北九州空港機能強化・利用促進特別委員会記録(No.5)
1 日 時 令和2年7月13日(月) 午後2時00分 開会 午後3時56分 閉会 2 場 所 第6委員会室 3 出席委員(12人) 委 員 長 中 島 慎 一 副 委 員 長 木 下 幸 子 委 員 宮 﨑 吉 輝 委 員 鷹 木 研一郎 委 員 渡 辺 徹 委 員 成 重 正 丈 委 員 世 良 俊 明 委 員 奥 村 直 樹 委 員 戸 町 武 弘 委 員 日 野 雄 二 委 員 山 内 涼 成 委 員 石 田 康 高 4 欠席委員(0人) 5 出席参考人(2人) 国土交通省航空局航空ネットワーク部航空ネットワーク企画課空港経営改革推進室企画調整官 西 川 岩 和 国土交通省航空局航空ネットワーク部航空ネットワーク企画課専門官・公認会計士 出 浦 直 哉 6 出席説明員 港湾空港局長 誠 治 空港企画部長 小 石 裕 洋 誘致・集客担当部長 田 代 昇 三 空港企画課長 田 原 温 集客担当課長 中 原 崇 空港機能強化担当課長 椿 辰一郎 外 関係職員7 事務局職員 政策調査課長 村 田 武 彦 政策担当係 長 藤 田 敦 子 調 査 係 髙 屋 信 良 8 付議事件及び会議結果 番号 付 議 事 件 会 議 結 果 1 委員席について 別紙配席表のとおり決定した。 2 滑走路 3,000 メートル化等の機能強化、利用促 進について 港湾空港局より別添資料のとお り説明を受けた。 3 空港の民間委託化について 参 考 人 及 び 港 湾 空 港 局 よ り 別 添 資料のとおり説明を受けた。 9 会議の経過 ○委員長(中島慎一君)では、開会いたします。 初めに、委員席についてお諮りいたします。 委員席は、現在着席のとおりにすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり。) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 では、本日は調査研究事項として、滑走路3,000メート ル化等 の機 能強化、利用促進につい て、空港の民間委託化についてを議題といたします。 次に、3月27日の委員会で、空港の民間委託化について検討を行うに当たり、国が進める空 港経営改革の制度の概要等について説明を受けるため、4月28日の委員会に国土交通省の御担 当者に参考人として出席いただくことを決定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染症 拡大の観点から延期いたしておりました。本日、延期していた委員会を開催することとし、参 考人として国土交通省航空局航空ネットワーク部航空ネットワーク企画課空港経営改革推進室 企画調整官西川岩和様、同課の専門官・公認会計士出浦直哉様のお二人にお越しいただいてお ります。本日は大変お忙しい中、御多忙にもかかわらず本委員会に御出席いただきましたこと を心から御礼申し上げる次第であります。 本日は後ほど、国が進める空港経営改革の制度の概要や他空港の民間委託に関する状況等に ついて説明いただき、今後、北九州空港の民間委託について検討を行う上で参考とさせていた だきたいと考えております。
それでは、本日まず初めに、本市の港湾空港局から新型コロナウイルス感染症拡大による影 響と滑走路延伸に向けた取り組みについて説明を受け、質疑を行います。その後、国管理空港 の空港経営改革について国土交通省の西川様から御説明いただき、続けて本市の港湾空港局か ら北九州空港の運営形態の検討について説明を受けた後に、再度、質疑応答をしたいと考えて おります。 それでは、本市の港湾空港局から説明を受けます。集客担当課長。 ○ 集 客 担 当 課 長 それでは、 初め に、 新型 コ ロナウ イル ス感 染症 拡 大に よ る影 響に つい て 御 説明いたします。 まず、北九州空港における運航状況でございます。 国内定期便につきましては徐々に回復しておりますが、依然として減便、運休が発生してお ります。スターフライヤー東京-羽田線は、当初11往復で計画されていたところ、3月11日よ り減便が実施され、最も少ないときで1往復での運航となりました。6月以降、徐々に再開し ており、本日7月13日時点では6往復での運航となっております。なお、今月下旬の連休期間 には最大8往復の運航を予定しております。 日本航空による東京-羽田線は3月12日より減便が実施され、ゴールデンウイーク明けより 運休となっておりましたが、6月中旬以降、運航を再開。本日時点では4往復の計画に対し、 2往復での運航となっております。 また、つい先日、皆様にもお伝えしましたが、8月からは3往復運航するとの発表があった ところです。東京-羽田線全体としましては、本日時点では15往復であるところが8往復での 運航となっております。 続いて、那覇線は1日1往復であったところが、4月21日から7月31日まで運休となってお ります。ただし、今月の4連休の初日と最終日である7月23日と26日、それから8月の1カ月 間は運航することになっております。なお、9月1日から10日までの間は運休することが既に 決定しております。 静岡線につきましても、1日1往復であったところが3月16日から運休しており、お手元の 資料では7月31日までとなっておりますが、こちらも先日発表がありましたが、8月31日まで 運休となっております。なお、運航再開時期は未定と伺っております。 次に、国際定期便について御説明いたします。 韓国・ソウル線及び釜山線、台湾・台北線及び中国・大連線につきましては、日本政府と相 手国の入国制限措置が継続していることから、現在は運休となっております。 あわせまして、貨物便について御説明いたします。 那覇空港をハブとしているANA Cargoにつきましては、週5便運航しておりました が、機材を運航する乗員の確保が困難となったため、4月1日から7月31日まで運休となって おります。
一方、昨年11月より運航を開始しております大韓航空につきましては、当初の予定どおり週 2便の運航を継続しております。高まった需要増に対応するため、更に、地域企業の利便性を 向上させるべく、当初のロサンゼルスから北九州空港を経由し仁川に向かうルートを変更し、 仁川国際空港と北九州空港の折り返し運航を5月9日から行っております。 以上で北九州空港における運航状況についての御報告を終わります。 次に、北九州エアターミナル株式会社による航空会社、テナント支援と経営状況について御 説明いたします。 まずは、新型コロナウイルスの影響を受けた航空会社やテナントに対する支援の取り組みに ついてです。 現在、同社はスターフライヤー社を初めとした航空関連企業及び商業テナントに対し、賃料 などを減免しております。具体的には、まず、航空関連企業への支援として、賃料・管理費、 カウンターや保安検査等に係る設備使用料を3カ月間50%、その後9カ月間20%減免と、1年 にわたって支援を行います。これにより約8,600万円の減 免となりま す。更に、物販・飲食等 の商業テナントへの支援としましては、賃料・管理費、電気・水道代を6カ月間50%減免する ことにより、約1,500万円の減免となります。 次に、北九州エアターミナルの収支見込みについて御説明いたします。 令和2年度の予算については、売上高3億8,800万円で、前年度決算の9億4,300万円から6 割減少となり、当期損失は4億500万円の見込みです。 キャッシュフローについては、令和2年度の期末残が約4億8,000万円の見込みであり、資 金ショートの懸念はありません。 北九州エアターミナル株式会社によるこのような支援の取り組みは、航空会社やテナントの 雇用、事業継続につながるものであり、本市として大変感謝しているところです。今後も継続 的に同社との情報共有や意見交換を密に行い、健全な経営を継続していただけるようしっかり 協力してまいりたいと考えております。 以上、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた北九州空港の運航状況及び、北九州エ アターミナルの取り組みについて御報告を終わります。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 それで は 、 引き 続 きまし て滑 走路延 長 に 向けた 取り 組 みに つい て 御説明いたします。 資料2ページ目をごらんください。昨年度は国に対する要望活動を2回、例年の国への提案 活動とは別に追加して実施しました。1回目は昨年11月、麻生財務大臣及び赤羽国土交通大臣 に対して、北九州商工会議所、市議会、本特別委員会、本市の連名にて、議長、また、委員長 を初め市議の皆様にも上京いただきました。 3ページ目をごらんください。2回目は本年2月、国土交通大臣に対し、本市と福岡県の合
