ドル・円(1)
【先週レビュー】 先週レポートで≪7日には9月の 米雇用統計。3日にはISM製造業景 況指数、5日にはISM非製造業景況 指数(9月分)。それぞれを受けて、 12月のFOMCでの利上げ思惑が 交錯しそうだが、米大統領選をめぐっ て、ヒラリー候補とトランプ候補の支持率に大きな差が出なければ、トランプ誕 生リスクを拭い去れないまま、11月の大統領選までレンジ相場が継続する可能 性も。中国勢は国慶節で休場≫としたが、先週は、米雇用統計を控えて発表され た一連の米経済指標はいずれも強気な結果となり、米利上げ観測の高まりと共に ドル買いが続いた。また、複数の連銀総裁から年内利上げ示唆が相次いだことや、 ドイツ銀への懸念が後退(米司法省との交渉で、140億ドルを要求されている 制裁金を、最大50億ドルでの合意を目指すとの報道)した事なども一因。 メイ英首相が来年3月までにEU離脱申請を行うと明言、週明けのオセアニア 市場でポンド相場は、大きく下方向に窓を空けてスタートした。ポンドドルは1 985年来、31年ぶりの歴史的な安値水準となった。金曜日早朝には「フラッ シュ・クラッシュ」的に急落する場面もあった。オランド仏大統領が英国との離 脱交渉に強硬姿勢で臨むよう呼び掛けたことが急落の要因との見方も出ていた が、システムトラブルや誤発注が原因との見方も出ている。 週末のドル円は、9営業日ぶりに反落。米雇用統計で雇用者数が市場予想ほど 増えなかった。良好な結果を期待して円売り・ドル買いが続いていた反動から円 を買い戻す動きが優勢に。CFTC建玉明細(10/4 現在)によると大口投機玉 は、68,695枚の買い越し。前週(68,892枚の買い越し)から縮小。 週末のNY株式市場は、続落。米雇用統計は強弱入り交じる内容だったが、年 内の米利上げの可能性は残ったとの見方から売りがやや優勢。狭いレンジ相場の 放れ待ちが継続している NYダウは、18,240.49ドル(前日比-28.01ドル) ナスダック総合指数は、5,292.405ポイント(前日比-14.447)。ドル・円(2)
【今週見通し・戦略】 米雇用統計は強弱まちまち。米労働 省が7日発表した9月の雇用統計(季 節調整済み)によると、非農業部門の 就業者数は前月より15・6万人増と なり、市場予想の17・5万人を下回 った。 大統領候補TV討論会はヒラリー優勢となった。CNNテレビが討論会直後に 視聴者を対象に実施した世論調査によると、クリントン氏が勝利したとする回答 が 57%とトランプ氏の 34%を上回った。ただ「クリントン勝利」の回答は前回 の討論会直後の 62%(トランプ氏は 27%)から低下。 ゴシップ番組「アクセス・ハリウッド」が10年前に撮影した、自分がいかに 女性を性的に思い通りにできるかを淫らで攻撃的な言葉で自慢するドナルド・ト ランプ氏の動画をワシントンポストが10月7日午後に公開。動画に関するニュ ースは瞬く間に全米に広がり、アメリカ南東部に凄まじい被害を与えているハリ ケーン「マシュー」に関するニュースよりもより大々的に報道された。ワシント ン・ポスト(電子版)は「大統領選は日曜日の夜に暗転した」と表現。 米共和党幹部のポール・ライアン下院議長は10日、民主党大統領候補のヒラ リー・クリントン氏が勝利する可能性が高いとほぼ認めた上で、同氏が大統領と なった場合に「自由な裁量」を与えないよう、議会での共和党の多数派維持に全 力を注ぐ方針を示した。 さらに支持率に格差がつき、トランプリスクが後退、ヒラリー大統領候補を織 り込む動きとなるか否かが焦点。 8月から続いてきた100─105円レンジ放れ待ち。 11日に独ZEW景況感指数、12日に9月分の米連邦公開市場委員会(FO MC)議事要旨、13日に新規失業保険申請件数、イングランド銀行(BOE) 金融政策委員会、14日に中国の各種経済指標、米国の小売売上高などがある。東京金(9/30 帳入値:4,165 円)
