• 検索結果がありません。

小児看護領域におけるプレパレーションに関する国内文献の検討 : 小児外来看護としてのプレパレーション導入に向けて

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "小児看護領域におけるプレパレーションに関する国内文献の検討 : 小児外来看護としてのプレパレーション導入に向けて"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)125. 研 究報告. 小児看護領域 にお け るプ レパ レー シ ョン に関す る国内文献 の検討 一―小児外来看護 と しての プ レパ レーシ ョンの導入 に向 けて一―. 石. 川. 祠. 江 ・大. 森. 裕. 子 ・友. 田. 尋. 子. Inspections Regarding Pediatric Nursing Field Preparation ‐ 一. 一. 一. 一. 一. 一. 一. In Regards to the lntroduction of Pediatric(Dutpatient Nursing Preparation一. ISHIKAWA Fukuc,00MORI Hiroko and TOMODA Hiroko Abstract: We conducted an inspection of documents regarding pediatric field preparation with the purpose of lnaking it a basic introduction for preparation of outpatient children for the pediatric field and their fanli―. lies.Documents are selected mainly from central medical magazines published in the 10 years between 1999 and 2008 and scarched with the keywords,. “ preparation" and “ nursing". A total of 58 articles children," “. were analyzed, separated into different rescarch themeso Records of proccedings and explanations published in pediatric nursing magazines were eliminatedo Results showed,1)48 articles about care for children and. their families(83.2%), 2)2 about concems about the en宙. ronment to g市 e treatment and educate children. and their hmilies(3.5%), 3)5 about nurses who care for children and their families(8.6%)and 4)3 oth― ers(5.2%)。 Regarding research methods,the mttOrity(32,making up 55。 2%)used intervention study,10 used quantitative study (17.20/0)and 8 used qualitative study (13.8°. /0).The study fields for these 58 articles. included 37 hospital wards(63.8%)and 6 outpatient ones(10.3%).The research theme regarding outpatients is only about blood drawing. It has been clarified that in blood drawing preparation for outpatients, children can imagine blood drawing,psychologically prepare for it and voluntarily participate in it to lighten the pain。 However,there were no studies regarding the preparation of children visiting an office for the first tilneo Ad―. ditionally, it became apparent that while human research has been conducted in medical treatlnent environ― ments,physical rescarch has not,which highlights the necessity of research regarding the casing of lnedical treatinent environments for children.. Key Words: children,nursing,preparation,outpatient pediatric nursing. 要旨 :本 研究 は,小 児領域 にお けるプレパ レーシ ョンに関す る文献 を検討 し,小 児領域 の外来看護 と して子 どもと家族に,プ レパ レーシ ョンを導入す るための基礎 資料 とする ことを 目的に文献検討 を行 なった。文献は 1999∼ 2008年 までの過去 10の 医学中央雑誌 を中心 に,キ ー ワー ドとして,「 小児」 「プレパ レー シ ョン/プ リパ レーシ ョン」「看護」で検索 ,原 著論文 として会議録や小児看護雑誌等 の 解説等 を除いた研究論文で,総 計 58件 の文献 を研究テーマ別 に分析 した。その結果 ,① 子 どもと家 族へ のケアとして 48件 (83.2%),② 子 どもと家族 の療育環境 として 2件 (3.5%),③ 子 どもと家族 をケアする看護師について 5件 (8.6%),④ その他 3件 (5.2%)で あ つた。研究方法では介入研究が. 2%),次 いで量的研究 10件 (17.2%),質 的研究 8件 (13.8%)の 順であ った。 今回の 58件 の文献 の研究 フイール ドとしては病棟 37件 (63.8%),外 来 6件 (10。 3%)で ,外 来の研 最 も多 く 32件. (55。. 究テーマ は採血 についての研究だけであ った。外来で採血 のプレパ レー シ ョンをす ることで,子 ども.

(2) 126. 甲南女子大学研究紀要第 4号. 看護学 ・リハ ビリテーション学編 (2010年 3月. ). が採血 の イメ ー ジがで き,心 の準備 を して採血 を主体 的 にす るこ とで痛 み を軽減す るの に有効 で あ る こ とが 明 らか に されて い たが ,始 めて受 診す る子 どもに対す るプ リパ レー シ ョンの研究 は見 あた らな か った。 また,療 養環境 と しては人的研究が されて い て も,物 的研 究 は されて い ない こ とが 明 らか と な り,安 心 して医療 が受 け られ る療養 環境 になって い るか どうかの研究が必要 で あ る こ とが 示唆 され た。 キ ー ワー ド :子 ども ・看護 ・プ レパ レー シ ョン・小児外 来看護. 与 え,プ レパ レー シ ョンの プ ロセス を通 して ,医 療者 との 信頼 関係 を築 くこ とで もあ るい。子 ど もは プ レパ. は じめ に. レー シ ョンでの情報 を も とに 自ら意思決定 を した り ,. 近年 ,小 児看護領域 で はプ レパ レー シ ョンに関す る. また処置 0検 査時 の対処能力 を高 め る こ とがで きる こ. 報 告が増 えて い る。 プ レパ レー シ ョン (preparation). とか ら未知 の 医療 に始 めて接 す る小 児外 来看護 にお け. 、 は「医療処置 にお けるノ 理 的準備」 あ るい は単 に 「心 亡. るプ レパ レー シ ョンは重要 と考 える。そ こで今 回,小. 理 的準備」 と訳 され るが ,こ れは医療処置 を受 ける小. 児看護領域 にお けるプ レパ レー シ ョンに関す る文献 を. 児が恐怖 感や不安 を軽減 して「や る気」 になる ように. 検討 し,外 来看護 と して子 どもと家族 にプ レパ レー シ. 関 わ り,さ らに処置が終 わ った ら「頑張 り」や「 で き. ョンを導 入す るための基礎 資料 とす る。. た」 こ とを褒 めて達成感が もて る よ うに関 わる こ とで ある. l`. Ⅱ.用 語 の 定 義. プ レパ レー シ ョンは イギ リス ,ス ウ ェー デ. 2。. ン,ア メ リカ,オ ース トラ リアな どで主 に発展 して き たが ,日 本 はそれ らの国か ら 50年 遅 れ て い る とい わ. 本研究におけるプレパ レー シ ョンとは「子 どもが病. た しか に欧米 で は ,突 然 の 入 院体験 は. 気や入院 によつて引 き起 こされる心理的混乱 を最小限. れ てい る. 3`. '。. 子 どもを混乱 させ ,様 々な心理 的影響 を与 え,退 院後. に し,子 どもや家族. (養 育者 )の 対処能力 を高めるた. また ,子 ど. めの心理 的準備 としての医療者 の関わ りお よび病院環. もの 未知 の体験 に対す る不安や恐怖 ・ ス トレスは,予. 境 を工夫 し,緊 張感を持 たせない ような配慮 を行 うこ. め何 が起 こるのか 心 の準備 を行 な う こ とで緩和 で き. と」 と定義 した。. 6。. に問題 が起 こる こ とも報告 されて い る. ,. 、 ″ 理 的混 舌しを減 らす こ とが で きる こ とが 明 らか に さ 亡 れ ,日 本 で も入院や手術 ・検査 に対す る子 どもへ の心. Ⅲ。 文献検索方法. の 準備 と して プ レパ レー シ ョンの 介入研究 が 行 なわれ る よ うにな って きて い る。 そ の 背 景 に は 日本 が 1994. 文献 は医学中央雑誌 Ver 4.よ り,1999∼ 2008ま で. 年 に子 どもの権利条約 を批准 した こ とか ら小児看護領. の 過去 10年 間 にお い て ,キ ー ワ ー ドと して ,「 小. 域 で は 子 ど もの 最 善 の 利 益 に焦 点 をあ て る よ う に な. 児」,「 プ レパ レーシ ョン/プ リパ レー シ ョン」,「 看. り,子 どもが入院 ・手術 ・検査 ・処置 の 説明 を受 けて. 護」 で検索 176件 が ヒッ トした。その後,絞 込みを原. 心 の準備 がで きて安心 して医療 が受 け られ る よ うにな って きて い る引。 しか し,子 どもが 未知 の 医療 に始 め. 著論文 として会議録 と小児看護雑誌等 の解説 を除 き研 究論文 に焦点 を当て検索 を行 い ,さ らにそれ以外 に. て接 す るの は小児外 来 で あ るが ,そ こでの プ レパ レー シ ョンにつ い ての報告 はほ とん どな い。子 どもの認識 や発達 レベ ルの 限界に よ り,処 置 ・検査 0治 療等 の 見. 「プレパ レーシ ョン」 に関連する文献 を追加 した。. Ⅳ。 結 果 お よび 考 察. 知 らぬ 体験 に よって恐怖心 や不安が高 まるため ,見 知 は,た だ単 に医療 を円滑 に行 う とい う医療者側 の必 要. 文献検索の結果,総 計 58件 の文献を得た (表 1)。 研究テーマの内容別にみると子どもと家族へのケアと. 性 か ら生 まれた もので はな く,こ どもに正 しい知識 を ヽ の軽 減 を図 亡 提供 し,知 らない こ とに よる不安 や恐怖 ′. して48件 (83.2%)で ,そ の内訳は①手術 20件 ,② 採血 ・注射 15件 ,③ 検査 ・処置 10件 ,④ 内服 1件. り,子 どもに処置や検査等 に対す る情緒表現 の機 会 を. ⑤入院の説明 1件 ,⑥ 子どもの同意 1件 であった。次. らぬ体験 をす る子 どもにプ レパ レー シ ョンを行 う こ と. ,.

