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プログラム 第 会場 (3F 多目的ホール ) 第 2 会場 (4F 研修室 -2) 9:00 9:25~9:30 開会の辞高橋聡 ( 秋田大学 ) 9:30~0:20 セッション 頭頸部 胸部 0:00 座長 ) 児玉芳尚 ( 手稲渓仁会病院 ) 0:00~:45 看護セッション教育講演 0:20

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(1)

29 回

北日本インターベンショナル

ラジオロジー研究会

プログラム・抄録集

会期:平成

28 年 9 月 3 日(土) 9:25-17:10

会場:秋田市にぎわい交流館

AU

総合受付:

3F

1 会場:多目的ホール(3F)

2 会場:研修室 1-2(4F)

世話人会:秋田センタービル(

5F 会議室)

懇親会:RB ステーキハウス(エリアなかいち 1F)

代表世話人:札幌東徳洲会病院 放射線診断科 齋藤博哉 当番世話人:秋田大学医学部 放射線科 高橋 聡

(2)

プログラム

第 1 会場(3F 多目的ホール) 第 2 会場 (4F 研修室 1-2) 9:00 9:25~9:30 開会の辞 高橋 聡(秋田大学) 9:30~10:20 セッション 1 頭頸部・胸部 10:00 座長)児玉芳尚(手稲渓仁会病院) 10:00~11:45 看護セッション 教育講演 10:20~11:00 セッション 2 腹部動脈瘤 講師 1 篠原俊晴(秋田大学病院) 座長)清冶和将(東北大学病院) 講師 2 及川茂夫(岩手県立中央病院) 11:00 11:00~11:40 セッション 3 ステント・RFA 講師 3 佐藤友美(東北大学病院) 座長)宮本憲幸(帯広厚生病院) 座長)星 真由美(東北大学病院) 對馬真貴子(青森県立中央病院) 休憩 12::00 12:00~12:50 ランチョンセミナー 演者)堀 信一(ゲートタワーIGT クリニック) 座長)橋本 学(秋田大学) 13:00 13:00~13:30 総会 13:30~14:10 セッション 4 13:30~14:15 看護セッション 一般演題 静脈瘤・シャント PTA・異物除去 座長)谷屋聡子(中通総合病院) 14:00 座長)伊東一志(公立置賜総合病院) 佐藤静子(本荘第一病院) 14:10~14:50 セッション 5 腎・後腹膜 14:15~14:50 看護セッション 教育講演 座長)力丸裕哉(仙台医療センター) 講師)堀井里美(市立秋田総合病院) 休憩 座長)牛丸千代美(秋田大学病院) 15:00 15:00~15:50 アフタヌーンセミナー 演者)中居康展(筑波メディカルセンター病院) 座長)高橋 聡(秋田大学) 16:00 16:00~16:30 セッション 6 骨盤 座長)加藤健一(岩手医科大学) 16:30~17:00 セッション 7 リンパ管 座長)作原祐介(北海道大学) 17:00 17:00~17:10 閉会の辞 高橋 聡(秋田大学)

(3)

ご 案 内

ご参加の皆様へ

【受付】 9 月 3 日(土)AM 9:00 から 3F 受付にて行います。 * にぎわい交流館AU の会場は、午前 9 時開場となります。 【参加費】 医師 2,000 円 技師、看護師 1,000 円 * 研究会会員の方は年会費もお納めください。 【懇親会会費】 医師 3,000 円 技師、看護師 2,000 円 9 月 3 日(土)17:30~19:30 RB ステーキハウス(会場に隣接した エリアなかいち 1F) 【単位の取得】  本会の出席で、以下の単位を取得できます。  日本 IVR 学会専門医更新単位(10 単位)  日本医学放射線学会専門医単位(3 単位)  日本 IVR 学会日本心血管インターベンション治療学会合同認定インタ ーベンションエキスパートナース更新単位(10 単位)  日本血管造影・インターベンション専門診療放射線技師更新単位(2 単 位) 【駐車場案内】 駐車場については、秋田市にぎわい交流館AUのホームページをご参照く ださい。http://www.akita-nigiwai-au.jp/access 【クローク・ドリンクコーナー】3F にありますのでご利用ください。 【機器展示】3F ホワイエにて機器展示が行われております。

(4)

世話人の皆様へ

9 月 3 日(土曜日)午前 8 時より秋田センタービル(秋田市中通 1-4-32)5F にて世話人会を行います。

座長の皆様へ

 担当セッション開始 10 分前までに次座長席にお着き下さい。  時間厳守の進行ならびに活発な討論をお願い申し上げます。

演者の皆様へ

 一般演題の発表時間は、発表 6 分・討論 3 分です。  看護セッションの発表時間は、発表 10 分・討論 5 分です。  発表 10 分前には次演者席にお着きください。  発表は PC プレゼンテーションで行っていただきます。詳細は次ページ の「PC プレゼンテーションの要領」をお読みください。

PCプレゼンテーションの要領

 会場にご用意する PC の OS は Windows7 です。 ソフトウェアは、 Microsoft office 2016 をご準備いたします。 Mac はご用意しており ません。 画面解像度は 1024×768 になります。  ご発表のプレゼンテーションファイルは、USB フラッシュメモリー、 ま たは CD-R(CD-RW 不可)にてお持ちください。 Mac で作成されたデー タは、ご自身の Mac をお持ち込みください。  動画がある場合はご自身の PC をお持ち込みください。 持込 PC は、ミ ニ D-sub-15 ピンの出力がある物をご用意ください。 外部出力用変換 アダプタが必要な場合は各自ご用意ください。 AC アダプタは必ずご用 意ください。  フォントはトラブル回避のために下記フォントを推奨いたします。 日本語:MS ゴシック、MSP ゴシック、MS 明朝、MSP 明朝

英 語:Arial 、Arial Black、Century 、Century Gothic

 PC 受付は、9 時 10 分から開始いたします。 ご発表の 1 時間前(第 1

セッションは 10 分前)までに、発表ファイル、またはご自身の PC を PC 受付までお持ちください。お預かりした発表ファイルは本学会以外

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の目的には使用せず、学会終了後ただちに消去いたします。PC 受付に て試写された PC は一旦お返し致しますので、ご発表前に会場内の映像 オペレーターへ改めてお預け下さい。  映像はプロジェクター1面投影になります。 演台には、確認モニター、 キーボード、マウス、レーザーポインターを ご準備いたします。 ご 発表の際、スライド 1 枚目が表示された状態にいたしますので、それ 以降の進行は、演者自身で操作してください。 【お問い合わせ先】 第29 回当番事務局 秋田大学医学部放射線科 E-mail [email protected] TEL 018-884-6179 FAX 018-836-2623