【先週レビュー】 先週レポートで≪NY金は7月高値を 起点とした下降トレンドに上値を抑えら れている。2015年12月安値を起点 とした上昇トレンドとの三角保合い形成 中。保合い下放れた場合、200日移動 平均線も意識されるが、チャートパター ンでの底打ち確認後、中長期スタンスでの買いで対処したい≫としたが、先週の NY金(12月限)は、ドイツ銀行が、司法省の提案より少ない金額で和解に近 づいているとの報道による米国株の反発や米景気拡大を嫌気して始まった。ドル 高・原油安や、米金融当局者の利上げ支持発言が圧迫、心理的支持の1300ド ルを下回ってテクニカル売りを誘い、急落となった。米景気回復による利上げ観 測やドル反発、株価の上値追いで続落。米週間失業保険申請件数の減少で200 日移動平均線を割り込む続落となった。 週末のNY金(12月限)は、小幅続落。米雇用が予想を下回ったことや失業 率の上昇、ドル急落で値を飛ばしたが、平均時給の増加などで米利上げ観測を覆 すほどではなく、米雇用統計後の乱高下が一巡したあとは、原油反落、ドル安一 服、米10年債利回りの上昇が圧迫、戻り売りが優勢になって小幅続落となった。 CFTC建玉明細(10/4 現在)によると大口投機玉は、245,508枚の買 い越し。前週(291,904枚の買い越し)から縮小。 【ゴールドマン・サックス見通し】 米ゴールドマン・サックスは7日、年末の金相場見通しである1オンス=12 80ドルについて、下振れリスクがあるとの見方を示した。価格変動に対する反 応が予想より大きいことを理由としている。今年はETF(上場投資信託)と金 実物需要が堅調だが、その傾向が続く可能性が高いと指摘。戦略的ヘッジ策とし ての金需要は衰えず、下値も限定的だと説明。また、世界経済成長に大幅な下振 れリスクが残り、成長に何らかの打撃があった場合の金融政策の有効性が懸念さ れているため、1オンス=1250ドルを大きく下回れば、戦略的な買いの好機 だと分析。東京金(9/30 帳入値:4,165 円)
(2)
【今週見通し・戦略】 過去最高水準にまで投機玉の買い越 しが膨れ上がっていたため、上値の重 かったNY金だが、年内の米利上げ観 測の高まりに伴うドル高を嫌気して急 落となった。昨年末の安値を起点とし た上昇トレンドと7月高値を起点とし た下降トレンドに挟まれた三角保合い を下放れて下げ加速となった。 今回のドル反発・NY金急落は、(1)トランプ大統領誕生リスクの後退、(2)ド イツ銀行問題の後退(和解金減額観測)、(3)各連銀総裁発言(年内利上げ示唆)、 (4)移民の是非を問うハンガリー国民投票も有効投票率が成立条件の過半数に届 かず不成立となった、(5)ポンド急落、などが要因だ。 ドル円は、心理的節目100円の支持線を確認して、戻りを試している流れだ が、一目均衡表の雲で上値が抑えられている状況。同水準は、7月21日高値~ 8月16日安値までの下げ幅に対する半値戻し(103.50円)と重なる。6 1.8%戻し(104.44円)は、9月2日高値(104.32円)と重なる 抵抗水準。雇用統計が強弱マチマチであったものの、第二回の大統領選挙TV討 論会ではヒラリー優勢との見方で、トランプ大統領誕生リスクが後退すれば、ド ルは上値を、NY金は下値を試す動きとなろう。 NY金(12月限)は、200日移動平均線の攻防戦に差し掛かっているが、 今回の下げで、膨れ上がっていた投機の買い玉が整理されると、内部要因からは 次なる上げに繋がりやすい。 投機玉の整理を待っていた向きにとっては、待ちに待った絶好の押し目となる であろう。ただし、買いは値頃ではなく、長い下ヒゲや長大陽線の出現などチャ ートパターンでの底打ち確認を待ちたい。相場の天底では、往々にしてオーバー シュートが起こりやすい。 欧州リスクは来年の大きなテーマとなるだろう。現段階で大きく売られれば売 られるほど、金の妙味は増す事となろう。 10月中旬に控える一目均衡表の雲のねじれでの変化に注目したい。東京白金(9/30 帳入値:3,201 円)
