県産米の消費動向及び
「風さやか」認知度調査
目 次
第1章 事業概要 ... 1 1 事業目的 ... 1 2 事業内容 ... 1 (1)消費者向け認知度WEB調査の実施 ... 1 (2)小売店・飲食店等における対面調査への支援 ... 2 3 事業実施スケジュール ... 3 第2章 実施結果内容 ... 4 1 消費者向け認知度WEB調査の実施結果 ... 4 (1)アンケート回答者属性について ... 5 (2)「風さやか」について ... 7 (3)消費・購入動向 ... 12 2 小売店・飲食店等における対面調査への支援 ... 16 3 小売店におけるアンケート調査 ... 16 (1)「風さやか」について ... 17 (2)消費・購入動向 ... 18 第3章 今後に向けた取り組み ... 19 1 店頭におけるPR活動の実施 ... 19 2 価格・容量の設定 ... 20 3 まとめ -今後の取り組みの方向性- ... 20第1章 事業概要
1 事業目的
県内の消費者や事業者向けにアンケート調査やヒアリング調査等を実施し、県産米の消費動向 (価格と品質のバランス、消費者の価格ニーズ等)を把握するとともに、県オリジナルブランド米 である「風さやか」について、今後の振興方策の策定や消費拡大の促進を図るために必要な、認知 度や今後の需要等の実態を明らかにすることを目的とした。2 事業内容
(1)消費者向け認知度WEB調査の実施 消費者向けに、県独自ブランド米である「風さやか」の認知度をWEB調査形式にて実施した。 調査概要については以下のとおり。 【実施概要】 実施時期 平成 29 年 6 月 9 日(金)~平成 29 年 6 月 11 日(日)の 3 日間 実施方法 インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答 対象者 性別:女性 年齢:18 歳~85 歳 地域:長野県北信地域、中信地域在住者 調査内容 長野県産ブランド米である「風さやか」の認知度 購買経験の有無 米の消費動向 等(2)小売店・飲食店等における対面調査への支援 「風さやか」推進協議会が実施する小売店・飲食店等へのアンケート調査について、アンケート 内容・実施方法等の指導、販促イベント開催協力が可能な事業者の紹介を実施予定。調査概要につ いては以下のとおり。 【小売店店アンケート調査概要】 実施時期 平成 29 年 11 月 実施方法 小売店における販促イベントでの対面式アンケート 対象者 小売店利用者 調査内容 長野県産ブランド米である「風さやか」の認知度 購買経験の有無 試食をしての感想 等 【飲食店アンケート調査概要】 実施時期 平成 29 年 7 月 実施方法 調査票をFAXで送付し、記入後回収 対象者 飲食店 調査内容 長野県産ブランド米である「風さやか」の認知度 購買経験の有無 取扱意向 等
3 事業実施スケジュール
実施スケジュールは以下のとおり。 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 (1) 消費者向け 認知度WEB調査 (2) 小売店・飲食店等における 対面調査への支援 (参考) 広報・PR業務 企画 実施・集計 飲食店向けアンケート 作成支援 小売店面談支援 山の日イベント 「風さやか」勉強会 スポーツキッズ応援番組 稲刈りイベント スポーツキッズ応援企画 信毎広告 小売店販促 小売店アンケート 作成支援第2章 実施結果内容
1 消費者向け認知度WEB調査の実施結果
米の消費動向の現状、「風さやか」の認知度の把握を目的として、消費者向け認知度WEB調査 を実施した。アンケート設問、全設問集計結果に関しては、<参考資料編>に掲載。 【実施概要】 実施時期 平成 29 年 6 月 9 日(金)~平成 29 年 6 月 11 日(日)の 3 日間 実施方法 インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答 回答者数 999 名 対象者 性別:女性 年齢:18 歳~85 歳 地域:長野県北信地域、中信地域在住者 調査内容 長野県産ブランド米である「風さやか」の認知度 購買経験の有無 等(1)アンケート回答者属性について 食料品の購買機会が多いと考えられる、主婦層をターゲットにアンケート調査を実施した。 