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Microsoft Word - 00 震災(P.T.提言)H docx

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(1)

平成23年11月8日 東京都知事 石原 慎太郎 殿 東京都議会自由民主党 幹事長 宮 﨑 章 防災対策強化に向けての提言 東京都議会自由民主党は「東日本大震災復旧・復興対策推進本部」を設 置し、被災地に視察団を送ると共に、高度防災都市づくりの視点から都内 施設の視察を行いました。さらに、各業界団体と震災による影響について 意見交換を行い、危機管理の面から見た防災の講演会などを開催しました。 これらの実態調査と併せて、2つのワーキングチームにより、ハード・ ソフトの両面から首都東京にふさわしい防災のあり方や都市づくりにつ いて「都民の目線から見た生きた防災」を主眼にすえ、検討を行ってきま した。 その結果を別添のとおり、「Ⅰ発災時にも都民が安心できる体制」「Ⅱ発 災直後の混乱を回避するような仕組み」「Ⅲ地震に強いまちづくりのさら なる推進」「Ⅳ 地域住民や企業・団体の協力を得た地域防災力の強化」 の4つの柱のもとに具体的な提言としてまとめました。 都においては、この提言を十分に受け止め、今後の高度防災都市づくり に反映されるよう強く要望します。

(2)

防災対策強化に向けての提⾔

平成23年11月

都 議 会 自 由 民 主 党

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都 議 会 自 由 民 主 党 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・復 興 対 策 推 進 本 部

防 災 対 策 強 化 に向 けての提 言 について

は じ め に 、東 日 本 大 震 災 の 発 生 に よ り 、多 く の 方 々 が そ の 尊 い 生 命 を お と さ れ ま し た 。 亡 く な ら れ た 皆 様 の ご 冥 福 を 心 よ り お 祈 り 申 し 上 げ ま す 。 未 だ に 避 難 生 活 を 強 い ら れ て い る 方 々 、被 災 さ れ た 皆 様 に お 見 舞 い を 申 し 上 げ る と と も に 、 一 日 も 早 い 復 旧 ・ 復 興 を 願 う ば か り で す 。 自 然 災 害 は 後 を 絶 ち ま せ ん 。複 数 の 大 陸 プ レ ー ト に 囲 ま れ た 火 山 国 で あ り 、急 峻 な 山 に よ っ て 成 り 立 っ て い る 国 土 、我 が 国 日 本 は 、世 界 で も 有 数 の 災 害 多 発 国 で あ り ま す が 、「 自 然 と 共 に 生 き る 」 と い う 大 き な 命 題 を 与 え ら れ た 国 民 で あ る と も 言 え ま す 。 し か し 、そ の 自 然 災 害 に 手 を こ ま ね き 、指 を く わ え て 看 過 す る わ け に は い き ま せ ん 。災 害 に 備 え 、立 ち 向 か い 、時 に は 回 避 し 、被 災 時 に は 必 ず 復 興 し て い く 。国 民 が 一 体 と な っ て 信 念 を も っ て 事 に あ た る 。常 に 災 害 と 向 き あ い な が ら 日 々 の 生 活 を 送 ら な け れ ば な ら な い の で す 。 我 々 、 都 議 会 自 由 民 主 党 は 、 さ き の 大 震 災 を 踏 ま え 、「 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・ 復 興 対 策 推 進 本 部 」を 即 刻 立 ち 上 げ 、東 京 の 、そ し て 都 民 の 安 全 ・ 安 心 を 守 る た め に 何 を 為 す べ き か 、 検 討 を 重 ね て ま い り ま し た 。 5 月 か ら 7 月 に か け て 、被 災 地 で あ る 東 北 三 県( 岩 手 県 、宮 城 県 、福 島 県 )に 視 察 団 を 送 る と と も に 、高 度 防 災 都 市 づ く り の 視 点 か ら 、都 内 施 設 の 視 察 を 行 っ た と こ ろ で す 。5 月 中 に は 、各 業 界 団 体 と の 意 見 交 換 の 場 を 設 け 、震 災 に よ る 影 響 に つ い て ヒ ア リ ン グ を 重 ね ま し た 。都 内 の 災 害 発 生 時 の 状 況 を ふ り か え り 検 証 す る と と も に 、 都 民 の 皆 さ ん の 声 に 耳 を 傾 け 、 実 態 の 把 握 も 行 っ て ま い り ま し た 。1 0 月 に は 軍 事 ア ナ リ ス ト で あ る 小 川 和 久 氏 を 迎 え 、危 機 管 理 の 面 か ら 見 た 防 災 の 講 演 を い た だ き 、意 見 交 換 を 行 い ま し た 。

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こ う し た 実 態 調 査 と 同 時 に 2 つ の ワ ー キ ン グ チ ー ム に よ り 、ハ ー ド・ソ フ ト 両 面 か ら 首 都 東 京 に ふ さ わ し い 防 災 の あ り 方 、都 市 づ く り の 検 討 を く り 返 し 行 っ て き た 結 果 を 今 回 の 報 告 書 に と り ま と め た と こ ろ で す 。 「 都 民 の 目 線 か ら 見 た 、生 き た 防 災 」を 主 眼 に す え 、あ ら ゆ る 角 度 か ら 検 証 を 行 っ た も の で あ り 、本 報 告 を も と に 都 に 対 し て の 提 言 を し て ま い り ま す 。 平 成 23 年 11 月 7 日