【前週レビュー】 先週レポートで≪全国鉱山労働者 組合(NUM)がアンプラッツに労働 争議を宣言し、調停となったが、協議 は平行線のまま。最大労組である鉱業 建設労働組合(AMCU)の協議の行 方も注目。200日移動平均線と重な る1000ドル師準が下値支持。9/22 高値がネックライン≫としたが、先週 のNY白金(10月限)は、景気拡大による利上げ観測で反落スタート。ドル反 発や原油反落、金の下値追い、12月の米利上げ観測で約3カ月ぶりの安値に沈 んだ。米自動車販売の減少も一因。アジア株の上昇で反発したが、ドル急伸や米 利上げ観測、金の急落で大幅続落となり、200日移動平均線を大きく割り込ん での続落となった。 週末のNY白金(1月限)は、続落。米雇用が予想を下回ってドルが急落、金 が急伸したことで980ドルを突破したが、米利上げ観測は覆せず、ドル反発や 株・原油の急落で値を消した。CFTC建玉明細(10/4 現在)によると大口投 機玉は、33,064枚の買い越し。前週(37,257枚の買い越し)から縮小。 【今週見通し・戦略】 インパラとNUM(全国鉱山労組)の賃金交渉は10%アップで妥結、スト解 除との報が材料視されたが、アンプラッツやロンミンなどは、鉱山ごとに政府仲 裁委員会が間に入り、調整を進めていく予定。南ア鉱業建設労働組合(AMCU) のジョセフ・マチュンジャワ組合長は、アンプラッツ、インプラッツ、ロンミン との賃金交渉は重大な局面を迎えている、との見方を示している。同氏は、鉱山 会社の利益は労働者と共有すべきとの見方を示し、最低10%、坑道最深部の低 賃金労働者50%賃上げの要求を続け、賃金交渉は平行線となっている。 NY白金は、200日移動平均線を上値抵抗として950ドル~900ドルが 試される流れだが、短期的な売られ過ぎ感からの自律反発にも備えたい地合い。 ただし、値頃厳禁、チャートパターンでの底打ち確認で。東京ゴム(9/30 帳入値:173.7 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪このままNY 原油が続伸するとは考えない方が良 い。50ドルを上回るとシェールの増 産合圧力が上値を抑える。今週は中国 勢が国慶節で上海市場休場となり、薄 商いとなる点にも注意。原油と株価に 左右される流れとなりそう≫とした が、先週は、上海ゴムが国慶節の大型連休となり、見送りムードが強い中、サー キットブレーカーを交えた急上昇となった。米マクロ経済指標が強気となり、米 早期利上げ観測の高まりから円安が進んだ事と、原油市場がOPEC非公式会合 での減産合意や、ハリケーンリスクなどから50ドル台まで大幅続伸した事など が材料視され、5連続陽線で175.3円(10/7 高値)まで続伸した。タイで は降雨続きとなっており、一部地域では豪雨で道路が冠水被害となっている。特 にアユタヤなどのタイ中部で被害が広がっている模様。 【IRSG(国際ゴム研究会)】 今年上期(1―6月)の世界新ゴム消費量は、1358万5800トンで前年 同期比1.1%増加。上位10カ国は中国など5カ国が増加、米国など5カ国が 減少。これまで大幅な伸びを示していた中国が減速し、前年同期比0.2%増と 微増。日本は同2.6%減。消費量でインドに抜かれ4位。景気低迷が深刻なブ ラジルは同5.6%減と落ち込んだ。 また2016年上期の世界の天然ゴム生産量は555万3000トンで前年 同期比1.2%増となり、半期ベースで2年連続の増加。国別では1位のタイが 197万6200トンで同3.5%増、2位のインドネシアが161万1400 トンで同0.4%減。タイ、インドネシアの上位2カ国で6.46%を占めた。 【今週の見通し・戦略】 先週は、円安+原油高で5連続陽線での続伸となったが、原油・ドル円共に反 落しており、修正安に注意したい。基準線~転換線が下値支持帯。当先の鞘の変 化にも注意。国慶節明けの中国勢(上海ゴム)の動きにも注意したい。東京米国産大豆(9/30 帳入値:43,930 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪シカゴは、95 0㌣水準で底固めできるか否かが焦 点。維持できないと900㌣が意識さ れるが、950㌣台を中心とした保合 いに移行できると、底固めが意識され る。