基 本 計 画
平成30年3月
第 1 章 全 体 計 画 1 全国育樹祭の目的 2 開催方針 3 大会テーマ 4 シンボルマーク 5 大会ポスター原画 6 開催概要 7 開催場所詳細 第 2 章 運 営 計 画 1 会場整備・設営 2 行事参加者 3 お手入れ行事の概要 1 運営体制 2 輸送計画 3 式典参加計画 4 宿泊計画 5 視察 6 警備・警護 7 救護・衛生 8 消防・防災 9 参加者サービス 10 物産等展示・販売 11 記念品等 第 3 章 お 手 入 れ 行 事 計 画 第 5 章 式 典 行 事 計 画 1 会場整備・設営 2 式典演出 3 式典進行の概要 4 会場概要 第 6 章 併 催 行 事 計 画 1 育林交流集会 2 全国緑の少年団活動発表大会 第 7 章 記 念 行 事 計 画 1 記念行事 第 4 章 育 樹 行 事 計 画 2 2-3 4 4 4 5 6 -7 7 8 8 9 9 9 9 9 10 10 -11 11 11-12 -14 15 15-16 16-18 -19 19 -20 -13 2-6 7-10 11-12 14-18 19 20
1 全国育樹祭の目的
全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、 1977年(昭和52年)から、全国植樹祭を開催したことのある都道府県におい て、国土緑化推進機構と開催県の共催で毎年秋季に行われています。 全国植樹祭において天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木についての皇族殿 下によるお手入れ、皇族殿下によるお言葉や各種表彰、参加者の育樹活動等の 行事が行われます。2 開催方針
沖縄県は、南北約400キロ、東西約1,000キロの海域に点在する、大小様々 な160の島々からなる島しょ県です。 また、国内唯一の亜熱帯性気候に属し、温暖な気候に恵まれ、島々の周り を紺碧やエメラルドグリーンの美しい海が取り囲み、陸地にはヤンバルクイ ナやイリオモテヤマネコなど多くの希少野生生物の命をはぐくむ森林と色鮮 やかな花々が咲き誇る美(ちゅ)ら島です。 この緑豊かな美ら島の森から、人々は木材や食料、水など多くの恩恵をう けて平和に暮らし、穏やかに流れる島の歴史の中で、琉球漆器や三線等の木 の文化を育む一方、貴重な森林を守り利用する沖縄独自の政策に取り組むな ど、人と森は豊かな共生関係を築いてきました。 しかしながら、本県では、先の大戦において、激しい地上戦が繰り広げら れ、多くの森林が焼失し、残された森林もまた、戦後の復興期に建築用材や 燃料材として伐採されたほか、近代化に伴う開発も進み、豊かな緑は次第に 荒廃しました。 一方、荒廃した森林の復旧を図るため、緑化運動を強力に進めたほか、本 県の林業の中心地、本島北部(やんばる地域)においても、収穫伐採跡地に 積極的に植林を行うなど、森林資源は着実に回復していきました。 こうした中、平成5年に大戦の激戦地であった沖縄本島南部の糸満市にお いて、「第44回全国植樹祭」が開催されました。「みどり」と「平和」へ の思いを新たにし、県民総参加の下開催された全国植樹祭において、私達は 森の大切さを再認識し、緑豊かな美ら島の再生を誓いました。第44回全国植樹祭(沖縄県開催)について 【開催概要】 開催テーマ 開催日 参加者 会場 :「育てよう地球の緑豊かな未来」 : 平成5年4月25日 : 約10,000人 : 糸満市字米須・山城 (現在の「沖縄県平和創造の森公園」) 即位後初めて来沖された天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、第44回全国植 樹祭が糸満市米須で開催されました。「育てよう地球の緑豊かな未来」を大 会テーマに復帰20周年記念事業として盛大に執り行われました。 現在、本県では、全国植樹祭の理念を受け継ぐとともに、県民や本県を訪れる 方々の緑に対するニーズに応えるため、花と緑で潤いと安らぎのある「緑の美 (ちゅ)ら島」の創生を目指し、全県的な緑化運動を展開しています。 また、近年、地球温暖化問題など地球規模の環境問題が深刻化しているなか、 豊かで持続可能な森林を育てるため、環境に配慮した森林利用を目指した「うま んちゅ(=御万人※多くの人)の森林(もり)づくり」にも取り組んでいるとこ ろです。 本県で開催される「第43回全国育樹祭」は、「うけつごう 豊かな緑と み んなの笑顔」を大会テーマに、これまで展開してきた本県の緑化運動及びうまん ちゅの森林づくりの機運を更に盛り上げ「花と緑であふれる沖縄県の魅力」を全 国に発信し、豊かな緑と笑顔に満ちあふれる美ら島を未来の世代へと受け継いで いくための行事といたします。
