう設備の
改修、改良などを行います。
また、直下型地震に対する橋梁の耐震補強を推進
し、緊急輸送道路としての安定した機能を確保すると
ともに、お客様の安全確保を行います。さらに、ETC
車線での事故防止を図るため、安全通路の整備等安全
対策を実施します。
料金収受システムの充実を図ります 。
料金収受システムの確実性の向上を図るため、災害
発生時における料金所の対応マニュアルの整備、停電
時における電算センターのデータ保護など、リスク発
生時の迅速な復旧等を図ります。
また、ETCレーンに不正通行対策用高性能カメラ
を順次整備するなど、不正通行対策を強化し、通行料
金の公平な負担を図ります。
橋梁点検車による標識の点検
安全通路
地域との防災訓練
監視カメラ
(15)14
14
お客様サービスの向上に努めます。
ETCを普及促進します。
ETCの即時取り付けを行うワンストップサービス
や地方公共団体等と連携したキャンペーンなどを行う
とともに、予告アンテナなどETC関連設備の充実を
図り、お客様の利便性の向上とETCの普及促進に努
めます。
各種割引を実施します。
深夜割引、休日割引、Uターン割引など、ETCご利
用のお客様のニーズに即した企画割引等を実施します。
高齢化社会への対応を進めます。
人口の高齢化が進展し、高齢運転者も増加していま
す。このような社会状況に配慮し、標識を見やすく分
かりやすくするために標識の文字を拡大する取り組み
を順次進めます。
休憩施設で快適なサービスを提供します。
トイレ、レストラン、売店及び歩行者用通路の段差
や階段について、バリアフリー化を進めます。
トイレについては、洋式化率を 70%に向上させると
ともに、洗浄機付きとするなど、お客様がより快適に
ご利用いただけるように努めています。
また、特徴ある店舗づくり、より充実した情報サー
ビスの提供及び主要施設へのサービス介助士の配置な
どを通じて、より安心で快適な休憩施設を目指します。
<介助士マ−ク>
従来の案内標識 文字を拡大した標識
資格取得者が常駐しています
ETC予告アンテナ
(16)15
15
2
200 年以上の利用を
目指した万全な維持管理
本州四国連絡高速道路が 200 年以上、瀬戸内地域を一体化する基幹交通軸
としての機能を確実に果たすため、
「予防保全」の手法を用いて万全な維持
管理に取り組みます 。
本州四国連絡橋は、気象条件の厳しい瀬戸内海に位
置する大規模な構造物であり、従来の維持管理手法で
は、長期にわたり良好な状態に保つのは困難です。ま
た、大規模補修には多額の費用を要するだけでなく重
要な交通路が確保できなくなることから、新たな手法
で維持管理することが必要です。
私たちは、ライフサイクルコストの縮減を図りなが
ら 200 年以上の長きにわたり長大橋の健全度を常に良
好に保つため、定期的に点検管理を行い、タイムリー
に補修するとともに、構造物の性能低下を引き起こす
前に保全を実施する「予防保全」の手法により海峡部
長大橋の維持管理を行います。また、維持管理コスト
の更なる縮減を目指し、新技術の開発を進めます。
アイアンブリッジは、1779 年にイングラ
ンドの中部セバーン川に建設された、世界で
最初の鉄の橋です。この橋は 200 年以上も前
に建設されたにもかかわらず、建設された当
時と変わらず、現在でも人が渡れることで有
名です。
世界遺産アイアンブリッジのように
イギリス
スコットランド
アイルランド
北アイルランド
イングランド
アイアンブリッジ
アイアンブリッジ
ロンドン
ウェールズ
アイルランド
北アイルランド
ウェールズ
計画的かつ着実な
予防保全の実施 管理技術を開発・導入効率的かつ経済的な
200年以上ご利用いただくために
(17)16
16
計画的かつ着実な予防保全を実施します。
厳しい環境条件におかれた超巨大構造物を
予防保全で維持管理します 。
私たちが管理する海峡部長大橋群は、台風の常襲地
帯で、強潮流・大水深という気象・海象条件の厳しい
瀬戸内海に位置しています。また、長大橋の全塗装面
積は約 400 万 m2
(甲子園球場の約 100 倍)、鋼材数量
は約 100 万t(東京タワー約 250 基分)です。この超
巨大な構造物を、予防保全で維持管理します。
長寿命化とコスト縮減を達成します。
構造物が性能低下を引き起こす前に保全を実施する
予防保全により、長大橋の健全度を常に保つとともに、
ライフサイクルコストの縮減を図るため、点検結果に
基づき適切に劣化予測を行い、常に健全度を把握・評
価するとともに、健全性確保に必要な維持修繕を最適
な時期に実施し、結果をフィードバックすることとし
ています。
東京都心に明石海峡大橋を架設すると・・・
( 国会議事堂から東京タワ−まで )
厳しい環境条件下の超巨大構造物を、予防保全の手法により
計画的かつ効率的に維持管理します 。
最適なアセットマネジメントを実現します 。
計画的かつ効率的な予防保全を実現するため、保全
業務全体の中長期計画を策定し、これに基づき維持修
