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画質測定ツールの紹介

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I m ag eJのプラグインを用いて開発した医用液晶ディスプレイの画質測定ツールの紹介

はじめに

  米 国 医 学 物 理 学 会(A m erican A ssociation of P hysicists in M ed icine: A A P M )Task Group 18が 規 定した品質管理に関するガイドラインは,医用液 晶ディスプレイ(liq uid - crystal d isp lay: L CD )の鮮 鋭度と粒状性の高度な定量評価として,それぞれ m od ulation transfer function(M TF) と W iener

sp ectrum (W S)の測定方法を報告している1), 2)

M TFやW Sなどの画質評価には,二次元イメー ジセンサでL CD の輝度分布を測定する必要があ

る.これまで市販の一眼レフレックスディジタル カメラを用いてL CD を評価する方法がいくつか 報告されてきたが3 5,ディジタルカメラの撮影 データの解析が煩雑であった.われわれは,L CD の画質を簡便に評価できるように,ディジタルカ メラの撮影データを解析してL CD のM TFとW S を算出する画質測定ツールをI m ag eJ6のプラグイ ン7を用いて開発した8).本資料では画質測定 ツール(プラグイン名: M onitor Evaluation Tools)

を用いてL CD のM TFおよびW Sを算出する手

純真学園大学雑誌 第8号 平成3 1年3

Journal of Junshin Gakuen University,

Faculty of Health Sciences Vol.8, M arch 2019

資料

I m ag eJ のプラグインを用いて開発した医用液晶ディスプレイの

画質測定ツールの紹介

德禮 将吾・幾嶋洋一郎

M easurem ent Tool for I m ag e Q uality of M ed ical D isp lays Using P lug in for I m ag eJ

要旨: 医用液晶ディスプレイ(liq uid - crystal d isp lay: L CD )を撮影した一眼レフレックスディジタルカメ ラの画像データを解析して,モノクロおよびカラーのL CD m od ulation transfer function(M TF)とW iener

sp ectrum (W S)を簡易的に測定できるツールをI m ag eJのプラグイン機能を利用して開発した.一般写真用の

ディジタルカメラの撮影データは,赤(R ),緑(G),青(B )のカラーの信号で構成されるため,L CD の輝 度の情報へ変換して評価する必要がある.画質測定ツールでは,モノクロL CD は撮影データのG信号を,カ ラーL CD は撮影データのR GB 信号に対してL CD の輝度に基づいた重み係数を適用して補正した信号をそれ ぞれ輝度の情報として評価に利用して,ライン法によるM TFと仮想スリット法による一次元W Sを算出する.

本稿では,I m ag eJのプラグインで開発した画質測定ツールを使用してM TFおよびW Sを算出する手順につい て紹介する.

キーワード: 液晶ディスプレイ,ディジタルカメラ,m od ulation transfer function, W iener sp ectrum

A b stract: We resents a sim lified tool for assisting users in assessing image uality of medical li uid crystal dis lays

(L CD s) using a com m ercially availab le color d ig ital cam era. The assessm ent tool w as d evelop ed as a p lug in softw are for I m ag eJ (an op en- source im ag e p rocessing p rog ram . The p lug in softw are allow s d isp lay users, i.e., rad iolog ical technolog ists in hosp itals and m ed ical centers, to com p ute m od ulation transfer functions (M TFs) and W iener sp ectra

(W S) of m onochrom e and color L CD s from L CD p hotog rap hed im ag es. I n ord er to evaluate im ag e q uality b ased on L CD lum inance, the color sig nals ob tained b y a cam era are calib rated to g rayscale sig nals corresp ond ing to the lum inance of the L CD . This p ap er p rovid es the d etailed p roced ure for com p uting M TFs and W S of m onochrom e and color L CD s b y using our lugin soft are for mageJ, together ith some s ecific exam les of hysical e aluations

K eyw ord : liq uid - crystal d isp lay, d ig ital cam era, m od ulation transfer function, W iener sp ectrum Shog o TOK UR EI and Y oichiro I K USHI M A

純真学園大学 保健医療学部 放射線技術科学科

D ep artm ent of R ad iolog ical Science, Faculty of Health Sciences, Junshin Gakuen University

平成3 1年3 月29

純真学園大学 保健医療学部 放射線技術科学科 助教

(2)

7 2 德禮 将吾・幾嶋洋一郎

順について述べる.

1.方法

 市販の一眼レフレックスディジタルカメラ

(EOS 5 D M ark I I ,キヤノン株式会社)を用いた

EI Z O株式会社製の2メガピクセル(mega ixels

M P )のモノクロL CD (R ad iForce GX 24 0)とカ ラーL CD (R ad iForce R X 24 0)の画質評価5を例 に,M onitor Evaluation Toolsの使用方法を報告す る.

1-1 LCD の撮影データの準備

  本 稿 で 紹 介 す るM onitor Evaluation Toolsは,

ディジタルカメラでL CD を撮影した画像データ を解析してM TFおよびW Sを算出するI m ag eJの プラグインである.以下のL CD の撮影および輝 度測定はすべて環境照度 lxの暗室にて行う.

 まず,ディジタルカメラのバックグラウンド信 号を取得するために,L CD の電源をオフにして

(またはレンズにキャップをつけて)撮影する.

