© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
1
[Data Backup] [v19.5]
ファイル・ディレクトリの手動バックアップリストア マニュアル
v1.0.0
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
2
Table of Contents
Table of Contents ... 2
1 はじめに ... 3
1.1 本書の目的、位置づけ ... 3
1.2 事前にご準備いただくもの ... 3
1.3 関連するサービス説明書 ... 3
1.4 本書のご利用にあたって ... 3
2 操作手順 ... 4
2.1 バックアップ/リストア実行における基本事項 ... 4
2.1.1 バックアップ方式 ... 4
2.1.2 バックアップ領域内のバックアップデータのディレクトリ構造 ... 4
2.2 Linux系OSにおける手動バックアップ/リストア手順 ... 4
2.2.1 手動バックアップ/リストア実行環境 ... 4
2.2.2 手動ファイル/ディレクトリ バックアップ実行手順 ... 7
2.2.3 手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順 ... 8
2.3 Microsoft OSにおける手動バックアップ/リストア手順 ... 12
2.3.1 手動バックアップ/リストア実行環境 ... 12
2.3.2 CLIを用いた手動ファイル/ディレクトリ バックアップ実行手順 ... 14
2.3.3 CLIを用いた手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順 ... 16
2.3.4 GUIを用いた手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順 ... 19
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
3
1 はじめに
1.1 本書の目的、位置づけ
• 本書は、Enterprise Cloud for ERP ( 以下、 「 本サービス 」 と記載します ) 上で、当社が提供する Data Backupメニューをご利用するお客さまを対象としています。
• 仮想マシン、ならびに物理サーバー ( 以下、クライアント ) のファイル/ディレクトリを手動でバックアップ/リスト アする方法を紹介します。
1.2 事前にご準備いただくもの
• エージェント (version 19.5) 導入済みのクライアント
• 作業端末
作業端末では以下の操作を行います。
o 手動でファイル/ディレクトリのバックアップ ( 以下、手動バックアップ ) を実行 o 手動でファイル/ディレクトリのリストア ( 以下、手動リストア ) を実行
1.3 関連するサービス説明書
Data Backupメニューのサービス仕様については以下をご参照ください。
• 第 10.1 編 Data Backup
1.4 本書のご利用にあたって
本書を参照いただくにあたって、以下の点にご留意ください。
• 本書は、Data Backupメニューのサービス仕様についての知識があることを前提としています。
• 本書では、バックアップエージェントインストール時に導入される、CLIのコマンド や GUI のバックアップツール
「 Networker User 」 を使用したバックアップ/リストアの実行例を紹介します。
なお、GUIツール 「 Networker User 」 を用いたバックアップについては、製品仕様で保存期間を指定で きず、有効なバックアップ手段になり得ないため、記載いたしません。
• 本書の記載は、予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
4
2 操作手順
2.1 バックアップ/リストア実行における基本事項
バックアップ/リストアを実行する際の基本事項について説明します。
2.1.1 バックアップ方式
手動バックアップでは、フルバックアップのみ取得できます。
差分バックアップ、増分バックアップには対応していません。
2.1.2 バックアップ領域内のバックアップデータのディレクトリ構造
バックアップデータは、バックアップ領域内に、クライアントと同じディレクトリパスで保存されます。
2.2 Linux 系 OS における手動バックアップ/リストア手順
2.2.1 手動バックアップ/リストア実行環境
下記のシステム構成環境を前提とします。
作業者は、作業端末を用いて、お客様サイトからネットワーク経由で、本サービスのお客様テナント上のクライアントに アクセスし、手動バックアップ/リストア作業を実施します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
5 テナント情報
RID ABCD
各サーバーの情報
種別 ホスト名 OS
クライアント#1
( Linux系 OS ) linux01 SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 12 SP4
バックアップ管理サーバー ABCDJP014NVE001 - バックアップ領域 ABCDJP014DD1001 - バックアップ領域(DRサイト用) ABCDJP014DD1002
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
6 バックアップ領域(DRサイト用)の情報
ホスト名 プール種別 プール名
ABCDJP014DD1002
Replicated Pool ABCD-C Secondary Pool ABCD-DR
お客様環境におけるバックアップ管理サーバーおよび、バックアップ領域の情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
バックアップデータの情報
バックアップ領域には、以下のクライアント#1のバックアップデータが保存されている前提とします。
