• 検索結果がありません。

制御システムのモデル化に適するように拡張した

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "制御システムのモデル化に適するように拡張した"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

制御 システムのモデル化に適するように拡張 した 論理カラーペトリネット

和崎克己 不破泰 江口正義 中村八束 (平成

7

1 0

31

日 受理)

Lo g Logical Coloured Petri Net expanded to be suitable  f

o r   m a k i n g   t h e   C o n t r o l   S y s t e m   M o d e l

Katsumi WASAKI Yasushi FUWA Masayoshi EGUCHI  and Yatsuka NAKAMURA

I nt hi spa pe r , wepr o pos eane xt e ns i o no fPe t r ine t s(LC‑ ne t)s ui t a b l ef o rc o

n

t r o ls ys t e ms de s i gnanddi s c us si t sme t ho dso fe v a lu a t i o n・Thi sLC‑ne ti sama r k e dne twi t ha ddi t i o no f t hef o l l o wl ngf e a t ur e s :dat aa s s l g nme n tOfma r ks ,r e pr e s e n t a t i o no ff ir i ngc o ndi t i o nsa sl og ic e qua t i o ns , C o upl i ngo fout putpr o c e dur e swi t ht r a ns i t i o nf ir ing,e t c .Al s o , s i nc et hec o nc e ptof t r a ns i t i o nf ir inge v a ll l a t i ono r de r si 5Om it t e df r om t hea na lys i so fc on v e n t i o na lPe t r ine t s ,we i n t r oduc et hi sc o nc e ptf or ma ll yi no urpr opo s e dne t .Fi na l

l

y ,l nO r de rt os t udyt hebe ha vi o r o fas ys t e mmode l l e dwi t h・ t hi sne t ,Wepr o v i deame ansf o rs e ar c hi ngt her e a c ha bi l i t yt r e eof ma r ki ngs ・Thi sLC‑ne ti sae xt e nde dPe t r ine t swhi c hs o l v eapr obl e m o fde s c r ipt i o nf r om Pl a c e / T ra ns i t i o nPe t r ine t s(PNS)andCo l o r e dPe t r ine t s(CPNs)be f o r e .

1

まえが き

並列システムの設計 においでは,ペ トリネットをモデル化手法として採用 した ものが多 く発 表 されている.これは,ペ トリネ ットが並列 システムが持つ特性の記述に通 していること,一度 ペ トリネットでモデル化すると解析が容易に行えることによる1)2).なかで も,プ レース ・トラ ンジションペ トリネット(以下,PNsと記す)は,特性が時間に依存 しないシステムの設計 に際 して有効であることが知 られている.また,対象 とするシステムの複雑皮が増 して きた場合 に は,pNsよりハ イレベルなペ トリネ ットである,カラーペ トリネット3)(以下,CPNsと記す) が よ く用い られる.

'平成55月 電子情報通倍学会 ソフトウェアサ イエンス研究会発表予稿 に加筆

… 電子制御工学科 助手

… 僧州大学工学部 助教授

… ●東京商船大学商船学部 助教授

… = 僧州大学工学部 教授

(2)

従来か らの

PN

Sお よび

CPNs

を,システムの設計 と解析 に適用 した例 としては

,Je ns e n

よるハードウェア設計への応用3)

,Mur a t a

らによる

Ada

プログラムのデッドロック検証への適 4)

,Na g a o

らによる

FA

制御への応用5),などが挙げ られる.

pNs

CPNs

を実際に制御システムの記述に適用 した時,次の問題点がある.ネットの動作 (トランジションの発火条件ならびに発火時の トークンの移動)が一意に固定されている.処理 の分岐条件に応 じて多 くの トランジションやプレースを用いる必要がある.よって,ネットの規 模が増大する.

本稿は,論理 カラーペ トリネット6)

( Lo g iC a lCo l o ur e dPe t r ine t

:以下

LC‑ ne t

と記す)を 提案する.