次に,各種のテストパターン(1- 2)をL CD に画 素等倍表示し,マクロレンズを用いて拡大撮影す る.このとき,ディジタルカメラの撮像面から L CD までの距離がおよそ3 0 cm の位置で,撮影画 像上でL CD の1画素当たりのディジタルカメラの サンプリング数はおよそ4 4 × 4 4 画素に相当する.

撮影した画像データは,画像処理や圧縮処理など が施されていない生(R A W )データ形式で記録 する.また,グレースケールおよび赤(R ),緑

(G),青(B )の各均一テストパターンは,L CD に表示したときの輝度を望遠型輝度計(L S- 110,

コニカミノルタ株式会社)で測定する.

1-2 テストパターン

1-2-1 グレースケールの均一テストパターン  正方形の測定領域(テストパターン全体の2.5 % の面積)に均一なグレーレベルをもつテストパ ターン(Fig . 1a)9またはJI R A B N- 01- B N- 1810)と する.測定領域のディジタル駆動レベル(d ig ital d riving levels: D D L )を,0から25 5 までの範囲 (8b it)

で任意に決める.

1-2-2  赤・緑・青の均一テストパターン

 Fig s. 1b - d に示すようにR ,G,B の均一テスト パターンはそれぞれ,正方形の測定領域 (テスト パターン全体の2.5 % の面積) のR ,G,B のD D L のみを0から25 5 までの範囲(8 b it)で,評価対象 の輝度レベル(グレースケールの均一テストパ ターンおよびラインテストパターンの設定D D L ) に応じて決める.それ以外は0とする.例えば,

D D L が25 5 のライン像を表示するラインテストパ

ターンを評価に用いるときは,R ,G,B の各均 一テストパターンのR ,G,B のD D L のみをそ れぞれ25 5 に設定する.

Fig. 1 Uniform images of a. grayscale, b. red, c. green,  and d. blue test patterns. The uniform patterns consist  of a background area with a zero digital driving level  (DDL)  of  RGB  (R  =  G  =  B  =  0)  and  a  central  measurement area with a DDL between 0 and 255 in  8-bits. Each RGB pattern consists of a DDL with only  one color (R, G, or B).

2

されてきたが ,ディジタルカメラの撮影デ ータの解析が 雑であった. れ れは,L CD の 画質を簡便に評価できるように,ディジタルカメ ラの撮影データを解析してL CD のM TFとW Sを 算出する画質測定ツールを I m ag eJ6)のプラグイン

7)を用いて した 8).本資料では画質測定ツー ル(プラグイン : M onitor Evaluation Tools)を用い てL CD のM TFおよびW Sを算出する手順につい て る.

1.

市販の一 レフレックスディジタルカメラ

(EOS 5 D M ark I I,キ ノン 式 )を用いた

EI Z O 式 の2メ ク ル(m eg ap ix els:

M P )のモノクロL CD (R ad iForce GX 24 0)とカラー L CD (R ad iForce R X 24 0)の画質評価5)を例に,

M onitor Evaluation Toolsの使用方法を する.

1-1 LCD

本稿で紹介するM onitor Evaluation Toolsは,デ ィジタルカメラでL CD を撮影した画像データを 解析してM TFおよびW Sを算出するI m ag eJのプ ラグインである. のL CD の撮影および輝度 測定はす て 度0 lx の にて う.

ま ,ディジタルカメラのバックグラウンド を取得するために,L CD の をオフにして (またはレンズにキャップをつ て)撮影する.次 に, 種の スト ターン(1-2)をL CD に画素

表示し, クロレンズを用いて 撮影する.

このとき,ディジタルカメラの撮像 からL CD

までの がおよそ3 0 cm の で,撮影画像上

でL CD の1画素当たりのディジタルカメラの ンプリング数はおよそ4 4 × 4 4 画素に 当する.

撮影した画像データは,画像処理や 処理など が されていない (R A W )データ形式で す る.また,グレース ールおよび (R ), (G),

(B )の 均一 スト ターンは,L CD に表示し たときの輝度を 輝度計(L S- 110, ニカ ノルタ 式 )で測定する.

1-2 1-2-1

方形の測定 ( スト ターン全体の2.5 %

の )に均一なグレーレ ルを つ スト タ

ーン(Fig . 1a)9)またはJI R A B N- 01– B N- 1810)とする.

測定 のディジタル レ ル(d ig ital d riving levels: D D L )を,0から25 5 までの (8b it)で 意に める.

1-2-2

Fig s. 1b – d に示すようにR ,G,B の均一 スト

ターンはそれぞれ, 方形の測定 ( スト ターン全体の2.5 % の ) のR ,G,B のD D L

の を0から25 5 までの (8 b it)で,評価対

の輝度レ ル(グレース ールの均一 スト タ ーンおよびライン スト ターンの 定D D L )に 応じて める.それ は0とする.例えば,D D L が25 5 のライン像を表示するライン スト ター ンを評価に用いるときは,R ,G,B の 均一 ス

ト ターンのR ,G,B のD D L の をそれぞれ25 5

に 定する.

b . R ed c. Green d . B lue

a. Grayscale

Fig. 1 Uniform im ag es of a. g rayscale, b . red , c. g reen, and d . b lue test p atterns. The uniform p atterns consist of a b ackg round area w ith a z ero d ig ital d riving level ( D D L ) of R GB ( R = G = B = 0) and a central m easurem ent area w ith a D D L b etw een 0 and 25 5 in 8- b its. Each R GB p attern consists of a D D L w ith only one color ( R , G, or B ) .