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北日本インターベンショナルラジオロジー研究会 世話人

代表世話人 齋 藤 博 哉 札幌東徳洲会病院 世 話 人 石 橋 忠 司 東北大学 今 井 茂 樹 総合南東北病院 木 村 元 政 立川総合病院 佐々木 康 夫 岩手県立中央病院 佐 藤 明 弘 仙台医療センター 宍 戸 文 男 福島県立医科大学 篠 原 敦 大館市立総合病院 清 水 匡 KKR 札幌医療センター斗南病院 菅 井 幸 雄 山形大学 鈴 木 敏 文 中通総合病院 関 裕 史 新潟県立がんセンター新潟病院 高 瀬 圭 東北大学 高 橋 聡 秋田大学 廣 川 直 樹 札幌医科大学 山 田 有 則 岩見沢明日佳病院 吉 村 宣 彦 新潟大学 淀 野 啓 鳴海病院 渡 邉 順 久 山形済生病院 会計幹事 篠 原 敦 大館市立総合病院 監査幹事 佐々木 康 夫 岩手県立中央病院

(7)

特別プログラム

ランチョンセミナー 第

1 会場 12:00~12:50

座長:橋本 学(秋田大学)

「がん診療における血管内治療の将来性」

医療法人 龍志会 ゲートタワーIGT クリニック

堀 信一

共催:日本化薬株式会社

アフタヌーンセミナー 第

1 会場 15:00~15:50

座長:高橋 聡(秋田大学)

「脳神経領域における血管内治療の現状」

筑波メディカルセンター病院 脳神経外科

中居 康展

共催:バイエル薬品株式会社

(8)

教育講演 第

2 会場 10:00~11:45

座長:星 真由美(東北大学病院)

對馬真貴子(青森県立中央病院)

1.

血管造影室における被ばく予防

篠原俊晴(秋田大学病院)

2.

看護師にとって必要な血管造影の画像の見方

及川茂夫(岩手県立中央病院)

3.

血管造影における造影剤の副作用とその対応

佐藤友美(東北大学病院)

教育講演 第

2 会場 14:15~14:50

座長:牛丸千代美(秋田大学病院)

「IVR 看護の役割」

堀井里美(市立秋田総合病院)

(9)

プログラム

第 1 会場(3F 多目的ホール)

開会の辞 9:25 当番世話人 高橋 聡(秋田大学)

セッション 1 頭頸部・胸部 9:30~10:20

座長: 児玉芳尚(手稲渓仁会病院)

1 逆行性及びセルジンガー法による動注併用放射線化学療法が奏功した N3 リンパ節転移を伴う舌癌の一例 青島 雅人(南東北病院) 2 鎖骨下動脈損傷に対し鎖骨下動脈ステント留置により救命しえた一例 角田晃久(青森県立中央病院) 3 異所性右鎖骨下動脈気管瘻予防を目的に塞栓術を施行した 1 例 掛端伸也(弘前大学) 4 肺縦隔腫瘍に対する DEB-TACE 児玉芳尚(手稲渓仁会病院) 5 冠動脈-肺動脈シャントに対してコイル塞栓術を施行した 3 例 樋口 慧(東北大学病院)

セッション2 腹部動脈瘤 10:20~11:00

座長:清冶和将(東北大学病院)

6 TAE で治療した IgG 関連血管炎によると思われる腹腔動脈仮性動脈瘤の 1 例 和田玲緒名(札幌東徳州会病院) 7 固有肝動脈瘤に対するバルーンアシスト下コイル塞栓術の1例 鎌田裕基(東北大学病院)

(10)

8 リピオドール単体での塞栓術が有効であった膵頭十二指腸切除術後の仮性 動脈瘤の1例

清冶和将(東北大学病院)

9 NBCA による Plug and push technique を用いて止血し得た脾動脈分枝動脈 瘤の一例 戸沢智樹(秋田大学)

セッション 3 ステント・RFA 11:00~11:40

座長:宮本憲幸(帯広厚生病院)

10 拡大右葉切除・膵頭十二指腸切除術前に上腸間膜動脈狭窄に対しステント 留置した 1 例 奥田洋輝(札幌医科大学) 11 生分解ステントを留置した先天性総胆管拡張症術後狭窄による肝内胆管結 石の 1 例 齋藤博哉(札幌東徳洲会病院)

12 HCC に対する IVRCT guide 下 Bipolar RFA 宮本憲幸(帯広厚生病院) 13 肝細胞癌術後副腎転移に対して RFA を施行した 1 例 湯浅憲章(製鉄記念室蘭病院)

ランチョンセミナー

12:00~12:50 座長:橋本 学(秋田大学)

「がん診療における血管内治療の将来性」

医療法人 龍志会 ゲートタワーIGT クリニック

堀 信一

共催:日本化薬株式会社

(11)

総会 13:00-13:30

セッション 4 静脈瘤・シャント PTA・異物除去 13:30~14:10

座長: 伊東一志(公立置賜総合病院)

14 胆管切除後の挙上空腸静脈瘤に対し経回結腸静脈的塞栓術を行った 2 例 吉野裕紀(手稲渓仁会病院) 15 消化管出血で発見された回腸静脈瘤の塞栓術 犬上 篤(秋田厚生医療センター) 16 シャント静脈の非血栓性閉塞症例の検討 伊東一志(公立置賜総合病院) 17 血管内異物を経カテーテル的に除去した 4 例 熊坂由紀子(岩手県立中部病院)

セッション 5 腎・後腹膜 14:10~14:50

座長:

力丸裕哉

(仙台医療センター)

18 巨大な出血性腎嚢胞に対しエンボスフィアによる塞栓術が有効であった 1 例 高野 徹(新潟大学医歯学総合病院) 19 多発性嚢胞腎に対するエンボスフィアによる腎動脈塞栓術の初期経験 作原 祐介(北海道大学) 20 腎血管筋脂肪腫に対して無水エタノールによる塞栓術を施行した 6 症例の 検討 古賀 誠(秋田大学)

(12)

21 XLIF 後の腰動脈仮性動脈瘤に対し TAE を施行した 1 例 岩村暢寿(大間病院)

アフタヌーンセミナー

15:00~15:50

座長:高橋 聡(秋田大学)

「脳神経領域における血管内治療の現状」

筑波メディカルセンター病院 脳神経外科

中居 康展

共催:バイエル薬品株式会社

セッション 6 骨盤 16:00~16:30

座長:加藤健一(岩手医科大学)

