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山口県山陽小野田市立高千帆中学校改善プラン-学校経営ビジョンの共有化と組織力を活かした教育実践-

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Academic year: 2021

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(1)  山口県山陽小野田市坐高キ帆中学校学校改善プラン ー学校経営ビジョンの共有化と組織力を活かした教育案銭一 専 攻. 教育実践高度化専攻. コース.  学校経営コース. 学籍番号.  P08011F. 氏 名.  山本 時弘. はじめに. 向上プロジェクト」を実施し、「読み・書き・計.  今日の教育改革は、「第三の学校経営改革」と. 算」のモジュール授業による脳の活性化と基礎学. 言われ、学校に関しては、自主性や自律性の確立. 力の定着、生活改善を目指した研究実践に取り組. が強調され、アカウンタビリティを明確にするこ. んできた。平成20年には教育特区の認定を受け、. とが求められてきている。学校改善という言葉も、. 小・中学校に「総合基礎科」を新設し、成果の検. 学校に携わる当事者の主体性や自律性に注目して. 証を図りながら実践している。. いる。学校の目指す方向性や負うべき責任を明確.  また、市内小・中学校の担当を指導主事に割り. にして、信頼される学校づくりを目指すことが改. 振り、学力向上に関わる担当者会議を定期的に開. 革の最大の目的と理解する。本改善プランでは、. 催するなど、学校との繋がりの強化に努めている。. 学校が有する人的・物的・文化的諸条件を教育活 動へ統合的かつ有効的に機能させるべく組織的な 取組について考察し、「学校力」向上の一助とな ることを目指し、提案を行うものである。. 第2章 高千帆中学校の概要                     くしやま.  17学級の中規模校で、市中心部の小高い楴山. の丘の上にある。周りは緑に囲まれ、教育的環境 に恵まれている。保護者、地域は学校教育に対し. 第1章 山口県、山陽小野田市の教育をめぐる. て協力的であるが、生徒の家庭環境の差は大きい。.   動向. 近年、生徒指導上の問題行動が多発し、教頭複数.  県教委は、平成10年に「山口県教育ビジョン」. 配置制度を導入して、生徒指導の強化や人間関係. を策定以来、『夢と知恵を育む教育の推進』を基. づくりの指導に努めてきた。問題行動も減少傾向. 本目標に据え、実行計画を策定し展開している。. にある。市のプロジェクトヘの取り組みや授業評.  組織力の強化と連携の面では、法改正による新. 価の導入など、授業改善にも取り組んできている。. しい職の設置について、現行教頭複数配置制度や.  プラン作成にあたり、生徒の生活や学習面、及. 主任制度、教育力指導員制度との関係や課題等を. び教職員組織について、3カ年の学校評価結果の. 捉えつつ慎重に検討、着手している。また市・町. 分析や学校経営診断、教頭複数配置教職員意識調. 教委には、申請方式で特色ある教育活動を支え推. 査を実施し分析を行った。. 進を図る充て指導主事の配置や、指導主事の学校 担当制の奨励等、連携を深める取組を行っている。. 第3章 高千帆中学校改善プラン.  学校評価についても、r学校評価書」の作成、. 1 改善プランの方向性. 教職員評価制度との具体的な連動も示し、完全目.  分析による課題や望まれる対応を踏まえ、(1). 標管理型実施による取組強化を図っている。. 教職員のモラールの向上と学校経営ビジョンの共.  市教委は、平成18年度から「生活改善・学力. 有化、(2)目標管理と参画・協働意識の醸成、(3). 一22一.

(2) ミドル・アップダウン・マネジメントの確立とr学.  式の授業研究会を先進地区の研究実践を参考. 習する組織」づくりの柱を立てた。.  に、現行の授業評価との連動を図る研究会を提.  教職員の学習機会について、研修以外の管理職.  案じた。チーム、組織による学習への拡大を図. のマネジメント等、無意図的な育成活動が注目さ.  る。また、CRT実施による学力向上プランの. れている。インフォーマルな学習とフォーマノレな.  評価検証や、検証結果からrシラバス」作成を. 学習の双方を遊離させず、考えていく必要がある。.  具体的に提案し、その効果についても論じた。 (2)r豊かな人間性を育む取組」. プランの基盤は、学校をr学習組織体」として捉 え、実践と研修の一体化、「学習する組織」づく.   総合的な学習の時間を活用した「自己実現創. り「組織学習」の活性化が軸であることを示した。.  造学習」(キャリア教育十市民の自覚を培う地. 2、教職員のモラールの向上と学校経営ビジョン.  域学習)のカリキュラム開発について具体的に.  の共有化 (1)年度始め教職員研修会兼職員会議の実施.  提案を行った。. (3)「基本的生活習慣の確立」一自治能力を持っ.   教職員の視座を高め、参両する意識を醸成す.   た生徒集団の育成.  るため、年度始めに管理職のリーダーシップの.   生徒会選挙の改革、リーダー研修会(生徒会.  もと、主任との協働による研修会兼職員会議の.  ビジョンづくり)、r基本的生活習慣自己評価表」.  実施を具体的に提案した。現状分析に基づき新.  の生徒会との合同作成等を提案し、学校ビジョ.  たな中期目標、短期目標も提案した。.  ンとの連動、主体的な活動、生徒自身の自己評. (2)目標管理と参画・協働意識の醸成.  価による生活改善を図る手立てを提案した。.    r学校自己目標シート」の作成し、中期目標. 5.学校評価システムの確立.  毎に主管の校務分掌部を定め、各部によるシー.  「学校自己評価シート」を作成、活用による、.  ト作成を提案した。作成過程の中で、分掌や学. 主管部チーム主体の評価による教職員の全体を見.  年間のコミュニケーションの活性化、具体的な. 通し構造としてみる力の育成、外部評価委員会の.  活動を考案することで、ビジョンが活動欲求に. 確立、実践報告会による評価・改善活動の活性化.  まで高まることもねらった。提案した中期目標. を図る手立てを提案した。.  に基づく学校自己目標シート案も提案した。 3.ミドル・アップダウン・マネジメントの確立と. 第4章 改善プランの実現に向けて.  「学習する組織」づくり. 1.改善プランの進め方.  組織の課題に対応すべく、企画委員会の機能拡.  3年計画の改善への仕組みつくり(基盤形成. 大、ミドル・アップダウン・マネジメントの確立に. 期)、ミドル・アップダウン・マネジメントヘの. 向けた検証と提案を行った。また、実践への「新. 漸次移行(充実期)、学習(研修)実践のまとめ. しい意味づけ」として「学習する組織」づくり(主. (定着期)に分け、方向性を示した。. 管校務部が学習チーム)を行い、短期(重点)目. 2.実施上配慮すべきこと. 標をテーマとして学習実践を図ることを提案し.  多1亡感の軽減に向けて、職務と物理的時間、心. た。会議の整理、目的とルールを定め、r学べる. 理的時間の関係2点に着目し提案を行った。. 会議」についても考察し、提案した。.  プランの基盤である「組織学習」を進めるべく. 4 具体的な教育活動の実践. 校長のリーダー行動を考察し、提案した。. (1)「確かな学力の定着を目指した取組」.   学び合い活動を取り入れたワークショップ方. 修学指導教員  加治佐 哲也. 一23一.

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参照

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