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看護者の感情調整と精神的健康に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)看護者の感情調整と精神的健康に関する研究 Key Words:看護者, 感情労働, 感情調整, バーンアウト, 精神的健康 人間共生システム専攻 末次 美子. Ⅰ.問題と目的. 情を認識することは看護師としてのアイデンティティの危. 近年の高齢化社会おいては、今後ますます看護職の需要. 機につながるので、それを無意識に抑圧したり、患者を遠. が高まることが予測される。一方で看護職の離職率は毎年. ざけるようになることがあることも報告されており(武. 平均 13%であり、新人看護職においては入職後1年以内の. 井,2001)、看護者が感情労働を引き受ける際に行う、この個. 離職率は 9.3%である(日本看護協会, 2004)。新卒看護師の. 人の感情調整の方法によっては、看護者の情緒を消耗させ、. 離職理由の第 1 位は、 「抑うつ傾向を含んだ病気」という報. それにより感情労働を担えなくなる実情が臨床的には観察. 告もあり(福岡県看護協会,2007)、看護職の離職に心理的要. されている。. 因が影響を及ぼしていることを示唆している。少子化が進. 看護者が、感情労働を担うために行う、感情の調整の様. み、看護職を志す絶対人数も減少することを考慮すると、. 相や、その感情の調整による情緒的消耗を検討した調査は. 看護に従事する人材を安定的に確保するためには、現在の. 未だ存在しない。看護者の情緒的消耗感を増大させる誘因. 看護職の離職率の低減が対策の重要な側面であるだろう。. は、感情労働そのものよりもむしろ、感情労働を引き受け. Hochchild(1983)が、職業役割にふさわしい感情へと自分. るための感情の調整ではないだろうか。. の感情を操作する「感情労働」の概念を提唱して以来、看. 日本看護協会(2008)は、看護者不足の解決は国内の離職. 護職の感情労働の側面についても注目され始めている。片. 防止対策が基本であり、看護基礎教育の改革と、看護職の. 山(2006)は、看護者自身の感情と感情労働について調査し、. 確保/定着推進事業を進めていくとの考えを示している。本. 看護者自身の感情的な印象がある場面では、そうでない場. 研究において、看護職が感情労働を引き受けるために行う、. 面よりも看護者の感情労働が有意に多く行われていたこと. 自己の感情調整の様相を明らかにし、その感情調整が、情. を報告しているように、看護者は自分自身の感情を調整し. 緒的消耗感や精神的健康度とどのように関係しているかを. ながら感情労働を担っていることが調査研究においても報. 明らかにすることは、看護職の情緒的側面からの離職防止. 告されてきている。. 対策を検討する上で意義があると考える。. また,看護職は対人援助職であり、情緒的消耗感が増大. 以上のことから、本研究では、看護者がどのような感情. するバーンアウトの多発する職業として社会的にも認知さ. 調整を行っているかを明らかにし、その感情調整へどの. れている(日本看護協会, 2003)。看護者の感情労働は、情. ような因子が影響するのか、また感情調整が精神的健康. 緒的消耗感と正の相関を示しており(荻野, 2004)、また情. とどのように関係しているのかについての仮説的知見を. 緒的消耗感は自尊心の低下(古屋, 2008)や自己効力感の低. 得ることを目的とする。. 下(穴田, 2003)を引き起こすことが報告されている。. 用語の操作的定義. Saarni(1999)は、人は感情において有能であるとき、感. 『感情労働』 :患者にとって望ましい感情を、言語的/非. 情を引き起こす関わり合いにおいて自己効力感を抱いてい. 言語的に表現する行為。. ると述べている。看護者の感情について注目されはじめた. 『感情調整』 :感情労働を担う看護者が個人的に行う情緒. 一方で、感情労働を担う看護者の感情調整についての明確. の操作。. な指針は未だに存在せず、看護者の感情調整は、個人が生. Ⅱ.方法. 育歴で学んできたものに依拠して行われていることが報告. 1.研究対象者. されている(Smith, 1992)。看護者の中には自分の本当の感. 研究対象者は、病院に所属する看護職で、精神科・心療. 1.