1-2-3 ラインテストパターン

 ラインテストパターンは,L CD の1画素幅のラ イン像をもつテストパターンとする.ライン像は,

水平(Fig . 2a)または垂直方向(Fig . 2b )とし,

それぞれ直交する方向のM TF測定に使用する.

ライン像のD D L は25 5 ,背景のD D L は0とする.

2.LCD の画質評価の手順の概要

 M onitor Evaluation Toolsを 用 い たL CD の 画 質 評価の手順は,まずL CD 上に表示したラインま たは均一テストパターンを撮影したディジタルカ メラの画像データを,測定したL CD の輝度値を 用いて,L CD の輝度情報を示す画像(輝度画像)

に変換する.ラインおよび均一テストパターンの 輝度画像から,L CD のM TFとW Sをそれぞれ算 出する.解析に必要な画像データはTab le 1から4 に従って,ファイル名を変更して,各Tab le別に フォルダに保存する.

02-06-p71-77-tokorei-cs6.indd 72 2019/04/26 14:31:23

(3)

7 3

I m ag eJのプラグインを用いて開発した医用液晶ディスプレイの画質測定ツールの紹介

2-1 LCD の MTF の算出手順

 ライン法1)によるL CD のM TFを以下の1)か ら9 )の手順に従って算出する.

 1)M onitor Evaluation ToolsからM TF算出プロ グラム(プラグイン名: M TF Calculation)を起動 させ,M TF算出用のラインテストパターン画像 およびバックグラウンド画像を含むフォルダ

(Tab le 1)を選択する.

 次の2)から5 )の手順は,R ,G,B の信号か ら構成される画像データを輝度画像へ変換するた めの重み係数(w eig hting factor)を算出する工程 である.

 2)モノクロL CD を評価する場合,グレース ケールの均一テストパターン画像とバックグラウ ンド画像を含むフォルダ(Tab le 2),カラーL CD を評価する場合はR ,G,B の均一テストパター ンとバックグラウンド画像を含むフォルダ(Tab le 3 )をそれぞれ選択する.

 3 )撮影画像のR A W データを解析するD craw 11)

の実行ファイル(dcra exe)の場所を指定する.

 4 )均一テストパターン画像上で重み係数を算 出するための関心領域を指定する(Fig . 3 ).手順 2)で選択したフォルダ内のテストパターン画像 に対して,関心領域内の画像データからR ,G,

B それぞれの信号の平均値を取得する.

 5 )画像データのR ,G,B の各信号値とL CD の輝度値を用いてTokureiらの方法5, 8)で重み係 数(比例定数k を含む)を算出し,csvファイル

(w f.csv)として出力する.モノクロL CD の評価 では,撮影データのR ,G,B の信号で最も信号 強度が高いG信号のみを使用するため,G信号 に対する重み係数を1とし,R およびB 信号の重 み係数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の 評価では撮影データのR ,G,B それぞれの信号に 重み係数を適用して輝度画像へと変換する(Fig . 5 ).

 6 )ラインテストパターンの輝度画像上に,line sp read function(L SF)を算出する関心領域が表示 される.関心領域はライン像に対して垂直方向に 高さが1,024 画素(高速フーリエ変換を行うため2 のべき乗とする)で,幅がL CD の1画素となるよ うに設定する(Fig . 6 ).

 7 )サンプリングピッチを設定するため,L CD の1画素の大きさ(例えば,2M P のL CD の場合

0.27 m m )を入力する.L CD の1画素当たりのディ

ジタルカメラの画素数は,手順6 )で設定した関 心領域の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 2 a. The horizontal and b. vertical line test patterns  for  measuring  MTF  in  the  sub-pixel  direction  and  perpendicular to the sub-pixel direction, respectively. 

3

1-2-3

ライン スト ターンは,L CD の1画素幅のラ イン像を つ スト ターンとする.ライン像は,

水平(Fig . 2a)または垂直方向(Fig . 2b )とし,それ

ぞれ直 する方向の M TF 測定に使用する.ライ

ン像のD D L は25 5 , のD D L は0とする.

2. LCD

M onitor Evaluation Toolsを用いたL CD の画質評 価の手順は,ま L CD 上に表示したラインまた は均一 スト ターンを撮影したディジタルカ メラの画像データを,測定した L CD の輝度 を 用いて,L CD の輝度 を示す画像(輝度画像) に変換する.ラインおよび均一 スト ターンの 輝度画像から,L CD のM TFとW Sをそれぞれ算 出する.解析に必要な画像データはTab le 1から4 に従って,ファイル を変更して, Tab le に フ ル に する.

2-1 LCD MTF

ライン法1)によるL CD のM TFを の1)から

9 )の手順に従って算出する.

1)M onitor Evaluation ToolsからM TF算出プログ ラム(プラグイン : M TF Calculation)を さ , M TF 算出用のライン スト ターン画像および バックグラウンド画像を フ ル (Tab le 1) を する.

次の2)から5 )の手順は,R ,G,B の から 成される画像データを輝度画像 変換するた

めの 数(w eig hting factor)を算出する で

ある.

2)モノクロ L CD を評価する ,グレース

ールの均一 スト ターン画像とバックグラウ ンド画像を フ ル (Tab le 2),カラーL CD を 評価する は R ,G,B の均一 スト ターン とバックグラウンド画像を フ ル (Tab le

3 )をそれぞれ する.

3 )撮影画像のR A W データを解析するD craw 11) の実 ファイル(d craw .ex e)の を 定する.