都 議 会 自 由 民 主 党

東 日 本 大 震 災 復 旧 ・復 興 対 策 推 進 本 部

対 策 推 進 本 部 長

宮崎 章

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推 進 本 部 での検 討

都 議 会 自 由 民 主 党 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・ 復 興 対 策 推 進 本 部 で は 、 東 京 の 防 災 力 の 一 層 の 高 度 化 に 向 け て 、 ハ ー ド ・ ソ フ ト 両 面 か ら 、 従 来 の 防 災 対 策 全 般 に わ た り 、 幅 広 く 検 証 を 進 め て き た 。 ○ 水 防 、 津 波 対 策 ・ 水 門 等 の 耐 久 性 の 検 証 ・ 情 報 連 絡 体 制 の 確 保 ○ 交 通 イ ン フ ラ 対 策 ・ 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク 整 備 等 ・ 道 路 、 橋 梁 の 安 全 確 保 ・ 鉄 道 の 安 全 確 保 と 早 期 復 旧 ○ ラ イ フ ラ イ ン 対 策 ・ 上 下 水 道 の 耐 震 化 、 液 状 化 対 策 等 ○ 地 震 に 強 い 都 市 づ く り ・ 木 密 地 域 の 整 備 、 不 燃 化 ・ 高 層 ビ ル の 安 全 化 ~ 長 周 期 振 動 対 策 、 エ レ ベ ー タ 対 策 ○ 情 報 連 絡 の 確 保 に 向 け た 対 策 ○ 広 域 的 な 連 携 強 化 ○ 地 域 の 防 災 力 向 上 等 ○ 物 資 備 蓄 等 の 推 進 ・ 備 蓄 の 推 進 、 物 資 の 種 類 の 整 理 、 備 蓄 拠 点 の 配 置 等 ○ 電 力 供 給 停 止 へ の 対 策 ・ 電 力 の 確 保 ○ 物 流 ネ ッ ト ワ ー ク 断 絶 へ の 対 策 ○ 私 企 業 等 と の 連 携 こ う し た 検 証 を 踏 ま え て 、 今 後 の 防 災 対 策 に つ い て の 4 つ の 柱 と 1 5 項 目 の 具 体 的 な 提 言 を と り ま と め た 。 ハ ー ド 面 の 対 策 ソ フ ト 面 の 対 策

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高 度 防 災 都 市 の実 現 に向 けた防 災 対 策 の4つの柱 Ⅰ 発 災 時 にも都 民 が安 心 できる体 制 を 都 民 の命 と暮 らしを守 る仕 組 みを充 実 強 化 し、安 全 と安 心 を確 保 する。 <提 言 項 目 > ・ 医 療 機 能 の 確 保 と 救 命 救 助 ・ 消 火 体 制 の 強 化 ・ 避 難 や 備 蓄 の 体 制 整 備 と 機 能 す る 仕 組 み づ く り ・ 発 災 時 の 応 急 対 応 力 の 強 化 ・ 高 齢 者 や 障 害 者 な ど の 不 安 を 取 り 除 く 取 組 み Ⅱ 発 災 直 後 の混 乱 を回 避 するような仕 組 みを 東 日 本 大 震 災 の際 、都 内 で発 生 した混 乱 を振 り返 り、再 び同 様 の事 態 を招 くことのないよう、発 災 時 の仕 組 みを再 構 築 する。 <提 言 項 目 > ・ 帰 宅 困 難 者 対 策 に 早 期 に 対 応 ・ 交 通 ネ ッ ト ワ ー ク の 耐 震 性 向 上 と 早 期 復 旧 の 実 現 ・ 都 民 に 安 心 を 与 え る 情 報 通 信 手 段 の 確 保 ・ 安 定 し た 燃 料 確 保 の 仕 組 み づ く り Ⅲ 地 震 に強 いまちづくりのさらなる推 進 を 都 民 生 活 と首 都 機 能 を守 るため、強 固 な都 市 基 盤 を実 現 する。 <提 言 項 目 > ・ 木 造 住 宅 密 集 地 域 対 策 の 充 実 強 化 ・ 公 園 等 を 活 用 し た 多 様 な 防 災 拠 点 整 備 の 促 進 ・ 建 築 物 の 耐 震 性 向 上 の 加 速 ・ ゼ ロ メ ー ト ル 地 帯 な ど で の 津 波 や 高 潮 対 策 の さ ら な る 強 化 ・ ラ イ フ ラ イ ン 機 能 の 確 保 策 の 充 実 Ⅳ 地 域 住 民 や企 業 ・団 体 の協 力 を得 た地 域 防 災 力 の強 化 を 多 様 な主 体 の参 画 の下 、大 都 市 における自 助 ・共 助 を推 進 する。 <提 言 項 目 > ・ 町 会 ・ 自 治 会 や ボ ラ ン テ ィ ア な ど の 力 を 結 集 し た 地 域 防 災 力 の 強 化 ・ 地 域 の 中 小 企 業 や 団 体 と も 連 携 し た 防 災 対 策 の 充 実