しばらくはハーベストプレッシャ ーを織り込みながら底固め≫とした が、先週のシカゴ大豆(11月限)は、 中国向けの大口成約やドル安・原油安で反発して始まった。高水準の単収報告、 ドル反発で値を消したが、降雨予報による収穫遅れ観測や輸出増加で先週高値を 突破。作柄改善やドル高・原油安、FCストーンの大豆単収の上方修正、収穫最 盛期による供給増加で反落。原油高や降雨による収穫遅れ観測で上昇したが、高 水準の単収報告や、インフォーマの単収・生産高予想が米農務省予想を上回った 事を嫌気して続落となった。ただし、週間輸出成約高の急増や仕向け地不明の大 口成約、原油急伸で950㌣水準は支持された。 週末のシカゴ(11月限)は、反落。産地の降雨による収穫遅れ観測や、米雇 用統計後のドル安加速、大口成約で上昇が加速したが、米国生産高の上方修正予 想や収穫進展観測、ドル反発、原油・株価の下値追いで急反落。米農務省需給報 告の事前予想は、米期末在庫や生産高が上方修正予想。CFTC建玉明細(10/4 現在)によると大口投機玉は、104,940枚の買い越し。前週(98,470 枚の買い越し)から拡大。 【米農務省発表の週間作物進度報告(10月2日までの週)】 落 葉:83%(前週68%、前年82%、平年79%) 収 穫:26%(前週10%、前年36%、平年27%) 作 柄:「良」以上74%(前週73%)、「劣」以下7%(前週7%) 【今週の見通し・戦略】 改めてハーベストローを試す流れ。8月以降、何回か支持されている 950 ㌣水 準で底固めできるか否かが焦点。東京とうもろこし(10/7 帳入値:19,490 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪シカゴは基準 線が下値支持として機能中。8月31 日安値を一番底として、底値固めへ移 行中。ハーベストプレッシャーの時期 であり、上値は重いものの、豊作年の 底打ちは早いとの格言通りの流れと なるか?≫としたが、先週のシカゴ (12月限)は、四半期在庫が予想平均を下回ったことがファンドの買い戻しを誘 い急伸して始まった。強気の四半期在庫で前週末高値を抜いた後、利食いで反落 する場面もあったが、大豆急伸で340セントを抜き、上げ加速。飼料向け消費 が落ち込まず、小麦とのスプレッド解消買いが入ったことや、収穫遅れ、輸出増 加が材料視された。週末にかけて、小麦急伸や降雨による収穫遅れ、単収の下方 修正予想で前日高値を上回ったが、インフォーマの生産高予想が米農務省を上回 ったことや、ドル高加速、ブラジルの増産予想で大幅反落となった。 週末のシカゴコーン(12月限)は、小幅続落。ブラジル農業省が前日、米国 産遺伝子組み換えコーンの輸入承認に向け、利害関係者に反対意見を表明する3 0日間の猶予期間を設定したことも心理的支援材料となるも、乾燥予報による収 穫進展観測や、大豆反落やドル反発、原油反落で急反落に転じた。CFTC建玉 明細(10/4現在)によると大口投機玉は、25,104枚の売り越し。前週(4 6,070枚の売り越し)から縮小。 【米農務省発表の週間作物進度報告(10月2日までの週)】 成 熟:86%(前週73%、前年82%、平年79%) 収 穫:24%(前週15%、前年24%、平年27%) 作 柄:「良」以上73%(前週74%)、「劣」以下8%(前週7%) 【今週の見通し・戦略】 シカゴは逆三尊完成も、350㌣水準で上値を抑えられて反落。再度、ハーベ ストローを確認する動きとなっている。8月安値が1番底候補に変化なし。東京原油/ガソリン/灯油(1)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪NY原油(11 月限)は、OPEC非公式会合での8 年ぶりの減産合意を受けて急反発し た。OPEC加盟14ヶ国の原油生産 量を、日量3250万~3300万バ レルに制限すると言う合意が実現す れば、8月時点の同3324万バレル から、わずかながらも減少することに なる。ただし、今回のOPEC合意は、 正式な決定に至るのは11月末の総 会になるため、事実上の協議継続との 見方が高まる可能性。