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-第9学年1組
国語科学習指導案
指 導者
○ ○
○ ○
1
単 元名 ・領 域
説 明文 を読 んで 自分 の意 見 を持 とう
(読 む こと )
2
め ざす 子ど も の姿
本 単元 で めざ す子 ども の姿
2 つの説明文を読み比べ、協働活動を通 して、主体的な読みをしっかりと持て る子ども
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本 単元 の目 標
○ 論 理 的 な 文 章 構 成 や 説 得 力 の あ る 根 拠 な ど の 観 点 に 着 目 し て 、 筆 者 の 主 張 を 読 み 取 る こ と が で き る 。
(読むこと)
○筆者のほ かの 著作を読み、自分の意見を持つことが できる。 (読むこと)
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生 徒の 実態
本 学 級 の 生 徒 は 、 与 え ら れ た 課 題 に 対 し て 一 生 懸 命 に 取 り 組 も う と す る 意 欲 が 見 ら れ る 。 文 章 を 読 む
と き に 、 書 き 手 の 伝 え る 情 報 は お お よ そ 理 解 で き る が 、 書 き 表 し 方 な ど に 注 意 を 向 け 、 文 章 の 内 容 や 形
式 を 評 価 し な が ら 読 む と い う 段 階 に は 至 っ て い な い 。 ま た 、 話 す こ と に 関 し て は 、 お し ゃ べ り は 好 き だ
が 、 話 し 合 い の 場 に お い て 自 分 の 意 見 を は っ き り と 話 す こ と に 苦 手 意 識 を 持 っ て お り 、 相 手 の 主 張 を 聞
い て効 果的 な 反論 がで きな い生 徒が 多 い。そ の他 、 約7 割の 生徒 は、「 筋道を 立 てて 説明 する こと は難 し
い 」 と 答 え て お り 、 論 理 的 に 書 か れ た 文 章 を 読 み 取 る 活 動 を 繰 り 返 す こ と で 、 筋 道 を 立 て て 考 え る 力 が
育成でき、 自分 の表現に生かすことができると考えた 。
そこ で本 単 元で は、「 つかむ 段階 」 にお いて 、文 章も 平易 で読 むこ との 抵抗 感 のな い小 学校 の教 材を 読
ま せ、 説明 的 文章 の要 旨や 構成 を確 認 する。 教材 「 生き 物は つな がり の中 に」( 光村 図書 小学 6年 )は 本
物 の イ ヌ と ロ ボ ッ ト の イ ヌ と を 対 比 し な が ら 書 か れ て お り 、 構 成 も 「 結 論 → 根 拠 1 → 根 拠 2 → 主 張 」 と
な っ て い る た め 、 内 容 が わ か り や す い 。 そ こ で 、 結 論 か ら 読 み 取 る 活 動 を 通 し て 、 筆 者 の 論 の 展 開 の 仕
方 を理 解さ せた い。 次に 、「た んぽ ぽ」( 東京書籍 小学2 年)と 「たんぽ ぽのち え」( 光村図 書小学2 年)
の 二つ の教 材 の比 べ読 みを して、「筆 者の 主張 がわ かり やす いの はど ちら か」 を 話し 合い 、二 つの 作品 の
「 わ か り や す い 点 」 を 出 し 合 っ て 分 類 し 、 評 価 さ せ た い 。 両 作 品 と も 「 た ん ぽ ぽ が 工 夫 し て 仲 間 を 増 や
し て い る 」 と い う 同 じ 結 論 で あ る 。 事 例 や 構 成 の 違 い を 見 つ け 、 そ れ ぞ れ の 作 品 の 特 徴 を と ら え さ せ た
い 。「 さ ぐ る 段 階 」 で は 、 同 じ 筆 者 が 書 い た 「 生 き 物 と し て 生 き る 」( 光 村 図 書 中 学 3 年 ) と 「 三 十 五 億
年 の生 命」( 旧光 村図 書中 学3 年) の 二つ の教 材の 比べ 読み をす る。 まず は、 各 作品 を読 み、 文章 の展 開
や要旨をと らえ させ、「つかむ段階」で の学 習と同じ要領で、二つの文章を同 じ観点で比較し、整理する。
そ して 、筆 者 の主 張の 達成 度に つい て 、話し 合い を 通し て考 えさ せる。「ひろ げ る段 階」 にお いて は、 自
分 の 意 見 を 文 章 に ま と め 、 お 互 い に 読 み 合 い 評 価 す る こ と に つ な げ て い き た い 。 こ の よ う に 、 説 明 的 文
章 を「 評価 し なが ら読 む」 際、「 筆者 の主 張が 十分 に反 映さ れて いる かど うか 」 を学 習さ せる のに 複数 の
教材を相互 に比 較することが大切だと考える。
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指 導の 系統
本単元をささえる内容 本単元をささえる内容 本単元をささえる内容 本 単 元 で 身に つ け さ せ る 内 容
前期・1,2 年 前期・3,4 年 中期・5,6,7 年 後期・8,9 年
時 間 的 順 序 、 事 柄 の 順 段 落 相 互 の 関 係 を 考 文 章 の 内 容 を 的 確 に 押 さ え 書 き 手 の 理 論 の 展 開 の 仕