同で、両議会、そして、本特別委員会にて要望を実施しました。これらの熱意のこもった要望 活動の中で、これまで一丸となって利用促進に取り組んできた北九州空港のポテンシャル、滑 走路延長の必要性が十分国に伝わりまして、今回実現した滑走路延長の調査費計上へとつなが っていったものと考えています。改めまして本特別委員会の皆様方の御尽力に感謝申し上げま す。ありがとうございます。 4ページ目をごらんください。本年1月、本市と福岡県は、特殊大型貨物の輸送において世 界的なリーダーカンパニーであるロシアのボルガ・ドニエプル航空との、北九州空港の利用促 進に関する覚書を締結しました。同社と日本の地方自治体との覚書の締結は初めてのことであ り、北九州空港の貨物拠点化の推進と空港機能強化に大きな弾みがつくことが期待されます。 これは北九州空港のポテンシャルが高く詐価されたあかしであり、こういった関係企業による 評価や期待の声も、滑走路延長の調査費計上の後押しになったものと考えています。 5ページ目をごらんください。そして実際、国の令和2年度当初予算において、北九州空港 滑走路延長の調査費が計上されたことを受け、本年3月31日に議長、特別委員会委員長、市長 による共同会見を行いました。調査費としましては約1億円が計上されていまして、その業務 内容 とし まし ては 費用 対効 果、 B/ C の 検証 、そ れか ら、 PI (パ ブリ ック イン ボル ブメ ン ト)、それから、環境影響評価に関する調査などの項目と伺っております。 6ページ目をごらんください。現在、今後の動きについて国との調整作業を続けています。 その内容について御報告します。 ま ず、 事業 化に 向け ての 基礎 とな る 費 用対 効果 を算 出し 、次 に、 住民 参画 手続 であ るP I (パブリックインボルブメント)を実施。その後、環境アセスメント、これは4段階ございま す。こうした正規の手続を経て、事業採択時評価に諮り、事業化していく流れとなっており、 国は着工までに数年を想定しているようです。 本市としては、手続の期間短縮について全面的に協力していく考えであり、早期実現に向け て全力で取り組んでまいります。 以上で滑走路延長に向けた取り組みについての御報告を終わります。 ○ 委 員 長 ( 中島 慎 一 君) それでは 、 質 疑応 答 を行い ます 。なお 、 当 局の答 弁の 際 は補 職名 を はっきりと述べ、指名を受けた後、簡潔明快に御答弁願います。質問はありませんか。宮﨑委 員。 ○ 委 員 ( 宮 﨑吉 輝 君 )済みま せん 。北九 州空 港の 運 航状 況につ いて 御説明 いた だいて 、お 聞 きしたいんですが、各航空会社、国際線は特に飛べないという状況で、それは北九州に限らず 国内さまざまな空港で同じような条件だと思うのですけども、現状飛んでいる、計画に対して 実際飛んでいる本数は、ほかの空港と比べて割合として大体同じぐらいなのか、北九州はよく 飛んでいるほうなのか。それと、飛ぶのとは別に、どれだけ乗っているのかというところだと 思うんですが、利用者数がどれぐらいなのかということと、ターミナルのほうの運営状況で米
印のところ、収支の国内線の旅客数、例年の30%程度で算出と、一応、計算のためにはなかな か難しいと思うんですが、3割ぐらいで計算という、大体これぐらいでいけるのかどうか、こ れからのコロナの状況次第だと思うんですが、現状どんな感じなのか、簡単に教えていただき たいと思います。 ○委員長(中島慎一君)集客担当課長。 ○ 集 客 担 当 課 長 先ほど御説 明さ せて いた だ きまし たが 、現 在運 航 して い るの は東 京便 の み とい うこ とに なっ てお りま す。 他空 港 と 比べ た東 京便 の運 航の 割合 とい うこ とに なり ます け ど、 8月 には 日本 航空 も4 便中 3便 飛 ぶ よう に予 定を して おり ます し、 スタ ーフ ライ ヤー も 11便のうち今月末には8便の運航というような状況でございます。他空港と割合を比較しても 大体同レベル、もともとの便数に対しての運航というのは同レベルだと考えていただいていい かと思います。 沖縄便は、また8月の1カ月間運航する予定になっておりますし、静岡便はフジドリームエ アラインズさんが再開と計画していた時期に、北九州のほうでコロナが拡大をして、その影響 でまだ運休というのが継続しているような状況でございます。 それから、東京便に関しての利用率というか、便数が減便していますので、1便当たりの利 用率というのはさほど比較できないと思うんですが、大体、東京便は月によって若干の違いは ありま すけ ど 、少 なく ても 10万人 、11万人 、 ゴール デンウ イー クと かの月 は若干 多く なり ま す。ただ、ここ一番少ない5月は約5,000人程度と聞いて おりますし 、それが徐々にふえてい まして、6月も1万5,000人程度にはなって きましたが、 現在、東京 でも、それから、東京を 初め日本国内でまたコロナが感染を拡大しておりますので、徐々には人数はふえていくとは思 いま すけ ど、 やは り我 々も 先行 きと い う か、 その 辺は 非常 に心 配し てい ると ころ でご ざい ま す。以上でございます。 ○委員(宮﨑吉輝君)わかりました。以上です。 ○委員長(中島慎一君)ほかに。日野委員。 ○ 委 員 ( 日 野雄 二 君 )今、空 港の 利用が どこ まで 元 の形 に戻る のか 、それ 以上 になる のか と いうと、もちろん1年や2年かかるでしょうし、非常に心配をしているんですが、そんな中、 計画では令和8年にRESAの工事着手となっていますが、当初、滑走路延長計画案の策定が 最初に行われ、費用対効果も含めて行われるわけですが、今の状況の中で、調査費がついたと いえどもきっちり確実に前に進んでいくのか。PI、パブリックインボルブメント、意味がわ からない。そのPIが、計画段階評価の中にPIが含むとなっていますが、この意味がわから ない。このPIが含むという意味が。 それから、環境アセスメントで4つのことが書いていますが、これもきっちり、この環境ア セスメントでどれぐらいかかって、計画段階評価でどれだけ、この環境アセスメントでどれだ けかかって、要するに6年間かかるわけよね、令和8年というと。今、令和2年ですから。だ
