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x3650m5-rhel6.5serveraid-m ページ この場合 低速で点滅 (1 秒間に 1 回 ) する状態になるまで しばらくお待ちください 1.1 必要となるコンポーネント 導入には以下のメディア ドライブ ソフトウェアが必要になります OS 導入前に用意が必要なもの (1

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System x3650 M5 (5462) – Red Hat Enterprise Linux 6.5 導入ガイド(ServeRAID-M5210編) OSインストール Index 1.導入前の作業 1.1 必要となるコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.3 デバイス・ドライバーの用意 1.3.1 必要となるデバイス・ドライバー 1.4 RAIDの構成

2.Red Hat Enterprise Linux 6.5の導入 2.1 BIOSモードへの変更

2.2 Red Hat Enterprise Linux 6.5のインストール

3.OS導入後の設定

3.1 NetworkManagerの停止

3.2 IMM2(Integrated Management ModuleⅡ)へのIn-band接続設定 3.3 デバイス・ドライバーの導入・更新 3.3.1 Ethenrtドライバーの導入・更新 3.4 SELinux・Firewallの無効化 3.4.1 SELinuxの無効化 3.4.2 Firewallの無効化 3.5 EDACの設定 4.参考資料 4.1 外部ディスクを使用する際の注意点 4.2 X Window システムの設定変更 4.2.1 GNOME環境での設定変更 4.2.2 KDE環境での設定変更 1.導入前の作業

当ガイドでは、Red Hat Enterprise Linux 6.5をDVDメディアから導入する手順を記述しています。 また、RAIDコントローラーはServeRAID-M5210が搭載されていることを前提としております。 【電源投入の前にお読みください!】

オペレーター情報パネルのパワーオンLEDが高速で点滅(1 秒間に4 回)している場合、 電源制御ボタンは使用不可の状態です。

(システム装置がAC電源に初めて接続した場合、内部の初期化のために約5~10秒かかる場合があります)

System x3650 M5 (5462) – Red Hat Enterprise Linux

6.5 導入ガイド(ServeRAID-M5210編)

2015年4月9日 16:05

(2)

この場合、低速で点滅(1 秒間に1 回)する状態になるまで、しばらくお待ちください。

1.1 必要となるコンポーネント

導入には以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアが必要になります。 OS導入前に用意が必要なもの

(1) Red Hat Enterprise Linux 6.5 64bit DVD (2) DVDが読み取り可能な光学ドライブ (3) 各デバイス・ドライバー 詳細については、1.3 デバイス・ドライバーの用意で説明します。 1.2 オプションの増設 System x3650 M5では、メモリーはソケット1に最少で1個のDIMMが取り付けられています。 取り付け順序などを含む注意事項に関しては、最新のシステム・ガイド、またはマニュアルをご確認ください。 ※取り付け順序は、System x3650 M5のトップ・カバーの裏側にも印刷されています。 1.3 デバイス・ドライバーの用意 下記のFix Centralサイトにアクセスしてデバイス・ドライバーの最新版を確認及びダウンロードすることができ ます。 当ガイドで使用しているデバイス・ドライバーよりも新しいバージョンが公開されている場合は、 そちらをご利用いただくことをお勧めいたします。 ・Fix Central http://www.ibm.com/support/fixcentral/ 【入手方法】 1.Fix Centralにアクセスし、ご利用の機種などを選択してください。 System x3650 M5の場合は、以下のように逐次、項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していきます。 製品グループ: [Lenovo x86 servers] [Lenovo System x 3650 M5] [5462] オペレーティング・システム:

