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ですが キャンプ地としての立地条件を十分に満たしていると考えます 千葉県や千葉市と同様に 木更津市においても新たな組織をつくり 市独自 また近隣 4 市と連携し さらには 千葉県と協力しながら 取り組んでいくことが重要であると考えます 2020 年の東京オリンピック パラリンピックは 成熟し 今なお

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平成25年12月議会 一般質問議事録

[1回目質問] ◯17 番(白坂英義君) 議場の皆さん、おはようございます。新栄会の白坂英義です。通告に従いまして、大綱1点について 質問をさせていただきます。 大綱1点、スポーツ振興についてであります。 中項目1点目は、2020 年、東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地としての誘致活動につい てであります。 初めに、スポーツ振興として、東京オリンピック・パラリンピックの効果につきまして、質問をさせ ていただきます。 9月8日の早朝に、2020 年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定をいたしまし た。夏季のオリンピック・パラリンピックは、実に 56 年ぶりの日本での開催であります。イスタンブー ル、マドリードとの招致合戦の末、勝ち取ったものであり、東京と決まった瞬間、日本中で喚起が沸き 上がりました。この 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックの経済効果は3兆円に上り、15 万人 の雇用を生むと言われております。エコノミストの中には、経済効果は 100 兆円を超えるのではないか という方もいらっしゃいます。 前回、1964 年の東京オリンピックは、終戦後の復興のシンボルであり、またスポーツ振興のきっかけ になり、市民のスポーツ参加に影響を及ぼしたと言われております。 例えば、東洋の魔女の活躍で、ママさんバレーが普及し、今ではほとんどの学校に存在し、大会も盛 況であります。さらには、スポーツ少年団組織が全国に広まったとのことでもあります。50 年前の東京 オリンピック後を振り返ってみましても、確かにスポーツ少年団の中で、地域対抗のソフトボール大会 が盛んに行われていたことを思い出します。確かに大きなきっかけになり、国民のスポーツへの参加、 そして、スポーツ振興につながったものと考えております。 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックの開催のニュースは、既にいろいろな自治体に影響を与 えております。東京の杉並区では、東京オリンピック・パラリンピックの招致が決定する前から、オリ ンピック招致を見越して新たなスポーツプランをつくり、その中に健康維持や介護予防施策などを折り 込んだものをつくってきたとのことであります。 木更津市におきましても、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックをスポーツ振興につなげてい くことが重要であり、つなげていかなければならないと強く感じております。オリンピック・パラリン ピックで活躍できるトッププレイヤーの育成だったり、スポーツを楽しむ人を増やし、健康づくりにつ なげたり、キャンプを誘致することによるスポーツ施設の整備だったりと、影響は大きなものがあり、 木更津市のスポーツ振興につながっていくものと考えております。 そこで質問ですが、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックが、木更津市のスポーツ振興にどの ような効果をもたらすとお考えなのか、見解をお伺いいたします。 続きまして、キャンプ地としての誘致活動への取り組みについてであります。夏季オリンピック・パ ラリンピックの開催が東京に決まってから3ヶ月がたちましたが、全国の自治体で、外国選手団のキャ ンプを誘致する動きが沸き起こっております。北九州市の市長は議会の中で、キャンプ誘致は、地方都 市に五輪開催効果を実現できる有効な手段である。また、福岡市の市長は、福岡のよさを感じてもらう ため、キャンプ地として誘致していきたい。福岡から東京五輪に出場する選手を出せるよう、スポーツ 振興にも取り組みたいと、このように言っておられます。 このキャンプ地の誘致活動は、北九州市、福岡市はもちろんですが、他の自治体でも、経済効果や知 名度アップを目的に、取り組みを行っております。11 月 22 日の新聞には、千葉県が戦略推進本部を設 置した、翌 23 日の新聞では、千葉市がプロジェクト推進本部を設置したとありました。千葉県では、来 年の9月までに基本方針をまとめるということであります。また、千葉市は、両大会の成功に向け、関 係都市との協力や、市のスポーツ振興などを目指すとありました。千葉県は、日本の玄関口となる成田 空港、さらには、アクアラインで十数分で行ける羽田空港を有し、その立地的環境は、観光はもちろん