から、RESA着手までそれだけかかって、延伸で3,000メート ルに なるのはいつぐらいの予 定で考えているのか、お聞かせください。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 今、委 員 御 指摘 の 内容に つい てでご ざ い ますが 、R E SA の、 そ ちらに示させていただいている令和8年というのは、国がその時期までに着工しなければいけ ないという、そういうスケジュールで進めているというような内容でございます。我々は、こ れについては、この時期までには滑走路の延長の工事を進めていただけるように、国に対して 働きかけていきたいと思っていますし、今そういう作業をずっとやってきてございます。 手続の関係については、この1件のみならず公共事業全体的には、計画段階評価が今お示し したとおりの内容ですし、それに環境アセスですね、それと、新規採択時評価という手続を経 まして事業が決定されます。それが資料のフロー図のとおりの内容であります。 事業化への期間ということについては、これらの手続の状況によっていろいろと変わってく るので、国からは具体的に今のところ示されてはございません。ですが、環境アセスの手続だ けで標準的に4年間を要すると伺いました。こういったところを市としては早期に事業化され るよ う国 に協 力し まし て、 でき るだ け 短 期化 して 早い 供用 開始 を目 指し たい と考 えて おり ま す。以上です。 ○委員長(中島慎一君)日野委員。 ○ 委 員 ( 日 野雄 二 君 )答えて いな いのは 、要 する に RE SAま で8 年かか って 、RE SA が 工事着手になったときに、要するに500メート ルの延伸の工事はいつぐらいまででできるんで すかと。安全帯が先にできるわけはないでしょうから、延伸をした後にRESAということな んじゃないの。500メートル延伸した後にRE SA、安全帯ができるんじゃないのと。だから 3,000メートルは、令和8年にRESA着手で、1年ぐらいでできるんですか。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 工事の 内 容 がど の くらい にな るかと い う のは、 まだ わ から ない と ころではあるんですけれども、事業化に向けては実際、現時点では令和8年度に工事を着手す るということまで決まっているわけでもありません。なので、そこはできるだけ早いところの 段階に持ってきて、RESAの工事と滑走路の延伸工事を一緒にやっていこうと、そういった 考えで進めていってもらおうと思っております。 ○委員長(中島慎一君)日野委員。 ○ 委 員 ( 日 野雄 二 君 )それで 、さ っき言 った パブ リ ック インボ ルブ メント とい うのは 日本 語 でどんな訳なの。 それを答えてもらいたいのと、この環境アセスメントで4年かかるということね。4年も待 って、要するにこれだけで4年を費やすということ自体がおかしなことでもあるし、国に対し てどういう動きをしようと思っているのか。
それから、これは防衛省の関係は入っていないけれども、北九州空港ができたのは、防衛省 との 協議 の中 で芦 屋と 築城 の基 地が あ る けれ ども 、そ れが 影響 ない よう にし たわ けで すが 、 3,000メートルになると、これは滑走路が延 びるというこ とは大型の ジャンボ機を初め全ての 航空機が来るわけですが、進入から出ていく経路も含めて、旋回の距離も長いわけですから、 そういうことも防衛省との話し合いもこれはしなくていいんですね。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 幾つか の 質 問に つ いてで すけ れども 、 パ ブリッ クイ ン ボル ブメ ン ト自体は、済みません。住民参画手続になります。それで、これは北九州空港の滑走路を延伸 するに当たって、どのぐらいのベネフィットが、つまり需要があるのかとか、それから、建設 工事は幾らかかるのかとか、そういったところを住民の皆さんに丁寧に説明した上で公共事業 に着手すると、そういった流れの一つの手続でございます。 それと、防衛省の関係につきましては、環境影響評価の中でどうしても空域に関する調査と いう のが 出て きま すの で、 ない がし ろ に する こと はで きま せん 。と いう こと で、 近隣 自治 体 等々の調整というのが入ってくるということになります。 あ とア セス の関 係で すね 。ア セス の 関 係で すけ れど も、 一応 、国 が示 した 4年 間と いう の は、あくまでも標準的な期間ということでお示しいただいています。それで、ここでは法定さ れている手続はどうしてもそれは省略できないので、淡々とその時間を過ごすというか、その 手続をする必要があるんですけれども、我々の協力によって作業とかそういったところ、資料 の取りまとめだとか、そういったところは短縮できる可能性がありますので、そこはもう全面 的に協力しますし、私も前向きにやっていこうと考えております。以上です。 ○委員長(中島慎一君)日野委員。 ○ 委 員 ( 日 野雄 二 君 )このコ ロナ の関係 でこ うい う 状況 になっ てい ますが 、こ れから 感染 症 対策 も含 めて いろ んな こと が支 障に な る やに 私は 思う んで す。 ウイ ルス との 闘い は今 始ま っ て、過去から始まっていますが、これからもあるわけで、これにどう、やはり空港として海外 から人が来なければ意味がないわけですから、その辺が大概厳しいわけですから、できるだけ 手続は急いで、そして、国土交通省にしっかり協力をいただくということで、港湾空港局はし っかり頑張っていただきたいと。終わります。 ○委員長(中島慎一君)ほかにございませんか。石田委員。 ○ 委 員 ( 石 田康 高 君 )1点だ け。 北九州 空港 の大 き な任 務の一 つが 貨物で すけ ども、 AN A Cargoでパイロットが外国の方というのを先日お聞きもしましたけれども、飛行機に乗 る乗客、インバウンドも含めて、これはコロナ関係で前後するということですので、余りイン バウンドに頼るということになると計画が皆、狂ってしまうということもあるんだけど、北九 州空港の大きな任務の役割の、一つが貨物ですので、1つだけ教えていただきたいのが、AN A Cargo、このパイロットの確保についての今後の見通し、いつまで運休がずっと続く
のかという点は非常に懸念していますので、なかなか航空会社のことですから難しいかもしれ ないけど、何か情報をつかんでおられれば示していただけませんか。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 今、石田委 員か ら御 質問 い ただき まし たA NA Ca r go の今 後の 運 航 の見込みでございます。おっしゃるとおりANA Cargoは非常に我々としても大事な貨 物定期便、国際便でございます。今現在はパイロットが、外国籍の方がほとんどを占めるとい うことで、運休をしていると。それが4月の頭からでございます。 今後なんですけども、今の時点では7月末まで運休ということで伺っております。8月から の状況はまだ連絡が入っておりませんが、今後なるべく早期の復活、これは北九州便が復活す るということ以前に沖縄のハブ空港、貨物のハブ空港としての沖縄、これを機能させるという ことが、すなわち北九州の国際定期便が復便するということになりますので、ぜひそういう要 望といいますか、働きかけを今後もしていきたいと考えております。以上です。 ○委員(石田康高君)いいです。 ○委員長(中島慎一君)戸町委員。 ○ 委 員 ( 戸 町武 弘 君 )まずは ペー パーを もら いま し た中 で、北 九州 エアタ ーミ ナル株 式会 社 による航空会社・テナント支援と経営状況を見させていただいたんですけども、これは北九州 エアターミナル株式会社が航空会社・テナントに支援したということなんですけども、これに 対して北九州市から北九州エアターミナル株式会社に何か支援しているのかどうなのかを聞き たいと思います。 