別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 第6回枚方市教育振興基本計画策定審議会 開 催 日 時 平成 28 年4月 28 日(木) 10 時 00 分から 13 時 00 分まで 開 催 場 所 輝きプラザきらら3階 教育委員会室 出 席 者 島 善信委員、竹内由紀子委員、林 文子委員、村上明子委員、 狩野史男委員 欠 席 者 西川信廣委員、農頭麻衣子委員 案 件 名 1. 枚方市教育振興基本計画 答申について (1) 審議会の答申(案)に対する市民からのご意見募集結果 について (2)枚方市教育振興基本計画答申(案)の修正案について 2.その他 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 資料1. 審議会の答申(案)に対する市民からのご意見募集 結果について 資料2. 枚方市教育振興基本計画答申(案)の修正案について 資料3. 枚方市教育振興基本計画(答申案)<修正後> 資料4. 枚方市教育振興基本計画 今後のスケジュール 決 定 事 項 会議の公開、非公開 の別及び非公開の理由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 公表 傍 聴 者 の 数 0○島会長 それでは、皆さん、おはようございます。 第6回目ということで、枚方市の教育振興基本計画策定審議会を始めます。大変ご多用の中、 委員の皆さんにご出席を賜りまして、ありがとうございます。いよいよ本日で、最終の議会とい うように運んでいただけたら、大変ありがたいと私は強く思っております。 前回までと同様、さまざまな観点から忌憚のないご意見を出していただいて、充実した審議に していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。それでは、ただいまから座って進 めさせていただきます。 本日の出席状況について、事務局からまず最初にお願いします。 ○事務局 本審議会の委員総数は7名でございます。現在、出席委員は5名で、過半数が出席され ていますので、本審議会は成立していることをご報告申し上げます。 ○島会長 ありがとうございました。 ○事務局 あわせて、資料の確認をさせていただきます。 まず、「次第」でございます。次に、資料1「審議会の答申(案)に対する市民からのご意見 募集結果」でございます。次に、資料の2「枚方市教育振興基本計画答申(案)の修正案」でご ざいます。次に、資料の3「枚方市教育振興基本計画(答申案)<修正後>」でございます。次 に、資料4「枚方市教育振興基本計画今後のスケジュール」でございます。 なお、他に参考といたしまして、教育振興基本計画の修正前のものについてもご用意をさせて いただいております。配付漏れ等はございませんでしょうか。 ○島会長 いかがですか。よろしいでしょうか。 それでは、ただいまから、これより審議に入りたいと思います。本日は、次第にありますとお り、議事として、答申についてという議事がメインでございます。これの進め方について、最初 にお諮りをして、方向づけをしていただけたらと思っております。答申についての中身でござい ますけれども、審議会の答申(案)に対して市民から意見募集を事務局でしていただきました。 数の多い少ないはいろいろ判断がございますが、極めて積極的な観点からの意見が多数あったよ うにお聞きをしております。 これについて、審議会としてどのようにお答えをするかというか、その質問なりご意見に対し てどのように考えていくかというのを最初に審議をしたいと存じております。 これは、答申の章立てをしておりますので、章ごとに進めてまいりたいと考えております。こ れが1つ目です。2つ目は、市民意見をどのように受けとめるかということの審議を終えて、そ れを受けての答申の修正という内容で、大きな2つ目の審議を行いたいと思っております。これ も既に案については、たたき台を事務局のほうで準備をしていただいておりますので、これに基 づいて皆さんのほうでご意見をいただき、審議をしたい。これが大きな2つ目でございます。 本日は、このような内容について、今申し上げたとおりの進め方で審議を進めたいと考えてお りますが、よろしいですか。それでは、今申し上げたような順番で進めたいと存じます。 まず最初の議事の1.(1)審議会の答申(案)に対する市民からの意見募集の結果について、 事務局のほうから全体について少し説明をしていただいて、続けて第2章について続けて説明を していただいて、それで審議に入りたいと思っております。よろしくお願いします。
(説 明) 事務局から、資料に基づき、審議会の答申(案)に対する市民からのご意見募集結果について と市民意見の第2章の説明を受けた。 ○島会長 ただいま事務局から、第2章、枚方市の教育の現状についての項にかかわる市民からの ご意見の要旨と、審議会としてはどのように考えていったらいいのかということについて、少し 考えを取りまとめていただいたものを説明を受けました。順番はもう不同にして定めませんので、 どこからでも結構です。全部で17のご意見を頂戴しているんですけれども、どの項目からでも結 構ですので、お気づきのところから、ご意見を出していただけたらと思います。 なお、今お聞きいただいたとおり、質問に対する、あるいは意見に対する考え方を整理すると ともに、幾つかの項目については、その意見・提案について、受けとめて、原案を修正するとい う形で対応するということも示していただいておりますので、それも含めてご意見を頂戴したい と思っております。 それでは、どうぞよろしくお願いします。 ○狩野副会長 まずやり方として、教育委員会の方で、たたき案を審議会の考え方としてつくって いただいています。この内容で修正を加えなければならない点と、それからこれで回答になって いるのだというところがあります。特に、この間の修正を加えたところを、まず検討していただ くという方向で会議は進めたらいかがかなと考えております。 また、1の質問の中で、これはちょっと違う意見なんですけれども、市民からの意見の要旨と いうところがありまして、その6行目から、いわゆる教職員の処遇ということで、これが実は、 基本方針の1から5までで全部クリアしているとは僕は考えていないんですよね、1から5の中 で、もっと本当は踏み込みたかったんですけれども、これは審議会は済みましたから、後戻りは しませんが、本当は講師・教職員のことにもっともっと触れてほしかったと思います。これは私 の考え方ですけれども、これは審議会でもう済んだことですので、この1番の、この2行につい ては、同感をしています。 だから、いじっていただく必要はないと思うんですが、基本的には、修正をされたところをま ず集中的に審議したいなというところがあります。 ○島会長 わかりました。 今のご意見、そのとおりだと私もそのように思います。ただ、議論としては、修正をするとす れば、どういう修正が妥当なのかというようなことを議論するのは、先ほど申し上げたとおり、 この議事の2番目で行いますので、少し切り分けたいと思います。それで、おっしゃっていただ いたとおり、今のところ、修正する必要があるのではないかというふうにあらかじめ原案でお示 しいただいているのは、3ページのナンバー6と7にかかわって、それから3ページの8、それ から9にかかわって、この2点ですね。それが、考え方の筋道としては、その考え方が妥当なの かどうか。ほかにも、この意見を見ると、修正する必要がある項目があるのかどうかということ にちょっと比重を置いていただいて、ご意見を求めたいと思います。 それで、原案どおりのところで修正をしましょうということになれば、ここの意見の内容は、
