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◎東京都障害者自立支援法に基づく指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準に関する条例

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【条例】東京都指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例(平成24 年東京都条例第 111 号) 【規則】東京都指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例施行規則(平成24 年東京都規則第 141 号) 【要領】東京都指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例及び東京都指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに 指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例施行要領(24 福保高介第 1882 号) (☆は準用を示す) 条例 規則 要領 目次 第1章 総則(第1条―第3条) 第8章 通所リハビリテーション 第1節 基本方針(第135条) 第2節 人員に関する基準(第136条) 第3節 設備に関する基準(第137条) 第4節 運営に関する基準(第138条―第145条) 第1章 総則 (趣旨) 第1条 この条例は、介護保険法(平成9年法律第 123号。以下「法」という。)第42条第1項第二号 並びに第74条第1項及び第2項の規定に基づき、 東京都の区域(八王子市を除く区域をいう。)に おける指定居宅サービス等の事業の人員、設備及 び運営に関する基準を定めるものとする。 目次 第1章 総則(第1条・第2条) 第8章 通所リハビリテーション(第 28 条―第 30 条) 第1章 総則 (趣旨) 第1条 この規則は、東京都指定居宅サービス等の 事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例(平 成24年東京都条例第111号。以下「条例」という。) の施行について必要な事項を定めるものとする。 介護保険法(平成9年法律第123号。以下「法」 という。)第42条第1項第二号並びに第74条第1項 及び第2項の規定に基づく「指定居宅サービス等 の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(以下 「居宅基準」という。)については、指定居宅サー ビス等の事業の人員、設備及び運営の基準に関す る条例(平成24年東京都条例第111号。以下、「居 宅条例」という。)及び指定居宅サービス等の事業 の人員、設備及び運営の基準に関する条例施行規 則(平成24年東京都規則第141号。以下「居宅規則」 という。)に、法第115条の4第1項及び第2項の 規定に基づく「指定介護予防サービス等の事業の 人員、設備及び運営に関する基準」(以下「予防基 準」という。)については、東京都指定介護予防サ ービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定 介護予防サービス等に係る介護予防のための効果 的な支援の方法の基準に関する条例(平成24年東 京都条例第112号。以下「予防条例」という。)及 び東京都指定介護予防サービス等の事業の人員、 設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係 る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に 関する条例施行規則(平成24年東京都規則第142 号。以下「予防規則」という。)により定めたとこ ろである。この要領は、居宅条例、居宅規則、予 防条例及び予防規則の施行について必要な内容を 定めるものとする。 第1 居宅条例及び予防条例の性格 1 居宅条例及び予防条例は、指定居宅サービスの 事業及び指定介護予防サービスの事業がその目的 を達成するために必要な最低限度の基準を定めた ものであり、指定居宅サービス事業者及び指定介 護予防サービス事業者は、常にその事業の運営の 向上に努めなければならないこと。 2 指定居宅サービス及び指定介護予防サービスの 事業を行う者又は行おうとする者が満たすべき基 準等を満たさない場合には、指定居宅サービス及 び指定介護予防サービスの指定又は更新は受けら れず、また、運営開始後、基準に違反することが 明らかになった場合には、①相当の期間を定めて 基準を遵守するよう勧告を行い、②相当の期間内 に勧告に従わなかったときは、事業者名、勧告に 至った経緯、当該勧告に対する対応等を公表し、 ③正当な理由が無く、当該勧告に係る措置を採ら なかったときは、相当の期限を定めて当該勧告に

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(用語の意義) 第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語 の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによ る。 (用語) 第2条 この規則において「常勤換算方法」とは、 当該事業所の従業者の勤務延時間数の総数を当該 事業所において常勤の従業者が勤務すべき時間数 係る措置を採るよう命令することができるもので あること。また、③の命令をした場合には事業者 名、命令に至った経緯等を公示しなければならな い。なお、③の命令に従わない場合には、当該指 定を取り消すこと、又は取消しを行う前に相当の 期間を定めて指定の全部若しくは一部の効力を停 止すること(不適正なサービスが行われているこ とが判明した場合、当該サービスに関する介護報 酬の請求を停止させること)ができる。ただし、 次に掲げる場合には、基準に従った適正な運営が できなくなったものとして、直ちに指定を取り消 すこと又は指定の全部若しくは一部の効力を停止 することができるものであること。 ① 次に掲げるときその他の事業者が自己の利 益を図るために基準に違反したとき イ 指定居宅サービスの提供に際して利用者 が負担すべき額の支払を適正に受けなかっ たとき ロ 居宅介護支援事業者又はその従業者に対 し、利用者に対して特定の事業者によるサ ービスを利用させることの代償として、金 品その他の財産上の利益を供与したとき ② 利用者の生命又は身体の安全に危害を及ぼ すおそれがあるとき ③ その他①及び②に準ずる重大かつ明白な基 準違反があったとき 3 運営に関する基準及び介護予防のための効果的 な支援の方法に関する基準に従って事業の運営を することができなくなったことを理由として指定 が取り消され、法に定める期間の経過後に再度当 該事業者から当該事業所について指定の申請がな された場合には、当該事業者が運営に関する基準 及び介護予防のための効果的な支援の方法に関す る基準を遵守することを確保することに特段の注 意が必要であり、その改善状況等が十分に確認さ れない限り指定を行わないものとすること。 4 特に、居宅サービスの事業の多くの分野におい ては、基準に合致することを前提に自由に事業へ の参入を認めていること等にかんがみ、基準違反 に対しては、厳正に対応すべきであること。 第2 総論 1 事業者指定の単位について 事業者の指定は、原則としてサービス提供の拠 点ごとに行うものとする。ただし、同一法人に限 り別に定める要件を満たす場合、この限りではな い。 2 用語の定義 居宅条例第2条及び予防条例第2条において、 一定の用語についてその定義を明らかにしている ところであるが、以下は、同条に定義が置かれて