そして、石田委員の質問に少しかぶるんですけども、今回の新型コロナウイルスにより航空 貨物の現状、今どういう現状なのかというのをお聞かせください。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 1点目、市 から 北九 州エ ア ターミ ナル 株式 会社 へ の支 援 でご ざい ます け ど も、今現在はこういったエアターミナルがテナントさん、航空会社に対して賃料補助をしてい ることに対して、それを金銭的に市が補填するというような、そういった意味での支援はして ございません。ただ、北九州エアターミナルの経営につきましては我々、非常にもちろん関心 を持って密に情報共有をしながら、今後の経営について我々が必要な場面があれば考えていか なければいけないと考えております。 今現在の2点目の、貨物の現状でございます。今現在は国際航空貨物、全国でいうと量的に は減っております。ただ、北九州に関しては、全国でも珍しく貨物の定期便が飛んでいるとい うことで、貨物は旅客便のベリースペースという貨物スペースで運ぶ部分と、貨物の専用便で 運ぶ部分がございますけども、今、国際の旅客便が非常に全国的に減便、運休されております ので、そこで運べなくなった貨物が、貨物の専用機に人気が集中しているといいますか、北九 州でもやはりそういった傾向がございまして、北九州の貨物は前年に対して若干いい、前年を
上回るペースで国際貨物便は取扱量がふえているというような状況でございます。以上です。 ○委員長(中島慎一君)戸町委員。 ○委員(戸町武弘君)ありがとうございました。この港湾にし ろ空 港にしろこれ50年、100年 先を考えて現在を考えないとだめだなと常々思っているわけですが、ぜひ何かの節は、北九州 は迅速に、北九州エアターミナル株式会社を支援してもらいたいと。これが崩れると話全体が 狂ってくるんではないかなと思っております。 そして、今回の新型コロナウイルス、そして、それとチャイナリスクも含めて、多分これか らグローバル経済そのものがどうなるかっていうところに来るんではないかなあと見ておりま す。経済格差の問題もありますし、ぜひ港湾空港局の皆さんはグローバル経済に関しても、し っか り見 てい ても らっ て方 向性 を間 違 え ない よう にし てほ しい と要 望し てお きま す。 以上 で す。 ○委員長(中島慎一君)ほかに。成重委員。 ○ 委 員 ( 成重 正 丈 君)調査費 につ い てお聞 き しま す 。ここ に令和 2 年3月31日付 で調 査金 額 が1 億円 とい うこ とで 、こ の内 容が 今 書 いて ある 3つ と、 その ほか に、 など と書 いて ある ん で、ほかにどういうふうなことをされるのか。 それから、これは国の予算だと思うんですけども、北九州市としては別個で何か考えている のか、教えていただければと思います。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 1億円 の 内 訳に つ きまし ては 、今の と こ ろ国は 、先 ほ ど申 しま し たB/Cの検証とパブリックインボルブメントの手続全般、それから、環境影響評価に係る調 査が一部入るということを伺っていまして、それの全体事業費として1億円が計上されている と伺っています。 そ れで 、国 の契 約の 状況 、公 示の 状 況 みた いな もの です けれ ども 、そ れで 確認 する 限り で は、今のところ大阪航空局が発注している検討業務そのものに約2,000万円。それから、パブ リックインボルブメントの手続だとか費用対効果、こういったところの検証作業に3,800万円 が今、契約が終わっているという情報がありまして、あと残りの使い道についてはちょっと詳 しい内容は伺っていませんけれども、こういった残りの作業の中で使われているのではないか と考えております。以上です。 済みません。市としては国の、我々は予算を、これに関して計上しているわけではございま せんが、国のこういった手続が順調に進むように全面的に協力していくと、そのようなことを 国に対しては伝えております。以上です。 ○委員長(中島慎一君)成重委員。 ○ 委 員 ( 成 重正 丈 君 )ここに 、調 査金額 1億 円な ん です が、こ れは 毎年じ ゃな くて、 1回 限 りなんでしょうか。
○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 令和2 年 度 の当 初 予算と いう ことで 1 億 円と伺 って お りま して 、 また、来年度の事業費についてはまだ計上されていないところではあります。 ○委員長(中島慎一君)ほかに。世良委員。 ○委員(世良俊明君)数点お尋ねします。 1つは、VDAとの覚書についてでありますけれども、大変うれしいニュースだと思ってお りますし、安どのほうもたくさんお持ちのところだと思いますが、これで先ほどの御答弁とあ わせてなんですけれども、物流に関してはそれなりの需要動向があるということなんですけれ ども、このVDAとの覚書に基づいて近々といいますか、今年度内にどのような具体的な物流 活動といいますか、事業内容をなされていくのか、具体的な計画等があれば教えてください。 それから、先ほどのANA Cargoのこともありますが、物流に関しては先ほど御答弁 あったように、航空機のおなかに載る分が運休になっているので、貨物についてはそれなりの 需要があるということで、貨物専用を確保したいということであったと思いますが、そうする とANA Cargoに関しては、先ほどの外国人の機長が確保できないということがあると いうことなんですが、先ほど御答弁があった沖縄の関係も含めて、どこがネックになって、需 要が ある と言 われ てい ると する と早 期 に AN A Ca rg oも 復活 して ほし いと 思う んで す が、それについては、いや需要はあるけれども、どこがネックになっているのか、それは機長 だけの話なのか、その辺のところを教えていただきたいと思います。今後の物流の確保という ところで、どのようにお考えなのかということをお尋ねしたいと思います。 それから、滑走路延伸の関係は、その1億円の内訳について御答弁がありました。検討作業 2,000万円の発注ということでありますが、 これが滑走路 延長計画案 の策定の費用と考えてい いんでしょうか。 まずは、この滑走路延長計画案の策定って大変重要な場面だと思いますが、これは具体的に どのくらいのあたりで示されることが可能なんでしょうか。何かその辺について、まず滑走路 の計画案ができて、それからB/Cの検討をこれでしますよという話になっていくんだと思う んですが、そのあたりの日程的なものというか、発注とか含めて動きがわかれば教えていただ けますか。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 まず、御質 問1 点目 、ボ ル ガ・ド ニエ プル 航空 グ ルー プ との MO U以 降 の 話ですが、早速、MOUの締結が1月だったんですけども、実は早速2月に北九州空港からア ンカレッジを経由して北米にチャーター便が化学製品を積むということで、早速、御利用いた だいたということでございます。チャーター便、特にボルガ・ドニエプル航空は特殊貨物を得 意としておりますので、そういった案件が出るたびに北九州空港の御利用を御検討いただくよ うな状況でございます。今のところ、今後もそういった計画ベースでは若干お聞きしている件