受けとめをいろいろ意見を出していただいたらいいと思うんですけれども、どういう方向で修正 するかは、次の項目に委ねたいと思います。そんな形で、ちょっと切り分けをさせていただきま す。 また、狩野副会長がおっしゃったとおり、重点的に行いたいんですけれども、それに私として は、全くそういう順番でやるというつもりはありませんので、修正箇所以外のところでも、ちょ っと気になったところがあれば、随時、いつでもご発言いただければ、私のほうで交通整理をさ せていただきますので、どうぞおっしゃってください。重点としては、この項目で修正するのが 妥当なのか、ほかにあるのかどうかというようなことについて、重点的にご意見をまずお聞きし ます。それでよろしいですか、では、どうぞおっしゃってください。 ○狩野副会長 それでは、いいですか、3ページの6番から向こうの修正案を今読ませてもらって、 細かいところですが、まず細かいところの表記方法の問題で、いつもこれでこだわるんですけれ ども、「小学生が戸惑うことなく安心感を持って中学へ進学できるよう、小中学校が」という箇 所ですが、以前は、みんな中点を入れてもらっているので、表記を統一していただきたいなと思 います。これは、あと2カ所出てきますので、2行目と6行目の「小中学校が」というところが あります。これは、以前に全て「小」と「中」の中に中点を入れてもらっているという経緯があ りますので、そこは統一していただきたい。 ただし、小中連携とか小中一貫ということは、これは一つの言葉でありますので、中点を入れ てもらう必要はないと思いますが、ここで少し気になるのが、上から5行目から6行目のところ です。「そのためには、義務教育9年間の指導を見通し、全国学力・学習状況調査で明らかにな った児童・生徒の学力課題や学習状況の改善を図るため、小・中学校が児童・生徒の学力向上を 柱とした取り組みを共同で実践し、小中合同の研究授業や研修会等で教員の授業力を向上させて いく必要があります。」と長々としていて、非常にわかりにくい文章になっていて、どこに主体 が置かれているのか、ちょっと読みにくいと思います。 そして、今まで、この教育振興基本計画で「学力」という言葉を掘り下げて論議したことがな いですが、「一体、学力とは何」ということについて、ここで、唐突に「学力と学習状況の課題 の改善」というところの課題の改善というのがわかりにくいところがあります。表現としてどん な表現がいいのか、適当な言葉が思いあたらないですが、これを少し審議していただきたいと思 います。 ○島会長 以上ですか。 先ほど申し上げたとおり、修正内容については、方向性ですので、これでフィクス、固定化す るということではなくて、こういう内容の修正を行いたいということなので、ここはあまり文言 のところをきちきちと文言修正は必要ないと思っております。ただ、おっしゃっていただいたと おり、先ほどの課題の解決というのは、どう考えているのですか、あるいは学力はどうかなど、 この辺は少し皆さんご意見を、出していただけたらと思います。とりあえず、事務局はどのよう にお考えか、お聞きします。どこか、今は特にコメントはないですか。少し質問もあったように 思います。 ○狩野副会長 もう少し詳しく言いますと、市長が学力向上という言葉を言っておられます。今の
奈良教育長も、学力向上ということを言っておられます。いわゆる市長と教育長が、前はそれほ ど学力向上という話ではなく、どちらかと言うと、地域で学校というものを支えていくような雰 囲気が柱であるというふうに私は受け取っていました。 ところが、唐突に学力向上というのが出てくると、この基本計画の中で、それをどのように学 力というものを捉えていったという審議はされていない。だから、ここにぽんと出てくることは、 私はものすごく違和感を感じます。 これは、市民の意見から、こういうふうに修正すると、学力とは成績のことという話になり、 人間力でなく、学力は単に試験の結果になって、それでいいのかと、ここはものすごく論議の要 るところを、こういうふうに簡単に「学力や学習状況の課題の改善」と書いてもらうと、会長は 今は文言にこだわらないとおっしゃったけれど、答申のため、私は逆に非常に文言にこだわると ころと思います。島会長は私からの意見を受けて質問をしていただいたわけですけど、これは、 どういう意味で書いておられるのかというのを聞きたいと思います。 ○島会長 誤解のないように申し上げます。文言にこだわらないというのは、ここの項目にある修 正内容の、この表記の「てにをは」にはこだわらないということでありますので、当然、内容に はこだわって、今のようにご意見いただきたいと思いますが、狩野副会長がおっしゃった、受け とめに少し以前と違いがあるのではないですかという指摘ですが、その点について、事務局はど のようにお考えですか。 ○事務局 ここでの表記については、修正内容は、市民意見ですので、また文言の使い方について は、工夫はさせていただきたいなと思います。ただ、我々は小中一貫教育というところでは、小 中一貫で何をするのかというところで、やはり市民にはわかりにくかったのかなと。その中の一 つとして、文章が、狩野副会長おっしゃるように、長くなっている。だから、非常に何が言いた いのかがわかりにくくなっているかなというのがありますけれども、我々が、なるほどそうかな と思ったのは、教員の授業力の向上であったり、小中合同の研究授業であったり、前置きは市民 意見なので置かさせていただいて、そういう内容が、体力テスト、1文で最初の原案はありまし たけれども、どう使いたいのかとか、そういうところまで踏み込んで、やはりもう少し丁寧に説 明する必要があったんではないかなという反省から、これは一応、市民意見としては修正の範囲 内に入れてもいいのではないかなという思いで、これをこのまま行こうとかということではあり ませんので、ここは文言にもこだわっていただいてかまいません。 ○狩野副会長 だから、この文言を審議していただきたいというお話でしょう。これは、我々が何 も言わなければ、このまま行くわけでしょう。 ○事務局 そうです。 ○狩野副会長 だから、意見を申し上げているわけです。 ○事務局 ですので、今おっしゃっていただいたような、これは重点がわかりにくいであるとか、 もう少し、我々も、精査がちゃんと行き届いていなかったと思います。 ○狩野副会長 その次の下の「児童・生徒の学力向上を柱とした協働の取り組み」という、この 「学力向上を柱にした」というのは、これは全くわからない。教育振興ということで、これでい いのという話になり、この1文があるために、ほかのところのほとんどの意見が、今までやって