Table 1 The line p attern and b ackg round im ag es to m easure M TFs.

Table 2 The Uniform g rayscale p attern and b ackg round im ag es to calculate w eig hting factors for m onochrom e L CD s.

Test p attern File nam e of R A W im ag es Uniform g rayscale im ag e W _ ( lum inance value) .( ex tension)

e.g ., W _ 4 03 .5 .CR 2

B ackg round D _ 0.( ex tension) e.g ., D _ 0.CR 2

Table 3 The red , g reen, and b lue p attern and b ackg round im ag es to calculate w eig hting factors for color L CD s.

Test p attern File nam e of R A W im ag es Uniform red im ag e R _ ( lum inance value) .( ex tension)

e.g ., R _ 80.2.CR 2

Uniform g reen im ag e G_ ( lum inance value) .( ex tension) e.g ., R _ 280.6 .CR 2

Uniform b lue im ag e B _ ( lum inance value) .( ex tension) e.g ., B _ 3 2.6 .CR 2

B ackg round D _ 0.( ex tension) e.g ., D _ 0.CR 2

Table 4 The uniform g rayscale p attern and b ackg round im ag es to m easure W S.

Test p attern File nam e of R A W im ag es Uniform g rayscale im ag e None sp ecified e.g ., B N18.CR 2 b ackg round B G.( ex tension) e.g ., B G.CR 2

Test p attern File nam e of R A W im ag es

L ine im ag e None sp ecified e.g ., Horiz ontal_ line.CR 2 b ackg round B G.( ex tension) e.g ., B G.CR 2

a. Horiz ontal line b. Vertical line Fig. 2 a. The horiz ontal and b . vertical line test p atterns for m easuring M TF in the sub - p ix el d irection and p erp end icular to the sub - p ix el d irection, resp ectively.

Table  1 The  line  pattern  and  background  images  to  measure MTFs.

Test p attern File nam e of R A W im ag es

L ine im ag e None sp ecified e.g ., Horiz ontal_ line.CR 2 b ackg round B G.(extension) e.g ., B G.CR 2

Table 2 The uniform grayscale pattern and background  images to calculate weighting factors for monochrome  LCDs.

Test p attern File nam e of R A W im ag es

Uniform g rayscale im ag e W _(lum inance value)(extension). e.g ., W _ 4 03 .5 .CR 2

B ackg round D _ 0.(extension) e.g ., D _ 0.CR 2

Table 3 The red, green, and blue pattern and background  images to calculate weighting factors for color LCDs.

Test p attern File nam e of R A W im ag es

Uniform red im ag e R _(lum inance value)(extension). e.g ., R _ 80.2.CR 2

Uniform g reen im ag e G_(lum inance value)(extension). e.g ., R _ 280.6 .CR 2

Uniform b lue im ag e B _(lum inance value)(extension). e.g ., B _ 3 2.6 .CR 2

B ackg round D _ 0.(extension) e.g ., D _ 0.CR 2

Table 4 The uniform grayscale pattern and background  images to measure WS.

Test p attern File nam e of R A W im ag es Uniform g rayscale im ag e None sp ecified e.g ., B N18.CR 2 b ackg round B G.(extension) e.g ., B G.CR 2

(4)

7 4 德禮 将吾・幾嶋洋一郎

 8)手順6 )で設定した関心領域から算出した L SFの結果が点線で,裾野部分が指数関数で近似 された外挿結果が黒の実線で表示される(Fig . 8).

初期設定ではL SFの裾野の0.01 0.02部分のデー タを近似して0.01未満を外挿する.外挿結果が裾 野部分で急峻な変化をしているとき12), 13,0.03 0.02部分のデータを近似して外挿始点を0.02とす る.

 9 )裾野部分を外挿したL SFをフーリエ変換し てL CD のM TFを算出する(Fig . 9 ).手順2)で 選択したフォルダ内のラインテストパターン画像 の数だけ手順8)と9 )を繰り返して,M TFを算 出できる.

2-2  LCD の WS の算出手順

 仮想スリット法4によるL CD の一次元W Sを 以下の1)から8)の手順に従って算出する.

 1)M onitor Evaluation Toolsか らW S算 出 プ ロ グラム(プラグイン名: W S Calculation)が起動 させ,W S算出用のグレースケールの均一テスト パターンを撮影した画像を含むフォルダ(Tab le 4 )を選択する.

 2)ディジタルカメラの画像データを輝度画像 に変換するための重み係数を,M TF算出と同様 の手順で算出する.

 3 )均一テストパターンの輝度画像上に,W S を算出する1,024 ×1,024 画素の関心領域を指定す る(Fig . 10).

4

4 )均一 スト ターン画像上で 数を算 出するための を 定する(Fig . 3 ).手順 2)で したフ ル の スト ターン画像 に対して, の画像データからR ,G,B それぞれの の平均 を取得する.

5 )画像データのR ,G,B の とL CD の 輝度 を用いてTokurei らの方法 5),8)で 数

( 例定数 k を )を算出し,csv ファイル

(w f.csv)として出 する.モノクロL CD の評価で

は,撮影データの R ,G,B の で

度が いG の を使用するため,G に対 する 数を1とし,R およびB の

数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の評価

では撮影データの R ,G,B それぞれの に 数を適用して輝度画像 と変換する(Fig . 5 ).