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東 京 の防 災 力 向 上 に向 けた提 言

Ⅰ 発 災 時 に も 都 民 が 安 心 で き る 体 制 を 医 療 機 能 の 確 保 と 救 命 救 助 ・ 消 火 体 制 の 強 化 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《医 療 機 能 の確 保 について》 ・先 の被 災 地 では地 震 や津 波 により病 院 も被 災 し、満 足 な医 療 を提 供 す ることができなかった。このため、東 京 都 でも透 析 が必 要 な患 者 を多 数 受 け入 れ、都 内 の施 設 で治 療 を行 うなどの協 力 を行 った。 ・震 災 時 、病 院 自 体 が機 能 を失 っては救 える人 命 も救 えなくなる。直 下 型 地 震 に向 け、救 急 医 療 機 関 の耐 震 化 を一 層 進 めること。 ・加 えて、医 療 機 能 に必 要 な電 源 を確 保 し、治 療 に必 要 な薬 品 や医 療 器 具 を備 蓄 するなど、医 療 機 能 が維 持 できる対 策 をあらかじめ講 じること。 《消 防 団 の支 援 強 化 について》 ・今 回 の震 災 では、東 京 の有 する高 度 な救 命 救 助 能 力 、消 火 能 力 が、被 災 地 支 援 において大 きな力 を発 揮 した。 ・首 都 直 下 地 震 の発 災 に備 えて、資 器 材 の充 実 や消 防 水 利 の確 保 など、 救 命 救 助 、消 火 の体 制 について、より一 層 の充 実 強 化 を図 ること。 ・一 方 、震 災 時 には、公 共 機 関 だけで全 ての救 命 救 助 に対 応 することは 困 難 であり、日 頃 から地 域 の防 災 リーダー役 を担 う消 防 団 の力 を結 集 す ることが必 要 。 ・消 防 団 の能 力 の維 持 向 上 は、ひいては地 域 防 災 力 向 上 にもつながるこ とから、発 災 時 の救 命 救 助 活 動 に必 要 な資 器 材 の確 保 など、消 防 団 へ の支 援 を強 化 すること。 ○救 急 医 療 機 関 の耐 震 化 を強 力 に推 進 し、医 療 機 能 を確 保 すること。 あわせて、非 常 用 発 電 機 や薬 品 などの備 蓄 体 制 を強 化 すること。 ○救 命 救 助 活 動 、消 火 活 動 のための体 制 を強 化 すること。 また、地 域 の防 災 リーダーである消 防 団 の支 援 を充 実 すること。

(8)

避 難 や 備 蓄 の 体 制 整 備 と 機 能 す る 仕 組 み づ く り 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《避 難 の体 制 と仕 組 みづくりについて》 ・東 日 本 大 震 災 からも明 らかなように、発 災 時 の迅 速 な避 難 行 動 は、多 く の命 を救 うことに直 結 する。また、今 回 の被 災 地 では、他 自 治 体 など遠 方 への避 難 によって避 難 者 への情 報 提 供 が困 難 となったほか、避 難 所 生 活 の長 期 化 によって、避 難 者 は大 きな精 神 的 負 担 を強 いられた。 ・このため、都 民 が迅 速 に避 難 できるよう的 確 な避 難 誘 導 の体 制 を確 立 す ること。また、遠 方 へ避 難 した都 民 にも情 報 が行 き渡 る仕 組 みを整 えると ともに、避 難 者 に対 するメンタルヘルスケアの体 制 を構 築 すること。 《備 蓄 について》 ・都 立 公 園 等 は、いざという時 、都 民 の避 難 場 所 となるが、現 在 、こうした 防 災 拠 点 となる施 設 でも、給 水 機 能 が十 分 でないものがある。 ・また、今 回 の震 災 では、都 内 における帰 宅 困 難 者 への対 応 の際 、交 通 渋 滞 等 により物 資 の搬 送 が円 滑 に行 えなかった。首 都 直 下 地 震 の発 災 時 にも、同 様 の事 態 が発 生 することが懸 念 される。 ・物 資 搬 送 に関 しては、区 市 町 村 の分 散 備 蓄 の有 効 性 等 を検 証 するとと もに、物 流 事 業 者 も活 用 した効 率 的 な搬 出 も検 討 する必 要 がある。 ・このため、公 園 等 の防 災 上 の拠 点 における発 電 設 備 、給 水 設 備 、トイレ 設 備 などを充 実 すること。また、区 市 町 村 や事 業 者 と連 携 し、物 資 を円 滑 に搬 送 できる体 制 を整 えること。 ○的 確 な避 難 誘 導 、遠 方 への避 難 者 への情 報 提 供 、避 難 者 に対 する メンタルヘルスケアの充 実 など、都 民 が安 心 して避 難 できる体 制 を整 えること。 ○公 園 等 の防 災 上 の拠 点 における発 電 設 備 、給 水 設 備 、トイレ設 備 な どを充 実 すること。 ○区 市 町 村 や事 業 者 と連 携 し、物 資 を円 滑 に搬 送 できる体 制 を整 える こと。

