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病棟から在宅へ働く場を移した看護師の新たな役割の認識

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Academic year: 2021

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病棟から在宅へ働く場を移した看護師の新たな役割

の認識

著者

駒井 和子

発行年

2016-03-10

(2)

氏 名 駒井 和子 学 位 の 種 類 修 士(看護学) 学 位 記 番 号 修 士 第 205 号 学位授与年月日 平成28年3月10日 学位論文題目 病棟から在宅へ働く場を移した看護師の新たな役割 の認識

(3)

論・文  内  容  要

※整理番号 (ふりがな) 氏   名 (こまいかずこ) 駒井 和子 修士論文題目 1 1 l l 病棟から在宅へ働く場を移した看護師の新たな役割の認識 く研究の目的> 病棟から在宅へと働く場所を移して3年未満の新任期にある看護師が役割移行の過程 でどのような体験をしているのかを明らかにすることを目的とする。本研究の結果は新 任訪問看護師の現任教育体制を整えるための一資料となる。 く研究の方法>・ 研究デザインは質的園子探索型研究を行った。病棟経験3年以上持つ新任期の訪問看 護師10人を対象に半構成的面接を行フた。面接の逐語録を役割移行の理論に基づき本研 究では在宅における看護の環境、在宅における看護の特徴、役割の変化に対する受け止 めについて看護師の体験す昌内容を明らかにした。 く結果> 病棟とは違う看護の環境として認圃された内容は、物理的環境以外に介護保険の契約 下でかつ療養者と看護師の二者のみの空間で看護が行われることであった。在宅におけ る看護の特徴としては、訪問看護利用者との間の信頼関係の構築、限られた情報での病 状判断、より自律性を求められる看護の展開、多職種との臨機応変に協働することであ った。新たな環境での看掛こ対する受け止めとしては、古い役割との間での葛藤、また 新たな役割に対する戸惑いや重圧感を感じていた。理想的な看護ができるなど在宅での 看護にやりがいを感じている人もいたが語りとしては少なかった。 く考察> 新任期の訪問看護師は過去の病棟での体験を通して訪問看護での新たな括動を意味づ ける。在宅と病棟という環境の違いから生じる新たな役割がある。在宅では医師も同僚 もいない中看護師が単独で判断をすることを求められ新任期の訪問看護師は重圧感を感 じる。しかし、労働環境の違いも新任期の訪問看護師の役割移行に関連していることが わかった。今回の対象者は病棟での勤務では業務をこなすことが精一杯で個別性のある 看護を提供する機会を十分に保障されていなかった。このため在宅へ働く場を移した際 に療養者との人間関係の構築や主体的な看護の工夫などに戸惑いを感じていると考えら れた。 新任期の訪問看護師の現任教育プログラムへの提言である。まず、シミュレーション の手法を用い単独で判断の必要な事象をモデル化し擬似的に体験する機会をつくり、単 独判断の場面を実感として認識できるような教育プログラムが有効と考える。また、訪 問看護の契約者である療養者との信頼関係を効果的に構築するためのコミュニケーショ ン能力を向上させることも必要である。 <総括> 現在師任訪問看護師の現任教育は各訪問看護事業所に委ねられている傾向にある。し かし、役割移行を促進するためには体系だった教育体制が必要であると考えられる。

(備考)1.研究の目的・方法・結果・考察・総括の順に記載すること。(1200宇程度)

2.※印の欄には記入しないこと。

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