6 )ライン スト ターンの輝度画像上に,line

sp read function(L SF)を算出する が表示さ

れる. はライン像に対して垂直方向に

さが1,024 画素( フーリエ変換を うため2の

き とする)で,幅がL CD の1画素となるよう に 定する(Fig . 6 ).

7 ) ンプリング ッ を 定するため,L CD の 1画素の きさ(例えば,2M P のL CD の 0.27 m m )を する.L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数は,手順6 )で 定した

の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 3 The b ackg round im ag e w ith a reg ion of interest to ob tain red , g reen, and b lue sig nals for calculation of w eig hting factors.

Fig. 6 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a horiz ontal line p attern w ith a reg ion of interest to calculate a 1024 - p oint p rofile in the vertical d irection ( R GB sub - p ix el d irection) of the color L CD .

Fig. 7 Setting for calculating a sam p ling p itch of a cam era.

Fig. 5 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate color L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate m onochrom e L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the computer interface for displaying  weighting factors for each of red (R), green (G), and  blue (B) signals to evaluate monochrome LCDs.

4

4 )均一 スト ターン画像上で 数を算 出するための を 定する(Fig . 3 ).手順 2)で したフ ル の スト ターン画像 に対して, の画像データからR ,G,B それぞれの の平均 を取得する.

5 )画像データのR ,G,B の とL CD の 輝度 を用いてTokurei らの方法 5),8)で 数

( 例定数 k を )を算出し,csv ファイル

(w f.csv)として出 する.モノクロL CD の評価で

は,撮影データの R ,G,B の で

度が いG の を使用するため,G に対 する 数を1とし,R およびB の

数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の評価

では撮影データの R ,G,B それぞれの に 数を適用して輝度画像 と変換する(Fig . 5 ).

6 )ライン スト ターンの輝度画像上に,line

sp read function(L SF)を算出する が表示さ

れる. はライン像に対して垂直方向に

さが1,024 画素( フーリエ変換を うため2の

き とする)で,幅がL CD の1画素となるよう に 定する(Fig . 6 ).

7 ) ンプリング ッ を 定するため,L CD の 1画素の きさ(例えば,2M P のL CD の 0.27 m m )を する.L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数は,手順6 )で 定した

の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 3 The b ackg round im ag e w ith a reg ion of interest to ob tain red , g reen, and b lue sig nals for calculation of w eig hting factors.

Fig. 6 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a horiz ontal line p attern w ith a reg ion of interest to calculate a 1024 - p oint p rofile in the vertical d irection ( R GB sub - p ix el d irection) of the color L CD .

Fig. 7 Setting for calculating a sam p ling p itch of a cam era.

Fig. 5 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate color L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate m onochrom e L CD s.

Fig. 5 Screen shot of the computer interface for displaying  weighting factors for each of red (R), green (G), and  blue (B) signals to evaluate color LCDs.

4

4 )均一 スト ターン画像上で 数を算 出するための を 定する(Fig . 3 ).手順 2)で したフ ル の スト ターン画像 に対して, の画像データからR ,G,B それぞれの の平均 を取得する.

5 )画像データのR ,G,B の とL CD の 輝度 を用いて Tokurei らの方法 5),8)で 数

( 例定数 k を )を算出し,csv ファイル

(w f.csv)として出 する.モノクロL CD の評価で

は,撮影データの R ,G,B の で

度が いG の を使用するため,G に対 する 数を1とし,R およびB の

数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の評価

では撮影データの R ,G,B それぞれの に 数を適用して輝度画像 と変換する(Fig . 5 ).

6 )ライン スト ターンの輝度画像上に,line

sp read function(L SF)を算出する が表示さ

れる. はライン像に対して垂直方向に

さが1,024 画素( フーリエ変換を うため2の

き とする)で,幅がL CD の1画素となるよう に 定する(Fig . 6 ).

7 ) ンプリング ッ を 定するため,L CD の 1画素の きさ(例えば,2M P のL CD の 0.27 m m )を する.L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数は,手順6 )で 定した

の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 3 The b ackg round im ag e w ith a reg ion of interest to ob tain red , g reen, and b lue sig nals for calculation of w eig hting factors.

Fig. 6 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a horiz ontal line p attern w ith a reg ion of interest to calculate a 1024 - p oint p rofile in the vertical d irection ( R GB sub - p ix el d irection) of the color L CD .

Fig. 7 Setting for calculating a sam p ling p itch of a cam era.

Fig. 5 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate color L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate m onochrom e L CD s.

Fig. 3 The background image with a region of interest to  obtain red, green, and blue signals for calculation of  weighting factors. 

4

4 )均一 スト ターン画像上で 数を算 出するための を 定する(Fig . 3 ).手順 2)で したフ ル の スト ターン画像 に対して, の画像データからR ,G,B それぞれの の平均 を取得する.

5 )画像データのR ,G,B の とL CD の 輝度 を用いて Tokurei らの方法 5),8)で 数

( 例定数 k を )を算出し,csv ファイル

(w f.csv)として出 する.モノクロL CD の評価で

は,撮影データの R ,G,B の で

度が いG の を使用するため,G に対 する 数を1とし,R およびB の

数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の評価

では撮影データの R ,G,B それぞれの に 数を適用して輝度画像 と変換する(Fig . 5 ).

6 )ライン スト ターンの輝度画像上に,line

sp read function(L SF)を算出する が表示さ

れる. はライン像に対して垂直方向に

さが1,024 画素( フーリエ変換を うため2の

き とする)で,幅がL CD の1画素となるよう に 定する(Fig . 6 ).