バックアップ領域内のクライアント#1のバックアップデータ /recover_test/file.txt
/recover_test/recover_file.txt /recover_test/dir/file1.txt /recover_test/dir/file2.txt
/recover_test/recover_dir/recover1.txt /recover_test/recover_dir/recover2.txt
バックアップ領域内のバックアップデータをリカバリファイルと呼びます。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
7
2.2.2 手動ファイル/ディレクトリ バックアップ実行手順
2.2.2.1 バックアップシナリオ
バックアップの一例として、クライアント#1 のファイル「/backup.txt」を保存期間2週間でバックアップします。
2.2.2.2 作業端末へのログイン
作業端末でクライアント#1にログインします。
2.2.2.3 手動バックアップの実行 以下のコマンドを実行します。
# save -y retention_time -s backup_server_name path [ -b pool_name ]
【例】 ファイル「/backup.txt」を保存期間2週間でバックアップを実行する場合
【実行例1】 メインサイトでバックアップする場合
# save -y 2weeks -s ABCDJP014NVE001 /backup.txt
【実行例2】 DRサイトでバックアップする場合
# save -y 2weeks -s ABCDJP014NVE001 /backup.txt -b ABCD-DR
-y retention_time
retention_time には、バックアップデータの保存期間を入力します。
days、weeks、months、yearsで指定可能です。
-s backup_server_name
backup_server_name には、バックアップ管理サーバー名を入力します。
path
path には、バックアップ対象のファイル/ディレクトリのパスを入力します。
パスを指定しない場合、カレントディレクトリ配下がバックアップされます。
ファイル名、ディレクトリ名に半角スペースが含まれる場合は、ダブルクォーテーションで括ってください。
[ -b pool_name ]
DRサイトでのバックアップ時に必要なパラメータです。メインサイトでのバックアップ時は指定不要です。pool_name には、Secondary Poolのプール名を入力します。
お客様環境におけるSecondary Poolの情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
8 保存期間は必ず指定してください。
保存期間を指定しなかった場合は、自動バックアップで指定された保存期間のいずれか、または1ヶ月が選択されま す。
2.2.2.4 手動バックアップ実行結果の確認
バックアップが正常終了すると、以下のログが表示されます。
# save -y 2weeks /backup.txt
(中略)
/backup.txt /
save: /backup.txt X KB 00:00:02 2 files
(中略)
94694:save: The backup of save set '/backup.txt' succeeded.
7167:save: save completion time: 2018/05/08 8:11:41 94694:save: The backup of save set '/backup.txt' succeeded.
なお、OS標準機能でバックアップ実行の成否を確認することも可能です。
直近に実行したコマンドの終了コードを取得します。
echo $?
True
2.2.3 手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順
2.2.3.1 リストアシナリオ
リストアの一例として、バックアップ領域に保存されているクライアント#1 のリカバリファイルからファイル
「/recover_test/recover_file.txt」とディレクトリ「/recover_test/recover_dir」をリストアします。
2.2.3.2 作業端末へのログイン
作業端末でクライアント#1にログインします。
2.2.3.3 手動リストアの実行
以下のコマンドを実行します。recover コマンドの対話型モードに遷移します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
9 # recover -s backup_server_name -c source_hostname [ –f ] [ -iR ] [ -b pool_name ]
【実行例1】 メインサイトでリストアする場合
# recover -s ABCDJP014NVE001 -c linux01 -f
【実行例2】 DRサイトにて、メインサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合
# recover -s ABCDJP014NVE001 -c linux01 -f -b ABCD-C
【実行例3】 DRサイトにて、DRサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合
# recover -s ABCDJP014NVE001 -c linux01 -f -b ABCD-DR
-s backup_server_name
backup_server_name には、バックアップ管理サーバー名を入力します。
-c source_hostname
source_hostname は、バックアップデータ元のクライアントホスト名です。リストア先のクライアント以外を指定するこ とも可能です。
[ -f ]
リストア先にリカバリファイルと同名のファイルが存在する場合、強制的にリカバリファイルを既存ファイルに上書きします。
