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はじめに 下水道は わたしたち県民の快適な生活環境の確保や 最上川をはじめとする河川等の水環境の保全に欠かすことの出来ない施設です また 下水道のもう一つの役割である浸水対策を進めることにより 近年のゲリラ豪雨などの大雨に対応できる安全安心な生活環境を創出しております さらには 下水道の特性を活かし

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Academic year: 2021

シェア "はじめに 下水道は わたしたち県民の快適な生活環境の確保や 最上川をはじめとする河川等の水環境の保全に欠かすことの出来ない施設です また 下水道のもう一つの役割である浸水対策を進めることにより 近年のゲリラ豪雨などの大雨に対応できる安全安心な生活環境を創出しております さらには 下水道の特性を活かし"

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はじめに

下水道は、わたしたち県民の快適な生活環境の確保や、最上川をはじめとする河川等の

水環境の保全に欠かすことの出来ない施設です。

また、下水道のもう一つの役割である浸水対策を進めることにより、近年のゲリラ豪雨

などの大雨に対応できる安全安心な生活環境を創出しております。

さらには、下水道の特性を活かして、汚水処理の過程で生じる下水汚泥を原料としたコ

ンポストなどの肥料や燃料へのリサイクル、汚泥処理の過程で発生する消化ガスによる発

電や緩衝緑地等を利用した太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入供給が進められて

おります。

このように、下水道は重要な社会基盤であり、日頃から計画的、継続的にサービスを提

供することが必要であることから、災害が発生した場合でも、速やかにその機能を維持、

回復させることが求められています。

このため、今後発生が予想される大規模地震等に備えるための耐震対策や業務継続計画

の策定・見直しを進めるとともに、日々の安定処理を確保するための老朽施設の長寿命化

対策、また、将来の人口減少を見据え、持続可能な運営を目指すための流域下水道事業の

公営企業会計への移行などに重点的に取組んでいるところです。

これからも、快適で安全安心な生活環境を県民に提供し続けるため、下水道施設の着実

な整備と円滑な管理運営を積極的に推進してまいります。

山形県流域下水道のデザインマンホール蓋

村山処理区 【最上川と小鵜飼舟】 庄内処理区(酒田幹線) 【トビシマカンゾウ】 庄内処理区(余目幹線他) 【ヒマワリ】 庄内処理区(藤島余目幹線) 【藤の花】 庄内処理区(立川余目幹線) 【ヤマユリ】 庄内処理区(三川幹線) 【菜の花】 マンホールカードについて 詳しくは 19 ページをご覧ください。

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目 次

1 下水道について (1)下水道の役割 ··· 1 (2)下水道のしくみ ··· 3 (3)下水道の種類 ··· 4 (4)下水道に関する法令・構想等の体系 ··· 5 2 下水道の計画について (1)最上川流域別下水道整備総合計画 ··· 5 (2)山形県生活排水処理施設整備基本構想 ··· 6 (3)現状と目標 ··· 7 (4)公共用水域の水質保全 ··· 10 ※トピックス【下水道PR活動】 ··· 12 3 下水道の現況について (1)下水道普及率 ··· 13 (2)下水道施設の状況 ··· 15 ※トピックス【マンホールカード】 ··· 19 (3)下水道施設整備の推移 ··· 20 (4)下水道による処理水量と水洗化人口の推移 ··· 20 (5)下水道建設事業費の推移 ··· 21 (6)下水道管理費 ··· 21 (7)下水汚泥の状況 ··· 22 (8)ストックマネジメント計画 ··· 24 (9)雨水対策整備状況 ··· 25 4 県が実施している事業(流域下水道事業等) (1)流域下水道事業の概要 ··· 26 (2)流域下水道事業特別会計 ··· 28 (3)事業費の推移 ··· 30 (4)起債残高の推移 ··· 31 (5)再生可能エネルギーの取組み ··· 32 (6)下水道事業の課題 ··· 32 5 その他 (1)下水道の歩み ··· 34 ※トピックス【生まれ変わる下水汚泥】 ··· 35 (2)下水道・問い合わせ先(市町村・県) ··· 36

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- 1 -

1 下水道について

(1)下水道の役割 下水道には、4つの役割があります。 ◎ 街の衛生と暮らしを支えます(生活環境の改善)。 ◎ 水の環境を守ります(公共用水域の水質保全)。 ◎ 資源・エネルギーを生み出します(持続可能な循環型社会の構築)。 ◎ 浸水から街を守ります(浸水の防除)。 ① 街の衛生と暮らしを支えます(生活環境の改善) 家庭などから出てくる汚れた水が街へ流れなく なることから、害虫や悪臭の発生が抑制され、衛 生的で快適な生活ができるようになります。 ② 水の環境を守ります(公共用水域の水質保全) 家庭などから出る汚れた水をきれいにして河川に戻すことから、 きれいな水の循環を保つことができます。 山形県置賜浄化センター 【下水道が整備されていれば】 【下水道が整備されていれば】 【下水道が整備されていれば】 【下水道が整備されていれば】

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- 2 - ※下水道利用を進めることで水質が改善されています。〈 下水道普及率の向上 ⇒⇒ 水質向上(BODの減少) 〉 ③ 資源・エネルギーを生み出します(持続可能な循環型社会の構築) 汚れた水をきれいにする時に発生する泥(下水汚泥という。)は、 有機質であるため、肥料や燃料として利用できます。 また、下水汚泥からはメタンガス(消化ガスという。)を取り出すこと ができます。 ● 下水汚泥の肥料化については、県内で広く行われています。 ● 下水汚泥を発酵(消化)することにより、メタンガスが発生します。 ● 消化ガス発電については、県流域下水道の山形浄化センターに おいて平成 25 年 3 月より発電を開始しています。さらに市町村 では、昭和 63 年から山形市が山形市浄化センターで実施して おり、平成 27 年 10 月からは、鶴岡市が鶴岡市浄化センターで、 東日本では初めて民設民営方式による発電を開始しています。 また、平成 27 年の下水道法改正により、下水管渠内に民間事業者による熱交換器設置が可能と なりました。(ヒートポンプにより空調・給湯等に利用可能)

【下水道が整備されていれば】

消化タンク(山形浄化センター) 消化ガス発電(山形浄化センター) 2.5 2.6 2.8 3.1 2.7 3.0 2.6 1.8 2.0 1.9 1.7 2.0 1.6 1.7 1.8 1.2 1.5 1.2 1.2 1.5 1.0 1.3 1.4 0.8 1.7 1.0 0.9 1.4 1.0 42.7 44.5 46.1 48.3 50.2 53.2 56.1 59.8 63.5 67.4 71.5 75.5 79.6 80.9 83.8 87.0 90.0 92.4 94.9 95.9 96.7 96.8 97.2 97.3 97.4 97.5 97.5 97.6 97.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 下水道普及率 水質( B OD ) 年度 山形市の下水道普及率と馬見ヶ崎川の水質の関係 水質(BOD) 下水道普及率 平成8年度から 環境基準達成

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- 3 - ④ 浸水から街を守ります(浸水の防除) 雨水をすばやく下水管や貯留施設に集め、街中が水浸しになることを防ぐことができます。 ※ 県内では、酒田市の一部が合流式である以外は、全て分流式となっています。 ・合流式とは、汚水と雨水を1つの管で一緒に終末処理場まで送る方式。 ・分流式とは、汚水用管と雨水用管を別々に埋設し、汚水は終末処理場へ、雨水は河川などへ放 流する方式。 また、平成 27 年の下水道法改正により、民間の協力を得つつ、浸水対策を推進するために「浸水被害 対策区域」を指定し、他の事業者等が設置する雨水貯留施設を下水道管理者が協定に基づき、管理す る制度ができました。 (2)下水道のしくみ 【下水道が整備されていれば】 下水汚泥の有効利用について 詳しくは 35 ページをご覧ください。

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- 4 - (狭義の)公共下水道 その他の処理施設 特定公共下水道 特定環境保全公共下水道 流域下水道 公共下水道 都市下水路 下水道法上の下水道 下水(汚水及び雨水)を排除 及び処理するために設けられ る排水施設、処理施設又はこ れらの施設を補完する施設の 総体 1市町村の区域の下水を排 除・処理するために市町村が 管理する下水道 主として市街化区域(市街化 区域が設定されていない都 市計画区域にあっては、既 成市街地及びその周辺の地 域)における下水を排除し又 は処理するもの 市街化区域以外の区域にお いて設置されたもの 水質保全上特に必要な地区に おいて施行されるもの 簡易な公共下水道 ≪計画排水人口一千人未満≫ 生活関連の改善を図る必要があ る区域(農山漁村・温泉地及び 観光地)において施行されるもの 農山漁村下水道 自然公園区域内の水質保全を 目的として施行されるもの 自然保護下水道 ≪計画排水人口一千人以上≫ 流域下水道に関連するもの 流域関連公共下水道 単独公共下水道 終末処理場(下水を最終的に処 理して公共用水域に放流するた めの処理施設)を有するもの 特定の工場や事業場から排 出される汚水を処理するもの 2市町村以上の区域の下水 を排除し処理する下水道で、 汚水幹線管渠・中継ポンプ 場及び終末処理場の部分を いう。なお、管理主体は原則 として都道府県。 主として市街地における雨水 を排除するために市町村が 管理する下水道 農業集落排水施設 漁業集落排水施設 林業集落排水施設 合併処理浄化槽 コミュニティ・プラント (3)下水道の種類 図 : 国土交通省水管理・国土保全局下水道部 HP より

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- 5 - 下水道に関する法令・構想等の体系 県の場合の体系 【 環境基本法第16条第1項(水質環境基準)】 政府は水質環境基準を定める。 【下水道法第2条の2第1項(流域別下水道整備 総合計画)】水質基準達成のための 「流域別下水道整備総合計画」を定める。 【 下水道法第6条第5号・第25条の13第4号 ( 公共下水道事業・流域下水道事業の認可基 準】「流域別下水道整備総合計画」が定められて いる場合は、これに適合していること。 【 下水道法、山形県流域下水道条例】 下水道整備に関する規定。 第3次山形県総合発展計画 ※策定(平成22年3月)から概ね10ヵ年 山形県「県土未来図」推進指針 ※策定(平成23年3月)から概ね10ヵ年 【山形県環境基本条例第10条 (環境計画)】環境計画を定める。 第3次山形県環境計画 第三次山形県生活排水 処理施設整備基本構想 市町村生活排水処理基本計画 下水道整備事業の 推進 (4)下水道に関する法令・構想等の体系