22 側副路から追加塞栓しえた骨盤骨折の1例 力丸裕哉(仙台医療センター) 23 進行膀胱・前立腺癌からの難治性血尿に対する動脈塞栓術の検討 力丸裕哉(仙台医療センター) 24 産後の過多出血に対する塞栓術の検討 加藤健一(岩手医科大学)

セッション 7 リンパ管 16:30~17:00

座長:作原 祐介(北海道大学)

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25 卵巣癌根治術後難治性リンパ漏に対しリンパ管造影にて治癒したと 思われる1例 木野田直也(北海道大学) 26 術後乳び漏に対して Nodal lymphangiography(NLG)を施行した 5 例 石山公一(秋田大学) 27 難治性リンパ漏に対するリンパ系 IVR 山田謙太郎(防衛医科大学)

閉会の辞 17:00 当番世話人 高橋 聡

2 会場(4F 研修室 1-2)

教育講演 10:00~11:45

座長:星 真由美(東北大学病院)

對馬真貴子(青森県立中央病院)

4.

血管造影室における被ばく予防

篠原俊晴(秋田大学病院)

5.

看護師にとって必要な血管造影の画像の見方

及川茂夫(岩手県立中央病院)

6.

血管造影における造影剤の副作用とその対応

佐藤友美(東北大学病院)

(14)

看護セッション 一般演題

13:30-14:15

座長:谷屋聡子(中通総合病院)

佐藤静子(本荘第一病院)

28 全身麻酔における外来看護師の知識と技術の習得に向けた取り組み 佐藤 裕子(中通総合病院) 29 血管造影室でのタイムアウト導入への取り組み 最上弘子(秋田大学医学部附属病院) 30 血管撮影室におけるタイムアウトへの取り組み 平船由子(東北大学病院)

教育講演

14:15~14:50

座長:牛丸千代美(秋田大学病院)

「IVR 看護の役割」

堀井里美(市立秋田総合病院)

(15)

抄 録

1 逆行性及びセルジンガー法による動注併用放射線化学療法が奏功した N3 リ ンパ節転移を伴う舌癌の一例 1総合南東北病院 放射線診断科、 2放射線治療科 ○青島雅人1、中里龍彦1 、今井茂樹1、山國遼1、髙山香名子2、中村達也2 症例は 39 歳男性、cT4aN3M0 の右舌扁平上皮癌。手術拒否のため、陽子線治療目 的にて当院紹介となった。2016 年 4 月から5月に全頸部 RT 40Gy/20fr.、陽子 線治療 34Gy/17 回(右頸部リンパ節以外 28Gy/14fr.)を施行した。同時に主に 原発巣を治療対象として、浅側頭動脈からのカニュレーションによる CDDP 動注 を施行した。さらに、リンパ節転移巣を灌流する右上行頸動脈、右頸横動脈、 右顔面動脈、両側後頭動脈に対しはセルジンガー法による超選択的動注療法 (CDDP)を 3 回施行した。治療 1 ヶ月後の MRI で舌病変は確認できない程度に 縮小しリンパ節転移巣も縮小傾向で、良好な一次治療効果を得た。 2 鎖骨下動脈損傷に対し鎖骨下動脈ステント留置により救命しえた一例 1青森県立中央病院放射線科、2弘前大学医学部附属病院放射線科、3国民健康保 険大間病院 〇角田晃久1、岡野孔亮1、渋谷剛一1、対馬史泰 2、掛端伸也2、藤田大真2、野 田 浩2、小野修一2、三浦弘行2、清野浩子2、藤田 環2、岩村 暢寿3 症例は 19 歳男性。心筋炎で循環器内科入院中、カテーテル感染が疑われ、右内 頚動脈より Blood access カテーテルを入れ替えたところ、手技後より血圧低下 が 見 ら れ た 。 造 影 CT で 大 量 の 右 血 胸 と 右 鎖 骨 下 動 脈 か ら 右 胸 腔 内 へ extravasation を認めた。右鎖骨下動脈撮影で右鎖骨下動脈-右椎骨動脈分岐部 付近より extravasation あり、右鎖骨下動脈でバルーンを拡張させ撮影したと ころ、extravasation は消失、バルーン閉塞下で右椎骨動脈撮影をしたところ extravasation あり、右椎骨動脈塞栓を要すると判断。右椎骨動脈の血流は逆行 性で、塞栓をしても対側からの血流で右椎骨動脈領域は還流されると判断、右 椎骨動脈を塞栓、カバードステントを留置、extravasation の消失と右上肢への 血流が保たれていることを確認。術後循環動態は安定、頭部 MRI では虚血性変 化は見られなかった。その後、意識状態は改善、術後第 71 病日に転院となった。 血管損傷の際、緊急ステントグラフトは有効な治療手段と考えられた。

(16)

3

異所性右鎖骨下動脈気管瘻予防を目的に塞栓術を施行した 1 例 1弘前大学大学院医学研究科 放射線科学講座、2胸部心臓血管外科学 ○掛端伸也1、対馬史泰1、藤田大真1、藤岡一太郎 1、藤田 環1、清野浩子1 三浦弘行1、小野修一1、谷口哲2、鈴木保之2、小渡亮介2 症例は 10 才代女性。極型ファロー四徴症、体肺動脈側副血行(MAPCA)のため、 数回の手術歴あり。低酸素脳症のため、気管切開、人工呼吸器管理中であった。 経過中、気道狭窄症状があり、造影 CT を施行。CT では気管背側に異所性右鎖骨 下動脈があり、気管を強く圧迫していた。気管支鏡では気管背側に拍動性のあ る発赤した肉芽があり、動脈気管瘻形成の危険性が高いと判断し、動脈気管瘻 予防のために塞栓術を施行した。 異所性右鎖骨下動脈から分岐する椎骨動脈や、BT シャント、肺内への側副路を コイル塞栓し、Amplatzer Vascular Plug 1 で病変部を isolation した。治療後、 右上肢の虚血や動脈気管瘻はなく、気道狭窄症状は改善傾向である。