イランのザンギ ャネ石油相の「増産を続ける」発言や、 今回の合意では、3ヶ国(リビア、ナ イジェリア、イラン)は例外国扱いと なるとの観測も出ている。NY原油は 反発したものの、チャート分析からは引き続き、三角保合いのレンジ内での動き で、10月2日のハンガリー国民投票や、年内の欧州各国での選挙結果如何では、 原油相場と相関の高いユーロが売られ、再びEU離脱の連鎖懸念からリスク回避 が高まる可能性もあろう。10月初旬は、中国勢が国慶節で長期休暇に入り、薄 商いの中、値が飛ぶリスクにも警戒したい。ハリケーン・マシューの勢力と進路 にも注意≫としたが、先週のNY原油(11月限)は、前週に引き続きOPEC (石油輸出国機構)減産合意が下支えし、続伸して始まった。さらに、ハリケー ン「マシュー」による供給障害の恐れなどから大幅続伸。イランの9月の原油輸 出増加やドル高進行などに伴う金相場下落が上値を抑えたものの、米エネルギー 情報局(EIA)統計での原油在庫の予想外の減少や、ハリケーン「マシュー」 に続いて「ニコル」も発生した事で50ドル台を上抜いた。OPEC加盟国と非 加盟国のロシアがトルコのイスタンブールで、OPEC加盟国が先月合意した減 産に関して協議する見通しも上昇の一因となった。東京原油/ガソリン/灯油(2)
【週末のNY原油】 週末のNY原油(11月限)は、 反落。夜間取引では一時、50. 74ドルと期近ベースで6月9日 以来の水準へ上昇するも、立会い 開始後は積極的な買いは続かず。 5日に発表された米エネルギー情 報局(EIA)統計で原油在庫は 予想に反して5週連続の減少とな り、1月以来の水準に落ち込んだことや、非常に勢力の強いハリケーン「マシュ ー」の影響による供給障害リスク、来週にはイスタンブールでサウジアラビアな どOPEC加盟国の一部と非加盟国のロシアが減産履行などに関して協議する 見通しなどが引き続き下支えしていた。しかし、先月28日のOPEC非公式会 合での8年ぶりの減産合意後、14%も高騰したことで、週末を控えた利益確定 の動きなどが優勢となり、一時、49.40ドルまで下落。 CFTC建玉明細(10/4 現在)によると大口投機玉は、原油が362,976 枚の買い越し。前週(291,646枚の買い越し)から拡大。ヒーティングオ イルが26,863枚の買い越し。前週(18,654枚の買い越し)から拡大。 改質ガソリンが62,585枚の買い越し。前週(63,592枚の買い越し)か ら縮小。 【米石油掘削リグ稼動数(米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ)】 7日公表した国内の石油掘削リグ稼働数は、同日までの1週間で、前週比3基 増の428基となり、2月以来の高水準になった。ただ、前年同週の605基を 下回る水準。稼働数は15週連続で減少した週がなかった。 減少がない期間は、2011年の19週と10年の17週に次ぎ、1987年以 来で3番目の長さ。 【IMF見通し】 国際通貨基金(IMF)によると、サウジアラビアが悪化した財政状態を均衡化 させるには原油価格が67ドル近辺まで上昇の必要、イランは61.50ドル。東京原油/ガソリン/灯油(2)
【EIA米週間在庫(エネルギー情報局)】 EIAから発表された9月30日までの週の米石油在庫統計。 前週比 原油 4億9974万バレル 297万6000バレル減少 クッシン 6265万2000バレル 56万9000バレル増加 ガソリン 2億2740万5000バレル 22万2000バレル増加 留出油 1億6071万8000バレル 235万9000バレル減少 【製油所稼働率】 石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は、30日 現在、4基・日量45万9,000バレル。現有能力(33トッパー・日量38 1万6,700バレル)に対する停止率は12.0%。 停止能力の内訳は、中京を含む東日本で33万9,000バレル、西日本では、 12万バレル。東京原油/ガソリン/灯油(3)