[Red Hat Enterprise Linux 6 x86-64] …ご利用のOSに合わせて選択します。

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[Red Hat Enterprise Linux 6 x86-64] …ご利用のOSに合わせて選択します。 Fix Centralの使用方法詳細については、Fix Central使用ガイドをご参照ください。 Fix Central使用ガイド http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/ 2.表示されるフィックスの一覧より、必要となるドライバー・パッケージすべてにチェックを入れて、[次へ進む] ボタンを押してください。 ※過去のバージョンが必要である場合は、"置き換えたフィックスが含まれるようにします"のリンク をクリックして、古いバージョンを表示させてください。 3.使用条件が表示されます。 内容を確認して、使用条件に同意される場合は[同意します]ボタンをクリックします。 4.ダウンロード画面が表示されます。 画面右側の[ダウンロード・オプションの変更]をクリックすることで、ダウンロード方法を変更することができま す。 ※当ガイドでは、[ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード]にチェックを入れました。 1.3.1 必要となるデバイス・ドライバー

System x3650 M5の各コンポーネントに対しては、基本的にRed Hat Enterprise Linux 6.5が標準で持つデバ イス・ドライバーが適用されますが、 ServeRAID-M5210/M5210eのデバイス・ドライバーにつきましては、OS標準のドライバーを使用することに よりOSの導入に失敗する場合があります。(詳細は下記Tipsをご参照ください。) ServeRAID-M5210/M5210e アダプターのデバイス・ドライバーはOS標準ではなくIBM版を使用してください http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-00B1A7F 従いまして、OSインストール時に最新のドライバーを適用頂きますようお願い致します。 具体的な手順につきましては、2. Red Hat Enterprise Linux 6.5の導入をご参照ください。

1.4 RAIDの構成

System x3650 M5は、標準でServeRAID-M5210 コントローラーが搭載されており、OSのインストールを行う 前にRAIDの構成を行う必要があります。

OSの導入前のRAIDの構成は、OSに依存しないUEFI上の構成ツールを起動して行う必要があります。 ・ServeRAID M5210→「LSI MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility」

※オプションの搭載、適用状況により構成可能なRAIDレベルが異なります。 ホットスペアの指定などの詳細については下記ガイドをご参照下さい。 MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271 【ServeRAID-M5120の構成方法】

1.サーバーの電源を入れると、Lenovo System xのロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」

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1.サーバーの電源を入れると、Lenovo System xのロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」 と表示されたら、「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動します。

2.Setupユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので「System Settings」を選択して「Enter」キーを押します。

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3.「Storage」を選択して「Enter」キーを押します。

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4.「LSI MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility - 03.05.11.06」を選択して「Enter」キーを押しま す。(環境により若干異なる場合があります。環境に応じて読み替えてください。)

(7)

5.「Configuration Management」を選択して「Enter」キーを押します。

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6.「Create virtual Drive - Advanced」を選択して「Enter」キーを押します。

(9)

7.「Select RAID Level」 のデフォルト値が<RAID0>と表示されておりますので、そのまま「Enter」キーを押しま す。構成可能なRAIDレベルが表示されますので↓↑キーで構成するRAIDレベルを選択します。

当ガイドではRAID1を選択しております。

(10)

8.「Select Drives」を選択して「Enter」キーを押します。

(11)

9.CHOOSE UNCONFUGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されますので今回のRAID構成に含 めるドライブを選択します。

[ ]を選択して「スペース」キーを押すと [X] と表示され、該当のドライブが選択された状態になります。

(12)

※なお、表示されているすべてのディスクを含める場合はドライブ・リストの一番下にある「Check All」を選択 して「Enter」キーを押すとすべてのドライブを [X] 状態にすることができます。

10.ドライブ・リストの最下行もしくは最上行にある「Apply Changes」を選択して「Enter」キーを押します。

(13)

11.「Success」画面が表示されます。

「The operation has been performed successfully.」のメッセージの最下行に表示された「OK」を選択して 「Enter」キーを押します。

(14)

12.Virtual Driveの各プロパティを設定します。各項目についてはデフォルトのままで問題ありませんが、設 定値についての詳しい情報はServeRAIDのマニュアルを参照して下さい。

Virtual Drive Size :