有効回答数は 999 名。調査対象の詳細は以下の通り。 調査対象:女性、18 歳~85 歳、長野県北信地域及び中信地域在住者。 回答者は各年代バランスが取れており、居住地では「北信」が 8 割を占めている。 年代 居住地 20代以下 6% 30代 22% 40代 33% 50代 27% 60代 10% 70代以上 2% n=999 年代 人数 割合 20代以下 65 6.5% 30代 216 21.6% 40代 328 32.8% 50代 267 26.7% 60代 97 9.7% 70代以上 26 2.6% 合計 999 100.0% 地域 人数 割合 北信 810 81.1% 中信 189 18.9% 合計 999 100.0% 北信 81% 中信 19% n=999
職業については、「パート・アルバイト」「専業主婦」「会社員」で 9 割を占め、家族構成で は、2 人以上で 9 割を占めることから、家庭を持つ女性が回答者の多くを占めている。また、 主婦層からの回答が得られている。 Q1 あなたの職業についてお答えください ※その他:「自営業」、「会社経営」など Q2 あなたの同居している家族構成について教えてください(同居家族すべて選択) ※その他:「祖父母」、「兄弟」など Q3 家族の人数を教えてください 職業 人数 割合 パート・アルバイト 346 34.6% 専業主婦 265 26.5% 会社員 255 25.5% 公務員 39 3.9% 年金生活者 32 3.2% 学生 3 0.3% その他 59 5.9% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 346 265 255 39 32 3 59 0 0 100 200 300 400 パート・アルバイト 専業主婦 会社員 公務員 年金生活者 学生 その他 無回答 n=999 同居家族 人数 割合 配偶者 669 67.0% 子ども 513 51.4% 親 264 26.4% 一人暮らし 105 10.5% その他 46 4.6% 無回答 0 0.0% (複数回答) 669 513 264 105 46 0 0 200 400 600 800 配偶者 子ども 親 一人暮らし その他 無回答 複数回答 同居人数 人数 割合 1人 94 9.4% 2人 256 25.6% 3人 263 26.3% 4人 238 23.8% 5人以上 148 14.8% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 1人 9% 2人 26% 3人 26% 4人 24% 5人以上 15% n=999
(2)「風さやか」について 本格的な販売から 1 年が経過した時点で、「風さやか」県内認知度は 4 割となった。購入経 験のある消費者は 1 割にとどまり、存在を認知している消費者は 3 割となっている。 他県での独自ブランド米の調査では、埼玉県「彩のかがやき」の埼玉県内認知度が約 6 割(平 成 14 年品種登録、平成 26 年 5 月調査、経過 12 年)、香川県「おいでまい」の香川県内認知度 が 8 割(平成 25 年本格栽培開始、平成 27 年 1 月調査、経過 2 年)であった。これらと比較し て、「風さやか」は本格的な販売から 1 年で認知度が 4 割あることは、高い認知度となってい る。今後は「おいでまい」の認知度 7 割(本格的な販売から 2 年経過時点)と同等まで高くで きる余地がある。 Q4 長野県の独自ブランド米「風さやか」をご存知ですか? 認知度 人数 割合 認知、購入経験あり 130 13.0% 認知、購入経験なし 301 30.1% 知らない 568 56.9% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 認知、購入 経験あり 13% 認知、購入 経験なし 30% 知らない 57% n=999