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発 災 時 の 応 急 対 応 力 の 強 化 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《初 動 態 勢 について》 ・今 回 の震 災 で、都 は、災 害 即 応 対 策 本 部 を立 上 げて対 応 に当 たったが、 本 部 立 上 げ後 に庁 内 の役 割 分 担 等 の調 整 を要 するなどの課 題 が明 ら かになっている。 ・発 災 直 後 から円 滑 な応 急 対 応 を行 うためには、庁 内 各 局 はもとより、区 市 町 村 や各 防 災 機 関 と緊 密 に連 携 する必 要 があり、関 係 機 関 との連 携 を強 化 するなど、都 の初 動 態 勢 を強 化 すること。 《広 域 的 な相 互 応 援 について》 ・大 規 模 な災 害 時 には、自 衛 隊 が大 きな力 を発 揮 する。今 回 の震 災 でも、 救 出 救 助 、道 路 復 旧 、物 資 配 給 など、様 々な場 面 で活 躍 している。 ・首 都 直 下 地 震 が発 生 した場 合 には、首 都 中 枢 機 能 を維 持 するため、自 衛 隊 の迅 速 な派 遣 などをはじめとする国 との円 滑 な連 携 が求 められる。 ・また、大 災 害 時 には、広 域 的 な支 援 が必 須 となるが、今 回 の震 災 では、 全 国 知 事 会 等 による支 援 が円 滑 に進 まなかった。 ・このため、国 との連 携 、全 国 知 事 会 等 との応 援 体 制 など、発 災 時 の広 域 的 な相 互 応 援 機 能 を強 化 すること。 《区 市 町 村 の体 制 強 化 について》 ・発 災 直 後 の都 民 の安 全 を守 るためには、基 礎 的 自 治 体 である区 市 町 村 の災 害 対 応 力 を高 めることが欠 かせないことから、都 としても、区 市 町 村 の体 制 強 化 を、訓 練 等 を通 じて支 援 すること。 ○関 係 機 関 との連 携 を強 化 するなど、都 の初 動 態 勢 を強 化 すること。 ○自 衛 隊 の派 遣 などに関 する国 との連 携 、全 国 知 事 会 等 との応 援 体 制 など、発 災 時 の広 域 的 な相 互 応 援 機 能 を強 化 すること。 ○区 市 町 村 の体 制 強 化 を、訓 練 等 を通 じて支 援 すること。

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高 齢 者 や 障 害 者 な ど の 不 安 を 取 り 除 く 取 組 み 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《災 害 時 要 援 護 者 の安 否 確 認 等 について》 ・今 回 の震 災 では、多 くの高 齢 者 が亡 くなっており、身 元 が判 明 している 死 者 のうち、60 歳 以 上 の方 は、全 体 の 65%を占 めている。 ・また、災 害 時 要 援 護 者 の安 否 確 認 の仕 組 みが、十 分 に機 能 しなかった 地 域 もあったほか、帰 宅 困 難 者 となった災 害 時 要 援 護 者 に対 する情 報 提 供 などの支 援 策 の充 実 も講 じる必 要 がある。 ・このため、今 回 の経 験 を踏 まえて、区 市 町 村 とも連 携 して、災 害 時 要 援 護 者 保 護 の仕 組 みを改 めて検 証 し、高 齢 者 や障 害 者 などの災 害 時 要 援 護 者 も安 心 できるような安 否 確 認 や避 難 誘 導 の仕 組 みを充 実 ・強 化 すること。 (出 典 )平 成 23 年 版 防 災 白 書 ○高 齢 者 や障 害 者 などの災 害 時 要 援 護 者 も安 心 できるような安 否 確 認 や避 難 誘 導 の仕 組 みを充 実 ・強 化 すること。 東 日 本 大 震 災 における死 者 と地 域 人 口 の年 齢 構 成 比 較 (岩 手 県 ・宮 城 県 ・福 島 県 )

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Ⅱ 発 災 直 後 の 混 乱 を 回 避 す る よ う な 仕 組 み を 帰 宅 困 難 者 対 策 に 早 期 に 対 応 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《帰 宅 困 難 者 対 策 への早 期 対 応 について》 ・今 回 の震 災 では、差 し迫 った理 由 もなく帰 宅 しようとした外 出 者 が多 数 存 在 し、大 きな混 乱 が生 じた。 ・今 回 の経 験 を踏 まえて、徒 歩 帰 宅 者 の発 生 を抑 制 するための備 蓄 を進 め、発 災 時 には、企 業 や学 校 で施 設 内 保 護 するというルールを徹 底 す ること。 ・また、駅 構 内 から利 用 者 等 が締 め出 されるなど、利 用 者 保 護 の観 点 から 不 適 切 な対 応 が見 られた上 、帰 宅 困 難 者 を受 け入 れる施 設 の数 も十 分 ではなかったことから、事 業 者 の利 用 者 保 護 を徹 底 するとともに、一 時 待 機 施 設 の確 保 を図 ること。 ・加 えて、携 帯 電 話 がつながりにくくなるなど、安 否 確 認 等 の情 報 収 集 が 困 難 であったことが、徒 歩 帰 宅 を誘 発 した一 因 となっている。このため、 情 報 通 信 基 盤 の強 化 や大 型 ビジョンなどを活 用 した安 否 確 認 など、災 害 時 にも確 実 に情 報 提 供 ができる仕 組 みをつくること。 ・さらに、帰 宅 支 援 ステーションについては、その存 在 が十 分 に知 られてい ないという実 態 がある。帰 宅 支 援 ステーションの拡 充 を図 るとともに、その 認 知 度 を向 上 させること。 ○企 業 や学 校 での施 設 内 保 護 を徹 底 すること。 ○鉄 道 事 業 者 などによる利 用 者 保 護 を徹 底 するとともに、区 市 町 村 や 事 業 者 と連 携 して一 時 待 機 施 設 を確 保 すること。 ○情 報 通 信 基 盤 の強 化 や、大 型 ビジョンなどを活 用 し、安 否 確 認 などが 確 実 に行 える仕 組 みをつくること。 ○帰 宅 支 援 ステーションを拡 充 するとともに、その認 知 度 を向 上 させ、都 民 が安 全 に帰 宅 できるよう対 策 を講 じること。