4

肺縦隔腫瘍に対する DEB-TACE 手稲渓仁会 放射線診断科 ○児玉芳尚、櫻井康雄、吉野裕紀 目的 肺縦隔転移に対する DEB-TACE の安全性、課題検討する 対象と方法 肺縦隔 TACE を施行した 3 例 10 回を後方視的に解析した。関与の 疑われ る気管枝動脈、肋間動脈を選択し、腫瘍への feeding および脊髄動脈の除外を Angio 下 CT にて確認した。DEB-TACE は、CDDP 含浸マイクロスフィアを使用した。 合併症を CTCAE v4 にて評価した。 結果 G3 以上の合併症は認めなかった。手技時に錯感覚 30%、頭痛 20%、洞性頻 脈 20%、洞性徐脈、咳嗽、潮紅がみられたが、いずれも G1 で一過性であった。 採血では、AST 上昇 G2 が 10%でみられた。また、Bil 上昇、AST 上昇、ALT 上昇、 ALP 上昇が G1 でみられた。

結論 肺縦隔 DEB-TACE は安全に施行できる手技と考えられる。ただ、手技時に 一過性の自覚症状が見られることがある。

(17)

5 冠動脈-肺動脈シャントに対してコイル塞栓術を施行した 3 例 1東北大学病院 放射線診断科、2岩手医科大学附属病院 放射線科、3仙台市立 病院 放射線科 ○樋口 慧1、佐藤友美1、大田英揮1、榊原宏幸1、高木英誠2、長谷川哲也3 清治和将1、高瀬 圭1 冠動脈を流出路とするシャントは稀な病態であり、肺動脈が流出路となりう る。冠動脈-肺動脈シャントに対してコイル塞栓術を施行した 3 例について報告 する。1 例目は 73 歳の男性で、左冠動脈(#6, #11)の他に、右冠動脈口の直上 の上行大動脈や両側の気管支動脈も肺動脈シャントを形成していた。2 例目は 58 歳の男性で、第一対角枝(#9)と右冠動脈口を流出路とする肺動脈シャント とそれに伴う瘤を認めた。3 例目は 66 歳の男性で、右冠動脈(#1)の他に、左 気管支動脈や左心膜横隔膜動脈、固有食道動脈も肺動脈シャントを形成してい た。いずれの症例も冠動脈-肺動脈シャントに対して金属コイルを用いて塞栓し、 良好な塞栓効果を得た。心筋虚血や梗塞を含む重篤な合併症は生じなかった。 6 TAE で治療した IgG 関連血管炎によると思われる腹腔動脈仮性動脈瘤の 1 例 1札幌東徳洲会病院 放射線科、2消化器科、3札幌徳洲会病院 放射線科 ○和田玲緒名1、齋藤博哉1、高坂琢磨2、太田智之2、片田竜司3 【背景】IgG4 関連血管炎は大動脈のみ留まらず、中型動脈でも起こりうること が報告されている。 【症例】56 歳男性、腹痛で当院受診。IgG4 関連疾患によると思われた腹腔動脈 仮性動脈瘤に対して、緊急 TAE を行う方針となった。 【経過】血管造影では、腹腔動脈は上腸間膜動脈と共通幹であった。仮性動脈 瘤塞栓をする際、上腸間膜動脈にコイルが逸脱する可能性を考慮して、上腸間 膜動脈に canulation し、balloon 閉塞・ステント留置を行えるよう備えた。 GDC コイルを使用し、脾動脈・総肝動脈から血流遮断を行った後に、腹腔動脈 の仮性動脈瘤内を GDC コイルにて塞栓した。 【まとめ】IgG4 関連血管炎のうち、腹腔動脈に仮性動脈瘤を伴った例は、非常 に稀である。若干の文献的考察を加えてここに報告する。

(18)

7 固有肝動脈瘤に対するバルーンアシスト下コイル塞栓術の1例 東北大学病院 放射線診断科 ○鎌田裕基、清治和将、佐藤友美、松浦智徳、高瀬 圭 80 代 男性。前医の CT で固有肝動脈瘤(径約 18 mm)を指摘され、増大傾向を 認めたため、治療目的に当科に紹介となった。 塞栓術(1回目):マイクロバルーンカテーテル(バルーン径 4 mm, 長さ 10 mm) にてバルーンアシストし、瘤内をコイルで塞栓した。瘤頸部にわずかに非塞栓 部(血流残存)を認めたが、固有肝動脈へのコイル逸脱が危惧されたため手技 を一旦終了し、5 ヶ月後に経過観察の血管撮影を施行することとした。

塞栓術(2 回目):血管撮影で coil impaction を認めたため、冠動脈 PTA 用バル

ーンカテーテル(バルーン径 4 mm, 長さ 15 mm)にてバルーンアシスト下に瘤 内のコイル塞栓を追加した。1 回目に比べ、動脈瘤を確実に閉塞できたため瘤頸 部までコイルを充填し得た。本症例につき治療法選択の是非を含め告する。 8 リピオドール単体での塞栓術が有効であった膵頭十二指腸切除術後の仮性 動脈瘤の1例 1 東北大学病院 放射線診断科、2 東北医科薬科大学 放射線科 ○清治和将1、佐藤嘉尚1、加賀谷由里子2、松浦智徳1、高瀬 圭1 60 代 男性。肝門部胆管癌に対し膵頭十二指腸切除術を施行。術後 10 日目に腹 腔ドレーンから血液排出あり、CT にて残膵背側に血管外漏出像を認め緊急血管 造影を施行した。大膵動脈を介し描出される横行膵動脈に仮性動脈瘤を認めた が、大膵動脈起始部以遠へのマイクロカテーテル挿入困難であった。通常の塞 栓物質(ゼラチンスポンジ、コイル、無水エタノール、NBCA)では仮性動脈瘤 まで到達不可ないし、到達しても残膵を含めた周囲組織への影響(膵炎等)が 大きいと判断し、リピオドール(Lip)単体での塞栓を施行した。Lip は油性造 影剤であるが、肝細胞癌に対する TACE やリンパ漏においては塞栓物質としての 性質も有する。Lip 単体での塞栓術が有効であった術後仮性動脈瘤の 1 例を経験 したので報告する。

(19)

9 NBCA による Plug and push technique を用いて止血し得た脾動脈分枝動脈 瘤の一例 1秋田大学医学部 放射線科、2秋田赤十字病院 放射線科、3消化器内科 ○戸沢智樹1、高橋 聡1、和田優貴1、宮内孝治2、小松田智也3、齋藤さとみ3 山中有美子3、橋本 学1 症例は 55 歳女性。膵体尾部癌、多臓器転移に対し 2008 年より加療中。2016 年 CT にて、膵尾部頭側に 35mm 程の仮性動脈瘤を認めた。塞栓術の方針となり、腹 腔動脈造影で脾動脈起始部付近から胃への細い分枝が流入血管となる動脈瘤を 認めたが、描出は淡く inflow が制限されているようであった。マイクロコイル