(2) 内科通院中ではない者 、本人または近親者の大きなライフ. 精神的健康についての結果図を作成する。. イベントを半年以内に経験していない者で、研究への参加. Ⅲ.結果. について書面によって同意が得られた者とする。理論的サ. 1.対象者の背景 研究参加の承諾が得られたものは 19 名であった。 その内. ンプリングを行う。 2.調査協力施設. 2名は調査日に欠席し、1名は研究対象者の条件を満たさ. 調査協力施設は1施設で、病床数 1000 床以上、看護職. ず除外し、1名は倫理的に面接を中断する必要があり研究. 員数 1000 人以上の総合病院である。. 対象者から除外した。最終的に 15 名を研究対象者とし分析. 3.調査内容. を行った。. 調査内容は、(1)感情調整、(2)精神的健康度、(3)バーン. 対象者の年齢は、平均 31.47±10.12 歳であり、看護者と. アウト傾向、(4) 性格因子、(5)背景因子である。. しての臨床経験年数は、平均 8.80±8.71 年であった。調査. 4.調査方法. 時の病院内での勤務部署は、内科、外科、小児科、産婦人. 1)感情調整:半構造化面接法を用いる。. 科、精神科などの病棟勤務者が 10 名、外来勤務者が5名で. (1) 面接は、対象者の所属する病院とは異なる施設で行う。. あった。過去の勤務経験部署は、現在の勤務部署1カ所の. (2) 研究参加の動機やきっかけについて尋ねる(ウォーミングアップ)。. みが5名、現在の勤務部署に加えて、内科、外科、集中治. (3) どのような質問をするか対象者に伝え、こたえない権利. 療部など2カ所の病棟勤務経験のあるものが5名、3カ所. を保障し面接に入る。質問内容:看護学を学び看護職に. 以上が5名であった。勤務部署の異動は、希望無しが9名、. 就くまでの経緯、患者との印象に残る場面とその時の自. 出来れば異動希望が5名、異動希望が1名であった。退職. 分の気持ち・気持ちの折り合いの付け方、など。. は、希望なしが 14 名、出来れば退職希望は1名であった。. 2) 精神的健康度:精神健康調査票 60 (GHQ: The General. 2.看護者の感情調整. Health Questionnaire) (Goldberg,1979; 久保田,1985). 全 15 対象者の感情調整を、その概念の関係性に基づき分. を使用する。. 類したところ、 【個人的感情の利用】 【感情の客観性の維持】. 3)バーンアウト傾向:日本版 MBI (Maslash Burnout. 【感情移入の回避】 【主観的概念との融合】 【自己犠牲】 【理. Inventory) ( Maslach,1981:田尾,1995)を使用する。. 想像の追従】 【組織的感情規則への従属】 【感情労働の放棄】. 4 ) 性 格 因 子 : 主 要 5 因 子 性 格 検 査 (The Big Five. の、8つのカテゴリーに分類された(表1)。 表1 感情調整カテゴリー. Personality Inventory) (村上, 1999)を使用する。. カテゴリー. 5) 背景因子:自作質問紙にて人口統計学的情報を得る。. 個人的感情の利用. 5.分析方法 感情の客観性の維持. 1) 感情調整:修正版 M­GTA(Modified Grounded Theory. 感情移入の回避. Approach)(木下,2003)を用いる。GTA はデータに密着し. 