(3) 石川T冨 江 他 :小 児看護領域 におけるプレパ レー シ ョンに関する国内文献の検討. 127. 表 1 プレパ レーシ ョン研究 のテーマ と研究方法別 にみた文献件数. 研究 のテーマ I。. 究. 研. 件数. 子 どもと家族 のケ ア. 介入研 究. 量 的研 究. 質的研 究. 方. n=58. 法. 比較研 究. 文献検討. 3(5.2%). 3(5。. その他. 32. 1.手 術 2.採 血 。注射 3.検 査 ・処 置 4.内 月艮 5.入 院 の説 明 6.子 どもの 同意 Ⅱ.療 養環境 Ⅲ.子 どもと家族 をケアす る看護 師 Ⅳ。 そ の他. 1. 合. 32(55。 2%). 計. 10(17.2%). 8(13.8%). 2%). 2(3.5%). 2件 (3.5%) 件 ,子 ど もと家族 をケ アす る看 護 師 に つ い て は 5件 (8.6%),そ の他 3件 (5。 2%)の 4つ の テ ーマ に大 別. 恐怖心 を軽減す るため に,手 術前 に人形 に当てが ね を. され た。 また研 究 の フ イー ル ドと して は ,病 棟 が 37. 人形 (キ ワニ ス ドー ル )と 模 型 】 の 2種 類 の 用具 を 【. 件 (63.8%),外 来 6件 (10.3%),外 来 ・病棟 あ る い は手術 室 の連携 2件 (3.4%),そ の 他 と して医師や看. 使 っての研 究 で は (松 森 2006),「 子 ど もが 自分 で 描 い た人形 を説 明 に用 い る こ と」 が 「説 明 へ の 参 加 導. 護学 生 等 の 文献 が 13件 (22.4%)で あ つた (表. 入」 とな り「親 も子 どもの説 明 に参加す る こ と」 に よ. い で 子 ど も と家 族 の 療 養 環 境 と して. 2)。. 使 って遊 ぶ こ とで 手術後 は取 り外 す ことな く対処行動 を学 習 す る機 会 とな って い た と述 べ て い る。 また. ,. 以下 に,テ ーマ と研 究方法別 にみ た,子 どもと家族 ヘ. って理 解 が促 され 「 医療 者 との 関係性 を促 進 す る 要. のケア,療 養環境 ,子 どもと家族 をケ アす る看護 師. 人 紙芝居】や 【 素」 となっていたと述べていた。 【 形】を使った研究では (鈴 木 2007),30人 を対象に行. ,. そ の他 に関す る研 究論文 につい て述 べ る。. い,患 児 に具体的なイメージを持 たせ るのに有効であ. 1.子. り,プ レパ レーシ ョンを行 うことで,患 児が情緒表現. どもと家族 へ のケアに関す る研 究. 子 ど もと家族 へ の ケ ア に関連 した文献 は 48件 で 最. を示す機会 を与 え,患 児 に正 しい知識 を与 える ことが. も多 く,そ の多 くが手術 に関す る こ とで ,次 い で採血. で き,心 理的準備 につ なが り,対 処能力 を高めること. ・注射 ,検 査 ・処置 の順 で 8割 を 占めて い たが ,子 ど. がで きた としていた。学童期 においては 【 説明】 を用. もへ の 同意や入 院 の説 明 は少 なか った。 これは子 ども. 具 と して用 い て実施 した研 究 で は (星 野 2007),医 療. の苦痛 を伴 う手術 や採血 ・注射 ,検 査 ・処置 に対す る. 者 の子 どもの意思 を尊重す る関わ りが子 どもの主体性. 子 どもと家族 のケアの 1つ と して プ レパ レー シ ョンが. を支 え,手 術 を乗 り越 え られ ,達 成感 につ なが る と し. 位置 づ け られて い る もの と考 え られ る。 また外 来 にお. て い た。 手術 にお け るプ レパ レー シ ョンの 介入研 究が. け るプ レパ レー シ ョンの研 究 は,採 血 ・注射 にお い て. 8割 で あ るこ とか ら,子 どもと家族 が手術 を受 け る際. のみで あ る こ とか ら,病 気 を もって外 来 を訪 れ る子 ど. に看護 師か ら十分 な説明 を受 け る工 夫 が され ,幼 児期. もは採血 や注射 を受 ける機会が多 くあ るため ,苦 痛 を. で は人形 や ぬい ぐるみ のが使用 された り,医 療器具 や. 少 な く恐怖 感や不安 を軽減す るため行 われて い る もの. 模 型 で遊ぶ こ とで ,子 どもに医療器具 に慣 れ させ て具. と考 え られ る。. 体 的 なイ メ ー ジを持 たせ正 しい知識 を与 える こ とで手. 1)手 術 について. 術 へ の恐怖感や不安 が軽 減 し子 どもの力 を引 き出 して. 手術 に関 す るプ レパ レー シ ョンは 20件 で あ り,介. い る もの と考 え られ る。 学童 にお い ては子 どもにあ っ. 入研 究が最 も多 く 16件 で あ った 。発 達段 階別 にみ る. た説 明 のパ ンフ レッ トで子 どもの意思 を尊重 した関わ. ぬい ぐるみ】 と幼児期 の子 どもに対 して 【 人形 】 や 【. りが子 どもの主 体性 を引 き出 し,達 成感が得 られた と. 2006,工 藤. 思 われ る。介入 研 究 の プ レパ レー シ ョンに使 われて い. 2007),眼 科 の手術 を受 け る患 児 に当てが ね に対 す る. た用 具 は,発 達段 階 に沿 った用具が使 われて い るのが. を使 用 して 実 施 した 研 究 で は (椿 山.