[ -iR ]
リカバリファイルの保存先に同名のファイルが存在する場合、リカバリファイルを自動的にリネームして保存します。
オプション -f や -iR を指定しない場合、リストアするファイル毎に 「 リカバリファイルをリネームして保存する 」、「 リカ バリファイルを破棄して既存のファイルを残す 」、「 既存のファイルをリカバリファイルで上書きする 」 、「 既存のファイル をリカバリファイルでOS再起動後に上書きする 」 のいずれかを対話的に指定します。
オプション -f と -iR の両方を記載した場合は、後ろに記述したオプションが有効となります。
[ -b pool_name ]
DRサイトでのリストア時に必要なパラメータです。メインサイトでのリストア時は指定不要です。pool_name には、リ ストアしたいバックアップデータが含まれるプール名を指定します。メインサイトで取得したバックアップデータをリストアす る場合は、Replicated Poolのプール名を、DRサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合は、
Secondary Poolのプール名を指定して下さい。
お客様環境におけるReplicated Pool およびSecondary Poolの情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
以下のa.~e.の手順を繰り返し行い、リカバリファイルのリストを作成します。
a. リストア対象のディレクトリに移動します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
10 recover> cd /recover_test
b. 以下のコマンドで、有効なバックアップデータの断面を確認します。
recover> version
Versions of `/recover_test/':
6 drwxr-xr-x root sys 5632 Apr 20 13:12 recover_test/
save time: Fri Apr 20 13:23:23 2018
location: ***********.001 at ***********
6 drwxr-xr-x root sys 5632 Apr 19 13:12 recover_test/
save time: Thu Apr 19 13:22:36 2018 location: ***********.001 at ***********
6 drwxr-xr-x root sys 5632 Feb 20 15:36 recover_test/
save time: Mon Mar 19 14:32:20 2018 location: ***********.001 at ***********
c. bで確認した有効なバックアップデータの断面から、リストアするデータ断面をsave timeで指定します。
recover> changetime 03/19/18 14:32:20 6497:recover: time changed to 03/19/18 14:32:20
d. リカバリファイルを確認します。
recover> ll
0 - 100 2018/03/19 recover_file.txt 0 - 100 2018/03/19 file.txt
0 d 0 2018/03/19 recover_dir 0 d 0 2018/03/19 dir
e. リストア対象のファイル/ディレクトリをリストに追加します。
recover> add recover_file.txt 1 file(s) marked for recovery recover> add recover_dir 3 file(s) marked for recovery
他にもリストア対象のファイルが存在する場合、a. に戻ります。
リストアを行うファイルのリスト情報を確認します。指定した日時のバックアップデータが選択されていることを確認します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
11 recover> list
/recover_test/recover_file.txt @ Mon Mar 19 14:32:20 2018 /recover_test/recover_dir @ Mon Mar 19 14:32:20 2018
/recover_test/recover_dir/recover1.txt @ Mon Mar 19 14:32:20 2018 /recover_test/recover_dir/recover2.txt @ Mon Mar 19 14:32:20 2018 4 file(s) marked for recovery
リストアを実行します。
recover> recover
リストア実行後、リストは初期化されます。
2.2.3.4 手動リストア実行結果の確認
リストアが正常終了すると、以下のログが表示されます。
recover> recover
Recovering 3 files into their original locations Volumes needed (all on-line):
***********.001 at ***********
Total estimated disk space needed for recover is XX KB.
Requesting 3 file(s), this may take a while...
Recover start time: 2018/05/08 5:52:15 Requesting 1 recover session(s) from server.
Successfully established direct file retrieve session for save-set ID '***********' with adv_file volume '***********.001'.
