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相手の立場に立って「ほっといて」

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Academic year: 2021

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第6学年

道徳学習指導案

指導者 1 主題名「相手の立場に立って」 2 主題の価値<2-(2)思いやり・親切> 「親切」とは、相手の立場や気持ちを推しはかり、どのように接し、対処することが相手のた めになるかをよく考え、それを言動に移していくことである。そのためには、これまでの自分の 体験をふりかえり、「相手の気持ちや立場をしっかり考える心」や「相手を助けたい、喜ばせた い 心」、「よ いと 思う こと を勇 気を もっ て行 う 心」、「より よい 自分にな りたい 心」を 高めてい く ことが大切である。 このような心を児童に育てていくことは、人間関係の希薄化、対人関係の難しさなどによる問 題がクローズアップされる現代において、とても価値のあることである。このような心が児童に 育つことで、周りの人々と良好な関係を築き、望ましい人間関係の素地をつくることができる。 3 価値に関する児童の実態 本学級の児童は、最上級生となり、「入学式」「歓迎遠足」「運動会」などの行事や、日頃の生 活(集団登校、町内児童会など)で、1年生をはじめ、たくさんの下級生と接する機会が増えて き た 。 その 中 で、「相 手 を喜 ば せ たい 」「 助け てあ げる と、 気持 ちい いか ら」 とい った 気持 ち を もって、積極的に接していくことができるようになってきた。しかし、このような言動は、相手 の気持ちや立場をしっかり考えてのものとは言い難い。そこで、本実践を通して、相手が何を考 え、何を臨んでいるのか、どんな立場にあるのかなどを十分に推しはかって行動できるような児 童を育てたい。 4 資料名 「ほっといて」(学研「みんなのどうとく」福岡県版) 5 体験と道徳の時間のかかわり 体験活動①(道徳的価値を内在した体験活動) 総合的な学習の時間の「保育園のみんなと仲良くなりたいな」の学習において、2回の保育 園児との交流があった。児童は、2回の交流の中で、一緒に遊んだり、昼食をとったりしてい く。その活動を通して、児童は、保育園児に対して、「できないだろうから。」「かわいそうだ から。」「してあげると喜ぶだろうから。」といった気持ちをもって接していった。しかし、保 育士の先生方の園児への接し方やアドバイスを参考にしたり、1回目の交流後のふりかえりを もとにしたりして、園児に接する時には、「できることはさせた方がよい。」「今、どんなこと をすることが相手にとってよいのだろうか。」などといった気持ちをもって接していくことが 大切なことを感じてきた。 本時の道徳の時間<2-(2)思いやり・親切> 体験活動①で芽生えた心と主人公の気持ちを重ねて考える活動を通して、だれに対しても、 思いやりの心をもち、相手の立場に立って親切にしようとする心情を育てる。 体験活動②(道徳的価値を実践する体験活動) 道徳の時間で見つけ出した親切にできるための大切な心を、学校生活や家庭生活において、 同級生や下級生、家族などに対して生かしていく取り組みを行う。具体的には、帰りの会にお いて、道徳の時間に決めた親切にできたことや、できなかったのでがんばりたいことなどをふ りかえる場を設定することである。 6 本時の学習(13:30~14:15 於:6の1教室) (1)ねらい だれに対しても、思いやりの心をもち、相手の立場に立って親切にしようとする心情を育 てる。 (2)準備 児童:運動会の特別活動プリント、保育園交流についての総合的な学習の時間ファイル 教師:資料、場面絵、学習プリント、共通体験の写真、保育士からの手紙

