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Detection and prevalence of chronic obstructive pulmonary disease in a cardiovascular clinic : evaluation using a hand held FEV_1/FEV_6 meter and questionnaire.

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Academic year: 2021

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(1)

Detection and prevalence of chronic

obstructive pulmonary disease in a

cardiovascular clinic : evaluation using a

hand held FEV_1/FEV_6 meter and questionnaire.

その他の言語のタイ

トル

循環器内科外来に通院中の患者における、簡易型気

流測定器と質問票を用いたCOPDスクリーニングの有

用性についての検討

ジュンカンキ ナイカ ガイライ ニ ツウインチュウ

ノ カンジャ ニ オケル カンイガタ キリュウ ソク

テイキ ト シツモンヒョウ ヲ モチイタ COPD スク

リーニング ノ ユウヨウセイ ニツイテノ ケントウ

著者

和田 広

発行年

2012-03-09

URL

http://hdl.handle.net/10422/1404

(2)

学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与の要件 学位授与年月 日 学位論文題 目 審 査 委 員 博 士 (医 学) 博 士 第652号 学位規則第4条第1項該当 平成24年 3月9日

Detection and prevalence of chronic obstructive pulmonary disease in a cardiovascular clinic: Evaluation using a hand held FEVl/FEV6

meter and questionnaire

(循環器内科外来に通院中の患者における、簡易型気流測定器と質問票 を用いたCOPDスクリーニングの有用性についての検討)

主査 教授  三ツ浪 健 一 副査 教授  辻 川 知 之 副査 教授  藤 山 佳 秀

(3)

別紙様式3

論 文 内 容 要

コBTOMfl 〔 氏   名 わだ ひろし 和田 広 学位論文題目

Detection and prevalence of chronic obstructive pulmonary disease in a

cardiovascular clinic: Evaluation using a hand held FEVyFEVg meter and

questionnaire (循環器内科外来に通院中の患者における、簡易型気流測定器と質問票を用 いたCOPDスクリーニングの有用性についての検討) 【目的】       . COpDは世界中で擢患率、死亡率が増加傾向であり、早期発見、早期治療が重要となる。日 本での疫学研究(NICE study)では、羅息率は8.6%と推定されているが、未診断例が非常 に多いことが問題となっている。これは、スパイロメトリーの普及率が低いことが原因であ り、簡便なスクリーニング方杜が求められている。スクリーニングと方法として、国際プラ イマリケア気道グループが作成したCOPD問診票が有用と報告されているが、特異度が不十 分であり、呼吸機能の評価ができていないことが問題である。簡易型気流測定器である PiK0-6は、 FEV! (1秒量)及びFEV6 (6秒量)を評価でき、 6秒量は努力性肺活量に近似し ていると考えられていることから、 FEVFEV6が1秒率に近似しており、診断に有用である と考えられている。この研究では、 COPD問診票とPiK0-6を組み合わせて用いたCOPDのス クリーニング方法の有用性を検討することを目的とし、加えて循環器内科外来に通院中の患 者の中での未静断のCOPD患者の割合についても検討することとしたo 【方牡】 当院の循衆器内科外来通院中の患者に対して、 PiK0-6による1秒量、 6秒量の測定および COPD問診票の質問を行った PiK0-6の結果でFEVl/FEV6<70%だった患者を気流閉塞がある とし、気流閉塞があると診断された患者については、スパイロメトリーも施行した。間静票 は、従来通り17点以上をCOPDの疑いとした。 PiK0-6にてFEVi/FEV^TOyoかつ問診票で17 点以上を、 COPDゲル」プとし、それ以外を非CoPDグループとして2群に分け、 PiK0-6の結 果とスパイロメトリーの結果の関係について検討した。また、 COPDと基礎疾患との関係に ついても検討した。 【結果】 753例の患者のうち、 82人(10.9%)がPiK0-6により気流閉塞があると判定された。そのう ち、79人(10. 5%)がCOPDグループに分類された(PiK0-6により測定したFEVL、FEVfi、F町./FEVfi は、スパイロメトリーで測定したFEVi、 ⅣC. FEVi/FVCとそれぞれ有意な相関関係を示した (備考) 1.論文内容要旨は、研究の目的・方牲・結果・考察・結論の順に記載し、 2干宇 程度でタイプ等で印字すること。