LC‑ne t

,PNs

に次の改良を行ったものである.トークンはデータを持つ.発火条 件は,入力プレース内の トークンの有無や, トークンのデータ値 を用いた任意の論理式で与え る.発火時の トークンの出力は入力プレースの トークンのデータ億を用いた関数によって設定 する.以上の改良により,条件分岐の トランジションやプレースの追加が不要で,ネット規模を 縮小できる7).

トランジション発火評価順位の概念 を

LC‑ ne t

に導入する.ペ T1)ネットをソフトウェアや ハードウェア上へ実装 した際には,トランジションの評価順序はそれぞれ, トランジションへ 割 りあてられた制御手続 きの呼びだし順序,または動作用のクロックの配分方法から一意に定 まる.しか し,従来の解析は,不確実な順番で起 こる入力 (刺激)に対する応答の解析時, トラ ンジションの発火評価の順位付けを行わない.著者らは,既 に発火評価順位 という概念を導入 し,順位を考慮 したデ ッドロックおよび トラップ性を有する トランジション集合の検討を行い, 重要性を指摘 している8)9).

LC‑ ne t

により,実際の画像処理装置を制御するソフトウェアのモデル化を行 う.その上で,発 火評価の順位付けを考慮 した可連木によるネット解析を行 う.更に,システム制御用コンピュー

タへ作成 したネ ットモデルを実装 し,動作を確認する.

本稿では

,2.

LC‑ ne

tの定義と発火評価順位の概念について説明する

.3.

では

,LC‑ ne t

実際の制御ソフ トウェアの設計に適用する.更に

4.

で,可連木によるネット解析 と,制御用コン

ピュータへの実装による評価 を行 う.

2

論理 カラ ーペ トリネッ ト

( LC‑net) 2‑1 LC‑ne t

の定義

LC‑ ne t=NE‑( SE, TE; FE, ME)

は次の各条件

( i ) 〜( V)

を満たす

( i ) SE‑(

s

l ,

S

2

,

,Sn)及び

TE ‑( i l ,

i

2

,,

t

m)は,それぞれプ レース, トランジション の集合であ り

,FE‑

(fl,f2,・,fLl

⊆ ( SEXTE)∪( TEXSE)

はプレースからトランジ ション, もしくは トランジションからプレースへのアークの集合である.

( i i )

各プレースsi

∈SE( i‑1

,

2

,

, n;n‑l SE

L)のマークは,1か らNまでの自然数の億 をとることができる.これを

p( s i )

と書 く.ただし

,s

l・にマークがない ときは

p( s i )

‑ 0 とする.

I L: SE‑

(

0

,

1 , 2

,・

・ , N)

(3)

( i i i )各プ レース

siのマークの容丑は 1.

( i i ) , ( i i

i

)

から,全てのプレースのあらゆるマーク億からなる集合

ME

,sE

から(

0

,

1

,2,

・ , Nl

への写像の作る集合で表す.

ME

=(

0

,

1

,

2

,

・ , N) S E

( i v) i ) I∈TEb'‑1

,

2

,

, m; m =I TE

l)へのアークを有する全てのプレースの集合を

*

lJ,i) か らの全てのアークが指すプ レースの集合 を i/ と普 く.

* l j ‑ ( S ∈SE:( ] f) ( f ∈FE,

I

‑( S , t , ・ ) ) I

i/ =

( S ∈SE:(

f) ( / ∈FE,

I

‑( t , . , S ) ) )

( V)

任意のマーキング

p ∈ME

の下での i)・に関する発火評価は,*i31に属するプ レースの状

pl *i

,・の論理式で記述される発火条件

Oj ( p

l+t,.)を調べる

・◎

''の真偽によって,次段 マーキング

F ; ∈ME

が変化する.

