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流通業におけるサプライチェーン構築 のための電子商取引研究報告書

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(1)

流通業におけるサプライチェーン構築 のための電子商取引研究報告書

平成18年3月

財団法人 流通システム開発センター

KEIRIN

競輪補助事業

(2)

は じ め に

当センターは、経済産業省の委託により開発した「流通標準EDI(JED ICOS)」の継続的開発とメインテナンスを目的として、日本自転車振興会の 補助を得て「流通標準EDI普及推進研究」を毎年実施してきた。

一方、インターネット環境の普及とそれを実現するためのXML技術の発展 に伴う、XML-EDIの国際標準化を参考にしつつ、平成 12(2000)年度以降、

経済産業省委託事業である「流通業電子化取引標準化調査研究」及び「流通サプ ライチェーン全体最適化事業」において、商談から決済に至る一連のメッセージ を開発し、JEDICOS-XMLとして発表した。

従って、本年度の「流通業におけるサプライチェーン構築のための電子商取引 研究」はその研究範囲を、前年度までの「流通標準EDI普及推進研究」の研究範 囲であるJEDICOSと併せてJEDICOS-XMLも対象とし、以下の 研究成果を本報告書としてとりまとめた。

・JEDICOS

運用ユーザに対するメインテナンスを今後も継続することを確認し、JE DICOS-XMLメッセージで使用するデータ項目との整合に重点をおい て、データ項目を改定した。

・JEDICOS-XML

普及施策の一環として標準管理システムの検討を行った。

(3)

平成17年度「流通業におけるサプライチェーン構築のための電子商取引研究」

委員会 委員名簿

(氏名 五十音順)

委員長 淺野 正一郎 東京大学 情報理工学系研究科 研究主幹教授 国立情報学研究所 情報基盤研究系 研究主幹 教授

委 員 石川 裕道 ㈱エス・エフ・アイ 代表取締役社長 伊東 健治 (財)日本貿易関係手続簡易化協会 理事

稲垣 登志男 ㈱菱 食 情報システム本部 システム統括部長

海老名健司 三井物産㈱ 食料・リテール本部 IT推進室 室長 阪口 季男 プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク

インフォメーション・テクノロジー 統括マネージャー

坂本 滋治 ミズノ㈱ 情報システム部 部長

隅田 博彦 三菱商事㈱ 生活産業GCEOオフィス情報システム担当 総括マネージャー 武山 一史 (社)日本ロジスティクスシステム協会

JILS 総合研究所 研究主幹 土岐 守 花王インフォネットワーク㈱ 代表取締役

戸田 圭介 ㈱オンワード樫山 SCM推進部

SC物流システム課 課長代理 中島 勝 ㈱平和堂 情報管理部 部長 西川 一哉 味の素㈱ 情報戦略部 情報化推進センター 専任部長 西田 健一 伊藤忠商事㈱ 食料カンパニー 食品流通戦略室

システム担当部長 西田 雅一 ㈱三 越 商品本部 商品システム推進部

ゼネラルマネージャー 早川 啓孝 日本生活協同組合連合会 事業企画室 情報システム担当 藤根 康裕 ㈱あらた 中日本システムセンター センター長

宮崎 厳 イオン㈱ 情報システム部 部長

宮下 道夫 ㈱伊勢丹 経営企画部情報システム担当 企画マネージャー

(4)

平成17年度「流通業におけるサプライチェーン構築のための電子商取引研究」

WG専門委員会委員名簿

(氏名 五十音順)

主 査 石川 裕道 ㈱エス・エフ・アイ 代表取締役社長 委 員 大城戸良三 ㈱SRA フィナンシャルシステムズ

&ネットワークサービスカンパニー カスタマーサービス第3部 ネットワークビジネスグループ 主席

大高 正彦 富士ソフトDIS㈱ 技術調査室 室長

大畠 秀昭 ㈱野村総合研究所 ビジネスイノベーション事業部 システムコンサルタント

加来 一生 ㈱アルゴ21 EDIソリューション事業部 システム部 グループマネージャー 熊丸 和重 ㈱日立製作所 産業流通システム事業部 流通第三システム部 技師 中吉 敏晴 富士通㈱ 小売サービスビジネス本部

リテールソリューション推進部

若山 聡 日本ユニシスソリューソン㈱ 産業流通第一サービス本部 システム一部 システム四室 マネージャー

事務局

濱野 径雄 (財)流通システム開発センター 常務理事

深田 陸雄 (財)流通システム開発センター 研究開発部 部長

緑川 正雄 (財)流通システム開発センター 研究開発部 主任研究員

坂本 真人 (財)流通システム開発センター 研究開発部 上級研究員

(5)

― 目 次 ―

はじめに 委員会名簿

第1章 本事業の目的と内容··· 1

1.本事業の経緯と目的··· 1

2.本事業の内容··· 2

3.調査研究推進体制··· 2

4.日程 ··· 3

第2章 平成17年度研究内容··· 5

1.JEDICOS··· 6

2.JEDICOS-XML··· 34

第3章 今後の課題··· 55

参考資料1 流通企業間の商流EDI改定メッセージデータ項目一覧 (JEDICOS)··· 57

参考資料2 商品識別コード(GTIN(ジーティン)) ··· 104

(6)

第1章 本事業の目的と内容

1.本事業の経緯と目的

(1)平成 16(2004)年度までの研究事業概要

①JEDICOS発表まで、

平成 5(1993)年度の自主研究、平成 6(94)年度以降平成 8(96)年度までの通商産業 省(現経済産業省)委託事業「電子化取引標準化調査研究」において、流通企業間の 商取引をEDIを用いて行う際のメッセージの洗い出しとメッセージデータ項目 の整備を行い、EDI実現技術としてEANCOM(UN/EDIFACT)を採用 し、平成 9(97)年度に、これらの研究成果である流通標準EDI(JEDICOS)

を発表した。

②自主研究・日自振補助事業による流通標準EDI普及推進研究

以後、平成 9(97)年度から平成 16(2004)年度にかけて、メッセージの追加・改定 を主たる目的とした「流通標準EDI普及推進研究」を継続して実施した。

③JEDICOS-XMLに関する研究

一方では、インターネット環境の普及とそれを実現するためのXML技術の発展 に伴う、XML-EDIの国際標準化を参考にしつつ、平成 12(2000)年度以降、経 済産業省委託事業である「流通業電子化取引標準化調査研究」及び「流通サプライチ ェーン全体最適化事業」において、商談から決済に至る一連のメッセージを開発し、