(4)

(r=Q.861、 0. 751、 0.57) 基礎疾患としては、心不全と虚血性心疾患がやや羅患率が高い 結果を示した(それぞれ13.8%、 12.5%) 【考察】 PiK0-6は非常に簡便に1秒量と6秒量を測定することができ、かつ安価であることより、 以前の報告と同様に未静断の気流閉塞を検出するのに非常に有用なものである。実際にこの 研究でもPiK0-6とスパイロメトリーの割定借は非常に良い相関関係が得られた。以前より FEV!/FEVfiは、 FEV/FVCより少し過小評価になる可能性があると指摘されており、 Vandervoordeらは、 FEVi/FEVBのcutoff値を73%にすることを提案している。本研究でも 同様の傾向が得られており、 PiK0-6を用いる場合のcutoff値をどうすべきかについては、 今後の検討課溝である。 臨床では、 COPDと噛息の鑑別が困難なことがしばしばある。気管支拡張薬の吸入を行うこ とが望ましいが、スクリーニングの際や本研究のような循環器疾患を対象にしたときには、 副作用の問題もあり、あまり現実的ではない。今までの研究では、アレルギー歴や症状の問 診から晴息を除外していたが、それでは聴息合併のCOPD患者を抽出できない可能性がある。 COPD問診票は、日本人では感度が高中、ことが報告されており、それを組み合わせることに より、診断の精度を上げることができたと考えられる。 今までの循環器疾患とCOPDに関する研究において、心不全や虚血性心疾患が特にCOPDと関 連することが報告されている。今回の研究でも、同様に循環器疾患の中でも心不全や虚血性 心疾患において、他の循環器疾患より雁患率が高いという結果が得られた。 本手法のvalidation studyでは、感度72.7%、特異度94.5%、陽性的中率61.5%、陰性 的中率96.6%と特異度の高い手法であることが示され、 PiK0-6のcutoff値を73に変更し たとしても、感度、特異度はともに悪くなり、 PiK0-6のcutoff値を70とした時の手法の 方が、本研究の対象患者では、有用であることが示唆された。本手牡では、特異度および陰 性的中率の高い手酷であり、晴息患者の除外や晴息合併のCOPDを取りこぼさないという目 的の時に用いるのが非常に有用であると考えた。      ・ 【結論】 COPD間静栗とPiK0-6によるCOPDのスクリーニングは未診断のCOPD患者の抽出に有用であ った。循環器内科外来に通院中の患者に10. 5%の未診断のCOPDの患者が存在した。また、 心不全と虚血性心疾患でやや高いCOPDの羅患率であった。

(5)

別紙様式8 (課程・論文博士共用)

学位論文審査の結果の要旨

整理番号 氏 名.

和田 広

論文審査委員

(学位論文審査の結果の要旨) (明朝体1 1ポイント、 60 0宇以内で作成のこと。 )

本論文は、 COPD (chronic obstructive pulmonary disease,慢性閉塞性肺疾患)問診票と簡 易型気流測定器PiK0-6を用いてCOPDスクリーニングを行ったものであるo 循環器内科外来に 通院中の患者において、 COPD問診票とPiK0-6を施行し、その有用性について検討を行い、以 下の点を明らかにした。 1) COPD問診票とPiK0-6を組み合わせて行うことは、簡便に施行できた。 2) PiK0-6の指標はスパイロメトリーの指標とよく相関し、 PiK0-6はスパイロメトリーと 比較して有用なものであると考えられた。 3) COPD問診票とPiK0-6を組み合わせて行うことは、感度、特異度ともに優れており、有 用なスクリーニングの方法と考えられた。 4)循環器内科外来通院中の患者において、 COPD患者は心不全と虚血性心疾患を併存症とし て持つ頻度が喫煙歴と関係なく高いことが示されたo 本論文は、 COPDをスクリーニングする手法について新しい知見を与えたものであり、最終試 験として論文内容に関連した試問を受け合格したので、博士(医学)の学位論文に値するもの を認められた。 (総字数 495字) (平成24年1月24日)

参照

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