きたここに書いてあることが、かなり薄れることになると思います。この「児童・生徒の学力向 上を柱とした」という言葉が、今までの基本方針の1から10まで、ほとんどこれに合致しない。 ○島会長 ほかの委員の皆さん、いかがですか。どうぞ。 ○村上委員 すみません、基本的なことをお聞きしていいですか。 小中連携と小中一貫は、言葉の意味としては違うことはよくわかるんですが、具体的には、ど のように変わるというふうに考えたらいいんですか。教えてください。 ○島会長 ここは、ちょっと事務局の考えをお聞きしましょう。いかがでしょうか。 ○事務局 イメージで申し上げますと、やはり小中連携というのは、本来の連携は、より小学校6 年、中学校3年生が、教員同士が常に密に連絡をとり合いながら、ともに子供の9年間を考える というところが理想であると私どもは考えています。 ただ、ここの小中連携で進めてまいりましたのは、全く小学校は小学校の文化、中学校は中学 校の文化からスタートしているところから現状がありましたので、小中連携のイメージの中で進 んできたのは、交流が進んだというイメージを持っていただけたらいいのではないかなというふ うに思います。お互いの文化を理解して、小学校ではこういうことをしていただいているんだか ら、中学校ではこうしよう。また逆に、中学校でこういうふうに引き受けるんで、小学校ではこ ういうことを考えてくれないかというところまでは全ての小中学校が進んだなというふうに、私 ども考えています。 さらに、小中一貫では、一歩進めて、先ほど申し上げたような理想の形に持っていきたいとい うのが小中一貫という形であらわせていただいたということです。 ○村上委員 ごめんなさい、先ほどおっしゃったとはどのようなことですか。 ○事務局 ともに9年を教育課程として、小学校でこういう教育課程を経てきて、こういう算数で あれば算数、国語であれば国語、こういう教育課程を経てきて、それを引き継いで中学校でどう いう教育課程で教えていくのかというのを、9年分で一緒に考えていただくというところまでは、 まだまだ、進んでいる学校もありますけれども、なかなか教科ごとにプログラムを一緒に組んで いただくというところまでは進んでいないかなと思っています。あとは、ともに授業研究をして いただいて、私どもはやはり小学校の丁寧さを中学校で学んでいただきたい。中学校での組織的 な対応を小学校でも学んでいただきたいというところまで踏み込んだ連携をしていただきたいと いう思いが、「一貫」という言葉であらわせていただいています。 ○島会長 いかがですか、わかりましたか。 ○村上委員 何となくわかりました。もう初めから9年間で考えていくという理解でよろしいです か。 ○事務局 そうですね。 ○村上委員 なるほど、そういうことですね。 ○竹内委員 ここに書かれている、線を引いてあるところは、私が今までやってきた小中連携なん です。だから、そこから小中一貫まで一歩も踏み込んでいない書き方なんです。今おっしゃった ような言葉を、算数のことをおっしゃいましたけれども、指導法の連続性とか、それから学習規 律の連続性とか、そういうことを9年間見据えてやっていきますということですね。今の説明を
聞いていたら、小学校と中学校が切れてしまった言い方のように聞こえて、私には、これなら前 と一緒な感じがします。 だから、連続してしていくというのが一貫につながっていくようなところをもうちょっと強く 書けばいいと、今おっしゃったようなことを強く書けばいいんじゃないかなと思います。 あと、学びの連続性、学習規律もちょっと抜けているような気がします。私がいたときは、学 習規律について、すごく連携をとりながらしていたのですが、そこの学習規律が学力向上につな がっていきますので、学習規律の連続性みたいなところを、だからここで、授業力の向上という だけの書き方をしているのですが、そこのところを、もう少し一貫のところに踏み込んで書かれ たらどうでしょうか。 ○林委員 小中一貫の9年間通してというのは、通したことによって、何がいいのというところが、 市民の方たちがまだわからない。私もよくわからないんですけれども、わからないところが一番 大きいのかなと思います。学力向上というのをここに出されると、狩野副会長が言われたように、 9年間通して勉強がすごくいいというイメージがついてしまい、それは少し違うのではないかと 思います。9年間同じ、分離型というのも多分、地圏によって、学校の条件によって、同じ敷地 内で9年一緒に過ごすということが無理なところも多分出てくると思いますが、それにしても1 年生の小さい子たちから9年間と言えば、子供の成長にすればものすごい幅になります。大人と 子供ぐらいの差がある子たちが一緒にずっと過ごすことによって、どういうことが育っていくの でしょうか。 今、本当に子供の数も少なくなって、地域での結びつきもすごく希薄になって、もう異年齢の 子たちが一緒に活動する場や、一緒に遊ぶ場があまりなくなってきているような気がします。そ ういう中で、狩野副会長が言われたような、生きる力などにつながって結びついていくようなと ころぐらいまで考えていけたら、9年間はとてもすばらしいものだというようなイメージが私は 持てると思います。私のイメージの話ですみません。 ○狩野副会長 こういうものは、個人のイメージでいいと思います。 ○村上委員 非常に示唆に富んだご意見だと思いました。 ○島会長 今、ご意見をお伺いしていると、2つあって、1つは、そういうこれまでの小学校とか 中学校とかという学校教育の枠組みがありますけれども、これからは小中という枠組みを超えた 9年間の枠組みで教育を捉えていきましょうという、新しい枠組みを転換する必要がありますよ と。その際に、どんな方向が大事なんですかということについての深めが必要ですよというご意 見と、もう一つは、その中で、これからの社会の中でどんな力を持った子供を育てるのかと。そ ういう広い意味で言ったら、それは学力ということなんでしょうけれども、そこの大きな、これ からの子供たちに必要とされる力イコール学力なんですけれども、それは知的能力という意味で の学力ということにだけ捉われるのを危惧して、文科省なんかは「生きる力」という言葉を使っ ているのですが、これは知的能力にとどまらないという意味です。そういう意味での、子供たち にこれから必要としていく小中9年間でつけていきたい力について、少し深めましょうという2 つの内容がありますので、それを頭で、どちらの意見を言っているのかを整理しながらご意見を 出していただけたらありがたいと思います。いずれもとっても大事な問題です。
ただ、ここの章は現状のため、枚方市の教育は、今、どういう状況にありますかということに ついて概略的に述べている部分なので、今の議論は、これからどういう方向を目指していくこと が大事なのか、とりわけ枚方らしい目指し方とは何なのかというのが、枚方市の教育振興基本計 画でありますから、それを次の章、それからもう一つの章、第4章、目指す方向性の議論の中で、 ぜひ深めていただきたいと思います。その際の土台となるのが、第3章、ここに狩野さんが提起 された、どんな子供を目指したいの、どんな力をつけたいのというのが、ここにきちんと我々が 議論して単に、知的能力ではないということが書かれています。 話が少し横道にそれて、脱線するようですけれども、今はうちの大学もご多分に漏れず、4回 生の学生さんがリクルートの真っ最中です。それで、彼らや彼女たちが痛感しているのは、どれ だけ知っているかということだけでは、いかに無力かということに毎日さらされています。今の 社会が求めているのは、知識量ではなくて、知識量はもちろん土台ですが、それを踏まえて、例 えば問われていることにきちんと的確に問題を整理しながら受け答えできる力、それから何人か でそれを意見交換しながら一つのものをつくり上げていく力など、協働性や社会性であるコミュ ニケーション力がないと、いくら勉強ができても、全然無力であることを日々さらされています。 そういう社会の状況の中で、小中学校で単に学力という言葉の中に、そういうことをきちんと盛 り込まないと、時代おくれになると思います。 