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看護師が捉えた運動および生活活動ニーズー

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Academic year: 2021

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(1)

       小児看護(1)

       座長:及川郁子(東京家政大学)

P1−031

小児がん治療中の子どもへの身体活動支 援の実態(1)

一看護師が捉えた運動および生活活動 ニーズー

P1−032

小児がん治療中の子どもへの身体活動支 援の実態(2)

一看護師による運動および生活活動支援 の実施状況一

飯尾美沙1、永田真弓1、廣瀬幸美2、小林麻衣3、

清水裕子1、橋浦里実1

永田真弓1、飯尾美沙1、廣瀬幸美2、小林麻衣3、

清水裕子1、橋浦里実1

1関東学院大学 看護学部 看護学科、

2横浜市立大学 医学部 看護学科、

3晴陵リハビリテーション学院 理学療法学科

1関東学院大学 看護学部 看護学科、

2横浜市立大学 医学部 看護学科、

3晴陵リハビリテーション学院 理学療法学科

【目的】

小児がん治療中の子どもは、治療の副作用に伴う活動制限 により筋力低下などを生じるが、その身体活動(運動および 生活活動)支援の実態は明らかになっていない。本研究は、

看護師が捉えた小児がん治療中の子どもの身体活動ニーズ の実態を明らかにした。

【方法】

小児がん治療研究施設に参加登録している190施設のうち、

調査協力が得られた50施設において小児がんの子どもの看 護に携わっている看護師に質問紙調査票を依頼し、個別郵 送法にて回収した107名を対象とした。調査内容は、対象 者の背景、看護師が捉えた身体活動ニーズ(看護師のニー一 ズ、子どものニーズ)、活動制限の基準値の有無、および自 由記述であった。解析方法は、看護師が捉えた身体活動 ニーズについて記述統計量を算出し、自由記述は質的帰納 的に分析した。本研究は横浜市立大学医学研究倫理委員会 の承認を得て実施した(A141127019)。

【結果】

協力施設は小児がん拠点病院40.2%、小児がん連携病院 55.1%であり、病院種類は総合病院23.4%、大学病院・がん センター63.6%、小児専門病院13,1%であった。活動制限 時のデータ基準は81.3%が設けていた。看護師および子ど ものニーズともに「院内学級による気分転換の機会」、「プ レイルームでの体を動かす遊び」、「運動や生活活動をする ことによる気分転換の機会」および「生活活動をする機会」

が高かった。自由記述は、総コード数235(67名)のうち コード数52(35名)から、支援ニーズとして【状態や発達 段階に合わせた活動・運動の制限緩和と範囲拡大】、【日課 や生活リズムの確立】、【基本的日常生活活動の意識的働き かけ】、【活動量の増加によるディストラクション】、【運動 と生活活動増加に対する家族への説明と協力】、【スムーズ な社会生活復帰のための早期理学・作業療法】および【運 動や生活活動を提供するための環境整備】の7カテゴリーが 抽出された。

【考察】

看護師は小児がん治療中の子どもの身体活動のニーズとし て、気分転換の機会や体を動かす遊びの必要性から捉え、プ レイルームや院内学級といった子どもの生活環境を重視し ていた。さらに、子どもの状態や発達段階に合わせた身体 活動や社会生活復帰を見据えた支援の必要性も捉えている ことが明らかとなり、子どもの身体活動の実施状況と合わ せて検討する必要性が示唆された。

本研究はJSPS科研費25463489の助成を受けて実施した。

【目的】

小児がん治療中の子どもへの身体活動(運動および生活活 動)支援について、看護師による実施状況の実態を明らか にする。

【方法】

小児がん治療研究施設に参加登録する施設のうち、調査協 力が得られた施設で小児がんの子どもの看護に携わってい る看護師(各病棟3名)に調査票の配布を依頼し、個別郵送 法にて回収した107名を対象とした。調査内容は、施設の 概要、対象者の属性、身体活動の実施状況、看護婦の自律 性測定尺度、小児がん治療中の子どもへの身体活動につい て考えていることや思っていることの自由記述とした。身 体活動支援に関する実施状況が、看護職自律性尺度得点に よる差があるかどうかを解析した。自由記述は質的帰納的 に分析した。計画の段階で、横浜市立大学医学研究倫理委 員会の承認を受けて実施した(A141127019)。

【結果】

対象者の年代は、20〜30代77.6%、40〜50代22.4%、小 児看護経験年数は、1〜5年458%、6〜10年39.3%、11年 以上15.0%であった。身体活動支援のうち「病院・病棟行 事におけるレクリエーションへの子どもの参加」「院内学級 の行事への子どもの参加」は、80%以上の看護師が実施し ていた。反対に「階段昇降」「院内学級における体育の授業」

は、約80%が実施していなかった。また、「子どもが自分の 下膳をすること」「生活活動となるような行事などの手伝い・

補助をすること」の実施状況は、看護職自律性(総得点)

に有意な差を示した。自由記述は、総コード数235(67名)

のうちコード数16(7名)から、実践している小児がん治療 中の運動および生活活動支援として、【入院前からの生活活 動の維持・継続】、【理学・作業療法士による骨髄抑制時の ベッドサイドトレーニングの実施】、【病棟内での集団型運 動プログラムの実施】、【退院後の療養生活を想定したセル フトレーニングの実施】の4カテゴリーに集約された。

【考察】

病院・病棟、院内学級等で催される行事参加への支援は多 く実施されているものの、体育の授業や階段昇降といった 身体活動支援の実施は少ないことが明らかとなった。一方 で、実践数は少ないものの、運動支援が積極的に行われて いる実態も明らかとなった。また、小児がん治療中の子ど もが下膳をすることや行事などの手伝い・補助といった病 棟での身近な生活活動支援の実施には、看護職自律性が影 響していることが考えられる。

本研究はJSPS科研費25463489の助成を受けて実施した。

題・ポスター6月24日趨

The 63rd Annual Meeting ofthe Japanese Sodety of⊂hild Health 133 Presented by Medical*Online

参照

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