「風さやか」の認知のきっかけは「店頭」「テレビ」が多い。 「店頭」に関しては、平成 28 年度に販促イベント等が小売店で実施されていないことから、 米の購入時に店頭の「風さやか」を見て認知されたと考えられる。そのため、明るい青を基調 としたパッケージは認知度向上に一定の効果があったと考えられる。 「テレビ」に関しては、平成 28 年度にCMは放送されていないため、番組での取材やプレ ゼント等として話題に上がっていることが要因と考えられる。 今後は、「店頭」での販促活動や「テレビ」番組でのさらなる露出等が有効と考えられる。 (第 3 章で後述) Q5 Q4 で「知っていて、購入したことがある」「知っているが、購入したことがない」と 回答した方は、「風さやか」を知ったきっかけを下記より 1 つお答えください ※その他:「イベント」、「ラジオ」、「飲食店」など 昨年度の広報の実績(参考) 認知者のきっかけ 人数 割合 店頭 187 43.4% テレビ 103 23.9% 新聞 43 10.0% 知人 41 9.5% インターネット 12 2.8% 雑誌 8 1.9% その他 25 5.8% 無回答 12 2.8% 合計 431 100.0% 187 103 43 41 12 8 25 12 0 50 100 150 200 店頭 テレビ 新聞 知人 インターネット 雑誌 その他 無回答 n=431
購入したことがある消費者の継続購入意向は約 8 割と非常に高い。継続購入する理由とし て、味が良く、価格も手頃との意見など「味と価格のバランスが良い」という趣旨の意見が多 かった。この他、「美味しい(冷めても美味しい等)」、「手頃な価格」などの理由が目立つなど、 「風さやか」は非常に魅力的な米であることが分かる。Q14 購入する際に重視することでは、 上位 2 項目が「価格」と「味」であることから、購入のきっかけがあれば、消費量の増加が見 込める。 Q6 Q4「知っていて、購入したことがある」と回答した方は、今後も購入を続けようと思いますか? Q7 Q6 の回答の理由について具体的に教えてください (例:冷めてもおいしく今後も購入したい。味があっさりしていてものたりない。) <購入したい理由> ・値段の割に美味しかったから ・味も良く、値段が手頃であったため ・値段と味のバランスがとれているから ・コシヒカリよりも安く、美味しいため ・冷めても美味しく、値段も手頃だから 購入者の継続購入意向 人数 割合 購入したい 101 77.7% 購入したくない・継続購入せず 28 21.5% 無回答 1 0.8% 合計 130 100.0% 購入したい 78% 購入したく ない・継続 購入せず 21% 無回答 1% n=130
「風さやか」以前に購入していた銘柄は「コシヒカリ」と並んで、「特定銘柄はなかった」 が多くなっている。店頭での認知きっかけの高さ、安価という点から、特定のこだわりのない 消費者が店頭で「風さやか」を見て、価格に魅力を感じ購入、実際に食べてみるとおいしく継 続購入につながっている可能性がある。 Q8 Q6「購入したい」と回答した方にお聞きします。以前はどの銘柄を購入していましたか? (「購入したくない」の方は Q11 へ) 「風さやか」を知らない消費者の 6 割は「購入してみたい」と回答し、購入層の拡大の余地 は十分にあると考えられる。 Q9 Q4「知らない」と回答した方にお聞きします 信州ブランド米「風さやか」を購入してみたいですか? 「風さやか」購入前の銘柄 人数 割合 コシヒカリ 46 45.5% あきたこまち 11 10.9% その他 2 2.0% 特定銘柄はなかった 41 40.6% 無回答 1 1.0% 合計 101 100.0% コシヒカリ 45% あきたこま ち 11% その他 2% 特定銘柄は なかった 41% 無回答 1% n=101 購入未経験者の購入意向 人数 割合 はい 358 63.0% いいえ 202 35.6% 無回答 8 1.4% 合計 568 100.0% はい 63% いいえ 36% 無回答 1% n=568