【ドバイ原油】(10/7 帳入値:33,100 円) 先週レポートで≪9月末~10月初旬 にかけて、雲のねじれが相次ぎ、厚みも 薄くなる時間帯に入る。変化が起こりや すい時間帯で、現行の三角保合いが放れ て大きく動き、その後のリバウンドも素 早く起きる可能性≫としたが、先週の東 京ドバイ原油は、NY原油高に加えて円 安進行で、7連続陽線で33,340円(10/7 高値)まで上値を伸ばした。 足元のNY原油上昇は、(1)米原油在庫が減少。(2)OPEC加盟国と非加盟国 の石油相が非公式会合で協議。(3)ハリケーン接近。(4)トランプ大統領誕生リス クの後退、(5)ドイツ銀行問題の後退(和解金減額観測)、(6)ハンガリー国民投 票も不成立、などが背景だ。今後は、(1)11月は月足ベースでの陽線確率でも、 最も陽線確率の低い月で、ヒーティングオイルの需要が高まる前の端境の時期で ある。(2)11月のOPEC総会までは、減産に向けた紆余曲折が予想される事、 減産しても実効性に疑問の声が多い事、(3)19日に大統領候補のTV討論会が 控えており、トランプ大統領誕生リスクが残る事、(4)欧州問題も12月には、 オーストリアの大統領選挙のやり直し投票や、イタリアの憲法改正を問う国民投 票、スペインの議会選挙などが控えEU離脱懸念が高まる可能性がある事、(5) 50ドル超ではシェールの増産圧力が高まりそうな事などを考慮すると、ハリケ ーンリスクでの噴き値は、利食い優先が無難ではないか?2005年のハリケー ンが多発時(カトリーナ・リタ・ウィルマ)には、ハリケーン上陸で3~5ドル 程度上昇したものの、戻りは売られ夏場の高値を起点とした下降トレンドが11 月の底打ちまで継続した。 11日に国際エネルギー機関(IEA)が月報を発表する。先月の月報では供 給過剰時期の後づれが売り材料視された。12日にOPEC月報。9月のOPE C加盟国の原油生産量は前月比17万バレル増の3375万バレルと高水準な 生産を維持。ナイジェリアやリビア生産増が全体の増加が一因。13日にはEI Aがエネルギー短期見通しの発表。 N=52.29ドル、6月24日高値(52ドル)、6月9日高値(53.3 9ドル)などが上値ターゲット。45-47ドルが下値支持帯。東京原油/ガソリン/灯油(4)
【バージガソリン】(10/7 帳入値:45,950 円) 石油連盟週報(9月25日~10 月1日)によると、ガソリンの週末 在庫は、前週比2.9%減の156 万2269キロリットル。週間原油 処理量は、6.1%減の321万5 420キロリットル。出荷量は、0. 6%減の94万7755キロリット ル。先週レポートで≪新甫4月限の 上鞘発会もあり、先限つなぎ足は好転。心理的節目40,000円が下値支持に 変化≫としたが、先週は、海外原油高+円安で大幅続伸。45,950円(10/7 高値)まで上値を伸ばした。9月21日高値~10月11日高値(夜間立会い) までの上昇に対する半値押しは基準線と、38.2%押しは転換線と近い水準。 短期的な買われ過ぎ感に対する調整安の目途。 【バージ灯油】(10/7 帳入値:43,420 円) 石油連盟週報(9月25日~10 月1日)によると、灯油週末在庫は、 0.1%増の285万9530キロ リットル。出荷量は、52.1%増 の20万7816キロリットル。 先週レポートで≪新甫4月限は、 ガソリンの需要期限月、灯油の不需 要期限月≫としたが、先週は、海外 原油高+円安で、37,470円(9/28 安値)を起点に大幅続伸となった。7連 続陽線での急伸で、短期的な買われ過ぎ感に対する調整が想定されるが、雲の上 限~転換線が下値支持帯。同水準は、9月28日安値~10月11日高値(夜間 立会い分)までの上昇に対する38.2%押し~半値押しと重なる水準。週間予定(10/10~10/15)
■「チャート画像は、株式会社オーバルネクストの Win-Station によるもので す。当該画像の著作権は、同社に帰属します。」