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交 通 ネ ッ ト ワ ー ク の 耐 震 性 向 上 と 早 期 復 旧 の 実 現 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《交 通 ネットワークの確 保 について》 ・今 回 の震 災 では、被 災 地 の道 路 が地 震 ・津 波 により寸 断 され、各 地 で不 通 区 間 が多 発 した。 ・震 災 時 に、物 資 輸 送 拠 点 と広 域 避 難 場 所 を結 ぶ道 路 などの交 通 ネット ワークが途 絶 すると、救 助 救 援 や物 資 の輸 送 等 が遅 延 し、被 害 の拡 大 を招 く。 ・首 都 直 下 地 震 の際 にこ うした事 態 を招 かぬよう、三 環 状 道 路 の 整 備 や 橋 梁 、沿 道 建 築 物 の耐 震 化 を強 力 に進 め、震 災 時 の交 通 ネットワーク を確 保 すること。 ・加 えて、震 災 時 に、交 通 規 制 や道 路 復 旧 などが的 確 に実 施 されるよう、 ソフト対 策 を推 進 すること。 ・これらの対 策 により、震 災 時 に一 人 でも多 くの都 民 の命 を救 えるよう、緊 急 交 通 路 を確 保 すること。 ○ 三 環 状 道 路 の整 備 や橋 梁 、沿 道 建 築 物 の耐 震 化 を強 力 に進 めるこ と。 ○ 交 通 規 制 や道 路 の早 期 復 旧 の体 制 構 築 などソフト対 策 を推 進 する こと。 ○ これらにより、都 民 の命 を守 る緊 急 交 通 路 を確 保 すること。

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都 民 に 安 心 を 与 え る 情 報 通 信 手 段 の 確 保 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《情 報 通 信 について》 ・今 回 の震 災 では、都 内 では、電 話 の輻 輳 による影 響 を受 けたものの、防 災 行 政 無 線 など複 数 の手 段 を活 用 して情 報 連 絡 を行 った。一 方 で、被 災 地 では、庁 舎 が津 波 の被 害 を受 けたことから、通 信 が完 全 に途 絶 し、 その後 の応 急 ・復 旧 活 動 に支 障 が生 じたケースもあった。 ・発 災 時 において迅 速 な応 急 ・復 旧 活 動 を実 施 するためには、都 、国 、区 市 町 村 はもとより、協 定 締 結 団 体 なども含 めて防 災 関 係 機 関 との情 報 連 絡 を確 実 に行 う必 要 がある。 ・このため、無 線 機 や衛 星 携 帯 電 話 を整 備 し、防 災 関 係 機 関 などとの通 信 を確 保 すること。 ・また、帰 宅 困 難 者 対 策 における情 報 通 信 については、今 回 の震 災 では、 携 帯 電 話 がつながりにくくなるなど、安 否 確 認 等 の情 報 収 集 が困 難 であ ったことが、徒 歩 帰 宅 を誘 発 した一 因 となっている。 ・このため、情 報 通 信 基 盤 の強 化 や大 型 ビジョンなどを活 用 した安 否 確 認 など、災 害 時 にも確 実 に情 報 提 供 ができる仕 組 みをつくること。 ○無 線 機 や衛 星 携 帯 電 話 を整 備 し、防 災 関 係 機 関 などとの通 信 を確 保 すること。 ○情 報 通 信 基 盤 の強 化 や、大 型 ビジョンなどを活 用 し安 否 確 認 などが 確 実 に行 える仕 組 みをつくること。【再 掲 】

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安 定 し た 燃 料 確 保 の 仕 組 み づ く り 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《燃 料 確 保 について》 ・今 回 の震 災 では、東 日 本 の6ヶ所 の製 油 所 が被 災 し、一 時 稼 動 を停 止 した。このため、都 内 も含 めた各 地 で、局 地 的 な燃 料 の不 足 が生 じた。 ・発 災 時 の燃 料 の安 定 調 達 は、非 常 用 自 家 発 電 設 備 等 による電 力 確 保 の面 からも重 要 であり、都 は、石 油 関 係 団 体 との 間 で締 結 し ている「 大 規 模 災 害 時 における石 油 燃 料 の安 定 供 給 に関 する協 定 」について、改 めて、燃 料 の確 保 から搬 送 、供 給 に至 るまでの過 程 を詳 細 に分 析 し、そ の実 効 性 を検 証 すること。あわせて、実 践 的 な訓 練 を通 じて、供 給 体 制 を確 立 すること。 ・また、災 害 時 拠 点 病 院 が、燃 料 不 足 から機 能 維 持 が困 難 になると、深 刻 な影 響 が生 じる。 ・このため、災 害 拠 点 病 院 など燃 料 供 給 を絶 やすことのできない施 設 の燃 料 について、実 効 ある確 保 策 を講 じること。 ○石 油 関 係 団 体 との協 定 について、しっかりと分 析 、検 証 すること。あわ せて、実 践 的 な訓 練 を通 じて、供 給 体 制 を確 立 すること。 ○災 害 拠 点 病 院 など燃 料 供 給 を絶 やすことのできない施 設 の燃 料 につ いて、実 効 ある確 保 策 を講 じること。