JEDICOS-XMLとして発表した。

(2)平成16年度研究事業概要

前記(1)②にそって、平成 16 年度は「流通標準EDI普及推進研究」として、

JEDICOS メッセージの改定を行い、

JEDICOS の適用対象商品であるグローサリーを対象に、

・流通企業間の商流EDIメッセージ(主として小売業と卸売業又は商品メーカ

間)改定を中心に以下のメッセージの改定を行った。

(7)

2.平成17年度の研究事業

平成 17 年度の「流通業におけるサプライチェーン構築のための電子商取引研究」で は、前年度までの「流通標準EDI普及推進研究」の研究範囲であるJEDICOSに 加え、その対象をJEDICOS-XMLに拡大し、以下の考えに沿って委員会を実 施した。

・JEDICOS

改定要望は昨年度から収束しているが、運用ユーザに対するメインテナンスは今後 も継続する。本年度は、JEDICOS-XMLメッセージで使用するデータ項目と の整合に重点をおいて、一部データ項目を追加した。

これらのデータ項目一覧を参考資料1に整理した。

・JEDICOS-XML

JEDICOS-XMLについては、普及施策の一環として「標準管理システムの 検討」を行った。具体的には第2章-2に整理した。

3.調査研究推進体制

以上の調査研究は、流通業及び流通業に関連する企業の実務者、EANCOM(U N/EDIFACT),XMLの有識者からなる委員会を設置して実施した。

具体的検討に際しては、本委員会の下に、システム機器メーカからなるWG専門委 員会を設置して作業を進めた。

「流通サプライチェーン構築のための電子商取引研究」推進体制 (日本自転車振興会 補助事業)

本委員会 事務局

(財)流通システム開発センター

WG専門委員会

(8)

4.日 程

平成17年12月~平成18年 3月

年 月 17年

12月 18年

1月 2月 3月 備考

委 員 会 ▲ ▲

専 門 委 員 会 ▲ ▲ ▲ 報 告 書 とりまとめ

(9)

第2章 平成17年度研究内容

経済産業省の委託事業である「流通サプライチェーン全体最適化情報基盤整 備事業」の一環として開発したJEDICOS-XML(昨年度版が、V2.1)

は、実証実験を経て、今後普及の段階に入る状況にある。

一方、流通標準EDI(JEDICOS)は、平成16年度の日雑業界から の要望にもとづく改定以降、業界からの改定要望は収束の状況にある。

この流れに沿って、平成17年度は、

(1)流通標準EDI(JEDICOS)については、今後のメインテナンスの容 易さに重点を置いたJEDICOS世代別管理データベースの構築と、JE DICOSとJEDICOS-XML(来年度以降は、次世代EDI標準メ ッセージ)のデータ項目整合に重点を置いた改訂作業を行った。

(2)JEDICOS-XMLについては、普及施策の一環として

・標準管理システムの検討 を行った。

検討に際しては、昨年度までに作成したXML-EDIメッセージと今年度 の経済産業省委託事業「流通サプライチェーン全体最適化情報基盤整備事業」

において整理を行っている次世代EDI標準メッセージを今後統合していく 際に、各バージョンの管理等、ユーザとユーザをサポートするSIベンダーの 利便性に供することを考慮した。

以下に、各々について、その詳細を整理する。

(10)

1.JEDICOS

平成17年度は JEDICOS の適用対象商品であるグローサリーを対象に、

・流通企業間(主に小売業と卸売業又は商品メーカ間)の商流メッセージ標準化 の調査研究を行った。

(1)流通企業間の商流メッセージ改定

①平成16年度経済産業省委託事業「流通基盤整備事業」の一環で実施された JEDICOS-XMLメッセージ標準化にともない、これに対応するJED ICOSメッセージを改定した。対象メッセージは以下の通りである。

改定対象メッセージ(全て 小売業-卸売業/商品メーカ)

○返品データ

②平成15年度以前に標準化したJEDICOS-XMLメッセージに対応 するJEDICOSメッセージとのデータ項目の整合の確認は前年度まで に実施した。これらのメッセージについても本年度改めて見直しを行った。

対称メッセージは以下の通りである。 (全て 小売業-卸売業/商品メーカ)

○商品マスタ情報

○発注データ

○在庫情報

○POS売上情報

○入荷予定(梱包)

○入荷予定(伝票)

○検品受領データ

○受領(仕入計上)データ

○請求データ

○支払(案内)データ

データ項目一覧を、参考資料1に整理した。

(11)

(3)流通EDIにおける電子取引標準規約 3-1 目的

商取引活動にEDIを導入するには、商取引構造、すなわち商取引そのもの手 続きが明確にされていなければならない。従って、流通EDIを進めていけば商 取引活動は整理され、より合理的な商慣行が確立し、商取引の透明化が図られる。

すなわち、商取引の標準化が進んでいくことになる。

こうした背景から作成された「電子取引標準規約」は、流通業界においてED Iを利用して商取引を行うことを目的に商取引構造を整理したものである。

なお、電子取引標準規約には、流通EDIの最新事情であるECR、QRや金 融EDI等を踏まえたメッセージ(取引関係情報)も盛り込まれている。

3-2 本規約の適用範囲

①本規約の適用対象となる商品の取引

補充発注型商品であるグローサリー(日用雑貨、加工食品、菓子等)、 医薬品、

衣料品、インテリア商品等、広く卸売業及び商品メーカが扱う商 品の取引を対象 とする。

②対象取引範囲

小売業と商品供給企業(卸売業/商品メーカ)間の商取引を対象とする。

③本規約の適用対象となるメッセージ

商取引に全面的にEDIを導入する事を前提に、商談業務、商品情報メンテナ ンス、受発注業務、出荷・納品・検品業務、債権債務の確定業務、請求・支払業 務、返品業務に必要となる全てのメッセージを対象とする。

なお、最近の流通EDIの動きを踏まえ、製配販三層の協調を前提としたED Iの高度化システムであるECR及びQRを実現するためのメッセージ(在庫情 報、棚割情報、POS売上情報、発注勧告)も受発注業務の標準メッセージの対 象とする。