「購入してみたい」理由として、「県独自ブランドであるから」「県が推奨しているから」を 合算すると 6 割を超えている。長野県独自ブランドとしてのPRが非常に効果的と考えられ る。 Q10 Q9「はい:購入意向あり」と回答した方は、購入してみたいと思った理由を教えてください ※その他:「一度食べてみたい」など また、「購入してみたくない」理由としては「わざわざ購入する理由がない」「食べたことが なくわからない」「現在の銘柄で満足しているから」といった回答を合算すると、食べた経験 がないことに起因するが 7 割近くと高くなっており、実際に食べてみる機会を提供し、「風さ やか」の良さを実感してもらう必要がある。(第 3 章で後述) Q11 Q9「いいえ:購入意向なし」と回答した方にお聞きします 購入したいと思わない理由を教えてください 購入未経験者の購入意欲の理由 人数 割合 県独自ブランドだから 186 52.0% 興味があるから 72 20.1% おいしそうだから 39 10.9% 県が推奨しているから 39 10.9% 何となく 11 3.1% ネーミングセンス 7 2.0% その他 3 0.8% 無回答 1 0.3% 合計 358 100.0% 186 72 39 39 11 7 3 1 0 50 100 150 200 県独自ブランドだから 興味があるから おいしそうだから 県が推奨しているから 何となく ネーミングセンス その他 無回答 n=358 購入未経験者の購入したくない理由 人数 割合 わざわざ購入する理由がない 54 26.7% 食べたことがなくわからない 47 23.3% 現在の銘柄で満足しているから 36 17.8% 購入場所が分からないから 13 6.4% ブランドの魅力を感じないから 1 0.5% 54 47 36 13 1 わざわざ購入する理由がない 食べたことがなくわからない 現在の銘柄で満足しているから 購入場所が分からないから ブランドの魅力を感じないから
(3)消費・購入動向 普段、米を購入している場所はスーパーが 5 割近くとなる。また、知り合いや親戚からの購 入、購入していない(自家米)も 3 割と高くなっている。今後のPRではスーパーの店頭にお ける実施が重要となってくる。(第 3 章で後述) Q12 普段、お米を購入している場所を教えてください(最も多く購入する場所 1 つ選択) ※その他:「生協」、「道の駅」、「ホームセンター」など 産地では「長野県産」「購入していない」が県内産の米であるが、シェアの 8 割を占めてお り、非常に高い水準となっている。 Q13 普段、購入しているお米の産地について教えてください ※その他:「東北地方(秋田県、山形県、岩手県等)」、「特に決めていない」など 購入する場所 人数 割合 スーパー 477 47.7% 知り合い・親族からの送付 213 21.3% 購入していない 128 12.8% インターネット等の通販 36 3.6% 農協 24 2.4% 米専門店 23 2.3% ドラッグストア 17 1.7% ディスカウントストア 16 1.6% その他 65 6.5% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 477 213 128 36 24 23 17 16 65 0 0 100 200 300 400 500 600 スーパー 知り合い・親族からの送付 購入していない インターネット等の通販 農協 米専門店 ドラッグストア ディスカウントストア その他 無回答 n=999 購入している産地 人数 割合 長野県 654 65.5% 新潟県 84 8.4% 北海道 13 1.3% その他 66 6.6% 不明 37 3.7% 購入していない 145 14.5% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 長野県 65% 新潟県 8% 北海道 1% その他 7% 不明 4% 購入してい ない 15% n=999
購入する際は「価格」「おいしさ」が同等に重視されている。どちらか一方が優れているで はなく、両方のバランスが取れていることが重要であり、その点においては「風さやか」は非 常に優れている。 Q14 購入する際に重視する点について教えてください(3 つまで選択) ※その他:「ブレンドしていない」、「氷温熟成米」など 重視する点 人数 割合 価格 588 58.9% おいしさ(食味) 543 54.4% 産地 341 34.1% ブランド・銘柄 243 24.3% 安全性 236 23.6% 購入していない 153 15.3% 無洗米 50 5.0% 特にない 17 1.7% その他 7 0.7% 無回答 0 0.0% (複数回答) 588 543 341 243 236 153 50 17 7 0 0 200 400 600 800 価格 おいしさ(食味) 産地 ブランド・銘柄 安全性 購入していない 無洗米 特にない その他 無回答 複数回答