◎)'が其ならば

t

,・は発火する・このときプ レース*

t ) ・ ‑i /

はマークを取 り除 く・プ レース t/ は

,* i

)・の状態に依存 して次の

Cj

によって与えられる・つまり,

C' ' :

1

0

,

1 , 2 , ‑ , N

√ t

, ' ‑

(

0

,

1

,

2

,

, N) t ' ̀

i f O' ' (

pl'ij)

‑Tr uet he n 0 : o n ' i j‑

i/

C

j ( I Lt 'i ) I ) : o n

i/

p : o t he r wi s e

一方,''が偽ならば

i

3.は発火 しない.このときp'‑ILである.

トランジションちの評価後の次段マーキングについては,ネットのプ レースのマーク状態

p∈ME

か ら

I L '∈ME

への写像

f

Jlで表すことが出来る.

2 ‑2

発火評価順序 の導入

LC‑ ne t: NE = ( SE, TE; FE, ME)

に導入する,トランジションの発火評価順序の定義を以下 に示す.

( i ) a;

(

1 ,2

,‑

,m)( m ‑l TE

l)の置換群.トランジションの発火評価

(

i

l ,

1

2

,・

,i m

)の 順番を決める

9∈Gに対 して発火評価の無限系列

i 9 (

1

) ,i g ( 2 )

,‑

,1 9 ( m) ,i g ( 1 ) ,t g ( 2 )

,‑ ,

i g ( m)

,・・を対応 させる・

( i i )トランジシ ョン t ) .(

3'

‑1 , 2

,

, m :m ‑1 TE

l)の発火評価は,プ レースのマーク状態 IL

∈ME

から

F ;∈ME

への写像

f

Jlで表す.

( i i i ) m

個の トランジションに関する発火評価順序は,9∈Gに基づ く.このとき,

/g ( 1 ) 9 ( 2 ) ‑9 ( m)‑f9 ( m)

×‑

×fg ( 2 )×fg ( 1 )

(4)

( i v)m

個の トランジションに対する

1

サイクルの評価)qE序 9が与えられたとき, 9 :ig(1) ig(2)ー ‑ J ig(m)

と普 く.また,このことを略 して次のように普 く.

9 ‑ (9(

1

),9(2)

, ・ ・ ・

,9(m))

3

制御 ソフ トウェアの

LC‑net

によるモデル化

3‑1

画像処理装置制御 システムの概要

画像処理システムの機器構成を,図

1( a )

に示す.この制御システムは,画像処理装置

,XY

ステージ,ステージコントローラ

,CCD

カメラ,及びシステム制御用コンピュータから構成さ れている.

おおまかな椀能は以下の通 りである.

XY

ステージ上に置かれたプリント基板

( PCB)

などの 対象物の表面 を,セルと呼ぶ小さな四角形の領域に分割しておく.

CCD

カメラでこの各セルを 原画像 として次々に取 り込み,取 り込みが終了した原画像をあらかじめ用意 しておいたい くつ かの基準画像 と比較することにより,対象物の品質検査を行 う.例えば対象物がプリントパター ンである場合,正常なパターンを基準画像 とし,取 りこんだ各セルの画像 との比較を行い,そ の不一致な箇所を調べることでパターンの欠陥が判る.欠陥の程度は不一致な画素数で制御用 コンピュータへ通知する.

画像処理装置の内部ハードウェア構成について説明する.構成図を,図

1 ( b)

に示す.この画 像処理装置は

,CCD

カメラから取 りこんだ各セルの画像を格納するための

A, B2

つの原画像 メモリ

( Ra wI ma g eMe mo r y)

,マ.)チング処理フィルタ

( Ma t c h i ngFi l t e r )

,ピクセル数カ ウンタ

( Pi xe lCo u nt e r ),A, B2

つの基準画像 メモリ

( Te mpl a t el m a g eMe mo r

y

)

,および複 数枚の基準画像を蓄積 してお くための基準画像ス トレージ

( Te mpl a t eI ma g eSt o r a g e)