3-3 電子取引標準規約の解説

流通EDIにおける「電子取引標準規約」システムフローの概要は図表3-1-1の 通りである。

①商取引

イ.口座開設(初期商談)

口座開設とは、異企業間が商品の売買を目的とした新規取引を開始する際に必 要な口座を取り決め合うことである。

また、口座開設に際しては、受渡条件、価格条件、発注条件等の取引諸条件を

取引基本契約として取り交わす必要がある。また、EDIで運用を行うための運

用時間帯やデータの取扱い方等を取り決めたEDIに係わる契約あるいは運用

規約を取り交わす必要がある。

(12)

談に入る。商談はまず、販売企業から通常取引商品や特売商品、新商品等の商品 情報(JANコード、商品名、価格、規格、用途等)を商品マスタ情報により提 供する。これらの商品情報をもとに購入企業は購入予定商品を選定し、購入希望 条件(見積条件)とともに見積作成を依頼する。見積条件には値札加工等の流通 加工指示の含まれる場合がある。

見積依頼を受けた販売企業は、売買(取引)条件を設定し、見積りを行う。

見積りを受領した購入企業が、購入の意思決定をするまで見積りが繰り返され る。

ハ.商品情報メンテナンス

既に取引が行われている商品に関して、取扱いが行われなくなるものは、その 旨を双方が通知し合わなくてならない。販売企業が製造中止等の事由により取扱 わなくなる場合には、廃番(終売)商品の通知を行い、商品情報のメンテナンス を行う。また、購入企業が自己の事由により取扱わなくなる場合には、取扱い中 止商品の通知を行い、商品情報のメンテナンスを行う。

ニ.受発注

購入企業は、商品情報、 見積情報が反映された商品マスタに基づき発注を行い、

これを販売企業が受注する。なお、売買(契約)の成立については、予め当事者 同士が別途定める必要がある。(例: 「購入企業が発注データをメールボックスに 用意し、これを販売企業のシステムがアクセスし、受注データとして取り出した 時点を売買(契約)の成立とする。」等)発注が行われた後、購入企業の事由に より発注変更が生じた場合や、販売企業の事由により品切が生じた場合は、双方 が速やかに訂正を行い、受注が確定する。なお、ここでいう発注変更は、発注の 間違いを訂正することである。

また、値札、PDラベル、納品形態等の流通加工指示がある場合は発注時に合 わせて流通加工指示を行う。

さらに、ECR、QRにおける自動発注を行うためのPOS売上情報、棚割情 報、在庫情報、品切通知、あるいは発注勧告等のデータ交換を行う。

②物流

イ. 出荷/納品

販売企業は、受注処理に基づき、集荷を行い、出荷の準備(SCMラベル、値

(13)

売企業は納品を確定する。

③決済

イ.債務/債権の確定

販売企業は、納品確定をもって、売掛計上(債権の確定)を行う。購入企業は 入荷確定をもって買掛計上(債務の確定)を行う。

さらに、販売企業は売掛の確定した販売商品を伝票番号別に整理し、納品確定 データを購入企業に通知する。若しくは購入企業は、買掛の確定した購入商品を 伝票番号別に整理し受領(仕入計上)データを販売企業に通知する。

事前の取り決めに基づき、購入企業は(原則として)当日分の店舗納品実績情報 を、販売企業に通知する。

ロ.請求/支払

請求/支払は、販売企業が先導して行う請求方式と、購入企業が先導して行う 支払案内方式の2つのパターンによって行われる。いずれの場合も最終的には購 入企業の支払情報(データ)(または銀行経由の入金通知)によって、買掛/売 掛の消込みが行われ、決済が完結する。この際、購入企業は販売企業に対して、

あらかじめ支払うべき金額の情報を振込内訳データによって販売企業に通知し て、銀行への振込依頼、あるいは入金通知等のデータ交換を金融機関との間で行 う。

④返品

返品の定義――返品とは、期間限定商品や特売品の一部、または商談で返品可能 と取り決めた商品に限り、条件付の返品処理が可能な取引とする。

定番商品は返品扱いできないものとする。

また、検品時に発見された不良品、事故品は返品ではなく、不 納品とする。

返品は予め返品に係わる条件等を当事者間で打合せの上、取り決められた条件

の下で行う。返品処理後、購入企業は買掛マイナスを行い、販売企業は売掛マイ

ナスを行う。

(14)

商品情報 特売情報

商 品 情 報 メンテナンス

メンテナンス

JICFS

特 売 企 画 見 積 デ ー タ

廃番(終売)商品の通知

JICFS 取扱い中止商品の通知 流 通 機 能

商品情報 特売情報

メンテナンス

発注変更 流通加工情報

品切情報 在庫情報 棚割情報 POS売上情報

流通加工情報 品切情報 在庫情報 棚割情報 POS売上情報

自動発注処理 受 発 注

入荷確定

返品処理

債権・債務 の 確 定

納 品 確 定 入荷予定データ

出荷案内データ)

P O S 売 上 情 報 品 切 情 報

棚 割 情 報 流 通 加 工 情 報 発 注 変 更 デ ー タ 発 注 デ ー タ 口 座 開 設

(初期商談)

基 本 契 約 口 座 開 設

商品規格提案

マスタ商品

マスタ商品

発注ファイル

マスタ商品

マスタ商品

受注ファイル

納品チェック

パターン②納品確定データによ る債権債務の確定 単品ケース

混載商品

混載商品に 添付 商品マスタ情報

見積依頼データ

卸売業/商品メーカ

発注勧告 受注処理 発注勧告 発 注 勧 告 デ ー タ

総合バーコード

ラベル(ITF) SCMラベル 在庫引落 明 細 リスト ファイル出荷

検品受領データ

(又は入荷訂正データ) 店舗納品実績情報 店舗納品

実績ファイル

入荷予定ファイル

検品・訂正

突合 単品ケースに添付

店舗納品 実績ファイル

パターン①受領(仕入計上)デ ータによる債権債務の確定 パターン②納品確定データによ る債権債務の確定

パターン①受領(仕入計上)デ ータによる債権債務の確定 納品確定データ

店舗納品

実績 リスト 小 売 業

受領(仕入計上)データ

流通EDIによる「電子取引標準規約システムフロー」概要 小売業-卸売業/商品メーカ

庫 情 報

(15)