(4) 甲南女子大学研 究紀要 第 4号. 128. 表. 2. 看護学 。リハ ビ リテ ー シ ヨン学編 (2010年 3月. ). 分析対 象 となった文献 一 覧. 研究の ど族 ア 子家 ケ ル﹂の Iも へ. の を ける患 者 の 11て 金 に対 す る恐怖 心 を和 らげ るための一考 察 キ ワニ ス ドー ル を用 い た プ リパ レー シ ョンの試 椿 山淳子 他 (2006)I長 ゛ 科 手術 う 行 神 奈川県立 こ と も医療 セ ンター ,29,35-37 松 森 直 美 他 (2()()6)手 術 を受 け る 子 ど もへ の プ レパ レー シ ョ ンの 実 践 と普 及 の 検 討 キ ワ ニ ス 人 形 と木 製 模 型 を 用 い た 方 法 を試 み て ,人 間 と科 学 :県 立 広 島 大 学 保 健 福 祉 学 部 誌 6(1),71-82 児手術 にお ける プ レパ レー シ ョンの 有効性 の 検討 ,日 本 手術看護学 会誌 ,3(1),22-24 小山綾 子 他 (2007)絵 本 に よる術前 プ レパ レー シ ョンの 効 果の 検討 短期 人院の手術 を受 け る患 児 とその家族 へ の 質問紙調 査 か ら,日 本看護学 会論 文 集 :小 児看護 ,37,56-58 星野香緒 里 他 (2007)子 ど もが 手術 を納 得 して主体 的 に臨 むための看 護 を考 える 痛 み に対 す る強 い恐怖 心 を抱 く学童期女 児 との関 わ りを振 り 返 つて ,日 本 手術看護 学 会誌 ,3(1),19-21 工 藤静子 他 (2007)斜 視 の術前 患児 に遮 蔽経験 を取 り入れた プ レパ レー シ ョンの 効果 ,日 本看護学 会論 文 集 :小 児看護 ,37,275-276. 鈴 木祐 華 他 (2007)′. 石川紀子 大池真 樹. Jヽ. (2007)幼 児 後期 の子 ど もの 手術 に対 す る前 向 きな取 り組 み を 目指 した看護援 助 ,千 葉看 護学 会 会誌 ,13(2),54-62 (2007)手 術 を体験 す る幼 児へ の 母 親 の 関 わ り 絵 本 に よるオリエ ンテーションの 母 親 へ の 影響 ,宮 城大 学看護学部紀 要 ,10(1),9-15. 埜 │]真 曲 巳他 (2()08)「 l蓋 扁桃 肥大摘 出手術 を うけ る子 どもの プ レパ レー シ ョンを実施 して 視覚 型 か ら体験 型 へ ,日 本看護学 会論 文集 :小 児 看護 ,38,334-336 ド村 恵子 他 (2008)手 術 を受 け る児の 1よ 親 へ の 手術室看護 師 と しての支援 の 検討 母 親 へ の インタビュー を通 して ,日 本看護学 会論 文集 :小 児 看 護 ,38.331-333 村 田泉 他 (2008)タ ト来 。手術室 ・病 棟連携 に よる小児 の プ レパ レー シ ョン,日 本看護学 会論 文集 i小 児看護 ,38,325-327 。 菊池 佐 山 里他 (2008)絵 本 を用 い た プ レパ レー シ ョンの 有効性 保護 者 の 反応 保護者 と看護 師か ら観 た子 ど もの反応 の検 討 ,日 本看護学 会論 文 集 :小 児 看 護 ,38,14-16 lF(20()8)胃 ろ う造 設 術 を受 け る学 童 へ の ′ 亡、 理 的 援 助 不安 恐怖 心 の強 い患 児 へ のプレパ レーションの実施 ,大 津 市民病 院雑誌 ,9,30-32 越 山陽 小 椋 山 梨 子他. (20()8)自 宅 で 行 う プ レ パ レー シ ョ ンの 効 果. 幼 児 の 手 術 前 オ リ エ ンテ ー シ ョ ン に 用 い て ,日 本 看 護 学 会 論 文 集. :小 児 看 護 ,38,. 葛葉 由紀 子 他 (2()08)手 術 を受 け る子 どものプ レパ レーションの 効果 治療 の 積極 的 な参加 をめ ざ して,日 本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,38,5-7. 訃i宮 麻美子 他 (2()07)周 手術期 にお け るプ レパ レー シ ョン導 入 に向 けての現状 分析 ,山 梨 県立 中央病 院年報 ,34,31-32. 石 川紀 子 (20()8)手 術 を受 け る幼 児 に対 す る親 か らのサ ポ ー トとその関連要 因,日 本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,38,H9-121 加納 朋美 他 (2008)手 術 を受 けた小児の術前 か ら術 後 にか けての変化 と子 どもの理 解 母 親 の イ ンタビュー を通 して 日本看護学 会論 文 集 :小 )Lア 彗言 隻, 38,8-10 ゛ 門馬圭 子 他 (2007)手 術 を受 け る子 と もに行 う効 果 的 な プ レパ レー シ ョンの ため の 「 ポ イ ン トブ ック」 の 開 発 ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児看 蔓, 37. 161-163 言 岩崎 景子 他 82007)手 術 を受 け る小 児 の ための効 果 的 ブ レパ レー シ ョンツー ルの 開 発 ,日 本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,37,155-157 川合山美 他 (2004)子 どもが主 体的 に採 血 に臨 むため の I夫 発達 障害 児 におけ るプ リパ レー シ ョンを考 える。 日本看護学 会論 文集。 :小 児看 言 隻, 34, 127-129 発 達 障 害 児 へ の イ ン フ ォ ー ム ドコ ンセ ン 卜 採 血 へ の llR I)組 み ,[]本 看護 学 会論 文 集 :小 児看護 35, 134-136 中 野 さ ち こ 他 (2()05) ,. 平 91・ 友貴子 他 (2006) 幼 児期 入院患 児 に対 す る プ レパ レー シ ョンの 効 果 子 どもの意思 を尊重 した採血場 面 の 介 入方法 日本看護学 会論 文集 /ト ウ 巳テ 隻, 36,357-359 争言 宮 前江 里 他 (2()07)幼 児 の採 血 時 にお け る布絵 本 を用 い た プ リパ レー シ ョンの効 果 ,日 本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,37,146-148. :. ,. 高 橋 友 希 他 (2008)プ レパ レー シ ョ ン を取 り入 れ た 児 の 処 置 に 対 す る は は お や の 意 識 の 変 化 採 血 検 査 に 参 加 した 母 親 の ア ンケ ー ト調 査 を実 施 して ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看 護 ,38,316-318 出 雲 典 子 他 (2008)幼 児 期 。学 童 期 の 患 児 に 対 す る プ レパ レー シ ョ ン を 試 み て CHEOPSに お け る 行 動 ア セ ス メ ン トか るの 示 唆 ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看 護 ,38,H-13. (2008)プ レパ レー シ ョ ン を 用 い た 採 血 を試 み て ,日 本 看 護 学 会 論 文集 :小 児 看 護 ,38,3-4 (2008)採 血 を受 け る幼 児 に対 す る模擬 体験 に よるプ リパ レー シ ョンの 効 果 ,日 立高知病 院医学雑誌 ,16,73-79. 石■1幸 子他 (2004)絵 本 を用 い た プ リパ レー シ ョンに よる対 処 行動 の比 較 ,日 本看護学 会論 文集 :小 児看 護 ,35,137-139 来で採血を受ける子どもに行うプリパ レーションの有効性の検証,北 日本看護学会誌,10(1).1-12 佐藤志保他 (2007)ク ト 戸井紀 子 他 (2()08)子 どもの採 血 にお け る事 前説 明 の必 要性 に対 す る母親 の思 い ,[]本 看護学 会論 文集 ,小 児看護 ,38,122-124 西崎笑美子他. 小笠 原 山香 梨 他. 三原有恵 他 (20()6)観 察法 を用 いた 静脈 内穿刺 を伴 う処置 に対 す る小 児の 反応 の特 徴 ,日 本看護学 会論 文 集 :小 児看護 ,36,173-175 (2007)親 が とらえた 子 どもが採 血 を受 け入れ る プ ロセ ス,北 日本看護学 会誌 ,10(1),25-36 安倉真 美 他 (2008)採 血場 面 で看護 師が行 ってい る プ レパ レー シ ョンと子 ど もの反応 の 分析 日本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,38,319-321 鈴 木祐子 他. 奥 山朝 子 (2008)/Jヽ 児の採 血場 面 にお け る プ リパ レー シ ョンに 関す る文献検 討 ,日 本赤 十字秋 田短期大学 紀 要 ,12,83-88 ヽ 理 的準 備 子 ど もの イメ ー ジづ く りを促 進 す る効 果 的 な看 護 亡 半 田浩美 他 (2()06)CTや MRI検 査 を受 け る幼 児 後期 の子 どもに模 型 を用 い た′ 介 入 と看護 師の変化 ,日 本看護学 会誌 ,15(1),32-39 川原優子 (2007)身 体 侵襲 の あ る検 査 に不安 を抱 えた学童期患 児 へ の プ レパ レー シ ョンの 効 果 ,奈 良県立 三室病 院看護学雑 誌 23,54-57 。 橋 本 ゆか り他 (2007)静 脈麻酔下 で髄腔 内注 入 を受 け る小児 が んの こ ど もの認知 に影響 を及 ぼす 医療 者 の関 わ り 処置前 中 ・後 を通 して行 っ た介入か ら,日 本小 児看護学 会誌 ,16(1),33-39 尾 形 良 子 他 (2007)吸 人 の プ レパ レー シ ヨ ン に お い て 好 まれ る 発 達 段 階 毎 の ご っ こ遊 び の 要 素 ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看 護 ,37,277-279 ,. 中 原 和 恵 (2007)│′ 言 隻 38.337-339. 1血 1病. 患 児 の 検 査 ,治 療 に 対 す る心 の 準 備 へ の 支 援 一 人形 を用 い た プ レ パ レー シ ョ ン を試 み て 一 日本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看. 臓 カテー テ ル検 査 を受 け る幼 児後期 の チどもへ の 模型 と人形 を用 いた 効果 的 な プ レパ レー シ ョン,日 本小児看護学 会誌 ,17 半円浩美 (20()8)′ 亡ヽ. (1) 23-30. 本間瞳子 他. (1), 38-41 岡 Fl朋 彦他 (2007),学 童期 の 子 どもを対 象 に した プ レパ レー シ ョンの 検討 ,小 児が ん看護 ,2,126-130 塩 川 朋 ギ 他 (2007)検 査 ・処 置 を受 け る ど も に 対 す るプ レパ レー ションヘ の 期 待 親 の 視 点 を通 して ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看 護 ,37,95-97 f‐. "し て い られ る か か わ り と は ,日 “ 加 藤 令 子 (2008)痛 み を伴 う治 療 や 検 査 を受 け る年 長 幼 児 へ の 「 伝 え 方 」 に 関 わ る 看 護 援 助 子 ど もが 安 心 本 看 護 科 学 会 誌 ,28(3),14-23 平 直 美 他 (2008)幼 児 後 期 の 子 ど もへ の 内 服 指 導 の 効 果 内 服 指 導 の プ レパ レー ション を試 み て ,日 本 看 護 学 会 論 文 集 :小 児 看 護 ,38,340-342. 岡崎 裕 子他 (2008)計 入院 をす る 千ど もへ の プ レパ レー シ ョンの 効 果 の 検討 ,神 戸市看 護大学紀要 ,12,21… 29 三 本佳 代他 (2008)臨 地実 習 にお け る小児 へ の 説 明 と同意のあ り方 につ いて 紙 芝 居 を用 いての プ リパ レー シ ョンを実 施 して ,日 本看護学 会論 文集 :小 児看護 ,38,343-345 児の療 養環境 にお け る遊 び ・ プ レパ レー シ ョン・ その専 門家の導 入 につ い ての検 討 ,小 児 保健研 究 ,66(1),61-67 田中恭 子 他 (2007)月 ヽ Lml‐. Ⅱ. 療 養環境. 米 山 雅 子 他 (20()8)B県 内 に お け る 子 ど もの 入 院 環 境 に 関 す る実 態 調 査 誌 .5(1)83-93 Ⅲ 子 ど も と家 族 を ケ ア す る看 護 師. 寺田恵美 他 (2()05)子 ど もの内服 にお け る説 明 と受 け入 れ に関す る看護 師 の実態調 査. そ の他. 日本看護学 会論 文 集 :小 児看護 ,35,131-133. 児かか わ る看護 師が考 え るプ レパ レー シ ョンの 実施 と評価 ,人 間看護 学研 究 ,5,89-96 古 株 ひろみ 他 (2007)月 ヽ ‐ 小林 八 代枝 他 (2008)入 院児 に接 す る看護 師 の意識 と実践 了 ど もの最 善 の利益 に視 点 を当てて ,医 療 看護研 究 ,4(1),10-19 西村真理 子 他 (20()8)プ レパ レー シ ョンの効 果 的 な導 入のあ り方 ,淀 川 キ リス ト教病 院学術雑 誌 ,25,57-60 山 :J聟 子 他. Ⅳ. 小 児 病 棟 管 理 者 へ の ア ン ケ ー ト調 査 か ら ,神 奈 川 県 立 保 健 福 祉 大 学. (2008)幼 児 後期 の子 どもにお け る内服 の プ レパ レー シ ョンモ デ ル構 築 へ の試 み ,日. 本小児看護学 会誌 ,17(1),16-22. 児看護学実 習 にお け る プ リペ レー シ ョンか らの学生 の 学 び,愛 知 きわみ看護 短期大 学紀 要 ,4,H7-127 磯 部 尚美 他 (2008)月 ヽ 高橋清子 (2004)日 本 の 小児看護 にお け るプ リパ レー シ ョンに 関す る文献検 討 ,日 本小 児看 護学 会誌 ,13(1),83-91 涌水理 恵 (20()6)日 本 の小児 医療 にお け るプ レパ レー シ ョンの 効果 に関す る文献 的考 察 ,日 本小 児看護学 会誌 ,15(2),82-89. a:介 入研 究 bi比 較研 究 c:量 的研 究 d:質 的研 究 c:文 献研 究 f:そ の 他 1:外 来 2:病 棟 3:連 携 4:そ の 他.