もありますけども、今後、実現に向けて一つ一つ丁寧に対応していきたいと考えております。 それと2点目、ANA Cargoなんですけども、まさにその需要があるところを運休せ ざるを得ないという、じくじたる思いだということをANAからは聞いております。まさにパ イロットの方の国籍が外国籍で、いろんな国を飛び回ることが今できないので、その理由でご ざいますので、需要がある中で供給ができないということで御理解いただければと考えており ます。以上です。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 滑走路 延 伸 の計 画 案の策 定に 今取り 組 ん でおり 、そ れ がど の辺 で 示されるかということについてなんでございますけれども、基本的には今年度の予算という性 質から見ますと、まさにこの中でB、需要と、それとC、コストですね。コストが示されると いうところの中では、まさに滑走路の延伸の計画ということが示されると考えておりまして、 こういった資料をもとにパブリックインボルブメントに入っていくというふうな、国の作業の 流れはそうなってございます。そういったことからいきますと、国からはいつごろという話は いた だい てい ませ んけ れど も、 年度 内 の しか るべ きと きに はと 私は 考え てお りま す。 以上 で す。 ○委員長(中島慎一君)世良委員。 ○ 委 員 ( 世 良俊 明 君 )わかり まし た。先 ほど のA N A Car go ですか 、い ろんな 工夫 は 今、向こうでされているという理解でいいんですよね。先ほどおっしゃったように、せっかく 需要があるのにそれを確保できないということに関しては、やっぱりどこかで打開しなきゃい けないと思うんですが、それは当然ANAのほうでもやっていただいていると思いますが、特 別に何かその辺の、具体的にこうしたものを今やっているとか、このくらいまでには確保でき る可能性があるとか、あるいは日本人を確保するとか、そういうような何か具体的な動きがあ れば、あわせて教えていただきたいと思います。そのほかについては御答弁いただきましてあ りがとうございました。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 A N A C a r g o の 件 で ご ざ い ま す 。 人 員 確 保 の 問 題 も あ り ま す 。 現 在、日本人パイロットを中心に成田で集中的に貨物専用機を飛ばしてございます。沖縄のハブ 空港としての機能を今、運休しておりますので、成田から直接、中国とか東南アジアとかにと いうようなことでございます。今後、コロナの動向を見ながら国際的な、要は入国の制限だと かというようなのがやはり国と国との間で快方に向かわなければ、非常にこの原因が原因だけ に難しいかなとは考えておりますが、我々としても一刻も早く復便してもらいたいものですか ら、そういった願いを伝えていくということでございます。以上です。 ○委員(世良俊明君)わかりました。結構です。 ○委員長(中島慎一君)鷹木委員。
○ 委 員 ( 鷹 木研 一 郎 君) 滑走路延 長 に 向け た 取り組 みの 部分の 、 今 後の取 り組 み 予定 につ い てお聞かせいただきたいと思います。 PIなんですけれども、住民参画ということでお伺いをしております。ここでしっかり周辺 地域の御理解をいただくことが大切かとは思うんですけれども、ここの説明の中でPI対象者 とありますけれども、どのあたりまでの方たちに御説明をされるかということと、先ほど御説 明の中で情報をしっかり公開するメリット、デメリットを説明した上でということだったんで すけれども、私にはメリットしか余りないような気がするんですけれども、この情報公開でデ メリットと考えていることについての部分を教えていただきたいと思います。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 パブリ ッ ク イン ボ ルブメ ント に関す る 手 続のこ とに つ いて 御質 問 いただきました。 実際、情報公開については基本的には広く国民一般ということになりますので、御関心のあ る方には届くような、そういうものを公開していくと、そういう流れになります。その資料を もって御意見があればそれをいただいて、そこに対して丁寧に返していくと、そういうような 手続となっております。 それと、デメリットについては、私も確かに委員がおっしゃるとおり、強いデメリットは今 回の事業に関してはないのだろうなと思うんですけれども、一方で北九州空港の24時間である といった性質だとか、そういったところを鑑みますと、工事の閉鎖はできませんので、工事期 間中のコストはちょっと膨らむかなと、単純に滑走路を延長するという作業よりはちょっとコ ストが膨らむんだろうなと思うので、そういったところは丁寧に見ていきたいなと考えており ます。以上です。 ○委員長(中島慎一君)鷹木委員。 ○ 委 員 ( 鷹 木研 一 郎 君) わかりま し た 。今 後 の取り 組み 予定に つ い てとい うこ と なん です け れども、環境アセスに4年かかるともお聞きしましたし、こういった説明会などもなるべく短 くすることで、3,000メートルの着工につい ての夢がまた 広がってく るのかなと思っておりま すし、最後にお聞きしますけれども、このPI、どれぐらいの期間で始めて、どれぐらいの期 間で終わらせようとしているのか、その期間的なものだけ、もし今、計画しているのであれば 教えていただきたいと思います。 ○委員長(中島慎一君)空港機能強化担当課長。 ○ 空 港 機 能 強化 担 当 課長 国土交 通 省 から 伺 ってい るの は、今 年 度 の末ぐ らい か らP I活 動 に入りまして、来年度の上半期ぐらいまででそういった作業を終わらそうと考えておるようで す。ただ、この作業はほかの手続とはふくそうしてというか、別の手続に入りながらこの作業 もできると伺っているので、そういったところで作業を同時並行しながらやっていって、時間 を短縮していきたいと、そんなふうにも考えております。
○委員(鷹木研一郎君)結構です。わかりました。 ○委員長(中島慎一君)ほかに。奥村委員。 ○ 委 員 ( 奥 村直 樹 君 )済みま せん 。私か らは テナ ン ト支 援のと ころ を少し お伺 いした いん で すけ ど、 今そ れぞ れ賃 料で すと かを 3 カ 月、 9カ 月と それ ぞれ 減免 をし てき てい ます が、 最 近、出張とかなくなって空港に伺う機会がないんで、どんな状況か、具体的にはちょっと肌感 覚が ない んで すが 、今 後こ の状 況が ま だ 続い てい った 場合 って 、テ ナン トさ んの 感覚 とし て は、例えばあと何カ月続いたらもう厳しいとか、実は撤退を検討しているとか、そういう状況 がもしあればお伺いしたいと思います。いかがでしょう。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 空港ビルの テナ ント さん で すけど も、 今現 在、 東 京便 も 復便 が上 り調 子 で ございますし、今の時点で撤退だとか、そういった声は私は聞いておりません。以上です。 ○委員長(中島慎一君)奥村委員。 ○ 委 員 ( 奥 村直 樹 君 )ならば 、順 調に今 後、 少し ず つで も東京 便が 戻って くる ことで 、減 免 もこれ以上しなくても多分大丈夫だろうという状況ですかね。 ○委員長(中島慎一君)空港企画課長。 ○ 空 港 企 画 課 長 この減免が 、更 に期 間延 長 してと いう よう な、 可 能性 は ない わけ では な い と思っています。便が復便することで、便数が伸びることで、割とハンドリングの会社さんは それなりの収入の確保につながるとは思うんですが、これに合わせて旅客がついて戻ってこな いと、今度は飲食だとかサービスのほうはなかなか経営としてはやはり苦しいかなとは考えて おります。エアターミナル株式会社とは密に情報交換しながら、きっちり支援していきたいと 考えております。以上です。 ○委員(奥村直樹君)わかりました。大丈夫です。 ○委員長(中島慎一君)ほかにございませんか。 (「なし」の声あり。) ほかにないようですので、以上で質疑応答を終わります。 続きまして、国土交通省の西川様から御説明いただきたいと思います。 ○ 参 考 人 ( 西川 岩 和 君) それでは 、 改 めま し て国土 交通 省航空 局 空 港経営 改革 推 進室 とい う 部署で空港のコンセッション、いわゆる運営の民間委託を担当しております西川と申します。 本日はどうぞよろしくお願いいたします。 本日、本当にお招きいただきまして、こういう貴重な場にお招きいただきまして、本当に私 もちょっと緊張しているんですけれども、我々航空局のほうでは平成20年代から空港経営改革 といいまして、空港経営改革と言いつつ、基本的にはコンセッションというところを推し進め ております。 きょうお話しさせていただく内容につきましては、①というところで空港経営改革の概要、