2 下水道の計画について

(1)最上川流域別下水道整備総合計画 ① 流域別下水道整備総合計画とは 水質環境基準が定められた河川やその他の公共の水域における水質の汚濁が、2つ以上の市町 村の区域における汚水によるものである場合に、水質環境基準を達成するために下水道法第2条の2 に基づいて都道府県が、それぞれの公共用水域ごとに下水道の整備に関する総合的な基本計画を 策定します。この計画は河川、湖沼等、公共用水域の水質環境基準を達成、維持するために必要な 下水道の整備を最も効果的に実施するためのものであり、個別下水道計画の上位計画として策定さ れることとなっています。 ② 最上川流域別下水道整備総合計画の策定経緯 【当 初】 昭和56年 6月19日 建設大臣承認 【第1回変更】 平成 7年11月13日 建設大臣承認 【第2回変更】 平成12年 6月 1日 策定 【第3回変更】 平成19年 7月12日 策定 【第4回変更】 平成26年 2月28日 策定 ※平成12年4月1日以降、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」の施行に伴う下 水道法の一部改正により大臣承認が廃止されました。

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- 6 - (2)山形県生活排水処理施設整備基本構想 ① 生活排水処理施設の現状 生活排水処理施設の整備については、下水道事業(国土交通省)、農業(漁業)集落排水事業等(農林 水産省)、合併処理浄化槽事業(環境省)により実施されています。三省における生活排水処理関連事業 の総合的な視野に立って調整を図るため、三省共同の「汚水処理施設の整備に関する構想策定の基本方 針」が示され、その方針に基づき、県全域にわたる生活排水処理施設の整備促進が図られるようになり、平 成7年度に「県全域生活排水処理施設整備基本構想」を策定しました。市町村はこの構想に従い、生活排 水処理施設の整備を実施しています。 ② 策定及び見直しの経緯 基本構想は、時間経過に伴う社会情勢の変化や都市計画等の上位計画見直しに対応するため、5年に 1回点検・見直しを行うものとしています。 平成7年度に当初策定後、平成13年に見直しを行い、平成17年に経済比較を考慮したマニュアルに基 づき第二次構想を策定しました。その後、将来予想される人口減少の進展や厳しい財政状況による予算の 縮小を考慮し、より効率的な汚水処理施設の整備手法を選定するため、平成22年度に市町村の計画を基 に見直しを行いました。 平成26年1月、三省統一した新たな「都道府県構想策定マニュアル」が策定されました。これまでの経済 比較を基本としたものに、時間軸の観点を盛り込み、「今後10年程度を目処に汚水処理施設の概成」を目 指し、また、長期的スパン(20~30年程度)での既整備地区の改築・更新や運営管理の観点も含める内容 となっています。 そこで、平成27年度に第三次山形県生活排水処理施設整備基本構想(目標年次 平成37年度末)を 策定しました。第三次構想は、新マニュアルを基本とし、各地域のニーズに応じた検討を行い、処理 施設の統配合を含めた運営管理の内容も踏まえたものとなっています。 ※農業集落排水事業等・・・農業集落、漁業集落における生活環境の改善と水質保全を目的に 行われる事業 ※合併処理浄化槽事業・・・下水道未整備地区における生活環境の改善と水質保全を目的に 行われる事業 ○生活排水処理施設の整備概念図

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- 7 - 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 山形市 米沢市 鶴岡市 酒田市 新庄市 寒河江市 上山市 村山市 長井市 天童市 東根市 尾花沢市 南陽市 山辺町 中山町 河北町 西川町 朝日町 大江町 大石田町 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 飯豊町 三川町 庄内町 遊佐町 県 計 下水道 農業集落排水施設等 合併処理浄化槽 山形県

91.2%

(3)現状と目標 平成29年度末 生活排水処理施設普及率の現状 91.8% 91.8%

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- 8 - 処理人口 普及率 処理人口 普及率 処理人口 普及率 処理人口 普及率 1 山形市 246,951 241,165 97.7 4,302 1.7 410 0.2 245,877 99.6 2 米沢市 81,125 52,061 64.2 432 0.5 12,901 15.9 65,394 80.6 3 鶴岡市 127,736 96,514 75.6 17,713 13.9 4,683 3.7 118,910 93.1 4 酒田市 103,619 81,394 78.6 16,255 15.7 4,538 4.4 102,187 98.6 5 新庄市 36,028 19,185 53.3 2,246 6.2 4,853 13.5 26,284 73.0 6 寒河江市 41,313 31,639 76.6 - - 4,564 11.0 36,203 87.6 7 上山市 30,736 22,560 73.4 3,082 10.0 2,838 9.2 28,480 92.7 8 村山市 24,561 19,633 79.9 1,322 5.4 1,342 5.5 22,297 90.8 9 長井市 27,047 15,649 57.9 2,215 8.2 4,917 18.2 22,781 84.2 10 天童市 61,850 61,100 98.8 - - 363 0.6 61,463 99.4 11 東根市 47,615 42,349 88.9 - - 2,045 4.3 44,394 93.2 12 尾花沢市 16,461 5,123 31.1 1,553 9.4 6,354 38.6 13,030 79.2 13 南陽市 31,666 20,655 65.2 215 0.7 6,410 20.2 27,280 86.1 14 山辺町 14,483 13,755 95.0 - - 194 1.3 13,949 96.3 15 中山町 11,354 8,737 77.0 2,583 22.7 8 0.1 11,328 99.8 16 河北町 18,836 15,857 84.2 426 2.3 1,261 6.7 17,544 93.1 17 西川町 5,480 2,894 52.8 277 5.1 1,500 27.4 4,671 85.2 18 朝日町 7,020 - - 816 11.6 4,712 67.1 5,528 78.7 19 大江町 8,322 4,309 51.8 542 6.5 1,797 21.6 6,648 79.9 20 大石田町 7,212 4,838 67.1 2,043 28.3 267 3.7 7,148 99.1 21 金山町 5,615 2,188 39.0 1,228 21.9 1,505 26.8 4,921 87.6 22 最上町 8,745 3,084 35.3 335 3.8 2,625 30.0 6,044 69.1 23 舟形町 5,468 2,479 45.3 2,614 47.8 216 4.0 5,309 97.1 24 真室川町 7,914 1,906 24.1 - - 2,994 37.8 4,900 61.9 25 大蔵村 3,301 1,828 55.4 - - 894 27.1 2,722 82.5 26 鮭川村 4,298 - - 1,743 40.6 1,096 25.5 2,839 66.1 27 戸沢村 4,656 572 12.3 1,954 42.0 941 20.2 3,467 74.5 28 高畠町 23,654 17,481 73.9 863 3.6 3,026 12.8 21,370 90.3 29 川西町 15,428 5,823 37.7 944 6.1 5,128 33.2 11,895 77.1 30 小国町 7,680 4,623 60.2 - - 987 12.9 5,610 73.0 31 白鷹町 13,943 8,419 60.4 1,120 8.0 2,375 17.0 11,914 85.4 32 飯豊町 7,249 - - 4,916 67.8 1,323 18.3 6,239 86.1 33 三川町 7,422 4,739 63.9 2,635 35.5 48 0.6 7,422 100.0 34 庄内町 21,557 16,692 77.4 4,361 20.2 368 1.7 21,421 99.4 35 遊佐町 14,085 11,057 78.5 1,578 11.2 510 3.6 13,145 93.3 県  計 1,100,430 840,308 76.4 80,313 7.3 89,993 8.2 1,010,614 91.8 ※数値については、四捨五入による端数処理を行っているため、合計が合わないことがあります。 ※「-」は、当該処理施設での整備計画がないことを表します。 ※合併処理浄化槽・・・・・・・下水道及び農業(漁業)集落排水施設の未整備地区における合併処理浄化槽による処理施設 合計 ※農業集落排水施設等・・・農業集落、漁業集落における生活排水処理施設 平成29年度末 「生活排水処理施設」普及率の現状 91.8% (単位:人、%) 行政人口 市町村名 下水道 農業集落排水施設等 合併処理浄化槽

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- 9 - 処理人口 普及率 処理人口 普及率 処理人口 普及率 処理人口 普及率 1 山形市 236,690 231,200 97.7 4,291 1.8 1,199 0.5 236,690 100.0 2 米沢市 77,587 55,028 70.9 412 0.5 11,560 14.9 67,000 86.4 3 鶴岡市 115,539 92,261 79.9 17,831 15.4 3,017 2.6 113,109 97.9 4 酒田市 90,990 71,891 79.0 14,510 15.9 4,589 5.0 90,990 100.0 5 新庄市 32,970 22,038 66.8 1,382 4.2 6,250 19.0 29,670 90.0 6 寒河江市 38,482 30,326 78.8 - - 5,332 13.9 35,658 92.7 7 上山市 28,077 21,820 77.7 2,695 9.6 3,468 12.4 27,983 99.7 8 村山市 22,080 17,771 80.5 1,194 5.4 1,266 5.7 20,231 91.6 9 長井市 25,773 15,375 59.7 2,047 7.9 5,979 23.2 23,401 90.8 10 天童市 57,299 56,407 98.4 - - 434 0.8 56,841 99.2 11 東根市 46,864 43,100 92.0 - - 2,040 4.4 45,140 96.3 12 尾花沢市 15,497 5,016 32.4 1,492 9.6 5,989 38.6 12,497 80.6 13 南陽市 28,512 19,477 68.3 0 0.0 6,606 23.2 26,083 91.5 14 山辺町 13,800 13,029 94.4 - - 478 3.5 13,507 97.9 15 中山町 10,269 8,970 87.4 1,274 12.4 25 0.2 10,269 100.0 16 河北町 17,134 16,243 94.8 403 2.4 314 1.8 16,960 99.0 17 西川町 4,866 2,489 51.2 262 5.4 1,758 36.1 4,509 92.7 18 朝日町 6,245 - - 715 11.4 4,534 72.6 5,249 84.1 19 大江町 7,503 3,820 50.9 499 6.7 2,471 32.9 6,790 90.5 20 大石田町 6,823 4,515 66.2 1,827 26.8 481 7.0 6,823 100.0 21 金山町 5,017 1,958 39.0 1,076 21.4 1,785 35.6 4,819 96.1 22 最上町 7,600 2,707 35.6 290 3.8 3,942 51.9 6,939 91.3 23 舟形町 4,921 2,155 43.8 2,417 49.1 224 4.6 4,796 97.5 24 真室川町 6,843 1,577 23.0 - - 3,929 57.4 5,506 80.5 25 大蔵村 2,771 1,530 55.2 - - 963 34.8 2,493 90.0 26 鮭川村 3,588 - - 1,544 43.0 1,390 38.7 2,934 81.8 27 戸沢村 4,032 498 12.4 1,687 41.8 1,277 31.7 3,462 85.9 28 高畠町 21,620 15,860 73.4 810 3.7 3,710 17.2 20,380 94.3 29 川西町 13,407 6,453 48.1 840 6.3 5,923 44.2 13,216 98.6 30 小国町 6,780 4,384 64.7 - - 1,308 19.3 5,692 84.0 31 白鷹町 12,336 8,719 70.7 - - 2,387 19.3 11,106 90.0 32 飯豊町 6,354 - - 4,502 70.9 1,724 27.1 6,226 98.0 33 三川町 6,608 4,218 63.8 2,348 35.5 42 0.6 6,608 100.0 34 庄内町 18,590 14,260 76.7 3,915 21.1 415 2.2 18,590 100.0 35 遊佐町 12,238 9,897 80.9 1,393 11.4 593 4.8 11,883 97.1 県  計 1,015,705 804,992 79.3 71,656 7.1 97,402 9.6 974,050 95.9 ※市町村ごとの目標は、平成28年3月策定の「第三次山形県生活排水処理施設整備基本構想」による目標値。 ※数値については、四捨五入による端数処理を行っているため、合計が合わないことがあります。 ※「-」は、当該処理施設での整備計画がないことを表します。 ※合併処理浄化槽・・・・・・・下水道及び農業(漁業)集落排水施設の未整備地区における合併処理浄化槽による処理施設       平成37年度における「生活排水処理施設」普及率の目標  95.9%  (単位:人、%) 市町村名 行政人口 下水道 農業集落排水施設等 合併処理浄化槽 合計 ※農業集落排水施設等・・・農業集落、漁業集落における生活排水処理施設