東京パラジウム 2,205.0 -104.0 (-4.5%) 335 0 2,372.0 1,710.0 海外商品市場 前週末終値 NY金($/onz) 1,251.9 -65.2 (-5.0%) NY白金($/onz) 962.6 -71.9 (-7.0%) NY銀(¢/onz) 17.380 -1.8 (-9.5%) LMEアルミ(3ヶ月、$/t) 1,675.0 +2.0 (+0.1%) ロコ・ロンドン(PM、$/onz) 1,258.8 -63.8 (-4.8%) CRB指数 188.32 +2.00 (+1.1%) 為替・株式市場 前週末終値 ドル円 103.84 +2.95 (+2.9%) ユーロドル 1.1112 -0.007 (-0.6%) 日経平均株価 16,860.09 +410.25 (+2.5%) NYダウ 18,240.49 -67.66 (-0.4%) S&P 500 2,153.74 -14.53 (-0.7%) NADAQ 5,292.41 -19.59 (-0.4%) DAX 5,292.41 -5,218.61 (-49.6%) ハンセン指数 23,851.82 +554.67 (+2.4%) 上海総合株価指数 --- --- ---注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 4000 4100 4200 4300 4400 4500 4600 2016/6/20 2016/8/2 2016/9/14 東京金先限(日足終値) 5MA 25MA 90 95 2016/5/17 2016/6/28 2016/8/10 2016/9/26 1100 1150 1200 1250 1300 1350 1400 2016/6/22 2016/8/4 2016/9/16 NY金期近(日足終値) 5MA 25MA
東京ゴム 173.7 +10.4 (+6.4%) 26,565 0 205.1 144.5 海外商品市場 前週末終値 NY原油(ドル/バレル) 49.81 +1.57 (+3.3%) NYRBOB(ドル/ガロン) 1.4818 +0.0187 (+1.3%) NYヒーティングオイル(¢/ガロン) 1.5793 +0.0410 (+2.7%) IPEブレント(ドル/バレル) 51.93 +2.87 (+5.8%) CRB指数 188.32 +2.00 (+1.1%) 原油・石油関連統計 最新週 国内ガソリン在庫 1,562,269 -46,069 (-2.9%) 国内灯油在庫 2,859,530 +5,026 (+0.2%) 国内軽油在庫 1,507,259 -80,760 (-5.1%) 国内レギュラー価格(円/l) 122.70 -0.10 (-0.1%) 米国原油在庫 499,740 -2,976 (-0.6%) 米国ガソリン在庫 227,405 +222 (+0.1%) 米国ディスティレート在庫 160,718 -2,359 (-1.4%) 米製油所稼働率(%) 88.30 -1.80 (--) *在庫の単位は国内が(Kl)、米国が(1000B/D) 参照:石油連盟、石油情報センター、EIA(米エネルギー情報局) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 35000 37000 39000 41000 43000 45000 47000 2016/6/20 2016/8/2 2016/9/14 東京灯油先限(日足終値) 5MA 25MA 35000 37000 39000 41000 43000 45000 47000 2016/6/20 2016/8/2 2016/9/14 東京ガソリン先限(日足終値) 5MA 25MA 0 10 20 2016/5/18 2016/6/30 2016/8/12 2016/9/26