とにかく、そもそも教育振興基本計画というのは、そういう5年後、10年後の教育を見越した 上での落とし込みをしないといけないので、今、提起されているところは避けて通れないとても 大事な一番大きなポイントだと私も思います。 そして、もとへ戻りますが、9ページ、10ページは、我々が議論したとおり、古くからは知・ 徳・体と言われていますけれども、知・徳・体はちょっと古過ぎるという議論もしたと思います。 今申し上げたような、特に「知」と言っても、「知識」の「知」ではなく、それをきちんと日常 生活で使いこなすことも含めて「知」である。「徳」と言っても、単に道徳心というような、あ るいは社会のルールやマナーというようなことにとどまらず、人と人とがきちんと力を結び合っ て新しいものを創造していく、そういうとこもあるというようなことも含めて、ここは議論した ので、これを踏まえた第4章になります。 だから、今のところは具体的には、ここの小中一貫のところで、6ページは言語のことで、こ の中に関連することとして、12ページ、「確かな学びと自立を育む教育の充実」のところに関連 してくることではないかなと思います。中学校区での共通の9年間の教育にかかわるところです。 その中身を、私たちがどのように見ていくべきかというところに発展していくと思いますが、い ずれにしても後段のところで、それを整理をしたいと思います。少し長々と話しましたけれども、 もう一度もとへ戻って、それでまず枠組みが変わることを、どう捉えるかというところをもう少 し深めていただきたいのと、学力の意味は、付言して申し上げましたが、そういう我々の議論の 中での共通理解だということで、少しまとめていきたいと思いますので、ご意見があれば、続け てどうぞ。 ○狩野副会長 一つのまとめ方としての定義がありまして、私が今思いましたのは、この最後の 「今後は」のところから4行下まで「進める必要があります。」これについては、何も変える必
要はないと思います。「そのためには」という手段として、こういうことですよと言う必要はな く、「そのためには」がなくても、文が非常にすっきりとしてそのまま上の内容として読めるわ けです。だから、「義務教育9年間の指導を見通し」それから「全国学力・学習状況調査で明ら かになった児童・生徒の学力や学習状況の課題の改善を図るため、小・中学校が」と、この文章 は要らないと思います。「義務教育9年間の指導を見通し、児童・生徒の学力向上をも踏まえた 協働の取り組みとして」とするほうが、非常に穏やかですっきりすると思っています。 ○島会長 わかりました。最初に申し上げたとおり、その議論は後段でしたい。改めて取り上げて、 事務局からの提案の文章もありますので、そこでしたいので、ここのところは、先ほどから少し まとめさせていただいた小中一貫ということについての方向性を改めて示す必要がありますとい うことと、学力を広い意味での学力ということを捉まえた、修正するなら、そういうことを反映 させた修正の内容にする必要がありますという、2点の確認ということにとどめて、具体的には、 今の議論をしたいと思います。後段に委ねるということで、取り扱いとしてはそれでよろしいで しょうか。。 ○狩野副会長 結構です。 ○島会長 それで、少し時間がありますので、熱くなった頭を冷ましてから、改めて2のところで 議論したいと思います。よろしいですか。 ○狩野副会長 理屈的には、私が考えていますのは、基本方策の1から10まで、どこも修正する必 要はないと思います、だから、前段の部分だけの説明はしっかりしてほしいと思っています。 ○島会長 それでは、今のところの取り扱いは、以上のようにさせていただいて、内容としては2 つあるということで、後段で議論したいと思います。それでは、あとのところはいかがでしょう。 6・7は、事務局としては、修正する方向でいろいろ検討していただいて、これ後段でします。 もう一つ、8のところも、少人数学級編制の充実のところは、少しご意見を踏まえると、修正し たほうがいいのではないかということで事務局でお示しいただいていますが、この点については いかがですか。 ○狩野副会長 よろしいですか。 ○島会長 はい、どうぞ。 ○狩野副会長 私の意見としては、この6ページのPCの点から行きますと、それからこの3ペー ジのナンバー8番のご意見、パブリックコメントの中で、この言葉を追加していただくのも結構 と思いますが、これはこの説明で、ここは特に変える必要はないというのが私の個人的な意見で す。この8番のご意見は、この文章として別に線を入れて、1行半入れていただいていますが、 別にこれはあってもなくてもどちらでもかまわないと、そんなに大きな問題ではないと思います。 ですから、別に修正する必要もないと思います。 ○島会長 ほかはいかがでしょうか。この修正内容はちょっと細かいですね。 ○狩野副会長 細かいですね。 ○島会長 今は少人数や、習熟度、ティームティーチングということは、もちろん課題になってい ますが、これからは、おそらく協働的な、あるいは主体的な、この間議論したそういう学習がポ イントですということなので、むしろ要るのであれば、そこのところです。
○村上委員 これだと、「教員の指導法の改善や授業力の向上」で、教師のほうに責任がという感 じになっており、それもあると思いますが、子供たちが自主的にや、共に、一緒に協働してなど が、なかなか出ていないと思います。 ○狩野副会長 ですから、ここの修正案の「教員の指導法の改善」と、今おっしゃったところの部 分がものすごくひっかかってきます。 ○林委員 何かここに注目されて、逆に縛られるような気がします。 ○村上委員 そういうことですね。 ○林委員 もう一つ言うのであれば、「や」とついたら、次の「や」はどこかなと私は思います。 「や」と言われたら、次の「や」はどこにあるのと皆さんは思いませんか。 ○島会長 6ページは、少人数学級編制の充実のところで、我々の議論の中で整理をされているの で、修正することで、少し枠組みを小さくするような感じになります。 ○狩野副会長 そうですね、そう思います。 ○村上委員 後戻りしたように思います。 ○狩野副会長 だから、この下に書いてあることは、少人数学級の編制に関係のない話になり、当 たり前の話を、かえって修正案のように入れて書いてしまうと、逆におかしくなってしまいます。 少人数学級、今までの教育はどうなっているのかと、今までの教育を否定していることになると 思います。 「教員の指導法の改善」という、「指導法」というのは、少人数学級、35人学級と50人学級と 指導法の改善というのは、やはり具体的に出てくるのですか。 ○竹内委員 ここの「指導法の改善」というのは、この少人数学級だけ指導法の改善をしてもしか たがなく、どの教科も全部、指導法の改善をしていかないとだめだから、特にここでこれだけ特 筆してここに書く必要はないと思います。 ○狩野副会長 書くのは、私も少し違和感があると思います。 ○竹内委員 もう一つの少人数の習熟度別指導なんですが、5年・6年だけでなく、4年生からも 行っている学校もあるので、少人数指導のところは、5年・6年と書いているんですけれども、 ここのところ、4年まで35人しているけれど、ほか5年・6年はどうなってるのということで、 5年・6年とお書きになったのかもしれませんけれども、4年をやっていることを知っている市 民が見たら、何故と思う場合もあるので、もし書くのだったら、高学年とかにしてもいいのでは ないかなと思います。 ○島会長 幅広く5・6年と限定しないで、それであれば中高学年ですかね。 ○竹内委員 そうですね。 ○島会長 そういうことですよね。実は、小学校の低学年でも計画的な学習で導入されています。 一応、方向としては、原案の振興計画のほうの6ページ、「少人数学級編制の充実」のところで、 この間の議論を踏まえて、3行目ですけれども、「主体的・協同的な学習力の形成期に入る」と いうことで、こういう学習はこれからとっても大事ですよということを入れていますので、そこ をさらに習熟度別とか、ティームティーチングの効果検証というような形で、少し枠組みを狭め る必要はないのではないかというようなご意見ですね。ここを修正すると、今、読み返してみる