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- 10 - (4)公共用水域の水質保全 環境基準点におけるBOD75%値(河川) 環境 環境基準地点 地点 基準値 (所在地) 番号 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H28 BOD75%値 達成状況 A 2 (高畠町糠野目)糠野目橋 A2 3.3 2.4 2.5 2.7 1.7 1.8 1.5 1.1 1.7 1.2 ○ 長井橋 (長井市小出) A4 2.6 2.0 1.8 1.8 1.3 1.6 1.6 1.2 1.1 1.0 ○ 碁点橋 (村山市河島) A8 1.9 1.3 1.3 1.6 1.8 2.0 1.5 1.8 1.7 1.0 ○ 両羽橋 (酒田市落野目) A12 1.6 1.0 1.1 1.1 0.9 1.0 0.8 0.8 0.9 0.6 ○ 羽 黒 川 (全域) A 2 (米沢市川井)羽黒川橋 B1 2.7 4.0 5.5 3.9 4.2 1.7 0.5 0.7 0.6 0.8 ○ 掘 立 川 (全域) B 3 (米沢市中田町)芦付橋 B2 11.0 8.3 7.9 5.5 6.0 2.0 1.3 1.6 1.2 1.6 ○ 天 王 川 (全域) A 2 (米沢市下新田)天王川橋 B3 - - - - 1.2 1.2 2.1 1.0 1.0 1.3 ○ 鬼 面 川 (全域) A 2 (川西町下平柳)吉島橋 B7 1.7 2.3 1.5 1.4 0.8 1.2 0.8 0.8 0.6 0.9 ○ 犬 川 (全域) B 3 (川西町東大塚)犬川橋 B8 4.4 3.3 4.0 4.5 1.7 1.6 1.0 1.1 1.2 1.4 ○ 屋 代 川 (全域) A 2 (高畠町深沼)屋代橋 B10 3.4 3.1 1.5 2.1 1.7 1.1 1.0 1.1 0.8 1.2 ○ 吉 野 川 (全域) B 3 (高畠町夏茂)簗場橋 B13 - 3.6 3.3 3.1 2.3 2.2 1.6 1.9 1.6 1.5 ○ 置 賜 白 川 (全域) A 2 (長井市時庭)白川橋 B14 2.7 2.0 2.3 1.4 1.1 1.1 1.1 1.1 0.5 0.9 ○ 置 賜 野 川 (全域) A 2 (長井市成田)野川橋 B15 2.4 2.7 2.4 1.4 1.1 0.7 0.7 0.7 0.7 0.9 ○ 前 川 (全域) B 3 (上山市泉川)泉川橋 B16 7.4 5.0 2.6 3.2 3.0 2.1 1.6 0.9 0.6 1.1 ○ 須 川 (全域) B 3 (天童市寺津)落合橋 B21 2.5 1.8 1.4 2.3 1.4 1.9 1.5 0.9 1.1 0.9 ○ 本 沢 川 (全域) A 2 (山形市谷柏)台谷柏橋 B22 - - - - - 1.4 1.0 0.6 1.2 0.9 ○ 村 山 高 瀬 川 (全域) A 2 (山形市十文字)十文字橋 B25 - - - - - 1.1 0.9 0.6 0.9 0.8 ○ 馬 見 ヶ 崎 川 (全域) A 2 (山形市成安)白川橋 B27 2.6 2.6 2.6 2.6 2.0 1.5 1.3 0.9 1.4 1.0 ○ AA 1 (西川町間沢)高瀬橋 B34 1.1 1.3 1.0 0.9 1.3 0.6 0.6 <0.5 0.5 <0.5 ○ A 2 (河北町溝延)溝延橋 B35 1.2 1.3 1.8 1.7 1.5 1.1 0.6 <0.5 0.6 0.5 ○ 村 山 野 川 (全域) A 2 (東根市野田)最上川合流前 B37 - - - 2.0 1.5 2.4 2.3 1.5 1.8 0.8 ○ 丹 生 川 (全域) A 2 (大石田町岩ヶ袋)丹生川大橋 B39 1.5 1.8 1.5 1.2 1.1 1.4 0.9 0.6 0.7 0.6 ○ 最 上 小 国 川 (全域) A 2 (舟形町舟形)舟形橋 B42 0.8 1.5 1.0 1.2 1.3 0.6 0.6 0.8 0.8 0.9 ○ 銅 山 川 (全域) A 2 (大蔵村清水)通橋 B43 1.1 0.9 1.0 1.2 0.6 <0.5 0.7 0.7 0.7 0.5 ○ 新 田 川 (全域) A 2 (新庄市本合海)内川橋 B44 - - - - - 0.8 1.2 1.2 1.2 1.2 ○ 升 形 川 (全域) B 3 升形橋 (新庄市升形) B45 1.8 3.4 2.9 2.3 2.8 1.7 2.0 2.6 1.7 1.5 ○ AA 1 (真室川町大沢)八千代橋 B46 1.2 0.8 1.1 0.8 0.7 0.7 0.6 0.5 0.7 <0.5 ○ A 2 (戸沢村名高)戸沢橋 B47 1.1 0.8 1.0 0.9 0.7 0.8 0.7 0.5 0.6 <0.5 ○ 立 谷 沢 川 (全域) A 2 (庄内町清川)東雲橋 B48 1.3 0.8 0.6 0.7 <0.5 0.6 0.5 <0.5 <0.5 <0.5 ○ 相 沢 川 (全域) A 2 (酒田市相沢)宝永橋 B49 1.1 1.5 1.2 1.1 1.2 1.0 0.8 0.9 0.9 0.5 ○ 藤 島 川 (全域) A 2 (酒田市広野)昭和橋 B50 1.8 1.3 1.8 1.2 0.8 1.1 1.1 1.0 0.9 0.7 ○ 京 田 川 (全域) A 2 (酒田市広野)亀井橋 B51 1.6 1.7 1.7 1.3 0.8 0.9 1.0 1.0 0.8 1.2 ○ 梵 字 川 (全域) A 2 (鶴岡市下名川)立岩橋 C8 2.7 2.4 1.1 0.6 <0.5 <0.5 0.5 0.5 <0.5 <0.5 ○ 東橋 (鶴岡市東岩本) C10 0.9 0.9 0.7 0.8 0.5 0.8 0.5 0.5 0.5 <0.5 ○ 蛾眉橋 (三川町横山) C11 1.6 1.3 1.5 1.2 0.8 1.0 0.5 0.7 0.8 0.5 ○ 新川橋 (酒田市浜中) C12 1.5 1.2 1.1 1.4 1.0 1.1 0.7 0.8 0.9 0.6 ○ 内 川 (全域) B 3 (鶴岡市大宝寺町)西三川橋 C13 7.7 4.6 3.9 2.5 1.5 0.8 1.1 0.9 1.0 1.1 ○ 青 竜 寺 川 (全域) A 2 (三川町青山)青山橋 C14 4.3 4.3 2.4 1.5 1.0 1.0 1.0 0.7 0.7 0.8 ○ 大 山 川 (全域) B 3 (鶴岡市面野山)観山橋 C15 4.1 4.1 2.1 2.1 1.1 1.3 1.1 1.1 1.1 1.3 ○ 月 光 川 (全域) A 2 (遊佐町菅里)菅里橋 C1 1.4 1.4 1.7 1.1 0.7 0.8 0.7 0.7 0.5 0.5 ○ 洗 沢 川 (全域) A 2 (遊佐町吹浦)吹浦橋 C2 1.3 1.0 1.5 1.4 0.7 0.7 0.8 0.9 0.5 0.6 ○ 荒 瀬 川 (全域) A 2 (酒田市市条)八幡橋 C3 1.4 1.4 1.3 1.0 0.5 0.8 0.5 0.5 <0.5 <0.5 ○ 日 向 川 (全域) A 2 日向橋 (酒田市穂積) C4 1.3 1.3 1.6 0.9 <0.5 0.6 0.5 <0.5 <0.5 <0.5 ○ 新 井 田 川 (全域) B 3 (酒田市東栄町)浜田橋 C6 3.9 2.9 3.1 4.5 3.7 1.9 1.6 1.5 1.3 1.4 ○ 五 十 川 (全域) A 2 (鶴岡市五十川)古四王橋 C16 2.7 2.3 1.4 0.8 <0.5 0.5 0.5 0.6 <0.5 <0.5 ○ 温 海 川 (全域) A 2 (鶴岡市温海)温海橋 C17 3.2 2.7 1.6 1.0 0.5 0.5 <0.5 0.6 <0.5 <0.5 ○ 庄 内 小 国 川 (全域) A 2 (鶴岡市岩川)岩川橋 C18 2.5 2.4 0.9 0.9 <0.5 <0.5 <0.5 0.6 <0.5 0.5 ○ 鼠 ヶ 関 川 (全域) A 2 (鶴岡市鼠ヶ関)蓬莱橋 C19 2.4 2.0 1.1 1.0 <0.5 <0.5 0.5 0.5 <0.5 <0.5 ○ 横 川 (全域) B 3 (小国町増岡)荒川合流前 C20 1.8 1.4 2.4 1.1 1.5 0.7 0.6 0.7 0.5 0.9 ○ 玉 川 (全域) A 2 (小国町玉川)荒川合流前 C21 1.5 0.9 2.2 1.0 0.5 0.6 <0.5 0.5 <0.5 0.5 ○ 荒 川 (全域) A 2 (小国町玉川)赤芝発電所 C22 1.5 1.2 1.7 1.0 1.0 0.6 <0.5 <0.5 <0.5 0.8 ○ ① 平成29年度公共用水域水質測定結果 (単位mg/l) 水 系 環境基準類型指定 類 型 BOD75%値 平成29年度 水 域 名 最 上 川 水 系 最上川上流 (鬼面川合流点より上流) 最上川中・下流 (鬼面川合流点より下流) A 2 寒河江川上流 (高瀬橋より上流) 寒河江川下流 (高瀬橋より下流) 鮭川上流 (真室川合流点より上流) 鮭川下流 (真室川合流点より下流) ※BOD(生物化学的酸素要求量) 水中の汚濁物が水中のバクテリアによって分解されるときに必要な酸素の量をいう。河川の汚染状態を表すのに用いられ、数値が大きいほど水質汚濁が著しい。 「75%値」とは、1年間でえられた日平均値を値の小さいものから順に並べて75%番目にくる日平均値をいう。この75%が環境基準値以下である場合、環境基準を達成していると評価される。 赤 川 水 系 赤 川 (全域) A 2 そ の 他 の 水 系