東京小豆 11,590 +310 (+2.7%) 282 0 12,030 7,560 海外商品市場 前週末終値 シカゴコーン(¢/Bu) 339.75 +3.00 (+0.9%) シカゴ大豆(¢/Bu) 956.75 +2.75 (+0.3%) シカゴ小麦(¢/Bu) 394.75 -7.25 (-1.8%) NYコーヒー(¢/ポンド) 148.00 -3.55 (-2.3%) NY砂糖(¢/ポンド) 23.42 +0.42 (+1.8%) CRB指数 188.32 +2.00 (+1.1%) 穀物関連統計 最新週 週間輸出成約高(コーン) 2060.8 +1,485.8 (9/29) 週間輸出成約高(大豆) 2179.6 +486.7 (9/29) 週間輸出検証高(コーン) 1,470,209.0 +112,746.0 (9/29) 週間輸出検証高(大豆) 1,104,196.0 +718,162.0 (9/29) 作柄(コーン) % ±0 (10/24) 作柄(大豆、良以上) 74% +1 (10/3) *輸出統計の単位は(1000Bu)、作柄は全体に占める割合(%) 参照:USDA(米農務省) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 前週比/データ日付 週間変動幅(率) 40000 41000 42000 43000 44000 45000 46000 47000 48000 49000 2016/6/20 2016/8/2 2016/9/14 東京一般大豆先限(日足終値) 5MA 25MA 18500 19000 19500 20000 20500 21000 21500 22000 22500 23000 23500 2016/6/20 2016/8/2 2016/9/14 東京コーン先限(日足終値) 5MA 25MA 0 2016/5/17 2016/6/28 2016/8/10 2016/9/26
十分にご理解、ご確認のうえ、ご検討くださいますようお願いいたします。 ○当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なりますの で現時点では明示できませんが、通常取引では概ね20~160倍程度、損失限定取引で は概ね1~10倍程度となります。また、お客様が最初に預託する証拠金の額は、各商 品により異なり、通常取引の最高額は1枚当たり186,000円、損失限定取引の最高額は 1枚当たり4,282,000円です。ただし、通常取引は、その後の相場の変動によっては追 加の証拠金が必要になる場合がありますのでご注意ください。追加に必要となる証拠 金の額は、商品や相場の変動によって異なります。 ※ここでいう「通常取引」とは、対面取引における損失限定取引以外の取引のことをい います。 ○建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道1枚あたりの 取引手数料は以下の通りです。また、オンライン取引通常口座、対面取引(コールセ ンター取引を含む)において日計り決済を行った場合は新規建玉時の取引手数料のみ となります。なお、オンライン取引「アクティブ口座」の取引手数料は往復分の記載をし ておりますが、市場の状況等により1計算区域をまたいで決済した場合は往復で780円 となりますので、あらかじめご注意ください。 オンライン取引「通常口座」 195円~390円 オンライン取引「アクティブ口座」 390円 対面取引(通常取引) 1,188~11,664円 対面取引(損失限定取引) 1,965~16,329円 コールセンター取引 864~2,160円 (上記の証拠金及び手数料は平成28年9月30日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本支店および日本商品先物取引協会(ホームページ)で閲覧 できます。 お客様相談窓口 ・日産証券株式会社 CX営業管理部 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター URL:https://www.nisshokyo.or.jp/ 日産証券株式会社(〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-11) 関東財務局長(金商)第131号 金融商品取引業者 商品先物取引業者 加入協会 日本証券業協会・日本商品先物取引協会・一般社団法人金融先物取引業協会