/recover_test/recover_file.txt
39571:recover: /recover_test/recover_file.txt: file exists, overwriting /recover_test/recover_dir/recover1.txt
39571:recover: /recover_test/recover_dir/recover1.txt: file exists, overwriting /recover_test/recover_dir/recover2.txt
39571:recover: /recover_test/recover_dir/recover2.txt: file exists, overwriting /recover_test/
Received 3 file(s) from NSR server `ABCDJP014NVE001' Recover completion time: 2018/05/08 5:52:28
recover コマンドの対話型モードを終了します。
recover> q
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
12
2.3 Microsoft OS における手動バックアップ/リストア手順
2.3.1 手動バックアップ/リストア実行環境
下記のシステム構成環境を前提としています。
作業者は、作業端末を用いて、お客様サイトからネットワーク経由で、本サービスのお客様テナント上のクライアントに アクセスし、手動バックアップ/リストア作業を実施します。
テナント情報
RID ABCD
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
13 各サーバーの情報
種別 ホスト名 OS
クライアント#2 ( Microsoft OS ) win01 Windows Server 2019 Datacenter バックアップ管理サーバー ABCDJP014NVE001 -
バックアップ領域 ABCDJP014DD1001 - バックアップ領域(DRサイト用) ABCDJP014DD1002
お客様環境におけるバックアップ管理サーバーおよび、バックアップ領域の情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
バックアップ領域(DRサイト用)の情報
ホスト名 プール種別 プール名
ABCDJP014DD1002
Replicated Pool ABCD-C Secondary Pool ABCD-DR
バックアップデータの情報
バックアップ領域には、以下のクライアント#2のバックアップデータが保存されている前提とします。
バックアップ領域内のクライアント#2のリカバリファイル C:\recover_test\file.txt
C:\recover_test\recover_file.txt C:\recover_test\dir\file1.txt C:\recover_test\dir\file2.txt
C:\recover_test\recover_dir\recover1.txt
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
14 C:\recover_test\recover_dir\recover2.txt
バックアップ領域内のバックアップデータをリカバリファイルと呼びます。
2.3.2 CLI を用いた手動ファイル/ディレクトリ バックアップ実行手順
2.3.2.1 バックアップシナリオ
バックアップの一例として、クライアント#2 のファイル「C:\backup.txt」を保存期間2週間でバックアップします。
2.3.2.2 作業端末へのログイン
作業端末でクライアント#2にログインします。
2.3.2.3 手動バックアップの実行
コマンドプロンプト もしくは Windows PowerShell を開き、以下のコマンドを実行します。
save -y retention_time -s backup_server_name path [ -o “vss:*=off”] [ -b pool_name ]
【実行例1】メインサイトにて、ファイル「C:\backup.txt」を保存期間 2週間でバックアップする場合 save -y 2weeks -s ABCDJP014NVE001 C:\backup.txt
【実行例2】DRサイトにて、ファイル「C:\backup.txt」を保存期間 2週間でバックアップする場合 save -y 2weeks -s ABCDJP014NVE001 C:\backup.txt -b ABCD-DR
【実行例3】メインサイトにて、ファイル「C:\backup.txt」を保存期間 2週間、WindowsのVolume Shadow Copy Service(以下、VSS)機能をオフでバックアップする場合
save -y 2weeks -s ABCDJP014NVE001 C:\backup.txt –o “vss:*=off”
-y retention_time
retention_time には、バックアップデータの保存期間を入力します。
days、weeks、months、yearsで指定可能です。
-s backup_server_name
backup_server_name には、バックアップ管理サーバー名を入力します。
path
path には、バックアップ対象のファイル/ディレクトリのパスを入力します。
パスを指定しない場合、カレントディレクトリ配下がバックアップされます。
ファイル名、ディレクトリ名に半角スペースが含まれる場合は、ダブルクォーテーションで括ってください。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
15 [-o “vss:*=off” ]
DataKeeperがインストールされたWindows OS仮想マシンのファイル/ディレクトリバックアップにおいて
DataKeeper Volume以外のボリュームのバックアップを取得する際は、WindowsのVSS機能を使用しないよ う引数を指定します。
[ -b pool_name ]
DRサイトでのバックアップ時に必要なパラメータです。メインサイトでのバックアップ時は指定不要です。pool_name には、Secondary Poolのプール名を入力します。
お客様環境におけるSecondary Poolの情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
保存期間は必ず設定してください。
保存期間を設定しなかった場合は、自動バックアップで指定された保存期間のいずれか、または1ヶ月が選択されま す。
2.3.2.4 手動バックアップ実行結果の確認
バックアップが正常終了すると、以下のログが表示されます。
PS C:\Users\Administrator> save C:\backup.txt
(中略)
129292:save: Successfully established Client direct save session for save-set ID '*********' (*********:C:\backup.txt) with adv_file volume '*********.001'.
C:\backup.txt C:\
/
save: C:\backup.txt X KB 00:00:14 3 files
(中略)
94694:save: The backup of save set 'C:\backup.txt' succeeded.