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- 11 - ②平成29年度公共用水域水質測定地点図 (河川分抜粋) 国土交通省担当地点 山形県担当地点 山形市担当地点 環 境 基 準 地 点 凡 例 大旦川 村山野川 立谷川 村山高瀬川 馬見ヶ崎川 金山川 沼川 丹生川 背坂川 オソミヤ川 最上小国川 金山川 升形川 相沢川 日向川 洗沢川 荒瀬川 新井田川 小牧川 五十川 温海川 庄内小国川 鼠ヶ 関川 新田川 月光 川 屋代川 大 樽 川 太 田 川 羽 黒 川 犬 川 堀 立 川 鬼 面 川 置 賜 白 川 荒 川 横 川 玉 川 最 上 川 吉 野 川 置 賜 野 川 前 寒 河 江 川 海 味 川 間 沢 川 熊 野 川 赤 川 梵 字 川 逆 川 貴 船 川 須 川 須 川 本沢川 倉津川 銅 山 川 鮭 川 立 谷 沢 川 藤 島 川 内 川 京 田 川 青 竜 寺 川 大 山 川 C22 B15 B7 B13 B1 B8 B14 B2 B16 A2 A4 B27 B21 B35 A8 B34 B42 B47 B46 B50 B51 A12 C15 C14 C11 C13 C10 C16 C12 C6 C4 C1 C2 C17 C18 C19 B10 B37 B39 B43 B48 C3 C8 B3 天 王 川 B22 B25 B44 B45 B49 C20 C21

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- 12 - 県が設置している4箇所の各浄化センター (山形、村山、置賜、庄内)では、毎年8月 上旬頃に「夏休み親子下水道教室」を開催し、 たくさんの子供たちと保護者の方々に参加いた だいています。 「下水道の日」は、著しく遅れている全国 の下水道の普及を図る必要があることから、 1961 年に「全国下水道促進デー」として制定 され、平成 13 年から、より親しみのある名称 として、「下水道の日」となりました。 この教室は、(公財)山形県建設技術センター と関係市町が主催し、施設見学や顕微鏡観察な どを通して、下水道の仕組みや働きについて理 解を深めるとともに、自然の 恵みや環境の大切さについて 学習するものです。 (※上2枚の写真:「平成 30 年度 夏休み親子下水道教室」の様子) 9月10日とされたのは、「雨水処理」が下水 道の大きな役割のひとつであるため、台風シー ズンにあわせたものです。 県では「下水道の日」を中心に、下水道に対 する県民の皆さまのご理解とご関心を深め、下 水道を正しく利用していただけるよう、広報イ ベントを実施しています。 平成30年度は山形ビッグウイングで開催さ れたやまがた環境展2018へのブース出展や 県立図書館との連携展示を行いました。 ツマラン管実験をやってみよう 下水道関連展示 (山形県立図書館) やまがた環境展 2018 (山形ビッグウイング)

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- 13 - (年度末) H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 山形県 56.4 59.2 61.9 64.4 66.6 68.9 70.1 71.4 72.4 73.2 73.9 74.6 75.1 75.6 76.0 76.4 全 国 65.2 66.7 68.1 69.3 70.5 71.7 72.7 73.7 75.1 75.8 76.3 77.0 77.6 77.8 78.3 78.8 ただし、以下の自治体の集計には留意が必要である。 宮城県・・・・・・平成22年度末 集計対象外 岩手県・・・・・・平成22年度末~平成24年度末 集計対象外 福島県・・・・・・平成22年度末~平成26年度末 集計対象外 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 下水道普及率の推移 山形県 全 国 % 78.8% 91.0% 59.8% 59.1% 81.2% 64.6% 76.4% 53.3% 61.8% 66.3% 53.8% 80.8% 74.2% 99.5% 96.7% 75.0% 84.8% 83.5% 79.6% 65.9% 83.7% 75.8% 63.1% 78.0% 53.6% 89.7% 94.4% 95.8% 92.9% 79.9% 27.3% 70.5% 48.3% 67.1% 74.7% 65.6% 18.1% 44.8% 53.7% 38.0% 81.6% 60.3% 62.3% 68.2% 50.4% 59.4% 42.0% 71.5% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 全 国 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 都道府県別 下水道処理人口普及率(平成29年度末) 資料:国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道事業課発表資料 資料:国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道事業課発表資料 全 国 78.8% 資料 : 国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道事業課 発表資料 ただし、福島県の集計には人口流動の影響があることに留意が必要。 山形県 76.4%

3 下水道の現状について

(1)下水道普及率 山形県の下水道は着実に整備が進められており、平成29年度末の下水道普及率は76.4%で、 全国第17位となっています。 ( 単位 : % )

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- 14 - 1 山形市 (公・特) S36 S40.11 246,951 241,165 222,957 97.7 92.4 97.6 2 米沢市 (公・ ) S49 S61. 3 81,125 52,061 45,488 64.2 87.4 64.1 3 鶴岡市 (公・特) S47 S55. 5 127,736 96,514 88,856 75.6 92.1 75.6 4 酒田市 (公・特) S45 S54.10 103,619 81,394 71,619 78.6 88.0 78.0 5 新庄市 (公・ ) S56 H 1.10 36,028 19,185 15,434 53.3 80.4 52.5 6 寒河江市 (公・特) S52 S58.10 41,313 31,639 27,898 76.6 88.2 76.2 7 上山市 (公・ ) S49 S56.11 30,736 22,560 20,673 73.4 91.6 73.0 8 村山市 (公・特) S52 S62.10 24,561 19,633 16,928 79.9 86.2 79.6 9 長井市 (公・特) S51 S63. 4 27,047 15,649 13,764 57.9 88.0 57.8 10 天童市 (公・特) S45 S49. 4 61,850 61,100 55,737 98.8 91.2 98.7 11 東根市 (公・ ) S51 S62. 7 47,615 42,349 37,875 88.9 89.4 87.9 12 尾花沢市 (公・特) H 7 H14.11 16,461 5,123 4,479 31.1 87.4 30.2 13 南陽市 (公・ ) S55 S62.10 31,666 20,655 17,199 65.2 83.3 65.3 14 山辺町 (公・ ) H 1 H 4. 3 14,483 13,755 11,820 95.0 85.9 94.8 15 中山町 (公・ ) H 1 H 4. 3 11,354 8,737 7,507 77.0 85.9 76.9 16 河北町 (公・ ) S55 S63. 9 18,836 15,857 13,009 84.2 82.0 83.5 17 西川町 (公・ ) H 6 H13. 3 5,480 2,894 2,389 52.8 82.6 52.5 18 朝日町 (未着手) - - 7,020 0 0 0.0 0.0 0.0 19 大江町 (公・ ) H 6 H13. 3 8,322 4,309 3,317 51.8 77.0 51.2 20 大石田町 (公・特) H 7 H14. 3 7,212 4,838 4,615 67.1 95.4 67.0 21 金山町 (公・ ) H 7 H14. 3 5,615 2,188 1,809 39.0 82.7 39.2 22 最上町 (公・ ) H 6 H13. 3 8,745 3,076 2,456 35.2 79.8 34.9 23 舟形町 ( ・特) H 8 H15. 3 5,468 2,479 2,164 45.3 87.3 44.8 24 真室川町 (公・ ) H 9 H14.10 7,914 1,906 1,175 24.1 61.6 23.7 25 大蔵村 ( ・特) S52 S59. 4 3,301 1,828 1,519 55.4 83.1 55.4 26 鮭川村 (未着手) - - 4,298 0 0 0.0 0.0 0.0 27 戸沢村 ( ・特) H 7 H13. 3 4,656 572 468 12.3 81.8 12.4 28 高畠町 (公・特) S48 S62.10 23,654 17,481 15,792 73.9 90.3 73.6 29 川西町 (公・特) S57 H 1.10 15,428 5,823 4,685 37.7 80.5 37.4 30 小国町 (公・ ) H 4 H11. 4 7,680 4,623 3,670 60.2 79.4 59.6 31 白鷹町 (公・特) S51 S62. 3 13,943 8,419 7,592 60.4 90.2 59.8 32 飯豊町 (未着手) - - 7,249 0 0 0.0 0.0 0.0 33 三川町 ( ・特) H 5 H11. 3 7,422 4,739 4,259 63.9 89.9 63.7 34 庄内町 (公・特) H 5 H11. 3 21,557 16,692 14,451 77.4 86.6 77.1 35 遊佐町 (公・特) H 2 H 7.10 14,085 11,057 7,852 78.5 71.0 77.2 県  計 1,100,430 840,300 749,456 76.4 89.2 76.0 (うち着手市町村計) 1,081,863 840,300 749,456 77.7 89.2 77.3 番号 市町村名 事業名 着手年度 供用年度 行政人口 (住基台帳) ① (人) 処理区域 内人口 ② (人) 水洗化 人口 ③ (人) 普及率 ②/① (%) 水洗化率 ③/② (%) H28年度末 普及率 (参考) (%) 県内の市町村毎の下水道普及率は下記のとおりとなっています。 平成29年度末の下水道普及率 平成 30 年 3 月 31 日現在 ※ 県内において下水道事業に着手しているのは、32 市町村、朝日町、鮭川村、飯豊町は計画なし。 ※ 行政人口は住民基本台帳人口調べ

