ディスカッション(シンポジウム 二一世紀に向けて 大学のあり方を考える)
著者 梅原 利夫, 小林 文人, 新村 洋史, 石原 静子
雑誌名 東西南北
巻 1997
ページ 59‑66
発行年 1997‑03‑19
URL http://id.nii.ac.jp/1073/00003865/
司会・石原今日のお話しは充実していて︑
中身の濃い問題提起だったと思います︒これ
から討論に入りますが︑ぜひ皆様から盛んな
ご意見.ご提案をいただきたいと思います︒
まず各報告者に︑こういう点がわからなかっ
た︑ここをもう少し聞きたいというようなご
質問がございましたら︑お願いします︒
参会者町田市の山崎団地から来ました︑団
野と申します︒一番最初に聞いておきたいこ
とは︑全体を通して﹁一二世紀に向けて大学
のあり方を考える﹂というタイトルになって
いますが︑﹁大学のあり方﹂というと大学内部
のことだけというイメージとして出てくるの
で︑時間的な問題も含めてですが︑地域社会 梅原利夫 新村洋史 ディスカッション
中京女子大学助教授 人間関係学部教授
石原静子 小林文人
か広がりのある討論にしていただけるとあり
がたいです︒そのあたり︑どうお考えでしょ
うか︒
石原このタイトルと﹁大学のあり方﹂の考
え方との関連ということですが︑報告された
方々いかがでしょうか︒これはむしろ︑これ
からの討論の仕方とか方向についてのご提案
と考えさせていただいてよろしいでしょう︒
ご質問をどうぞ︒
参会者お話しを伺っている中で︑学習共同
体づくりの大切さ︑和光大学の中でも梅原先
生がおっしゃったような教員同士が授業を見
せ合い︑大学改革のことを含めて話し合った
りすることの大切さがよくわかりました︒ 人間関係学部教授/司会 人間関係学部教授
私も自分の学校でそういうことをやってい
きたいと思っていて︑その一つは︑お互いに
学習することができるようになりました︒け
れども︑お互いの授業を見せ合って評価し合
って︑授業を作っていくということは︑個人
的にはできるのですが全体でやっていくのは
難しいですね︒授業をもっと大成してほしい
先生ほど抵抗なさってそこが壁になっていま
す︒二つ目に︑学生にアンケートをとること
ができて︑それを個人の先生に見せて話し合
うこともできるようになったのですが︑大学
全体で授業を見せ合い︑作り合っていただき
たいのです︒そこで梅原先生にお伺いしたい
のですが︑和光の場合個人的には授業を見せ
59