(5) 石川稲江. 他 :小 児看護領域 にお けるプ レパ レー シ ョンに関す る国内文献 の検討. 129. て ,小 児看護特有 のポ イ ン トが具体 的 に示 した もの を. 特徴 的 で あ る と考 え られ る。 量 的研 究 で は (雨 宮 2007),手 術 の 説 明方法 で の 子. 開発 して い た。 そ して ,手 術 を受 け る小 児 のための効. どもの 反応 を担 当看護 師 と家族 にア ンケ ー ト調査 を実. 果 的 なプ レパ レー シ ョンの 開発 をテ ーマ に した研 究 で. 施 した結果 ,予 測 で きな い こ とは子 どもに とって大 き. は (岩 崎 2007),ツ ール の 内容 は,子 どもの視 点 で遊. な不安 を持 たせ る要 因にな る ことを明 らか に し,大 人. びの要素 を取 り入 れた ものが よ く,ツ ー ルで は表現 し. に比 べ 経験 が 少 な く予 沢Jが 困難 で あ る子 ど もに対 し. きれ ない体験 が あ るこ とを看護 師が認識 し,術 前後 を. て,実 際 に物 を見せ て触 れ る ことと,手 術室 までの通. 通 して タイ ミングを大切 に した コ ミュニ ケ ー シ ョンを. 路 を一緒 に歩 くこ とや視覚 的 に繰 り返 し関わ りを持 つ. して い くこ とが必 要 で あ る と して い た。小 児 と親 に効. ことが必要 で あ る と報告 して い た。 これ は,予 測 の 困. 果 的 な術 前 オ リエ ンテ ー シ ョン を行 う に は 病 棟 看 護. 難 な子 ど もに ,実 際 の 物 に触 れ た りす る体 験 を通 し. 師 ,手 術室看護 師 の双方が活用 で きるツー ル を開発す. て,子 どもな りの意味 づ け を して理解 で きる もの と考. る こ とは意味が あ り,確 か に病棟看護 師 と手術室 の看. え られ る。. 護 師 との連 携 した ツール は重 要 で あ るが ,計 画 された. 質 的研 究 にお い て は ,参 加観 察 (石 川 2008)と 半 構 成面接 (加 納 2008)の 研 究 で あ った 。参加 観 察 で. 手術 の場合 で あれ ば,外 来 の看護 師 も含 めて行 う こ と で よ り効果 的 になる と考 え られ る。. は,手 術前後 の親 か ら子 どもへ のサ ポ ー トの実際 とそ. 2)採 血 ・注射 につ いて. の 関連要 因 につい て検討 し,そ の結果 「子 ど もへ のサ. 採 血 ・注射 に関す るプ レパ レー シ ョンの研 究 は,介. ポ ー トが 多 い群」「子 どもの取 り組 を見 守 る群 」「子 ど. 入研 究が 8件 で最 も多 く全 てが採 血 の研 究 で ,3件 は. もの不安 の表 出や軽減 を図 ろ う とす るサ ポ ー トが少 な. 研 究 の フ イー ル ドが外 来 で あ つた。幼児期 の子 どもに. い群」 に分 け られ ,親 か ら子 どもへ のサ ポ ー トに影響 発達 につ い ての 親 の捉 え方」「子 ど もの手術 に関す る. 対するプレパ レーションの用具としては,【 キャラク ターをモデルにした写真】【 絵本・布絵本】 紙芝居】【 ごっこ遊び】などであった。キヤラクターをモデル 【. 親 の見通 しや不 安」 の 3つ が見 出 された と報告 して い. に した採血 の様子 を写真 で説 明す る小 児外 来 での研 究. た。 手術 を受 ける幼児期後期 の子 どもの親 の援助 と し. では. て,親 の手術 に対 す る受 け入 れ ,不 安 の軽減 を 目指 し. の工 夫 と して プ レパ レー シ ョンを取 り入 れて援助 した. た援助 ,親 か ら子 どもへ の積極 的 な関わ りの必 要性. tか ら自分 に,起 こる 結果 , 子 どもが 矢日りた い こと, こオ. を与 える要 因 と して ,「 子 どもの年齢」「子 どもの認知. ,. (川. 合 2004),子 どもが主 体 的 に採 血 に臨 むため. 親が取 れ る役割 につ い ての 説 明や看護 師が モ デル を示. こ とを発達段 階 に合 わせ て繰 り返 し説明す る こ とで. す こ とが必 要 で あ る と して い た。 また ,半 構 成面接 で. 採血 を受 ける子 どもが 見通 しを持 ち,場 面 を達成 した. の研 究 で は,術 前 の保護者 か らの説 明 を子 どもが どの. と実感 で きる よ う家族 を含 めて支援 して い くこ とで 意. よ うに理 解 して手術 に臨んだか ,術 後 どの よ うな変化. 欲が持続 し子 どもの理 解 へ とつ なが る として い た。 紙. があ ったのか を明 らか に し,そ の過程 に関与す る要 因. 芝居 を使 っての研 究 で は (平 野 2006),採 血 を受 け る. を明 らか にす るこ とを 目的 に行 った結果 ,子 どもは母. 幼 児 期 の 入 院患 児 に対 して プ レパ レー シ ョンを実 施. 親か らの説 明 を言葉 どお りそ の まま理解 して い た こ と. し,子 どもの意思 を尊重 した看護介入 の過程 か ら効果. や ,子 どもの術 後 の 変化 は母親 の捉 え方 に よって異 な. 的 な方法 を検討 して い た。 また ,布 絵本 を使用 して集. り,特 にプラス変化 は子 どもに納得 して手術 を受 けて. 団 で行 った研 究 で は (宮 前 2007),布 絵 本 は患 児 の心. ほ しい と説 明 した母親 の思 い に関与 して い た と して い. をひ きつ けたが ,プ レパ レー シ ョンの効果 にはつ なが. た。 看護 師 は母親 あ るい は養育者 と術前 か ら関わ りを. らなか った として ,イ 固にあ わせ た プ レパ レー シ ョンが. 持 って ,い. 必要 で あ る として い た。 これ は 自己中心 的 な発達段 階. い 関係性 の もとで具体 的 に子 ど もと関わる. よ うに説 明す るこ とが必 要 で あ る と考 え られ る。 その他 の研 究 と して ,手 術 を受 ける子 どもと親 に効 果的 なプ レパ レー シ ョンを行 うため に,看 護 師が使用. ,. を考 えて も集 団遊 びでの プ レパ レー シ ョンは 困難 であ った もの と考 え られ る。 比較研 究 は 2件 あ り,幼 児期 の子 どもに 【 紙芝居】. す る「ポ イ ン トハ ン ドブ ック」 の 開発 を して い た (門. 絵本】を用いた小児外来の研究では 【. 馬 2007)。 小児看護 になれて い な い 看護 師 は,子 ど も. 採血 で感 じた痛みに対する行動 をもとに,外 来で採血. との コ ミュ ニ ケ ー シ ョンに困難 を感 じて い た。 そのた. を受ける子 どもに行 うプレパ レー シ ョンの有効性 を検. め に,「 ポ イ ン トハ ン ドブ ック」 の 内容 は ,抽 象 的 な. 証す ることを目的に研究 していた。研 究の参加者 は介. 表現 を最小 限 と し,写 真 を載 せ ,具 体 的 な もの に し. 入群 が 54人 と観察群 が 64人 で ,2群 に分 け て FS. (佐 藤 2007),.