全体像です。②のところで空港経営改革により期待される効果というところをお話しさせてい ただいた上で、③番、ほかの空港、北九州空港以外の民間委託に関する状況、④番のところで 具体的な手続の中でデューデリジェンスというところとマーケットサウンディングというとこ ろがありますので、そこを少しお話しさせていただこうと思っております。その後コンセッシ ョンの検証会議というのが、これは平成30年12月に開かれたものですけれども、そちらについ て少し御紹介させていただいた上で、⑥番のところで、民間に空港の運営を委託するという関 係上、やはり安全ですとか安心ですとか、そういったところをしっかり守っていただかないと いけませんので、そのあたりを少しお話をさせていただくと。最後は少し北九州空港の特殊性 とい うか 特徴 に鑑 みて 、ど うい う空 港 経 営改 革の 方向 性が あり 得る のか なと いう のを 少し だ け、本当にさわりだけですけれども、お話をさせていただこうと思っております。 一番最初に2つだけ申し上げておきたいのは、この空港経営改革、空港コンセッションとい うものは、我々国が国管理空港だからという理由で、勝手に推し進めるものではないと思って おります。これはやはり御地元の自治体の皆様もそうですし、経済界も含めての御理解があっ て初めて進むものと考えております。もう一つは、やはり民間委託ということで非常に明るい 前向きな施策ではあるんですけれども、一方でそういった万能というわけでは当然ございませ ん。新しい社が新しいことをやるわけですから、いろいろな部分でなかなか万能というわけに はいかないという、その2点を最初にお伝えしておきたいと思います。 それでは、①番の空港経営改革の概要というところに進みたいと思います。 これは我々がよく使っているスライドでございます。一番上のキャプションのところで、空 港は整備から運営の時代に入っているというところですけれども、これは平成20年のころに空 港整備法という法律がありましたのを空港法という法律にかえて、まさに整備という言葉を抜 いて、その空港のたてつけとしても、単に整備だけではなくて空港の運営というところにもう 少し力点を置いた法律にしています。 2ぽつのところは、当時の背景としては、やはりオープンスカイであるとかLCCの台頭で あるとか、そういった航空を取り巻く環境が変わっていっていましたので、そこの受け皿とい うか、として、やはり民間の活力を活用しながら新しい時代に対応していくということがうた われたと。 3つ目としましては、これはいわゆる上下一体化というところでございます。滑走路とター ミナルビルであるとか駐車場であるとかというのは、これまでばらばらに運営されていたとこ ろでございますけれども、一つの主体がそこをまとめて上下一体で運営をするというところに よって、地域の活性化を図っていくというところがこの空港経営改革の主眼であろうと思って おります。 左下の図のうちオレンジで書いてある滑走路、エプロン、ターミナルビル、駐車場という、 そこを一つの社が運営するというところにまさに意味があるのであろうと。
右下の図ですけれども、これが概念図ということになります。国はこれまで航空管制の部分 と、あと滑走路等の運営を担ってまいりまして、空ビルにつきましては民間あるいは三セクが 実施をしておりました。これを先ほど申し上げた上下一体化をする上で、管制はどうしてもこ れは引き続き国が行いますけれども、滑走路等の運営については、これは運営権という権利を 民間事業者に付与します。そうすると、この滑走路の運営が民間に移りますので、同じく民間 でやる空ビルあるいは駐車場もそうですけれども、の運営と一体化して運営をすることが可能 になるという仕組みでございます。 空港の民間委託によりまして期待される効果というのはいろいろあるにはあるんですけれど も、幾つか考えられるものをピックアップしております。まずは着陸料の引き下げ、引き下げ ればいいというものではないかもしれませんけれども、今まではやはり非航空系、ターミナル ビルとかの商業売り上げなどは、ターミナルビルにしか基本的には使えなかったものでござい ますけれども、それをあるいは駐車場から上がってくる収益であるとか、そういったものを原 資に して 戦略 的に 着陸 料の 引き 下げ と い うこ とが 可能 にな ると いっ た、 着陸 料を 引き 下げ れ ば、新しい便を誘致するための一つのインセンティブになろうかと思いますので、そういった 効果、シナジーというのも生まれるかなと。 また、ここエアラインの誘致ですけれども、やはり今は自治体様であれば自治体様のほうで 誘致などされているかと思いますけれども、やはり民間会社がコストの部分も含めて一体で運 営することによって、その中にエアライン誘致のための専門の部署が設けられると。それはも う本当にエアライン誘致のための部隊でございますので、より専門的な誘致の戦略的な誘致が できるようになるのではないか。そのことによってLCCなんかも戦略的に誘致することがで きようということでございます。 その下にあるのはプロモーションも一緒です。そういう意味ではそういうばらばらの主体が 連携してやるというのも一つですけれども、やはり一つの主体が滑走路、ターミナルビル、駐 車場も含めて一体で運営した上で、プロモーションを強力に打っていくということも考えられ ると。 その下の部分につきましては、当然、空港が活性化して新たな便が誘致できて、たくさんの 人が 往来 する よう にな れば 、地 域へ の 経 済の 波及 とい うの は当 然、 雇用 も含 めて です けれ ど も、生まれてくるという、そういうプラスの効果もあると思います。 右側の2つ、空港ビルのリニューアルとか空港アクセスの向上というのは当然、今でも図ら れているものだと思いますけれども、空ビルさんが空ビルさんでやっていらっしゃることでは あるんですが、それが滑走路あるいは駐車場、そういったものを含めて一つの思想で、一体的 なコンセプトのもとでリニューアルであるとか、アクセスの向上もそうですけれども、そうい ったことを図っていくことが可能になると。やはりばらばらの主体がやっているというのが、 それはそれでできる部分は当然あるんですけれども、一つの主体で、空港というインフラ全体