から構 成される.原画像メモリと基準画像メモ リを

2

つ持つことにより

,CCD

カメラからある原画像 メモリへ取込処理を行っている間に,他方の原画像メモリと基準画像 とのマッチング処理を同 時に行 うことが可能である.また,基準画像ス トレージと基準画像メモリとの間は,独立 した データバスによって接続 されているので,ス トレージからメモリへの転送は独立 して動作 させ ることが出来る.これらの並列処理の制御は,システム制御用コンピュータに実装されるソフ

トウェアが行 う.

3‑2 Ⅰ 一 C‑net

による制御 システムの設計例

画像処理シーケンスに基づいた

,LC‑ ne t

による制御システムの設計例を図

2

に示す.

画像処理シーケンスの うち,原画像の取込処理,基準画像の転送処理,およびマッチング処 理などの各処理は,それぞれ回申の

S ubne t ‑1

,

2 , 3

で示すサブネットで表現されている.各サブ ネットの入口である,プレース sl,S4,S6へマークを送出することで,それぞれのサブネットの 動作が開始される1.

1各サブネットの動作や詳細定義 は紙面の都合 により省略

(5)

(ら)画像処理装置の内部構成

1

画像処理システム

Fi g1 :Anl ma g ePr oc e s s i ngSys t e m.

subne t ‑1 ‑3

の同期化のために,各サブネットの入口と出口にあたるプ レースを,同期用 ト ランジション ilお よび i2によって連結する.プ レースに格納 される トークンの億は

1‑N

で, 各サブネットで処理 したセル番号を示す.

トランジションilは,原画像の取込中オーバーラップ点に到達 したとき,次のセ)I,の原画像 取込処理を開始 させるために用意する.また,全ての検査が完了 した際の終了処理 も含 む.発火 条件は叱 e,tap,叱t.,

2

つを用意 し,それぞれ次のセルに対する取 り込み処理の開始・お よび 終了処理の役割を持つ.ilの定義は次のように与える.

'il

叱 e ,

Lap(

l L

l

*

il)

C

lue,L

a

p

(

ILI*il)

叱 i

l

(

p

l*tl

)

Celct・t(

p

l'tl)

(

S

2 ,

S

5 , S

7),tl★

‑ (

s

l , 8 8)

( 0<p( S 2 ) <N)a nd( p( 8 5 )≠0) a nd( F L ( S 7 )≠0) p( S 2 )+

1

: o n

sl

O

: o n

s8

( p( S 2 ) ‑N)a nd( F L ( S 7 )≠0)

0

:o n

sI

p( S 2 ) :O n

S8

一方, トランジション1

2

は,原画像の取込処理が終了 した後,基準画像転送 とマッチ ング処 理を行わせ るために用意する.ただし,最後の画像取 り込み処理の終了後であれば,基準画像 の転送は必要な く・マ ッチング処理の開始のみ行 う・発火条件は叱 ,mat,02/.・na,

の2

つを用意 し, それぞれ基準画像転送 とマ ッチング処理の開始,およびマ ッチング処理のみの開始の役割を持 つ.

t 2

の定義は次のように与える.

(6)

2

画像処理のための

I . C‑ ne

t回

Fi g2:LC‑ ne tf ig u r e f o ri ma g epr oc e s s i ng・

* t 2 ‑ t s 3 1 ,t 2

*

‑ t s 4 , S 6 )

◎2 n o , ma t ( p l 事i 2 ) ≡ ( 0<p( S 3 )

<N)

C

E

o , ma

t

( p l *t 2 )

(

p

( S 3 ) +

1

: o n

s4

p( S 3 ) : O n

S6

埠 n a t ( p l *t 2 ) ‑ = ( F L ( S 3 )

‑N)

ci t ・ n a L ( p

L

"2 ,=( 0 :o n

s4

p( S 3 ) :O n

S6

本制御システムを実現するために作成 したネットの規模は,図

2に示すように,サブネット 3

, トランジシ ョン

1 0

,プ レース

1 3

であった.