7167:save: save completion time: 2018/05/08 9:37:01 94694:save: The backup of save set 'C:\backup.txt' succeeded.
なお、OS標準機能でバックアップ実行の成否を確認することも可能です。
直近に実行したコマンドの終了コードを取得します。
コマンドプロンプトの場合、戻り値が 0 であれば正常終了です。
echo %ErrorLevel%
0
Windows PowerShellの場合、戻り値が True であれば正常終了です。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
16 echo $?
True
2.3.3 CLI を用いた手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順
2.3.3.1 リストアシナリオ
リストアの一例として、バックアップ領域に保存されているクライアント#2 のリカバリファイルから、ファイル
「C:\recover_test\recover_file.txt」とディレクトリ「C:\recover_test\recover_dir」をリストアします。
2.3.3.2 作業端末へのログイン
作業端末でクライアント#2にログインします。
2.3.3.3 手動リストアの実行
コマンドプロンプト もしくは Windows PowerSell から以下のコマンドを実行します。recover コマンドの対話型モ ードに遷移します。
recover -s backup_server_name -c source_hostname [-f] [-iR] [ -b pool_name ]
【実行例1】 メインサイトでリストアする場合 recover -s ABCDJP014NVE001 -c win01 -f
【実行例2】 DRサイトにて、メインサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合 recover -s ABCDJP014NVE001 -c win01 -f -b ABCD-C
【実行例3】 DRサイトにて、DRサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合 recover -s ABCDJP014NVE001 -c win01 -f -b ABCD-DR
-s backup_server_name
backup_server_name には、バックアップ管理サーバー名を入力します。
-c source_hostname
source_hostname は、バックアップデータ元のクライアントホスト名です。リストア先のクライアント以外を指定するこ とも可能です。
[ -f ]
リカバリファイルのリストア先に同名のファイルが存在する場合、強制的にリカバリファイルを既存ファイルに上書きします。
[ -iR ]
リカバリファイルの保存先に同名のファイルが存在する場合、リカバリファイルを自動的にリネームして保存します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
17 オプション -f や -iR を指定しない場合、リストアするファイル毎に 「 リカバリファイルをリネームして保存する 」、「 リカ バリファイルを破棄して既存のファイルを残す 」、「 既存のファイルをリカバリファイルで上書きする 」 、「 既存のファイル をリカバリファイルでOS再起動後に上書きする 」 のいずれかを対話的に指定します。
オプション -f と -iR の両方を記載した場合は、後ろに記述したオプションが有効となります。
[ -b pool_name ]
DRサイトでのリストア時に必要なパラメータです。メインサイトでのリストア時は指定不要です。pool_name には、リストアしたい バックアップデータが含まれるプール名を指定します。メインサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合は、Replicated Poolのプール名を、DRサイトで取得したバックアップデータをリストアする場合は、Secondary Poolのプール名を指定して下さ い。
お客様環境におけるReplicated Pool およびSecondary Poolの情報は、開通通知書別紙をご参照ください。
以下のa.~ e.の手順を繰り返し行い、リカバリファイルのリストを作成します。
a. リストア対象のディレクトリに移動します。
recover> cd recover_test
b. 以下のコマンドで、有効なバックアップデータの断面を確認します。
recover> version
Versions of `C:\recover_test\':
0 d 0 2018/05/08 09:22 recover_test\
save time: 2018/05/08 9:30:04
location: **********.001 at **********
0 d 0 2018/05/08 09:22 recover_test\
save time: 2018/05/08 9:29:21
location: **********.001 at **********
0 d 0 2018/05/08 09:22 recover_test\
save time: 2018/05/08 9:28:27
location: **********.001 at **********
c. bで確認した有効なバックアップデータの断面から、リストアするデータ断面をsave timeで指定します。
recover> changetime 05/08/18 9:29:21
18361:recover: time changed to 05/08/2018 09:29:21 (mm/dd/yyyy)
d. リカバリファイルを確認します。
recover> ll
0 d 0 2018/05/08 09:23 dir\
0 - 11193 2018/05/08 09:23 file.txt 0 d 0 2018/05/08 09:24 recover_dir\
0 - 7917 2018/05/08 09:22 recover_file.txt
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
18 e. リストア対象のファイル/ディレクトリをリストに追加します。
recover> add recover_file.txt 1 file(s) marked for recovery recover> add recover_dir C:\recover_test\recover_dir 4 file(s) marked for recovery
他にもリストア対象のファイルが存在する場合、a. に戻ります。
リストアを行うファイルのリスト情報を確認します。指定した日時のバックアップデータが選択されていることを確認します。
recover> list
C:\recover_test\recover_dir\ @ 2018/05/08 9:29:21 C:\recover_test\recover_file.txt @ 2018/05/08 9:29:21
C:\recover_test\recover_dir\recover_file1.txt @ 2018/05/08 9:29:21 C:\recover_test\recover_dir\recover_file2.txt @ 2018/05/08 9:29:21 4 file(s) marked for recovery
リストアを実行します。
recover> recover
リストア実行後、リストは初期化されます。
2.3.3.4 手動リストア実行結果の確認
リストアが正常終了すると、以下のログが表示されます。
recover> recover
Recovering 4 files into their original locations Volumes needed (all on-line):
**********.001 at **********
Total estimated disk space needed for recover is XX KB.