(4)流通標準EDI商流メッセージ一覧

図表 流通企業間の商取引メッセージ一覧

①正式開発版

流通機能 商取引

メッセージ メッセージの

方 向 EANCOM (UN/EDIFACT)

メッセージタイプ 備 考 商談 商品マスタ

情報 ①小売業←卸売業/商品メーカ (グローサリー)

②小売業←卸売業/商品メーカ (ファッション)

③卸売業←商品メーカ

(グローサリー)

PRICAT 96 年度正式開発 (但し、小売→卸/メーカの ファッション商品用商品 マスタは 97 年度正式開 発)

発注データ ①小売業→卸売業/商品メーカ

②卸売業→商品メーカ

ORDERS 96 年度正式開発 品切情報 ①小売業←卸売業/商品メーカ

②卸売業←商品メーカ

ORDRSP 98 年度正式開発

:小売業→卸売業/商品メーカ 96 年度正式開発

:卸売業→商品メーカ 在庫情報 ①小売業→卸売業/商品メーカ

②卸売業→商品メーカ

INVRPT 96 年度正式開発 棚割情報 ①小売業→卸売業/商品メーカ GENRAL 96 年度正式開発 POS 売上情報 ①小売業→卸売業/商品メーカ SLSRPT 96 年度正式開発

取 引 受

発 注

発注勧告

データ ①小売業←卸売業/商品メーカ ORDRSP 96 年度正式開発 入荷予定

データ ①小売業←卸売業/商品メーカ (データ構造:梱包-明細)

②小売業←卸売業/商品メーカ (データ構造:伝票-明細))

③卸売業←商品メーカ

DESADV (※1)

96 年度正式開発 (但し、小売←卸/メーカの データ構造:伝票-明細は 00 年度試作、01 年度標準化) 検品受領データ ①小売業→卸売業/商品メーカ RECADV 98 年度正式開発 納品確定データ ①小売業←卸売業/商品メーカ

②卸売業←商品メーカ INVOIC 00 年度正式開発

流 出荷 納品 検品

受 領 ( 仕 入 計上 )

データ ①小売業→卸売業/商品メーカ RECADV 96 年度正式開発 請求データ ①小売業←卸売業/商品メーカ

②卸売業←商品メーカ

REMADV 96 年度正式開発 債権 債務

の 確定 支払い(案内)

データ ①小売業←卸売業/商品メーカ

②卸売業←商品メーカ

REMADV 96 年度正式開発 振込内訳データ ①小売業→卸売業/商品メーカ

②卸売業→商品メーカ

REMADV 00 年度正式開発 振込依頼 ①小売業→卸売業/商品メーカ

②卸売業→商品メーカ

PAYMUL

(D.96A(※2)) 96 年度試作開発 99 年度正式開発 決

決済

入金通知 小売業/卸売業→銀行 (D.96A(※2)) CREMUL 96 年度試作開発 99 年度正式開発 返 品 返品 返品データ ①小売業→卸売業/商品メーカ

②卸売業→商品メーカ

ORDERS 96 年度正式開発 管理 資料 店舗納品実績

情報 ①小売業→卸売業/商品メーカ SLSRPT 03 年度正式開発

■ゴチック文字のメッセージはデータ項目一覧掲載メッセージ

(※1)小売業と卸売業/商品メーカの間データ構造:伝票-明細を有するメッセージは EANCOM D.93A‘INVOIC’に基づいて開発した。

(※2)「振込依頼」、「入金通知」は、全銀標準フォーマットである総合振込及び振込入金通

(16)

図表 流通企業間の商取引メッセージ

②試作開発版(4 種)

流通 機能 試 作 メッセージ

メッセージの 方 向

EANCOM (UN/EDIFACT) メッセージタイプ

(D.93A)

備 考

流通加工情報 小売業→卸売業/商品メーカ GENRAL 商

取 引 受

発 注 販売実績 卸売業→商品メーカ SLSRPT 請求違算通知 小売業→卸売業/商品メーカ

卸売業→商品メーカ REMADV 決

済 債権 債務

確定 の 支払違算通知 小売業←卸売業/商品メーカ

卸売業←商品メーカ REMADV

(注)試作メッセージのメッセージ名称と適用 EANCOM メッセージについては標準化の検討の過 程で変更がありうる。

(17)

(5)流通標準EDI(JEDICOS)メッセージ データ項目 5-1 流通標準EDIメッセージ データ構造

①メッセージの関連について

<小売業-卸売業/商品メーカ>および<卸売業-商品メーカ>の商取引、

物流、決済に至るメッセージは以下の通りである。

※1 伝票番号を主キーとする運用も可能(入荷予定データ(伝票))である。

※2 受領(仕入計上) データまたは納品確定データのどちらかを選択して使用

・伝票番号が主キー

+商品情報

発注企業 小売業 卸売業

発注データ

入荷予定データ※1

検品受領データ

受領(仕入計上)データ

※2

受注処理

検品処理

出荷処理

・梱包情報が主キー

+商品情報

・梱包情報が主キー

・入荷予定に対する検 品結果を表す

・伝票番号が主キー

・検品結果を伝票番号 別に整理したもの

発注処理

納品確定

納品確定データ

※2

・伝票番号が主キー

+商品情報

入荷確定

債権確定

受注企業 卸売業/商品メーカ

商品メーカ

・場所情報が主キー

+商品情報

在庫情報

債務確定

(18)

請求データ

・ 伝票番号が主キー

+商品情報

支払(案内)データ

・ 伝票番号が主キー

+商品情報

支払

請求違算通知

・ 伝票番号が主キー

+商品情報

支払違算通知

・ 伝票番号が主キー

+商品情報

振込内訳データ

・ マッチングキーが主キー 発注企業

小売業 卸売業

受注企業 卸売業/商品メーカ

商品メーカ

<請求タイプ>:請求による支払

<支払案内タイプ>:支払案内による支払

振込依頼 銀行 入金通知

(19)

②JEDICOSメッセージデータ構造全体説明

以下に、JEDICOSメッセージのデータ構造の解説を行う。

データ項目一覧は

・参考資料1 流通企業間の商流EDI改定メッセージデータ項目一覧 に掲載する。

a.発注データ ··· 16

b.在庫情報 ··· 18

c.入荷予定データ(梱包)··· 20

d.入荷予定データ(伝票)··· 24

e.検品受領データ··· 25

f.店舗納品実績情報 ··· 27

g.納品確定データ··· 28

h.受領(仕入計上)データ ··· 29

i.請求データ ··· 30

j.支払(案内)データ··· 30

k.請求違算通知··· 32

l.支払違算通知··· 32

m.振込内訳データ··· 32

n.振込依頼データ··· 33

o.入金通知データ··· 33

(20)

a.発注データ(小売業-卸売業/商品メーカ)