主観的概念との融合 自己犠牲. た分析から独自の理論を作っていく質的研究法である。. 理想像の追従. (1) 語りの中から概念とその定義を生成。. 組織的感情規則への従属. (2) 継続的比較分析により、他概念の存在の可能性の検討。. 感情労働の放棄. (3) 理論的サンプリングにより概念を検証していく。. 概念. 定義. 好意的対象の選択. 好意的な感情を抱きやすい患者を選択する. 近親者への置き換え. 患者を近親者に置き換えて感情を引き出す. 受動的な親密性. 患者に対して自然と親密な感情を抱く. 自己との置き換え. 患者を自分に置き換えて感情を引き出す. 感情の客観視. 自分の感情を客観的に捉えようとする. 陰性感情の維持. 患者に対する陰性感情を維持する. 意識的な無関心. 意図的に感情移入しない. 主観的看護概念との融合. 主観的な看護概念と自分自身とを融合させる. 自己の感情の抑制. 自分の感情を抑えて患者に同調する. 上下関係の明確化. 患者と自分の上下関係を明確に位置づける. 理想的概念への追従. 理想化された看護概念に従う. 理想像との同一化. 理想の看護者像と同一化する. 管理者の感情規則への従属. 管理者の感情規則に従う. 組織の感情規則への従属. 組織で患者との感情的関わりの方針を決める. 感情労働の放棄. 感情労働を担うための情緒操作をしない. 以下に8つのカテゴリーについて、カテゴリーを構成す. (4) 概念間の関係性を検討し、カテゴリーを生成する。. る概念と、その定義について記述する。(【】はカテゴリー、. 2) 影響要因:感情調整の各カテゴリーと、性格因子、背. 『』は概念、 「」は語りを示す). 景因子との関係を探索する(SPSS16.0 使用)。. 1)【個人的感情の利用】 :以下の4つの概念から構成. 3) 精神的健康との関係:感情調整の各カテゴリーと、. (1)『好意的対象の選択』. 精神的健康度(GHQ)、バーンアウト傾向(MBI)との関係. 好意的な感情を抱きやすい患者や、そのような患者が. を探索する(SPSS16.0 使用)。. 入院する病院や病棟を選択すること。 「おじいちゃんおばあ. 4) 分析 1)~3)を総合して、看護者の感情調整と、影響要因・. ちゃんくらいの人の方が、自分も癒される面とかもあって。」. 2.

(3) (1)『理想的概念への追従』. (2)『近親者への置き換え』 患者を近親者に置き換えて、自分自身の感情を引き出. 理想化した看護概念を抱き、その概念の元に感情を動か. すこと。 「高齢の方が多かったので、自分の祖父母に話すように、. すこと。 「看護の世界って’すごいな’って。…惹かれて追っている感じ。 」 (2)『理想像との同一化』. 本当にやさしく接することが一番大事だなと思って。」. (3)『受動的な親密性』. 理想の看護者像を描き、同一化することにより感情を動. 患者と接するうちに、自然と患者に対して親密な感情. かすこと。 「(理想の看護師のように )私も’あなたがいてくれてよかった’. を抱くこと。 「あなたみたいな娘が欲しかった、とか言われたりし. みたいに思われる看護師にな りたいな、とか。」. 7)【組織的感情規則への従属】 :以下の2つの概念から構成. たら泣けてきて…もうなんか家族に近い感じでしたね、気持ちが。」. (1)『管理者の感情規則への従属』. (4)『自己との置き換え』 患者の置かれた状況や立場を自分に置き換え、自分自. 管理者が定める感情規則に、自分の感情を従わせること。. 