3 大会テーマ
4 シンボルマーク
●作者 宮城妃呂さん(沖縄県在住)豊見城市立ゆたか小学校6年生 ●講評 ●作者 ●講評5 大会ポスター原画
●作者 ●講評 ガジュマルをモチーフに沖縄らしさと 植物への愛しさを彷彿させる作品でした。 これから沖縄開催の全国育樹祭の象徴と して活躍していきますが、きっと全国の 皆様からも愛されるシンボルマークとな ることでしょう。 津嘉山美星南さん(沖縄県在住) 名護市立名護小学校6年生 “緑と花のあふれる地球というドレスを 身にまとう少女”という大胆な発想で、世 界規模での育樹を捉えた作品です。 その発想力は飛び抜けたもので、植物 を愛し守り育てていこうとする少女の姿 は、育樹祭の目的に沿うものです。 普段の生活の中での植物とのふれあい から発想された作者らしい視点の作品で す。 作者の純粋な思いがストレートに心に響き、小さな緑がすくすく育ち 豊かな森になるイメージができる作品です。 このテーマにあるように、平成31年に開催される「全国育樹祭」が、 「未来の子ども達の夢と笑顔が満ちあふれる緑豊かな島になるように」 という願いが感じられます。 松岡英男さん(山形県在住)まつおか ひでお つかやま みほな みやぎ ひろ6 開催概要
(1)全国育樹祭行事 ア 主 催/公益社団法人国土緑化推進機構、沖縄県 イ 開催時期/2019年(平成31年)秋季 〔開催期日の決定:2019年(平成31年)1月(予定)〕 ウ 参加人数/約4,000人(式典行事) エ 内 容 ○皇族殿下によるお手入れ行事 ○式典行事 ・皇族殿下のおことば ・緑化功労者等の表彰 ・緑の少年団活動の発表 ・メインテーマアトラクション ・大会宣言など ○参加者による育樹行事 オ 開催場所 ○お手入れ行事 沖縄県平和創造の森公園(沖縄県糸満市字山城449) ○式典行事 沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市真志喜4-3-1) (2)併催行事(公益社団法人国土緑化推進機構と沖縄県の共催) ア 育林交流集会 イ 全国緑の少年団活動発表大会 (3)記念行事(沖縄県等の主催又は共催)7 開催場所詳細
1 運営体制
(1)実行委員会の設立 県内の関係機関及び団体等が一体となって、全国育樹祭の開催に向けた準備 を万全なものとするため、平成30年度に「第43回全国育樹祭沖縄県実行委員会 (以下「実行委員会」という。)を設置します。 (2)実施本部の設置 全国育樹祭の式典等を円滑に実施・運営するために、平成31年度に「第43回 全国育樹祭沖縄県実施本部(以下「実施本部」という。)を設置します。 (3)緊急対応 荒天時における式典等の実施判断や非常事態等に緊急対応するための体制を 整備します。2 輸送計画
(1)輸送日程 第43回全国育樹祭の式典当日と、前日(併催行事開催)の2日間を基本とし ます。 (2)輸送計画 参加者の安全な移動のための借り上げ車両を基本に策定します。 (3)駐車場計画 参加者の円滑な輸送を行うため会場周辺及び近隣市町村施設において駐車場 を確保します。3 式典参加計画
(1)式典参加者の選考方針 全国育樹祭の開催を契機に、国土緑化運動の継続的な推進と、沖縄県民参加 の森づくりと一層の緑化推進を図るため、林業関係者をはじめ、次代を担う青 少年、森づくり活動に取り組む企業、団体、ボランティア、一般公募の参加者 等、幅広い参加を求めます。 (2)参加者の区分、人数、内訳4 宿泊計画
(1)宿泊対象者 宿泊対象者は、県内離島参加者及び県外参加者とします。 (2)宿泊期間 原則として、併催行事前日(全国育樹祭開催日の2日前)から全国育樹祭式 典当日までとします。 (3)宿泊地 那覇市内を中心に選定します。 参加者 総数 人 数 合 計 県外参加者 約1,500人 県内参加者 約1,500人 出演者・協力員等 約1,000人約4,000人