を用いると guiding catheter が反跳しそうであったため、塞栓物質として NBCA

を選択した。Plug and push technique にて瘤の neck から流入動脈にかけて の塞栓を完遂した。 10 拡大右葉切除・膵頭十二指腸切除術前に上腸間膜動脈狭窄に対しステント 留置した 1 例 1札幌医科大学 放射線医学講座、2札幌禎心会病院 放射線治療科 ○奥田洋輝1、廣川直樹1、宇佐見陽子1、坂田耕一1、齊藤正人2 拡大右葉切除および膵頭十二指腸切除術施行前に上腸間膜動脈狭窄に対しステ ント留置した 1 例を報告する。【症例】70 代男性。胆管癌(cT2aN0M0、StageⅡ) に対し拡大右葉切除+膵頭十二指腸切除の方針となったが上腸間膜動脈(SMA) 狭窄が併存した。血管造影にて複数本の側副血行路により SMA 血流確保が確認 されたが、術後腸管虚血が懸念され、ステント留置術を施行。約一か月の待機 時間を置いた後に手術を施行した。術後腸管虚血は認めなかったが、左肝静脈 狭窄による out flow block で大量腹水を認めたため、狭窄部にステント留置し 軽快した。側副血行路により血流確保されている場合の術前のステントによる 血管拡張は、術後管理面からも慎重な適否判断を要する。今回、この点に着目 しその適否に付き検討する。

(20)

11 生分解ステントを留置した先天性総胆管拡張症術後狭窄による肝内胆管結 石の 1 例 1札幌東徳洲会病院 放射線科、2外科、3札幌徳洲会病院 放射線科、4旭川医大 第二内科 ○齋藤博哉1、和田玲緒名1、前島 拓2、唐崎秀則2、片田隆司3、山北圭介4 症例は 20 歳代、女性。先天性胆道拡張症の診断で、胆管切除、胆管空腸吻合 術が施行された。術後 23 年後肝機能障害を指摘、肝内胆管結石と診断されウル ソ投与開始。その後肝障害が悪化さらに胆管炎が頻発するようになったため、 当科紹介入院となった。 左右両葉から計 3 本の PTCD を施行後、バルーンカテーテルによる排石後、EHL を用いて砕石を行った。左肝管、右後枝(左肝管に合流)に強固な狭窄が残存 したため、チューブステントによる内瘻化を行った後(約 2 か月)、生分解ステ ントを留置した。通常、ブジーは 6~12 か月の長期が推奨されるが、病悩期間 が長期にわたる強固な狭窄に対しては、早期から生分解ステントの留置が有用 であると思われた。

12 HCC に対する IVRCT guide 下 Bipolar RFA JA北海道厚生連帯広厚生病院 放射線科

○宮本憲幸 加藤大祐 山口晃典 高橋文也 田口大志

Bipolar RFA では US のみでは電極穿刺・配置が難しい。HCC 18 例 20 結節に対 して LipTAI/TACE を先行し IVRCTguide 下 Bipolar RFA を施行した。Bipolar 選

択理由は初発の HCC,腫瘍径(>20mm),脈管近接。造影 CT で Lip 周囲に全周

ablative area があるものを手技的成功とし Monopolar RFA と比較した。手技的 成功は 80%(16/20)で得られた。Monopolar との比較では Bipolar で有意に

腫瘍径が大きかったにもかかわらず(23mm vs 16mm),手技的成功は有意差な

し(80% vs 85% ).HCC に対する IVRCT guide 下 Bipolar RFA は有用と思われ

る。

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13 肝細胞癌術後副腎転移に対して RFA を施行した 1 例

1製鉄記念室蘭病院 放射線科、2消化器内科・血液腫瘍内科、3外科

○湯浅憲章 1、濱口孝太2、中村元2、柴田敬典 2、安部智之 2、藤井重之2、前田

征洋2、仙丸直人3

症例は 60 歳代男性、非 B 非 C、Child-Pugh 分類 A(5 点)、肝障害度 A。黄疸を

機に 9cm の肝細胞癌を指摘され減黄後に切除。1 年 8 ヶ月後に残肝および右副腎 に 2cm 程度の腫瘍を指摘され副腎病変は生検で肝細胞癌の転移と診断、PET-CT ではその他に転移を認めなかった。残肝と副腎病変へ TACE 先行 CT ガイド下 RFA 施行、評価 CT で肝病変は焼灼良好だったが副腎病変は右~下縁に残存を認めた ので後日経皮経肝的に hydrodissection 併用下で追加 RFA 施行し評価 CT で焼灼 を確認、その後 Sorafenib を開始した。本例は BCLC-C 相当で RFA は標準治療で はないが、原発および転移巣全体が≦3cm・3 個で、穿刺経路も確保でき、肝予備 能も良好だったので一期的に RFA を試みた。既に諸家から報告されているよう に肝外転移への ablation 治療は一選択肢となりうる。 14 胆管切除後の挙上空腸静脈瘤に対し経回結腸静脈的塞栓術を行った 2 例 1手稲渓仁会 放射線診断科、2外科 ○吉野裕紀1、児玉芳尚1、櫻井康雄1、安保義恭2 【症例 1】70 才台、女性。 【現病歴】X-9 年に胆嚢癌に対し拡大胆摘・胆管切除術。X-4 年に食道静脈瘤破 裂、以後門脈血栓を合併し消化管出血を反復。門脈本幹は経過中に閉塞。今回、 難治性下血と貧血進行を認めた。 【経過】小開腹下に回腸静脈からアプローチ、事前に撮像した CTAP を参照し静 脈瘤遠位まで到達、金属コイルで塞栓した。 【症例 2】60 才台、男性。 【現病歴】Y 年に肝内胆管癌に対し、肝左葉尾状葉切除、胆管切除術。6 ヶ月後 に下血あり、造影 CT で挙上空腸静脈瘤を認めた。 【経過】事前に CTAP を撮像し、供血路は吊り上げられた空腸静脈からの複数の 枝、排血路は肝門部~肝内の拡張蛇行した無数の異常血管と確認。門脈本幹は 良好に開存。小開腹下に回腸静脈からアプローチ、複数の供血路をそれぞれ選 択し、金属コイルで塞栓した。