7 ) ンプリング ッ を 定するため,L CD の 1画素の きさ(例えば,2M P のL CD の 0.27 m m )を する.L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数は,手順6 )で 定した

の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 3 The b ackg round im ag e w ith a reg ion of interest to ob tain red , g reen, and b lue sig nals for calculation of w eig hting factors.

Fig. 6 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a horiz ontal line p attern w ith a reg ion of interest to calculate a 1024 - p oint p rofile in the vertical d irection ( R GB sub - p ix el d irection) of the color L CD .

Fig. 7 Setting for calculating a sam p ling p itch of a cam era.

Fig. 5 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate color L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate m onochrom e L CD s.

Fig. 6 Screen shot of the computer interface for viewing a  close-up grayscale image of a horizontal line pattern  with  a  region  of  interest  to  calculate  a  1024-point  profile in the vertical direction (RGB sub-pixel direction)  of the color LCD.

4

4 )均一 スト ターン画像上で 数を算 出するための を 定する(Fig . 3 ).手順 2)で したフ ル の スト ターン画像 に対して, の画像データからR ,G,B それぞれの の平均 を取得する.

5 )画像データのR ,G,B の とL CD の 輝度 を用いてTokurei らの方法 5),8)で 数

( 例定数 k を )を算出し,csv ファイル

(w f.csv)として出 する.モノクロL CD の評価で

は,撮影データの R ,G,B の で

度が いG の を使用するため,G に対 する 数を1とし,R およびB の

数は0となる(Fig . 4 ).一方,カラーL CD の評価

では撮影データの R ,G,B それぞれの に 数を適用して輝度画像 と変換する(Fig . 5 ).

6 )ライン スト ターンの輝度画像上に,line

sp read function(L SF)を算出する が表示さ

れる. はライン像に対して垂直方向に

さが1,024 画素( フーリエ変換を うため2の

き とする)で,幅がL CD の1画素となるよう に 定する(Fig . 6 ).

7 ) ンプリング ッ を 定するため,L CD の 1画素の きさ(例えば,2M P のL CD の 0.27 m m )を する.L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数は,手順6 )で 定した

の1画素幅から計算される(Fig . 7 ).

Fig. 3 The b ackg round im ag e w ith a reg ion of interest to ob tain red , g reen, and b lue sig nals for calculation of w eig hting factors.

Fig. 6 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a horiz ontal line p attern w ith a reg ion of interest to calculate a 1024 - p oint p rofile in the vertical d irection ( R GB sub - p ix el d irection) of the color L CD .

Fig. 7 Setting for calculating a sam p ling p itch of a cam era.

Fig. 5 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate color L CD s.

Fig. 4 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying w eig hting factors for each of red ( R ) , g reen ( G) , and b lue ( B ) sig nals to evaluate m onochrom e L CD s.

Fig. 7 Setting for calculating a sampling pitch of a camera.

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(5)

7 5

I m ag eJのプラグインを用いて開発した医用液晶ディスプレイの画質測定ツールの紹介

 4 )Fig . 11に示すように,均一テストパターン の輝度画像上にL CD の1画素当たりの大きさが自 動で表示される.適当でなければ,手動で大きさ を調整する.

 5 ) M TF算出と同様に,L CD の1画素の大きさ

(単位: m m )を入力する.手順4 )で設定した画

素の大きさから,L CD の1画素当たりのディジタ ルカメラの画素数が算出される.

 6 )1,024 ×1,024 画素の輝度画像上を,L CD の1 画素幅に相当する高さとディジタルカメラのサン プリング間隔幅の数値的なスリット(仮想スリッ ト)で,水平方向と垂直方向をそれぞれスキャン して一次元ノイズプロファイルを得る4, 14.  なお,仮想スリットによるスキャンはL CD の1 画素幅のうち約2割のカメラ画素数分オーバー ラップすることで,輝度画像全体から複数の一次 元ノイズプロファイルを取得する8).例えば,

L CD の1画素幅がおよそ4 4 画素のとき,29 本のプ ロファイルを得ることができる.

 7 )仮想スリットでスキャンして取得した一次 元ノイズプロファイルに,バックグラウンドトレ ンド除去処理とHanning ウィンドウ処理を適用す る4(Fig . 12).

 8)複数の一次元ノイズプロファイルをそれぞ れフーリエ変換して得られたW Sを加算平均して,

L CD の水平および垂直方向の一次元W Sをそれ ぞれ算出する(Fig . 13 ).

3.考察 

  本 稿 で はI m ag eJの プ ラ グ イ ン で 作 成 し た M onitor Evaluation Toolsに よ るM TFとW Sの 算 出手順について紹介した.計算式などの解析方法 の詳細は,ほかの雑誌5, 8)に掲載されているので ここでは省略する.

 M onitor Evaluation Toolsでは,ディジタルカメ ラで撮影したR A W 形式の画像データの解析する ために,オープンソースのR A W 現像ソフトウェ

アであるD craw 11)を採用している.したがって,

D craw が対応している機種を使用する必要がある

が,D craw の対応機種はその都度更新されていて,

ホームページ11)上で確認することができる.また,

M onitor Evaluation ToolsはL CD 本来の鮮鋭度や

粒状性を評価することを目的としており,表示画

像に対する鮮鋭化処理などの画像処理技術の効果 を評価することは意図していない.