(6) 130. 甲南女子大学研 究紀要 第 4号. 看護学 ・ リハ ビ リテ ー シ ヨン学編 (2010年 3月. ). VAS(VisuJ Analoguc ScJc)で 比 較. か ら子 どもの採 血場面 を分析 した。子 どもが主 体 的 に. した結果 ,介 入群 は観察群 の子 どもよ り痛 み を弱 く示. 採血 に向か うため には看護 師 の子 どもの 能力 に対す る. し,CHEOPS(Children's Hospital of Eastern Ontario Pain. 正 確 な理解 に もと基 づ いた プ レパ レー シ ョン技術 ,採. scab)に お い て は 観 察 群 と介 入群 の 子 ど もの 痛 み に. 血時の子 どもの抑制 に関す る技術 ,親 の採血場面 にお. 対す る行動 の 違 い はみ られ なか った とし,外 来 での採. ける参加 の あ り方 ,採 血後の子 どもの頑張 りを認 め る. 血 を受 ける子 どもに行 った プ レパ レー シ ョンは子 ども. 看護 師 の誠実 な関わ りが重要 で あ る ことを報告 して い. の痛 み に対 す る行動 か ら評価す る と影響 を与 えなか っ. た。. (Face Scale)と. た もの の ,子 どもの示 した痛み の 程度か ら評価 す る と. 以上 の ことか ら,採 血 ・注射 にお ける小児外 来 の看. 子 ど もが 感 じる痛 み の 軽 減 に は 有効 で あ る と して い. 護 と しての プ レパ レー シ ョンは,対 象 の子 どもの アセ. た。 幼児期 の子 どもと家族 が外来受診 を した とき,最. スメ ン トを して ,子 どもの発達段 階 にあ った プ レパ レ. も多 い痛 み を伴 う採血 にお い て ,紙 芝居や絵 本 を用 い. ー シ ョンをす るこ とや ,子 どもの親 にプ レパ レー シ ョ. て プ レパ レー シ ョンを行 う ことは,こ れか ら行 われ る. ンの必要性 を理解 して もらって ,子 どもが主 体 的 に採. 採 血が どの よ うに され るのか イメー ジで きる こ とに よ. 血 に望 め る よ う看護 師が支援 す る こ とが重 要 であ る と. り,心 の準備 がで き子 どもの頑張 る力 をひ きだ し,痛. 考 え られ る。. 3)検 査 ・処 置 について. みの軽減 に有効 であ る と考 える。 量 的研 究 は 1件 で あ った。 プ レパ レー シ ョンを行 っ て い くため に,そ の 「母親 の思 い」 と子 どもの年齢. ,. 検 査 ・処 置 に関す る研 究 は 介 入研 究 が 6件 で あ っ た。幼児期 の子 どもへ の研究 に使用 して い た プ レパ レ. 採血経験 あ りの母親 は,事 前説明 を必要 とし,採 血経. ーションの用具は 【 フィンガーパペ ット】 木製模型】【 キワニス ドール】【 医療用具】で 人形説明手順書】【 【 ーパペ ットを使用した研 あった。木製模型やフインガ. 験 の な しの母親 は,事 前説明 を必要 と しなか つた。 ま. 究 で は (三 原 2006),CTや. た採血 の事前説明 の必 要性 と子 どもの 年齢 に関係 はな. 心理 的準備 と して ,模 型 を用 い て子 どもの イメー ジづ. く,採 血 の 説 明 を必要 とす る母 親 の 6∼ 9割 が ポ ジ ユ. くりを促進す るための効果 的 な看護介入方法 を導 き出. テブな思 い であ つた と報告 して い た。 この こ とは,外. す こ とを 目的 して行 った結 果 ,看 護 介入方法 と して 5. 来 で採 血 を始 めて体験 す る子 どもの 親 にプ レパ レー シ. つ を抽出 していた。それは①子 どもと親 の状況アセス. ョンの必要性 を説明 して行 うこ とが必 要 と考 える。. メン ト,② 子 どもへ のイメージづ くりの導入,③ 子 ど. 採血経験 との 関係 を明 らか にす るこ とをテー マ に,98 人の母親 に 質問紙調査 を した研 究 で は (戸 井 2008),. MRIの 検査 へ の子 どもの. 質的研 究 は 3件 であ った。 親が とらえた子 どもが採. もの イ メージ作 りの促進 ,④ 子 どもの イメー ジの 強. 血 を受 け入れ るプ ロセス を明 らか にす る小児外 来 の研. 化,⑤ 子 どものイメー ジの喚起であった。CTや MRI. 究 (鈴 木 2007)で は,3∼ 9歳 の 22人 とその親 を対 象. は子 どもたちが普段余 り目にす ることが無 い医療器械. に面接 を行 った結果 ,親 が とらえた子 どもが採 血 を受. である ことか ら,よ り具体的 な木製模型などでイメー. でき け入れるプ ロセスは 《採血へ の抵抗》《採 血 を “ "と "か “ い う自 どうかの見積 もり》 (採 血 で きる る. ジ作 りがで きるため必要 と考え られる。静脈麻酔下で 髄注 をうける小児がんの子 どもの認知に変化 をもたら. 信〉があ り,こ れ らの間に推移が認め られ,《 採血 ヘ. した医療者 の関わ りについて明 らかにする ことを 目的. つ らい体験 の記憶〉 と相互に影響 し,プ の抵抗》 は 〈 ロセスの推移 には 《採血 を “しよう"と 思 うきつか. に した研究 (橋 本 2007)で は,処 置前 の 関 わ りは. ,. け》が影響 していた結果か ら,採 血 を受ける子 どもヘ. 「プレパ レーシ ョンの時期」,「 子 どもの興味 や関心 を 引 くプレパ レーシ ョン」「プ レパ レーシ ョン・ツール. の看護 は採血前 のアセスメン トと介入の必要性 ,採 血. の選択」「説明内容」 であった。 また処置中の関 わ り. の受け入 れを促進するための援助 のポイン トは,協 力 的に採血 を受けてい る子 どもへ の援助 の必要性 を述べ. では,「 子 どもの タイミングに合わせる」「子 どもの交 渉 に応 える」「子 ども自身が見出 した対処方法 を支持. ていた。. す る」「保護者が付添 う」 で あ った。 さらに処置後 の. 文献検討 では,小 児の採血場面におけるプ レパ レー シ ョンの 13文 献 を分析 し,プ レパ レーシ ョンを実施. 関 わ りの 中では,「 子 どもが体験 した ことを振 り返 る 機会 を持 つ 」「子 どもの望 む世 界 をつ くる」 であ っ た。 また,医 療者が一方的 に説明するのではな く,興. して い くうえでの課題 につい て考察 した研究 (奥 山 2008)結 果では,《 親 の意識》《子 どもへ のプレパ レー. を引 くかか わ りに よつて ,子 どもはプ レパ レ 味や関花ヽ. シ ョンの実施 の評価》《看護師 の意識》 の 3つ の視点. ー シ ョンを受 ける こ とがで きた と して い た。検査 を受.