を管理している社が、じゃあその中で空港ビルをどういうふうに変えていくのが最も効率がよ いのか、最も効果が上がるのかということを考えながらやっていくということが可能になると いうことでございます。 今、動いている空港民営化のプロジェクトにつきまして、ここに並べている6つのプロジェ クト、これは国管理空港のプロジェクトでございます。御存じだと思いますけれども、仙台空 港、これが一番最初の国管理空港のコンセッションの案件でございました。平成25年ぐらいか ら、後ほど御説明しますデューデリジェンス、資産調査でございますが、資産調査を始めまし て、運営委託が平成28年7月でございますので、足かけ3年程度かかってございます。大体ど のプロジェクトも、3年から4年程度かかっているというものです。仙台はやはり平成25年で すが、 平成 23年には 東 日本大 震災 があ った わ けで ご ざい まし て、 1 つ復興 のシ ンボ ルと い う か、そういったものをうたって空港の民営化、民間委託というところをやっております。 それは、同じことは熊本空港にも言えまして、熊本空港の場合ですと、まさに熊本地震から の創造的復興というものを掲げまして、新しい空港ビル、ターミナルビルを復興のシンボルと して、新設するということを条件にした空港コンセッションをやっております。これはことし の4月から、ちょうど滑走路と空港ビルの一体的な運営が開始しております。 ほかに特徴的なものは、当然、皆様からすればこの福岡空港というのはなじみも深いでしょ うし、気になるところかと思いますけれども、福岡空港は、この時点ではやはり仙台、高松と 来た後にやはりかなり大きな空港として出まして、運営権対価という我々が運営権を設定する かわりにいただいている対価というのも、過去の全ての空港の中でも総額としては一番大きい 額を御提案いただきました。あとは2本目の滑走路です。2本目の滑走路の増設というものが 1つ前提になっていた案件でございます。 北海道7空港、これは7つの空港をまとめて運営しているという点がやはり1つ、関西国際 空港と大阪国際空港、あと一応、神戸空港もそうですけれども、を一体的に運営しているとい うのがありますが、国管理空港ではこれが初めての案件でございました。中でも北海道内7空 港というのは、うち4空港が国管理空港、残りの3空港は地方管理空港でございますので、全 部で4つの管理者、国と北海道庁と旭川市と帯広市の4つの管理者がかかわっているものにな っていまして、そういう意味でも非常に過去に例を見ないようなプロジェクトになっておりま す。 こちらにつきましては、ことしの1月から7空港のターミナルビルを一体とした運営開始が なされています。去る6月1日から新千歳空港の滑走路が民間に移管しております。残りの旭 川空港ですとか函館、釧路、稚内、それから、帯広、女満別ですね。残りの空港につきまして は来年の3月に滑走路事業が民間に委託されるということになります。現在、公募期間中なの はこちらの広島空港です。今1次審査までは去年終わっておりまして、今2次審査を行ってお るところでございます。こちらが来年の7月からの民間による一体運営というところが開始す
るということになっております。 民間委託の基本的な流れというのは、ここまではもう既になされているところでございます し、法律はもう既に平成25年にできておりますし、基本方針というところもできております。 個別の空港につきましては、まず資産調査というものを行います。要は、後ほどちょっと御説 明いたしますけれども、いろんな空港の現状というものを洗い出しまして、どこにリスクが潜 んでいるか、あるいはこの空港の将来どういうポテンシャルがあるのかというのをある程度や はり洗い出しまして、それをもって基本スキーム案という、この空港のコンセッションという のはこういうスキームの案でどうでしょうかという案をつくりまして、それをマーケットサウ ンディング、民間投資意向調査ですね、要はパブコメじゃないですが、その空港に将来、公募 に手を挙げるかもしれないという人たちからいろんな御意見を伺って、それを最終的に実施方 針というものに反映させるという、そういう流れになってございます。実施方針を公表した後 は公募手続が進み、提案書を出していただいて採点をしまして、勝ち取ったところが運営を開 始するという流れになります。 先ほどここで御説明したデューデリジェンスというものが簡単に御紹介すると、デューデリ ジェンスというのは我々DDと呼んでおりますけれども、事業DD、財務DD、資産DD、法 務DD、いろんな観点からデューデリジェンスというのは行います。それぞれを空港の基本施 設、ビル事業、駐車場事業という観点から見ていくということになります。これは上に書いて ありますように、対象空港に係る各施設・事業等についての価値やリスクを調査して、その結 果に応じたスキームを検討するためにこういうことを行います。 例えば事業というところでは、当たり前といえば当たり前なんですが、空港なり空ビルなり の今の事業の成り立ち、例えばビルであれば株主はどうなっているのか、役員さんはどうなっ ているのか、取引のフローはどうなっているのか、事業計画はどうなっているのか、あと予算 ですね、そういったものを洗い出すと。財務であれば当然財務諸表、PL、BSというところ をしっかりと分析いたします。過去5年間分ぐらいおおむね分析をいたします。テナントの売 上状況であるとか、あとキャッシュフロー自体がどうなっているのかというところを見ます。 資産のところは、まさにどういった資産がどういう状況で今、保有されているのかというとこ ろを確認します。最後は、法務のところはいろんな契約であるとか、滑走路のほうであれば協 定であるとか、そういったものがありますが、そういったものが将来の例えば30年間民間委託 をする場合において、将来へのリスクにならないかというようなところも、確認をするという ことになっています。これがデューデリジェンスです。 このデューデリジェンスを踏まえまして、まずは基本スキーム案というものをつくります。 その基本スキーム案というものを持って、こちらのマーケットサウンディングという民間投資 意向調査というところに行きます。先ほど洗い出したいろんな情報を基本スキーム案というと ころに落とし込みまして、あとインフォメーションパッケージ、これは要は、こういう事業で
今やっている、この空港自体の情報を落とし込んだインフォメーションパッケージというのが あるんですが、このあたりをお示しして、まず、興味があるよという方々のアンケートをとり ます。そのアンケートの中には、皆さんはどういう形でこのコンセッションにかかわりたいで すかと、例えば代表企業であるとか、あるいは代表企業までやりたくないけれども、コンソー シアムの一企業として入りたいというような、あるいはレンダー、お金を貸す側としてかかわ りたいとか、いろんなどういう形でかかわりたいかというのを聞いた上で、特に代表企業であ るとか応募企業と回答した企業に対して今度はヒアリングを行います。 我々がこの示した基本スキーム案というものについて、いやここはこうしてほしい、例えば 運営期間はもう少し長いほうがいいとか短いほうがいい、あるいはオプション、30年決め打ち じゃなくて30年でプラス、もしやりたければプラス10年とかプラス15年とか、そういうオプシ ョン期間を設けてほしいとか、あるいは運営権対価の支払い方はアップフロントで始まる時点 で一括で払いたいか、それとも分割を交えたいかなど、そういう話をいろいろと御意見をいた だいた上で、それを踏まえて実施方針というものをつくります。この実施方針が出れば正式に コンセッションの手続ということになっていきます。というのが、ここまでがコンセッション の手続であるとか概要の説明でございます。 当然、空港コンセッション、比較的、平成23年にPFI法が改正されましてできたものでご ざいまして、特に国管理空港のコンセッションにつきましては、平成25年の民活空港運営法と いう法律ができてからですので、正直足かけまだ5年、6年、7年ぐらいの非常に新しい事業 で は あ り ま す の で 、 ま だ 正 直 完 璧 で は ご ざ い ま せ ん 。 