• 検索結果がありません。

つくりたいものをつくる

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "つくりたいものをつくる"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 -第4学年1組 図画工作科学習指導案 指導者 ○○ ○○

ギコギコ、コロコロ、たのしい形に大変身

( つくりたいものをつくる ) 1 このような子どもに【本題材の目標】 ○ 木の感触に親しみながら木工用具を使って木を切ったり、木片を組み合わせたりかんな屑で飾っ たりして、つくる喜びを味わうことができる。 (関心・意欲・態度) ○ 木片やかんな屑などの材料の感じや特性から発想を広げ、おもしろい形になるようにつくりたい ものを構想することができる。 (発想や構想の能力) ○ のこぎりや金づちなどの用具の扱いに慣れ、効果的に使いながら切ったり、接合や接着の仕方を 工夫したりしてつくることができる。 (創造的な技能) ○ 互いの作品を見ながら発想の楽しさや材料の生かし方のよさを味わうことができる。(鑑賞の能力) 2 このような子どもたちを【児童の実態】 ○ 本学級の子どもたちは、 第3学年題材「ゆかいな生き物みーつけた!」において、学校の様々 な場所から想像した愉快な生き物を身辺材の特徴を生かしながら表現する学習を経験している。ま た、1学期題材「ふしぎな神様」においては、段ボールの多様な表現の効果を生かしたり試したり しながら発想し、造形活動を楽しんだ。どちらの題材においても、子どもたちは、材料に親しみな がら意欲的に発想を広げたり構想したりして表現することができた。本題材においても、木の特徴 を生かしながら豊かに発想し、子ども達が思いや願いを実現できるように支援したい。 3 このような題材をもとに【題材の価値】 ○ 本題材は、様々な木片の形を生かして表すものを考え、のこぎりや金づちを適切に扱って木材を 加工したり、かんな屑などで飾ったりしてつくりたいものをつくることをねらいとしている。 本学級には、家業が木工関係である子どももおり、身近にある木材をのこぎりで切ったり、切っ た形を組み合わせたりしながら、思いついたものをつくってみたいという意欲を持っている子ども が多い。木材は、木工の町である○○では容易に準備できる素材である。木ぎれは、並べたり、つ ないだり、積んだり、組み合わせたりできるので、様々な発想を引き出すことができる。また、材 質によって切るときの手応えや音、においの違いなどを味わうことができ、五感も使いながら手や 体全体を十分に働かせて造形活動を行うのに適している。○○市では、本年も十月初旬に木工祭が 行われ、子ども達は、職人によって作られた様々な木工芸品を鑑賞し、子ども達なりにそのよさを 捉えることができた。そこで、自分たちも木材を使った造形活動をすることで、自分たちの住む地 域に愛着を深めることができるであろう。 以上の点から本題材は、一人一人につくりだす喜びを味わわせることができると考える。 4 このような手だてで【支援】 ○ 本題材の指導にあたっては、木を切る楽しさを味わわせ、切った木片の形や組み合わせから豊か に発想して、自分の思い描いたものをつくることができるようにしたい。 ○ そのために、「であう」段階では、「ちがった形をギコギコ、コロコロたくさんつくって遊ぼう。」 と提案する。そして、のこぎりでいろいろな形に切る時間を確保し、音とにおいを感じて木とふれ あいながら十分に遊ばせる。 ○ 「あらわす」段階では、まず、「ギコギコ、コロコロ、たのしい形に大変身!」と題材名を提示 する。そして、グループで木ぎれを並べたり、積んだり、組み合わせたりして見立て遊びをさせ、 見え方の違いを感じ取らせる。次に、一人一人組み合わせを試行錯誤させながら形を思い描かせ、

(2)