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一 居宅サービス事業者 法第8条第1項に規定 する居宅サービス事業を行う者をいう。 二 指定居宅サービス事業者 法第41条第1項に 規定する指定居宅サービス事業者をいう。 三 指定居宅サービス 法第41条第1項に規定す る指定居宅サービスをいう。 四 利用料 法第41条第1項に規定する居宅介護 サービス費の支給の対象となる費用に係る利用 者が負担すべき対価をいう。 五 居宅介護サービス費用基準額 法第41条第4 項第一号又は第二号に規定する厚生労働大臣が 定める基準により算定した費用の額(その額が 現に当該指定居宅サービスに要した費用の額を 超えるときは、当該費用の額)をいう。 六 法定代理受領サービス 法第41条第6項の規 定により居宅介護サービス費が利用者に代わり 当該指定居宅サービス事業者に支払われる場合 における当該居宅介護サービス費に係る指定居 宅サービスをいう。 七 基準該当居宅サービス 法第42条第1項第二 号に規定する基準該当居宅サービスをいう。 2 前項に掲げるもののほか、この条例で使用する 用語の意義は、法で使用する用語の例による。 で除することにより、当該事業所の従業者の員数 を常勤の従業者の員数に換算する方法をいう。 2 前項に規定するもののほか、この規則で使用す る用語の意義は、条例で使用する用語の例によ る。 いる用語について、その意味をより明確なものと するとともに、基準中に用いられている用語であ って、定義規定が置かれていないものの意味を明 らかにするものである。 (1) 「常勤換算方法」 当該指定居宅サービス事業所及び指定介護予 防サービス事業所の従業者の勤務延時間の総数 を、当該事業所の就業規則等において定める常 勤の従業者が勤務すべき時間数(週32時間を下 回る時間数を定められている場合は、週32時間 を基本とする。)で除することにより、当該事業 所の従業者の員数を常勤の従業者の員数に換算 する方法をいうものである。 この場合の勤務延時間数は、当該事業所の指 定に係る事業のサービスに従事する勤務時間の 延べ数であり、例えば、当該事業所が訪問介護 と訪問看護の指定を重複して受ける場合であっ て、ある従業者が訪問介護員等と看護師等を兼 務する場合、訪問介護員等の勤務延時間数には、 訪問介護員等としての勤務時間だけを算入する こととなるものであること。 (2) 「勤務延時間数」 勤務表上、当該居宅サービス事業又は介護予 防サービス事業に係るサービスの提供に従事す る時間又は当該事業に係るサービスの提供のた めの準備等を行う時間(待機の時間を含む。)と して明確に位置付けられている時間の合計数と する。なお、従業者1人につき、勤務延時間数 に算入することができる時間数は、当該事業所 の就業規則等において定める常勤の従業者が勤 務すべき勤務時間数を上限とすること。 (3) 「常勤」 当該指定居宅サービス事業所又は介護予防サ ービス事業所における勤務時間が、当該事業所 の就業規則等において定める常勤の従業者が勤 務すべき時間数(週32時間を下回る時間数を定 められている場合は、週32時間を基本とする。) に達する勤務体制を定められていることをい う。ただし、育児休業、介護休業等育児又は家 族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成 3年法律第76号)第23条第1項に規定する所定 労働時間の短縮措置が講じられている者につい ては、利用者の処遇に支障がない体制が事業所 として整っている場合は、例外的に常勤の従業 者が勤務すべき時間数を週30時間として取り扱 うことを可能とする。 また、同一の事業者によって当該事業所に併 設される事業所の職務であって、当該事業所の 職務と同時並行的に行われることが差し支えな いと考えられる管理者の職務については、それ ぞれに係る勤務時間の合計が常勤の従業者が勤 務すべき時間数に達していれば、常勤の要件を

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満たすものであることとする。例えば、1の事 業者によって行われる指定訪問介護事業所と指 定訪問入浴介護事業所が併設されている場合、 指定訪問介護事業所の管理者と指定訪問入浴介 護事業所の管理者を兼務している者は、その勤 務時間の合計が所定の時間に達していれば、常 勤要件を満たすこととなる。 また、指定通所リハビリテーション(一時間 以上二時間未満に限る)又は指定介護予防通所 リハビリテーションが、保険医療機関において 医療保険の脳血管疾患等リハビリテーション 料、廃用症候群リハビリテーション料、運動器 リハビリテーション料又は呼吸器リハビリテー ション料のいずれかを算定すべきリハビリテー ションが同じ訓練室で実施されている場合に限 り、専ら当該指定通所リハビリテーション又は 指定介護予防通所リハビリテーションの提供に 当たる理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士 は、医療保険の脳血管疾患等リハビリテーショ ン料、廃用症候群リハビリテーション料、運動 器リハビリテーション料又は呼吸器リハビリテ ーション料のいずれかを算定すべきリハビリテ ーションに従事して差し支えない。ただし、当 該従事者が指定通所リハビリテーション又は指 定介護予防通所リハビリテーションに従事して いない時間帯については、居宅規則第 28 条第1 項第2号又は第2項の従事者の員数及び厚生 働大臣が定める基準(平成二十七年厚生労働省 告示(第九十五号)の二十四の二のイの従業者 の合計数に含めない。 (4) 「専ら従事する」「専ら提供に当たる」 原則として、サービス提供時間帯を通じて当 該サービス以外の職務に従事しないことをいう ものである。この場合のサービス提供時間帯と は、当該従業者の当該事業所における勤務時間 (指定通所介護及び指定通所リハビリテーショ ンについては、サービスの単位ごとの提供時間) をいうものであり、当該従業者の常勤・非常勤 の別を問わない。ただし、通所介護及び通所リ ハビリテーションについては、あらかじめ計画 された勤務表に従って、サービス提供時間帯の 途中で同一職種の従業者と交代する場合には、 それぞれのサービス提供時間を通じて当該サー ビス以外の職務に従事しないことをもって足り るものである。 (5) 「前年度の平均値」(居宅規則第31条第3項、 第44条第2項、第57条第3項及び第61条第3項 関係) 〔略〕 3 指定居宅サービスと指定介護予防サービス等の 一体的運営等について 指定居宅サービス又は基準該当居宅サービス に該当する各事業を行う者が、指定介護予防サ

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(指定居宅サービスの事業の一般原則) 第3条 指定居宅サービス事業者は、利用者の意思 及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立って指 定居宅サービスの提供に努めなければならない。 2 指定居宅サービス事業者は、地域との結び付き を重視した運営を行い、特別区及び市町村(以下 「区市町村」という。)、他の居宅サービス事業 者その他の保健医療サービス又は福祉サービスを 提供する者との密接な連携に努めなければならな い。 ービス等又は基準該当介護予防サービス等に該 当する各事業者の指定を併せて受け、かつ、指 定居宅サービス又は基準該当居宅サービスの各 事業と指定介護予防サービス等又は基準該当介 護予防サービス等の各事業とが同じ事業所で一 体的に運営されている場合については、介護予 防における各基準を満たすことによって、基準 を満たしているとみなすことができる等の取扱 いを行うことができることとされたが、その意 義は次のとおりである。 例えば、訪問介護においては、指定居宅サー ビスにおいても、第一号訪問事業(指定介護予 防訪問介護に相当するものとして市町村が定め るものに限る。以下同じ。)においても、訪問 介護員等を常勤換算方法で2.5人以上配置しな ければならないとされているが、同じ事業所で 一体的に運営している場合には、合わせて常勤 換算方法で5人以上を置かなければならないと いう趣旨ではなく、常勤換算方法で二2.5人以上 配置していることで、第一号訪問事業も、双方 の基準を満たすこととするという趣旨である。 設備、備品についても同様であり、例えば、 定員30人の指定通所介護事業所においては、機 能訓練室の広さは30人×3㎡=90㎡を確保する 必要があるが、この30人に第一号通所事業(指 定介護予防通所介護に相当するものとして市町 村が定めるものに限る。以下同じ。)の利用者 も含めて通算することにより、要介護者15人、 要支援者15人であっても、あるいは要介護者20 人、要支援者10人の場合であっても、合計で90 ㎡が確保されていれば、基準を満たすこととす るという趣旨である。 要するに、人員についても、設備、備品につ いても、同一の事業所で一体的に運営する場合 にあっては、例えば、従前から、指定居宅サー ビス事業を行っている者が、従来どおりの体制 を確保していれば、指定介護予防サービス等の 基準も同時に満たしていると見なすことができ るという趣旨である。 なお、居宅サービスと介護予防サービスを同 一の拠点において運営されている場合であって も、完全に体制を分離して行われており一体的 に運営されているとは評価されない場合にあっ ては、人員についても設備、備品についてもそ れぞれが独立して基準を満たす必要があるので 留意されたい。 また、例えば、指定居宅サービスと緩和した 基準による第一号訪問事業等を一体的に運営す る場合には、緩和した基準による第一号訪問事 業等については、区市町村がサービス内容等に 応じて基準を定められるが、例えば、サービス 提供責任者であれば、要介護者数で介護給付の