5

8)手順 6 )で 定した から算出した L SFの 果が 線で, 分が 数 数で された 果が の実線で表示される(Fig . 8).

定ではL SFの の0.01– 0.02 分のデー

タを して0.01 を する. 果が 分で な変化をしているとき 12),13),0.03 – 0.02 分のデータを して を0.02とす る.

9 ) 分を した L SF をフーリエ変換し てL CD のM TFを算出する(Fig . 9 ).手順2)で

したフ ル のライン スト ターン画像 の数 手順8)と9 )を り して,M TFを算出 できる.

2-2 LCD WS

仮想スリット法4)によるL CD の一次元W Sを の1)から8)の手順に従って算出する.

1)M onitor Evaluation ToolsからW S算出プログ ラム(プラグイン : W S Calculation)が さ , W S算出用のグレース ールの均一 スト ター ンを撮影した画像を フ ル (Tab le 4 )を

する.

2)ディジタルカメラの画像データを輝度画像

に変換するための 数を,M TF算出と の 手順で算出する.

3 )均一 スト ターンの輝度画像上に,W Sを

算出する1,024 × 1,024 画素の を 定する

(Fig . 10).

4 )Fig . 11に示すように,均一 スト ターンの

輝度画像上にL CD の1画素当たりの きさが で表示される.適当でな れば,手 で きさ を する.

5 ) M TF算出と に,L CD の1画素の きさ

( : m m )を する.手順4 )で 定した画素の

きさから,L CD の1画素当たりのディジタルカ メラの画素数が算出される.

6 )1,024 × 1,024 画素の輝度画像上を,L CD の1

画素幅に 当する さとディジタルカメラの ンプリング 幅の数 的なスリット(仮想スリ ット)で,水平方向と垂直方向をそれぞれスキャ ンして一次元ノイズプロファイルを得る4),14)

Fig. 10 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a uniform p attern w ith a reg ion of interest to calculate W iener sp ectrum .

Fig. 8 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying the L SF in the vertical d irection of the color L CD . The tail p ortions of the orig inal L SF (d ot t ed line) w ere ex trap olated b y an ex p onential function ( as ind icated in the solid line) .

Fig. 9 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the M TFs in the vertical d irections of the color L CD

Fig.  8 Screen  shot  of  the  computer  interface  for  displaying the LSF in the vertical direction of the color  LCD. The tail portions of the original LSF (dotted line)  were  extrapolated  by  an  exponential  function  (as  indicated in the solid line).

5

8)手順 6 )で 定した から算出した L SFの 果が 線で, 分が 数 数で された 果が の実線で表示される(Fig . 8).

定ではL SFの の0.01– 0.02 分のデー

タを して0.01 を する. 果が 分で な変化をしているとき 12),13),0.03 – 0.02 分のデータを して を0.02とす る.

9 ) 分を した L SF をフーリエ変換し てL CD のM TFを算出する(Fig . 9 ).手順2)で

したフ ル のライン スト ターン画像 の数 手順8)と9 )を り して,M TFを算出 できる.

2-2 LCD WS

仮想スリット法4)によるL CD の一次元W Sを の1)から8)の手順に従って算出する.

1)M onitor Evaluation ToolsからW S算出プログ ラム(プラグイン : W S Calculation)が さ , W S算出用のグレース ールの均一 スト ター ンを撮影した画像を フ ル (Tab le 4 )を

する.

2)ディジタルカメラの画像データを輝度画像

に変換するための 数を,M TF算出と の 手順で算出する.

3 )均一 スト ターンの輝度画像上に,W Sを

算出する1,024 × 1,024 画素の を 定する

(Fig . 10).

4 )Fig . 11に示すように,均一 スト ターンの

輝度画像上にL CD の1画素当たりの きさが で表示される.適当でな れば,手 で きさ を する.

5 ) M TF算出と に,L CD の1画素の きさ

( : m m )を する.手順4 )で 定した画素の

きさから,L CD の1画素当たりのディジタルカ メラの画素数が算出される.

6 )1,024 × 1,024 画素の輝度画像上を,L CD の1

画素幅に 当する さとディジタルカメラの ンプリング 幅の数 的なスリット(仮想スリ ット)で,水平方向と垂直方向をそれぞれスキャ ンして一次元ノイズプロファイルを得る4),14)

Fig. 10 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a uniform p attern w ith a reg ion of interest to calculate W iener sp ectrum .

Fig. 8 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying the L SF in the vertical d irection of the color L CD . The tail p ortions of the orig inal L SF (d ot t ed line) w ere ex trap olated b y an ex p onential function ( as ind icated in the solid line) .

Fig. 9 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the M TFs in the vertical d irections of the color L CD

Fig. 9 Screen shot of the computer interface for displaying  the MTF in the vertical direction of the color LCD

5

8)手順 6 )で 定した から算出した L SFの 果が 線で, 分が 数 数で された 果が の実線で表示される(Fig . 8).

定ではL SFの の0.01– 0.02 分のデー

タを して0.01 を する. 果が 分で な変化をしているとき 12),13),0.03 – 0.02 分のデータを して を0.02とす る.

9 ) 分を した L SF をフーリエ変換し てL CD のM TFを算出する(Fig . 9 ).手順2)で

したフ ル のライン スト ターン画像 の数 手順8)と9 )を り して,M TFを算出 できる.

2-2 LCD WS

仮想スリット法4)によるL CD の一次元W Sを の1)から8)の手順に従って算出する.