・発注データは小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受 注企業=商品供給企業)に送信する。

・発注伝票番号単位に発注データを表現できる。〈データ構造図:パターン1〉

・異なる発注伝票番号の商品情報単位に発注データを表現することも出来る。

〈データ構造図:パターン2〉

・1メッセージにおいて、200,000商品の情報を表現できる。

・明細のキーとなる項目には、GTINコードを使用する

〈データ構造図:パターン1〉

〈データ構造図:パターン2〉

ヘッダー(H) 明細(M)

発注伝票番号 発注企業コード 受注企業コード

GTIN コード

発注商品情報N1

GTIN コード

発注商品情報Nn

発注企業コード 受注企業コード

発注商品情報N1

/発注伝票番号1

発注商品情報Nn

/発注伝票番号

N

GTIN コード

ヘッダー(H) 明細(M)

GTIN

コード

(21)

伝票番号と伝票行番号の関係

(JEDICOSメッセージでの位置づけ)

伝票番号と伝票行番号のヘッダーと明細での位置づけは以下のとおりである。

発注伝票番号 発注伝票行番号

発注伝票番号がキーになるタイプ

(パターン1)

発注伝票行番号 発注伝票番号

ヘッダー明

商品明細情報がキーになるタイプ

(パターン2)

商品コード、

数量 など

… …

ヘッダー

… …

・商品単位が主キー

・ 発注伝票番号は明細のみ

・発注伝票番号が主キー

・発注管理番号/仕入伝票番号/センター納品 伝票番号は必要に応じて使用

商品コード、

数量 など 発注管理番号

仕入伝票番号 納品伝票番号

発注管理行番号 仕入伝票行番号 納品伝票行番号

(22)

b.在庫情報

小売業-卸売業/商品メーカ

・在庫情報メッセージは小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品 メーカ(受注企業=商品供給企業)に送信する。

・発注店舗の在庫情報を表現できる。

・本メッセージは、在庫商品のある場所単位に明細情報を記述し、明細情報は 商品を表すコード単位に記述する。

・1メッセージにおいて、9,999商品の情報を表現できる。

・本メッセージは業態により、「在庫商品のある場所」として、百協店コード、

店舗コード、売場コードの中から必要な項目を選択して使用する。

・本メッセージは業態により、「商品を表すコード」として、GTINコード、

発注企業商品コード2、発注企業商品コード3の中から必要な項目を選択して 使用する。

<データ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、 UPC コード(12 桁,8 桁)、

ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。

発注企業 百協店コード 店舗コード 受注企業

売場コード

在庫商品が ある場所

ヘッダー(H) 明細(M)

商品在庫情報1

発注企業商コード2

GTINコード

発注企業商コード3

商品を表すコード

商品在庫情報n

発注企業商コード2

GTINコード

発注企業商コード3

商品を表すコード

(23)

卸売業-商品メーカ

・在庫情報メッセージは卸売業(発注企業=商品購入企業)より商品メーカ(受 注企業=商品供給企業)に送信する。

・発注企業の在庫情報を表現できる。

・本メッセージは、倉庫単位に、在庫情報の明細を記述し、明細は商品コード 単位に記述する。

・1メッセージにおいて、9,999商品の情報を表現できる。

<データ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、 UPC コード(12 桁,8 桁)、

ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

ヘッダー(H) 明細(M)

発注企業 倉庫 ~

商品在庫情報1

GTIN

コード1

商品在庫情報2

GTIN

コード2

商品在庫情報3

GTIN

コード3

商品在庫情報n

GTIN

コードn

(24)

c.入荷予定データ(梱包)(小売業-卸売業/商品メーカ)

入荷予定データ(ASN)の梱包とその中の商品明細を表すデータ構造は、

梱包とその商品が対応しているパターン(パターン1)と対応していないパタ ーン(パターン2)がある。なお 1997 年度の日本チェーンストア協会及び日本 百貨店協会の標準フォーマット(各々の業界標準メッセージ名称、「納品(出荷)デ ータ」、「事前出荷明細」)はパターン1のみとな ったが、JEDICOSにおい ては、当面、両パターンを標準フォーマットとして残す。

《パターン1》…梱包と商品明細のひもつけが出来る、即ち各梱包の商品明細 が明らかなパターン

納入(届け出先)単位

・入荷予定データメッセージは小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業

/商品メーカ(受注企業=商 品供給企業)に送信する。

・カゴ車情報を使用しない時には、1メッセージで1届け出先分を記述する。

・カゴ車情報を使用する時には、1メッセージで1届け先かつ1カゴ車分を記 述する。

・本メッセージは梱包情報(混載商品の梱包に関する情報)、ITF情報(集合包 装用商品の梱包に関する情報)、欠品情報を表現できる。

・梱包情報は、梱包NOとその梱包の属性情報とその梱包に含まれる商品の情 報からなるレコードを最大9,999件繰り返すことができる。

(SCMラベル添付)梱包A

商品A1:10ケ 商品A2: 5ケ

商品A3:18ケ

(SCMラベル添付)梱包B

商品B1:12ケ 商品B2: 7ケ

(SCMラベル添付)梱包Z

商品Z1:12ケ 商品Z2: 7ケ

(25)

<パターン1のデータ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、UPC コード(12 桁,8 桁)、ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。本メッセージの梱 包情報(混載商品の梱包に関する情報)では、一般にJANコード、EANコー ド、UPC コードが使用される。

ITF情報のITFコード

梱包(集合包装)に付与されているITFコード

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

梱 梱 包 包

No 情

n 報 梱 梱 包 包

No 情

1 報

ヘッダ

(H)

梱包>

ITF 欠品>

(K)

(M)

(N)

発注企業 納入先企業―届け出先 カゴ車 (P)

受注企業

梱包情報

ITF情報

欠品情報

報(選択して使用)