選択したRAIDレベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値がデフォルトで表示されております。通常1アレ イに1仮想ドライブで構成しますのでデフォルトの最大値を使用します。1アレイの中に複数の仮想ドライブを 作成する必要がある場合は数字を小さくして下さい。↑↓キーで変更します。

設定後、最下行もしくは最上行の「Save Configuration」を選択して「Enter」キーを押します。

(15)

13.Warning画面にて、「Creating Virtual Drive will cause ・・・・」と表示されます。 「RAID構成を行うことによりディスクにデータがある場合は消去されますがよろしいですか」という警告です。 内容を確認の上 Confirm の項の[ ]を選択して「スペース」キーを押すとチェック[X]が付き「Yes」の項が表示さ れます。 「Yes」が表示されましたら「Yes」を選択して「Enter」キーを押します。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 15 ページ

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14.「Success」の画面が表示されます。「The operation has been performed successfully・・・・」というメッセー ジの最下行に表示された「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

(17)

15.Main Menu に戻ります。

これ以上RAID構成しない場合この画面で「Esc」キーを押して前のメニューに戻ります。

16.「Esc」キーを3回押すとUEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に戻りま す。

ここでさらに「Esc」キーを押して終了します。

※その際、「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、<Y>キーを押してくだ さい。

以上でServeRAID-M5210 コントローラーのRAIDの構成は終了です。

2. Red Hat Enterprise Linux 6.5の導入

当ガイドでは、UEFIモードでの導入手順を紹介しております。

System x3650 M5のファームウェアはUEFI に準拠しているため、UEFIに対応しているRed Hat Enterprise Linux 6.5を導入する際、通常はUEFIモードで導入されます。

また、System x3650 M5は、起動時にUEFIモードで起動できるデバイスを最初に検索します。

UEFIモードで起動できるデバイスがなかった場合に、改めてBIOSモードで起動できるデバイスを検索します。 したがって、Red Hat Enterprise Linux 6.5をBIOSモードで導入する場合は、最初にBIOSモードで起動するよ う、System x3650 M5の設定を変更する必要があります。

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2.1 BIOSモードへの変更

※UEFIで導入する場合は本手順は不要です。UEFIで導入する場合は2.2 Red Hat Enterprise Linux 6.5のインストールへお進みください。

1.サーバーの電源を入れると、Lenovo System xのロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」 と表示されたら、「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動します。

2.Setupユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので「Boot Manager」を選択して「Enter」キーを押します。

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3.「Boot Modes」を選択して「Enter」lキーを押します。

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4.「System Boot Mode」 でデフォルト値で「UEFI Mode」が選択されておりますので、そのまま「Enter」キーを 押します。 ↓↑キーで「Legacy Mode」に変更します。

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5.「Esc」キーをUEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に戻るまで押します。 ここでさらに「Esc」キーを押して終了します。

※その際、「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、<Y>キーを押してくだ さい。

2.2 Red Hat Enterprise Linux 6.5のインストール

※事前に、手順1.3及び1.3.1にて用意した最新版のServeRAID-M5210のドライバ(.tgz形式)を 展開し、USBメモリ等にコピーしサーバー本体に接続しておきます。

※USBメモリは、FAT32でフォーマットされたものをお使いください。(ディレクトリやファイルが 見えない場合があります。)

1.インストールを行うサーバー本体の電源を投入し、直ちにRed Hat Enterprise Linux 6.5のメディアを CD/DVDドライブへ挿入します。(サーバーはメディアからブートします。)

2.インストーラーが起動し、「Press any key to enter menu」というメッセージが表示されたら、任意のキーを 押します。

3.Grub画面が起動しますので、「Red Hat Enterprise Linux 6.5」が選択されていることを確認し、「e」キーを押 します。

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します。

4.「Kernel /images/pxeboot/vmlinuz」が選択されていることを確認し、「e」キーを押します。

5.「grub edit> kernel /images/pxeboot/vmlinuz」の最後尾にスペースを1つ入れて「dd」と入力し「Enter」キー を押します。