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- 15 -       ※ 平 成 3 0 年 1 1 月 3 0 日 現 在 ●:供用開始、○:事業着手 計画処理 面積 ( h a ) 計画処理 人口 ( 人) 汚水量 日最大) 計画処理 面積 ( h a ) 計画処理 人口 ( 人) 汚水量 日最大) ● 浄化セ ン タ ー 公共 1 山形市浄化セ ン タ ー S 3 6 S 4 0 .1 1 .1 5 H4 2 S 3 6 ~H3 2 1 ,1 4 5 5 7 ,2 0 0 3 5 ,0 9 0 1 ,1 4 5 6 1 ,1 0 0 3 6 ,8 6 0 標準活性汚泥法 ● [流域]  山形 公共 山形浄化セ ン タ ー S 6 2 H4 .2 .1 H4 2 S 6 2 ~H3 2 3 ,9 9 9 1 4 3 ,1 8 0 6 5 ,7 7 0 3 ,9 9 9 1 5 3 ,0 1 0 6 9 ,9 4 9 〃 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 2 〃 H4 2 H2 ~H3 2 743 2 2 ,7 2 0 7 ,7 1 3 743 2 4 ,2 9 0 8 ,2 3 8 〃 ● 上  山 公共 2 上山市浄水セ ン タ ー S 4 9 S 5 6 .1 1 .1 0 H4 2 S 4 9 ~H3 2 959 2 0 ,2 3 0 1 2 ,4 0 5 896 2 2 ,2 4 0 1 2 ,9 6 8 〃 ● [流域]  山形 公共 ① 山形浄化セ ン タ ー H1 3 H2 1 .4 .1 H4 2 H1 3 ~H3 2 46 630 333 10 230 76 〃 ● [流域]  山形 公共 山形浄化セ ン タ ー S 6 1 H4 .2 .1 H4 2 S 6 1 ~H3 2 1 ,8 3 1 4 6 ,5 4 0 2 7 ,0 3 5 1 ,5 3 1 4 6 ,7 5 0 2 5 ,6 5 9 〃 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 4 H5 .3 .3 1 H4 2 H4 ~H3 2 570 8 ,8 5 0 2 ,9 9 5 533 1 1 ,0 4 0 3 ,7 1 9 〃 ● [流域]  村山 公共 ② 村山浄化セ ン タ ー H2 1 H2 4 .3 .3 1 H4 2 H2 1 ~H3 2 17 666 87 17 666 87 〃 山 辺 町 ● [流域]  山形 公共 ① 山形浄化セ ン タ ー H0 1 H4 .3 .3 0 H4 2 H1 ~H3 2 417 1 2 ,5 0 0 4 ,8 7 0 391 1 3 ,3 1 0 5 ,1 9 1 〃 中 山 町 ● [ 〃 ]   〃 公共 ①      〃 H0 1 H4 .3 .3 0 H4 2 H1 ~H3 2 451 9 ,6 5 0 3 ,7 1 9 363 9 ,4 0 0 3 ,6 9 6 〃 ● 寒河江 公共 寒河江市浄化セ ン タ ー S 5 2 S 5 8 .1 0 .1 H4 2 S 5 2 ~H3 4 1 ,2 9 9 2 9 ,3 4 0 1 6 ,8 1 8 1 ,2 2 3 2 9 ,5 4 0 1 6 ,5 7 4 標準活性汚泥法 ●  〃 特環      〃 H0 9 H1 3 .5 .1 H4 2 H9 ~H3 4 60 1 ,5 1 0 461 60 1 ,5 2 0 464 〃 河 北 町 ● [流域]  村山 公共 ② 村山浄化セ ン タ ー S 5 5 S 6 3 .9 .1 H4 2 S 5 5 ~H3 2 812 1 5 ,7 4 0 8 ,2 0 8 734 1 6 ,9 4 0 8 ,6 6 7 〃 西 川 町 ● 西   川 公共 4 4 西川浄化セ ン タ ー H0 6 H1 3 .3 .3 0 H3 7 H6 ~H3 7 193 2 ,7 0 0 1 ,0 3 5 166 2 ,8 0 0 1 ,0 7 2 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 朝 日 町 大 江 町 ● 大   江 公共 5 5 大江町浄化セ ン タ ー H0 6 H1 3 .3 .1 6 H3 7 H6 ~H3 2 301 6 ,1 5 0 3 ,8 9 0 180 4 ,1 3 0 2 ,7 5 0 嫌気好気ろ 床法 ● [流域]  村山 公共 村山浄化セ ン タ ー S 5 2 S 6 2 .1 0 .1 H4 2 S 5 2 ~H3 2 776 1 2 ,0 7 0 5 ,3 9 4 737 1 3 ,3 7 0 5 ,9 4 7 標準活性汚泥法 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 7 H1 3 .3 .3 1 H4 2 H7 ~H3 2 254 4 ,8 3 0 1 ,5 2 1 254 5 ,4 3 0 1 ,7 1 1 〃 東 根 市 ● [ 〃 ]   〃 公共 ②      〃 S 5 1 S 6 2 .7 .1 H4 2 S 5 1 ~H3 2 1 ,9 0 4 4 3 ,1 0 0 2 3 ,3 5 5 1 ,8 7 5 4 1 ,9 0 0 2 2 ,7 7 0 〃 ● [ 〃 ]   〃 公共 ②      〃 H0 7 H1 4 .1 1 .1 H4 2 H7 ~H3 2 378 6 ,4 2 0 4 ,3 7 3 211 5 ,9 9 0 2 ,9 2 3 〃 ● 銀  山 特環 6 銀山温泉浄化セ ン タ ー H0 9 H1 5 .1 2 .1 6 H4 2 H9 ~H3 4 4 300 406 4 300 406 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 ● [流域]  村山 公共 村山浄化セ ン タ ー H0 7 H1 4 .3 .2 9 H4 2 H7 ~H3 2 315 4 ,0 2 9 1 ,5 8 8 190 3 ,6 1 0 1 ,4 7 5 標準活性汚泥法 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 9 H1 4 .3 .2 9 H4 2 H9 ~H3 2 49 611 192 49 850 268 〃 流域 1 2 ,5 6 2 3 3 1 ,5 3 6 1 5 7 ,1 5 3 1 1 ,6 3 6 3 4 6 ,7 8 6 1 6 0 ,3 7 6 公共 3 ,9 6 1 1 1 7 ,4 3 0 7 0 ,1 0 5 3 ,6 7 4 1 2 1 ,6 3 0 7 1 ,0 9 4 流域+公共 1 6 ,5 2 3 4 4 8 ,9 6 6 2 2 7 ,2 5 8 1 5 ,3 1 0 4 6 8 ,4 1 6 2 3 1 ,4 7 0 (2)下水道施設の状況  ※このページでは、市町村・組合管理の公共下水道施設を記載。県管理の流域下水道施設については、26~27ページに記載しています。 県内35 市町村 の内、 32市町 村で事 業に着 手し、 事業実 施して いる全 ての市 町村で 供用開 始して います 。 地 域 名 市 町 村 処 理 区 名 事業種別 処理場を 有 す る 市町村 No 処理場 No 処 理 場 名 事業着手 年 度 供用開始 年 月 日 整備完了 目標年次 事業( 認 可) 計画 期   間 全 体  計 画 事 業  ( 認可) 計 画 水処理方法※ 東 南 村 山 山 形 市 ① 上 山 市 天 童 市 ① 西 村 山 寒 河 江 市 3 3 北 村 山 村 山 市 ② 尾 花 沢 市 大 石 田 町 ② 村山総合支庁管内 小計 1 2 6

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- 16 - 計画処理 面積 ( h a ) 計画処理 人口 ( 人) 汚水量 日最大) 計画処理 面積 (h a ) 計画処理 人口 (人) 汚水量 日最大) 新 庄 市 ● 新   庄 公共 7 7 新庄市浄化セ ン タ ー S 5 6 H1 .1 0 .1 H4 7 S 5 6 ~H3 4 890 2 0 ,9 0 0 1 1 ,3 7 3 719 2 0 ,6 0 0 1 1 ,2 5 7 標準活性汚泥法 金 山 町 ● 金  山 公共 8 8 金山浄化セ ン タ ー H0 7 H1 4 .3 .3 1 H4 2 H7 ~H3 4 115 1 ,8 4 0 870 99 2 ,0 9 0 980 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 最 上 町 ● 向  町 公共 9 9 向町浄化セ ン タ ー H0 6 H1 3 .3 .3 1 H4 7 H6 ~H3 5 156 2 ,2 0 0 1 ,0 0 7 141 2 ,8 0 0 1 ,2 8 0 〃 舟 形 町 ● 舟  形 特環 10 10 舟形浄化セ ン タ ー H0 8 H1 5 .3 .3 1 H4 2 H8 ~H3 5 89 2 ,0 0 0 980 89 2 ,3 0 0 1 ,1 1 7 〃 真 室 川 町 ● 真室川 公共 11 11 真室川浄化セ ン タ ー H0 9 H1 4 .1 0 .1 H4 7 H9 ~H3 4 97 1 ,2 9 0 588 97 1 ,6 8 0 759 〃 ● 肘  折 特環 12 肘折下水処理場 S 5 2 S 5 9 .4 .1 H4 2 S 5 2 ~H3 5 12 200 1 ,3 0 5 12 260 1 ,3 3 0 長時間エ ア レ ーシ ョン 法 ● 清  水 特環 13 清水浄化セ ン タ ー H0 9 H1 6 .3 .3 1 H4 2 H9 ~H3 5 72 1 ,1 0 0 463 72 1 ,3 5 0 567 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 鮭 川 村 戸 沢 村 ● 古  口 特環 13 14 古口浄化セ ン タ ー H0 7 H1 3 .3 .3 0 H4 2 H7 ~H3 5 45 540 332 45 560 342 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 流域 0 0 0 0 0 0 公共 1 ,4 7 6 3 0 ,0 7 0 1 6 ,9 1 8 1 ,2 7 5 3 1 ,6 4 0 1 7 ,6 3 2 流域+公共 1 ,4 7 6 3 0 ,0 7 0 1 6 ,9 1 8 1 ,2 7 5 3 1 ,6 4 0 1 7 ,6 3 2 米 沢 市 ● 米  沢 公共 14 15 米沢浄水管理セ ン タ ー S 4 9 S 6 1 .3 .1 7 H6 2 S 4 9 ~H3 6 2 ,3 2 2 4 6 ,8 8 0 4 0 ,2 8 0 2 ,2 4 8 5 6 ,0 0 0 4 4 ,0 9 5 標準活性汚泥法 南 陽 市 ● [流域]  置賜 公共 ③ 置賜浄化セ ン タ ー S 5 5 S 6 2 .1 0 .1 5 H4 2 S 5 5 ~H3 3 930 1 9 ,1 0 0 1 0 ,3 2 1 850 1 9 ,8 4 0 1 0 ,5 3 0 〃 ● [ 〃 ]   〃 公共      〃 S 4 8 S 6 2 .1 0 .1 H4 2 S 4 8 ~H3 3 763 1 1 ,1 4 6 4 ,7 4 1 635 1 2 ,1 1 2 4 ,7 0 4 〃 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 3 H5 .6 .1 H4 2 H3 ~H3 3 271 4 ,0 5 4 1 ,3 3 2 237 4 ,5 8 8 1 ,4 8 3 〃 ● [ 〃 ]   〃 公共      〃 S 5 7 H1 .1 0 .1 H3 7 S 5 7 ~H3 3 383 4 ,6 0 0 2 ,6 6 0 307 5 ,7 4 0 2 ,8 9 3 〃 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H0 7 H8 .3 .3 1 H3 7 H7 ~H3 3 101 1 ,2 0 0 346 57 1 ,0 6 0 305 〃 ● 長  井 公共 長井市公共下水道管理セ ン タ ー S 5 1 S 6 3 .4 .1 H4 2 S 5 1 ~H3 2 698 1 1 ,9 0 0 7 ,2 2 7 641 1 3 ,7 0 0 8 ,0 0 7 標準活性汚泥法 ● 〃 特環      〃 H1 7 H1 9 .3 .3 1 H4 2 H1 7 ~H3 2 98 1 ,2 0 0 553 98 1 ,3 0 0 593 〃 小 国 町 ● 小  国 公共 16 17 小国浄化セ ン タ ー H0 4 H1 1 .4 .1 H4 7 H4 ~H3 6 248 4 ,3 0 0 2 ,1 5 3 226 4 ,5 4 0 2 ,1 5 8 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 ● 白  鷹 公共 白鷹浄化管理セ ン タ ー S 5 1 S 6 2 .3 .1 8 H4 7 S 5 1 ~H3 5 367 4 ,8 8 0 2 ,5 0 8 367 5 ,7 9 6 2 ,9 0 3 〃 ●   〃 特環      〃 H0 5 H7 .3 .3 1 H4 7 H5 ~H3 5 212 1 ,7 2 0 740 212 2 ,0 7 0 891 〃 飯 豊 町 流域 2 ,4 4 8 4 0 ,1 0 0 1 9 ,4 0 0 2 ,0 8 6 4 3 ,3 4 0 1 9 ,9 1 5 公共 3 ,9 4 5 7 0 ,8 8 0 5 3 ,4 6 1 3 ,7 9 2 8 3 ,4 0 6 5 8 ,6 4 7 流域+公共 6 ,3 9 3 1 1 0 ,9 8 0 7 2 ,8 6 1 5 ,8 7 8 1 2 6 ,7 4 6 7 8 ,5 6 2 地 域 名 市 町 村 処 理 区 名 事業種別 処理場を 有 す る 市町村 No 処理場 No 処 理 場 名 事業着手 年 度 供用開始 年 月 日 整備完了 目標年次 事業( 認 可) 計画 期   間 全 体  計 画 事 業  ( 認可) 計 画 水処理方法※ 最       上 大 蔵 村 12 最上総合支庁管内 小計 東 南 置 賜 高 畠 町 ③ 川 西 町 ③ 西 置 賜 長 井 市 15 16 白 鷹 町 17 18 置賜総合支庁管内 小計

