交付運用報告書
MHAM海外好配当株ファンド
受益者の皆さまへ
毎々格別のお引立てに預かり厚くお礼申し上
げます。
さて、「MHAM海外好配当株ファンド」は、
2018年10月22日に第54期の決算を行いました。
当ファンドは、海外の好配当株に投資を行い、
高水準の配当収入の確保と信託財産の中長期
的な成長を目指して運用を行います。
当作成対象期間につきましても、これに沿っ
た運用を行いました。ここに、運用経過等をご
報告申し上げます。
今後とも一層のご愛顧を賜りますようお願い
申し上げます。
作成対象期間 2018年4月21日~2018年10月22日
第
53
期
決算日:2018年 7 月20日
第
54
期
決算日:2018年10月22日
第54期末
(2018年10月22日)基 準 価 額
7,875円
純資産総額
934百万円
第53期~
第54期
騰 落 率
分配金合計
140円
3.3%
(注1) 騰落率は分配金再投資基準価額の騰落率を表示しています。 (注2) △(白三角)はマイナスを意味しています(以下同じ)。当ファンドは投資信託約款において、運用報告書(全体版)を電磁的方法によりご提供する旨を定めております。運用報
告書(全体版)は、下記のホームページにアクセスし、「基準価額一覧」等から当ファンドの名称を選択いただき、ファン
ドの詳細ページから閲覧、ダウンロードすることができます。また、運用報告書(全体版)は受益者のご請求により交付
されます。交付をご請求される方は、販売会社までお問い合わせください。
追加型投信/海外/株式
■運用報告書に関するお問い合わせ先
コールセンター
0120 - 104 - 694
第53期首 : 7,757円
第54期末 : 7,875円
(既払分配金140円)
騰 落 率 :
3.3%
(分配金再投資ベース)
(億円)
(円)
基準価額(左軸)
分配金再投資基準価額(左軸)
純資産総額(右軸)
第52期末
(2018.4.20)
(2018.7.20)
第53期末
(2018.10.22)
第54期末
7,400
7,600
7,800
8,000
8,200
8,400
8,600
0
10
20
30
40
50
60
(注1) 分配金再投資基準価額は、税引前の分配金を再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すも のです。 (注2) 分配金を再投資するかどうかについてはお客さまが利用するコースにより異なります。また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり ます。従って、お客さまの損益の状況を示すものではありません。 (注3) 分配金再投資基準価額は、期首の基準価額に合わせて指数化しています。 (注4) 当ファンドはベンチマークを定めておりません。基準価額の主な変動要因
MHAM海外好配当株マザーファンド受益証券への投資を通じて、日本を除く世界の株式に投資を行
った結果、株式市場は横ばいだったものの、米ドルが対円で上昇したことなどから、基準価額は上昇し
ました。
運用経過の説明
基準価額等の推移
(注1) 期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は追加・解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果で す。なお、売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、このファンドが組入れているマザーファンドが支払った金額のうち、こ のファンドに対応するものを含みます。 (注2) 金額欄は項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注3) 比率欄は「1万口当たりのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。
項目
第53期~第54期
項目の概要
(2018年4月21日
~2018年10月22日)
金額
比率
(a) 信託報酬
47円
0.586% (a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率
期中の平均基準価額は8,024円です。
(投信会社)
(24) (0.301) 投信会社分は、信託財産の運用、運用報告書等各種書類の作成、基準価
額の算出等の対価
(販売会社)
(20) (0.246) 販売会社分は、購入後の情報提供、交付運用報告書等各種書類の送付、
口座内でのファンドの管理等の対価
(受託会社)
( 3) (0.038) 受託会社分は、運用財産の保管・管理、投信会社からの運用指図の実行
等の対価
(b) 売買委託手数料
3
0.039
(b)売買委託手数料=期中の売買委託手数料÷期中の平均受益権口数
売買委託手数料は、組入有価証券等の売買の際に発生する手数料
(株式)
( 3) (0.039)
(c) 有価証券取引税
2
0.019
(c)有価証券取引税=期中の有価証券取引税÷期中の平均受益権口数
有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金
(株式)
( 2) (0.019)
(d) その他費用
5
0.057
(d)その他費用=期中のその他費用÷期中の平均受益権口数
(保管費用)