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Ⅲ 地 震 に 強 い ま ち づ く り の さ ら な る 推 進 を 木 造 住 宅 密 集 地 域 対 策 の 充 実 強 化 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《木 造 住 宅 密 集 地 域 対 策 の充 実 強 化 について》 ・阪 神 ・淡 路 大 震 災 では、木 造 建 築 物 が密 集 している地 域 で、建 物 倒 壊 や大 規 模 火 災 により甚 大 な被 害 が生 じた。 ・都 内 でも、未 だ不 燃 化 が進 んでいない地 区 が残 っており、居 住 者 の高 齢 化 や複 雑 な土 地 権 利 関 係 などにより整 備 が進 みにくい状 況 である。 ・対 策 を進 めるに当 たっては、居 住 者 の生 活 再 建 なども十 分 考 慮 し、居 住 者 が受 け入 れやすい解 決 策 を示 していくことが必 要 である。 ・このため、生 活 者 の視 点 に立 った新 たな誘 導 策 を導 入 するなど、実 効 性 の高 い対 策 を打 ち出 すこと。 《ソフト対 策 の充 実 について》 ・木 造 住 宅 密 集 地 域 の整 備 を進 めるには、所 有 者 が危 険 性 を認 識 し、主 体 的 に取 り組 むことが必 要 である。 ・住 民 の危 機 意 識 を喚 起 するような取 組 みや、火 災 発 生 時 には迅 速 に消 火 できる体 制 を整 備 するなど、ハード対 策 とあわせてソフト対 策 を充 実 さ せること。 ○木 造 住 宅 密 集 地 域 の不 燃 化 に向 けて、生 活 者 の視 点 に立 った実 効 性 ある対 策 を打 ち出 すこと。 ○ハード対 策 とあわせて、住 民 の意 識 啓 発 や消 火 体 制 の整 備 などのソ フト対 策 も充 実 させること。

(16)

公 園 等 を 活 用 し た 多 様 な 防 災 拠 点 整 備 の 促 進 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《都 市 公 園 の防 災 機 能 の向 上 について》 ・今 回 の震 災 では、被 災 地 において、避 難 場 所 や救 援 物 資 の集 積 所 など に公 園 等 が活 用 され、防 災 拠 点 としての重 要 性 が改 めて認 識 された。 ・震 災 時 に防 災 拠 点 として活 用 できる公 園 等 を確 保 しておくことが必 要 で ある。また、停 電 時 の対 応 など、震 災 時 に必 要 となる機 能 をもたせること も重 要 である。都 市 公 園 等 の整 備 をさらに進 めるとともに、発 電 設 備 、給 水 設 備 、トイレ設 備 の整 備 など機 能 向 上 に向 けた取 組 を強 化 すること。 《民 間 事 業 者 との連 携 について》 ・都 心 部 等 では、用 地 取 得 が困 難 であるなど、長 期 間 、公 園 の整 備 が進 んでいない地 域 がある。 ・防 災 拠 点 となる公 園 等 を整 備 していくには、行 政 だけでなく、民 間 事 業 者 を活 用 することも重 要 である。民 間 開 発 を利 用 した公 園 や備 蓄 倉 庫 の整 備 など、民 間 事 業 者 と連 携 した取 組 みを進 めること。 ○住 民 の避 難 や救 出 救 助 活 動 の拠 点 となる都 市 公 園 の整 備 を促 進 す ること。また、発 電 設 備 、給 水 設 備 、トイレ設 備 の整 備 など、その機 能 向 上 に向 けた取 組 を強 化 すること。 ○民 間 開 発 を利 用 した公 園 や備 蓄 倉 庫 の整 備 など、民 間 事 業 者 と連 携 した取 組 みを推 進 すること。

(17)

建 築 物 の 耐 震 性 向 上 の 加 速 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《建 築 物 の耐 震 化 促 進 について》 ・今 回 の震 災 では、都 内 でも地 震 の揺 れによる建 物 被 害 が約 3,600 件 発 生 し、建 築 物 の天 井 が落 下 して死 者 が出 るという被 害 もあった。 ・首 都 直 下 地 震 が起 きた場 合 には、さらに甚 大 な被 害 が生 じることが予 想 される。公 共 建 築 物 はもとより、劇 場 、百 貨 店 など不 特 定 多 数 の人 が利 用 する特 定 建 築 物 やマンションが倒 壊 すると、大 きな影 響 を及 ぼすこと から、これらの建 築 物 の耐 震 化 をより一 層 促 進 すること。 ・民 間 建 築 物 の中 でも、医 療 機 関 や私 立 学 校 などについては、震 災 時 に 重 要 な役 割 を担 うものであり、より高 度 な安 全 性 が求 められる。 ・このため、耐 震 化 助 成 など、さらに耐 震 化 を加 速 させるための対 策 を講 じること。 ・また、東 海 ・東 南 海 ・南 海 連 動 地 震 の発 生 時 には、長 周 期 地 震 動 が都 内 に大 きな影 響 を与 えることが懸 念 される。東 京 は、高 層 ビルが多 数 存 在 する大 都 市 であり、こうした特 性 を踏 まえた対 策 を講 じる必 要 がある。 ・このため、長 周 期 地 震 動 による被 害 を防 止 するため、高 層 建 築 物 等 の 安 全 確 保 対 策 を講 じること。 ○公 共 建 築 物 はもとより、劇 場 、百 貨 店 やマンション等 の耐 震 化 を 促 進 すること。 ○とりわけ、民 間 医 療 機 関 や私 立 学 校 など、より高 度 な安 全 性 が求 められる建 築 物 については、耐 震 化 助 成 などの支 援 策 を講 じるこ と。 ○長 周 期 地 震 動 による被 害 を防 止 するため、高 層 建 築 物 等 の安 全 確 保 対 策 を講 じること。