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- 17 - 計画処理 面積 ( h a ) 計画処理 人口 ( 人) 汚水量 日最大) 計画処理 面積 ( h a ) 計画処理 人口 ( 人) 汚水量 日最大) ● 鶴  岡 公共 19 鶴岡浄化セ ン タ ー S 4 7 S 5 5 .5 .1 H3 7 S 4 7 ~H3 0 2 ,4 7 5 7 9 ,1 7 0 4 0 ,4 6 6 2 ,4 5 3 7 8 ,9 6 0 3 9 ,0 7 8 標準活性汚泥法 ● 湯野浜 公共 20 湯野浜浄化セ ン タ ー H0 1 H4 .1 0 .1 H3 7 H1 ~H3 0 123 4 ,1 0 0 3 ,0 5 1 123 4 ,1 0 0 2 ,9 7 8 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 ○ 小堅 特環 21 小堅浄化セ ン タ ー H2 5 -H3 7 H2 5 ~3 1 17 680 207 17 720 227 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 ● [流域]  庄内 公共 庄内浄化セ ン タ ー H0 5 H1 1 .3 .1 H4 2 H5 ~H3 2 241 3 ,7 4 0 1 ,3 3 5 241 4 ,2 5 0 2 ,3 9 0 標準活性汚泥法 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H1 3 H1 4 .3 .3 1 H4 2 H5 ~H3 2 111 1 ,7 6 0 509 111 2 ,0 1 0 1 ,0 0 5 〃 ( 旧 ) 羽 黒 町 ● 羽  黒 特環 22 羽黒浄化セ ン タ ー S 5 3 S 6 0 .6 .1 H4 7 S 5 3 ~H 3 7 7 144 1 ,9 6 0 1 ,2 9 7 144 2 ,2 5 0 1 ,4 1 6 〃 ( 旧 ) 櫛 引 町 ● 櫛  引 公共 23 櫛引浄化セ ン タ ー H0 3 H7 .1 1 .1 H4 7 H3 ~H3 7 314 3 ,7 2 0 2 ,0 7 7 314 4 ,1 0 0 2 ,2 4 8 〃 ( 旧 ) 朝 日 村 ● 朝  日 特環 24 あ さ ひ 浄化セ ン タ ー H0 6 H1 2 .7 .1 H4 7 H6 ~H3 7 107 1 ,5 6 0 737 107 1 ,9 0 0 882 〃 ● 温  海 公共 25 温海浄化セ ン タ ー S 5 8 H1 .4 .1 H4 7 S 5 8 ~H3 7 96 1 ,4 8 0 1 ,1 1 7 96 1 ,8 8 0 1 ,3 0 3 〃 ● 鼠ヶ 関 公共 26 鼠ヶ 関浄化セ ン タ ー H0 6 H1 1 .4 .1 H4 7 H5 ~H3 7 92 1 ,2 6 0 684 92 1 ,5 5 0 841 〃 酒 田 市 ● 酒  田 公共 27 酒田市ク リーン セ ン タ ー S 4 5 S 5 4 .1 0 .1 H4 7 S 4 5 ~H3 5 1 ,6 8 0 4 5 ,6 9 0 2 3 ,4 0 1 1 ,6 8 0 5 4 ,3 6 0 2 8 ,1 7 1 標準活性汚泥法 ● [流域]  庄内 公共 ④ 庄内浄化セ ン タ ー H1 1 H1 3 .3 .3 1 H3 7 H1 1 ~H3 2 776 1 3 ,2 0 0 5 ,7 5 2 746 1 5 ,3 2 0 6 ,6 2 2 〃 ● 西谷地( 遊佐) 特環 30 遊佐浄化セ ン タ ー H2 0 H2 2 .3 .3 1 H4 7 H2 0 ~H3 5 4 90 29 4 110 35 回分式活性汚泥法 ● 八  幡 公共 八幡浄化セ ン タ ー H0 2 H6 .1 0 .1 H4 7 H2 ~H3 5 149 2 ,4 2 0 1 ,0 4 7 149 2 ,9 7 0 1 ,2 7 8 好気性ろ 床法 ●   〃 特環      〃 H1 3 H1 5 .2 .3 H4 7 H2 ~H3 5 25 470 155 25 580 191 〃 ( 旧 ) 松 山 町 ● 松  山 特環 29 松山浄化セ ン タ ー H0 6 H1 2 .7 .1 H4 7 H6 ~H3 5 164 2 ,4 6 0 1 ,0 8 9 164 3 ,1 4 0 1 ,3 8 1 オ キシテ ゙ーシ ョン テ ゙ィ ッ チ 法 ( 旧 ) 平 田 町 庄 内 町 ( 旧 立 川 町 ) ● [流域]  庄内 特環 ④ 庄内浄化セ ン タ ー H0 5 H1 1 .3 .1 H4 2 H5 ~H3 2 183 2 ,8 0 0 1 ,2 5 2 145 3 ,2 0 0 1 ,4 2 8 標準活性汚泥法 ● [ 〃 ]   〃 公共      〃 H0 5 H1 1 .3 .1 H4 2 H5 ~H3 2 452 8 ,3 6 0 3 ,7 3 0 452 9 ,7 8 0 4 ,2 9 0 〃 ● [ 〃 ]   〃 特環      〃 H1 7 H1 9 .1 .2 6 H4 2 H1 7 ~H3 2 131 2 ,2 4 0 683 131 2 ,6 2 0 795 〃 三 川 町 ● [ 〃 ]   〃 特環 ④      〃 H0 5 H1 1 .3 .1 H4 2 H5 ~H3 2 269 4 ,1 0 0 2 ,2 3 0 269 4 ,6 3 0 2 ,3 3 8 〃 ● 遊   佐 公共 遊佐浄化セ ン タ ー H0 2 H7 .1 0 .1 H4 2 H2 ~H3 4 376 4 ,6 7 0 1 ,7 2 7 368 5 ,4 2 0 2 ,0 0 3 回分式活性汚泥法 ●   〃 特環      〃 H1 2 H1 3 .3 .3 0 H4 2 H1 2 ~H3 4 242 3 ,9 3 0 1 ,4 3 5 242 4 ,6 3 0 1 ,6 9 1 〃 流域 2 ,1 6 2 3 6 ,2 0 0 1 5 ,4 9 1 2 ,0 9 3 4 1 ,8 1 0 1 8 ,8 6 8 公共 6 ,0 0 9 1 5 3 ,6 6 0 7 8 ,5 1 9 5 ,9 7 9 1 6 6 ,6 7 0 8 3 ,7 2 3 流域+公共 8 ,1 7 0 1 8 9 ,8 6 0 9 4 ,0 1 0 8 ,0 7 2 2 0 8 ,4 8 0 1 0 2 ,5 9 1 流域 4 流域 1 7 ,1 7 1 4 0 7 ,8 3 6 1 9 2 ,0 4 4 1 5 ,8 1 5 4 3 1 ,9 3 6 1 9 9 ,1 5 9 公共 30 公共 1 5 ,3 9 0 3 7 2 ,0 4 0 2 1 9 ,0 0 3 1 4 ,7 1 9 4 0 3 ,3 4 6 2 3 1 ,0 9 6 流域+公共 34 流域+公共 3 2 ,5 6 2 7 7 9 ,8 7 6 4 1 1 ,0 4 7 3 0 ,5 3 5 8 3 5 ,2 8 2 4 3 0 ,2 5 5 地 域 名 市 町 村 処 理 区 名 事業種別 処理場を 有 す る 市町村 No 処理場 No 処 理 場 名 事業着手 年 度 供用開始 年 月 日 整備完了 目標年次 事業( 認 可) 計画 期   間 全 体  計 画 事 業  ( 認可) 計 画 水処理方法※ 30 庄       内 鶴 岡 市 18 ( 旧 ) 藤 島 町 ④ ( 旧 ) 温 海 町 ( 旧 ) 温 海 町 19 ( 旧 ) 八 幡 町 28 庄 内 町 ( 旧 余 目 町 ) ④ 遊 佐 町 20 庄内総合支庁管内 小計 県    計 処理場数