( 4) (0.054) 保管費用は、外国での資産の保管等に要する費用
(監査費用)
( 0) (0.002) 監査費用は、監査法人等に支払うファンドの監査にかかる費用
(その他)
( 0) (0.001) その他は、信託事務の処理に要する諸費用
合計
57
0.701
1万口当たりの費用明細
(注1) 分配金再投資基準価額は、税引前の分配金を再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すも のです。 (注2) 分配金を再投資するかどうかについてはお客さまが利用するコースにより異なります。また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり ます。従って、お客さまの損益の状況を示すものではありません。 (注3) 分配金再投資基準価額は、2013年10月21日の基準価額に合わせて指数化しています。
2013年10月21日
期首
2014年10月20日
決算日
2015年10月20日
決算日
2016年10月20日
決算日
2017年10月20日
決算日
2018年10月22日
決算日
基準価額(分配落)
(円)
6,341
6,595
7,561
6,508
8,025
7,875
期間分配金合計(税引前)
(円)
-
280
280
280
280
280
分配金再投資基準価額の騰落率 (%)
-
8.4
18.8
△10.3
27.9
1.6
参考指数の騰落率
(%)
-
13.6
18.1
△10.5
32.6
3.7
純資産総額
(百万円)
2,000
2,040
2,173
1,811
2,270
934
基準価額(左軸)
分配金再投資基準価額(左軸)
純資産総額(右軸)
(億円)
(円)
(2013.10.21 ~ 2018.10.22)
0
10
20
30
50
40
(2013.10.21) (2014.10.20) (2015.10.20) (2016.10.20) (2017.10.20) (2018.10.22)
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
最近5年間の基準価額等の推移
(注1) 当ファンドはベンチマークを定めておりません。参考指数はMSCIコクサイ・インデックス(為替ノーヘッジ・円ベース)です。参考指 数については後掲の<当ファンドの参考指数について>をご参照ください。参考指数は投資対象資産の相場を説明する代表的な指数として 記載しているものです。 (注2) 参考指数は、基準価額への反映を考慮して前営業日の値を用いております。投資環境
●
海外株式市況と為替市場
日本を除く世界の株式市場は、3.6%上昇しまし
た(MSCIコクサイ・インデックス(為替ノー
ヘッジ・円ベース))。
作成期首よりしばらくは米中貿易摩擦への懸念
などから方向感に欠ける展開となりました。7月
以降は好調な企業業績などを背景に上昇基調とな
りましたが、10月には、米国の長期金利上昇に対
する警戒感や米中貿易摩擦による企業業績に対す
る懸念の高まりなどから大きく下落しました。
為替市場では、米国の長期国債利回りの上昇や
日米の金融政策に対する思惑などから、米ドルは
対円で上昇しました。ユーロは円に対して下落し
ました。
作成期首 (2018.4.20) (2018.10.22)作成期末 95.00 100.00 105.00 110.00 115.00MSCIコクサイ・インデックス
(為替ノーヘッジ・円ベース)の推移
(注) 作成期首の値を100として指数化しています。ポートフォリオについて
●
当ファンド
MHAM海外好配当株マザーファンド受益証券の組入比率は高位を維持しました。
●
MHAM海外好配当株マザーファンド
日本を除く世界の先進国の株式市場を主たる投資対象とし、相対的に配当利回りが高く、配当の安定
性や成長性にも期待出来る銘柄を中心に投資を行いました。
各国の景気および金融政策や企業業績見通し、政治リスクの動向等を見極めつつ、銘柄入替や保有比
率調整を実施しました。この結果、前作成期末対比では、北米地域のウェイトが上昇し、欧州・その他
地域のウェイトが低下しました。また、配当利回りの水準や過去の配当支払い実績、キャッシュフロー
の見通しからみた将来の増配可能性などを勘案し、金融や生活必需品、ヘルスケアなどのセクターの組
入比率を高めに維持しました。株式の組入比率は高位を維持しました。為替ヘッジについては実施しま
せんでした。
上記のような運用を行った結果、基準価額は上昇しました。主な変動要因は以下の通りです。
<基準価額の主な変動要因>
(プラス要因)
・米ドルが対円で上昇したこと。
・ イーライリリー(米国、医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス)などの株価が上昇したこ
と。
(マイナス要因)
・BNPパリバ(フランス、銀行)などの株価が下落したこと。
(注) ファンドの投資配分比率についてはMHAM海外好配当株マザー ファンドの株式部分を100%換算したものを用いております。 (注) ファンドの投資配分比率についてはMHAM海外好配当株マザーファンドの株式部分を100%換算したものを用いております。 エネルギー 素材 資本財・サービス 一般消費財・ サービス 生活必需品 ヘルスケア 金融 情報技術 電気通信サービス 公益事業 作成期首 作成期末 0% 5% 10% 15% 20% 25%