序 を 考 え な が ら 内 容 の え 、 文 章 を 正 し く 読 ながら、要旨をと らえたり、 方 を 的 確 に 捉 え 、 内 容 の
大体を読む。(C-イ) む。 (C-イ) 要約したりする。(C-イ) 理 解 や 自 分 の 表 現 に 役 立
てる。 (C-イ)
本単元の学習をささえる学び方
・読む観点を決 めて、二つの説明的文章を比べ る。
・自分の意見を 明確にするために、小集団での 意見 交流の場を設定する。
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単 元計 画( 9 時間 )
段階 つかむ段階(2時間) さぐる段階(5時間) ひろげる段階(2時間)
活 1,今までの説明的文章の学習をふ 2,「 生き物 とし て生き る」 と「三 十 3,筆者の主張の達成度について意
動 り返る。 五億年の命」を通読し、要旨や筆者 見文としてまとめ、お互いに評価
①「生き物はつながりの中に」を の主張をとらえる。 し合う。
・ 読みながら、要旨をとらえ、文 ①段落ごとに見出しを付け、要旨を ①自分の意見を表現するために意
章の構成をつかむ。 とらえ、文章の構成をつかむ。 見文を書く。
内 ②「たんぽぽ」と「たんぽぽのち ②二つの文章を観点ごとに整理する。 ②書いたものを読み合い、評価す
容 え」を読み比べて、筆者の主張 3,「生き物として生きる」「三十五億 る。
の達成度について考える。 年の命」を読み比べて筆者の主張の
達成度について考える。(本時)
手 *読みの抵抗感をなくし、説明的文 *文章が難しくなるので、グループ学 *自分の意見がよく書かれているも
立 章の構成の確認をおこなうために 習を通して、内容を把握する。 のを選ばせ、全体で交流する。
て 小学校の教材を活用する。 *同一筆者の文章を読み比べる。
*同じ観点で読めるように学習プリ
ントを工夫する。
2
-7
本 時主 眼
○話 し 合い を通 して 、 筆者 の主 張の 達成 度と そ の根 拠に つい て考 え るこ とが でき る。
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展 開
学 習活 動
具体 的な 手だ ての 工 夫
評 価規 準
1 , 前 時 学 習 を 振 り 返 り 、 本 時 学 習 の め あ 1 本時 のめあてを明確にさせる。
つ てをつ かむ。
か (1)前時の学習を振り返る。 * 二 つ の 文 章 を 比 べ ら れ る よ う に 学
む ○ 前 時 の 学 習 プ リ ン ト を 見 て 、 文 章 構 成 や 習プリントを拡大し、掲示する 。
筆者の 主張を確認する。
(2)本学習のめあてを設定する。
めあて
二つの説明文を比較して 評価し、筆者の主張の達成度を 考えよう。
2,二 つの作品を同じ観点で整理する 。 2 前時 で学習したことをまとめる。
○「接続語」「 事例の挙げ方」「 資料の 活用」 * 文 章 に 対 す る 評 価 意 識 を よ り 強 く ○ 文 章 を 読 ん で 、 観 点 ご
「 説 得 力 」「 興 味 度 」 の 5 観 点 を 付 箋 紙 に 書 持たせるために、分析の観点に「興 と に 内 容 を ま と め る こ
さ いて整 理し、レー ダーチャートを記入する。 味度」とい う新しい観点を入れる。 とができる。【読】
ぐ
る * 学 習 プ リ ン ト に 直 接 記 入 す る の で
は な く 、 交 流 し や す い よ う に 5 色
の付箋紙に書く。
3,筆者の 主張の 達成度を帯グラフで表し、 3 自分の考えをまとめる
。
根拠を 考える。 * 視 覚 的 に わ か り や す い よ う に グ ラ
フ化する。
A に 比べ て B は こう い う とこ ろが わか り
やすい。
A の 資料 の 提 示 の仕 方 は Bに 比べ てこ う
いうところがよ い。
① 学 習 プ リ ン ト を 参 考 に 筆 者 の 主 張 の 達 成 * 根 拠 も 観 点 に 沿 っ て 考 え 、 付 箋 紙
度をま とめ、その根拠を付箋紙に書く 。 にまとめる。
協 働活 動
(1 )
班で 意見を 交流する。 * 話し合いは、司会を中心に進め、 ○ 付 箋 を 動 か し な が ら 意
○ 班 で 意見 を 出 し 合い 、作 品ご とに 良さ 意 見 が わ か り や す い よ う に 付 箋 見 を 整 理 す る こ と が で
をまとめる。 を動かして分類する。 きる。【読】
○ 班 の 中 で 、「 ど ち ら の 作 品 の 方 が 筆 者 * 話 し 合 い を 通 し て 班 の 中 で 、 一
の 主 張 が わ か り や す い か 」 を 話 し 合 っ つの作品に決めさせる。
て決める。
(2 )
全体 で交流 する。
○班でまとめた意見を発表す る。 * 観 点 が わ か り や す い よ う に 班 で
交 流 し た 付 箋 の 色 と 同 じ 色 で 、
○ 片 方 の作 品 に 対 して の質 問を 考え て、 板書する。
発表する。
ひ
ろ 4 本 時 の 学 習 を 振 り 返 り 、 ま と め を 行 う 。
げ わ か っ た こ と や 協 働 活 動 を 通 し て 学 ん だ
る
こと を書く。
まとめ
筆 者 の 主 張 の 達成 度 は 、 文章 の 構 成 や事 例 の 挙げ 方 を 工 夫 する こ と
で変 わっ て くる 。