と、「習熟度別指導やティームティーチングなどの指導方法を実施しています」これは、本当は 本音としては、「新しい指導法の充実を進めています」みたいなことで、言葉はともかくとして、 これにとどまらず、本当はこれは指導方法の問題ではなく、学び方の問題になります。 つまり、教え方も変えていき、学び方も変えましょうとなっています。特に、先ほど村上委員 がおっしゃったとおり、学びを主体的・協働的に学ぶということで、アクティブラーニングとい うふうに言われていますけれども、それが今、文科省は最近あまり使わなくなっています。それ は何かと言うと、アクティブラーニングは、何か決まりきった手法のように、ノウハウのように、 現場では受けとめられて、アクティブラーニングと言ったら、こういうふうにするものと、暗に 議論しましょうみたいなところで、短絡的に受けとめられて、どうも弊害が多い。むしろ、大事 なことは、子供が能動的に、あるいは主体的に、自分たちの力で学びをつくって、それでわかっ たということを深めていくという、これからの学びというのは、そういう学びにしないとだめな ので、そのためには、うまく指導する、教員の指導力量が当然要るわけですけれども、大事なこ とは、学び方が変わるということなので、指導方法もそれにつれて変わらなければならないが、 指導方法だけの問題ではないということです。そういうことも踏まえると、少しここのところは 修正によって、むしろ逆にしぼめることになるのかなというご意見だと思います。その辺、少し ここでは集約をしたいと思います。ここの件、これでよろしいですか。 ○島会長 それで、次の4ページに行って、すみません少し先ほど飛ばしてしまいましたが、ナン バー9、これについてはいかがでしょうか。この計画の6ページの「生徒指導の充実」の項目の ところです。ここは、担当者を例示して入れているというのが修正の内容になっていると思いま す。 ○狩野副会長 これも、この2人に限定する必要があるんですかね。これは、教員全体の話のこと を言っており、教職員の体制の問題からおっしゃっているだけの話と思っていますが、特にここ に書くと、これは当たり前の話なのに、逆に一般の教員というような縛りを外しますよという表 現になるように思います。 ○事務局 一定、副会長のおっしゃるように、生徒指導は全教職員で行うものであるというのは前 提だというふうに思います。ただ、教職員が、今、非常に年齢が若くなっていて、その中心を担 うべき生徒指導主事、中学校で必置の職員ですけれども、その担当者が枚方でも3分の2は、中 学校でもかなり経験の浅い者が担わざるを得ない状況になっていっているということ、そういう 中で組織体制をつくるために、私どもの課題としては、やはり生徒指導主事、もしくは生徒指導 担当を中心として組織を構築していく必要があるという、課題意識としては強く持っていますの で、市民からこういう意見をいただいたのであれば、それは書き加えてもいいかなというのが本 音のところでございます。 ○狩野副会長 「中心とした」という言葉で救われていますけども、その辺が、いわゆる文章のテ クニックなんでしょうね。入っても、別にいいですが、「中心とした」という言葉があるという ことで、100%、98%譲っておきましょうかという感じです。 ○島会長 私は、入ることによって悪くなるとは思いませんけれども、ここは何回も言っています ように、現状なので、現状をしっかり書くことでいいと思います。ただ、それだけではちょっと
せいがないというようなこともあるので、どの項目にも「今後は」ということで、一言、二言添 えられています。そのことからすると、大体、「今後は」というのは2行ぐらいで書いていただ いていますが、ここだけ特別な役割である生徒指導主事など、具体的なポストといいますか、役 割分担された職名で書く必要があるのかということについては、少し私も意見があります。意見 があるというのは、そこまで書く必要があるのかという意見があります。では、そういう課題を 提示して、この項については、次に移りたいと思います。よろしいですか。 次に質問ですが、枚方市は、小学校の生徒指導担当者を別途配置しているのですか。 ○事務局 加配としては配置していません。 ○島会長 担当者は、中の位置づけですよね。 ○事務局 担当者を置いてほしいということで、位置づけています。 ○島会長 その人は学級担任をしていますよね。 ○事務局 されている学校もあります。 ○島会長 いろいろですね。それで、置いている学校もあるんですね。枚方市として何か独自な施 策を打っているんでしょうか。 ○事務局 市としての施策としては、打てていませんが、大規模加配や、今年度からは、1校、大 阪府から加配を頂戴して、小学校のほうに、何校かは、それで一定、生徒指導担当者として位置 づけられるものを府の加配を活用して入れています。 ○島会長 そうですね。小学校の生徒指導担当者というのは、枚方市独自ではないですよね。 ○事務局 独自ではないです。 ○島会長 他市もありますよね。 ○事務局 はい。 ○島会長 ありがとうございます。 そういうことを踏まえて、次の項目で取り上げたいと思います。修正は以上なんですが、ほか のところの回答で気になるところなど、ご意見があれば、どうぞおっしゃってください。よろし いでしょうか。 それでは、一旦、ここで区切らせていただきます。何か思い出されることがあったら、後でも もちろん立ち戻りますので、次に進めたいと思います。 それでは、第3章、事務局からまずご説明をお願いします。 (説 明) 事務局から、資料に基づき、市民意見の第3章の説明を受けた。 ○島会長 ただいま、第3章の内容と、それの考え方ということで、示していただきました。ここ でも、19の項目にかかわって、修正をしたらどうかということで、お示しがあります。今まで同 様、ここのところの修正の妥当性というようなことも含めて、ご意見をお願いします。 これは、事務局への質問ですが、質問者は第3章のところに区分して質問をされていますが、 内容的には、第2章の内容になりますので、6ページの生徒指導の充実のところで、それに対応