公益社団法人国土緑化推進機構長と沖縄県知事 との協議による者 各都道府県知事の推薦による者 実行委員会会長の選考による者 市町村長の推薦による者 一般公募(実行委員会会長の選考) 出演団体(緑の少年団など) 式典音楽隊(吹奏楽、合唱など) 協力員(運営スタッフ)・実施本部員 区 分 備 考5 視察
県外からの参加者に、沖縄県の豊かな自然や離島の自然の魅力を知っていた だくとともに、県内の史跡、伝統文化、産物等を満喫できるような視察コース を設定し、おもてなしします。 (1)視察コース (2)受け入れ体制 宿泊、輸送、昼食等、視察に必要な業務については、指定する民間事業者に 委託します。6 警備・警護
沖縄県警察本部及び関係機関等との緊密な連携により、警備・警護に不備の ないようにします。 日帰り及び1泊2日~2泊3日のコースを設定します。7 救護・衛生
お手入れ会場、式典会場及び育樹会場における傷病者の救護に関する体制を 整備するとともに、飲食等による事故の発生防止を図るための食品衛生やごみ 処理、し尿処理等の環境衛生対策を取ります。8 消防・防災
会場周辺に消防車等を配置し、万一の火災、自然災害等の緊急事態に備えま す。9 参加者サービス
総合案内所、湯茶接待所等を設置し、参加者へのサービスに努めます。10 物産等展示・販売
式典会場の隣接地等に「おもてなし広場」を設置し、県の特産品の展示・販 売を行います。11 記念品等
(1)全国育樹祭への参加を記念し、沖縄らしい記念品を贈呈します。 (2)会場で使用する物品等を配布するほか、パンフレットなどを配布します。1 会場整備・設営
(1)会場整備 会場となる沖縄県平和創造の森公園で、円滑な 運営に必要な整備を行います。 (2)会場設営 開催年度に、第44回全国植樹祭の説明パネル、 参加者席、テントなどの仮設物の設置を行います。 第44回全国植樹祭(1993年(平成5年)開催)で天皇皇后両陛下がお手植え された樹木(リュウキュウマツ、フクギ)を、皇族殿下がお手入れされるという 育樹の実践を通して「継続して森を守り育てることの大切さ」を全国に広めます。 なお、荒天の場合、お手入れ行事は中止します。2 行事参加者
行事では、大会会長(参議院議長)など特別招待者や介添えを行う緑の少年団 員、公募による参加者などが参加し、会場内の樹木の手入れを行います。3 お手入れ行事の概要
▲皇太子殿下によるお手入れ ※平成28年全国育樹祭(京都府) (1)皇族殿下のお手入れ会場御着 大会会長(参議院議長)、公益社団法人国土緑化推進機構理事長、沖縄県知事 などによりお出迎えします。 (2)パネル展示などの御覧 皇族殿下に第44回全国植樹祭の様子及びお手植え木の育成状況などを沖縄県知 事が御説明します。 (3)お手入れ 皇族殿下により、天皇皇后両陛下のお手植え木に施肥などのお手入れをされま平和創造の森公園の現況 お手入れ木の状況 多目的広場 記念の森 管理事務所 駐車場 中央駐車場 ▲2018年2月現在のお手入れ会場現況 駐車場
お手入れ 行事参加者 300人 区 分 県外参加者 内 訳 時 期 会 場 内 容 その他の 参加者 3,700人 県内参加者 お手入れ行事の 当日 沖縄県平和創造の森公園 施肥など 県外参加者 県内参加者 出演者・協力員 等 式典行事の当日 (行事開始前) 式典開催の前後 未定 全国育樹祭の参加者が育樹の実践を通して、育樹の大切さを県民はもとより 広く全国に発信します。 なお、お手入れ行事参加者は沖縄県平和創造の森公園、その他の参加者は式 典会場の近隣(場所未定)にて育樹行事の会場とします。 育樹行事区分 ▲第40回全国育樹祭(京都府)
1 会場整備・設営
式典会場の整備・設営にあたっては、必要最小限の整備等で効果的な演出が 得られるよう目指すとともに、周囲の景観・環境に十分配慮し、安全で快適な 会場づくりに努めます。 (1)会場整備 式典会場は、沖縄コンベンションセンターを使用します。 (2)会場設営 開催年度に必要な仮設物の設営などを行います。なお、式典会場の設営にあ たっては可能な限り県産木材を使用します。 ① 主な仮設計画 御席、参加者席、装飾などを設営します。また、音響装置、照明装置などを 設置します。 ② 会場飾花計画 参加者を歓迎するため、花のプランター等で式典会場及び周辺の飾花を行い ます。 ▲先催県の様子 (平成28年全国育樹祭:京都府HPより) ▲先催県の様子(平成27年全国育樹祭:岐阜県HPより)(2)各構成 ① プロローグ 式典開催前に、県内外からの多数の参加者への歓迎の意を込めたアトラク ションを沖縄県らしい企画で実施します。 ② 式典 音楽などにより演出効果を高めるとともに、沖縄らしさを表現したメイン テーマアトラクションを実施します。 ③ エピローグ 式典のフィナーレを飾るにふさわしく、式典参加者が一体感を得ることがで きるようなアトラクションを実施します。