繕を適切な時期に実施することにより、保全業務の合
理化を図っています。
予防保全
経過年数
事後保全
管理目標値
性能限界値
健
全
度
計 画
点 検
劣化予測
評価・判定
対策実施
対策の検証・評価
近接点検及び非破壊
検査等により、客観
的・定量的データを
取得・蓄積
点検データ
予防保全の概念
と実施フロー
(18)17
17
ケーブル送気乾燥システムにより腐食を防
止します。
吊橋ケーブルは、ケーブル内に乾燥空気を送ること
により水(湿気)を除去する送気乾燥システムで防食
を行います。これは本州四国連絡橋で初めて開発され
たものです。
鋼床版舗装をマイクロサーフェシング (MS)
工法により補修します。
海峡部橋梁では重量を軽減するため鋼床版が採用さ
れています。この鋼床版の舗装の維持管理では、水密
性の高い基層(グースアスファルト)をできるだけ長
期にわたり健全に保つため、ひび割れや凹凸などが大
きくなる前の時点で表層(改質アスファルト)に 5mm
の薄い保護層を施工する「マイクロサーフェシング
(MS) 工法」により補修を行い、予防保全を図ります。
保全作業用のゴンドラを開発し、活用します。
長大橋の維持補修に欠くことのできないゴンドラで
の作業は、風による作業効率の低下などの課題があり
ました。そこで、これらの課題を克服し、構造物の違い
にも対応できる真空吸着タイプと、磁石タイプの二種
類のゴンドラを開発し、効率的な維持管理を行います。
効率的かつ経済的な管理技術を開発・導入します。
長期にわたる維持管理コストのさらなる縮減を目指して、
新技術を開発し、導入します。
MS 工法の施工状況
送気システム概要図
改質アスファルト(表層)
グースアスファルト(基層) 鋼床版
マイクロサーフェシング(5mm)
送気設備
フィルター 除湿機
ブロアー アフター
クーラー
送気
吸気
ケーブル内部の湿度を適切に管理
コンクリート橋脚
真空吸着車輪ゴンドラによる昇降状況
真空吸着車輪
吊ワイヤー
吊上装置
磁石車輪ゴンドラによる昇降状況
磁石車輪
吊ワイヤー
吊上装置
主
塔
(19)18
18
【予防保全を目的とした管理手法の例】
構造物の点検・評価結果から、現有性能と将来の性能変化を的確に評価し、
効率的、経済的に要求性能を確保する維持管理を実施します。
非 破 壊 検 査
対 策 実 施
鉄筋のかぶり調査 中性化深さ測定
鉄筋腐食調査 塩分の含有度測定
約10年間隔
劣 化 予 測 評 価・判 定
対 策 の 検 証・評 価
施工前 施工後
コンクリート構造物は、定期的に塩分の含有度、中性化深さ及び鉄筋深さを調査し、塩害及び中性化の現状を把握
しています。調査結果に基づき劣化予測を行い、劣化の初期段階までに対策を実施することにより、長寿命化を図
っています。
コンクリート構造物
塗替え塗装は、塗膜の消耗を観測しながら、上塗り・中塗りの塗替えだけで済む時期に実施し、ライフサイクルコス
トの削減を図ります。
鋼構造物
塗膜調査
塗替塗装
劣
化
予
測
上塗り
塗膜断面写真
中塗り
塗膜損耗量
(20)19
19
3
技術の活用
橋梁技術のフロントランナ−として、当社の管理する道路・橋梁のみなら
ず、瀬戸内地域をはじめとする国内外で、保有する技術の活用を図ります 。
水深が深く、潮流が早く、多数の船舶が航行する瀬
戸内海で、安全性を確保しながら世界的な規模の長大
橋梁群を建設するためには、数々の技術的課題を克服
することが必要でした。また、世界有数の地震国で、台
風の常襲する我が国では、長大橋梁の地震や風に対す
る安全性の確保は極めて重要で、そのための耐震設計
や耐風設計の技術を確立してきました。さらに、長大
橋梁群の維持管理にあたっては、超長期にわたり良好
な状態に保つため、予防保全に基づく維持管理技術の
GPSを用いた橋の変位観測
明石海峡大橋の模型による耐風安定性確認試験
箱桁塗装のための自動塗装装置
大水深・急潮流下の海中基礎施工
本州四国連絡橋での技術開発例
確立に努めています。
今後は、これまで培ってきた橋の建設や管理に関す
る技術を活用し、他の橋梁に役立てるなど広く社会に
貢献します。
さらに、橋梁技術者の育成に寄与するとともに、橋梁
技術のフロントランナーとして国内外の橋梁技術に関
する情報を収集・発信し、一般の方々に橋を知ってい
ただき親しんでいただけるよう取り組んでいきます。
(21)20
20
橋梁技術の支援に努めます。
本州四国連絡橋の建設から維持管理を通じて蓄積した橋梁技術や発注者としての経験を活か
し、国内外で、橋梁の調査、設計から施工及び維持管理までのあらゆる段階で、当社の保有する
技術や技術者を活用した技術支援業務の拡大を図っていきます 。
豊島大橋(広島県)
提供;広島県道路公社
廈門海滄大橋
青馬橋
ブロンクス・ホワイトストーン橋
ツワナ橋
マタディ橋
スエズ運河横断橋
メッシナ海峡大橋
ラプラタ河口橋
ファティ スルタン メハメット橋
ジブラルタル海峡連絡橋
インドネシア4島連絡計画
銅陵長江公路大橋
津軽海峡連絡道路