一回当たりの量は「10kg」、金額は「3,000 円以上 3,500 円未満」が一番多くなっている。 また、1kg 当たりの平均購入単価は「315 円」となっている。 Q15 普段の一回当たりの購入量を教えてください その他:「1 年分まとめて購入」、「2kg 程度の少量」など Q16 普段、購入しているお米の一回当たりの購入金額 (上記の購入したお米の金額)を教えてください 小売店における米の単価(参考) 一回当たりの購入量 人数 割合 5kg 232 23.2% 8kg 34 3.4% 10kg 376 37.6% 30kg 106 10.6% その他 60 6.0% 購入していない 191 19.1% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 5kg 23% 8kg 3% 10kg 38% 30kg 11% その他 6% 購入してい ない 19% n=999 一回当たりの購入量 人数 割合 無料 230 23.0% 3,000円~ 178 17.8% 1,500円~ 154 15.4% 2,500円~ 132 13.2% 4,000円以上 113 11.3% 2,000円~ 77 7.7% 3,500円~ 48 4.8% 1,000円~ 41 4.1% 1,000円未満 26 2.6% 無回答 0 0.0% 合計 999 100.0% 230 178 154 132 113 77 48 41 26 0 0 50 100 150 200 250 無料 3,000円~ 1,500円~ 2,500円~ 4,000円以上 2,000円~ 3,500円~ 1,000円~ 1,000円未満 無回答 n=999 小売店 銘柄 内容量(kg) 価格(税抜) 価格(1kg) B こしひかり 2 990 495 B こしひかり 5 2,320 464 B こしひかり 2 850 425 A ゆめぴりか 5 2,080 416 B 風さやか 5 2,030 406 A こしひかり 5 1,940 388 B こしひかり 5 1,850 370 A こしひかり 10 3,680 368 B こしひかり 5 1,780 356 B あきたこまち 5 1,750 350 A ななつぼし 5 1,690 338 B こしひかり 5 1,650 330 A こしひかり 5 1,600 320 A こしひかり 10 3,130 313 A あきたこまち 10 2,980 298
新しい銘柄の購入のきっかけは「味の評判が良い」「価格が安い」「試食会で実食して良いと 感じる」の回答が多かった。今後のPR活動では、味の評判の広める手法、試食会の実施が課 題となってくる。(第 3 章で後述) Q17 あなたにとって、新しいお米の購入のきっかけになるものは何ですか?(3 つまで選択) ※その他:「安全性」、「食べ比べてみて美味しい」など 風さやかを買いたいと思うには 人数 割合 味の評判が良い 815 81.6% 価格が安い 533 53.4% 試食会で実食して良いと感じる 187 18.7% 飲食店で多く使われている 38 3.8% 著名人が推奨する 37 3.7% 手軽な少量パック(3合程度)で販売されている 35 3.5% レンジ対応パックご飯(1合程度)での販売 19 1.9% その他 55 5.5% 無回答 0 0.0% (複数回答) 815 533 187 38 37 35 19 55 0 0 200 400 600 800 1000 味の評判が良い 価格が安い 試食会で実食して良いと感じる 飲食店で多く使われている 著名人が推奨する 手軽な少量パック(3合程度)で販売… レンジ対応パックご飯(1合程度)で… その他 無回答 複数回答 手軽な少量パックで販売されている レンジ対応パックご飯での販売
2 小売店・飲食店等における対面調査への支援