(7) 石川 T冨 江. 他 :小 児看護領域 にお け るプ レパ レー シ ョンに関す る国内文献 の検討. け る子 どもに対 して ,検 査 の前 ・中 ・後 の子 どもとの. 理解 や内服行動 の 変化 を知 るこ とを 目的 に し,内 服指. 関 わ りは情緒 が 表 出で きる働 きか けが重要 と考 え られ. 導 の プ レパ レー シ ョンを行 い ,そ の結果 は多 くの子 ど. る。. もに積極 的 な内服行動 の 変化 や認識 の 変化が見 られ. ,. 心臓 カテ ー テ ル検査 を受 ける子 どもの下 肢 の抑制 を. 子 どもにわか りやす く説 明す る こ とで ,子 どもな りに. 最小 限 にす るため に,模 型 と人形 を用 い た プ レパ レー. 理解 がで きる こ と,児 が 自分 の思 い を表 出す るため に. シ ョンを実施 し,効 果 的 な介入方法 とそ の効果 を明 ら. は,看 護 師 の 関 わ りや環境 を配慮す るこ とが重 要 で あ. か にす る研 究 (半 田 2008)で は ,効 果 的 な介 入 と し. る と述 べ て い た。 内服 につい ての プ レパ レー シ ョンは. て ,「 子 ど もの親 の準 備性 をアセ ス メ ン ト」 し,タ イ. 1件 の み で あ ったが ,慢 性 疾 患 の 子 ど もの 内服 援 助. ミングを見極 め「 イメ ー ジづ くりの導入」 を行 い ,ご. は,子 どもが 服薬す るの に 1時 間以 上 もかか る例 もあ. っ こ遊 び を して子 ど もの イメ ー ジ を読 み 取 りなが ら. るこ とを考 える ともっ と多 くの研 究が期待 され る。退. 「 イメ ー ジづ くり」 を し,「 イメー ジ強化」 で模 型 を貸. 院後 の子 どもと家族 の支援 にお い ては,外 来看護 師 と. し出 し検査 の リハ ーサ ル を促 して い った。検査 の前後. の連携 も不可欠であ る と思 われ る。. の処置 のたびに継続 的 にイメ ー ジを喚起 す るこ とが 有. 入 院 の説 明 につ い て は,ビ デオや実際の病棟 を撮 影. 効 で あ った と して い た。 これ は子 どもに とっての安静. しパ ンフ レッ トを作 成 した研 究 (岡 崎 2008)報 告 で. は苦痛が強 く,イ メ ー ジが つ い て も守 る こ とは難 しい. は,ビ デオや病 院見学 ツア ー を取 り入 れた入 院生活 に. ため ,継 続 的 にイメ ー ジを喚起す る こ とで効果 的 とい. 関す るプ レパ レー シ ョンの実施 は子 どもと保護者双方. える。. に効果 が あ る と して い た。子 どもの同意 につい ては. ,. 質的研 究 で は,痛 み を伴 う治療 や検査 を受 ける年長. 紙芝居 を使 った研 究 (三 木 2008),4∼ 6歳 の子 どもに. 幼児 へ の伝 え方 に関わる看護援助 の あ り方 を導 き出す. 臨地実習 の前 にプ レパ レー シ ョンを実施 して実習 に及. こ とを 目的 に,患 児 22名 を参加観 察 ,看 護 師 36名 に. ぼす影響 と対象年齢 の妥 当性 につい て行 われ ,子 ども. 半構 成面接 を 3∼ 6歳 の 子 ど もを参加 者 と して い た研. に学 生 へ の興味 を抱 かせ ,積 極 的 に実習 を受 け入 れ ら. 究 (加 藤 2008)で は ,痛 み を伴 う治療 や検 査 の 受 け. れて い た と し,紙 芝居 に よる説 明 は児 の理 解が得 られ. る年長幼児が安心 した状態 で い られ るための看護援助. やす か った と しなが らも,興 味が薄 い子 どもに対 して. と して ,「 共 感 しなが ら向か う」 とい う看護援 助 の プ. プ レパ レー シ ョンの 内容 を考慮す る こ とが必 要 であ る. ロセスが抽 出 されて い た。 この プ ロセスは看護 師 の子. と して い た。 予定入 院す る子 どもと家族 へ の入 院説 明. どもの存在 に対す る認識 であ る 5つ の カテ ゴ リー か ら. は,外 来 の看護 師が病棟 と連 携 して ,ビ デオや病棟 の. 抽 出 されて い た。 看護 師 の前提 と しての子 どもの存在. パ ンフ レッ トを使用 して プ レパ レー シ ョンを行 う こ と. が土 台 となっていた。共感 しなが ら向か う とい う看護. で ,入 院す る病棟 の イメ ー ジがで き安心 で きる もの と. 援助 プ ロセス は,看 護 師が 「子 どもは主 体 的 に取 り組. 考 える。. め る存在 」 と認識 し,「 子 ど もと関 わ りた い 」 と子 ど もへ 近 づ き関わ り,子 どもの気持 ちに共感 しなが ら治. 2.療 養環境. 療 や検査 の 実施者 と介助者 で あ り,ま た ,保 護者 も一. 療養環境 に関す る研 究 は 2件 で量 的研 究 であ った。. 緒 に子 どもに関 わ つて ,痛 み を伴 う治療 や検査 を受 け. 医療従事者 (看 護 師 123人 ,医 師 106人 )を 対象 に し. る年長幼児 へ 行 われ る こ とを伝 える こ との意味 は,し. た研 究 (田 中 2007)で は ,プ レパ レー シ ョンや病棟. なけれ ばな らない こ とを伝 える とともに,看 護 師 と保. 内 での遊 びにつ い てア ンケ ー ト調査 を して い た。 そ の. 護者 も共 に治療 や検査 に向か う とい う安心感 を子 ども. 結 果 ,医 療 ス タ ッフはプ レパ レー シ ョンの必要性 は認. に伝 える こ とで あ る こ とを述 べ て い た。 この研 究結果. 識 し実行 した い 意欲 は あ って も,現 状 では時 間的余裕. は,子 どもが 治療 や検査 の不安や恐怖 を少 な くし治療. の少 な さや専 門的知識が不十分 で あ ることか ら,充 分. や検査 の イメ ー ジ化 がで きて ,看 護 師 と信頼 関係 を深. 実現 されて い な い こ とや ,日 本 にお い ての専 門家 の養. め るための 方法 と して活用 で きる もの と考 え られ る。. 成が確 立 で きて い ない こ と,介 入 に対す る診療報酬 の. 4)内 服 ・ 入院の説明 ・ 子 どもの同意 について. 検討 が 課題 と し,そ して 日本 の文化 ・環境 に適 した小. 内服 ,入 院 の説 明 ,子 どもの 同意 につい ては各 1件. 児 医療 にお け る遊 びのス ペ シ ャ リス トの養成が必要 で. で ,全 てが 介入研 究 で あ った。内服 に関す る研 究 (平. あ る と述 べ て い た。小 児専 門病 院 を除 い た 200床 以上. 2008)で は,紙 芝居後 に人形 を使 っての ごっこ遊 び を. の病 院 の看護師 に質問紙調査 を した研 究 (米 山 2008). 4∼ 6歳 の年長幼児 20人 を対 象 に,児 の 内服 に対 す る. で は,管 理者 に向けたプ レパ レー シ ョンの普及 に向け.