伊勢湾口道路・伊勢湾口離島架橋
東京湾口道路
下北・津軽半島大橋
紀淡海峡道路
東環状大橋
生名橋
豊予海峡道路
関門海峡道路
有明海沿岸道路橋梁
鷹島肥前大橋
新北九州空港連絡橋
安芸灘大橋・豊島大橋
第二音戸大橋
広畑大橋
臨港道路富山新港東西線
新天門橋
伊良部架橋
第二西海橋
島原天草長島連絡道路
田尻スカイブリッジ
和歌山サンブリッジ
甲子大橋
日生大橋・頭島大橋
広島中央フライトロード空港大橋
大阪湾岸道路西伸部
女神大橋
平戸大橋
関門橋
若戸橋
御所浦架橋
伊王島大橋
白鳥大橋
東京港臨海道路
東京湾横断道路
関西国際空港連絡橋
三河湾環状道路
(2011年4月現在)
当社は、公団時代から、主に長大橋プロジェクトに関する国や地方公共団体などからの受託業務、設計施工等に係る
技術検討委員会への参画、技術者の派遣などを通して技術支援を行ってきました。
国内橋梁への技術協力事例
海外橋梁への技術協力事例
(22)21
21
さらに、国内の長大橋管理者による「長大橋管理連
絡会議」を 1999 年より主催し、長大橋固有の課題や技
術開発等に関する情報交換、意見交換を行っており、
今後も長大橋の管理技術の向上や効率的な管理の実施
に寄与します。
長大橋技術の継承・高度化に努めます。
新たな国土形成に必要とされる長大橋プロジェクト
では、明石海峡大橋の規模を超える長大橋の架橋技術
が必要です。
これらの超長大橋の技術検討には、本州四国連絡橋
で培った長大橋技術の活用が有効であり、今後も技術
支援できるよう、長大橋技術の継承・高度化に努めます。
国や地方公共団体の大規模橋梁の技術的課題を検討
する各種委員会に参画するとともに、一層の工費縮減
を図る観点等から、橋梁形式の検討や設計施工技術及
び維持管理に関する技術支援を実施しています。これ
までに、生名橋施工検討業務(愛媛県)、日生大橋及び
梅灘橋積算・技術提案評価支援業務(備前市)、若戸大
橋ケーブル検査方法検討業務(北九州市道路公社)な
どを実施したほか、東環状大橋技術支援業務(徳島県)、
平戸大橋ケーブル乾燥空気送気システム設計・施工(長
崎県道路公社)など、技術者を派遣し発注者側の立場
で支援するCM(Construction Management)業務を
実施しています。今後とも、橋梁計画・設計・施工・
維持管理に関する技術支援及び CM 業務に継続して取
り組みます。
新たな橋梁形式の検討(斜張吊橋)
長大橋管理連絡会議
平戸大橋(1977 年完成)
本四連絡橋で開発したケーブル送気システムの設計
施工を長崎県道路公社から受託しました 。
(23)22
22
地方公共団体の管理する橋梁の技術支援に
取り組みます 。
高度成長時代以降、我が国では数多くの道路橋梁が
建設されましたが、今後、老朽化した橋梁が急増し、橋
梁の長寿命化及び修繕や架け替えに係る費用の縮減を
図ることが重要な課題です。瀬戸内地域の地方公共団
体は、中央支間長が 200 mを超える吊橋、斜張橋等の
大規模橋梁や海上に架かる橋梁を管理しており、これ
らの橋梁の長期的な修繕計画策定にあたり、本州四国
連絡橋における経験、保全技術を活用することは極め
て有用であり、これら地方公共団体の管理する橋梁の
技術支援に積極的に取り組みます。
斜張橋
海外への技術協力に取り組みます。
公団時代からこれまでにJICA(独立行政法人国
際協力機構)の専門家を延べ 280 名以上、相手国の政
府機関に派遣し、主として橋梁部門における建設計画、
設計、施工、維持管理等で技術協力を実施しています。
また、ベトナム国ニャッタン橋(斜張橋)の施工監理
や韓国ウルサンハーバー大橋(吊橋)の技術指導を実
施するなど、海外の長大橋プロジェクトに対する技術
支援を実施しています。今後とも、これらJICAに
対する海外への橋梁技術支援を継続するとともに、要
請に応じて技術者を派遣するなどの海外業務への参画
も視野に入れて取り組みます。
吊橋
JICA専門家による現地指導
桁橋
地方公共団体が管理する橋梁
(24)23
23
地方公共団体の橋梁管理者と連携します。
地方公共団体では、今後、多くの橋梁が老朽化して
いくため、長期的な修繕計画の策定が必要です。この
ため、当社は、瀬戸内地域の地方公共団体をはじめと
して橋梁管理者を対象に大規模な橋梁を中心とした維
持管理技術の向上に向けた活動に取り組みます。当社
の技術者が地方公共団体の管理する大規模橋梁の現場
でその管理者とともに現況調査を行うことや、地方公
共団体の担当者を対象にした点検管理研修の実施、担
当者間の連絡会議の主催などを検討していきます。
橋梁技術者の育成を支援します。
蓄積してきた橋梁技術の継承とさらなる高度化に努めるとともに、当社の管理する橋梁やこ
れまで蓄積してきた技術情報等を活用して、橋梁技術者の育成に努めます
技術の継承・高度化に取り組みます 。
社内に「技術継承高度化推進会議」を設置し、検討課
題毎に 4 つの部会で技術の継承・高度化の着実な進展
を図ります。
国内外の技術者研修を受け入れます。