身の感情を引き出すこと。 「患者さんの立場に立ちすぎると…. 「先輩たちが自然な反応だったので、あ、やっぱ、それでいんだ、って。 」. (2)『組織の感情規則への従属』. 私たちも人間なので…悲しい感情っていうのは出してもいいと…。」. 2)【感情の客観性の維持】 :以下の1つの概念から構成. 所属する組織内で、感情的関わりが困難な患者を共通認. (1)『感情の客観視』. 識して感情的関わりの方針を決定したり、所属する組織. 患者と接する中で生じた自分の感情を、客観的に観察. 内での感情規則をさぐりしたがっていくこと。 「患者さん対. しようとすること。 「自分がどういうときにどういう反応が怒る. 応マニュアルを作ってるんですよ。こまかく病棟で方針を考えて。」. 8)【感情労働の放棄】 :以下の1つの概念から構成. かを知っておいた方がいいと思って…。」. 3)【感情移入の回避】 :以下の2つの概念から構成. (1)『感情労働の放棄』. (1)『陰性感情の維持』. 感情労働を担うための情緒操作ができないこと。「行く. 患者に対して抱いた自分の陰性感情を操作しないこと。. のが嫌で嫌で。別のことを一人一生懸命やったりとかして。」. 3.感情調整の影響要因. 「まあ患者だから、…って。ちょっと失礼な考え方で…。」. (2)『意識的な無関心』. 感情調整に影響する要因について以下の特徴が明らかと. 患者に対して自分の感情が動かされないようにしたり、. なった。. 自分の感情を維持させようとするもの。 「患者さんの立場に. 1)【主観的概念との融合】を使用している者は、年齢 40 歳以上、看護臨床経験年数が 20 年以上であった。. なって考えるとあまりにもつらいので考えないですね。」. 2)【自己犠牲】を使用している者は、年齢 25 歳以下、看. 4)【主観的概念との融合】 :以下の1つの概念から構成 (1)『主観的看護概念との融合』. 護者としての臨床経験年数は3年以下であった。 3)【理想像の追従】を使用している者は、年齢 25 歳以下、. 自分が考える看護者役割としての感情規制を、自分自身 に融合させるもの。 「看護師という職業と自分の個人というのの、. 経験年数3年以下であった。 4)【組織的感情規則への従属】を使用している者は、年齢. 境っていうのがあんまりなくなってきてるんで。」. 25 歳以下の者、または精神科所属であった。. 5)【自己犠牲】 :以下の2つの概念から構成 (1)『自己の感情の抑制』. 5)【感情労働の放棄】を使用している者は、看護者として. 自分自身の感情を抑えて、感情を患者と同調させるもの。. の臨床経験年数が3年以下、退職希望があった。 6)【感情移入の回避】と【感情労働の放棄】を両方とも使. 「(患者が)うれしいときはそのシーンしか頭になくて、普通にうれしいん ですよ。終わった後に、 ’私悲しいんやった’みたいな。」. 用している者には、異動・退職希望が認められた。. (2)『上下関係の明確化』. 7) 感情調整カテゴリーと主要5因子性格検査との関係は. 患者と自分の関係性を、患者が上、自分が下と、明確に. 認められなかった。. 位置づけること。 「とりあえず、下手に立つっていうかですね。」. 4.感情調整と精神的健康. 6)【理想像の追従】 :右記の2つの概念から構成. 感情調整の各カテゴリーを、その感情調整が認められた 者、認められなかった者の2群に分類して、GHQ、バーン. 3.