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第8章 通所リハビリテーション 第1節 基本方針 (基本方針) 第135条 指定居宅サービスに該当する通所リハビ リテーション(以下「指定通所リハビリテーショ ン」という。)の事業は、利用者が要介護状態と なった場合、可能な限り居宅において、その有す る能力に応じ自立した日常生活を営むことができ るよう生活機能の維持又は向上を目指し、理学療 法、作業療法その他必要なリハビリテーションを 行うことにより、利用者の心身の機能の維持回復 を図るものでなければならない。 第2節 人員に関する基準 (従業者の配置の基準) 第136条 指定通所リハビリテーションの事業を行 う者(以下「指定通所リハビリテーション事業者」 という。)は、当該事業を行う事業所(以下「指 定通所リハビリテーション事業所」という。)ご とに指定通所リハビリテーションの提供に当たる 次に掲げる従業者(以下「通所リハビリテーショ ン従業者」という。)を規則で定める基準により 置かなければならない。 一 医師 二 理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士 又は看護師若しくは准看護師(以下この章にお いて「看護職員」という。)若しくは介護職員 2 指定通所リハビリテーション事業者が指定介護 予防通所リハビリテーション事業者(指定介護予 防サービス等基準条例第117条第1項に規定する 指定介護予防通所リハビリテーション事業者をい う。以下同じ。)の指定を併せて受け、かつ、指 定通所リハビリテーションの事業と指定介護予防 通所リハビリテーション(指定介護予防サービス 等基準条例第116条に規定する指定介護予防通所 リハビリテーションをいう。以下同じ。)の事業 とが同一の事業所において一体的に運営される場 合は、指定介護予防サービス等基準条例第117条第 1項に規定する人員に関する基準を満たすことを もって、前項に規定する基準を満たすものとみな す。 第8章 通所リハビリテーション (従業者の配置の基準) 第28条 条例第136条第1項に規定する規則で定め る基準は、次の各号に掲げる通所リハビリテーシ ョン従業者の区分に応じ、当該各号に定める員数 とする。 一 医師 指定通所リハビリテーションの提供に 必要な1以上の数 二 理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士 又は看護職員(条例第136条第1項第二号に規定 する看護職員をいう。以下この条において同 じ。)若しくは介護職員 次に掲げる基準を満た すために必要な数 イ 指定通所リハビリテーションの単位(指定 通所リハビリテーションであってその提供が 同時に1人又は複数の利用者に対して一体的 に行われるものをいう。以下この条において 同じ。)ごとに、利用者(条例第139条第四号 に規定する利用者をいう。以下この章におい て同じ。)の数が10人以下の場合にあっては指 定通所リハビリテーションの提供を行う時間 帯(以下この条において「提供時間帯」とい う。)を通じて専ら当該指定通所リハビリテー ションの提供に当たる理学療法士、作業療法 士若しくは言語聴覚士又は看護職員若しくは 介護職員を1以上、利用者の数が10人を超え る場合にあっては、提供時間帯を通じて専ら 当該指定通所リハビリテーションの提供に当 たる理学療法士、作業療法士若しくは言語聴 覚士又は看護職員若しくは介護職員を、利用 基準を満たす必要があるので留意されたい。 第3 介護サービス 7 通所リハビリテーション 1 人員に関する基準 (1) 指定通所リハビリテーション事業所(居宅条例 第136条第1項) ① 医師(第一号) イ 専任の常勤医師が1人以上勤務しているこ と。 ロ なお、指定通所リハビリテーションを行う 介護老人保健施設又は介護医療院であって、 病院又は診療所(医師について介護老人保健 施設又は介護医療院の人員基準を満たす余 力がある場合に限る。)と併設されているも のについては、当該病院又は診療所の常勤医 師との兼務で差し支えないものであること。 ハ 指定訪問リハビリテーション若しくは指定 通所リハビリテーション(以下、「指定訪問 リハビリテーション等」とする。)を行う介 護老人保健施設又は指定訪問リハビリテーシ ョン等を行う介護医療院であって、当該介護 老人保健施設又は当該介護医療院に常勤医師 として勤務している場合には、常勤の要件と して足るものであること。 また、指定訪問リハビリテーション等を行 う介護老人保健施設又は指定訪問リハビリ テーション等を行う介護医療院であって、病 院又は診療所(医師について介護老人保健施 設又は介護医療院の人員基準を満たす余力 がある場合に限る。)と併設されている事業 所において指定通所リハビリテーション事 業所の医師が、当該病院又は当該診療所の常 勤医師と兼務している場合でも、常勤の要件 として足るものであること。 ② 理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士 又は看護師、准看護師若しくは介護職員(以下「従 事者」という。)(第二号) イ 指定通所リハビリテーションの単位とは、同

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者の数を10で除した数以上置くこと。 ロ イに掲げる人員のうち専らリハビリテーシ ョンの提供に当たる理学療法士、作業療法士 又は言語聴覚士を、利用者が100又はその端数 を増すごとに1以上置くこと。 時に、一体的に提供される指定通所リハビリテ ーションをいうものであることから、例えば、 次のような場合は、2単位として扱われ、それ ぞれの単位ごとに必要な従業者を確保する必 要がある。 a 指定通所リハビリテーションが同時に一 定の距離を置いた2つの場所で行われ、これ らのサービスの提供が一体的に行われている といえない場合 b 午前と午後とで別の利用者に対して指定 通所リハビリテーションを提供する場合 ロ 7時間以上8時間未満の指定通所リハビリテ ーションの前後に連続して延長サービスを行 う場合にあっては、事業所の実情に応じて、適 当数の従業者を配置するものとする。 ハ 提供時間帯を通じて専ら当該指定通所リハ ビリテーションの提供に当たる従業者を確保 するとは、指定通所リハビリテーションの単位 ごとに理学療法士、作業療法士又は言語聴覚 士、看護職員若しくは介護職員について、提供 時間帯に当該職種の従業者が常に居宅条例上 求められる数以上確保されるよう必要な配置 を行うよう定めたものである(例えば、提供時 間帯を通じて専従する従業者が2人必要であ る場合、提供時間帯の2分の1ずつの時間専従 する従業者の場合は、その員数としては4人が 必要となる。)。 また、専らリハビリテーションの提供に当た る理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、 利用者が100人又はその端数を増すごとに1以 上確保するとは、指定通所リハビリテーション のうち、リハビリテーションを提供する時間帯 に、当該職種の従事者が常に確保されるよう必 要な配置を行うよう定めたものであり、所要時 間1時間から2時間の指定通所リハビリテー ションを行う場合であって、定期的に適切な研 修を修了している看護師、准看護師、柔道整復 師又はあん摩マッサージ師がリハビリテーシ ョンを提供する場合は、これらの者を当該単位 におけるリハビリテーションの提供に当たる 理学療法士等として計算することができる。こ の場合における「研修」とは、運動器リハビリ テーションに関する理論、評価法等に関する基 本的内容を含む研修会であって、関係学会等に より開催されているものを指す。具体的には、 日本運動器リハビリテーション学会の行う運 動器リハビリテーションセラピスト研修、全国 病院理学療法協会の行う運動療法機能訓練技 能講習会が該当する。 ニ なお、ここでいう利用者の数又は利用定員は、 単位ごとの指定通所リハビリテーションにつ いての利用者の数又は利用定員をいうもので