当社では、国内外からの多数の視察団を受け入れ、
建設・管理技術の説明、情報提供を行っています。
平成 20 年度には 32 件、21 年度には 51 件、22 年
度には 46 件の海外研修員及び視察団を受け入れると
ともに、ケニア、コンゴ、インドネシアなど海外の技
術者を対象に橋梁維持管理に関する研修を実施しまし
た。今後も橋梁の現場での実習や講義、橋梁技術の展
示施設「橋の科学館」での講習などを組み合わせた研
修の受け入れに取り組み、国内外の橋梁技術者の育成
に協力します。
課題1
課題2
課題3
課題4
保
全
技
術
長
大
橋
技
術
技
術
発
表
・
論
文
投
稿
の
促
進
充
実
、
イ
ン
セ
ン
テ
ィ
ブ
の
付
与
教
育
・
研
修
制
度
の
海外研修生の現場技術研修
約8,900橋 約28,700橋 約68,200橋
H18年(現在) H28年(10年後) H38年(20年後)
建設後50年以上の橋梁
※対象:15m以上の橋梁(約15万橋)
6%
20%
47%
【建設後50年以上の橋梁数(全道路)】 出典:国土交通省資料
鋼橋下面の塗装の劣化
コンクリート基礎のひび割れ
(25)24
24
橋梁技術の普及、発展へ寄与します。
国内外の長大橋をはじめとする橋梁プロジェクト等に関する技術情報を収集・整理・分析する
とともに、積極的に情報を発信し、橋梁技術の情報拠点としての活動を行います 。また、橋梁
技術者に限らず広く一般の方々に橋を知っていただき親しんでいただけるような活動に取り
組みます 。
技術情報を発信します 。
長大橋の維持管理技術を紹介する「長大橋NEWS
レター」や、当社の調査研究活動をとりまとめた「長大
橋技術センターアニュアルレポート」を発刊し、技術
情報の発信に努めます。また、維持管理に関する理解
を深めていただくことを目的に、保全業務を紹介する
「保全ニュース」を沿線地方公共団体の関係部署等に発
送し、技術ネットワークの形成に取り組みます。
国内外の会議に参加し、国際会議を開催し
ます。
アメリカ、ヨーロッパ及びアジアで 2 ~ 3 年ごとに
開催される「国際吊構造橋梁管理者会議」を 2008 年
5 月に香川県高松市で主催しました。今後も、橋梁技
術に関する国内外で開催される会議等に積極的に参加
し、本州四国連絡橋の技術の紹介に努めます。
橋に親しんでいただく活動に取り組みます 。
橋梁技術者のみならず、広く一般の方に橋梁技術へ
の理解を深めていただくために、実際の橋梁の見学や
橋の話の講義を行う橋体験セミナー、橋の教室などを
実施します。また、橋に関する出前講座の実施、修学旅
行や校外学習の場として橋梁見学や橋梁技術の紹介を
行い、広く一般の方々に橋を知っていただき親しんで
いただけるような活動に取り組みます。
長大橋NEWSレター
国際吊構造橋梁管理者会議(高松市)
国際会議での講演
明石海峡大橋の模型 (橋の科学館)
アニュアルレポート
(26)25
25
4
環境への取り組み
瀬戸内の基幹インフラを担う企業として、瀬戸内の環境、景観の保全・創
出に努めるとともに、企業市民として、地球温暖化の防止や循環型社会の
構築に向けた取り組みを推進します 。
本州四国連絡橋は、我が国で初めて国立公園に指定
された風光明媚な瀬戸内地域にあります。このため、
建設に当たっては、長大橋群の形状、色彩が周囲の景
観に調和すること、瀬戸内海の水質保全や沿線地域の
生物種の保存等が求められました。
「本州四国連絡橋(児島・坂出ルート)建設事業」で
は、我が国で最初の本格的な環境アセスメントが実施
されましたが、その環境影響評価の手順や調査評価の
手法は「環境影響評価法」のガイドラインとなりました。
維持管理段階に至った今日でも、その取り組みは引
き継がれ、自然環境、生物種の保護等、瀬戸内の環境や
景観の保全に十全の配慮が図られています。
さらに、高速道路会社として、企業市民として、事業
活動の展開に当たり、地球温暖化の防止や循環型社会
の構築に向けて積極的に取り組みます。
なお当社においては、東日本大震災の影響による広
域的な電力不足の状況を受けて、執務スペースでの節
電に努めるとともに、お客様の安全に十分に留意した
上で、一部の道路照明や休憩施設での減灯等の取り組
みを行います。
地球温暖化防止
エコ・キャンペーン、
ETC普及促進、
舗装の高機能化
循環型社会形成へ
の貢献
グリーン調達、
エコオフィス、
再生資源の活用
瀬戸内の環境、
景観の保全・創出
のり面植栽、橋梁照明、
ロードキル対策、外来種駆除
(27)26
26
瀬戸内海及び沿線の景観を保全、創出しま
す 。
国立公園内の高速道路ののり面は建設段階から周辺
の自然環境と調和するよう緑化が図られていますが、
植生の定着・生育が不十分なところや時間の経過とと
もに緑化が薄くなるところで、引き続き緑化に取り組
みます。緑化の際には、在来の樹木植物の活用を図り、
のり面がより景観に馴染むための植栽に取り組みま
す。
本州四国連絡橋の自然環境、景観への配慮は、建設段階にとどまらず、