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ですが、キャンプ地としての立地条件を十分に満たしていると考えます。千葉県や千葉市と同様に、木 更津市においても新たな組織をつくり、市独自、また近隣4市と連携し、さらには、千葉県と協力しな がら、取り組んでいくことが重要であると考えます。 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックは、成熟し、今なお進化を続ける大都市の中心で、かつ てないほどのコンパクトな大会を目指し、選手村を都市の中心に配置し、最短の移動時間が可能なコン パクトで集中した会場配置や、85%の競技会場を選手村から8キロ圏内に配置すると言われております。 このコンパクトな会場に最も適したキャンプ地はと考えた場合、この木更津市は、移動距離やアクセス 等見ましても、最適な場所の一つになると考えます。そのためにも、早く行動を起こすことが大切では ないでしょうか。これまでの長野オリンピックや北京オリンピックなどのキャンプ地の決定例では、J OCとパートナーシップを結んでいる県や市が、JOCからの依頼を受けて決定してきたとあります。 誘致活動を進めるには、JOCとパートナーシップ協定を結ぶことが先決であると考えますが、協定の 締結について、どのような見解を持っておられるのか、お伺いをいたします。 続きまして、キャンプ地の候補地についてであります。キャンプ地として誘致活動を行う中で重要な ことは、キャンプ地にふさわしい施設の整備であったり、移動手段の整備だったり、またパラリンピッ クであるならば、道路、運動施設、宿泊施設のバリアフリー化、これらがあります。木更津市として、 オリンピックにふさわしいキャンプ地といえば、やはり江川総合運動場になります。この江川総合運動 場の拡張事業が進みますと、陸上、サッカー、また今後決まるかもしれない野球などのキャンプが可能 と考えます。江川総合運動場の拡張事業を、市はどのように考えておられるのか。パラリンピックに適 した事業内容になっているのか。そうでなければ見直しが必要であると考えます。今後の江川総合運動 場の拡張事業についてお伺いをいたします。 続きまして、中項目2点目、スポーツ大会への助成制度についてであります。 初めに、現在の助成状況についてお伺いいたします。木更津市は、陸上競技場がないなど、施設面に おいても近隣市と比較した場合、劣っていると考えます。また、助成制度等を見ても、同様であると考 えます。確かに、今年の夏の全国高校野球大会においては、木更津市補助金等交付規則により、150 万 円の支援を実施しております。過去の全国高校野球大会においても、同様の助成を実施してきた経緯が ありますが、その他の大会はどのようになっているのでしょうか。木更津市は平成 24 年度、剣道の世界 選手権で団体の部で優勝いたしました、清和大学付属八重原幼稚園教諭の鷹見由紀子選手を初め、オリ ンピック競技や国際大会、全国大会で優勝や準優勝された 12 名の個人、1団体を木更津市のスポーツ表 彰要綱に則って表彰しております。さらに、このような表彰以外に、金銭的な助成をしてあげれば、選 手たちの励みになり、木更津市のスポーツ振興に必ずつながっていくものと考えます。 そこで質問ですが、初めに今年度、木更津市の中で、関東大会、全国大会、国際大会へ出場したスポ ーツのチームや個人はどれぐらいおられるのか。そして、その団体や個人に対しまして、どのような助 成を行っているのか、お伺いをいたします。参考までに、おわかりでしたら、近隣市の状況についても お伺いいたします。 次に、2点目として、助成制度の制定についてであります。以前もこの件につきましては質問をさせ ていただいた経緯がありますが、助成制度の制定についてどのようにお考えなのか、お伺いをいたしま す。現在、市長や副市長、教育長、議長の激励をいただいていると思いますが、金銭的な助成を含む制 度をつくっていただきたいと考えますがいかがでしょうか、お伺いをいたします。 以上で、1回目の質問を終わります。答弁、よろしくお願いいたします。 [答弁] ◯市長(水越勇雄君) 白坂議員のご質問にご答弁申し上げます。私から大綱1のスポーツ振興についての中項目1点目、東 京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地としての誘致活動についてをお答えいたします。 議員おっしゃいますように、2020 年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定し、日本 中に大きな感動と喜びを与えたことは、記憶に新しいところでございます。今後、オールジャパンでの 取り組みがなされていくものと思っております。それで順次お答えいたします。 まず、スポーツ振興としての東京オリンピック・パラリンピックの効果についてでございますが、か