6.「kernel /images/pxeboot/vmlinuz dd」が選択されている状態で「b」キーを押してブートます。

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6.「kernel /images/pxeboot/vmlinuz dd」が選択されている状態で「b」キーを押してブートます。

7.インストールが開始し「Do you have a driver disk?」と尋ねられますので「Yes」を選択して「Enter」キーを押 します。

8.ドライバーが入っているメディア(事前に用意したUSBメモリ等)を選択します。

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9.該当する.isoファイルを指定し「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

※今回はRHEL6.5なので「disks/dud-2.6.32-431-64.RHEL6.iso」を指定します。

10.「Do you wish to load any more driver disks?」と尋ねられますので、「No」を選択して「Enter」キーを押しま す。

(25)

す。

11.「Disk Found」の画面でメディアのチェックが行えます。「Skip」を選択するとメディアのチェックをスキップで きます。

12.GUIのインストーラーが起動し、「RED HAT ENTERPRISE LINUX 6」の画面が表示されますので、「Next」 をクリックします。

13.「What language would you like to use during the installation process?」と表示されますので、インストー ラーの言語として、ここでは「Japanese(日本語)」を選択し、「Next」をクリックします。 14.「このシステム用の適切なキーボードを選択します。」と表示されますので、「日本語」を選択し、「次」をク リックします。 (日本語キーボードでない場合は、使用中のキーボードに合わせた適切な選択を行ってください。) 15.「どちらのタイプのストレージデバイスにインストールしますか?」と表示されますので、「基本ストレージデ バイス」を選択し、「次」をクリックします。 16.「以下のストレージデバイスは、データを含んでいるかもしれません」というストレージデバイスの警告ウィ ンドウが表示される場合には、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。(Y)」 をクリックします。 17.「このコンピューターのホスト名を設定して下さい」と表示されますので、「ホスト名」を入力し、「ネットワー クの設定」をクリックします。 ご利用の環境に合わせて、IPアドレス、サブネットマスク等を設定してください。入力が完了しましたら「閉じ る」をクリックし、「次」をクリックします。

("System usb0"というデバイスが表示されますが、LAN over USB用のデバイスになります。後ほど設定を行 いますので、ここでは設定を行わないでください) 18.「使用するタイムゾーンの中で一番近い都市を選択して下さい」と表示されますので、「アジア/東京」が選 択されている事を確認し、「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずし、「次」をクリックします。 19.「rootユーザーのパスワードを入力して下さい」と表示されますので、rootのパスワードを入力し、「次」を クリックします。 20.「どのタイプのインストールをしますか?」と表示されますので、パーティションの設定方法を選択します。 環境に応じて適切な設定をしてください。当ガイドでは、「すべての領域を使用する」を選択し、「次」をクリック します。 21.「ストレージ構成をディスクに書き込み中」と表示されますので「変更をディスクに書き込む」をクリックしま す。 22.インストールするサーバーの種類を選択する画面が表示されますので、ここでは「基本サーバー」を選択 します。 GUIを使用したい場合や、導入後にデバイス・ドライバーのアップデートを行う場合は、必要となるパッケージ が選択されていませんので、「今すぐカスタマイズ」を選択し、「次」をクリックします。 23.パッケージグループの選択画面が表示されます。ここでは、GUIで操作・設定管理を行うために、「デスク トップ」グループの「X Window System」、「グラフィカル管理ツール」、「デスクトップ」を選択します。更に、導入 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 25 ページ

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トップ」グループの「X Window System」、「グラフィカル管理ツール」、「デスクトップ」を選択します。更に、導入 後にデバイス・ドライバーのアップデートを行うため、「開発」グループに含まれる「開発ツール」を選択します。 24.「次」をクリックすると、インストールが開始されます。

