尊延寺木造地蔵菩薩立像(市指定文化財)の修理について
1.経緯 平成30 年1月8日、尊延寺本堂内陣の天井・ 壁の塗替に先立ち、安置している仏像を一時的 に移動させました。その際、地蔵菩薩立像の右 足先が外れていることがわかりました。また、 地藏菩薩立像は家具転倒防止用シートのような もので台座に粘着されており、ホゾがないこと もわかりました。さらに、虫害も確認されまし た。 2.破損の状況 3.修理の概要 平成30 年2月 13 日、修理の方針について、文化財保護審議会の土井通弘委員に相談し、外れた 足は膠で接着する予定です。また、像にホゾがないこと、一木造りで比較的重さのある像であるこ とから、従来の台座は使用せず、新たな台座を制作することとなりました。新しい台座の形状につ いては右図のとおりです。 地蔵菩薩立像正面 地蔵菩薩立像の足先部分 右足先と台座 地蔵菩薩立像下部4.燻蒸について 虫害が確認されたことから、修理の前に炭酸ガスによる燻蒸を平成30年7月3日から24日まで 実施し、燻蒸後のバッグからカメムシ1匹、シバンムシ類(大)7匹、シバンムシ類(小)1匹を回 収しました。 尊延寺木造地蔵菩薩立像台座(案) (報告3)