2 -切ったり接着したりしながら、たのしい形をつくっていかせる。さらに、「もっと、変身させよう。」 と提案し、よりよく変身させるためのアイデアスケッチを描いて、それをもとにしたり、新しい発 想を加えたりしながらのこ屑やかんな屑などを使ってより工夫した作品をつくっていかせる。その 際、毎時間、振り返りカードに、表現の工夫や苦労、次の時間に取り組みたいことなどを記入させ 悩みやつまづきの相談にのったり次時に必要な支援を準備したりする。 ○ 最後に、「あじわう」段階では、互いの作品を鑑賞する「鑑賞タイム」を設ける。そして、「鑑賞 カード」に友だちの作品の感想を書き、お互いに交換させる。その際、見るときの観点を示すこと により、互いの表現活動を認め合い、造形的なものの見方や考え方を深めていくことができるよう にしたい。 5 活動計画(8時間) 段 配 学 習 活 動 見取りのポイント 主な支援(○) 階 時 方法(※) 個に応じた支援(※) で 90 1 自由に木材を切り、様々な形 ○切る方向を変えながら様々な形の あ 分 の木片をつくる。 木片を切り出そうと提案する。 う (1)のこぎりの安全な使い方を ○両刃のこぎりの扱い方の基本的な 学習する。 使い方を演示する。 (2)木の感触を味わいながら木 ○活木の香りや手応 ○はじめは、取り組みやすいように、 材を切り、様々な形の木片を え、音や色、形の 厚みの薄いものや幅の狭いもの、柔 たくさんつくる。 違いを感じながら らかい木を多く用意しておき、慣れ 木を切る活動を楽 てきたら、幅や厚みの違う木材を与 しんでいる。 えるようにする。 ※活動 ※意欲を引き出す話題を選んで話 し、共に活動する。 ○造のこぎりを適切 ○用具コーナーには、のこぎりの使 に安全に使ってい い方の資料を掲示しておく。 る。 ※のこぎりの使い方の個別指導をす ※活動 る。 ○切った感触や見立てたものの名前 などのつぶやきが聞かれたら丁寧に とり上げ、次時につながるよう全体 に広げていく。 あ ギコギコ、コロコロ、たのしい形に大変身! ら 2 木片を組み合わせて何かに見 立てて元になる形をつくる。 ○想木片の組み合わ ○グループで数個の木ぎれを組み合 わ 45 (1)切った木片を組み合わせて せからイメージし わせて見立て遊びをさせ、変身カー 分 見立て遊びを行う。 て何かに見立てて ドに記録させる。 す いる。 ※注視すべき部分を示したり、見る ・そちらからは、何に見える? ※変身カード 角度を変えるとよいことなどを助言 ・こちらから見ると~に見えるよ。 し何かに見立てることができるよう にする。 90 (2)木片を組み合わせて、何に ○造木片の形を生か ○材料コーナーに様々な形の木片を 分 見えるか考えて元になる形を して何かに見立て 十分に準備しておき、いろいろな表 つくる。 たり、組み合わせ 現を発想できるようにしておく。 ・のこぎりの音はギコギ楽し いな。・木のにおいがするね。 おもしろい形に切れたよ。 ~に見えるね。どんどん切っ てみよう

(3)

3 -方を試したりしな ○ヒントコーナーに木片の組み合わ がらつくっている。せ方や接合の仕方を工夫した作品例 ※活動 を置いておく。 ※おもしろい形になるように工夫し ている子どもの表現を紹介したり、 ヒントコーナーを参考にするように 促したりする。 ○必要に応じてのこぎりで切っても 良いことを知らせる。 ○造のこぎりや金槌 ※用具の使い方の資料をもとに、の を適切に安全に使 こぎりの使い方の個別指導をする。 うことができる。 ○友だちのよさを自分の作品に取り ※活動 入れることができるように、友だち との交流を自由に行わせる。 課外 (試しのコーナーで副素材の表現を試しながら、もっと工夫したいところをアイデアスケッチに記入する。) 3 アイデアスケッチをもとに「た ○想つくりたいもの ○ヒントコーナー用具コーナー、材 のしい形」を完成させる。 にあう材料や表し 料コーナーなど各種コーナーを設置 60 (1)釘やかんな屑などの表現効 方を考えている。 し、造形環境を整えて自由に使える 分 果を生かしてつくる。 ※アイデアスケッ ようにしておく。 チ・振り返りカー ※自分の思いがはっきりするよう 本 ド に、事前に話を聞き、スムーズに活 時 動できるようにしておく。 ○造釘、かんな屑な ○思いついたことにしたがって、は どの素材に向かい、じめの構想を変化させてつくりかえ 表し方を試行錯誤 てもよいことを知らせる。 しながら新たな発 ○友だちのよさを自分の作品に取り 想を加えながらつ 入れることができるように、友だち くっている。 との交流を自由に行わせる。 ※活動・作品 ※材料の特徴に注目させ、表現への 生かし方についてヒントコーナーの 資料とつないで具体的なアドバイス ○造材料に応じて接 をする 着の方法を工夫し ※接着の適切な方法を用具コーナー 30 (2)のこ屑やかんな屑による表 ている。 の資料を見ながら、共に考える。 分 現効果を生かして仕上げる。 ※活動・作品 あ 4 「鑑賞タイム」を行う。 ○鑑賞会で、友だちからの評価や感 じ 45 (1)鑑賞カードで互いのよさを ○活友だちの作品の 想を聞くことにより、自信や成就感 わ 分 伝え合う。 よさを見つけてい を持てるようにする。 う ・上手に形を組み合わせた る。 ※形やつなぎ方を工夫した作品を示 ね。 ※鑑賞カード しながらよさを見つけるようにアド ・つなぎ方に工夫があるね。 バイスをする。 6 本時の主眼 ○ 木を組み合わせた形から発想し、かんな屑など他の材料の生かし方を構想することができる。 ○ 材料の感じや特性を生かして、おもしろい形になるように工夫して表すことができる。 7 準備 ○ 教師…木片 カンナ屑 のこ屑 のこぎり 金づち くぎ 木工ボンド ○ 児童…アイデアスケッチ 振り返りカード 鉛筆 はさみ ・~に見えてきたよ。ここは、ボン ドでつけた方がいいな。     ・釘を打ったのにぐらぐらするよ。 友だちはどうしているかな。見てこ よう。あんな方法もあるんだな。私 もしてみよう。 ・釘を飾りにしよう。かんな屑のく るくるは、~にしたらいいね。のこ 屑で~をざらざらにするのもいいな。