I T Fコ ード n

ITFの情報

ITFの情報

I T Fコ ード 1 I T Fコ ード 2

ITFの情報

G T I N コ ードn

欠品の情報

欠品の情報

GT I N コ ー ド 1 G T I N コ ード2

欠品の情報GTINコードq1 商品情報 GTINコードqr 商品情報

GTIコード11 商品情報 GTIコード1m 商品情報

(26)

《パターン2》……1納品単位で梱包と商品明細がひもつけ出来ない、すなわ ち各梱包に入っている商品が特定できないパターン。

納入(届け出先)単位

・入荷予定データメッセージは小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業

/商品メーカ(受注企業=商 品供給企業)に送信する。

・カゴ車情報を使用しない時には、1メッセージで1届け出先分を記述する。

・カゴ車情報を使用する時には、1メッセージで1届け先かつ1カゴ車分を記 述する。

・本メッセージは梱包情報(混載商品の梱包に関する情報)、ITF情報(集合包 装用商品の梱包に関する情報)、欠品情報を表現できる。

・梱包情報は、梱包NOとその梱包の属性情報とその梱包に含まれる商品の情 報からなるレコードを最大9,999件繰り返すことができる。

・ITF情報は、梱包(集合包装)に付与するITFコードとその属性情報から なる異なるITFレコードを最大9,999件繰り返すことができる。

・欠品情報は、GTINコードと欠品に関する情報からなる欠品レコードを最 大9,999件繰り返すことができる。

商品1:10ケ     商品2:12ケ  ..  

商品3:14ケ 商品4: 5ヶ     商品5: 7ヶ  ..   商品6: 6ヶ

:::::::::

商品n:18ヶ

( SCMラベル添付)梱包A 梱包B

(SCMラベル添付)

梱包Z

( SCMラベル添付)

....

(27)

<パターン2のデータ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、UPC コード(12 桁,8 桁)、ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。本メッセージの梱 包情報(混載商品の梱包に関する情報)では、一般にJANコード、EANコー ド、UPC コードが使用される。

ITF情報のITFコード

梱包(集合包装)に付されているITFコード

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

ヘッダ

(H)

梱包>

ITF 欠品>

(N)

発注企業 納入先企業―届け出先 受注企業 カゴ車

報(選択して使用)

梱包情報ITF情報欠品情報 (P)

GTINコードn 欠品の情報

欠品の情報

GTINコード1 GTINコード2 欠品の情報

ITFコードn ITFの情報

ITFの情報

ITFコード1 ITFコード2 ITFの情報

梱 梱 包 包

No 情

1 報

梱 梱 包 包

No

n 報

出荷GTINコード1 商品情報 出荷GTINコードm 商品情報

~ ~

(K)

(M)

(28)

d.入荷予定データ(伝票)(小売業-卸売業/商品メーカ)

納品確定データのデータ項目は、小売業と卸売業または商品メーカ間使用する。

小売業-卸売業/商品メーカ

・卸売業または商品メーカから小売業へ送信する。

・小売業と卸売業または商品メーカの商取引に基づき、卸売業または商品メーカ より小売業に納品した商品の売掛内容を連絡する。

・1メッセージにおいて、200,000商品の情報を表現できる。

<データ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、 UPC コード(12 桁,8 桁)、

ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

発注企業 受注企業 発注伝票番号

商品明細内容を表わす

ヘッダー

(H) 明細

(M)

商品明細情報1

G T I N

コード1発注伝票行番号1

商品明細内容を表わす

商品明細情報n

G T I N

コードn発注伝票行番号n

(29)

e.検品受領データ(小売業―卸売業/商品メーカ)

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品供給企業)に送信する。

・入荷予定データに対応し、検品結果をこのデータで返す。

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品提供企業)に送信するデータである。

梱包と商品明細の関係

納入(届け出先)単位

<データ構造図>

ITF レコード1 梱包A 商

品 A 1

商 品 A 2

: ITF レコード2 梱包B 商

品 B 1

商 品 B 2

ITF レコード3 納

入 元 企 業

納 入 先 企 業

| 届 け 出 先

カ ゴ 車

:::: :

:オプション

(SCMラベル添付)

梱包A

商品A1:10ケ 商品A2: 5ケ

商品A3:18ケ

(SCMラベル添付)

梱包B

商品B1:12ケ 商品B2: 7ケ

(SCMラベル添付)

梱包Z

商品Z1:14ケ 商品Z2: 6ケ

ヘッダー(H) 梱包(K) 明細(M)

ITF(N)

(30)

《カゴ車ヘッダーなしの場合》

・1メッセージで1届け出先分記述する。

・梱包レコードは最大9999回繰り返すことが出来る。

・1梱包に対して商品明細を最大9999回繰り返すことが出来る。

・ITFレコードは異なるITFコードの情報を最大9999回表現するこ とが出来る。

《カゴ車ヘッダーありの場合》

・1メッセージで1届け出先/1カゴ車分記述する。

・梱包レコードは最大9999回繰り返すことが出来る。

・1梱包に対して商品明細を最大9999回繰り返すことが出来る。

・ITFレコードは異なるITFコードの情報を最大9999回表現するこ

とが出来る。

(31)

f.店舗納品実績情報

小売業-卸売業/商品メーカ

・店舗納品実績情報は小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メ ーカ(受注企業=商品供給企業)に送信する。

・本メッセージは、発注企業である小売業の配送センターから小売業の店舗へ の商品の納品実績を連絡する。

・1メッセージにおいて、200,000商品の情報を表現できる。

<データ構造図>

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、 UPC コード(12 桁,8 桁)、

ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

発注企業 発注企業の配送センター 受注企業

商品明細内容を表わす ヘッダー

(H) 明細

(M)

商品明細情報1 (納品店舗)

GTINコード1

商品明細内容を表わす

商品明細情報n (納品店舗)

GTINコードn

(32)

g.納品確定データ(小売業-卸売業/商品メーカ)(卸売業-商品メーカ)

納品確定データのデータ項目は、小売業と卸売業または商品メーカ間、および卸売 業と商品メーカ間で同一のものを使用する。

小売業-卸売業/商品メーカ

・卸売業または商品メーカから小売業へ送信する。

・小売業と卸売業または商品メーカの商取引に基づき、卸売業または商品メーカ より小売業に納品した商品の売掛内容を連絡する。

・1メッセージにおいて、200,000商品の情報を表現できる。

卸売業-商品メーカ

・商品メーカから卸売業へ送信する。

・卸売業と商品メーカの商取引に基づき、商品メーカより卸売業に納品した商品 の売掛内容を連絡する。

・1メッセージにおいて、200,000商品の情報を表現できる。

<データ構造図>

発注企業 受注企業 発注伝票番号

商品明細内容を表わす

ヘッダー

(H) 明細

(M)