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2 前項第二号の規定にかかわらず、指定通所リハ ビリテーション事業所が診療所である場合は、理 学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士又は看 護職員若しく介護職員の員数は、次のとおりとす ることができる。 一 指定通所リハビリテーションの単位ごとに、 利用者の数が10人以下の場合にあっては提供時 間帯を通じて専ら当該指定通所リハビリテーシ ョンの提供に当たる理学療法士、作業療法士若 しくは言語聴覚士又は看護職員若しくは介護職 員が1以上、利用者の数が10人を超える場合に あっては提供時間帯を通じて専ら当該指定通所 リハビリテーションの提供に当たる理学療法 士、作業療法士若しくは言語聴覚士又は看護職 員若しくは介護職員を利用者の数を10で除した 数以上置くこと。 二 前号に掲げる人員のうち専ら当該指定通所リ ハビリテーションの提供に当たる理学療法士、 作業療法士若しくは言語聴覚士又は通所リハビ リテーション若しくはこれに類するサービスに 1年以上従事した経験を有する看護師を常勤換 算方法で、0.1以上置くこと。 あり、利用者の数は実人員、利用定員は、あら かじめ定めた利用者の数の上限をいうもので ある。従って、例えば、1日のうちの午前の提 供時間帯に利用者10人に対して指定通所リハ ビリテーションを提供し、午後の提供時間帯に 別の利用者10人に対して指定通所リハビリテ ーションを提供する場合であって、それぞれの 指定通所リハビリテーションの定員が10人で ある場合には、当該事業所の利用定員は10人、 必要となる従業者の員数は午前午後それぞれ 1人ということとなり、人員算定上午前の利用 者の数と午後の利用者の数が合算されるもの ではない。 ホ 同一事業所で複数の単位の指定通所リハビ リテーションを同時に行う場合には、同時に行 われる単位の数の常勤の従業者が必要となる ものである(居宅条例第136条第1項・第2項 関係)。 ヘ 従事者1人が1日に行うことのできる指定 通所リハビリテーションは2単位までとする こと。ただし、1時間から2時間までの指定通 所リハビリテーションについては0.5単位とし て扱う。 ※指定通所リハビリテーションにおける理学療 法士、作業療法士又は言語聴覚士に係る人員基 準及び介護報酬上の取扱いについて(平成15年 5 月 30 日 老 振 発 第 0530001 号 ・ 老 老 発 第 0530001号) (2) 指定通所リハビリテーション事業所が診療所で ある場合 ① 医師(第一号) イ 利用者の数が同時に10人を超える場合にあ っては、⑴①を準用すること。 ロ 利用者の数が同時に10人以下の場合にあっ ては、次に掲げる要件に適合していること。 a 専任の医師が1人勤務していること。 b 利用者数は、専任の医師1人に対し1 日48人以内であること。 ② 理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士 又は看護師、准看護師若しくは介護職員(以下「従 事者」という。)(第二号) イ 指定通所リハビリテーションの単位とは、同 時に、一体的に提供される指定通所リハビリ テーションをいうものであることから、例え ば、次のような場合は、2単位として扱われ、 それぞれの単位ごとに必要な従業者を確保す る必要がある。 a 指定通所リハビリテーションが同時に 一定の距離を置いた2つの場所で行われ、 これらのサービスの提供が一体的に行わ れているといえない場合

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3 第1項第一号の医師は、常勤の者でなければな らない。 b 午前と午後とで別の利用者に対して指 定通所リハビリテーションを提供する場 合 ロ 7時間以上8時間未満の指定通所リハビリ テーションの前後に連続して延長サービスを 行う場合にあっては、事業所の実情に応じて、 適当数の従業者を配置するものとする。 ハ 提供時間帯を通じて専ら当該指定通所リハ ビリテーションの提供に当たる従業者を確保 するとは、指定通所リハビリテーションの単 位ごとに理学療法士、作業療法士又は言語聴 覚士、看護職員若しくは介護職員について、 提供時間帯に当該職種の従業者が常に居宅条 例上求められる数以上確保されるよう必要な 配置を行うよう定めたものである(例えば、 提供時間帯を通じて専従する従業者が2人必 要である場合、提供時間帯の2分の1ずつの 時間専従する従業者の場合は、その員数とし ては4人が必要となる。)。 また、専従する従事者のうち理学療法士、作 業療法士若しくは言語聴覚士又は経験を有す る看護師が、常勤換算方法で、0.1人以上確保 されていることとし、所要時間1時間から2 時間の指定通所リハビリテーションを行う場 合であって、定期的に適切な研修を修了して いる看護師、准看護師、柔道整復師又はあん 摩マッサージ師がリハビリテーションを提供 する場合は、これらの者を当該単位における リハビリテーションの提供に当たる理学療法 士等として計算することができる。 この場合における「研修」とは、運動器リ ハビリテーションに関する理論、評価法等に 関する基本的内容を含む研修会であって、関 係学会等により開催されているものを指す。 具体的には、日本運動器リハビリテーション 学会の行う運動器リハビリテーションセラピ スト研修、全国病院理学療法協会の行う運動 療法機能訓練技能講習会が該当する。 ニ なお、ここでいう利用者の数又は利用定員 は、単位ごとの指定通所リハビリテーション についての利用者の数又は利用定員をいうも のであり、利用者の数は実人員、利用定員は、 あらかじめ定めた利用者の数の上限をいうも のである。従って、例えば、1日のうちの午 前の提供時間帯に利用者10人に対して指定通 所リハビリテーションを提供し、午後の提供 時間帯に別の利用者10人に対して指定通所リ ハビリテーションを提供する場合であって、 それぞれの指定通所リハビリテーションの定 員が10人である場合には、当該事業所の利用 定員は10人、必要となる従業者の員数は午前 午後それぞれ1人ということとなり、人員算