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- 18 - ※汚水処理方法につ い て    ○    ○    ○    ○ 鶴岡市 の 旧「 羽黒西 部浄化 センタ ー 」は 、平成2 年度に 事業着 手し 、平成6 年4 月に 供用開 始。平成2 9 年度に 羽黒中 央地区 浄化セン タ ー ( 農業集 落排水 施設) に 編入し 廃止。 回分式活性汚泥法 流入し た 下水を 同じ 反応タ ンク 内で 活性汚 泥( 微生物 ) に よ る 下水の 浄化、汚泥 の 沈殿、処理 水の 流出を 行い 、処理水を 消毒し た 後、放流す る 方法。一つ の 反応タ ンク ( 回分槽 ) に 反応タ ンク と 最終沈 澱 池の 機能を 持た せる も の と な っ て い る 。 ※こ れま で 編入に よ り 廃止された 処理場 等 標準活性汚泥法 山形市 の 旧「 流通セン タ ー 処理場 」は 、昭和5 2 年度に 事業着 手し 、昭和5 4 年4 月に 供用開 始。平成1 8 年度に ( 県流域 ) 山形浄 化センタ ー に 編入し 廃止。 天童市 の 旧「 天童下 水道管 理センタ ー 」は 、昭和4 5 年度に 事業着 手し 、昭和4 9 年4 月に 供用開 始。平成2 0 年度に ( 県流域 ) 山形浄 化センタ ー に 編入し 廃止。 県流域村山処理区の 旧「 小菅浄化センタ ー 」は 、 平成7 年度に事業着手し 、 平成1 4 年1 1 月に供用開始。平成2 4 年7 月に( 県流域) 村山浄化センタ ー に編入し 廃止。 嫌気好 気ろ 床法 水処理 工程の 前段に 、最初沈澱 池の 代わ り に 嫌気性 ろ 床( 嫌気槽 ) を 、後段に 好気性 ろ 床( 好気槽 ) を 設置し 、嫌気性ろ 床( 嫌気槽 ) で 有機物 の 大半を 炭酸ガ ス と メ タ ンガ ス に 分解し 、好気性ろ 床( 好気 槽) で 炭酸ガ ス と 水に 分解させる と と も に 残存の 有機物 の 除去や S S ( 浮遊物 質) の ろ 過を 行い 、処理水を 消毒し 放流させる 方法。 好気性 ろ 床法 最初沈 殿池で 沈殿し や す い 浮遊物 を 沈殿させた 後、3 ~5 m m 程度の ろ 材を 充填し た ろ 床に 最初沈 殿地か ら の 処理水 流入させ、ろ 床の 下部か ら 空気を 送り 、好気性生 物に よ る ろ 材の 表面に 付着し た 有機 物の 分解と S S ( 浮遊物 質) の 捕捉を 行い 、処理水を 消毒し た 後に 放流させる 方法。 長時間 エ ア レ ーション 法 最初沈 殿地を 設け ず に 、反応タ ンク 内で 下水と 活性汚 泥( 微生物 ) を 長時間 対流さる こ と で 余剰汚 泥の 発生量 を 少な く し 、最終沈澱 池で 汚泥と 処理水 を と 分離し た 後、処理水 を 消毒し て 放流させる 方 法。 最初沈 殿池で 沈殿し や す い 浮遊物 を 沈殿させた 後、反応タ ンク 内で 下水と 活性汚 泥( 微生物 ) と を エ ア レ ー シ ョ ン( 通気) に よ っ て 混合し 、そ の 後、最終沈 殿池で 活性汚 泥を 沈殿させて 、上澄み の 水を 消 毒し 処理水 と し て 放流させる 方法。 オ キ シデ ーション デ ィッ チ 法 最初沈 殿池を 設け ず に 、機械式エ ア レ ー シ ョ ン装 置を 有す る 水深の 浅い 循環す る 水路を 反応タ ンク と し て 、負荷の 低い 条件で 活性汚 泥処理 を 行い 、最終沈澱 池で 汚泥と 処理水 と を 分離し た 後、処理水 を 消毒し て 放流させる 方法。

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集めて楽しい!マンホールカード

◎マンホールカードとは?

「マンホールカード」は「下水道広報プラットホーム(GKP)」(事務局:(公社)日本下水道協会)の 活動の一環としてGKPが企画・監修するマンホール蓋のコレクションアイテムであり、マンホール蓋を 管理する都道府県や市町村とGKPが共同で作成したカード型 の下水道広報パンフレットです。 平成 28 年 4 月の第1弾から平成 30 年 12 月の第 9 弾までに、 全国の 407 自治体、478 種類、山形県内では 9 自治体、9 種類の マンホールカードが配布されています。

◎配布場所等

【平日】 山形浄化センター(天童市大字大町字西原1915) 時間:8:30~17:15 TEL:023-654-8400

土日・祝日・年末年始】 大石田駅観光案内所(北村山郡大石田町大字大石田180-2) 時間:7:00~19:30 TEL:0237-36-1515

◎県内のマンホールカード

山形県内では、流域下水道のほか、鶴岡市・天童市・上山市・ 南陽市・寒河江市・東根市・舟形町・河北町が配布しています。(平成 30 年 12 月現在) 自治 体名 鶴岡市 天童市 上山市 南陽市 図柄 自治 体名 寒河江市 東根市 舟形町 河北町 図柄 県内自治体を含む、全国の「マンホールカード」の配布情報詳細については、以下のホームページでご確認く ださい。

下水道広報プラットホーム 【URL:http://www.gk-p.jp/】

注意事項

・配布は 1 人 1 枚となります。

・無料で入手できます。

・配布場所に訪れることで

入手できます。

・事前予約や郵送での取扱いは

行いません。

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- 20 - 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 管渠延長 (km) 処理区域面積 (ha) (年 度 末) H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 管渠延長 (km) 4,459 4,670 4,851 5,031 5,057 5,246 5,316 5,373 5,449 5,524 5,548 5,586 5,629 5,660 処理区域面積 (ha) 20,659 21,844 22,741 23,619 24,431 25,024 25,521 25,695 26,044 26,273 26,492 26,741 26,836 26,998 終末処理場数(箇所) 37 37 36 36 35 35 35 35 34 34 34 34 34 33 *雨水を除く  資料 : 下水道事業整備台帳  0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (年度) 流域下水道(千m3) 公共下水道(千m3) 水洗化人口(千人) (千m3) (千人) ( 年 度 ) H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 公共下水道(千m3) 60,196 61,559 61,300 63,257 59,888 58,977 57,470 62,223 60,527 59,498 61,932 60,967 57,614 流域下水道(千m3 23,955 27,272 28,517 31,070 37,054 38,099 38,797 42,290 43,280 42,263 45,249 43,045 40,834 合 計 (千m3 84,151 88,831 89,817 94,327 96,942 97,076 96,267 104,513 103,807 101,761 107,181 104,012 98,447 水洗化人口(人) 566,468 596,337 621,588 646,558 667,276 684,654 701,464 713,408 722,350 732,591 737,856 741,174 744,049 資料 :平成27年度版 下水道統計(温海浄化センターの流量計故障によりデータ欠測の為H23、24公共に含まず) (3)下水道施設整備の推移 管渠の整備延長は、平成 29 年度末で 5,660kmとなっており、概ね山形県からインドまでの距離になります。 (4)下水道による処理水量と水洗化人口の推移 山形県では終末処理場が 33 箇所で稼動しており、平成 27 年度においては年間に約 98 百万㎥の汚水を 処理しています。また、その処理水量は山形県庁[128,800 ㎥]の建物で換算すると約 764 杯分、東京ドーム [1,240,000 ㎥]で換算すると約 79 杯分にあたります。 また、水洗化人口は供用面積の拡大により着実に増加していますが、処理水量は減少傾向にあり、人口減 や節水機能がついた洗濯機、トイレ、シャワーなどの普及や節水意識の向上によるものと考えられます。 (km) (ha) (年度) 下水道管渠延長と処理区域面積の推移 下水道による処理水量と水洗化人口の推移

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- 21 - 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 流域下水道 公共下水道 百万円 (5)下水道建設事業費の推移 平成 29 年度における山形県内の建設事業費(処理場や下水管渠など下水道施設の建設に要する費用) は、約 120 億円となっています。 (6)下水道管理費 下水道管理費とは、下水処理を行う終末処理場の稼動経費や薬品費、管渠等を含めた修繕、維持管理に かかる経費のことで、下水汚泥の処理費用等も含みます。また、広い意味での管理費は、これに下水道施設 建設の財源として発行した起債の元利償還費用を加えたものをいいます。 平成27年度の本県の公共と流域を併せた下水道管理費は約354億円で起債償還費用が約7割を占め、 施設に係る維持管理費用は約3割となっています。 また、下水道管理費の財源は、一般会計からの繰入金の割合が最も高く(46%)、次いで使用者から徴収 する使用料(43%)が占めています。 資料:平成27年度版下水道統計 *「その他」には、流域下水道における 維持管理負担金収入含む 維持管理費 約102億円(29%) 起債元利償還費 約252億円(71%) 下水道管理費 約354億円(100%) 下水道管理費(歳出)の内訳 その他 約38億円(11%) 下水道使用料 約153億円(43%) 下水道管理費 約354億円(100%) 一般会計繰入金 約163億円(46%) 下水道管理費(歳入)の財源内訳 *「その他」には、流域下水道における 維持管理負担金収入含む (単位 : 百万円) (年 度) H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 公共下水道 27,014 25,704 25,641 21,582 18,541 14,236 11,074 10,946 10,342 8,707 8,419 9,121 11,069 10,749 流域下水道 3,082 2,745 1,821 1,556 1,470 1,490 1,869 1,896 2,045 1,970 1,897 1,524 1,120 1,201 合  計 30,096 28,449 27,462 23,138 20,011 15,726 12,943 12,842 12,387 10,677 10,388 10,645 12,231 11,950 *都市下水路の事業費は、公共下水道の事業費に含む  資料 : 下水道事業整備台帳  (年度) 下水道建設事業費の推移