(4) アウト傾向(情緒的消耗感・脱人格化・個人的達成感)の得点. いる者は、そうでない者に比べて精神的健康度が低いこと. を比較したところ以下のような特徴が明らかになった。. からも、看護者の情緒的消耗感が推察される。. 1)【感情移入の回避】を使用している者は、していない者. 援助の方向性として、他者と感情的関わりを持つための. に 比 べ て 、 GHQ の 得 点 が 有 意 に 高 か っ た. 情緒操作ができないときもあることを承認したり、患者へ. (U=10.0;p<0.05) (表 2)。. の逆転移による過去のネガティブな情緒的体験を解きほぐ. 表2 感情移入の回避と精神的健康度. 【感情移入の回避】 あり なし. n. M±SD. 統計量. 有意確率. 7 8. 36.57±8.06 22.88±13.93. U =10.0. p <0.05. すための臨床心理学専門家による継続的心理面接を行う こ とも有用であると考える。 【主観的概念との融合】は、年齢 40 歳以上、臨床経験 20. Mann-WhitneyのU 検定. 2) 感情調整とバーンアウト傾向(情緒的消耗感・脱人格. 年以上の看護者から抽出された。40 歳以上の看護者は、40. 化・個人的達成感)との関係は認められなかった。. 歳未満の看護者よりも情緒的消耗感が低いという報告(田. 5.結果図. 尾・久保,2007)もあり、情緒操作を切り替える必要のない. 結果1~4を総合して、看護者の感情調整と影響要因、. ことから看護職組織の中では適応的であるのかもしれない。. 精神的健康度の概念図を作成した(省略)。. しかしながら長期的に抑圧された感情が存在する可能性も. Ⅳ.考察. あるだろう。. 1) 対象者の背景. 【自己犠牲】は新人看護者に多く、情緒的消耗感が増し. 本研究への参加の承諾が得られた者のうち、調査日に2. たり、看護者自身の自尊心や、自己効力感が低下する可能. 名は欠席した。これは看護者が職業役割を担う上での自分. 性がある。また【理想像の追従】も新人看護者に多く認め. の感情を語ることへの抵抗感を示しているとも考えられる。. られており、看護臨床の現状を目の当たりにし、幻滅 (北. また面接を中断する必要のあった1名の事例は、看護者の. 山,2001) 体験に陥る可能性がある。これは新人離職率の原. 感情調整の難しさを物語っているとも考えられた。. 因の一因としてリアリティショックが 6%(福岡県看護協会,. 2) 看護者の感情調整と、心理的援助の方向性について. 2007)を占めていることからも、裏付けられる。また本研究. 【個人的感情の利用】は、看護者の何らかの転移・逆転. では【感情労働の放棄】は臨床経験が新人看護者に認めら. 移を活用して、患者に対する感情を引き出しているもので. れ、感情の操作を柔軟性をもって行うことができず、看護. ある。患者との関係性によっては患者からのネガティブな. 者の自己効力感が低下したり、離職に追い込まれている可. 感情を投げかけられたり、看護者が患者の感情を抱え過ぎ. 能性がある。援助の方向性として、看護者の情緒体験に寄. ることにより、情緒的消耗感が増大する可能性がある。援. り添い、個人に合っ た感情調整を見つけていく過程を支援. 助の方向性として、自他の感情の区別を行うため、 【感情の. していくことが必要であると考える。. 客観性の維持】を用いていけるよう看護基礎教育に心理教. 【組織的感情規則への従属】は、新人看護者と精神科所. 育を導入したり、また実際の臨床場面での転移逆転移理解. 属の看護者に認められており、組織に所属する初期の頃と、. については第 3 者の存在が不可欠であるので、臨床心理学. 患者の精神的な側面を取り扱う診療科における感情規則の. 専門家による心理面接が望まれる。. 枠組みとして用いられていることが示唆された。. 【感情移入の回避】を用いる理由として、 対象者の語り. 3) 本研究の意義と研究の限界. の中からは、時間的精神的余裕がないことや、逆転移によ. 本研究では、看護者の感情調整が質的に明らかになり、. るネガティブな情緒的体験を挙げる者が存在した。. 感情調整が看護者の精神的健康に影響を及ぼす可能性を示. Saarni(2005)は、他者の感情経験へ共感的同情的に自己を. すことができた。また、本研究で明らかになった影響要因. 移入する能力を、感情に対する能力の1つとして挙げてい. により、感情労働を担う看護者への情緒的支援方策、特に. る。潜在的にはこの能力を持ちながら、敢えて【感情移入. 早期離職の多い新人看護者に対する情緒的側面からの心理. の回避】を行うことは、感情の不協和や、看護者としての. 的支援策を検討できたことは、意義があったと考える。. アイデンティティのゆらぎも起こりうる、情緒的負担の大. 今後は、感情調整と精神的健康度、影響要因についての. きな感情調整であると考えられる。この感情調整を行って. 仮説を量的研究にて検証することが課題である。. 4.

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