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15 消化管出血で発見された回腸静脈瘤の塞栓術 秋田厚生医療センター 放射線科 ○犬上 篤 症例:75 歳 男性 既往歴:食道静脈瘤 現病歴: 肝硬変症、肝細胞がんで入院中に消化管出血を認めた。CT 上 active な出血は指摘できなかった。右下腹部回腸部に拡張蛇行した静脈が認められた。 経皮・経肝的門脈経由で、回腸静脈瘤の塞栓術を計画した。肝内門脈にシース を留置、固定した。シースからマイクロバルーンカテーテルを挿入した。回腸 静脈でバルーン閉塞下に造影し、回腸静脈瘤を確認した。バルーン閉塞下に 5% ethanolamine oleate iopamidole(EOI)を注入し塞栓した。最後にバルーン閉塞 下に回腸静脈にマイクロコイルを留置して手技を終えた。 16 シャント静脈の非血栓性閉塞症例の検討 公立置賜総合病院 放射線科 ○伊東一志、影山咲子、新野一穂、菅原千智 シャント静脈の完全閉塞は、血栓性と非血栓性に分類される。非血栓性閉塞は、 血栓がないか極めて少ない閉塞病変とされており、透析学会ガイドライン上は 「閉塞部をガイドワイヤーが通過すれば、ほとんどの場合、バルーン PTA など の拡張のみで再開通が可能である。」とされている。今回、当院で施行された前 腕の非血栓性閉塞症例の主経路 PTA について検討した。 目的:当院での非血栓性閉塞症例に対しての PTA が適切かどうかを確認する。 方法:当院で施行した shuntIVR1086 例中、前腕の非血栓性閉塞と判断した 9 例 を検討した。現行の保険診療の支払い基準に基づいて、3 か月以上開存が維持で きているかを検討した。 結果:前腕の非血栓性閉塞症例 9 例に PTA を施行した結果、9 例で初期成功が得 られた。3 か月以内に再度治療が必要あるいは閉塞した症例は 3 例が該当した。 考察:通常の狭窄病変では PTA での開存率は 3 か月から 6 か月で 60%台から 98% 程度までと報告されている、一方非血栓性閉塞では 50%以下から 90%程度までの 報告がされている。今回の検討で当院での非血栓性閉塞の治療は概ね妥当と考 えられた。

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17 血管内異物を経カテーテル的に除去した 4 例 1岩手県立中部病院 放射線診断科、2血管外科 ○熊坂由紀子1、山下洋2 血管内異物の経カテーテル的除去術は、安全で成功率も高く有効な方法である が施行する機会は少ない。当院では 2012 年から 2015 年の 4 年間に 4 例の血管 内異物除去を施行した。トラブルシューティングの貴重な経験であった。 対象は化学療法に使用した CV ポートカテーテルの断裂 2 例、胃癌術後の脾動脈 仮性瘤破裂 TAE 中のマイクロコイルの逸脱 1 例、血液透析シャント血管狭窄 PTA 中のバルーンカテーテル破裂による断裂 1 例であった。CV カテーテル遺残には 12-20 EN Snare(3 ループ), マイクロコイルには 10mm Goose Neck Snare、遺残 バルーンカテーテルには 4mm Goose Neck Snare を用いた。Semi compliant balloon の破裂は Rated burst pressure を超えた加圧により起こりうるが通常 断裂はしない。今回は inner tube の損傷とシャフトの離断を来した稀な症例で ある。 18 巨大な出血性腎嚢胞に対しエンボスフィアによる塞栓術が有効であった 1 例 新潟大学医歯学総合病院 放射線科 ○高野 徹、佐藤辰彦、園山康之、八木琢也、塩谷 基、堀井陽祐、吉村宣彦、 青山英史 症例は 66 歳男性。約 33 年前から透析導入。2 年半前より血尿があり徐々に増 強。左腎の出血を伴う嚢胞も 15cm と増大傾向にあり出血性嚢胞が血尿の原因 と考えられた。本年 6 月に血尿はさらに増強し、貧血も進行したため塞栓術の 適応と考えた。血管造影上微小動脈からの出血が多発。微小な血管まで塞栓さ せるため、エンボスフィア300-500μm を使用した。2 本の腎動脈が関与しそれ ぞれエンボスフィア注入後マイクロコイルで中枢側を塞栓した。術後血尿は消 失、背部痛や発熱は一過性で軽度であり術後経過は良好であった。嚢胞内出血 の原因となる微小な動脈の塞栓にはエンボスフィアは有効と考えられた。

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19 多発性嚢胞腎に対するエンボスフィアによる腎動脈塞栓術の初期経験 1北海道大学放射線診断科、2同 第2内科 ○作原 祐介1、森田 亮1、曽山 武士1、阿保 大介1、加藤大貴1、工藤 與亮1 西尾 妙織2 【目的】症候性の多発生嚢胞腎に対するエンボスフィアを用いた腎動脈塞栓術 (TAE)の安全性・有効性を前向きに検証する。 【対象・方法】対象は多発性嚢胞腎に関連する腹部膨満、疼痛を有する透析導 入後(自己尿<500mL/day)の患者。両側腎動脈にエンボスフィアを注入後、金 属コイルを追加して TAE を施行。腎容積変化、臨床症状変化、合併症について 検討した。 【結果】2015 年 3 月から 12 月に 3 名の女性(54、58、65 歳)の患者の 6 腎に 対して TAE を施行。治療前の平均腎容積は 3885 ± 772mL(2589 - 4987mL)、縮 小率は治療後 3 ヶ月目:77.7 ± 13.9%、6 ヶ月目: 60.3 ± 14.0 %だった。全 例で 6 ヶ月以内に臨床症状の軽減が得られた。TAE 後に塞栓後症候群(3/3)、輸 血を要する腎性貧血増悪(2/3)など認めたが改善した。 【結論】エンボスフィアによる TAE は,多発性嚢胞腎の症状緩和に有効な治療 20 腎血管筋脂肪腫に対して無水エタノールによる塞栓術を施行した 6 症例の 検討 秋田大学医学部 放射線科 ○古賀 誠,高橋 聡,石山 公一,菅原 真人,和田 優貴,戸沢 智樹, 橋本 学 腎血管筋脂肪腫(腎 AML)の自然破裂時や破裂予防,症状発現時の治療として、 近年では経カテーテル塞栓術(TAE)などの腎温存治療が中心となってきている. 腎 AML に対する TAE の塞栓物質としては無水エタノールや NBCA,ゼラチンスポ ンジ,球状塞栓物質,金属コイルなどが用いられる.当院では 2014 年 7 月から 2016 年 3 月の間に 7 症例の腎 AML に対して TAE を施行し, 2 症例が破裂例であ った.塞栓物質として 6 症例で無水エタノールを使用し,そのうち 3 症例で microballoon catheter で balloon 閉塞下の塞栓を行い,1 症例では金属コイル を併用した.無水エタノールを用いた TAE を行った腎 AML の 6 症例について, TAE 前後の腫瘍体積や血清クレアチニン値,TAE による有害事象など後ろ向きに 調査・検討し,若干の文献的考察を加えて報告する.