商品明細情報1

G T I N

コード1発注伝票行番号1

商品明細内容を表わす

商品明細情報n

G T I N

コードn発注伝票行番号n

(33)

h.受領(仕入計上)データ(小売業―卸売業/商品メーカ)

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品提供企業)に送信するデータである。

・受領データ(仕入計上)のヘッダーキーは発注伝票番号、明細キーは発注伝 票行番号・GTINコードとなる。

・受領(仕入計上)データのヘッダーキーは、一般的には発注伝票番号である が出荷伝票番号・仕入伝票番号をキーとすることも可能である。

出荷伝票番号をヘッダーキーとする場合は明細キーを出荷伝票行番号・GT INコードとする。 仕入伝票番号の場合も同様である。

・受領(仕入計上)データは、伝票単位にGTINコードをキーに最大9,99 9商品の情報を定義できる。

・発注伝票番号と仕入伝票番号は構造上同時に使用されることが無いことを前 提としている。

GTIN:Global Trade Item Number

JANコード(13 桁,8 桁)、EANコード(13 桁,8 桁)、 UPC コード(12 桁,8 桁)、

ITFコード(14 桁)を総称して表現する商品コード。

[ITFコードは 14 桁を標準とするが、移行措置として国内取引に限定して、

当分の間16桁使用を許容する。]

発注企業(小売業) 受注企業(卸売業/メーカ) 発注伝票番号

商品明細内容を表わす

ヘッダー

(H) 明細

(M)

商品明細情報1

G T I N

コード1発注伝票行番号1

商品明細内容を表わす

商品明細情報n

G T I N

コードn発注伝票行番号n

〈データ構造図〉

(34)

i.請求データ(小売業―卸売業/商品メーカ)

・卸売業/商品メーカ(受注企業=商品提供企業)より小売業(発注企業=商 品購入企業)に送信するデータである。

・伝票種類は、発注伝票・出荷伝票・仕入伝票・訂正関連伝票・センター納品伝 票がある。

・ヘッダーは請求書番号がキーであり、明細は各種伝票番号がキーになる。

・請求データは、伝票番号をキーに最大9,999伝票の請求情報を定義できる。

j.支払(案内)データ

小売業-卸売業/商品メーカ

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品提供企業)に送信するデータである。

・伝票種類は、発注伝票・出荷伝票・納品伝票・訂正関連伝票・センター納品伝 票がある。

・各種伝票番号が明細キーになる。ここでは明細キーを発注伝票番号としてい るが、他の伝票番号をキーとする場合は、同様に該当伝票番号を定義する。

・支払(案内)データは、伝票番号をキーに最大9,999伝票の支払(案内)情報

〈データ構造図〉

ヘッダー

(H) 明細

(M) トレーラ

発注企業(小売業) 受注企業(卸売業/メーカ) 請求書番号 発注伝票番号 1

請求内容を表わす

請求明細情報1 ~

(T)

伝票合計情報

請求内容を表わす

発注伝票番号 n 請求明細情報n

(35)

卸売業-商品メーカ

・卸売業(発注企業=商品購入企業)より商品メーカ(受注企業=商品提供企 業)に送信するデータである。

・伝票種類は、発注伝票・納品伝票・元伝票がある。

・各種伝票番号が明細キーになる。ここでは明細キーを発注伝票番号としてい るが、他の伝票番号をキーとする場合は、同様に該当伝票番号を定義する。

・支払(案内)データは、伝票番号をキーに最大9,999伝票の支払(案内)情報 を定義できる。

・階層T1は卸の該当支店の合計情報、階層T2は卸の全支店の合計情報であ る。なお、メッセージ毎にT1及びT2を送信するものとする。

・支払先名称、届け先名称、支払元名称は、カナ名称か漢字名称のいずれかを 使用する。

〈データ構造図〉

受注企業(卸売業/メーカ)

支払(案内)内容を表わす

ヘッダー

(H) 明細

(M)

伝票合計情報

トレーラ

発注伝票番号 1 支払(案内)明細情報1

( )

支払(案内)内容を表わす

発注伝票番号 n 支払(案内)明細情報n

発注企業(小売業)

〈データ構造図〉

支払(案内)内容を表わす

ヘッダー

(H) 明細

(M)

支店合計情報

トレーラ (T1)

発注伝票

番号1

トレーラ (T2)

支払(案内)明細情報1

支払(案内)内容を表わす

発注伝票

番号n

支払(案内)明細情報n

全支店合計情報

受注企業(メーカ)

発注企業(卸売業)

(36)

k.請求違算通知(小売業-卸売業/商品メーカ)(卸売業-商品メーカ)

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品提供企業)、または卸売業(発注企業=商品購入企業)より商品メーカ(受 注企業=商品提供企業)に送信するデータである。

・請求データに対する違算情報を通知する。

l.支払違算通知(小売業-卸売業/商品メーカ)(卸売業-商品メーカ)

・卸売業/商品メーカ(受注企業=商品提供企業)より小売業(発注企業=商 品購入企業)、または商品メーカ(受注企業=商品提供企業)より卸売業(発 注企業=商品購入企業)に送信するデータである。

・支払(案内)データに対する違算情報を通知する。

m.振込内訳データ(小売業―卸売業/商品メーカ)(卸売業-商品メーカ)

・小売業(発注企業=商品購入企業)より卸売業/商品メーカ(受注企業=商 品提供企業)、または卸売業(発注企業=商品購入企業)より商品メーカ(受 注企業=商品提供企業)に送信するデータである。

・振込内訳データは、行番号をキーにして最大9,999件の振込明細情報を定 義できる。

・当メッセージで指定するマッチングキーと同じ値を、銀行に対し振込を依頼 する総合振込データ(全銀メッセージ)の「EDI情報」にも指定する。これ により、 振込先に銀行から届く振込入金通知データ(全銀メッセージ)と振込 元がら直接届く当メッセージの関連付けを行う。

・振込明細情報には振込対象となる支払(案内)データ(または請求データ)の支 払案内番号(または請求書番号)、金額等を指定する。この情報により、振込 先では実際に振り込まれた金額の内訳が解ることになる。