25.インストールが終了すると、「おめでとうございます。Red Hat Enterprise Linux のインストールが終了しま した。」と表示されますので、「再起動」をクリックして、サーバーを再起動します。 CD/DVDは自動的にイジェクトされますので、CD/DVDをドライブから取り出してください。 26.システムの再起動後、「ようこそ」の画面が表示されますので、「進む」をクリックします。 27.「ライセンス情報」の画面が表示されますので、ライセンス情報の内容を確認して、「はい、ライセンス同意 書に同意します」を選択し、「進む」をクリックします。 28.「ソフトウェア更新の設定」の画面が表示されますので、使用する環境に合わせてソフトウェア更新の設 定をしてください。 ここでは、「いいえ、あとで登録します」を選択し、「進む」をクリックします。(ネットワーク接続を設定していない 状態では、ソフトウェア更新の設定が行えない旨の警告が表示されます。)

29.「本当にシステムをRed Hat Networkに登録しなくて良いですか?」という確認ウィンドウが表示されます ので、「後で登録する」をクリックします。(ネットワーク接続を設定していない状態では、表示されません。) 30.「更新の設定を完了」の画面が表示されますので、「進む」をクリックします。 31.「ユーザーの作成」の画面が表示されますので、追加するユーザー情報を入力し、「進む」をクリックしま す。(ユーザーを作成しなくても設定を進めることは可能です。) 32.「日付と時刻」の画面が表示されますので、現在の日付と時刻を設定し、「進む」をクリックします。 33.「Kdump」の画面が表示されますので、使用する環境に合わせてKdumpの設定をする事が可能です。ここ ではKdumpの設定は行いませんので、「Kdumpを有効にしますか?」のチェックをはずし、「終了」をクリックしま す。 「Kdump 設定を変更するには、システムを再起動して、必要に応じたメモリーの再割り当てをする必要があり ます。初期起動 (firstboot) が完了した後に、この変更を継続してシステムを再起動しますか?」という確認 ウィンドウが表示されますので、「はい」をクリックします。 34.次に、「いくつかの選択を有効にする為、システムを再起動する必要があります。」という確認ウィンドウが 表示されますので、「OK」をクリックし、システムを再起動します。 ログイン画面が表示されれば導入は完了です。 3. OS導入後の設定 3.1 NetworkManagerの停止

Red Hat Enterprise Linux 6 ではネットワーク設定に NetworkManager が採用されています。 これはさまざまなネットワーク接続を自動化するネットワーク制御システムです。 NetworkManager はOS インストール時にデフォルトで導入されており、有効になっています。 このガイドでは従来どおり、ifup、ifdown コマンドなどを使用してネットワーク・インターフェースの管理を行う為 に、以下の手順でNetworkManagerを停止します。 1.NetworkManagerサービスを停止します。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 26 ページ

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1.NetworkManagerサービスを停止します。 # service NetworkManager stop

2.NetworkManagerサービスが自動起動しないようにします。 # chkconfig NetworkManager off

なお、Red Hat Enterprise Linux 6 では、ネットワークに関する設定が一部、Red Hat Enterprise Linux 5 と異 なります。詳細に関しては、以下のリンク先をご参照ください。

【Red Hat Enterprise Linux 6 Hint & Tips】 Network設定の注意点

http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages7.nsf/page/default-002CFBE4

3.2 IMM2(Integrated Management ModuleⅡ)へのIn-band接続設定

System x3650 M5では、LAN over USBインターフェースが搭載されており、これを使用してIMM2(Integrated Management ModuleⅡ) (※以降、IMM2とします)と通信することが可能になります。

LAN over USBインターフェースはOSからネットワークデバイス"usb0"として認識され、以下の機能を提供しま す。

- OSから実行するUEFI・IMM2・Preboot DSAの更新

- Advanced Settings Utility(ASU)によるUEFI・IMM2設定情報収集および設定 - OSハングを検知してシステムの再起動を行うOS Watchdog機能