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21 XLIF 後の腰動脈仮性動脈瘤に対し TAE を施行した 1 例 1大間病院 内科、2青森県立中央病院 放射線部、3弘前大学 放射線科 ○岩村暢寿1、角田晃久2、渋谷剛一2、掛端伸也3、対馬史泰3 今回、TAE で止血し得た XLIF 後の腰動脈仮性動脈瘤の一例を経験したので文献 的考察を含めて報告する。症例は 70 代女性。腰部脊柱管狭窄症に対して XLIF (内視鏡下腰椎側方椎体間固定術)施行となった。経皮的椎弓根スクリュー刺 入中に L4 横突起基部に骨折を生じたため、修正、刺入の反復を要した。術中 vital に変動はなく、手術は終了となったが、翌日、ショック状態となり、緊急 CT 施 行となった。CT 上後腹膜血腫と左第 4 腰動脈の仮性動脈瘤、extravasation を 認め、緊急 IVR となった。血管造影上も CT 同様の所見が確認されたが、仮性動 脈瘤より末梢の選択、isolation が困難と判断、患者の全身状態も考慮し、腰動 脈を NBCA-Lipiodol で塞栓、止血した。合併症は見られず、塞栓 20 日後に経過 良好にて退院となった。 22 側副路から追加塞栓しえた骨盤骨折の1例 仙台医療センター放射線科 ○力丸裕哉、佐藤明弘 症例は 41 歳、女性。マンション4階より転落し、2 次救急機関へ搬送された。 CT で右内腸骨動脈域からの造影剤漏出を伴う不安定型骨盤骨折を認め、外科医 により右内腸骨動脈のコイル塞栓術と創外固定が実施された。 受傷4日後に内固定術目的で当院紹介となった。CT では右腸骨骨折部にφ2cm の仮性動脈瘤が認められ、左内腸骨動脈域にも複数の小出血が残存していた。 腸骨骨折部の仮性瘤はコイル塞栓された上臀動脈の末梢域であった。外側大腿 回旋動脈との吻合から破綻部までマイクロカテーテルを進め、NBCA で塞栓した。 近年、救急に新規参入する病院が増えている。我々はこれらの施設で十分治療 しきれない症例を適切にサポートできるよう、より高度な技術の研鑽を積む必 要がある。また、治療前後の CT 読影や治療戦略について、意見交換の機会を増 やすべきである。

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23 進行膀胱・前立腺癌からの難治性血尿に対する動脈塞栓術の検討 仙台医療センター放射線科 〇力丸裕哉、佐藤明弘 進行膀胱・前立腺癌からの出血で止血困難な場合に動脈塞栓術を依頼される ことがある。 2012 年 4 月~2016 年 7 月に 8 例に対し 9 回の塞栓術を実施した。男性 7 例、 女性 1 例。65-93 歳(平均 79.3)。前立腺癌 4 例、膀胱癌 3 例、併発 1 例であっ た。スポンゼルのみ使用 3 回、エンボスフェア使用 6 回であった。全例で直ち に止血が得られ、直後~1 週間で血尿が消失した。1 例で 3 か月後に腫瘍再増大 による出血があり、再塞栓を実施したが、他には再塞栓を要しなかった。エン ボスフェア使用の膀胱癌 1 例、前立腺癌 1 例で画像上の腫瘍縮小が確認できた。 追加治療の選択肢がある場合にはスポンゼルのみで十分と考えられた。去勢 抵抗性前立腺癌等、追加治療が期待できない症例ではエンボスフェア使用で止 血期間の延長が得られるかもしれない。 24 産後の過多出血に対する塞栓術の検討 1岩手医科大学 放射線科、2同 産婦人科 ○加藤健一1、鈴木智大1、田中良一1、瀬川昂史 1、川島和哉1、鈴木美知子1 田村明生1、中山学1、苫米地牧子1、江原茂1 、小山理恵2、菊池昭彦2 【目的】当院の産後の過多出血(postpartum hemorrhage: PPH)に対する塞栓術 について検討した。 【対象と方法】2007 年 10 月から 2016 年 6 月までに PPH に対して塞栓術が施 行された41 例。出血原因,止血効果,転帰,DIC の有無について検討した。 【結果】Primary PPH(分娩後 24 時間以内に発症)は 27 例,secondary PPH (分娩後24 時間以降)は 14 例であった。出血原因は癒着胎盤 10 例,胎盤遺 残 8 例,弛緩出血 6 例,膣壁損傷 4 例,前置胎盤 3 例,仮性動脈瘤 3 例,常 位胎盤早期剥離 2 例,子宮筋腫 1 例,原因不明 4 例であった。塞栓後も出血が 持続し子宮摘出術が施行された1例を除き,止血効果を認めた。DIC(スコア 8 点以上)は 7 例で認めた。死亡は 1 例あり,DIC から敗血症で死亡した。 【結語】PPH に対する塞栓術は有用である。

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25 卵巣癌根治術後難治性リンパ漏に対しリンパ管造影にて治癒したと 思われる1例 1北海道大学 放射線診断科、2同 産婦人科 ○木野田直也1、森田亮1、曽山武士1、阿保大介1、作原祐介1、工藤與亮1、嶋 田知紗2、金野陽輔2 【症例】40歳代女性。卵巣癌根治術後に難治性の漿液性腹水貯留が遷延し、 リンパ漏を疑われた。両側鼠径リンパ節を直接穿刺しリピオドールを注入した ところ、右鼠径上~外腸骨領域よりリピオドールの腹腔内への漏出を認めた。 リンパ管造影後、腹水は減少したが消失しなかった。後日腹腔鏡下にインジゴ カルミンによるリンパ管造影を施行したが、漏出部位を特定できなかった。そ の後、腹水はほぼ消失した。【考察】術後難治性乳糜胸腹水に対する診断的治療 としてリンパ管造影の有用性が提唱されているが、骨盤内リンパ瘻に対するリ ンパ管造影の報告は少ない。【結語】卵巣癌根治術後難治性リンパ漏に対しリン パ管造影にて治癒したと思われる1例を経験した。 26 術後乳び漏に対して Nodal lymphangiography(NLG)を施行した 5 例 秋田大学放射線科 ○石山公一、古賀誠、高橋聡、浅野友之、橋本学 【対象】いずれも男性(59-75、平均 67.0 歳)、4 例は食道癌術後,1 例は胃癌術 後の乳び漏。鼠径リンパ節を US ガイド下で穿刺しリピオドール用手注入にて施 行。【結果】5 例中リンパ漏出部が特定できたものは 4 例。内、3 例は手術にて 漏出部閉鎖術を施行、1 例は LNG 後胸水量が減少し治癒傾向である。漏出部が特 定できなかった 1 例は LNG 後、保存的に経過観察し治癒した。【結語】術後乳び 漏に対して NLG を施行した 5 例を報告した。いずれも手術的治療(3 例)あるい は保存的治療(2 例)での治癒に至り、LNG 施行は意義があったと考える。

