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重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金 医療技術実用化総合研究事業(臨床研究・治験推進研究事業)

「重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの予後改善効果に関する研究」

分担研究報告書

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重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの 予後改善効果に関する研究

研究分担者:矢部一郎1)

研究協力者:佐々木秀直1)、加納崇裕1)、北川まゆみ1)

1)北海道大学大学院医学研究科神経内科

研究要旨;重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの認知機能障害 発症の予防効果および安全性を評価することを目的とした多施設共同自主臨床研究を遂行 するため、院内体制ならびに必須文書の整備を行った。平成25年10月18日に北海道大学病 院自主臨床研究事務局の承認を得て、研究を開始。平成26年3月29日までに、13名の患者を 登録した。その後、3名が脱落し、平成27年3月2日現在10名の患者で研究が進捗中である。 

A:研究目的

重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象 としたドネペジルの認知機能障害発症の予防 効果をプラセボとの二重盲検試験により評価 する。また同時に本剤の安全性についても併 せて評価する。 

B:研究方法

本研究は3年間にわたる多施設共同研究であ る。まず試験薬(ドネペジルおよびプラセボ)

の搬入など研究を実施する体制を整備した。

嗅覚試験(OSIT‑J)および認知機能検査(MMSE) にてOSIT‑J 4点以下、MMSE 26点以上の候補パ ーキンソン病患者の抽出にあわせて、研究責 任医師、分担医師、その他施設内外の関係者 を集め、院内のキックオフミーティングを開 催した。平成25年10月19日から患者に対する 説明同意を開始した。同意を得た患者の臨床

情報を研究事務局に連絡し、事務局より割り 付けされた薬剤番号の薬剤を患者に朝食後1 錠服用してもらい、経過観察を行った。 

(倫理面への配慮) 

本研究の実施にあたっては、薬事法、「医薬 品の臨床試験の実施の基準に関する省令」な らびに関連法規則を遵守する。また、研究実 施計画書、治験薬概要書、症例報告書、同意 説明文書など、本研究に関する実施医療機関 の長へ提出すべき文書を整え、北大病院自主 臨床研究の審議を経て、平成25年10月18日に 承認を得た。本研究は多施設共同研究であり、

全実施医療機関での審査委員会の承認を受け ている。 

 

C:研究結果 

平成 26 年 3 月 29 日現在、13 名の患者から同 意を得て、本研究に登録した。そのうち1名

(2)

厚生労働科学研究費補助金 医療技術実用化総合研究事業(臨床研究・治験推進研究事業)

「重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの予後改善効果に関する研究」

分担研究報告書

- 40 - が嘔気により、もう1名が自覚的パーキンソ ン症状の悪化により、更に 1 名が自己判断に て脱落した。残る 10 名については特に問題無 く観察研究が進行中である。 

 

D:考察

責任医師、分担医師、その他施設内外の関係 者の協力により、本臨床研究を行うための施 設内の整備を行い試験が開始された。現時点 で順調に研究が遂行されている。

E:結論

現時点では評価を完遂し、データ固定を行っ た被験者はないため、ドネペジルの有効性お よび安全性について記載できる事項はない。

F:健康危険情報 特記事項なし

G:研究発表 1:論文発表 該当なし 2:学会発表 該当なし

H:知的所有権の取得状況(予定を含む)

1:特許取得 該当なし

2:実用新案登録 該当なし

3:その他 該当なし

参照

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