(8) 甲南女子大学研 究紀要 第 4号. 看護学 ・ リハ ビ リテ ー シ ヨン学編 (2010年 3月. た働 きか けや病棟 全体 の環境改善 が必要 として い た。. 4。. ). その他 の研 究. 療養環境 と して の人 的環境 につい ての研 究 は されて い. 学 生 の プ レパ レー シ ョンに関す る質的研 究が 1件 と. て も,物 的環境 につ い ての研究 が な い こ とが 明 らか に. 文献研究が 2件 であ った。学生が小児看護実習 にお い. な つた。外 来 にお ける医療 施設 は子 どもに とつて非 日. て実施 した プ レパ レー シ ョンの学 び を明 らか に し,学. 常 的 な空 間 であるため ,普 通 の 日常生活 に近 づ けた環 9` 日 。 欧米諸 国 は子 ど もの ニ ー ズ を考 境 が必要 で あ る. 習効果 を確 かめ 今後 の学習指導 の示唆 を得 る こ とを 目. 慮 した療養環境 を提供 し,子 どもの発達 を促進す る環. 2008)の 結果 で は,プ レパ レー シ ョンに よる学習方法. 境 と して カラフルで ,子 どもの好 む色彩 ,遊 びの材 料. は,学 生 に とって有効 な学習方法 で あ る と報告 して い. や道具 ,ご つこ遊 びが思 い っ き りで きる スペ ースが確. た。 この ことは学 生 が子 どもにプ レパ レー シ ョンをす. 保 され ,本 物 そ っ くりの 医療器具 での遊 びがで きる環. る こ とで ,子 どもとの コ ミュ ニ ケ ー シ ヨンが 円滑 とな. 境が整 え られて い るこ とを考 える とプ レパ レー シ ヨン. り関係作 りが作 りやす い こ とを明 らか に して い た。. と しての環境整備が必要 と考 える。. 的 に ,学 生 の 記 録 と メモ か ら分 析 した研 究 (磯 部. 文献研究 で は小 児医療 にお ける プ レパ レー シ ョンの 先 行研 究 を,プ レパ レー シ ョンの 提 供 時期 別 に整 理. 3.子 どもと家族 をケアす る看護 師 に関 す る研 究. し,内 容 及 びエ ン ドポ イ ン トに焦点 を当てて分析 を行. 看護 師 に関す る研究 は 5件 で全 てが量 的研 究 であ っ. い ,得 られた知 見 を統合す る こ とを 目的 に 59件 の 文. た。 プ レパ レー シ ョンの学習会 を行 っての研究 (寺 田. 献研 究 の 報告 (涌 水 2006)を して い た。 プ レパ レー. 2006)で は,学 習会前 後 で看護 師 の考 える子 どもの内. シ ョンの提供時期 別 に,内 容 及 びエ ン ドポ イ ン トの 設. 服 に対す る理解や受 け入れが で きる時期 ,内 服 の説 明. 定 には一定 の傾 向 が あ った。入院 ・手術 に対 す る心理. 内容 ・方法 の実態 が どの よ うに変化 した のか 明 らか に. 的準備 を促すの に,幼 児後期 以上 の子 どもに直接 ,子. して い た。学習会 をす る こ とで ,看 護 師 は子 どもの年. ども向 け の プ レパ レー シ ョンを実施す るこ とは必 要 か. 齢 や発達段 階 にあわせ て ,理 解 して受 け入れ られ る よ. つ 有効 であ る一方 で ,小 児期全般 を通 して保護者 の役. うに説明す るこ とが重要 で あ るこ とを認識す る よ うに. 割 は重 要 で ,付 添 う親 の精神状態 は子 どもに大 き く影. な つた と して い た。 また ,看 護 師が効果的 であ つた と. 響 す る こ とか ら,医 療者 は不安や心配 とい つた保護者. す るプ レパ レー シ ョンは どの よ うに実施 され ,ど の よ. の心理サ ポ ー トを しなが ら,親 か ら子 どもへ の説 明 の. うな視点 で評価 して い るか を分析 した研究報告 (古 株. 重要性 に対す る認識 を与 え,子 どもの発達段 階 に応 じ. 2007)で は,看 護 師 594人 の対 象 に質問紙調査 を実施. た具体 的 な説 明方法 を保護者 に提示す る必要が あ る と. した結果 ,看 護 師 が実施 したプ レパ レー シ ョンの評価. し,プ レパ レー シ ョンの介入効果 に関 しては,現 段 階. に対 す る判 断 は「検 査 ・処置が で きた」「子 ど もの 言 動 ・反応 ・様子 か ら判 断」「 子 どもの 様子 と検 査 ・処. で は比 較研 究 が少 な く,ま た研 究 間 にお け る尺 度 変. 置 の受 け入れ」「子 どもの理 解」「子 どもが納 得す る」. い た。 この研究 で は今後 の子 どもと家族 にお け るプ レ. の 5つ の カテ ゴ リーが得 られ ,処 置 な どが実施で きた. パ レー シ ョン研 究 の 方向が示 されて い る。. 数 ,評 価 時期 の 共通性 が殆 ど無 い こ とを明 らか に して. こ とで判 断 して い る こ とが 多 く,医 療者 の視点 での判 断 が 多 く,処 置後 の子 どもの ス トレスな どに対 して の. V。. 結. 論. 評価 に重 点が置 かれて い る ものは少 なか った と して い た。そ して ,幼 児後期 の子 どもにお ける内服 の プ レパ. 小児領域 にお け るプ レパ レー シ ョンに 関す る 58件. レー シ ヨンモデル を構 築す るため に,内 服 に必要 な項. の研究論文 を分析 した結果 ,次 の ような結果が得 られ. 目の抽 出 を 目的 と した,看 護 師 139人 に対す る質問紙. た。. 調査 (山 口 2008)で は ,内 服 に苦 痛 を感 じる子 ど も. て いた。今後 は この項 目を もとにモデルの構 築 を 目指. 1)最 も多か った研 究 テ ーマ は,子 どもと家族 へ の ケ ア 43件 ,子 どもと家族 をケアす る看護 師 5件 ,療 養 環境 2件 ,そ の 他 3件 に関す る ものだ った 。研 究方法 で は介 入研 究 が最 も多 く 32件 (55.2%)で ,次 いで. す必要 が あ る と して い た。 プ レパ レー シ ョンに 関す る. 量 的研究が 10件 (17.2%),質 的研 究 8件 (13.8%),. 介入研究 は多 くされて い て もモデルの構築 は殆 どない. 比較研 究 と文献研 究 はそれぞれ 3件 で あ った。 プ レパ. 状 況 であ る とい える。. レー シ ョンの介入研 究 は多 くされて い るが ,そ の効果. に対 し頑張 りを引 き出 し,健 全 な心 の 発達 を支援 で き る内服 の プ レパ レー シ ョンに必要 な 56項 目を抽 出 し. の評価 につい ては共通性が無 くそれぞ れで行 ってい る.