4

解析 と動作試験

4‑1 Ⅰ 一 C‑net

の解析

2

LC‑ne t

モデルを解析する.本システムは対象 となるプ リント基板等が搬送される毎 に,処理を繰 り返 し安定 して行 う必要がある.このためには,システム中に発火で きない トラン ジシ ョンがないこと,ある一定の繰 り返 し処理を行 う際に,繰 り返 し現れるマーキングの状態

(7)

が常に保たれていることが必須である.そのため,設定 した初期マーキングに基づいた可連木を 生成 し,ネット解析を行 う.

なお,以後の説明では,同期用および終了用 トランジションに連結されている,各サブネッ トの入出力部分のプ レース

( S 1‑8 8 )

に関するマーキング状態

( p)

のみを記述する.

p‑(

s

l ,

S

2 ,

S

3 ,

S

4 ,

S

5 ,

S

6 ,

S

7 , S 8 )

4‑1 ‑1

初期マーキングの設定

ネット解析を行 うために,図

2

に示 した

LC‑ ne t

図に対 して,初期マーキングの設定を行 う.初 期マーキング

F L o

は,検査を開始する最初のセル番号が

1

であることから,po

‑( 1

,

0

,

0

,

1

,

0

,

0

,

1 , 0)

と定義する.この初期マーキングの もとでは,最初の

1

ステップ 目で原画像の取 り込み処理 と, 基準画像の転送処理が開始 され,比較処理は行われない.

4 ‑1 ‑2

可連木によるネット解析

初期マーキング

po

の下で,図 2から生成 した可連木の一部を図 3に示す.なお,可連木中の 各マーキング状態

Mi( i∈

1

,

2

,

・ , 1 71

)の要素

I s t ・

lは,各プレース S.に収容されるトークン の数

(

oまたは

1)

で表 した.

M. ・ =( l s

l

l , I s 2Hs 3日S 4l , l s 5l , l s 6日8

7

日S 8I )

まず,マーキング状態の全てのパスを調べると図

2

の全ての トランジションが発火すること がわかる.また,状態

〟2 ‑( 1

,

0

,

0

,

0

,

1

,

0

,

1 , 0)

に示 されるマーキング状態で,各サイクル終了 後の状態が常 に保たれていることもわかる.よって,この設計例は上述の初期マーキングの も

とで,並列動作の安定性が保証 されている.

次 に状態

M

l

, M

7

, M

IOにつI、て検討する.これらは,原画像取 り込み処理において,次のセ ルのオーバーラップ点に到達 しているにも関らず,基準画像の転送処理または画素数カウンタ 処理が終了 していない状態である.つまり,原画像取 り込みを行っている時間内に,基準画像の 転送処理,マ ッチング処理および画素数カウンタ処理のいずれかが,間に合っていないとい う

ことであ り,システムとして異常である.この状態を検出するため,11を変更 し,新たなプレー

β 1 4

を追加する.異常時は

,

β

2

内にトークンがあって

,8 5

または

8

7内にトークンが無い状態な ので,ilの異常時の発火条件 と次段マーキングを次のように追加すればよい.

◎e l

,

T O , ( p I * i l ) ≡ ( I L ( S 2 ) ≠0 )a nd( ( p( S 5 )‑0 )o r( p( S 7 )=0) )

Ge l

,,

0 , ( pri l ) ‑ =

i

:

:OnSl,S8

I L ( S 2 ) : O n

S14

以上の修正を行 ったネットに対 して可連木を生成 したところ,上述の異常が起 きた場合 にお いて も,異常状態を検出して処理が停止することを確かめた.