IMM2にはLAN over USBインターフェース用にIPアドレス"169.254.95.118"、サブネットマスク"255.255.0.0"が 設定されています。ネットワークデバイス"usb0"にIMM2と通信できるIPアドレスを設定する必要があります。 ここでは、"usb0"のIPアドレスを"169.254.95.120"として設定を行います。 1.以下のコマンドを入力し、以下赤字の箇所を編集して保存します。 # vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0 ---/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0---DEVICE=usb0 HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx TYPE=Ethernet UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=yes BOOTPROTO=none IPV6INIT=no USERCTL=no IPADDR=169.254.95.120 NETMASK=255.255.0.0 2."usb0"を起動します。 # ifup usb0 3.IMM2への疎通確認を行います。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 27 ページ

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# ping 169.254.95.118

正常に疎通できることを確認します。

3.3 デバイス・ドライバーの導入・更新

当ガイドで使用するデバイス・ドライバーの導入方法について説明します。 3.3.1 Ethrnetドライバーの導入・更新

System x3650 M5には、Ethernet 10Base-T/100Base-TX/1000Base-T(Broadcom BCM5719) が搭載されて います。Broadcom BCM5719向けのデバイス・ドライバーである"tg3"は、Red Hat Enterprise Linux 6.5に標準 で含まれており、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可能です。 当ガイドではFix Centralから入手した最新のドライバーを適用します。 1.Fix Centralからダウンロードしたドライバー更新ファイル(brcm_dd_nic_tg3-3.137e_rhel6_32-64.tgz)を任意 のディレクトリにコピーし展開します。 (ここでは、コピー及び展開先ディレクトリを/usr/local/src/tg3とします) ※バージョンは2015年1月時点での最新版です。 # mkdir /usr/local/src/tg3 # cp -p /tmp/brcm_dd_nic_tg3-3.137e_rhel6_32-64.tgz /usr/local/src/tg3 # cd /usr/local/src/tg3/ # tar zxvf brcm_dd_nic_tg3-3.137e_rhel6_32-64.tgz 2.modinfoコマンドで現在組み込まれているデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。 # modinfo tg3 filename: /lib/modules/2.6.32-431.el6.x86_64/kernel/drivers/net/tg3.ko firmware: tigon/tg3_tso5.bin firmware: tigon/tg3_tso.bin firmware: tigon/tg3.bin version: 3.132 license: GPL

description: Broadcom Tigon3 ethernet driver

author: David S. Miller (davem@redhat.com) and Jeff Garzik (jgarzik@pobox.com) srcversion: D3303E874FEA932D684299B alias: pci:v000010CFd000011A2sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000106Bd00001645sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000173Bd000003EAsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000173Bd000003EBsv*sd*bc*sc*i* <省略> 3.install.shに"--update"のオプションを付けて実行します。 # ./install.sh --update x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 28 ページ

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# ./install.sh --update

INSTALL_OPTIONS --yes --update WARNING: unexpected rpm name format

/usr/local/src/tg3/rhel6/RPMS/2.6.32-431/kmod-tg3-3.137e-1.x86_64.rpm Drivers will be installed/migrated to 2.6.32-431 version

---Checking kmod-tg3-3.137e-1.x86_64.rpm

---kmod-tg3-3.137e-1.x86_64.rpm installed successfully

SUCCESS 4.modinfoコマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。 # modinfo tg3 filename: /lib/modules/2.6.32-431.el6.x86_64/extra/tg3/tg3.ko firmware: tigon/tg3_tso5.bin firmware: tigon/tg3_tso.bin firmware: tigon/tg3.bin version: 3.137e license: GPL

description: Broadcom Tigon3 ethernet driver

author: David S. Miller (davem@redhat.com) and Jeff Garzik (jgarzik@pobox.com) srcversion: 6F24DDC13E5E3F2CE3497F6 alias: pci:v0000106Bd00001645sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000173Bd000003EAsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000173Bd000003EBsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v0000173Bd000003E9sv*sd*bc*sc*i* <省略> 正常に確認されれば完了です。 3.4 SELinux・Firewallの無効化

Red Hat Enterprise Linux 6では、OS導入直後は自動的にSELinux、Firewall が有効となっております。 ここでは、SELinux、Firewallを無効化する手順を記述しています。ご利用の環境に応じて実施してください。 3.4.1 SELinuxの無効化 1.getenforceコマンドでSELinuxが有効であることを確認します。 # getenforce Enforcing 2.設定ファイル(/etc/selinux/config)の赤字で記載されている通りに編集し、SELinuxを無効に設定します。

# This file controls the state of SELinux on the system.

(30)

# This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced.

# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - No SELinux policy is loaded.