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ゼ ロ メ ー ト ル 地 帯 な ど で の 津 波 や 高 潮 対 策 の さ ら な る 強 化 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《水 門 等 の耐 震 化 対 策 について》 ・被 災 地 では、津 波 で堤 防 が破 壊 されたり、操 作 室 が流 出 して水 門 が操 作 不 能 となるなどの被 害 があった。 ・水 門 や防 潮 堤 が機 能 を喪 失 すると、甚 大 な被 害 をもたらすことになる。こ のため、 耐 震 化 対 策 のさ ら なる促 進 を 図 る こ と。また、都 の水 門 や防 潮 堤 は、主 に高 潮 対 策 として整 備 されたものであり、津 波 等 の災 害 に対 す る耐 性 についても、十 分 な検 証 を行 うこと。 ・こうしたハード対 策 に加 えて、発 災 時 に都 民 が的 確 な避 難 行 動 をとれる よう、区 市 町 村 とも連 携 し、津 波 や高 潮 を想 定 した訓 練 を実 施 すること。 《広 域 的 な避 難 対 策 について》 ・今 回 の震 災 では、想 定 外 の大 津 波 により甚 大 な被 害 がもたらされたが、 一 方 で 、 的 確 な 避 難 に よ り 、 被 害 を 免 れ た 事 例 も 数 多 く 報 告 さ れ て い る。 ・いざというときに備 え、避 難 場 所 や避 難 誘 導 などの対 策 を万 全 にしてお くことが必 要 である。 ・都 内 には、区 部 東 部 にゼロメートル地 帯 が広 がっており、万 が一 、浸 水 し た場 合 にも、迅 速 かつ的 確 に避 難 できるよう、区 市 町 村 や他 県 とも連 携 した広 域 的 な避 難 対 策 の検 討 を進 めること。 ○東 京 湾 の水 害 に備 え、水 門 や防 潮 堤 などの耐 震 化 等 について一 層 の促 進 を図 ること。 ○津 波 や高 潮 を想 定 した訓 練 を実 施 すること。 ○ゼロメートル地 帯 への浸 水 に備 えて、広 域 的 な避 難 対 策 を講 じる こと。

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ラ イ フ ラ イ ン 機 能 の 確 保 策 の 充 実 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《電 気 施 設 の耐 震 化 について》 ・今 回 の震 災 では、電 力 の供 給 不 足 による計 画 停 電 が実 施 され、都 内 に おいても大 きな影 響 を受 けた。 ・電 力 供 給 が途 絶 えると、生 活 に大 きな支 障 が及 ぼされるほか、医 療 機 関 や在 宅 療 養 患 者 等 においては、人 命 にかかわる問 題 となる。今 回 の震 災 の経 験 を踏 まえ、電 力 事 業 者 に対 し、施 設 の耐 震 化 をさらに万 全 なも のとするよう働 きかけること。 ・加 えて、都 としても、自 家 発 電 設 備 の充 実 や電 線 類 の地 中 化 等 により、 震 災 時 においても必 要 な電 力 を確 保 できるよう対 策 を講 じること。 《上 下 水 道 の耐 震 化 について》 ・今 回 の震 災 では、東 北 3県 を中 心 に200万 戸 以 上 が断 水 した。また、下 水 道 について1000km以 上 にのぼる管 きょが被 害 を受 け、トイレ不 足 や 仮 設 トイレの使 用 に伴 うし尿 処 理 への対 応 など、公 衆 衛 生 上 、大 きな問 題 となった。 ・飲 料 水 や生 活 用 水 、トイレの確 保 は、生 活 を営 む上 で不 可 欠 である。こ れまでの取 組 みをさらに加 速 させ、避 難 所 等 につながる上 下 水 道 の対 策 を重 点 的 に促 進 するなど、発 災 時 にも水 道 ・トイレが使 用 できるよう耐 震 化 ・液 状 化 対 策 を講 じること。 ○電 力 事 業 者 に対 し施 設 の耐 震 化 を働 きかけること。都 としても、 自 家 発 電 設 備 の充 実 や電 線 類 の地 中 化 等 を促 進 し、都 民 生 活 に必 須 の電 力 を確 保 すること。 ○上 下 水 道 施 設 の耐 震 化 ・液 状 化 対 策 を推 進 し、発 災 時 にも水 道 やトイレの使 用 を可 能 とすること。