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つて昭和 39 年開催時の東京オリンピックでは、テレビ中継がなされたこともあり、体操ニッポンと称さ れ、黄金期を迎えた男子体操や正式種目となった柔道、円谷選手の力走が感動を呼んだマラソンなど、 金銀銅合わせて 29 個という多くのメダルの獲得に日本中が沸いたところでありました。その後のスポー ツ界では、オリンピックの開会式が行われた日を、スポーツに親しみ、健康な心身を培うことを趣旨に、 国民の祝日とした体育の日が制定されるなどして、スポーツに対する国民の意識が高揚し、スポーツ環 境やスポーツ団体の充実が図られたところでございます。 また、経済効果といたしましては、テレビの普及やインフラ整備に伴う公共事業など、多くの波及効 果を生んでおります。そのほか、オリンピックではございませんが、サッカーの日韓ワールドカップで は、当時の大分県中津江村とカメルーンの選手団のほほえましい関係がマスコミに取り上げられ、地域 おこしや国際交流に効果を上げております。また、本市のオークラアカデミアパークホテルに、レフリ ーの本部が設置されました。 こうしたことを踏まえまして、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う本市にとりま しての効果について考えを申し上げますと、本市からわずか数十分の東京の地で行われる世界最大のス ポーツイベント、オリンピック・パラリンピックの開催、またそれにちなんで、数々のイベントが開催 されることが考えられますので、多くの市民の皆さんが、スポーツ観戦やイベントへの参加など、さま ざまな場所や場面でスポーツにかかわっていくことが推測されるところでございます。このことにより、 オリンピック・パラリンピック出場を目指すアスリートの誕生など、本市のスポーツ選手の競技力の向 上に拍車がかかり、市民のスポーツに対する機運の醸成が図られ、本市のスポーツ振興や健康、体力づ くりに、多くの好影響を生むものと考えられるところでございます。また、経済面でも、観光や商業関 係に効果が考えられるところでございます。 また、2点目のキャンプ地としての誘致活動への取り組みについてでございますが、議員おっしゃい ますとおり、全国では県市レベルで、既に誘致活動を始めておりまして、千葉県においても、誘致に向 けて知事を本部長とする東京オリンピック・パラリンピック戦略推進本部を立ち上げております。オリ ンピック・パラリンピックのキャンプ地としての誘致は、本市にとりましても、スポーツ振興や経済振 興など、多方面からの効果が期待できること、さらには、子どもたちにとって、一流のアスリートを見 ることのできる絶好の機会であり、大変有益でございますので、誘致とそのための組織について検討し てまいりたいと考えております。 また、JOCとのパートナーシップについても、必要であれば締結について検討してまいりたいと思 っております。 次に、キャンプ地の候補地についてでございますが、本市において、キャンプ地の候補となる体育施 設は、若潮国体とゆめ半島千葉国体、この二度の国民体育大会の会場となりました市民体育館が考えら れるほか、本市の中心的体育施設でございます、江川総合運動場が考えられるところでもございます。 江川総合運動場は、東京湾アクアラインの直近の体育施設として、アクセス面の優位性や周辺に遊技場 等の緩衝されるような施設もなく、オリンピック・パラリンピックの練習会場として適していると考え られるところでございます。また、江川総合運動場は、市民のスポーツ活動について、大変意義のある 施設でございますことから、江川総合運動場の整備については、早期に実施してまいりたいと考えてお ります。 その他につきましては、関係部長から答弁をいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) 私からは、中項目2、スポーツ大会出場への助成制度について、ご答弁申し上げます。 初めに、現在の助成状況についてでございますが、高校野球の甲子園出場に伴う助成のほか、平成 22 年度には、本市のスポーツ少年団とドイツのスポーツ少年団との交流会への助成等を補助金として交付 いたしております。 次に、直近の本市の県大会以上のスポーツ大会への出場数についてでございますが、平成 24 年度実績 では、県民体育大会への出場が 23 団体、23 種目、278 名、インターハイへの出場が2校、14 種目、73 名、国民体育大会への出場が9団体、12 種目、18 名、その他小中学校体育連盟の県大会への出場が中学 校 13 校、12 種目、226 名、同関東大会が1校、1種目、8名でございます。なお、各スポーツ団体が開