小売店における対面調査のため、下記企業との打ち合わせを設定した。 日時 平成 29 年 6 月 28 日(水)午前 9:30 から 対象企業 株式会社綿半ホームエイド 面談場所 株式会社綿半ホームエイド本社 商談室 面談者(先方) 企画開発部 部長 小川多々雄 氏 企画開発部 企画販促グループ グループ長 中島誠氏 綿半パートナーズ株式会社 商品部 バイヤー 長野オフィス 小林憲司氏 面談結果 対面調査への協力に関して前向き回答。店舗での試食会、アンケート 調査等の詳細を今後検討していく。交渉窓口は小林氏が担当となる。3 小売店におけるアンケート調査
「風さやか」の認知度、食べた感想等の把握を目的として、小売店において消費者向け認知度調 査を実施した。アンケート設問、全設問集計結果に関しては、<参考資料編>に掲載。 【実施概要】 実施時期 平成 29 年 11 月 25 日(土)9 時から 15 時 実施方法 対面(アンケート票への記入)による回答 合わせて、試食による食味調査も実施 回答者数 204 名 面談場所 Aコープファーマーズ南長野店 対象者 Aコープファーマーズ南長野店に来店された消費者 調査内容 長野県産ブランド米である「風さやか」の認知度 購買経験の有無 食べた感想 等(1)「風さやか」について 「風さやか」の認知度は 5 割を超え。購入経験のある消費者は 2 割を超えている。WEB 調査 と比べて、比較的高い数値となっている。実際の店舗で消費者を対象としているため高い水準 となったと考えられる。 問 1 「風さやか」をについてご存知でしたか? 「風さやか」を実際に食べた感想では、美味しかったの評価に相当する「5」~「7」の回答 が 8 割を超え、非常に味に対しての評価が高かった。良かった点の主なコメントとしては「も ちもちしている」「甘みがあった」「あっさりしている」といったものが多かった。「風さやか」 の特徴が好評であったと考えられる。また、最高評価の「7:美味しかった」と回答した消費 者が 4 割を占め、試食をきっかけに購入につながることが期待される。 問 2 実際に食べた感想を聞かせてください。 知らなかっ た 48% (n=204) 知っていて購入 したことがある 24% 知っているが 購入したことは ない 28% 人数 割合 知っていて購入したことがある 49 24.0% 知っているが購入したことはない 57 27.9% 知らなかった 98 48.0% 無回答 0 0.0% 合計 204 100.0% 1 1% 2 3% 3 人数 割合 1 3 1.5%
(2)消費・購入動向 今後の購入意向では 8 割近くが「今後購入したい」と回答した。理由としては、味に対する 評価の高さ、値段の手ごろさがあげられた。また、セールやもっと安ければ購入したいといっ たコメントもあり、消費者の値段への関心が非常に高いことが分かる。 対面調査であったため、購入したいといった回答が多くなったと考えられるが、値段設定を 含めたPR活動を実施することで、より消費が拡大すると考えられる。 問 3 今後の購入意向をお聞かせください。 現在購入している銘柄ではコシヒカリが 7 割を超えており、圧倒的なシェアとなっている。 風さやかの普及には、圧倒的なシェアを誇るコシヒカリと比較し、価格等の優位性を持たせ、 消費者に訴え、「風さやか」の購入にシフトさせていくことが重要と考えられる。 問 4 現在お買い上げいただいているお米の銘柄をお聞かせください。 今後購入し たい 77% 購入したく ない 2% どちらとも いえない 21% (n=204) 人数 割合 今後購入したい 157 77.0% 購入したくない 4 2.0% どちらともいえない 43 21.1% 無回答 0 0.0% 合計 204 100.0% コシヒカリ 76% ブレンド米 11% 風さやか 6% その他 7% (n=204) 人数 割合 コシヒカリ 154 75.5% ブレンド米 23 11.3% 風さやか 12 5.9% その他 15 7.4% 無回答 0 0.0% 合計 204 100.0%
第3章 今後に向けた取り組み
各アンケート結果を踏まえ、今後「風さやか」の認知度向上をはじめとする普及のために想定さ れる、効果的な取り組みは以下のとおり。1 店頭におけるPR活動の実施