完 璧 で は な い の で 、 未 来 投 資 戦 略 の 2018、いわゆる成長戦略でございますけれども、成長戦略の中でコンセッションというのをこ れま での コン セッ ショ ン事 業と いう の を きち んと 振り 返っ て、 改善 すべ き点 とい うの があ れ ば、それはどんどん今後に反映していきましょうということで、空港コンセッション検証会議 というのを開いております。有識者の先生方に入っていただきまして、第1回というか初回、 平成30年の夏から冬にかけて行ったものでございますが、そこでは先ほど申し上げたマーケッ トサウンディングであるとか、実施方針の策定であるとか、あるいは審査、これは我々採点を するときは我々が勝手に採点しているのではなくて、有識者の先生方に入っていただいて審査 委員会というのを開いてございます。 その審査委員会のあり方であるとか、あと競争的対話というのがあるんですが、競争的対話 というのは、1次審査と2次審査の間で行われるものでして、我々発注者側と手を挙げようと している民間事業者の間で実施契約、最初の時点、実施契約の案というのは提示しているんで すが、いろいろとヒアリングとかを終えた後で民間事業者から契約の内容をこう変えてほしい とか、ここはこういう意味でいいんですよねということであるとか、あるいはもうちょっと自 治体の皆様にヒアリングをする機会を設けたりとか、そういった一連のプロセスのことを競争 的対話等と呼んでおりますが、そういった場面でどういうことを改善していくべきかというよ
うなことについて提言をいただいております。 例えばマーケットサウンディングであれば、先ほど基本スキーム案というのを資産調査の後 で我々がつくって提示すると申しましたけれども、基本スキーム案をつくる時点で既に民間の 事業者の意見をある程度反映させといたほうがいいんじゃないかと、その上でマーケットサウ ンディングをして実施方針をつくると。ここであれば、ここで民間事業者の意見を聞くんです が、これをつくる、基本スキーム案をつくる時点で、既にある程度聞いておいたほうがいいん じゃないかというような御意見であるとか、また、実施方針を策定するときも、先ほども少し 申しましたが、オプション期間の取り扱い、要はオプション期間を設けるのはいいけれども、 それは採点上どういうふうに考えるのかということをあらかじめちゃんと説明をするというこ とであるとか、あとは投資額の多寡、我々は運営権対価をいただくのと別に、30年にわたって どういう空港の活性化の投資を民間事業者の方々がされようとしているのかというのを提案し ていただくんですが、単純な額だけで見るのは違うでしょうと。それは例えばいいものを安く つくれるかもしれないし、あるいは無理して投資したけれども、それで資金計画がうまくいか ないのでは意味がないので、単純に投資額の多寡だけでは見ませんよというようなことを、見 ないほうがいいんじゃないかという御提言をいただいたというところです。 また、審査につきましても、そうですね、例えば1次審査と2次審査という形で2段階で評 価してございまして、1次審査で例えば5社手を挙げてきていれば、それを3社まで絞り込む のが1次審査でございます。なので、1次審査というのは、1次審査も2次審査もあるので、 1次審査はある程度簡略化したほうがいいんじゃないかということで、例えばその審査の提案 書の枚数を限定するとか、そういった形で応募者の方々の負担をなるべく減らしましょうとい うようなことが提言されています。 競争的対話等はいいんですが、あとその他のところで駐車場事業ですね、駐車場事業につい てはちょっと済みません。細かい話ではあるんですが、これまでは一旦駐車場事業をやってい る空 港整 備支 援機 構、 昔の 空環 協か ら 駐 車場 資産 を一 旦国 に無 償で 寄附 をし てい ただ いた 上 で、その駐車場事業に運営権を設定して、民間事業者の方々に運営してもらうというのがこれ までのやり方だったんですが、広島以降は、それだと駐車場資産が国のものになってしまうの で、 民間 事業 者が 勝手 に更 新投 資と か 、 いろ んな 事業 の投 資が でき なく なっ てし まい ます の で、そうではなくて事業譲渡にしてくれと、つまり現状駐車場事業を行っている支援機構から 直接民間事業者に駐車場事業そのものを移すと、それは人ごと、従業員ごとそっくりそのまま 移すという事業譲渡という形にしております。そうすることで物も人も基本的には彼らのもの になりますので、彼らがある程度自由度を持っていろんな投資をすることができるようになる と、そういう御提言をいただいて、実際に広島から反映をしてございます。ここに書いてあり ますように、ここに書いてあること全てが全て現時点で反映されているわけではなかったりも するんですが、なるべく今後のコンセッションの案件にここでの提言というのを反映していき
ましょうということになっています。 民間委託をしたならば、民間委託をして、それで放置かというとそうではございません。も う仕組みの中にある程度、やはり適正な空港運営というのを担保するための措置というのがご ざいます。ここにありますように、やはり民間の活力であるとかノウハウであるとか、そうい ったものをきちんと活用して空港活性化というのを図るというのは、コンセプトとしてすごく 多分、別に誰も否定はしないんだと思うんですが、一方でやはりここですね、安全性であると か利用者利便の確保の最終的な責任は国が負うというところ、これは少し、済みません、後に 戻りますが、ここを最初御説明しましたけれども、この運営権というのはあくまで資産は滑走 路であるとか、そういったところの資産というのは引き続き国が持ちます。なので、あくまで その施設に対する最終的な責任は国が留保したまま、ただ運営権、運営をする権利だけを民間 に渡しますという形になっていますので、何かあったとき、最後の最後責任をとるのは、これ は国であるというところは法律上のたてつけになっています。 そこがここのいわゆる民営化、例えば成田空港であれば成田空港株式会社にもう滑走路の資 産ごと全部お渡ししていますから、あれは民営化されておりますけれども、いわゆる我々民営 化という言葉と民間委託という言葉をあえて使い分けていたりするんですが、我々のコンセッ ションという仕組みは、あくまで民間に運営を委託しているだけであると、なので最終的なと ころは国が責任を持ちます。それをどういうふうに担保しているかといいますと、例えばここ 安全性の確保というところですけれども、安全基準を、これは空港の民活空港運営法という法 律上、空港法であるとか航空法であるとか、そういったところの安全の条文というのが全て民 間事業者にも基本的に適用されるように手当てをされていますし、また、要求水準というもの を、こういうことをきちんと最低限このサービスレベルを維持してくださいねという要求水準 というものも契約の一部として締結をしておりまして、それをしっかり国としてモニタリング をするというのが1つ仕組みになっています。 大規模自然災害ですとか、いわゆる民間事業者による安全な空港運営というのが著しく阻害 されるような場合には、これはもう国がみずからステップインして、みずから空港の運営を行 うこともできますという形にしています。これは滑走路であるとか、空港そのものは引き続き 国が所有しているので、当然といえば当然なんですが、最後の最後、国が出張って必要なとき には運営をするということも可能です。 あとは公益上必要な工事は国が実施可能というのは、公益上必要な工事なのに民間事業者が やらない場合というのは、それはもう国がやることが可能であると。なので、必要であればも う国みずから整備に取りかかりますよというものです。 あ とは やは り空 港の 特に 滑走 路部 分 と いう のは 、こ れま で公 共だ けが 運営 して きま した の で、公共にしかノウハウがありません。なので、民間委託をするときには十分な引き継ぎを行 う必要があります。公務員の派遣制度というのは、これはPFI法上定められておりまして、