維持管理段階の今日に至っても継続されています 。
瀬戸内の基幹インフラを担う企業として、美しい瀬戸内の環境、
景観を保全・創出するとともに、生物種の保存等に努めます 。
瀬戸内の環境、景観を保全・創出します。
のり面景観の保全(緑化)
在来種(うばめがし)を活用した緑化
新たな景観の創出に資するよう、夜間にライトアッ
プされている長大橋がありますが、瀬戸内海国立公園
特別地域に指定されている地域においては、渡り鳥保
護の観点から点灯日を環境省と協議して決めていま
す。
瀬戸大橋
来島海峡大橋
(28)27
27
離島である与島のパーキングエリアでは、排水浄化
施設を設けて瀬戸内海の水質を守ります。
海中のカルシウム、マグネシウムからなる自然化合
物を活用した防食工法の開発に取り組みます。
瀬戸内海及び沿線の生物種を保全します 。
自然環境が豊かな地域を通る道路では、狸などの小
動物が高速道路内へ入り込み、走行車両との衝突事故
が発生します。二次的な事故を防ぐため、巡回隊が迅
速に回収していますが、生物保護の観点からも、小動
物が道路に入れないよう対策を講じてロードキルを減
少させていきます。
特定外来生物に指定されているオオキンケイギクな
どの繁殖を防ぐため、駆除を進めます。
与島パーキングエリア(遠景)
電着防食工法概念図(瀬戸大橋の海中基礎で実施)
動物進入防止フェンス
オオキンケイギク(特定外来生物)の駆除
鋼殻(スキンプレート)
直流電源設備
陽
極
陰
極
陰
極
Ca2+
Mg2+
電流
電着物ライニング(CaCo3、Mg(OH)※
※CaCO3は貝殻や珊瑚の主成分と同じ物です。
基
礎
コンクリート
海中
孔食 鋼殻
孔食模式図
(29)28
28
地球環境に配慮して高速道路の維持管理を
行います 。
高速道路の表面を空隙の多い層とする舗装により、
降雨時の排水性を高め、走行騒音を低下させるととも
に、交通事故を減少させ事故渋滞で発生する CO2の排
出量を抑制します。
太陽光発電システムの導入
再生可能エネルギーとして、クリーンなエネルギー
である太陽光発電システムを本四道路の休憩施設に試
行的に導入し、空調設備や照明の消費電力として活用
しています。試行の状況を見ながら、今後、他の休憩施
設への拡大展開を図っていきます。
地球温暖化の防止に努めます。
CO
2
の排出抑制に効果のある高速道路走行やETCの利用を促進するとともに、高速道路の
維持管理を通じてCO
2
の削減を図ることにより、地球温暖化の防止に努めます。
エコ・キャンペーンを推進します 。
高速道路の走行は、一般道路の場合に比べて、交差
点での停止・発進がなく、一定の速度で走ることがで
きるため、CO2削減に効果があります。こうした観点
から、高速道路各社とともにエコロード・キャンペー
ンを展開してきましたが、引き続き、エコ・キャンペー
ンを展開し、維持管理車両全車への「CO2削減」ステッ
カーの貼付、サービスエリア・パーキングエリアでの
ドライバーの皆様
に対するエコドラ
イブの啓発などに
取り組みます。
高機能舗装のメカニズム
淡路SA下り
鴻ノ池サービスエリアでのキャンペーン
(30)29
29
循環型社会の形成に貢献します。
資源を有効に活用する循環型社会の構築に貢献するため、高速道路の維持管理、サービスエリ
ア・パーキングエリアでの事業展開、さらにはオフィスでの活動など、事業活動に当たって利
用資源の3R(Reduce, Reuse, Recycle)に積極的に取り組みます 。
サービスエリア・パーキングエリアにおける
環境対策を推進します 。
温室効果ガス排出削減に向けた取組みとして、休憩
施設等から出る廃食油を燃料化し、当社保有の維持管
理車両(ディーゼル車)の燃料として利用することを
試験的に行っています。
離島である島嶼部では水資源が少ないため、節水に
努めるとともに、水資源の有効活用を図る必要があり
ます。このため、休憩施設からの排水は、汚水処理設
備によって浄化して排水を行ったり、中水製造設備に
よって中水を製造し、休憩施設内のトイレに再利用し
ています。
環境にやさしい高速道路の維持管理を徹底
します 。
200 年以上にわたる長大橋の万全な維持管理を目指
す私たちは、環境にやさしい維持管理手法の開発や再
生資源の利用に努めます。
舗装に使われる砂利、砂等の骨材資源は減少してお
り、今後、古い建造物等の取り壊しで生じる廃棄物の
再資源化が重要とされています。私たちは、駐車場の
舗装等にこれらの再生骨材を使用して、資源の循環に
貢献します。
橋梁管理路等には亜鉛メッキされた鋼材が使用され
ていますが、厳しい海洋環境下では腐食の進行が早い
ため、長大橋の管理路のライフサイクルを延ばす材料
としてFRP(繊維強化プラスチック)の使用に取り
組みます。
平板床管理路
(FRP)
グレーチング
床版管理路
(FRP)
管理路でのFRP試験使用
再生水として排水を再利用
(31)30
30
環境にやさしいオフィス活動を展開します 。