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第3節 設備に関する基準 (設備) 第137条 指定通所リハビリテーション事業所は、当 該指定通所リハビリテーションを行う専用の部屋 等を規則で定める基準により設けるほか、消火設 備その他の非常災害に際して必要な設備並びに指 定通所リハビリテーションを行うために必要な専 用の器械及び器具を備えなければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者が指定介護 予防通所リハビリテーション事業者の指定を併せ て受け、かつ、指定通所リハビリテーションの事 業と指定介護予防通所リハビリテーションの事業 とが同一の事業所において一体的に運営される場 合は、指定介護予防サービス等基準条例第118条第 1項に規定する設備に関する基準を満たすことを もって、前項に規定する基準を満たすものとみな す。 (設備の基準) 第29条 条例第137条第1項に規定する規則で定め る基準は、指定通所リハビリテーションの提供に 適した専用の部屋等であって、3平方メートルに 利用定員(条例第139条第四号に規定する利用定員 をいう。)を乗じた面積以上の面積を有することと する。この場合において、当該指定通所リハビリ テーション事業所が介護老人保健施設又は介護医 療院であるときは、当該専用の部屋等の面積とし て利用者のために確保されている食堂(リハビリ テーションに供用されるものに限る。)の面積を算 入することとする。 定上午前の利用者の数と午後の利用者の数が 合算されるものではない。 ホ 同一事業所で複数の単位の指定通所リハビ リテーションを同時に行う場合には、同時に 行われる単位の数の常勤の従業者が必要とな るものである(居宅条例第136条第1項・第2 項関係)。 ヘ 従業者1人が1日に行うことのできる指定 通所リハビリテーションは2単位までとする こと。ただし、1時間から2時間までの指定 通所リハビリテーションについては0.5単位 として扱う。 ト 経験を有する看護師とは、診療報酬の算定 方法に定める重度認知症患者デイケア、精神 科デイケア、脳血管疾患等リハビリテーショ ン料、運動器リハビリテーション料に係る施 設基準の届出を行った保険医療機関等又は 「指定居宅サービスに要する費用の額の算定 に関する基準」(平成12年厚生省告示第19号) に定める通所リハビリテーションに係る施設 基準の届出を行った指定通所リハビリテーシ ョン事業所、「指定介護予防サービスに要する 費用の額の算定に関する基準」(平成18年厚生 労働省告示第127号)に定める介護予防通所リ ハビリテーションに係る施設基準の届出を行 った指定介護予防通所リハビリテーション事 業所、「厚生労働大臣が定める特定診療費に係 る指導管理等及び単位数」(平成12年厚生省告 示第30号)に定める理学療法、作業療法に係 る施設基準の届出を行った介護保険施設にお いて、それらに1年以上従事した者であるこ と。 2 設備に関する基準 (1) 指定通所リハビリテーション事業を行う事業所 ごとに備える設備については、専ら当該事業の用 に供するものでなければならないこととされてい るが、病院、診療所、介護老人保健施設又は介護 医療院が互いに併設される場合(同一敷地内にあ る場合、又は公道をはさんで隣接している場合を いう。)であって、そのうちの複数の施設において、 指定通所リハビリテーション事業を行う場合に は、以下の条件に適合するときは、それぞれの指 定通所リハビリテーションを行うためのスペース が同一の部屋等であっても差し支えないものとす る。 ① 当該部屋等において、それぞれの指定通所 リハビリテーションを行うためのスペースが 明確に区分されていること。 ② それぞれの指定通所リハビリテーションを 行うためのスペースが、次に掲げる面積要件

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(居宅条例第137条第1項)を満たしているこ と。 3平方メートルに利用定員を乗じた面積以 上であるものを有すること。ただし、介護老 人保健施設又は介護医療院の場合は、当該専 用の部屋等の面積に利用者用に確保されてい る食堂(リハビリテーションに供用されるも のに限る。)の面積を加えるものとすること。 (2) 指定通所リハビリテーションを行うためのス ペースと、当該指定通所リハビリテーション事業 所と併設の関係にある特別養護老人ホーム、社会 福祉施設等における指定通所介護の機能訓練室等 との関係については、第3の6の2の(2)の②を参 照されたい。ただし、保険医療機関が医療保険の 脳血管疾患等リハビリテーション科、運動器リハ ビリテーション科又は呼吸器リハビリテーション 料を算定すべきリハビリテーションの届出を行っ ており、当該保険医療機関において、指定通所リ ハビリテーション(1時間以上2時間未満に限る) 又は指定介護予防通所リハビリテーションを実施 する場合には、医療保険の脳血管疾患等リハビリ テーション料、廃用症候群リハビリテーション料、 運動器リハビリテーション料又は呼吸器リハビリ テーション料を算定すべきリハビリテーションを 受けている患者と介護保険の指定通所リハビリテ ーション又は指定介護予防通所リハビリテーショ ンの利用者に対するサービス提供に支障が生じな い場合に限り、同一のスペースにおいて行うこと も差し支えない(必要な機器及び器具の利用につ いても同様)。この場合の居宅条例第百三十七条 第一項の指定通所リハビリテーションを行うため に必要なスペースは、医療保険のリハビリテーシ ョンの患者数に関わらず、常時、三平方メートル に指定通所リハビリテーションの利用者数(指定 通所リハビリテーションの事業と指定介護予防通 所リハビリテーションの事業とが同一の事業所に おいて一体的に運営されている場合にあっては、 指定通所リハビリテーションの利用者数と指定介 護予防通所リハビリテーションの利用者数の合 計)を乗じた面積以上とする。 なお、機器及び機具の利用については、サービ ス提供時間に関わらず、各サービスの提供に支障 が生じない場合に限り、共用して差し支えない。 (予防条例第百十八条の基準においても同様)。 〔第3の6〔通所介護〕の2の(2)の②より〕 ② 指定通所介護の機能訓練室等と、指定通所介 護事業所と併設の関係にある医療機関や介護老 人保健施設における指定通所リハビリテーショ ンを行うためのスペースについては、以下の条件 に適合するときは、これらが同一の部屋等であっ ても差し支えないものとする。 イ 当該部屋等において、指定通所介護の機能 訓練室等と指定通所リハビリテーションを 行うためのスペースが明確に区分されてい

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第4節 運営に関する基準 (管理者等の責務) 第138条 指定通所リハビリテーション事業所を管 理する者(次項において「管理者」という。)は、 医師、理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚 士又は専ら指定通所リハビリテーションの提供に 当たる看護師のうちから選任した者に、必要な管 理の代行をさせることができる。 2 管理者又は前項の規定により管理を代行する者 は、指定通所リハビリテーション事業所の従業者 にこの節の規定を遵守させるために必要な指揮命 令を行わなければならない。 (運営規程) 第139条 指定通所リハビリテーション事業者は、各 指定通所リハビリテーション事業所において、次 に掲げる事業の運営についての重要事項に関する 規程(以下この章において「運営規程」という。) を定めなければならない。 一 事業の目的及び運営の方針 二 従業者の職種、員数及び職務の内容 三 営業日及び営業時間 ること。 ロ 指定通所介護の機能訓練室等として使用 される区分が、指定通所介護の設備基準を満 たし、かつ、指定通所リハビリテーションを 行うためのスペースとして使用される区分 が、指定通所リハビリテーションの設備基準 を満たすこと。 (3) 消火設備その他の非常災害に際して必要な設 備(居宅条例第137条第2項)については、指定 通所介護に係る居宅条例第101条第1項と同趣旨 であるため、第3の6〔通所介護〕の2の(3)を 参照されたい。 〔第3の6〔通所介護〕の2の(3)より〕 消火設備その他の非常災害に際して必要な設 備とは、消防法その他の法令等に規定された設備 を示しており、それらの設備を確実に設置しなけ ればならないものである。 3 運営に関する基準 (1) 管理者等の責務 居宅条例第138条第1項は、指定通所リハビリ テーション事業所の管理者は、医師、理学療法士、 作業療法士又は専ら指定通所リハビリテーショ ンの提供に当たる看護師のうちから選任した者 に、必要な管理の代行をさせることができる旨を 明記したものであること。この場合、組織図等に より、指揮命令系統を明確にしておく必要があ る。 (2) 運営規程 7時間以上8時間未満の指定通所リハビリテー ションの前後に連続して延長サービスを行う指 定通所リハビリテーション事業所にあっては、指 定通所介護と同様であるので、第3の6〔通所介 護〕の3の(1)の①を参照されたい。 第3の6〔通所介護〕の3の(1)の①より ① 営業日及び営業時間(第三号) 指定通所リハビリテーションの営業日及び 営業時間並びに当該事業所のサービス提供時 間帯を記載すること。 なお、7時間以上9時間未満の通所リハビリ テーションの前後に連続して延長サービスを 行う指定通所リハビリテーション事業所にあ っては、サービス提供時間とは別に当該延長サ ービスを行う時間を運営規程に明記すること 〔略〕。