(8)

siThP o・

o I

1

q

h d・2

E",

1

,.=,'0.1'0

' 1

'0

' 0

'1.0' "2

E

'1

' O

l

o

£崇 tl:.0

"3

'

'0

' 1

10;oi崇 .1:10'

M4

g

(0,

1

,1,0,1,0.1.0)

"5

=

(1

・ O

llg o・o・oo)

M

8 ‑

(1,

0

:0,0,1

,

1,0,0)M9 Erro

r

MI

O

(0

, 1 , 0

.0.1.1,

0. 0

)

Erro

r

MI

(

0 .

M12

(

0 .

1

I

1

I

.

0

.0,0,1,0,0)

S

ubnot・3

,

0

.0,0,0,1,0)

tl

M13

=

(

0

.0 .0.0.0

. 0

.0.1)

Exit

3 LC‑ ne

t図から生成 した可連木 (一部分)

Fi g3:Re a c ha bl i l i t yne eb yg e ne r a t ef ro mLC‑ ne t丘g ur e( Subs e t ) ・

4 ‑2

制御用 コン ピュータへの実装 と動作試験

LC‑ne t

モデルによる並列処理システムを,制御用コンピュータ上へ実装 し,動作の確認を 行 った.

本装置の機能の中で,画像処理シーケンスの部分はペ トリネットで記述 したが,数億演算処 理 を伴 う比較処理や,高速な処理が必要な XY ステージコントローラとの通倍枚能,お よび画 面表示等のマンマシンインターフェース機能などの基本プロシージャは,従来の

C

言語で実現 した.開発時から実地試験時まで,制御用 コンピュータには市販のパーソナルコンピュータを 用い

,LC‑ ne t

によるモデル化,ネットの検証,ー基本プロシージャとの結合,および現場の実行 マシンでのテス ト運用 までを行い,正 しく動作することを実証 した.

LC‑ ne t

の利用により,この画像処理システムのソフトウェア開発は,特に従来の開発方式で は十分な検証なしに実装 していた並列処理部分の作成に関 して,大幅なコス ト削減が図 られた.

これは,設計時にシステム仕様を

LC‑ne t

で簡素に記述で きたこと,システムの安定性 をネッ ト解析 によって十分に検証で きたこと,基本ワークプロシージャとの結合で制御プログラムを

(9)

生成できたこと,更に現場のテス ト段階で,制御プログラムのリアルタイムな動作をネットの形 で視覚的に確認 しなが ら行えたことの結果である.

5 まとめ

既存

pNs

CPNs

の記述性を改善する,論理カラーペ トリネット

( LC‑ ne t )

を提案 し定義を 行 った.トランジション発火評価順位の概念 を

LC‑ ne t

に導入 し,定義を行 った.

LC‑ ne t

を用い て,画像処理システムを制御するソフトウェアをモデル化 し,可連木によるネット解析を行 った.

安定性検証済みのネットか ら生成 した制御ソフトウェアを,制御用コンピュータ上へ実装 し,そ の動作を確認 した.

今後は

,LC‑ ne t

の動作に関する考察を深めると共に,制御システムを対象 とした

CASE

ツー )t'への応用 を行いなが ら

・ LC‑ ne t

の改良を行ってい く予定である.

参 考 文 献

1 )Mur a t a ,T.

:

" Pe t r iNe t s :Pr o pe r t i e s ,Ana l ys i sa ndAppl i c a t i o ns",Pr oc ・I EEE,Vo l ・ 7 7

,

No

.

4,pp. 5 4ト5 8 0 ,1 9 8 9.

2 )Pe t e r s o n,∫. L.

:

" Pe t r iNe tt he o r ya ndt heMo de l l i ngo rSys t e ms ",Pr e nt i c e ‑ Ha

l

l ,I nc

,

1 9 8

1.

3 )Je ns e n

,K.:

" Co l o ur e dPe t r iNe t s , Ba s i cCo nc e pt s , Ana lys i sMe t ho dsa ndPr よ c t i c a lUs e "

,

Vo

l.

