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Vol 号 駐上海北九州市経済事務所 所長岩田健 テーマ : 中国関連ニュースニュース 日中関係日中関係の考察考察 中国社会学中国社会学など 掲載記事は 駐上海北九州市経済事務所が入手した情報に基づき 独自の見解を加えたものであり 事実と若干異なる記述がある場合がありま

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Vol. 31

2011.11.28

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:中国関連

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中国関連

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掲載記事は、駐上海北九州市経済事務所が入手した情報に基づき、独自の見解を加えたもの であり、事実と若干異なる記述がある場合があります。 日々の業務を通した所感・雑感のようなものですので、予めご了承ください。 本文は、(社)北九州貿易協会のHP(http://www.kfta.or.jp)にも掲載されます。

駐上海北九州市経済事務所

駐上海北九州市経済事務所

駐上海北九州市経済事務所

駐上海北九州市経済事務所

所所所所 長長長長 岩田岩田岩田 健岩田健健健

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上海伊勢丹JAPAN

上海伊勢丹JAPAN

上海伊勢丹JAPAN

上海伊勢丹JAPAN FAIR

FAIR

FAIR

FAIR 開催

開催

開催

開催の模様

の模様

の模様

の模様

2011-11-12 11 月 7~13 日の1週間、南京西路にある伊勢丹で「JAPAN FAIR」が開催された。 このFAIR、以前は年2回だったが、昨年から年4回に増えている。 今回はその模様をレポートしたい。 まず、百貨店入口には大規模な表示が出現。 出品物の内容はこんな感じ。

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このFAIR、400 平米強という狭いスペースながら、1週間で 250 万元(約 3,000 万円)超の売上げを記 録するというから、伊勢丹のほうも力が入っている。 全体の会場の雰囲気も、いつもながらよくまとまっている。 では、個別に見ていくこととしたい。 まず最初に、百貨店の化粧品売り場に近いスポットには、今回「AfternoonTea」が出展。 この場所は、言ってみれば同イベントの核テナント的な売り場。 以前は東急ハンズやオートバックスなどが出展し、日本色を打ち出していた。 筆者は金曜日夕方に訪れたが、来客数はまずまずといった印象。 ただ、出展社に言わせると、平日の客入りは以前より悪かったようで、一部クレームも発生していた模 様。詳しくは後ほど。 そのほか、常連の出展社といえば・・・

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象印さんです。 中国の訪日観光客がお土産に炊飯器を購入していくって話、お聞きになったことありますよね。その延 長にあるようなコトです。 中国の場合、お米の品質がよくないですからね。 日本の炊飯器の技術、ホントに特筆モノです! 貝印さんです。 こちらも爪切りからキッチン用品まで多彩な品揃え。 日本の爪切りはスパッと切れるということで、中国でも大好評。 これも訪日観光客のお土産人気商品ですから、ハイ。 そのほか人気なのは、女性用のストッキング。 なんと、これも訪日観光客のお土産人気商品なんです。

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日本製は伝線しにくいんだとか。。。 しかも、デザインも Good とのことで。 あとは、やっぱり食品のコーナーが人気。 こちらは、食品卸の良菱さんが手掛けています。 いまは震災の影響で日本製品が入ってこないので、品揃えの確保には苦労しているでしょうね。。。 筆者、10 元のソフトクリームを購入。 やっぱり味が違いますね、中国は乳製品後進国ですから。。。 その一角では、甘栗のコーナーが初出展。 京都の会社のようです。500 グラムで 50 元。 巷では高級な甘栗でも 20 元なので、2.5 倍ということに。 うーん、価値観次第でしょうか。 ちなみに筆者、20 元でも十分旨いので、本日もそちらを購入しました@@@

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ほかには、日本でもお馴染みの「均一ショップ」のコーナーも。 でも、この2店舗、他の出展社から「百貨店のイメージにそぐわない」と不評だったようで・・・。 世の中、難しいですね@@@ これ以外にも、「やっぱり日本製」と唸りたくなる製品や東京西川の寝具類、和装小物やバッグなど、な かなかの品揃え。 ただ、価格は高めなので、その点は仕方ないかと・・・。 さて、筆者がこちらを訪れた真の目的は・・・ シャボン玉石鹸さんの売上げ状況などをヒアリングするためでした。 筆者、当然ながら同社の中国展開を応援している立場ですので。 次回は、同社の製品を簡単にご紹介しながら解説していくことにしたい。

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シャボン玉石けん(泡泡玉)

シャボン玉石けん(泡泡玉)

シャボン玉石けん(泡泡玉)

シャボン玉石けん(泡泡玉) 上海物語

上海物語

上海物語

上海物語

2011-11-14 今回は、伊勢丹ジャパンフェアに出展していた地元の星、シャボン玉石鹸をピックアップ! 同社、わが街/北九州市に本社を置く会社。 無添加石鹸の分野では日本トップシェアを誇ります。 化学石鹸と比べると、手間もコストも掛かるので、当然ながら日本国内でも価格は高め。 でも、肌に敏感な現代人にとって、こうした自然系の製品はますます需要が高まることが期待されてま すね。 ここ中国でも、急速な経済発展、食文化の変化などによって、アレルギー疾患が急増しているようなの で、まさに時代は追い風と言ってよい。 今回も上級モデルのベビー石鹸ボディソープの在庫が品切れ状態になってましたから。