する修正ということでお示しいただいていると、そういう理解でいいですね。 ○事務局 このご意見につきましては、第3章に関してなんですけれども、修正の内容につきまし ては、第4章、基本方策2のところにも対応して修正するということです。 ○島会長 訂正します。 もとより、第4章の基本方策2、豊かな心と健やかな体を育む教育の充実のところの13ページ の一番上の部分のところですね。では、これは今のようなことですので、そのように理解して、 そちらのほうに具体的な内容は委ねたいと思いますけれども、これについて必要かどうかという ことについて、ご意見があれば、どうぞおっしゃってください。 ○林委員 部活動の充実というところをさらに詳しく説明されたと思いますが、少し質問ですが、 中学生の部活動というのは、これは主に運動のほうの部活に何か重点が置かれている感じですが、 子供たちの部活動の状況というのは、どんなような状況なんでしょうか。私は、帰宅部というの があると聞いて、最初は、何のことかわからなかったですが、それも部ということなんですけれ ども、相変わらず帰宅部は多いのでしょうか。 ○島会長 どうぞ、事務局のほうで、該当するセクションからお願いします。 ○事務局 今のご質問ですけれども、細かい数字は覚えていないですけれども、大体、中学校で平 均的に8割から9割ぐらいの生徒は、クラブに入っています。運動クラブと文科系のクラブで考 えましたら、やはり大半は運動クラブが中心になっております。子供たちが帰宅部という言い方 をしていますけれども、確かに一部、クラブに参加せずに帰る子がいてます。それは、個人で別 に、例えば習い事をしているとか、そういったこともありますし、中には、なかなかやっぱり興 味を持てずに、どこのクラブにも入らずに放課後の時間を過ごしているという生徒もいるのは、 現状であります。 ○林委員 少し先ほどに戻りますけれども、部活と言うと、何か運動部だけのほうがクローズアッ プされてくる気がしますが、それはここにも、「子供たちの体力、運動能力を向上させるため」 と、こう書かれていますが、それは文化部の子たちはどうなのという気持ちが少し出てくるので すが、どうでしょうか。 ○狩野副会長 全体的には、今、林委員のおっしゃっているのは、僕は正しいと思いますが、その 上に2行、我々のほうの答申案の前の答申案で、「さらに心身を鍛錬し」、これを入れられてま すが、豊かな社会性を養う点、文化芸術に親しむ機会や、自然を生かした野外活動などの体験学 習を充実させますというところが以前からあったので、それに対して、いわゆる今度の運動とい うようなことを、あえて後段に入れられたと思いますが、その後段の、この4行が、非常に長い と思います。上は2行で簡単に書かれて、下のところが、「子どもたちの体力・運動能力を向上 させるため、学校においては児童・生徒に積極的に体を動かす意識を持たせるとともに、学校教 育全体で創意工夫をこらした体力づくりに取り組みます。」と長々と書いているのが、やはり少 し気になって、これも2行ぐらいにまとめられたらどうかなという感じはします。ポイントは、 少し下のほうに、今、林委員がおっしゃるように、いわゆる運動のほうに重点が、最終的にウエ イトが大き過ぎているという感じがします。 ○島会長 ありがとうございます。
修正はあるかもわかりませんが、もう少し内容を検討してはどうかと思います。特に、部活動 と言うと、スポーツ系統に視点が行きがちだけれども、文化的なそれを高めるという、学校教育 の中ではとても大事な部分ですので、それを行っている部活動もとても多いです。そのため、そ ういうところにバランスよい表現といいますか、指摘をする必要があるのではないかというご意 見ですので、そのように後段で取り扱います。 ただ、もう一つだけつけ加えておきますと、部活動というのは、教育課程外、少し専門的な、 学校教育で必要とされている欠くことのできない課程を教育課程と言いますけれども、それ以外 のところになります。語弊がありますが、やってもやらなくてもいいのを学校の教員や、その他 のご尽力でやっていて、しかしそれは日本の学校教育をとても豊かに彩る特徴的な活動になって いることも事実です。それをどのように考えていけばいいのかというのは、いろんな考え方があ ります。教員が本来の役割をしっかり果たすということは、そもそも第一義的だとすれば、部活 動があるために、そのことがそがれているという側面もありますので、それは教員以外の指導者 を部活動の充実に充てるというのが本来の考え方じゃないですかというような議論、そもそも論 でもちろんありますので、なかなか一遍に割り切れる問題ではないですけれども、大きな方向と しては、そういう方向に流れていくように私自身は思っております。ですので、あまり限定的に、 ここの現時点での枠組みで書き込んでしまうと、5年後、10年後の計画ということからすると、 少し齟齬をきたしたり陳腐化するという可能性がありますので、そこも踏まえた表現にする必要 があるのではないかと思います。また、後段で、それもやりたいと思います。 ○林委員 すみません、もう1点ですけれども、「自然を生かした野外活動」とありますが、枚方 市に野外活動センターがあります。これの利用状況が、最近少し上がってきているという話を聞 いています。だから、その体験もあそこでもできることを、もっと枚方を宣伝するならば、枚方 にも野外活動センターがあることを、市民に知らせたらどうかなと思います。そこを書き加えた ら、そこの行がもっとふえるのではないですか。 ○島会長 ありがとうございます。 そんなことも含めて、後段に委ねます。あと、ご指摘があれば、どうぞ。 ○狩野副会長 ここの、全く同感のところが6ページの22番と、それから23番のところがかなり私 も同感です。いわゆる学校とコミュニティの関係など、私は特にコミュニティの関係をしていま すので、教育の場面でも学校とコミュニティの関係等々をさらに進めてほしいと思っています。 我々のほうでは、おっしゃっていただいたら、校区によって違うでしょうけれども、幾らでも対 応できるということですので、これは同感な意見を言っていただいていますので、ありがたい文 章です。 ○島会長 ありがとうございます。続けてどうぞ。 ○狩野副会長 学校とコミュニティの関係は、4つのビジョンの中の4つ目のビジョンになります。 大きなテーマになり、ビジョンとミッションとアクションというふうにありましたでしょう。4 つのビジョンで、大きなくくりとしての中でのビジョンの中にも、きずなづくりのコミュニティ というのが入っているわけですから、ミッションではない、アクションではないと、ビジョンと いう観点からいくと、今後の教育についてもお考えいただきたいと思います。いわゆる、これは
技術面での点で、文章はこれでいいですが、この技術面は、それを利用する対策の面でお考えい ただいたらありがたいと特に、学校教育のほうでは、そういうふうに思っています。 ○島会長 もちろん、全く同感ですが、国の方向も、そういう観点から言うと、地域コミュニティ の中の学校という、教育機能も施設も全部含めて、地域コミュニティ、この中の学校という見方 をこれからはさらに強めていく必要があるという中教審の答申も出ていますし、「馳プラン」と 言って、直近の教育政策の中の大変大きな柱になっていますから、そういう意味では、もうおっ しゃったとおりだと思います。とても大きな柱ですね。続けてどうぞ。 ○林委員 ちょっとどこをどうするとか、そういうのではないですが、今のコミュニティの話は、 やはりずっと気になっているのが、学校教育の小学校や中学校は、私も地域の学校なので、地域 で大切にしていかないといけないですよと、さんざん地域の方にもお話ししたりして、地域もで きるだけ学校に行く機会をつくって、学校に入っていきましょうというような取り組みも一緒に しているんですけれども、幼稚園がすごく気になっています。公立の幼稚園というのは、さっき 1行で何番でかで何か質問がありましたが、答えもすごく簡単な答えで、「配置を見直していく のか不安です」という1行に対して、「ここに書いていますよ」で終わっていて、書いている内 容を読んでも、この方が不安なのが解消されることはないだろうなと。