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律
を踏まえ、できるだけ環境負荷の少ない物品等を調達
します。
オフィスにおけるエネルギーや資源の消費を抑制し
業務の合理化を図るため、デスククリーンや休憩時間
の消灯、執務室の温度管理、ペーパーレス、コピーレス
など身近な取り組みを実践します。また、今後益々増大
するIT関連の消費電力抑制対策として、コンピュー
タサーバーの集約等のグリーンITに取り組みます。
地形改変への配慮
国の名勝「下津井鷲羽山」をカットせずに、道路4
車線と鉄道複々線を4本のトンネルにして、地形改
変を最小限にしました。
うず潮への配慮
うず潮で有名な鳴門海峡に架かる大鳴門橋は、う
ず潮に影響しないように、主塔基礎を多柱式としま
した。
当初案(カット)
コラム:建設時の環境への配慮(自然環境の保護)
現在(上下2層のトンネル) 大鳴門橋(全景)とうず潮
多柱式基礎
(32)31
31
5
地域との協働
瀬戸内地域の活性化、集客力の向上等を地域とともに推進するため、関係
地方公共団体、経済・観光等各種団体、大学等との連携を強化するととも
に、地域を舞台とする各種活動に参画します 。
本州四国間の貴重なインフラを管理する私たちグ
ループの発展は、地域の発展なくしてはあり得ません。
地域の経済、社会、文化の発展こそが人と物の交流を
促します。こうした観点から、私たちは、地方公共団体
をはじめとする地域の多様な主体と連携して、地域経
済の活性化、地域社会・文化の発展に取り組みます。
しまなみ海道10周年
大鳴門橋25周年記念セレモニー
瀬戸大橋20周年記念マラソン
社会資本整備審議会道路分科会 有料道路部会中間答申
「道路関係四公団の民営化後の新しい課題に対応した有料道路事業のあり方」(平成19年11月)(抜粋)
3.高速道路ネットワークの有効活用のあり方
【地域の活性化】
(中略)高速道路の利用を促進し、地域間の連携・交流の強化により、農産品の販路拡大等地域の特産品の流通の広
域化や観光客の増加を図るなど、ヒト・モノの移動を円滑化・活性化させることが重要である。
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地元と連携して沿線地域への観光を促進し
ます 。
沿線地方公共団体や観光協会等と連携し、地域一体
となった観光 PR を実施しています。また、瀬戸内周辺
地域の地方公共団体等と「瀬戸内観光連絡会」を設置
し観光 HP のリンクや、観光促進 PR のため、「橋の科
学館」に各地の観光パンフレット配置や、「せとうちカ
レンダー」を製作・配布し、各地の観光情報を発信し
ています。
観光をはじめ地域経済の活性化を図ります。
沿線地域に観光客を誘致し観光産業の発展を図るため、沿線の地方公共団体や観光協会等と
連携し、地域イベントの開催、観光促進活動等を展開します 。また、農産品等地元特産品をサー
ビスエリアなどで販売することにより地域経済へ貢献します 。
しまなみ海道自歩道のPR
せとうちカレンダー
地元と協力して長大橋やルートを活用した
イベントを実施します 。
長大橋を地域の貴重な観光資源の 1 つとして役立て
ていただくため、沿線の地方公共団体等の主催する長
大橋ウォークや各種イベントに協力し、地域の活性化
を図ります。
たるみっ子祭(神戸市)
瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ
(今治・尾道両市などが主催)
イベント参加者数 (人)
イベント名称 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
明石海峡大橋
海上ウォ−ク 1,940 1,983 1,969 2,093
しまなみ海道
スリーデーマーチ 3,175 7,699 6,745 8,159
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地域の観光資源や特産品を発掘、販売しま
す 。
サービスエリアやパーキングエリアでは、地元の名
産品、特産品を販売するとともに、地域の特性を活か
した地域メニューを販売します。地元の農協や農家と
連携して「地元農産品直売所」を設置し、季節に応じた
地元の農産品を販売します。
地元地方公共団体などとイベントを共催し、
地域とのつながりを深めます 。
沿線地方公共団体などと一体となってイベントを定
期的に開催するなど、地域との連携、結びつきを深め
る活動に取り組みます。
瀬戸田パーキングエリアいきいきフェア
淡路とれたてやさい直売所
しまなみ縦走
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平成 22 年 11 月、淡路サービスエリア(上り線)に
設置した「恋人の聖地」(ハートライトゲート)を広く
紹介し、観光客誘致、地域の活性化に取り組みます。ま
た、当社 HP の「観光情報」で観光モデルコースやイベ