2 式典演出
全国育樹祭の開催方針に基づき、大会テーマを象徴的に表現し、沖縄の豊か な自然と風土との共生の歴史の中から生まれ、育み、継承された様々な伝統芸 能や心(くくる)を次の世代に繋いでいく、沖縄県らしい緑の祭典となるよう 演出します。 (1)基本構成 プロローグ、式典、エピローグの3部構成とします。② 式典 ・皇族殿下 御着 ・開会のことば ・三旗入場/三旗掲示 ・国歌斉唱 ・主催者あいさつ ・歓迎のことば ・皇族殿下のおことば ・緑化功労者表彰 ・緑の贈呈 ・緑の少年団活動発表 ・メインテーマアトラクション ・大会宣言 ・次期開催県あいさつ(北海道) ・閉会のことば ・皇族殿下 御発 ③ エピローグ ・エンディングアトラクション
4 会場概要
式典会場イメージ3 式典行事の概要
① プロローグ ・オープニングアトラクション ・お手入れ行事(前日)紹介映像 ・沖縄県紹介映像全体図 ※12月時点案 劇 場 棟 沖縄コンベンションセンター 会議A棟 会議B棟 展 示 棟 宜野湾市 市民体育館 式典会場エリア 会議C棟
式典会場詳細 ※12月時点案
1 育林交流集会
沖縄県内外の林業関係者はもとより、森林づくり活動に参画する企業、団体、 大学、ボランティアや一般参加者など、各界・各層からの幅広い参加者のもと で、森林への関心を高め、森林づくり活動が拡大する契機となるよう、これか らの森林づくりについて基調講演、パネルディスカッションなどを行います。 (1)主催 公益社団法人国土緑化推進機構、沖縄県 (2)開催日 式典行事の前日 (3)開催場所 沖縄県内(未定) (4)参加人数 約400人2 全国緑の少年団活動発表大会
全国から選出された緑の少年団と沖縄県内の緑の少年団が一堂に集い、森林 の大切さ、緑を守る活動を知るため、日頃の活動成果や地域の特色ある活動に ついて発表を行います。 また、団員同士の交流を深めるため、緑の教室等の交流集会を行います。 (1)主催 公益社団法人国土緑化推進機構、沖縄県 (2)開催日 式典行事の前日 (3)内容 ①活動発表大会 ・開催場所 ・参加人数 ②交流集会 ・開催場所 ・参加人数 沖縄県内(未定) 約400人 沖縄県内(未定) 約150人 ▲先催県の様子 ※平成28年全国育樹祭(京都府)1 記念行事
広く県民が参加できる記念行事を県内各地で開催するとともに、「緑の美ら島 づくり」に関連する沖縄らしいイベントなどと一体となって、「緑の美ら島沖 縄」と「全国育樹祭」を県内外にPRし、県民参加の森林づくりを一層推進し開 催機運を盛り上げます。
2 広報・協賛等
(2)記録 全国育樹祭の開催記録を保存するために、記録誌やDVDを制作します。 (3)協賛 全国育樹祭の開催に賛同する企業・団体などを対象に、資金や物品、役務の (1)広報 全国育樹祭を広く県内外に知らせるとともに、開催への機運を高めるため、 効果的な広報を積極的に行います。 ① 公募により決定した「大会テーマ」「シンボルマーク」「ポスター原画」を 効果的に活用します。 ② 報道関係、業界紙、広報誌、インターネットなどを活用した情報発信を積極 的に行います。 ③ 各種広報物品(リーフレット、ポスター、パネル、のぼりなど)を制作し、 関係機関などに配布します。1 懇談会(歓迎レセプション)
皇族殿下の御臨席を仰ぎ、大会関係者を招待して懇談会(歓迎レセプション) を開催します。 (1)主催 沖縄県 (2)開催日 式典行事の前日 (3)開催場所 沖縄県内(未定) ▲懇談会 ※平成28年全国育樹祭懇談会(京都府)平成30年3月発行
編集・発行:沖縄県環境部環境再生課 全国育樹祭準備室 沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号 行政棟4階
電話:098-866-2204