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催する県大会以上のさまざまな大会につきましては、実数が把握できていない状況でございます。 また、近隣市の助成状況につきましては、君津市は、特に制度は設けておりませんが、本市同様に、 甲子園出場の助成、また先頃、君津中学校の駅伝競技が県大会で優勝し、全国大会に出場するため、そ の遠征費を助成する旨、伺っております。袖ケ浦市では、本市同様に、甲子園出場の助成のほか、小中 学校の県大会以上の出場に対し、特別活動助成金として、予算の範囲内で助成を行っております。また、 富津市においては、本市同様に、甲子園出場の助成のほか、小中学生の関東大会や全国大会出場に対し て、旅費、宿泊費、参加費の7割相当の助成を行っております。 2点目の助成制度の制定についてでございますが、現在、先進自治体の例を参考に検討を行っており ますが、対象やスポーツ、レクリエーションの範囲、大会の類別等整理すべき課題が多くございますの で、精査いたしている状況でございます。これらを十分検証し、さらなる検討をいたしてまいりたいと 考えております。 私からは以上でございます。 [一問一答] ◯17 番(白坂英義君) ありがとうございました。それでは、一問一答に入らせていただきます。 まず初めに、スポーツ振興としての東京オリンピック・パラリンピックの効果についてですけれども、 市長の方からお話がありました。いろいろな面で大きな効果があるということで、理解をいたしました。 これからの効果を期待したいというふうに思っております。 続きまして、キャンプ地としての誘致活動への取り組みということで、初めにJOCとのパートナー 協定についてですけれども、今、私が確認をしているだけでも、大阪市、長野市、福岡県、広島市、熊 本市、秋田市など 17 の自治体が、このパートナーシップ協定を結んでおります。このパートナー都市の メリットなんですけれども、キャンプを優位に進める、キャンプ地の候補を優位に進めるという以外に、 市が実施するスポーツ振興事業で、オリンピック選手との交流が促進できる。あとJOCからさまざま な助言をいただくことができる。そして、国内外から多くのアスリートが訪れることが見込まれる、こ ういったメリットがあるというふうに言われております。キャンプを優位に進める。そして、いろいろ なメリットを得ることができるのであれば、早く木更津市も、このパートナーシップ協定を結ぶことが 最善だというふうに思います。 そこで質問ですけれども、先ほどの答弁の中で、必要に応じて協定を結んでいきたいということであ りましたけれども、その必要性を感じたらということですけれども、その必要性はどのようなことなの か、お伺いをいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) 先ほどの議員の質問の中にもございましたが、長野オリンピックなどのキャンプ地の決定例では、J OCとパートナーシップ協定を結んでいる県や市が、JOCから依頼を受けて実施しているようでござ いまして、その後に個別の競技団体からの依頼を受け、キャンプ地として決定していくというようなプ ロセスを踏んでいくようでございますけれども、本市においては、誘致できる環境の整備について目途 がたった後に、具体的な検討に入るものというように考えております。 ◯17 番(白坂英義君) できるだけ早く協定を結んでいただきたいというように思います。 次に、誘致に向けた庁内の組織づくりですけれども、今後検討をしていただけるということでありま す。 そこで、質問になるんですけれども、教育部として、具体的に、いつ頃までにその組織をつくりたい というような案をお持ちでしたら、お伺いしたいと思います。開催時までには、かなり期間もあるんで すけれど、他の自治体の取り組み、これらを見ますと、いや、木更津市も早く取り組んだ方がいいとい うふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

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◯教育部長(能城文雄君) 誘致の効果につきましては、先ほどの市長からの答弁にもございましたとおり、スポーツ振興のほか、 観光や商業関係など、多方面から考えられるところでございますので、全庁的に考えていく必要がある と考えておりますけれども、教育部といたしましては、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、まずは そのための環境整備をと考えておりますので、現在のところ、具体的な案の検討には至っておりません。 ◯17 番(白坂英義君) 今でもいろいろな情報の収集だとか、キャンプ地としてどこがいい、どこが悪い、そういった調査で すね。あとは、近隣市とのどういった協力ができるかと。こういったものは、すぐにでもできるという ふうに思います。 そこで、教育部として、これらを行う部署を先行してつくっていただきたいと思うんですけれども、 これについてはいかがでしょうか。 ◯教育部長(能城文雄君) オリンピック・パラリンピックの誘致に関係する情報収集、条件などの適応要件、その他必要な研究 につきましては、進めてまいりたいというように考えております。 ◯17 番(白坂英義君) 先行してやれることは先行していただきたいというふうに思いますけれども、できるだけ早くつくっ ていただきますようにお願いいたします。 次に、キャンプ地の誘致活動を優先的に進めるために、先ほどJOCとパートナーシップの協定につ いてお願いをいたしました。 もう1点お願いになるんですけれども、スポーツ振興条例というものがあるんですけれども、これに ついて制定していただきたいというふうに思っています。これにつきましては、ほかの自治体でもつく っているところ、たくさんあるんですけれども、この条例をつくって、キャンプ地の誘致合戦に挑んで いただきたいというふうに思っているんですけれども、このスポーツ振興条例の制定については、いか がお考えでしょうか。 ◯教育部長(能城文雄君) 現在、事務を進めておりますスポーツ推進計画策定の中で、スポーツ推進審議会の意見も伺いながら、 研究してまいりたいというように考えております。 ◯17 番(白坂英義君) よろしくお願いいたします。 続きまして、キャンプ地の候補地についてであります。先ほどの市長の答弁の中で、市民体育館、そ して、江川運動場の話が出されたんですけれども、江川総合運動場につきましては、早期に整備をして いきたいということで、よろしくお願いしたいと思います。 そこで質問ですけれども、先日の平野議員への答弁の中で、基本設計を 25 年度末までにつくっていき たいというお話がありました。その中に、附帯設備、例えばトイレだとか、水場、要は手洗場等々の、 そういったものはどのようになっているのか、お伺いをいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) 現在、防衛省で行っております基本設計では、附帯設備として駐車場、園路、給排水、調整室となっ ております。トイレ、水場等につきましては、今後、防衛省と協議してまいりたいと考えております。 ◯17 番(白坂英義君) 今、協議していきたいということですけれども、要望をしていくということで理解してよろしいでし ょうか。

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◯教育部長(能城文雄君) 協議の中で、防衛省において整備をしていただけるよう、働きかけてまいりたいというように考えて おります。 ◯17 番(白坂英義君) よろしくお願いをいたします。 次に、既存のスポーツ施設の附帯設備の整備についてですけれども、例えば市民体育館、障害者用の トイレが1つあるんですけれども、やはり1つじゃ不足だというふうに、足りないというふうに思いま す。 そこで、市民体育館を初め、その他体育施設の附帯設備の整備については、どのようにお考えなのか、 お伺いをいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) ご質問は、パラリンピックの選手団を視野に置いたものであるというように思いますけれども、パラ リンピックの誘致につきましては、障害者用のトイレの増設を伴うことが考えられるところでございま す。本市と類似する施設でございます袖ケ浦市の臨海スポーツセンターや富津市総合社会体育館には、 障害者用トイレがそれぞれ1基設置されており、君津市民体育館には2基設置されております。また、 千葉市稲毛区にございます千葉県障害者スポーツセンターには1基設置されておりますが、これらの状 況等踏まえまして、誘致に向けた環境整備の検討課題として、認識をいたしております。 ◯17 番(白坂英義君) 誘致が決まってから取り組むというのではなくて、そういった附帯設備、これを整備してから誘致活 動に取り組む、このことが重要であるというふうに思います。 そこで、こういった施設の整備、先行して、要は、まだ決まってはいないんですけれども、先行して 整備していくというお考えはないのでしょうか、お伺いいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) 誘致に際しましては、施設の整備等環境整備が伴い、また重要であることは十分をいたしております。 ご質問の障害者用トイレの増設につきましては、誘致の検討の中で課題として考えてまいりたいという ように思っております。 ◯17 番(白坂英義君) これから、江川総合運動場、整備していくんですけれども、パラリンピックのことを考えて、整備し ていただきたいというふうに思います。陸上競技場、多目的体育施設、いずれも、バリアフリー化は必 須であるというふうに思います。ある方は、オリンピック・パラリンピックの関係施設は、五輪後の波 及効果につながるような戦略が必要であると言っている方もいらっしゃいます。五輪後もいろいろな方 が利用可能な施設にしていくことが重要であると思います。効果的な戦略をお願いいたしたいと思いま す。 続きまして、中項目2、助成制度についてですけれども、現在の助成状況については理解をいたしま した。多くの方が木更津市の代表、また千葉県の代表、日本の代表として活躍されていることがわかり ました。 次に、助成制度の制定についてですけれども、まず質問します。先ほど平成 22 年のスポーツ少年団へ 補助金を交付したというふうにありましたけれども、これはどのような制度の中で交付したのか、お伺 いをいたします。 ◯教育部長(能城文雄君) 助成制度の関係でございますけども、初めに、1回目の答弁でちょっと答弁に漏れているところがご ざいましたので、その点についてご答弁を初めにさせていただきます。 児童・生徒の県大会以上の出場に伴う旅費につきましては小中学校体育連盟木更津・袖ケ浦支部にお