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Ⅳ 地 域 住 民 や 企 業 ・ 団 体 の 協 力 を 得 た 地 域 防 災 力 の 強 化 を 町 会・自 治 会 や ボ ラ ン テ ィ ア な ど の 力 を 結 集 し た 地 域 防 災 力 の 強 化 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《地 域 の防 災 力 向 上 と活 性 化 について》 ・これまでの震 災 と同 様 に、東 日 本 大 震 災 においても、自 助 ・共 助 の有 効 性 が明 らかになった。 ・都 内 でも地 域 の防 災 力 を一 層 向 上 することが必 要 であるが、住 民 の高 齢 化 や住 民 同 士 のつながりが希 薄 であるなどの課 題 がある。 ・このため、区 市 町 村 や地 元 の町 会 ・自 治 会 と連 携 しながら、地 域 の取 組 を後 押 しし、防 災 隣 組 を早 期 に構 築 するなど、地 域 の防 災 力 強 化 と地 域 の活 性 化 を図 ること。 《防 災 教 育 の推 進 とボランティアの活 用 について》 ・岩 手 県 釜 石 市 では、小 中 学 生 が日 頃 の防 災 教 育 の成 果 を遺 憾 なく発 揮 し、津 波 から無 事 に避 難 できた。 ・災 害 による被 害 を軽 減 するためには、都 民 一 人 ひとりの防 災 力 を高 める ことが重 要 であることから、都 は、自 助 ・共 助 の精 神 を涵 養 しながら、発 災 時 の行 動 力 を向 上 させる防 災 教 育 の一 層 の充 実 を図 ること。 ・また、発 災 後 は、意 欲 の高 いボランティアによる活 動 が、復 旧 ・復 興 への 大 きな力 となる。 ・今 回 の震 災 で明 らかになった課 題 を踏 まえて、ボランティアコーディネー トの円 滑 化 などに向 けて必 要 な対 策 を講 じ、ボランティアの力 を最 大 限 活 用 すること。 ○町 会 ・自 治 会 と協 力 して「防 災 隣 組 」を早 期 に構 築 するなど、地 域 の防 災 力 強 化 と地 域 の活 性 化 を図 ること。 ○自 助 ・共 助 の精 神 を涵 養 する防 災 教 育 を充 実 するとともに、ボラ ンティアの力 を最 大 限 活 用 すること。

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地 域 の 中 小 企 業 や 団 体 と も 連 携 し た 防 災 対 策 の 充 実 【提 案 事 項 】 【提 案 の背 景 】 《減 災 の取 組 の支 援 等 について》 ・発 災 時 、事 業 者 には、事 業 活 動 の継 続 に加 えて、地 域 の一 員 として共 助 の一 端 を担 うことが求 められている。 ・東 日 本 大 震 災 の被 災 地 でも、事 業 者 による取 組 によって、多 くの地 域 住 民 が支 えられていた。また、都 内 の帰 宅 困 難 者 対 策 などにおいても、事 業 者 による従 業 員 ・利 用 者 の保 護 などの取 組 を進 めることが、被 害 を減 少 させることにつながる。 ・しかしながら、とりわけ、中 小 企 業 においては、経 営 基 盤 が弱 いこと等 か ら、こうした取 組 が円 滑 に進 まない恐 れがある。 ・このため、中 小 企 業 による減 災 の取 組 を強 く支 援 すること。 ・また、事 業 所 が、地 域 において共 助 の取 組 を進 めるには、地 元 の町 会 ・ 自 治 会 等 の協 力 が不 可 欠 であり、都 は、区 市 町 村 とも連 携 して、地 域 の 事 業 所 と町 会 ・自 治 会 の連 携 した協 力 を支 援 し、地 域 の共 助 を推 進 す ること。 ○中 小 企 業 による減 災 の取 組 を強 く支 援 すること。 ○地 域 の事 業 所 と町 会 ・自 治 会 の連 携 した協 力 を支 援 し、地 域 の 共 助 を推 進 すること。

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お わ り に ~ 防 災 対 策 の 継 続 的 な 改 善 に 向 け て ~ さ い ご に 、安 全・安 心 の 確 保 は 一 朝 一 夕 に な し 得 る も の で は あ り ま せ ん 。 先 人 の 皆 さ ん が 経 験 と 知 恵 に 基 づ い て 築 い て き た 安 全・安 心 を 我 々 は 受 け 継 ぎ 、守 り 、そ し て よ り 発 展 さ せ て 次 世 代 へ と 引 き 継 ぐ 使 命 と 責 任 を 負 っ て い る と 考 え ま す 。 千 年 に 一 度 と 言 わ れ た 今 回 の 大 震 災 、地 球 温 暖 化 に 歯 止 め が か か っ て い な い 自 然 環 境 の 変 化 な ど を 踏 ま え 、常 に 時 代 に 即 し た 災 害 対 策 に 取 り 組 み 、 進 化 さ せ て い か な け れ ば な ら な い の で す 。 こ の 度 の 報 告 書 は 、前 述 し た よ う に「 都 民 目 線 」を 第 一 義 に と り ま と め た も の で す 。 従 っ て 他 の 課 題 が ま だ 多 く あ る こ と も 認 識 し て お り ま す 。 電 力・エ ネ ル ギ ー 対 策 や 総 合 的 な 危 機 管 理 体 制 、法 改 正 を 含 め た 国 へ の 提 言 な ど 、多 岐 に わ た る 防 災 対 策 が 必 要 で あ る と と も に 、こ う し た 取 組 の 発 信 と 都 民 へ の 啓 発 活 動 も 同 時 に 行 っ て い く べ き だ と 考 え て お り ま す 。 今 後 も あ ら ゆ る 機 会 を と ら え 、 引 き 続 き 提 言 を 行 っ て ま い り ま す 。

参照

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