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27 難治性リンパ漏に対するリンパ系 IVR

1防衛医科大学校 放射線医学講座

2Dotter Interventional Institute, Oregon Health & Science University

○山田謙太郎1、山本真由1、堀川雅弘2、加地辰美1 成人、小児に関わらず、胸部の手術後の合併症として難治性リンパ漏がある。 歴史的には、脂肪制限や TPN 等の保存的治療に不応の症例に対しては開胸若し くは胸腔鏡下での胸管結紮術が行われてきた。しかしながら、胸管結紮を行う 場合、既に全身状態が悪化していることが多く、また、漏出部位を同定しなが らの処置ではないため、その成績は満足いくものではない。近年、胸管結紮の 代替手段として、IVR による胸管塞栓術(thoracic duct embolization; TDE)が 海外から多く報告されているが、経鼠径リンパ節経由でのリンパ管造影

(intranodal lymphangiography)の普及に伴い、本邦においてもリンパ系 IVR の 臨床的重要性は徐々に増しつつある。今回我々は、リンパ系 IVR を行った自験 例に文献的考察を加えて報告する。 28 全身麻酔における外来看護師の知識と技術の習得に向けた取り組み 社会医療法人 明和会 中通総合病院 外来 〇佐藤 裕子 菅原 綾子 谷屋 聡子 高橋 敦子 村上 裕子 2013 年 12 月にハイブリット手術室(以下 H 室)が新設され、これまで局所麻酔下 での心臓カテーテル検査、治療は外来の検査担当看護師(以下外来看護師)が担 当していた。H 室の導入に伴い、現在では手術室看護師と外来看護師が日替わり で担当している。今回、外来看護師担当日のペースメーカー植込み術の際、全 身麻酔下管理の事例を経験した。これまで外来看護師は局所麻酔下管理での検 査対応だったため、全身麻酔下で必要な知識が不足していた。そのためスタッ フ教育が必要であると考え、学習会や事例の振り返りを実施した。今回の取り 組みにより、スタッフの意識の向上が見られたためここに報告する。

(29)

29 血管造影室でのタイムアウト導入への取り組み 秋田大学医学部附属病院 看護部治療検査外来 〇最上弘子、小松香織 当院の放射線科における血管造影検査・治療では、平成 26 年度より医療事故 を防止する取り組みとしてタイムアウトを導入している。しかし、循環器内科、 小児科における心血管造影検査・治療では実施されていなかった。今回、医療 安全管理部と合同で、現行のタイムアウト表を改訂し、全科共通のタイムアウ トチェックリストを作成し導入した。これにより、具体的な治療内容、アレル ギーの有無、副作用歴、前回の検査・治療時の情報などを開始直前に、関わる スタッフ全員で情報共有、再確認を行うことができるようになった。現在まで に、血管造影検査・治療の急患以外の全症例に実施できるようになったことに より、安全性の高い医療の提供へつなげることができたと考える。 30 血管撮影室におけるタイムアウトへの取り組み 東北大学病院 1看護放射線部 2放射線診断科 3放射線部 ○平船由子1、加賀谷恭子1、清治和将2、立花 茂3、中田 充3、大里るり1 【背景】特定機能病院であり、定期検査・治療だけでなく、緊急検査・治療も 受け入れ、またその件数は年を追って増えている。緊急カテーテル検査・治療 の対象は、一刻を争う重症患者であり、生命維持装置や循環作動薬使用など高 度な全身管理を必要とし、IVR を必要としている診療科は内科・外科を含め多岐 に及ぶ。このため、様々な科の医師がオペレーターとなり得るのに加え、主治 医とオペレーターが必ずしも一致しているとは限らない。 この状況下で、①患者の誤認を防止する②造影剤過敏・喘息・腎機能低下な どの確認を行い患者により安全な検査・治療を提供するためには「タイムアウ ト(患者安全確認)」が必要であると考え、2014 年 11 月より取り組み始めた。

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謝辞

この度の第29 回北日本 IVR 研究会の開催にあたりましては、下記の各団体、 各企業より、格別のご支援を賜りました。ここに 謹んで御礼申し上げます。 当番世話人 高橋 聡 朝日インテックJ セールス株式会社 エーザイ株式会社 株式会社大沢商事 株式会社大塚商店 株式会社ジェイ・エム・エス 株式会社日立製作所 株式会社東海メディカルプロダクツ 株式会社パイオラックスメディカルデバイス 株式会社メディコスヒラタ 公益財団法人秋田観光コンベンション協会 コニカミノルタジャパン株式会社 シーメンスヘルスケア株式会社 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 第一三共株式会社 大日本住友製薬株式会社 テルモ株式会社 東レ・メディカル株式会社 バイエル薬品株式会社 ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社 源川医科器械株式会社 日本化薬株式会社 日本ストライカー株式会社 日本電子応用株式会社 日本メジフィジックス株式会社 富士フイルムRI ファーマ株式会社 富士フイルムメディカル株式会社 富士製薬工業株式会社 メディキット株式会社 (敬称省略、順不同)

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学会会場案内図

秋田駅からのアクセス ・徒歩 秋田駅西口から7 分 ・車・タクシー 秋田駅西口から2 分 ・バス 秋田駅西口2,3,4,5,6,7,8,13 番線のりばより乗車、千秋公園入口(2 分)下車、 徒歩1 分 秋田空港からのアクセス リムジンバス(秋田中央交通) 秋田駅西口(空港から35 分)から徒歩 7 分 木内前下車(空港から37 分)にて徒歩 1 分 自家用車で来られる方へ 駐車場については、秋田市にぎわい交流館AUのホームページをご参照くだ さい。 http://www.akita-nigiwai-au.jp/access

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