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四 指定通所リハビリテーションの利用定員(当 該指定通所リハビリテーション事業所において 同時に指定通所リハビリテーションの提供を受 けることができる利用者(当該指定通所リハビ リテーション事業者が指定介護予防通所リハビ リテーション事業者の指定を併せて受け、かつ、 指定通所リハビリテーションの事業と指定介護 予防通所リハビリテーションの事業とが同一の 事業所において一体的に運営される場合は、当 該事業所における指定通所リハビリテーション 又は指定介護予防通所リハビリテーションの利 用者をいう。)の数の上限をいう。) 五 指定通所リハビリテーションの内容及び利用 料その他の費用の額 六 通常の事業の実施地域(当該指定通所リハビ リテーション事業所が通常時に指定通所リハビ リテーションを提供する地域をいう。) 七 指定通所リハビリテーションの利用に当たっ 例えば、提供時間帯(9時間)の前に連続し て1時間、後に連続して2時間、合計3時間の 延長サービスを行う指定通所リハビリテーシ ョン事業所にあっては、当該指定通所リハビリ テーション事業所の営業時間は12時間である が、運営規程には、提供時間帯9時間、延長サ ービスを行う時間3時間とそれぞれ記載する ものとすること〔略〕。 ② 指定通所リハビリテーションの利用定員 (第四号) 利用定員とは、当該指定通所リハビリテーシ ョン事業所において同時に指定通所リハビリ テーションの提供を受けることができる利用 者の数(実人員数)の上限をいうものであるこ と〔略〕。 ③ 指定通所リハビリテーションの内容及び利 用料その他の費用の額(第五号) 「指定通所リハビリテーションの内容」につ いては、入浴、食事の有無等のサービスの内容 を指すものであること〔略〕。 第3の1〔訪問介護〕の3の(3)より (②及び③は通所リハビリテーションについても 同趣旨) ② 利用料その他の費用の額(第五号) 「利用料」としては、法定代理受領サービス である指定通所リハビリテーションに係る利 用料(1割負担、2割負担又は3割負担)及 び法定代理受領サービスでない指定通所リハ ビリテーションの利用料(10割分)を、「その 他の費用の額」としては、居宅条例第104条第 3項により徴収が認められている費用の額及 び必要に応じてその他のサービスに係る費用 の額を規定するものであること〔略〕。 第3の1〔訪問介護〕の3の(3)より (②及び③は通所リハビリテーションについても 同趣旨) ③ 通常の事業の実施地域(第六号) 通常の事業の実施地域は、客観的にその区 域が特定されるものとすること。なお、通常 の事業の実施地域は、利用申込に係る調整等 の観点からの目安であり、当該地域を越えて サービスが行われることを妨げるものではな いものであること〔略〕。 ④ サービス利用に当たっての留意事項(第七

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ての留意事項 八 非常災害対策 九 その他運営に関する重要事項 (勤務体制の確保等)(☆条例第145条) 第103条 指定通所リハビリテーション事業者は、利 用者に対し、適切な指定通所リハビリテーション を提供することができるよう各指定通所リハビリ テーション事業所において、従業者の勤務体制を 定めなければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、各指定 通所リハビリテーション事業所において、当該指 定通所リハビリテーション事業所の従業者によっ て指定通所リハビリテーションを提供しなければ ならない。ただし、利用者の処遇に直接影響を及 ぼさない指定通所リハビリテーションについて は、この限りでない。 3 指定通所リハビリテーション事業者は、通所リ ハビリテーション従業者の資質向上のための研修 の機会を確保しなければならない。 (内容及び手続の説明及び同意)(☆条例第145条) 第12条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 定通所リハビリテーションの提供の開始に際し、 あらかじめ、利用申込者又はその家族に対し、運 営規程の概要、通所リハビリテーション従業者の 勤務体制その他の利用申込者のサービスの選択に 資すると認められる重要事項を記した文書を交付 して説明を行い、当該指定通所リハビリテーショ ンの提供の開始について当該利用申込者の同意を 得なければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、利用申 込者又はその家族からの申出があった場合は、前 (電磁的方法による手続)(☆規則第30条) 第4条 条例第12条第2項に規定する規則で定める 号) 利用者が指定通所リハビリテーションの提 供を受ける際に、利用者側が留意すべき事項 (機能訓練室を利用する際の注意事項等)を指 すものであること〔略〕。 ⑤ 非常災害対策(第八号) (7)の非常災害に関する具体的計画を指すも のであること (5) 勤務体制の確保等 ☆ 居宅条例第103条は、利用者に対する適切な指 定通所リハビリテーションの提供を確保するた め、職員の勤務体制等について規定したものであ るが、このほか次の点に留意するものとする。 ① 〔略〕 第3の7〔通所リハビリテーション〕の3の (6)の②より 準用される居宅条例第103条第1項につい ては、指定通所リハビリテーション事業所ご とに、通所リハビリテーション従業者の日々 の勤務時間、常勤・非常勤の別、理学療法士、 作業療法士、経験看護師等、看護職員及び介 護職員の配置、管理者との兼務関係等を勤務 表上明確にし、人員に関する基準が満たされ ていることを明らかにする必要があること。 ② 同条第2項は、原則として、当該指定通所 リハビリテーション事業所の従業者たる通 所リハビリテーション従業者によって指定 通所リハビリテーションを提供しなければ ならない。ただし、調理、洗濯等の利用者の 処遇に直接影響を及ぼさない業務その他別 に定めのある場合に限り、第三者への委託等 を行うことを認めるものであること。 (6) 内容及び手続の説明及び同意 ☆ 居宅条例第12条は、指定通所リハビリテーショ ン事業者は、利用者に対し適切な指定通所リハビ リテーションを提供するため、その提供の開始に 際し、あらかじめ、利用申込者又はその家族に対 し、当該指定通所リハビリテーション事業所の運 営規程の概要、通所リハビリテーション従業者の 勤務体制、事故発生時の対応、苦情処理の体制、 提供するサービスの第三者評価の実施状況(実施 の有無、実施した直近の年月日、実施した評価機 関の名称、評価結果の開示状況)等の利用申込者 がサービスを選択するために必要な重要事項に