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中国の訪日観光客がこぞってファンケルやDHCを買い求めるのには、こうした背景に加え、自国のメ ーカーへの不信感が根強いことも挙げられる。 というようなコトも踏まえながら、考察を進めることに。 まず中国で石鹸といえば、どのくらいの価格帯だと思いますか? なんと、だいたい2~5元のクラスが主流。 勿論、全て化学石鹸(界面活性剤を使用)ですけどね。 同社の石鹸、輸入品ということもあって、1個 20 元します。 相当な価格差ですね。 当初、さすがに中国では受け入れられないのでは・・・との厳しい声も。 でも、同社の石鹸は「純天然・無添加」を売りにする健康商品。 「汚染物質で溢れかえっている中国では、必ず商機があるはず!」と立ち上がった総代理店社長の熱 意に全面的に協力しようと。。。 で、最終的に行き着いたのが「日本製の安全・安心をアピールするために、まずは日系の百貨店や高 級スーパーで地道なセールス活動を続けよう!」というもの。

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これが、昨年6月ごろの話ですね。 そして、初めて伊勢丹のジャパンフェアに出展したのが昨年8月。 このとき、「目標とした売上げには到達しなかったものの、1週間、売り場に立ち続け、中国の消費者と 直接接することで大きな収穫を得た」と総代理店社長は教えてくれた。それは、このビジネスに対する 自信の芽生えでもあった。 正直なところ、この時点で同氏も中国での販売戦略が定まっていたわけではなかった。「時代の流れに 沿った商材」という確信はあるものの、価格が高いだけに「本当に売れるだろうか?」という偽らざる不 安があったのだろう。 実際、同社の歯磨き粉は通常のサイズで 59 元(約 750 円)。 中国の標準的な価格帯と比べると、4倍くらいの値段。 それだけに、本人も売れ筋と思っていなかったようで、2ケース(40 本)しか用意してなかったのだが・・・。 フタを開けると、初日で1ケース売ってしまいました@@@ 慌てて追加で届けてもらうことに。 うーん、プロでも分からないことがあるもんです。

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考えてみれば、いま中国では「食の安全」が問われている。 同社の製品群の中で、食品に一番近いところに位置している製品は・・・と考えると、直接口に入れる 歯磨き粉ということが分かる。 ちなみに同社の歯磨き粉、界面活性剤不使用なので、泡が立ちません。 これも中国の消費者にとって分かりやすいのかも。。。 これ以外の人気商品と言えば、泡タイプの手洗い石鹸「バブルガード」。 この商品、除菌も出来る天然石鹸という日本でも珍しい商材。 それだけに、中国での価格は 92 元(約 1,100 円)。 どう考えても、中国の物価水準からすると、なかなかの高額商品。 でも、やっぱりよく売れます。。。 筆者が行ったのは金曜日(5日目)だったが、既に詰換え用は売切れ状態に。 もっとも、この1年間、順風満帆だったかと言うと、そうでもない。 やっぱり売上げが思うように伸びず、悩んでいた時期もあった。 が、やはり口コミ、リピーターというのは長い目でみると威力を発揮するもので、5回目の出展となった 今回は初めて目標売上げを達成し、これまでより4割近い売上げアップとなったようだ。 よかった、よかったー!! 今回、2組の家族で 2,500 元(約3万円)を一度に購入していったお客さんもいたらしい。さすがにこれに は売っているほうも驚いたようだが、それほど中国の購買力は急速に伸びているわけだ。

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同社の製品、いまでは第一ヤオハン、高級スーパーのOle、シティスーパーなどでも棚を確保し、売上 げを順調に伸ばしている。 今後、上海での販売が軌道に乗れば、近隣の大都市への展開も視野に入ってくる。 筆者も同社と一緒に取り組む中で感じたのは、中国の「中間層」という概念は非常に幅広いということ。 例えば、このフェアでアルバイトをしている中国人スタッフは、1日働いて 170 元しか手取りがないのに、 フツーに 20 元もする石鹸や 60 元近い歯磨き粉を購入していく。 これは正直、想定外のことだった。 そうかと思えば、どこから見てもお金持ち婦人といった方が、「気に入った」という理由だけで価格を気 にせずたくさん購入していく姿も。 うーん、やはり現場を見ないと何も分からないものです。。。 中国市場の厳しさばかりが伝えられるが、日本製品だけが有するアドバンテージを生かせば、きっと新 たな道が開けるはず。 そのアドバンテージとは、まさに「日本の誠実なものづくりイメージ」だ。 だって、仮に同社のような商品を中国企業が製造・販売しても、中国の消費者はにわかに信じません から。 それほど、日本で製造されたもの、日本で売れているものに対して、中国の消費者は「言葉にできない 信頼感」というものを有しているのだ。 日本はまだまだ捨てたもんじゃない。 皆さん、この混沌とした中国市場でどんどん前向きに取り組んでいきましょう!

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