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(3)展開 過程 学習活動と予想される子どもの反応 指導上の留意点(○)及び評価(※) つ 1 本時のめあてをつかむ。 ○ 相手のことを考えて行動できたり か (1) 自分の生活経験を出し合う。 できなかったり(できたけど断られ む ○ ぼ く は 、 園 児 が 高 い と ころ に あ る物 が と れな か たり)した体験を発表し合い対比さ ったので、とってあげました。 せることで、価値への方向づけを図 △ 電 車 の 中 で 、 お 年 寄 り の人 に 席 を譲 ろ う と思 っ る。想起しにくい場合は、事前アン たけどできなかった。 ケートを活用したり、保育園児との △ 困 っ て い る 人 に 声 を か け た ら 、「 そ ん な こ と し 交流などのことを思い出すように促 なくていいよ。」と言われて残念だった。 す。 (2) 本時のめあてを考える。 親 切 が で き る よ う に な る ため の 大 切な 心 を 見 つめよう。 見 2 教 師 の 範 読 を 聞 き 、 弱い 心 と 強い 心 が 現れ て ○ 教師の範読中に、主人公の弱い心 通 いる場面を考える。 と強い心が現れている場面を考えな す ・ 弱 い 心 に は 、 青 線 を 強 い心 に は 赤線 を 引 きな が がら読ませることで、主人公の気持 ら聞く。 ちを考える場面への見通しをもたせ るようにする。 考 3 資 料 「 ほ っ と い て 」 をも と に 登場 人 物 の気 持 ○ 自分ではよいことだと思った行為 え ちや考えについて話し合う。 な の に 、「 ほ っ と い て 」 と 言 わ れ た る (1) 転ん だ 女 の子 を 起 こそ う と して 「 ほ っと い 時の気持ちを考えさせることで、相 て」と言われた「わたし」の気持ちを考える。 手の気持ちや立場を推しはかること ・せっかく助けてあげようと思ったのに。 の大切さ(価値)へと目が向くよう ・むかついた。 にする。 ・ も っ と し っ か り と 考 え てか ら 助 けれ ば よ かっ た ○ 自分自身が1年生や保育園児たち かもしれない。 に親切にした体験を想起させること (2) 迷う 気 持 ちを 振 り 切り 、 席 をゆ ず っ た「 わ で自分の体験を重ね合わせ、主人公 たし」の気持ちを考える。 の気持ちについて考えることができ 迷 い に 迷 っ た 結 果 、 席 を 譲 っ た 「 わ た し 」 に るようにする。 は、どんな気持ちがあったのでしょうか。 ※ 人のために行動できるために大切 運 動 会 で の 下 級 生 や 総 合 の 保 育 園 児 と の か か な心・気持ちについて自らの体験と わ り の 中 で 、 相 手 の た め に し た 時 の 気 持 ち と 似 重 ね な が ら 考 え て い る 。( 学 習 プ リ て い る と 思 う か ら 、 そ の 時 の 気 持 ち と 重 ね て 考 ントの記述、発言分析) えてみましょう。 ・ぼくは、保育園児の○○ちゃんがゲームの時に、 ル ー ル が わ か ら な く て 困っ て い たの で 、 声を か けました。だから、この女の子も、よく考えて、 男 の 子 が き つ そ う だ と 思っ て 声 をか け た と思 い ま す 。 で き る こ と か を よく 考 え 、助 け た 方が い いと思ったから声をかけたんだと思います。 見 4 本 時 の 学 習 で 、 見 つ めた 心 を まと め 、 大切 だ ○ 学習のまとめとして、自分の言葉 つ と思った心を見つめる。 で 、「 大 切 だ と 思 う 心 」 を 記 述 さ せ め (1) 大切な心を一般的な言葉でまとめる。 ることで、価値の主体的自覚を図る 合 とともに、今日の学習の関連化や手 う ○ 相 手 が ど ん な こ と で 困 っ て い る か 、 ど ん な 立て等の評価を行うようにする。 ことを望んでいることをしっかり考える心 ○ こ う し た 方 が よ い と 思 っ た こ と を や る ん だ ※ 大切にしたいと思う心を、学習を という強い心 ふりかえったり、板書を参考にした ○ 相手を喜ばせたいという心 り し て 書 い て い る 。( 学 習 プ リ ン ト の記述分析) (2) まと め た 大切 な 心 の中 で 自 分に と っ て、 親 切にするために必要だと思う心を選ぶ。 生 5 今 日 の 学 習 で 見 つ け た大 切 な 心を 生 か して い ○ 「これから努力したいと考えてい か き た い こ と ( 場 面 ) を 考え 、 こ れか ら の 生活 に ること」について考えさせることで、 す ついて希望をもつ。 実践意欲をもたせる。 今 日 の 学 習 で み つ け た 心 を 、 生 活 の ど ん な 場 面 で 生 か し て い き た い で す か 。 ど ん な こ と を が んばっていきたいと考えましたか。 ・集団登校で下級生に対して生かしたい。 ・ 電 車 や 町 の 中 で 出 会 っ たお 年 寄 りに 対 し て生 か したい。 など

参照

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