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項の規定による文書の交付に代えて、当該利用申 込者又はその家族の同意を得て、前項の重要事項 を電子情報処理組織(指定通所リハビリテーショ ン事業者の使用に係る電子計算機(入出力装置を 含む。以下この条において同じ。)と当該利用申 込者又はその家族の使用に係る電子計算機とを電 気通信回線で接続した電子情報処理組織をいう。) を使用する方法その他の情報通信の技術を利用す る方法であって規則で定めるもの(以下この条に おいて「電磁的方法」という。)により提供する ことができる。この場合において、当該指定通所 リハビリテーション事業者は、あらかじめ、当該 利用申込者又はその家族に対し、提供に用いる電 磁的方法の種類及び内容を示し、文書又は電磁的 方法による同意を得なければならない。 3 電磁的方法は、利用申込者又はその家族が当該 利用申込者又はその家族の使用に係る電子計算機 に備えられたファイルへの記録を出力することに よる文書を作成することができるものでなければ ならない。 4 第2項後段の同意を得た指定通所リハビリテー ション事業者は、当該利用申込者又はその家族か ら文書又は電磁的方法により第1項の重要事項に ついて電磁的方法による提供を受けない旨の申出 があったときは、当該利用申込者又はその家族に 対し、電磁的方法による提供をしてはならない。 ただし、当該利用申込者又はその家族が再び第2 項後段の同意をした場合は、この限りでない。 (提供拒否の禁止)(☆条例第145条) 第13条 指定通所リハビリテーション事業者は、正 当な理由なく、指定通所リハビリテーションの提 供を拒んではならない。 (サービス提供困難時の対応)(☆条例第145条) 第14条 指定通所リハビリテーション事業者は、当 該指定通所リハビリテーション事業所の通常の事 業の実施地域等を勘案し、利用申込者に対し自ら 必要な指定通所リハビリテーションを提供するこ とが困難であると認める場合は、当該利用申込者 に係る居宅介護支援事業者への連絡、他の指定通 所リハビリテーション事業者等の紹介その他の必 電磁的方法は、次に掲げるものとする。 一 電子情報処理組織を使用する方法のうちイ又 はロに掲げるもの イ 指定通所リハビリテーション事業者の使用 に係る電子計算機と利用申込者又はその家族 の使用に係る電子計算機とを接続する電気通 信回線を通じて条例第12条第1項に規定する 重要事項(以下この条において単に「重要事 項」という。)を送信し、当該利用申込者又は その家族の使用に係る電子計算機に備えられ たファイルに記録する方法 ロ 指定通所リハビリテーション事業者の使用 に係る電子計算機に備えられたファイルに記 録された重要事項を電気通信回線を通じて利 用申込者又はその家族の閲覧に供し、当該利 用申込者又はその家族の使用に係る電子計算 機に備えられたファイルに当該重要事項を記 録する方法(条例第12条第2項後段に規定す る電磁的方法による提供を受ける旨の同意又 は同条第4項本文に規定する電磁的方法によ る提供を受けない旨の申出をする場合にあっ ては、指定通所リハビリテーション事業者の 使用に係る電子計算機に備えられたファイル にその旨を記録する方法) 二 磁気ディスク、シー・ディー・ロムその他こ れらに準ずる一定の事項を確実に記録すること ができる電磁的記録媒体をもって調製するファ イルに重要事項を記録したものを交付する方法 ついて、わかりやすい説明書等の文書を交付して 懇切丁寧に説明を行い、当該事業所から指定通所 リハビリテーションの提供を受けることにつき 同意を得なければならないこととしたものであ る。なお、当該同意については、利用者及び指定 通所リハビリテーション事業者双方の保護の立 場から書面によって確認すること。 (7) 提供拒否の禁止 ☆ 居宅条例第13条は、指定通所リハビリテーショ ン事業者は、原則として、利用申込に対しては応 じなければならないことを規定したものであり、 特に、要介護度や所得の多寡を理由にサービスの 提供を拒否することを禁止するものである。〔中 略〕提供を拒むことのできる正当な理由がある場 合とは、①当該事業所の現員からは利用申込に応 じきれない場合、②利用申込者の居住地が当該事 業所の通常の事業の実施地域外である場合、その 他利用申込者に対し自ら適切な指定通所リハビリ テーションを提供することが困難な場合である。 (8) サービス提供困難時の対応 ☆ 指定通所リハビリテーション事業者は、居宅条 例第13条の正当な理由により、利用申込者に対し 自ら適切な指定通所リハビリテーションを提供す ることが困難であると認めた場合には、居宅条例

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要な措置を速やかに講じなければならない。 (受給資格等の確認)(☆条例第145条) 第15条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 定通所リハビリテーションの提供の開始に際し、 利用者の提示する被保険者証によって、被保険者 資格、要介護認定の有無及び要介護認定の有効期 間を確認しなければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、前項の 被保険者証に認定審査会意見が記載されていると きは、当該認定審査会意見に配慮して、指定通所 リハビリテーションを提供するよう努めなければ ならない。 (要介護認定の申請に係る援助)(☆条例第145条) 第16条 指定通所リハビリテーション事業者は、要 介護認定の申請をしていないことにより要介護認 定を受けていない利用申込者に対しては、当該利 用申込者の意思を踏まえて速やかに当該申請が行 われるよう必要な援助を行わなければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、居宅介 護支援(これに相当するサービスを含む。)が利 用者に対して行われていない等の場合に必要と認 めるときは、当該利用者の受けている要介護認定 の更新の申請が、遅くとも当該要介護認定の有効 期間の満了日の30日前までに行われるよう必要な 援助を行わなければならない。 (心身の状況等の把握)(☆条例第145条) 第17条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 第14条の規定により、当該利用申込者に係る居宅 介護支援事業者への連絡、適当な他の指定通所リ ハビリテーション事業者等の紹介その他の必要な 措置を速やかに講じなければならないものであ る。 (9) 受給資格等の確認 ☆ ① 居宅条例第15条第1項は、指定通所リハビリ テーションの利用に係る費用につき保険給付を 受けることができるのは、要介護認定を受けてい る被保険者に限られるものであることを踏まえ、 指定通所リハビリテーション事業者は、指定通所 リハビリテーションの提供の開始に際し、利用者 の提示する被保険者証によって、被保険者資格、 要介護認定の有無及び要介護認定の有効期間を 確かめなければならないこととしたものである。 ② 同条第2項は、利用者の被保険者証に、指定 居宅サービスの適切かつ有効な利用等に関し当 該被保険者が留意すべき事項に係る認定審査会 意見が記載されているときは、指定通所リハビリ テーション事業者は、これに配慮して指定通所リ ハビリテーションを提供するように努めるべき ことを規定したものである。 (10) 要介護認定の申請に係る援助 ☆ ① 居宅条例第16条第1項は、要介護認定の申請 がなされていれば、要介護認定の効力が申請時に 遡ることにより、指定通所リハビリテーションの 利用に係る費用が保険給付の対象となりうるこ とを踏まえ、指定通所リハビリテーション事業者 は、利用申込者が要介護認定を受けていないこと を確認した場合には、要介護認定の申請が既に行 われているか否かを確認し、申請が行われていな い場合は、当該利用申込者の意向を踏まえて速や かに当該申請が行われるよう必要な援助を行わ なければならないこととしたものである。 ② 同条第2項は、要介護認定の有効期間が原則 として6か月ごとに終了し、継続して保険給付を 受けるためには要介護更新認定を受ける必要が あること及び当該認定が申請の日から30日以内 に行われることとされていることを踏まえ、指定 通所リハビリテーション事業者は、居宅介護支援 (これに相当するサービスを含む。)が利用者に 対して行われていない等の場合であって必要と 認めるときは、要介護認定の更新の申請が、遅く とも当該利用者が受けている要介護認定の有効 期間が終了する30日前にはなされるよう、必要な 援助を行わなければならないこととしたもので ある。