(4)

4 -8 本時の展開 学 習 活 動 見取りのポイント 主な支援(○) 方法(※) 個に応じた支援(※) 1 前時学習を振り返り、本時のめあ ○想思いをふくらま ※アイデアスケッチの内容について事 てをつかむ。 せ、つくりたいも 前に相談に応じ、見通しを持ってスム ○アイデアスケッチをもとに、もっ のにあう材料や表 ーズに活動に入れるようにしておく。 と工夫したいところを紹介する。 し方を考えて構想 ○自分の制作への見通しを発言させる ・かんなくずのくるくるを生かし している。 中で、材料の特性に応じたおもしろい て飾りをつけるよ。 ※アイデアスケッ 表し方に関わる内容を具体的に板書に ・細いかんな屑を三つ編みにして チ・振り返りカー 位置づけ、本時の課題への意識化を図 ひもにして使うよ。 ド る。 ○付加修正した参考作品を見る。 ○付加修正した参考作品を見せ、意欲 付けを図る。 材料のおもしろい使い方をくふうして、たのしい形をもっと変身させよう。 2 イメージに合うように工夫してつ ○ヒントコーナー、用具コーナー、材 くる。 料コーナーなど各種コーナーを設置し、 ○自分のイメージに合うように、形、 ○造イメージに合わ 造形環境を整えて自由に使えるように 材質、組み合わせ方などを工夫す せて、材料の特徴 しておく。 る。 を生かしながら表 ※材料の特徴に注目させ、表現への生 したり、新たな発 かし方についてヒントコーナーの資料 想をしたりしなが とつなぎながら具体的なアドバイスを ら表している。 する。 ※作品・活動 ○アイデアスケッチや振り返りカード を参考にするが、思いついたことから 変更していいことを知らせ、思いの広 がりを促す。 ○必要に応じて自由に友だちの作品を ○造材料に応じて接 見て回り、取り組みの良いところを広 着の方法を工夫し め合うことができるようにする。 て作業を進めてい ※接着の方法について、用具コーナー る。 の資料を参考にするようすすめたり、 ※作品・活動 適切な方法を共に考えたりする。 3 本時学習を振り返る。 ○お互いの作品の工夫や良さを鑑賞 ○子ども達が見つけたところを具体的 カードに書いて交換し合う。 に見せ、発想や表現のよさを感じ取れ ○振り返りカードを書く。 るようにする。 ○表現の工夫や苦労、次の時間に取り 組みたいこと等を記入させ、次時の支 援に生かす。 ・小さいかんな屑 を塗ったボンドの上 に広げよう。 ・釘を飾りにしよう。 ・もっと木ぎれを つけて形を変えよう。 ・かんな屑をねじっ てひもにして使おう。 ・かんな屑を広げて 編んで使おう。 ・かんな屑のくるくる の形を~に使おう。 すてきな○○になった。

参照

関連したドキュメント

  「教育とは,発達しつつある個人のなかに  主観的な文化を展開させようとする文化活動

※1・2 アクティブラーナー制度など により、場の有⽤性を活⽤し なくても学びを管理できる学

○本時のねらい これまでの学習を基に、ユニットテーマについて話し合い、自分の考えをまとめる 学習活動 時間 主な発問、予想される生徒の姿

2. 「早期」、「予防」の視点に立った自立支援の強化

子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30

どんな分野の学習もつまずく時期がある。うちの

 支援活動を行った学生に対し何らかの支援を行ったか(問 2-2)を尋ねた(図 8 参照)ところ, 「ボランティア保険への加入」が 42.3 % と最も多く,

支援級在籍、または学習への支援が必要な中学 1 年〜 3