(9) 石川T冨 江. 他 :小 児看護領域 におけるプレパ レーシ ョンに関する国内文献の検討. 現状 で あ るため評価 で きる尺度 開発が必要 と考 え られ. 133. の研 究が必要 で あ る こ とが わか った。. た。. 2)今 回 の 58件 の文献研 究 の フ イール ドは,病 棟 が最 も多 く 38件 で ,外 来 は 6件 で あ った 。外 来 の研 究 テ ーマ は採血 につい ての研 究報告 だ け で あ ったが ,採 血 に対 す るプ レパ レー シ ョンは,子 どもが採血 の イメ ー ジが で き,心 の準備 を して採血 を主体 的 にす る ことで 痛 み を軽減 す るの に有 効 で あ り,子 どもにあ った プ レ パ レー シ ョンを実施す るためにアセスメ ン トを行 うこ とや,採 血が初めての場合 には母親に充分説明 してプ レパ レーシ ョンの必要1生 を理解 して もらうことなど ,. 小児外来看護 としてのプレパ レーシ ョンの導入 の示唆 を得 ることがで きた。 また,予 定 されてい る手術 につ いては外来 ・病棟 ・手術室 の看護師の連携でのプレパ レーシ ョンが有効 である ことが分かった。. 3)療 養環境 にお けるプ レパ レー シ ョンの研究は人的 環境 の研究 はされているが,物 的環境 としての研究 は されてい ないことが分か つた。外来においては子 ども が始めて医療 に出会 う場 であるため,非 日常的な環境 は子 どもにとって脅威 となるため,安 心 して医療が受 けられる環境 になってい るのか どうかの研究が急務で ある ことが示唆 された。. 4)小 児外来 でのプ レパ レーシ ョンの研究 は 6件 で採 血のみであったことか ら,小 児外来でのプレパ レーシ ョンが どの ようにされてい るのか現状 を把握す るため. 文. 1)及 川郁 子. 献. :プ リパ レー シ ョンは なぜ 必 要 か .ガ ヽ 児看. 書 2002; 25(2): 189-192 ヨ. 2)楢 木野 裕 美. :プ レパ レー シ ョンの 概 念 .小 児 看 護. 2006; 29(5): 542-547. 3)蝦 名美智子 :「 子 ど もと親 へ の プ レパ レー シ ョンの 普 及 」 の 報 告 .平 成 16年 度 厚 生 労 働 科 学 研 究 費補 助 金 児科 産科 若手 医 師 の確 保 (こ ども家庭 総 合研 究事 業 )ガ ヽ ・育成 に関す る研 究分担研 究報告 2004 4)蝦 名美 智 子 :子 ど もが安 フとヽで きる医療 一 プ レパ レー シ ョンの勧 め 一.外 来小児科. 5)蝦 名美 智 子 児看護. 2005;8(4):400-401. :わ が 国 の プ レパ レー シ ョンの 状 況 .小. 2006;29(5):548-554. 6)Thompson,R.Ho Stanford G。. /小 林 登 監訳. :病 院 にお. けるチ ャイル ドライ フ.中 央法規 1981. 7)蝦 名美 智 子 ,二 宮 啓 子 ,半 田浩 子 他 :小 児 が 手術 を 受 け る際 の 説 明 に つ い て の 報 告 .神 戸 市 看 護 大 学 2005; 19: 93-104. 8)平 田美 佳 看護. :チ ー ムで 引 き出 そ う,子 ど もの力 .小 児. 2006;29(5):655-661. 9)草 場 ヒ フ ミ :子. ど もの ケ ア環 境 に い け る看 護 の 課. 題 .日 本小 児看護学会. 2004;14(1):43-48. 10)野 中淳 子 ,梶 山祥 子 ,小 原 美 江 他 :子 ど もの病 院環 境 とプ リパ レー シ ョン. 神 奈 川 県 立保 健福 祉 大 学 誌. 2006; 3(1):2-9 11)田 中恭子 :プ レパ レー シ ョンガイ ドブ ック.日 総研 2007.

(10)

参照

関連したドキュメント

本学級の児童は,89%の児童が「外国 語活動が好きだ」と回答しており,多く

2.認定看護管理者教育課程サードレベル修了者以外の受験者について、看護系大学院の修士課程

一方、介護保険法においては、各市町村に設置される地域包括支援センターにおけ

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア

では,訪問看護認定看護師が在宅ケアの推進・質の高い看護の実践に対して,どのような活動

育児・介護休業等による正社

本案における複数の放送対象地域における放送番組の

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児