ント情報を発信しています。
文化芸術など多様な観点から沿線地域のネットワーク化を支援します 。
瀬戸内地域に美術館や博物館が数多く存しています。当社は道路のネットワーク機能をさらに発展させ、これらの文
化、芸術施設を相互にネットワークし、地域全体としての文化芸術面の魅力の発信を支援します。
ハートライトゲート(淡路SA上り)
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地元に本拠地を置くプロスポーツチームを
応援します 。
地元に本拠地のある野球、サッカー、バレーボール
などのチームを応援します。プロ選手を招いたスポー
ツ教室なども実施して、こどもたちの健全な育成に貢
献します。
地域におけるコミュ二ティ活動を支援します。
瀬戸内地域の企業市民として、防犯や清掃のボランティア活動など地域を支えるコミュニティ
活動に参画するとともに、地域活性化や地域振興につながる取り組みを支援します。
地域のコミュニティ活動に参画します 。
アドプト事業をはじめとする地域を舞台としたボラ
ンティア活動に、地域の一員として、積極的に参加し
ます。
鳴門管理センターは、鳴門公園を訪れる多くの観光
客にゴミのない美しい海岸を提供する「鳴門公園清掃
活動」に参加しています。
地域の防犯活動に協力します 。
しまなみ今治管理センターは、愛媛県が推進する、
こどもたちが危険を感じて助けを求めた時や犯罪に巻
き込まれそうな時に一時的に保護し、警察・学校・家
族などに通報する「こども110番 まもるくんの会社」
に参加しています。岡山管理センターは、倉敷市が中
心に実施している地域防犯事業「くらしき安全・安心
パトロール」に参加しています。
鳴門公園清掃活動に参加する当社社員
少年野球大会を後援
管理車両に貼付されたステッカー
「こども110番まもるくんの会社」
くらしき安全・安心パトロール
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社会教育活動に参画します。
橋梁等構築物を活用した体験学習や社会見学を実施するとともに、地元の学校の社会科学習
などに協力します。また、地域の大学や高等専門学校と連携した活動を展開します。
長大橋等を活用した学習の場を提供します 。
世界に誇る長大橋を活用した校外体験学習や修学旅
行生の案内などを実施し、教育活動を支援します。
しまなみ海道では、作業車の乗車体験や塔頂を体験
する「親と子の橋体験セミナー」を瀬戸内しまなみ大
学の 1 講座として実施しています。「橋の科学館」では、
小学生を対象に橋の仕組み等の勉強・桁内の見学・模
型の製作等を行い、橋梁の構造や管理の理解を深めて
います。東京では東京都教育庁などと連携して都立高
校などで出前講座を実施しています。
地元地域の教育活動を支援します 。
兵庫県教育委員会が地域社会の一員としての自覚
や、心の教育の充実を図ることを目的として実施して
いる、中学生の体験活動週間(トライやる・ウィーク)
を受け入れ、また、鳴門市主催の小学校高学年を対象
に郷土再発見を目的とした「子供まちづくり事業」に
積極的に協力するなどの支援活動を行っています。
地域の大学や高等専門学校等との連携協力
を推進します 。
瀬戸内地域の大学や高等専門学校等と連携協力し、
それぞれが有するリソースを相互に活用して、人材育
成や研究開発などで産学連携を推進します。
本社のある神戸では、神戸大学と連携強化のための
枠組みを構築し、組織的かつ継続的な関係の構築を図
ります。
親と子の橋体験セミナー
(しまなみ海道)
料金所で「トライやる・ウィーク」
社員による鳴門教育大学での講義
出前講座
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「瀬戸内海に 3 本の橋が架かっている」と思ってい
る方も多いようですが、本州四国連絡橋は 3 つのルー
トに 17 の長大橋が架かっています。これらの長大橋
は、明石海峡大橋が主塔間の長さでギネスブックに登
録されるなど、いずれも世界有数の橋梁です。
また、瀬戸内海は江戸時代から世界で最も美しい内
海として紹介されるなど秀麗な自然・歴史景観に恵ま
れており、沿線地域や近畿・中四国地方には、日本を代
表する観光・文化・歴史資源が数多く存在しています。
私たちは、広く全国の方々に改めて本四 3 ルートを
認識していただき、より多くの方が当地を訪れ、本四
連絡橋を渡って地域の魅力を満喫していただけるよ
う、人口が最も多い東京に焦点を当てる「東京戦略」を
中心に据え、そこから本州四国連絡橋の認知度向上、
瀬戸内地域の魅力発信・観光価値の向上のための活動
を展開することにより広く全国への情報発信に発展さ
せていきます。
また、積極的な企業情報の開
示が求められる中、公共性の強
い企業として透明性の高い情
報の発信に努めるとともに、お
客様や地域の声を積極的に受
けとめ双方向の情報発信を展
開します。