1 ,Ba s i cCo nc e pt s ,S pr i ng e r ‑ Ve r l a g ,1 9 9 2・

4 )Mur a t a ,T"She nk e r ,B.a ndSha t z ,S. M.

:

" De t e c t i o no fAdaSt a t i cDe a dl oc ksUs i ng Pe t r iNe t . I n v a r i a nt s "I EEET ra ns . So f tW.Eng . ,Vo l . 1 5,No. 3,pp. 31 4 ‑3 2 6,1 9 8 9.

5 )Na g a o,Y. ,Oht a ,H. ,br a be ,H.a ndKuma g

ai

,S.

:

" Pe t r iNe tBa s e dPr o g r a m mi ng Sys t e mf o rFMS' 'I EI CE

Tr

a nS .F hnda m e n t a l

S

.,Vo l . E7 5 ‑ A,No.

1

0,pp. 1 3 2 6 ‑1 3 3 4,1 9 9 2・

6)

和崎 克己,不破 泰,江口 正義,中村 八束 :"制御ソフトウェアに適 したペ トリネットの拡 張",倍学技報

,COMP9 3 11 2,SS9 3 ‑6 ,pp. 3 7 ‑ 4 4,1 9 9 3.

7)

和崎 克己,不破 泰,江口 正義,中村 八束 :

" CASE

ツールとしての論理カラーペ い )ネッ

( LC‑ ne t )

の能力'',倍学技報

,CAS9 3 ‑6 9,pp. 1 01 ‑1 0 8 ,1 9 9 3 .

8 )Ka wa mo t o ,P

"

F hwa, Y. a ndNa ka m ur a , Y. :" Ba s i cCo nc e pt sf o rPe t r iNe t swi t hBoo l e a n Ma rki ng s ",J o ur na lo fFo r ma l i 2 1 e dMa t hma t i c s ,Vo I

A

,No. 1 ,1 9 9 3 ・

9 )

川本 奈緒美,江口 正義,不破 泰,中村 八束 :

" TheDe t e c t i o no fDe a dl oc k si nPe t r iNe t s

wi t hOr de r e dEv a l ua t i o nSe q ue nc e s

'',倍学技報

,SS9 2 ‑2 9,KBSE9 2 ‑ 5 0, pp. 4 5 ‑5 2,1 9 9 3.

図 2 画像処理のための I . C‑ ne t回 Fi g2:LC‑ ne tf ig u r e f o ri ma g epr oc e s s i ng・ * t 2 ‑ t s 3 1 ,t 2* ‑ t s 4 , S 6 ) ◎2n o , ma t ( p l 事i 2 ) ≡ ( 0&lt;p( S 3 ) &lt;N) CE o , ma t ( p l *t 2 ) ( p ( S 3 ) + 1 : o n s4p(S3) : O n S6 埠 n a t ( p l *t 2 )

参照

関連したドキュメント

 第一の方法は、不安の原因を特定した上で、それを制御しようとするもので

暑熱環境を的確に評価することは、発熱のある屋内の作業環境はいう

2.2.2.2.2 瓦礫類一時保管エリア 瓦礫類の線量評価は,次に示す条件で MCNP コードにより評価する。

瓦礫類の線量評価は,次に示す条件で MCNP コードにより評価する。 なお,保管エリアが満杯となった際には,実際の線源形状に近い形で

2.2.2.2.2 瓦礫類一時保管エリア 瓦礫類の線量評価は,次に示す条件で MCNP コードにより評価する。

第2章 環境影響評価の実施手順等 第1

本稿で取り上げる関西社会経済研究所の自治 体評価では、 以上のような観点を踏まえて評価 を試みている。 関西社会経済研究所は、 年

検討対象は、 RCCV とする。比較する応答結果については、応力に与える影響を概略的 に評価するために適していると考えられる変位とする。