SELINUX=disabled

# SELINUXTYPE= can take one of these two values: # targeted - Targeted processes are protected, # mls - Multi Level Security protection.

SELINUXTYPE=targeted 3.サーバー再起動後、再度getenforceコマンドを実行し、SELinuxが無効であることを確認します。 # getenforce Disabled 以上でSELinuxの設定は完了です。 3.4.2 Firewallの無効化 [GUIでの操作] 1.デスクトップ上のタスクバーから、[システム]-[管理]-[ファイアーウォール]を選択します。 2.「ファイアーウォール設定の開始」画面が表示されます。内容を確認し、[閉じる]をクリックします。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 30 ページ

(31)

3.「ファイアーウォールの設定」画面が表示されますので、[無効]をクリックします。

4.その後、[適用]をクリックします。

5.確認のウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。

6.「ファイル」-「終了」をクリックし、ファイアーウォールの設定を終了します。

(32)

[CUIでの操作]

1.以下のコマンドを入力し、iptablesおよびip6tablesを停止させます。

# service iptables stop

iptables: チェインをポリシー ACCEPT へ設定中filter [ OK ] iptables: ファイアウォールルールを消去中: [ OK ]

iptables: モジュールを取り外し中:[ OK ] # service ip6tables stop

ip6tables: チェインをポリシー ACCEPT に設定中: filter [ OK ] ip6tables: ファイアウォールルールを消去中: [ OK ]

ip6tables: モジュールを取り外し中:[ OK ]

2.OS起動時にiptablesおよびip6tablesが起動しないように設定します。

# chkconfig iptables off # chkconfig ip6tables off

以上でファイアーウォールの設定は完了です。

3.5 EDACの設定

OS導入直後、Error Detection and Correction (EDAC)モジュールが自動的に有効となっている場合がありま す。 この状態ですと、ハードウェア管理モジュールであるIMM2でメモリーログの監視が正常に行われない現象が 発生いたします。 EDACにつきましては無効を推奨していますので、当ガイドではEDACを解除する手順を記述しています。ご 利用の環境に応じて実施してください。 また、当作業を行う場合には、必ずUEFIおよびIMM2のファームウェアを最新バージョンに予めアップデートし てから行ってください。 1.lsmodコマンドでedacモジュールがロードされているかどうかを確認します。 edacモジュールがロードされていた場合は、2.以降の手順を実施してください。 edacモジュールがロードされていない場合は、この項の手順は必要ありません。

# lsmod | grep edac i7core_edac edac_core

(33)

2.以下の内容のファイルを新規に作成します。作成後、サーバの再起動を行います。

# vi /etc/modprobe.d/edac install *_edac /bin/true install edac_* /bin/true

3.lsmodコマンドでedacモジュールがロードされていないことを確認します。

# lsmod | grep edac ※何も表示されない 以上でedacの設定は完了です。 4.参考資料 4.1 外部ディスクを使用する際の注意点 System x3650M5等のUEFIモデルでは、外部ディスクを接続した構成で内蔵ディスクからOSを起動する場合 には以下の考慮が必要です。 標準のUEFI設定では、内蔵ディスクよりも先に外部ディスクが認識されるために、外部ディスクが Disk0として 認識されます。その結果、以下の状況が発生します。 内蔵ディスクへのOS導入後に、外部ディスクを接続するとOS起動が失敗します。 外部ディスクを接続した環境でOSを導入すると、外部ディスクが「/dev/sda」として認識され、ブートローダー が外部ディスク上に作成されます。 起動時に内蔵ディスクを先に認識するように、Legacy BIOSとUEFIの設定を変更する必要があります。 詳細な手順は下記をご参照ください。