Requesting 4 file(s), this may take a while...
Recover start time: 2018/05/08 10:15:46 Requesting 1 recover session(s) from server.
Successfully established direct file retrieve session for save-set ID '**********' with adv_file volume '**********.001'.
C:\recover_test\recover_dir\recover_file1.txt
39571:recover: C:\recover_test\recover_dir\recover_file1.txt: file exists, overwriting C:\recover_test\recover_dir\recover_file2.txt
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
19 39571:recover: C:\recover_test\recover_dir\recover_file2.txt: file exists, overwriting
C:\recover_test\recover_dir\ C:\recover_test\recover_file.txt
39571:recover: C:\recover_test\recover_file.txt: file exists, overwriting Received 4 file(s) from NSR server `**********'
Recover completion time: 2018/05/08 10:15:59
recover コマンドの対話型モードを終了します。
recover> q
2.3.4 GUI を用いた手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順
メインサイトでリストアする場合、本手順を実施いただけます。
DRサイトでリストアする場合は 「CLIを用いた手動ファイル/ディレクトリ リストア実行手順」 のみ実施いただけます。
2.3.4.1 リストアシナリオ
リストアの一例として、バックアップ領域に保存されているクライアント#2 のリカバリファイルから、ファイル
「C:\recover_test\recover_file.txt」とディレクトリ「C:\recover_test\recover_dir」をリストアします。
2.3.4.2 作業端末へのログイン
作業端末でクライアント#2にログインします。
2.3.4.3 手動リストアの実行
「 NetWorker User 」 を起動します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
20
「 Change Server 」 画面が表示されますので、バックアップ管理サーバーのホスト名を選択し、「 OK 」 ボタンをク リックします。
「 Operation 」 > 「 Recover/Directed Recover... 」 を選択します。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
21
「 Source Client 」選択画面が表示されるので、バックアップ取得元のサーバーを選択し、「 OK 」 ボタンをクリックし ます。
「 Destination Client 」選択画面が表示されるので、リストア先のサーバーを選択し、「 OK 」 ボタンをクリックしま す。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
22 リストア対象を選択する画面が表示されます。
デフォルトではファイル/ディレクトリのバックアップデータの最新断面が表示されます。
過去のバックアップデータ断面にリストアしたい場合は、任意のファイル/ディレクトリを選択し、「 View 」 >
「 Versions... 」 を選択します。
リストアする任意のバックアップのデータ断面を選択し、「 Change Browse Time 」 ボタンをクリックします。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
23 リストアする任意のファイル/ディレクトリを選択します。
「 start 」 ボタンをクリックすると、リストアが実行されます。
リカバリファイルのリストア先に同名のファイルが存在する場合、リカバリファイル毎に 「 リカバリファイルをリネームして保 存する 」、「 リカバリファイルを破棄して既存のファイルを残す 」、「 既存のファイルをリカバリファイルで上書きする 」 、
「 既存のファイルをリカバリファイルでOS再起動後に上書きする 」 を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
© NTT Communications Corporation ALL Rights Reserved.
24 2.3.4.4 手動リストア実行結果の確認
リストアが正常終了すると、以下のログが表示されます。