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情報の発信
本州と四国を結ぶ 3 ル−トや沿線地域、近畿・中四国地方の魅力を、東京圏
をはじめ広く全国に発信することにより、地域全体の認知度を高めます 。
同時に、企業情報の積極的な開示に努め、お客様やステ−クホルダ−との
双方向のコミュニケーションを確立します 。
長さ世界一
吊橋
No. 橋 梁 名 中央支間長
(m) 国名 完成年
1 明石海峡大橋 1991 日本 1998
2 舟山西候門大橋 1650 中国 2009
3 グレートベルト・イースト橋 1624 デンマ−ク 1998
4 光陽大橋 1545 韓国
(工事中)2012
5 潤揚長江公路大橋 1490 中国 2005
6 南京長江第四大橋 1418 中国
(工事中)2013
7 ハンバー橋 1410 イギリス 1981
8 江陰長江大橋 1385 中国 1999
9 青馬橋 1377 中国 1997
10 ハダンゲル橋 1310 ノルウェー
(工事中)2013
18 南備讃瀬戸大橋 1100 日本 1988
斜張橋
No. 橋 梁 名 中央支間長
(m) 国名 完成年
1 ルースキー島連絡橋 1104 ロシア
(工事中)2012
2 蘇通長江公路大橋 1088 中国 2008
3 昂船洲橋 1018 中国 2009
4 鄂東長江大橋 926 中国 2010
5 多々羅大橋 890 日本 1999
6 ノルマンディ−橋 856 フランス 1995
7 九江長江公路大橋 818 中国
(工事中)2013
8 荊岳長江公路大橋 816 中国 2010
9 仁川国際空港第二連絡橋 800 韓国 2009
10 ザラトイ橋 737 ロシア
(工事中)2011
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各種イベントに積極的に参加します 。
建設技術展における本四架橋技術の PR のほか、関
連地域が主催するイベントなどに積極的に参画し、企
業 PR とともに瀬戸内地域の魅力を発信します。
本州四国連絡橋をアピ−ルします。
本州と四国を連絡する 3 ルートに我が国が誇る長大橋群が存在することを情報発信し、
認知度の向上を図るとともに、橋自体を観光資源とするPRに努めます。
東京圏に焦点を当てて情報発信する、
「東京
戦略」を展開します 。
日本の 20 世紀の技術の粋を集めた世界一の素晴ら
しい橋が世界で一番美しい瀬戸内海に架かっているこ
とを広く内外でPRします。また、人口の最も多い東
京圏に焦点を当てて、本四 3 ルートを改めて認識いた
だき、より多くの方に訪れていただけるよう、様々な
手法を通して情報発信する「東京戦略」を展開します。
旅フェアーでPR
建設技術展
せとうち旅情をPR
羽田空港での観光プロモーション
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瀬戸内地域の魅力を発信し観光価値の向上に努めます。
瀬戸内地域や近畿・中四国地方の魅力や観光集客施設等の観光情報の発信、地元特産品等の
物産情報を提供し、人・物の交流を促進します。
「わたろう せとうち」キャンペ−ンを展開し
ます 。
沿線地域の魅力を発見、創造、発信し、地域の認知度
の向上及び地域への集客を図るため、「わたろう せと
うち」キャンペーンを展開し、サービスエリアやパー
キングエリア等で多様な活動を実施します。
観光情報、物産情報を提供します 。
沿線地域の観光集客施設等の観光情報や地域特産品
等の物産情報を発信するため、ルートごとに「沿線だ
より」やパンフレットを発行しサービスエリアやパー
キングエリアで配布するとともに、当社ホームページ
で「本四高速 観光情報」を開設し、沿線地域の観光情
報を充実します。
観光情報HP
HPアドレス
http://www.jb-honshi.co.jp/kanko/index.html
情報発信拠点としてサービスエリア、パーキ
ングエリアを活用します 。
多くの方が立ち寄るサービスエリアやパーキング
エリアには、地域特産品のコーナーや地元農産品の直
売所を設置して地元産品の販売促進を図ります。イン
フォメーションコーナーでは、地元のボランティアガ
イドの協力を得て、旅行者の方に対する観光情報の提
供等を行います。
ロケ−ションサ−ビスを提供します 。
映画やテレビ、CM、ポスターなどのロケーション撮
影を通じて、映像関係者の方をはじめ、多くの方に橋
が架かる瀬戸内海の素晴らしい風景、本四連絡橋の魅
力を知っていただくことを目的としてロケ−ションサ
−ビスを実施します。
来島海峡サービスエリアのボランティアガイド
TV用CM撮影(与島PA)
社員による
広報
社員による
広報
印刷物による
広報
印刷物による
広報
管理業務
における広報管理業務
における広報
出版物による
広報
出版物による
広報
イベントに
よる広報
イベントに
よる広報
HPの活用
HPの活用
SAPAに
おける広報
SAPAに
おける広報