外部ストレージを接続すると、ローカルディスクに導入したOSの起動に失敗する - System x3690 X5/System x3530M2/x3550M2 http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-01DB26D 4.2 X Window システムの設定変更 グラフィック・ドライバーの種類によっては、デフォルトの状態ではX Windowが800×600、600×480でしか 表示できないマシンがあります。 その際にはX Window システムとブートローダーの設定変更が必要になるため、以下の手順を実施します。こ こでは、1024×768の解像度で表示させるための設定を行います。 1.以下のコマンドを入力し、grub.confの設定ファイルのkernel行に"resolution=1024x768 video= 1024x768"(赤字の箇所)を追記し、保存します。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 33 ページ

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1024x768"(赤字の箇所)を追記し、保存します。

# vi /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf (BIOSモードの場合は/boot/grub/grub.conf) :

title Red Hat Enterprise Linux (2.6.32-431.el6.x86_64) root (hd0,1)

kernel /vmlinuz-2.6.32-431.el6.x86_64 ro root=UUID=c9198678-02a0-4848-b70a-ad47ac93908c

rd_NO_LUKS rd_NO_MD KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_LVM rd_NO_DM resolution=1024x768 video=1024x768rhgb quiet

initrd /initramfs-2.6.32-431.el6.x86_64.img

2.設定ファイルxorg.confはRed Hat Enterprise Linux 6では存在しないため、新規に作成します。

MonitorセクションのHorizSync、VertRefreshの値は、モニターの種類に依存しますので環境に合わせて変更 してください。 DeviceセクションのDriverはマシンによって異なりますので、/var/log/Xorg.0.logでご確認ください。 (System x3650 M5ではmgaとなります。) # vi /etc/X11/xorg.conf Section "Monitor" Identifier "Monitor0" ModelName "LCD Panel 1024x768" HorizSync 31.5 - 61.0 VertRefresh 50.0 - 75.0 Option "dpms" EndSection Section "Device" Identifier "Videocard0" Driver "mga" EndSection Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 24 Modes "1024x768" "800x600" "640x480" EndSubSection EndSection 3.サーバーを再起動します。新しいX Window システムの設定でサーバーが再起動されます。 サーバー再起動後、ご利用のデスクトップ環境に合わせて後述の設定を行ってください。 4.2.1 GNOME環境での設定変更 1.GUIのデスクトップ上で、[システム]-[設定]-[ディスプレイ]を選択し、クリックします。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 34 ページ

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2.「ディスプレイの設定」の画面が表示されます。[解像度]タブから設定する項目(ここでは、1024×768)を選 択し、[適用]をクリックします。

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q 3.確認の画面が表示されます。[この設定のままにする]をクリックします。 以上でGNOME環境での解像度の設定は完了です。 4.2.2 KDE環境での設定変更 1.KDEのデスクトップ上で、[アプリケーション]-[設定]-[システム設定]を選択し、クリックします。 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 36 ページ

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2.「KDE システム設定」の画面が表示されます。「コンピュータの管理」から[ディスプレイ]をクリックします。

3.「サイズと配置」の画面が表示されます。[サイズ]の項目にて解像度(ここでは、1024×768)を選択 し、[適用]をクリックします。

(38)

4.確認の画面が表示されますので、[設定を受け入れる]をクリックします。

以上でKDE環境での解像度の設定は完了です。

【免責】

当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作 成しました。 詳細につきましては、URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照ください。 当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。 当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な 結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自 身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますよう お願いいたします。 Copyright 2015レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社 文書番号: SYJ0-002DCE6 最終更新日: 2015-01-27 x3650M5-RHEL6.5ServeRAID-M5210 - 38 ページ

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