各アンケート結果を踏まえた店頭における、試食を含めたPR活動は認知度向上、消費拡大へ効 果的と考えられる。 ① 「風さやか」を知るきっかけの多くが「店頭」 WEB 調査結果をみると、平成 28 年度は、店頭での広報活動は実施されていなかったが、認知 のきっかけとしては、店頭が最も多く、半数近くになった。これは、消費者が米を購入するた めに「スーパー(購入場所調査にて 47.4%の回答)」へ行ったときに、商品棚に陳列されてい る「風さやか」を見て、銘柄として認知したと考えられる。パッケージもさわやかな青であり、 他の銘柄に比べて目立ち、長野県独自ブランドであること、PRキャラクター「アルクマ」も 掲載されていることから、非常に印象に残ったものと推察される。 ② WEB 調査結果から、「風さやか」未購入者の購入したくない理由は「わざわざ購入する理由がな い(26.7%)」「食べたことがなくわからない(23.3%)」「現在の銘柄で満足しているから (17.8%)」 WEB 調査結果によると、「風さやか」を知らなかった消費者の 6 割は「購入してみたい(63.0%)」 と回答している。理由として、「県独自ブランドだから(52.0%)」「県が推奨しているから (10.9%)」と地元志向を反映する結果となった。 一方、4 割の消費者は「購入したくない(35.6%)」と回答しており、理由は上記のような、 食べた経験がないことに起因するものとなっている。そこで、店頭にて試食会等を開催し実際 に食べる機会の提供が重要となる。実際に食べて美味しい、価格帯も手頃で満足できると消費 者が感じれば購入したくない理由の上位 3 項目は解消でき、消費拡大につながると言える。格の影響が高いと考えられることからも、まずは、知っていただく、そのために認知のきっか けとして高い「店頭」(①参照)でのPR活動は非常に有効となる。
2 価格・容量の設定
WEB 調査結果から、消費者は米を購入する際に「価格(58.9%)」「味(54.4%)」(Q14 複数回答) を重視している。さらに新しいお米の購入のきっかけとなるものでは「味の評判が良い(81.6%)」 「価格が安い(53.4%)」であり、味と価格に対する関心が強い。 また、一回当たりの購入量は 6 割を超える方が「10kg(37.6%)」「5kg(23.2%)」を選んでいる ほか、価格は「3,000 円以上 3,500 円未満(17.8%)」が約 2 割を占め、平均購入価格は「315.7 円 /kg」となっている。 「風さやか」の価格が手頃という強みを活かすためにも、容量は 5kg、10kg で準備し、価格はコ シヒカリより安価で、平均購入単価前後の設定とすることが、消費拡大に効果的であると考えられ る。3 まとめ -今後の取り組みの方向性-
今回のアンケート調査を通じて、「風さやか」を購入したことがある消費者がその後も継続して 購入したいと考える消費者は約 8 割と非常に高いことが分かった。また、継続購入する理由として、 味が良く、価格も手頃といった「味と価格のバランスが良い」という趣旨の意見が多くを占めた。 一方、これまで食べたことがなく、知らなかったという購入未経験者の 6 割が購入したいと回答 し、その理由として「県の独自ブランドだから」を挙げる消費者が多かった。長野県のオリジナル ブランドである点を訴求するなど、今後の PR 活動を通じてさらに購入層を拡大させていく余地は 十分あると言える。 こうした結果から、普段のお米の購入場所として回答が多かったスーパーの店頭を中心に、まず は「食べてもらう機会」を増やしていくことが重要である。そのためにも、小売店や飲食店と連携 し、試食会の開催や「風さやか」を使ったメニュー開発と提供を積極的に進めていく必要がある。 また、新しいお米を購入する上で重視する点として多かった「味の評判が良い」と「価格が安い」 という視点を消費者に訴えていくことも必要と言える。加えて、「風さやか」の価格が手頃という 強みを活かすためにも、容量は 5kg、10kg で準備し、価格はコシヒカリより安価で、平均購入単価 前後の設定とするなど「価格」と「容量」を消費者のニーズにより近づけていくことが、消費拡大 を図っていく上で効果的であると考えられる。【販促戦略イメージ】