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いて、高校生のインターハイ出場に伴う旅費につきましては高等学校体育連盟において、県民大会の出 場に伴う旅費につきましては木更津市体育協会において、国民体育大会の出場に伴う旅費につきまして は千葉県において、それぞれを支給されております。 それで、次のスポーツ少年団の補助の関係でございますが、補助の対象となりました事業につきまし ては、日独のスポーツ少年団の相互交流により、両国の青少年スポーツの発展に寄与することを目的に、 各関係団体のご協力をいただきまして実施されたものでございます。スポーツ振興と国際交流の観点か ら、千葉県の補助とともに、木更津市補助金等交付規則の規定に基づき、その一部を補助いたしており ます。 ◯17 番(白坂英義君) わかりました。 次に、助成制度の制定についてということで、現在検討をされているということであります。その中 で、範囲、種別等でいろいろな課題が多くあるということですけれども、具体的にどういった課題があ るのか、お聞かせください。 ◯教育部長(能城文雄君) 制度を検討する上で、まず交付の目的を明確にすることと、そのために対象とするスポーツを決めな くてはならないというように考えております。スポーツは一般に大別すると、競技として勝敗や記録を 目的として行う場合はチャンピオンスポーツ、遊戯的な要素を持つ場合はレクリエーションスポーツに 分類することができます。チャンピオンスポーツは、日本体育協会に加盟する陸上競技や水泳など 57 団体が考えられ、またレクリエーションスポーツは、日本レクリエーション協会に加盟するドッジボー ルやフライングディスクなど、41 団体がございますが、ゲートボールやスポーツチャンバラは両方の団 体に加盟をしております。また、その他、新たに考案をされましたニュースポーツと呼ばれるものがご ざいます。本市のスポーツ推進員が、市民の健康、体力づくりの一環として 20 年余り奨励し、推進して おります、いわゆる生涯スポーツにグラウンドゴルフ、インディアカ、ソフトバレーボールがございま す。グラウンドゴルフは日本体育協会に加盟し、インディアカは日本レクリエーション協会に加盟して おります。またソフトバレーボールはバレーボールから派生したもので、生涯スポーツとして普及して おります。 このように多様でございまして、本当に数多くのスポーツと呼ばれるものがございます。スポーツ推 進の一つの目的が、健康体力づくりでございますので、これらは全てスポーツであると考えられ、対象 とするスポーツの定義1つとりましても、類別することに苦慮いたしている状況でございます。 次に、大会の範囲につきましても、先進自治体の例では、地方大会から助成しているもの、全国大会 から助成しているものなど、さまざまでございます。また、大会の規模も、数十人から数千人までさま ざまでございます。さらには、サッカーのように世界的な規模で行われるスポーツがある反面、ニュー スポーツの中には、特定の地域で盛んなものもございます。このため、大会の範囲を決めることにも精 査が必要であるというように考えております。 助成制度の検討には、このように精査すべき課題が多くございますので、慎重な対応が必要であると 考えております。このため、さらなる検討をしてまいりたいというように考えております。 ◯17 番(白坂英義君) 今、いろいろな課題を挙げていただきました。これら1つ1つ解決していただきまして、選手が喜ぶ 制度を制定していただきたいというふうに思います。 今回、スポーツ振興の観点から、東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地の誘致活動、それ と、助成制度についてお願いをいたしました。キャンプ地の誘致が決まりますと、テレビで見る一流選 手の練習風景を目の当たりにすることで、子どもたちが大きな夢と希望を抱くことは間違いないことで あります。これから、オリンピック・パラリンピックに関するいろいろなイベントが開催されると思い ます。木更津市もそれらに積極的に参加して、パートナーシップの締結、スポーツ振興条例の制定、そ れと助成制度の確立、これらを着実に進めて、木更津市のスポーツ振興に努めていただきますようにお 願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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