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- 22 - ( 単位:t ) 埋立処分 有効利用 計 村山 2,099 22,118 24,217 最上 42 2,673 2,715 置賜 3,716 5,310 9,026 庄内 249 10,922 11,171 (13.0%) (87.0%) (100.0%) 6,106 41,023 47,129 (参考) 流域 2,480 21,028 23,508 公共 3,626 19,995 23,621 計 6,106 41,023 47,129   平成29年度の地区別汚泥処理状況 事業種別 合  計 地区別 村山有効利用 46.9% 最上有効利用 5.7% 置賜有効利用 11.3% 庄内有効利用 23.2% 村山埋立 4.5% 最上埋立 0.1% 置賜埋立 7.9% 庄内埋立 0.5% 処理量(t) 50 60 70 80 90 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 t 有効利用(炭化肥料他) 有効利用(燃料化) 有効利用(セメント) 有効利用(コンポスト) 埋立処分 山形県下水道普及率 有効利用率 (7)下水汚泥の状況 ① 下水汚泥の現状 下水道の普及に伴い、汚水処理により発生する下水汚泥の量も年々増加しており、平成 29 年度に おいては 47,129 t の汚泥が発生しています。 これらの処理は、従来の埋立処分から、コンポスト(肥料)やセメント原材料、さらに近年においては 石炭の代替品としての汚泥燃料など多様な“有効利用”へと転換が進んでおり、その割合は 87.0 %と なっています。 また、山形浄化センターでは発生汚泥の減容化を目的とする消化タンクでの発酵処理を行っており、 処理の過程で発生するガスを利用した消化ガス発電を行っています。 これまでの山形県での下水道普及率は、順調に上昇しており、平成 20 年度末(70.1%)から平成 29 年度 末(76.4%)までの 10 年間で 6.3 %上昇しています。 また、下水汚泥の有効利用(燃料化、コンポスト、セメント他)については、東日本大震災後は一時的に 減少しましたが、現在は大震災前の水準に戻り、増加傾向となっております。ここ 10 年間では、平成 20 年 度(71.6 %)から平成 29 年度(87.0 %)まで、21.3 %増加しています。 下水汚泥の有効利用について 詳しくは 35 ページをご覧ください。 % 下水汚泥量及び処理方法の推移

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- 23 - 放射能分析結果 山形浄化センター H23.6 H23.8 H23.11 H24.2 H24.5 H24.8 H24.11 H25.2 H25.5 H25.8 H25.11 H26.2 H26.7 H26.11 H27.7 H28.7 H29.7 H30.7 ヨウ素 14 13 17 19 11 8.6 4.1 11 1.7 44 72 7.7 6.3 4.0 58.0 40 42 4.3 Cs134 15 17 16 13 8.4 5.7 5.1 8.4 2.9 3 2.2 1.6 1.1 0.91 - -Cs137 18 22 23 20 14 11 10 17 7.3 6.6 7.3 4.6 5.1 4.7 3.7 2.4 Cs合計 160 89 33 39 39 33 22.4 16.7 15.1 25.4 10.2 9.6 9.5 6.2 6.2 5.61 3.7 2.4 村山浄化センター H23.6 H23.8 H23.11 H24.2 H24.5 H24.8 H24.11 H25.2 H25.5 H25.8 H25.11 H26.2 H26.7 H26.11 H27.7 H28.7 H28.7 H29.7 H30.7 ヨウ素 133 14 25 9.2 - 8.6 52 8 - 0.73 180 - - - 1.1 490 63 170 0.58 Cs134 7.6 10 14 4.3 8.4 2.2 2.9 2.9 1.1 1.2 1.6 1.1 - 1.3 - - -Cs137 9.8 14 21 7.4 14 4.8 5.3 6.7 3.2 2.9 4.9 3.2 1.2 6.6 1.5 4.3 1.2 Cs合計 84 33 17.4 24 35 11.7 22.4 7 8.2 9.6 4.3 4.1 6.5 4.3 1.2 7.9 1.5 4.3 1.2 置賜浄化センター H23.6 H23.8 H23.11 H24.2 H24.5 H24.8 H24.11 H25.2 H25.5 H25.8 H25.11 H26.2 H26.7 H26.11 H27.7 H28.7 H29.7 H30.7 ヨウ素 33.3 270 - - 1.9 170 230 1.7 0.98 2 5.2 0.6 2.8 - - - 0.91 -Cs134 5.4 5.7 4.7 4.3 1.6 1.4 2.3 1.1 1 0.59 1.7 0.6 - - - -Cs137 7.3 8.8 7.8 7.4 2.9 3 2.3 2.3 2.3 1.5 5.3 2.7 2.7 1.9 1.7 1.4 Cs合計 57.3 19 12.7 14.5 12.5 11.7 4.5 4.4 4.6 3.4 3.3 2.09 7 3.3 2.7 1.9 1.7 1.4 庄内浄化センター H23.6 H23.8 H23.11 H24.2 H24.5 H24.8 H24.11 H25.2 H25.5 H25.8 H25.11 H26.2 H26.7 H26.11 H27.7 H28.7 H29.7 H30.7 ヨウ素 - - - - - - - - - - 9.9 - - 260 - - - -Cs134 - - - - 0.41 - - - - - - - - - - - - -Cs137 - - - - 0.48 - - - - - - - - - - - - -Cs合計 - - - - 0.89 - - - - - - - - - - - - - (2) 放射性ヨウ素が検出されている理由については、山形県空間放射線量モニタリング計画に基づく県内全市町村空間放射線量測定結果及び大気中の放射性物質の測定結果から、新たな放   射性物質の飛散ではないと推定されます。    上記の要因としては、医療由来の放射性物質の影響が考えられ、放射性ヨウ素剤を用いた外来治療等を受けた患者さんがいた地域では、患者さんの尿等が自宅のトイレから下水に流入したも  のと推定されます。 (1) 表内「-」は、測定結果が検出下限値未満を示します。検出下限値とは、検査機器で測定できる最小の値のこと。 置賜浄 化セン ター 庄内浄 化セン ター 山形浄 化セン ター 村山浄 化セン ター ② 下水汚泥に含まれる放射性物質 東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故により、福島県内の終末処理場等の脱水汚泥等から放射 性物質が検出されたことを受け、国土交通省(都市・地域整備局下水道部下水道企画課)から「放射性物 質が検出された上下水処理等副産物の当面の取扱いに関する考え方(平成 23 年 6 月 16 日付け原子力 災害対策本部)」が本県をはじめとした13都県に示されました。 また、「汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱いについて(平成 23 年 6 月 30 日付け東北農政 局)」が通知されています。 放射性物質は時間の経過とともに減少するものの、半減期が長いことから、山形県流域下水道では 当該事故に伴う影響を把握するため、汚水処理で発生する下水汚泥の放射性物質測定を各処理場で 継続して行っています。 ●下水汚泥の取扱いに関する国の基準(基準は放射性セシウムのみを対象としている。) ・ 8,000 ベクレル/kg 以下のものは、埋立処分が可能。 ・ 200 ベクレル/kg 以下のものは、肥料原料として再利用が可能。 ・ 市場に流通する前に製品が 100 ベクレル/kg 以下になるものは、その材料等として再利用が可能。 ●山形県内の下水汚泥処理状況(平成 29 年 10 月現在) 県流域下水道及び市町村公共下水道においては、適宜、放射性セシウムの測定を実施しており、その 濃度が国の基準を下回っていることから、従来どおり、埋立、肥料化、燃料化等の処理を行っています。 山形県流域下水道 発生汚泥の放射性物質測定結果の推移

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    下水道施設の老朽化対策については、各自治体において施設ごとに下水道長寿命化計画を策定し、対策を進   めていました。平成27年度の下水道法改正により、下水道ストックマネジメント支援制度が制定されて以降は、これ   らの計画を平成28年度末から平成29年度にかけて策定した「下水道ストックマネジメント計画」の一部に移行させ 平成30年11月30日現在 有無 対 象 施 設 山形県 流域下水道 H29.4.19 有 山形浄化センター、村山浄化センター、置賜浄化センター、庄内浄化セ ンター、管路、マンホールポンプ、マンホール蓋など 山形市 H29.9.12 有 山形市浄化センター、前明石ケーキ処理場、管路など 米沢市 H29.3.22 有 米沢浄水管理センターなど 鶴岡市 H29.3.22 有 鶴岡浄化センター、切添中継ポンプ場、管路など 酒田市 H29.3.22 有 酒田市クリーンセンター、家際雨水ポンプ場、管路など 新庄市 H29.3.22 有 新庄市浄化センター、マンホール蓋など 寒河江市 H29.5.31 有 寒河江市浄化センター、マンホール蓋など 上山市 H29.3.22 有 上山市浄水センター、マンホール蓋、管路など 村山市 H29.3.22 有 金谷中継ポンプ場、マンホールポンプなど 長井市 H29.3.22 有 長井市公共下水道管理センターなど 天童市 H29.3.22 有 管路施設、マンホール、マンホール蓋など 東根市 H29.3.22 無 ー 南陽市 H29.3.22 有 赤湯中継ポンプ場、管路、マンホールポンプ、マンホール蓋など 山辺町 H29.3.22 有 マンホールポンプ、マンホール蓋など 中山町 H29.3.22 無 ー 河北町 H29.3.24 無 ー 西川町 H29.3.22 有 西川浄化センターなど 大江町 H29.3.22 有 大江町浄化センターなど 金山町 H29.3.22 無 ー 最上町 H29.3.22 有 マンホールポンプ、マンホール蓋など 舟形町 H29.5.31 無 ー 真室川町 H29.3.22 無 ー 大蔵村 H29.3.22 無 ー 戸沢村 H29.3.22 無 ー 高畠町 H29.3.22 有 マンホールポンプ、マンホール蓋など 川西町 H29.3.22 無 ー 小国町 H29.3.22 有 小国浄化センターなど 白鷹町 H29.3.22 有 白鷹浄化管理センター、管路、マンホール蓋など 三川町 H29.3.22 無 ー 庄内町 H29.3.22 無 ー 遊佐町 H29.5.31 無 ー 尾花沢市大石田町 環境衛生事業組合 H29.3.22 有 銀山浄化センター、マンホールポンプ場、マンホール蓋など ー ー H29~H33 ー H29~H33 ー H29~H30 H29~H33 ー ー H29~H30 ー H29~H33 ー ー ー H29~H33 H29~H33 ー H29~H33 H28~H32 H30~H32 H29~H32 H29~H33 H29~H31 H30~H34 ー H29~H33 H29~H33 H29~H33 H29~H32 H29~H33 下水道ストックマネジメント計画策定状況と改築実施計画 自 治 体 策定年月日 下水道施設の改築実施計画 計画期間(年度)   サイクルコストの低減を図ることを目的としています。県内の自治体においてもこの目的を踏まえ、適切な維持管理   ております。 (8)ストックマネジメント計画   ・ストックマネジメント計画    ストックマネジメント計画は、下水道施設全体を一体的に捉え、日常生活や社会活動に重大な影響を及ぼす事   故発生や機能停止を未然に防止し、計画的な点検調査・修繕改築を通して持続的な下水道機能の確保とライフ   の下、改築実施計画に基づき効率的な修繕・改築に取り組んでまいります。

参照

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