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定通所リハビリテーションの提供に当たっては、 利用者に係るサービス担当者会議等を通じて、当 該利用者の心身の状況、病歴、置かれている環境、 他の保健医療サービス又は福祉サービスの利用状 況等の把握に努めなければならない。 (居宅介護支援事業者等との連携)(☆条例第145 条) 第69条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 定通所リハビリテーションの提供に当たっては、 居宅介護支援事業者その他保健医療サービス又は 福祉サービスを提供する者との密接な連携に努め なければならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、指定通 所リハビリテーションの提供の終了に際しては、 利用者又はその家族に対して適切な指導を行うと ともに、主治の医師及び当該利用者に係る居宅介 護支援事業者に対する情報の提供並びに保健医療 サービス又は福祉サービスを提供する者との密接 な連携に努めなければならない。 (法定代理受領サービスの提供を受けるための援 助)(☆条例第145条) 第19条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 定通所リハビリテーションの提供の開始に際して は、利用申込者が介護保険法施行規則(平成11年 厚生省令第36号。以下「施行規則」という。)第 64条各号のいずれにも該当しないときは、当該利 用申込者又はその家族に対し、居宅サービス計画 の作成を居宅介護支援事業者に依頼する旨の区市 町村への届出等により、指定通所リハビリテーシ ョンの提供を法定代理受領サービスの提供として 受けることが可能となる旨の説明、居宅介護支援 事業者に関する情報の提供その他の法定代理受領 サービスの提供のために必要な援助を行わなけれ ばならない。 (居宅サービス計画に沿ったサービスの提供)(☆ 条例第145条) 第20条 指定通所リハビリテーション事業者は、居 宅サービス計画(施行規則第64条第一号ハ及びニ に規定する計画を含む。以下同じ。)が作成され ている場合は、当該計画に沿った指定通所リハビ リテーションを提供しなければならない。 (居宅サービス計画等の変更の援助)(☆条例第145 条) 第21条 指定通所リハビリテーション事業者は、利 (11) 法定代理受領サービスの提供を受けるための 援助 ☆ 居宅条例第19条は、施行規則第64条第一号イ又 はロに該当する利用者は、指定通所リハビリテー ションの提供を法定代理受領サービスとして受 けることができることを踏まえ、指定通所リハビ リテーション事業者は、施行規則第64条第一号イ 又はロに該当しない利用申込者又はその家族に 対し、指定通所リハビリテーションの提供を法定 代理受領サービスとして受けるための要件の説 明、居宅介護支援事業者に関する情報提供その他 の法定代理受領サービスを行うために必要な援 助を行わなければならないこととしたものであ る。

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用者が居宅サービス計画の変更を希望する場合 は、当該利用者に係る居宅介護支援事業者への連 絡その他の必要な援助を行わなければならない。 (サービスの提供の記録)(☆条例第145条) 第23条 指定通所リハビリテーション事業者は、指 定通所リハビリテーションを提供した際には、当 該指定通所リハビリテーションの提供日及び内 容、当該指定通所リハビリテーションについて法 第41条第6項の規定により利用者に代わって支払 を受ける居宅介護サービス費の額その他必要な事 項を、当該利用者に係る居宅サービス計画を記載 した書面又はこれに準ずる書面に記載しなければ ならない。 2 指定通所リハビリテーション事業者は、指定通 所リハビリテーションを提供した際には、提供し たサービスの具体的な内容等を記録するととも に、利用者からの申出があった場合は、文書の交 付その他適切な方法により、当該事項に係る情報 を当該利用者に提供しなければならない。 (利用料等の受領)(☆条例第145条) (利用料等の内容)(☆規則第30条) 第19条 条例104条第3項に規定する規則で定める 費用の額は、次に掲げるとおりとし、第三号に定 める費用の額については、厚生労働大臣が定める ところによるものとする。 一 条例第139条第六号に規定する通常の事業の 実施地域以外の地域に居住する利用者の選定に (12) 居宅サービス計画等の変更の援助 ☆ 居宅条例第21条は、指定通所リハビリテーシ ョンを法定代理受領サービスとして提供するた めには当該指定通所リハビリテーションが居宅 サービス計画に位置付けられている必要がある ことを踏まえ、指定通所リハビリテーション事業 者は、利用者が居宅サービス計画の変更を希望す る場合(利用者の状態の変化等により追加的なサ ービスが必要となり、当該サービスを法定代理受 領サービスとして行う等のために居宅サービス 計画の変更が必要となった場合で、指定通所リハ ビリテーション事業者からの当該変更の必要性 の説明に対し利用者が同意する場合を含む。)は、 当該利用者に係る居宅介護支援事業者への連絡、 サービスを追加する場合に当該サービスを法定 代理受領サービスとして利用する場合には支給 限度額の範囲内で居宅サービス計画を変更する 必要がある旨の説明その他の必要な援助を行わ なければならないこととしたものである。 (14) サービスの提供の記録 ☆ ① 居宅条例第23条第1項は、利用者及びサービ ス事業者が、その時点での支給限度額の残額やサ ービスの利用状況を把握できるようにするため に、指定通所リハビリテーション事業者は、指定 通所リハビリテーションを提供した際には、当該 指定通所リハビリテーションの提供日、提供時 間、内容〔中略〕、保険給付の額その他必要な事 項を、利用者の居宅サービス計画の書面又はサー ビス利用票等に記載しなければならないことと したものである。 ② 同条第2項は、当該指定通所リハビリテーシ ョンの提供日、提供した具体的なサービスの内 容、利用者の心身の状況その他必要な事項を記録 するとともに、サービス事業者間の密接な連携等 を図るため、利用者からの申出があった場合に は、文書の交付その他適切な方法により、その情 報を利用者に対して提供しなければならないこ ととしたものである。 また、「その他適切な方法」とは、例えば、利 用者の用意する手帳等に記載するなどの方法で ある。 なお、提供した具体的なサービスの内容等の 記録は、居宅条例第144条第2項の規定に基づき、 2年間保存しなければならない。 (3) 利用料等の受領 ☆ ① 居宅条例第104条第1項、第2項及び第4項 の規定は、指定訪問介護に係る第24条第1項、第 2項及び第4項の規定と同趣旨であるため、第3

参照

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