み とはんとくがわけ ︶︺いしかわやしき
裏 骨 水 戸 藩 徳 川 家 小 石 川 屋 敷 跡
︵ 春 日 町 遺 跡 第
Ⅶ 地 点
︶
１ 所在 地 東 都京 文京 区春 日 一丁 目 ２ 調査 期間 一一〇
〇
〇年
︵平 １ ２︶
月一 １二
〇
〇四 年 月三 ３ 掘発 機関 文 京 遺区 跡 調査 会 谷文京 区教 育委 員会
︶ ４ 調査 担当 者 加 藤 信元 ５ 遺跡 の種 類 遺 物散 布 地
︒大 名 屋敷 跡 ６ 遺跡 の年 代 縄 文時 代︑ 弥生 時 代 奈︑ 良 代時 平︑ 安 時代 近︑ 世 ７ 遺跡 及び 木簡 出 土遺 構 の概 要 本 調査 は︑ 輸 東京 ド ー ムを 事 主業 体と す る東 京 ド ー ム第 遊三 園 地
︵通 称
﹁ラ
・ク ー アし 建 設 に伴 う も ので あ る︒ 当該 遺跡 は︑ 小 石川 や平 川を はじ めと す る複 数 の河 川が 周︑ 辺 の洪 積 台地 浸を 食
・開 析 し て合 流 し︑
﹁小 川石 大 沼﹂ と呼 ば るれ 一大 湿 地を 形成 し て いた 地 域 に 所 在 す る︒ 去過 周に 辺地 域
で実 施 さ れ た
︑ 水 戸藩 徳 川 家 小 石 川 屋 敷 跡 の別 地 点 の調 査 に お い て は
︑ 縄 文 時 代 前 期 を 晴 矢 と し て︑ 複 数 度 わに た たっ 海 進
・海 退 の痕 跡 と
︑ 主 と し 古て 墳 時 代 以 降 に本 格 的 行に な わ れ る よ う にな
った 水 稲 耕 作 の痕 跡 が
︑ 採 取 土 壌 の自 然 科 学 分 析 に よ てっ 明 ら か に さ れ て るい
︒ 当 該調 査地 点 では
︑ こう たし 沖積 低 地 を屋 敷 地と す る にあ た てっ
︑ 為人 的 な客 土
・整 地 行が な われ て いる 整︒ 地 され た時 期 は明 確 にし え な いが
︑ 徳 川 家康 の関 人州
への 入 国
︵天正 一八 年
︿一 五人 七︾ 以 後 お︑ そら く は︑ 水 戸家 が こ 地の 屋に 地敷 を 拝領 し た覚 永 六年
︵一 六一 一九︶ ま で で︑ 当 該 地域 所に 在 し て いた 浄 土宗 本 妙 寺 やそ の他 の 武家 屋敷 地 の造 営 前後
の時 期と 考 え ら れ る︒ 調査 では 縄︑ 文 時代 中期 弥︑ 生時 代 期後 か 古ら 墳時 代前 期ま で︑ な らび に奈 良 代時 らか 平安 時 代 ま での 土器 破 片 も出 上し て いる
︒ 水 戸徳 川家 の江 戸屋 敷 に つい ては 遺本 跡 所在 地 であ る小 川石 が上 屋敷 東︑ 京 大 学 農 学部 所 在 地
︵文京 区向 丘︶ の駒 込 屋 敷 が中 屋 敷 に あ りた
︑ それ 以 外 もに 本 所
︵墨田 区︶ の小 梅 屋敷 が蔵 屋 敷 と し て知 られ て いる が︑
いず れ の屋 敷 屋も 内敷
の内 部 構造 全 体 の詳 細 を知 り 得 る絵 面図 確が 認 され てお らず 発︑ 掘 よに
って 確 認 され た建 築遺 構 群 な かど ら︑ 屋敷
の空 構間 成 復を 原 し て くい 必要 があ る︒ 木 簡 二点 は︑ 大 工地 盤 であ る整 層地 中 から 出土 し た︒
(東京西北部 。東京東北部)
2003年 出上の木簡
８ 木簡の釈文︒内容
︒ ﹁ 鯛 ｏ 副 姻 剛 剛 彫 剛 長 左 衛 門
﹂ ︒
︒ ﹁
□ ｏ
□
□
□
□
□
□ 後
□ ｏ ﹂ Ｌ 拾 月 十
□
﹂
︒ ﹁
□
□
﹂
９ 関 係 文 献 い 東 京 ド ー ム・文 京 区 遺 跡 調 査 会
﹃春 日 町 遺 跡 第
Ⅶ 地 点
﹄
︵文 京 埋区 蔵文 化財 調査 報告 書 三二 二︑
〇〇 四年
︶ 加︵ 藤元 信︶
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