では、この不安はどうい うふうになるんだろうと思いながら、何も言えませんでしたが、やはり地域の幼稚園がなくなっ ていっているんですね。小さい子供さんがたくさんふえていても、それぞれ違うところへ皆さん がばらばらに行っておられて、コミュニティの中での幼児教育というのが全く難しい状況にある ことをすごく気になっています。小学校に行ったら、そこでまとまるのかなと思いながらも、や はり、子供がどんどん減っていくという現状もありますから、公立幼稚園を地域に置いていくと いうのは非常に難しいことだとは思うんですけれども、近くの田口山幼稚園の例をとっても、小 学校へ上がるのは9校区になり、前にも言いましたけれども、9校区の子供たちが来ていると、 小学校はみんなばらばらな学校に行くことになってしまいます。 そして、弊害としては、やはり歩けない子が多くなっています。みんな遠くから来るから、車 でお母さんが、朝、さっと連れてくる。そのために駐車場まで必要になったという話も聞きまし た。みんなさっと車で連れてきて、車でさっと迎えに来るため、全然歩かなくなってきています。 昔であれば、ミカン狩り行きましょうと、田口山幼稚園から長尾駅まで歩いて行っていました。 それで、電車に乗って、ミカンを背負って、また歩いて帰ってきていた。昔の幼児はそれが可能 な子たちでした。それが、今はその距離を歩かせることになれば、とても歩いて行けませんとい う話も聞いて、もう歩けなくなっている。地域が違うから親のPTAも、みんながばらばらにな ってしまい、親もつながらなくなっています。そのため、やはり幼児教育について私はすごく気 になっていますが、今、この中で、どこをどうするというのも非常に難しい話で、市としても、 そういう危機感みたいなものを持っていただいて、もっと幼児教育はどうしたらいいのかなと考 えていただきたいです。コミュニティの話ですので、これには関係ないと思いますが。 ○狩野副会長 少し話がそれていますけれども、今の林さんの意見につけ加えるというのか、意見 を申し上げますと、500メートル離れていても、車で送り迎えするという、送迎をするご家庭が 多いんですよね。それは、一つ、確かに足腰の鍛錬にもならないというようなこともありますけ
れども、社会の危険性という一面もあります。 ○林委員 そういう、もう色々な事件がありますからね。 ○狩野副会長 だから、社会の危険性ということで、そういうようなことになっている。仕方がな い一面も、それを解決しなければならないというところもあるし、それから子供社会のところで、 子ども会というのが小学生を対象になっています。それを幼稚園児、幼児も対象にした子ども会 の育成はできないのかということ。既に小中一貫ということになれば、幼児のことも、小学校と いう一つのハードルを越えさせるためには、子ども会で、教育制度ではなかなか難しいでしょう けれども、教育委員会でできないことは、民間やコミュニティで担い、子ども会を、一つの例と して3歳児や、4歳児、幼稚園児も可能とするなどとして、ほとんど今の子ども会は小学生単位 になっていますので、そういうようなところの発信力も必要なのかなという感じはします。 ○林委員 また、関係ないことで少しすみませんが、時間がないのに、話を踏み込んでいくと、や はり若い人たちが地域で組織を持つというところがあまり枚方にはないと思います。昔であれば、 青年部や婦人会など、そういう組織がコミュニティの中にあり、集まって、何か一緒にやりまし ょうという取り組みが昔はあったような気がします。現在は神戸とか西宮方面で、若い人たちの 力をすごく私は感じます。若いグループが、いろんな活動もたくさんしていて、私は合唱のほう をやっていますので、いろんな交流があるんですけれども、合唱のグループも、向こうはどんど ん若いグループが育ってきていて、生まれています。枚方は全くゼロで、本当に若いグループが 出ないんです。若い方が入れないというのは、若い人たちがつながらないんです。私が西宮方面 の方でそういう活動をされている方に「何故、こんな若いグループができるんですか」と聞いた ら、「何でかな」と言いながら、そういうコミュニティの中に若い組織があり、そこの組織から 生まれてきているのが多いと言われたんです。そういうのを考えてみると、枚方には若い人の組 織がなく、コミュニティをやっているのも、現状では、年配の方たちが一生懸命頑張ってくださ っている。そういうところで、幼稚園もつながらないし、若い組織もないし、これは何か若い人 の力をどこかで集められるような施策が必要ではないかと思ってます。こんな偉そうにすみませ ん、そんなふうに少し感じています。関係のない話ばかりになりすみません。 ○島会長 特に、どこをどう変えようという提案ではないんですけれども、とても大事なところで、 先ほどのコミュニティと学校の問題と、それから幼児教育と学校教育の接続の問題と、そもそも 幼児教育の充実の問題、共働き家庭と一人働き家庭の比率が、この今の社会状況の中で逆転をし ていてどんどん差が開いていく。待機児童がふえるのは当たり前の話で、そういう状況の中での 幼児教育という問題、それから幼児教育で言えば、幼稚園と、それから保育所と、それから認定 こども園のような新たな幼児教育施設との端境期にあって、それを枚方市的にはどんなふうに整 理をしていくのか、単に幼稚園を再編整備していくということにとどまらない幼児教育施策とい うことが当然問われてくる。これは、教育委員会独自の施策だけではないかもわかりませんが、 そんなことと、ちょっと広がった議論をしていただいているので、ぜひとどめておいていただき たいと思います。さらに言えば、小中一貫教育をしっかり考えていこうとすれば、中学校区とい うことが必ず意識されなければなりません。その中に幼稚園も含めた中学校区です。 ところが、枚方市の場合、小学校区のコミュニティというのはとっても強いですが、それを中
学校区にしようと思いますと、それを連合しないといけないという大変困難な課題に直面しなが ら中学校区の学校群というようなことを構想しない限り、実になる、つまり実質的な小中一貫教 育体制、システムというのは、なかなか困難になります。これは、私が言うよりも、義務教育の 方やら、お住まいの方が一番感じていらっしゃると思います。そういう問題も全部絡まってきて、 大変大きな問題だと思いますので、具体的な文言の中での修正ではないと思いますが、我々の中 でもちょっと議事録に残して、こういうことの問題意識を残しておきたいなと思います。 それで、少し時間のことを焦りぎみですが、一応、3章のところで、今、特にということがな ければ、区切りにさせていただいてよろしいですか。 それでは、特に、これは第2章、第4章の方向づけをするところが第3章で、いわゆる教育の 基本的な考え方や学力の捉え方ということにかかわる部分ですから、とても大事な部分だったん ですけれども、一応、これで置かせていただきます。 次、第4章に移ります。事務局のほうからどうぞ。 (説 明) 事務局から、資料に基づき、市民意見の第4章の説明を受けた。 ○島会長 今、お聞きのとおりです。第4章のところでは、修正をしたらどうかという提示を、41 のところと42の部分、41は、豊かな心と健やかな体、とりわけ部活動にもかかわりますが、体育、 それから42は、教職員の資質のところです。さらに、43のところは、学びのセーフティネットと、 この3カ所、これを重点に、今、審議を進めたいと思います。どうぞ。 ○狩野副会長 41の方策2のところは、先ほど論議したところになりますが。 ○島会長 重なりますね。 ○狩野副会長 重なっていますが、この文章の書き方のほうが、割方すっきりしていると思います。 「さらに、心身を練磨し、豊かな心と社会性を養うため、文化・芸術」、先ほどのことの前段か らを受けられて、「親しむ機会や、自然を生かした野外活動など体験活動を充実させる」と、こ こにその部活を入るかどうかという問題になってきます。部活を入れられるのか、入れられない のかということは別にして、「昨今」以下はもう要りませんが、この修正内容は、かなりの面で 同感されるかなという感じがします。 ○島会長 ありがとうございます。続けてどうぞ。 今、狩野さんがおっしゃっていただいた、ここのところで何か補足のご意見はありますか。こ れは包括的な内容なんで、さっきと大分違います。 ○狩野副会長 ご意見がなさそうですから、私から重ねて42番、基本方策の3番のところで、修正 案を出されて、13ページのところに2行を追加されましたけれども、私はこれ、当然、私見にな りますけれども、この追加の2行は要らないと、不要だというふうには感じます。 ○林委員 すみません、さっきの41のほうなんですけれども、「昨今」から下はもう要らないだろ うというご意見でしたけれども、上のところの「文化・芸術に親しむ機会」というのは、それは 教育のカリキュラムの中で行うことかなと思いました。それで、あと「自然を生かした野外活動
など体験活動を充実させます」、それも授業というか、カリキュラムの中で行うべきことかなと 思います。それを考えると、部活というのは、先ほども会長が言われましたように、やってもや らなくてもいい部分になり、それをあえて答申案の中では、また別記していて、「部活の充実も 進めます」ということなので、書くのであれば、そこはまた部活は別物として書くのがいいとい う気がします。 ○狩野副会長 「また」からを生かすんですか。 ○林委員 だから、その部活の書き方をもう少しシンプルに、外部指導者を有効活用というのは、 私もすごく必要なことだと思うし、これから先生たちの負担も。ただ、教師をやっていると、部 活の中で得るものというのも非常に多いと思います。日ごろ見せない顔を見たり、そこで人間関 係ができてきたりなど、ちょっと生活指導が難しい子たちでも、その中では素直につながってい ける部分があったりして、そういう意味では、現職の先生方が部活にかかわっていかれるという のは、いい部分も非常にあると思うので、外部指導者がどんどん入ってきて、先生らがそこにか かわりにくくなってくるのも、どうかなと思います。 ○狩野副会長 それであれば、何かまとめにかかっているようで申しわけないですが、「また、外 部指導者をも」という「も」を入れるというのはどうなんですか。 ○島会長 ちょっと待ってください。それは後でやります。文言修正は、後でやります。いずれに しても、そういう意見ですので、包括的な、文化活動やスポーツ活動全体にわたっての充実のと ころは当然なんだけれども、部活動についてはということで、ちょっと項を起こして一言申し添 える方がいいという意見ですね。 ○林委員 もし入れるなら、入れたほうがいいと思います。 ○島会長 そういう方向で、少し修正します。次、42や43であれば、どうぞ。42は、今先ほど述べ られました。 さらに少し具体的な内容を盛り込むということで修正内容のところは書かれているみたいです が、これも特にだめということではないですね。ただ、修正する必要があるかどうかの判断を、 ここに書いてあることは別に違和感はないと思いますが、あえてここまで書くかどうかについて の判断を後段で少ししたいと思います。よろしいでしょうか。 ○島会長 その次、行きましょう。 その次、43、いかがでしょうか。 ○狩野副会長 私は43は、この修正に応じなくてもいいという考えです。 ○島会長 16ですね、教育環境の充実というところですが。 ○狩野副会長 要するに、また「生徒指導主事担当や生徒指導主事等を中心とした」という、この 文言は、先ほどと一緒の論理なんです。 ○島会長 あえて、これを入れる必要があるのかどうかということで判断をしたいと思います。具 体的な提案がありますので、そこで議論したいと思います。ありがとうございます。ほかの項目 ではいかがでしょうか。異論のあるところとか、ご意見とか、ありませんか。 先ほどのところに少し立ち戻って申しわけないんですけれども、林委員さんがおっしゃいまし た幼児教育のところですが、これは、この今の見ている資料の中では、5ページの一番上になり
ます。ここに、「幼児教育については、基本方策5で方向性を示しています」といかにもそっけ なくなっており、やる気があるのかと受けとめられると困るということなんですが、すみません、 具体的な修正内容まで触れてしまいますけれども、ここは、本文の中では、14ページの基本方策 5で幼児教育の充実のところがうたわれています。これは、基本方策の5の表題が幼児教育の充 実なんですよね。ところが、それすらも割愛して、幼児教育については、あまりにもひどいとい うご意見だから、できるとすれば、「幼児教育の充実については」というふうにきちんと書いた ほうがいいのではと思いますが、修正にもならない修正で大変申しわけないですけれども、それ 以上書くと、議論がこれから要りますので、とりあえず、指摘だけしておきます。それで、以上 になるので、次に行かせていただいてよろしいですか。 それでは、第4章のところも、これで一応区切りにさせていただいて、次のところに審議を進 めたいと思います。意見募集の結果について、最後の項目でありますが、全体にかかわってとい うことでご意見を頂戴しております。事務局からお願いします。 (説 明) 事務局から、資料に基づき、市民意見のその他全体の説明を受けた。 ○島会長 特に、どの項目ということではなくて、全般のことにわたる指摘があって、それについ て考え方を示していただきました。この中で、ご意見があれば、どうぞおっしゃってください。 ○狩野副会長 意見はありませんが、49番の、これは事実、どのように教育委員会では把握をして おられるんですか。これに対してはいわゆる根拠がないというのかどうなんですか。 ○島会長 いかがでしょうか。 ○事務局 正確に何か根拠があるということではないと思います。ただ、風評もありますし、吹田 ですと、割とマンションがきれいに建っていて、見ばえが非常にしますので、そういうとこでい くと、やはり水準が高いのかなということは、地域の方同士のお話の中で、そういう話が出てく るのかなと思っています。 ○狩野副会長 ということは、私はよくわかりませんけれど、枚方よりも吹田のほうがシティとし て株が上という話になってくるわけですか。その感覚がわかりません。 ○事務局 皆さんがそう思っておられるかどうかも、私どもはわかりません。 ○狩野副会長 アーバン的に枚方のほうが劣っているということになるのかな。そういう、今、お っしゃったように、何かビルが、マンションが整然と建っていてというような規格の話をされた から。 ○事務局 いえ、それはもう単に地域の方同士の風評の話です。 ○狩野副会長 だから、教育の話で、それを持ち出してもらうと、よくわからないわけです。 ○事務局 わかりました。申しわけありません。教育水準で風評があるかということはないです。 ○狩野副会長 ないんでしょう。 ○島会長 この場は、議論はステレオタイプでの議論を排除して、事実と、それから数字といいま すか、データで判断して議論したいというふうに思っております。たまたまですけれども、私、