〈データ構造図〉

明細 (M) トレーラ ヘッダー (T)

発注企業(振込元企業)

(H)

受注企業(振込先企業)

振込金額の内容を表わす

振込明細情報1

行番号 振込金額合計情報

マッチングキー

(37)

n.振込依頼(小売業/卸売業-銀行)

・小売業または卸売業(振込元企業)より銀行に送信するデータである。当メ ッセージは、全銀システムネットワークを経由し入金通知データとして振込 先企業に送信される。

・全銀メッセージ(総合振込データ)に替わるメッセージであり、総合振込デ ータと同じ項目を定義している。

・当メッセージで指定する「マッチングキー」と同じ値を、振込先企業に振込 の内容を示す振込内訳データの「マッチングキー」にも指定することにより、

銀行から振込先企業に届く振込入金通知データ(全銀メッセージ)と振込内 訳データの関連付けを行うことができる。

0.入金通知(卸売業/商品メーカ-銀行)

・銀行から、卸売業または商品メーカ(振込先企業)に送信するデータである。

・全銀メッセージ(振込入金通知データ)に替わるメッセージであり、振込入 金通知データと同じ項目を定義している。

当メッセージに指定されている「マッチングキー」 値と、 別途振込元企業より 送信される振込内訳データの「マッチングキー」 値とにより、両メッセージの 関連付けができる。

(注)振込依頼、入金通知は全銀協(全国銀行協会連合会)の標準フォーマット である総合振込及び振込入金通知に相当する JEDICOS メッセージである。

これらのメッセージは EANCOM(UN/EDIFACT)で運用する事を前提に、全銀

協フォーマットを基にデータフォーマットの見直しを行なっている。

(38)

2.JEDICOS-XML

平成17年度は、XML-EDIメッセージのバージョン毎の管理等、ユーザとユー ザをサポートするSIベンダーの利便性を考慮した、普及施策の一環としての“EDI 標準仕様の統合管理サイト要件整理”を行った。

統合管理サイトは、昨年度までに作成したXML-EDIメッセージと、経済産業省 の委託事業である「流通サプライチェーン全体最適化情報基盤整備事業」において整理 を行っている次世代EDI標準メッセージを、今後、統合していく際に必要となる。

本年度の成果に基づき“EDI標準仕様の統合管理サイト”を来年度構築する予定で ある。“EDI標準仕様の統合管理サイトは、国連で策定されている国際標準”ebX ML R&R(レジストリー&リポジトリ)“仕様に基づいたシステムを構築する。

< EDI標準仕様の統合管理サイトの全体イメージ >

R&Rシステム

仕様作成/変更 審査

標準仕様 標準仕様

CRシステム

変更要求 変更

要求

標準仕様 の利用者 標準仕様 の管理者

利用 標準仕様の

検索・閲覧・ダウンロード 標準仕様の

登録゙

変更要求の 変更要求の 登録゙

閲覧

(39)

2.標準仕様の検索・閲覧・ダウンロード R&Rシステム

検索条件

レジストリ

レポジトリ

標準仕様 の利用者

検索結果一覧

標準仕様の ダウンロード ユーザ登録・認証

標準仕様

R&Rシステム

検索条件

レジストリ

レポジトリ

標準仕様 の利用者

検索結果一覧

標準仕様の ダウンロード ユーザ登録・認証

標準仕様

2.1 ユーザ登録・認証機能

(1)標準仕様の検索をする場合に認証が必要か?

必要ではない。どのような人がアクセスしているかを収集する必要有り。

・ユーザ情報(メールアドレス(キー)、会社名、業種)

→個人情報等の観点から、ユーザIDはメールアドレスで問題ないか検討が 必要。

(2)アクセスした履歴は必要か?

普及促進の目安として利用状況等、登録したユーザが何回利用したかを収集す る。

2.2 検索機能

(1)欲しい仕様を、如何に簡単に検索できるか?

① 「発注」に関する資料を全て検索できる。⇒キーワード検索機能

② 全てのメッセージのスキーマを検索したい。⇒分類検索機能

③ 検索結果一覧出力機能

④ 検索結果一覧表示項目

⑤ 標準仕様のダウンロード機能

(40)

2.3 フローおよび画面イメージ

(1)ユーザ認証

web画面 ログイ ン 画面

web画面 Home画面表示 [ ユーザ登録なし ]

メ ールアド レ ス入力 Web画面

ユーザ情報登録画面

コ ン テンツ 登録者

メ ールアド レ ス 登録チェ ッ ク

レ ジスト リ レ ポジト リ

[ ユーザ登録あり ]

(41)

ログイン画面イメージ

(42)

ユーザ情報登録画面 01 イメージ(個人情報保護等について記述が必要)

(43)

ユーザ情報登録画面 02 イメージ

(44)

ユーザ情報登録画面 03 イメージ

(45)

HOME 画面イメージ

図表 流通企業間の商取引メッセージ  ②試作開発版(4 種)  流通  機能  試    作  メッセージ  メッセージの 方    向  EANCOM  (UN/EDIFACT) メッセージタイプ (D.93A)  備  考  流通加工情報  小売業→卸売業/商品メーカ GENRAL 商  取  引  受 発  注  販売実績  卸売業→商品メーカ  SLSRPT  請求違算通知  小売業→卸売業/商品メーカ 卸売業→商品メーカ  REMADV 決  済  債権 債務 確定 の  支払違算通知  小売業←

参照

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・座長のマイページから聴講者受付用の QR コードが取得できます。当日、対面の受付時に QR

項   目  単 位  桁   数  底辺及び垂線長 m 小数点以下3桁 境界辺長 m  小数点以下3桁

同研究グループは以前に、電位依存性カリウムチャネル Kv4.2 をコードする KCND2 遺伝子の 分断変異 10) を、側頭葉てんかんの患者から同定し報告しています

従来の MAAP コード(バージョン 4.0 ) (以下、 MAAP4

(1) コ ンテナ 貨物の 荷渡地に つい て、都市コード(国連LOCO DEの5桁コード。以下同じ。 ) を入力する。なお、仮陸揚貨物

解析結果を図 4.3-1 に示す。SAFER コード,MAAP

 本資料作成データは、 平成24年上半期の輸出「確報値」、輸入「9桁速報値」を使用