1)M onitor Evaluation ToolsからW S算出プログ ラム(プラグイン : W S Calculation)が さ , W S算出用のグレース ールの均一 スト ター ンを撮影した画像を フ ル (Tab le 4 )を

する.

2)ディジタルカメラの画像データを輝度画像

に変換するための 数を,M TF算出と の 手順で算出する.

3 )均一 スト ターンの輝度画像上に,W Sを

算出する1,024 × 1,024 画素の を 定する

(Fig . 10).

4 )Fig . 11に示すように,均一 スト ターンの

輝度画像上にL CD の1画素当たりの きさが で表示される.適当でな れば,手 で きさ を する.

5 ) M TF算出と に,L CD の1画素の きさ

( : m m )を する.手順4 )で 定した画素の

きさから,L CD の1画素当たりのディジタルカ メラの画素数が算出される.

6 )1,024 × 1,024 画素の輝度画像上を,L CD の1

画素幅に 当する さとディジタルカメラの ンプリング 幅の数 的なスリット(仮想スリ ット)で,水平方向と垂直方向をそれぞれスキャ ンして一次元ノイズプロファイルを得る4),14)

Fig. 10 Screen shot of the com p uter interface for view ing a close- up g rayscale im ag e of a uniform p attern w ith a reg ion of interest to calculate W iener sp ectrum .

Fig. 8 Screen shot of the com p uter interface for d isp laying the L SF in the vertical d irection of the color L CD . The tail p ortions of the orig inal L SF (d ot t ed line) w ere ex trap olated b y an ex p onential function ( as ind icated in the solid line) .

Fig. 9 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the M TFs in the vertical d irections of the color L CD

Fig. 10 Screen shot of the computer interface for viewing  a close-up grayscale image of a uniform pattern with a  region of interest to calculate Wiener spectrum. 

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(6)

まとめ

 本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した画質 測定ツールを用いて,M TFとW Sを算出する手 順について紹介した.本稿で紹介した画質測定 ツールを用いることで,市販のディジタルカメラ の撮影データを本資料の手順に従い解析し,医用 L CD の画質を簡便に測定できる.診療放射線技 師をはじめとする実際にモニタの品質管理を担当 する医療従事者や,診療放射線技師を養成する教 育機関に画質測定ツールが普及することで,L CD などの画像表示系を評価し,理解する上での一助 となれば幸いである.

謝辞

 本研究を進めるにあたり,一眼レフレックス ディジタルカメラを提供していただくとともに有 益なご助言をいただいたキヤノン株式会社渡辺和 之氏,溝部秀謙氏,キヤノンメディカルシステム ズ株式会社羽鳥和重氏に心より感謝いたします.

本稿を終えるにあたり,ご支援とご助言を賜りま した九州大学大学院 杜下淳次先生,徳島文理大 学の朝原正喜先生,山口大学医学部附属病院の放 射線部諸氏に深く感謝申し上げます.画質測定 ツール(I m ag eJのP lug inファイル)は,EI Z O株 式 会 社 の ホ ー ム ペ ー ジ(http s: / / w w w .eiz o.co.j p /

roducts radiforce healthcare index html) か ら 無 償 でダウンロードすることができます.EI Z O株式 会社の大柿 護氏,伴場裕介氏,北 正樹氏,橋 本憲幸氏に感謝申し上げます.

参考文献

1)Sam ei E, B ad ano A , Chakrab orty D , et al. A A P M R ep ort No. 03 , A ssessm ent of d isp lay p erform ance for m ed ical im ag ing system s. R ep ort of the A m erican A ssociation of P hysicists in M ed icine (A A P M Task Group 18. M ed ical P hysics P ub lishing , 2005 .

2)Sam ei E, B ad ano A , Chakrab orty D , et al. A ssessm ent of d isp lay p erform ance for m ed ical im ag ing system s:

executi e summary of M re ort Med hys 2005 ; 3 2 (4 ): 1205 - 1225 .

3 )市川勝弘,藤田広志,澤田道人,他.高解像度ディ ジタルカメラを用いたディスプレイ性能評価システ ムの開発.医用画像情報会誌 2004 ;21 (3 ):26 1- 26 6 . 4 )I chikaw a K , K od era Y , Nishim ura A , et al. A nalysis m ethod

6

なお,仮想スリットによるスキャンはL CD の1 画素幅のうち約2割のカメラ画素数分オーバーラ ップすることで,輝度画像全体から複数の一次元 ノイズプロファイルを取得する8).例えば,L CD の1画素幅がおよそ4 4 画素のとき,29 本のプロ

ファイルを得ることができる.

7 )仮想スリットでスキャンして取得した一次

元ノイズプロファイルに,バックグラウンドトレ ンド除去処理とHanning ウィンドウ処理を適用す る4)(Fig . 12).

8)複数の一次元ノイズプロファイルをそれぞ

れフーリエ変換して得られたW Sを加算平均して,

L CD の水平および垂直方向の一次元W Sをそれぞ れ算出する(Fig . 13 ).

3. 考 察

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した

M onitor Evaluation ToolsによるM TFとW Sの算出 手順について紹介した.計算式などの解析方法の 詳細は,ほかの雑誌5),8)に掲載されているのでこ こでは省略する.

M onitor Evaluation Toolsでは,ディジタルカメラ

で撮影したR A W 形式の画像データの解析するた めに,オープンソースのR A W 現像ソフトウェアで

あるD craw 11)を採用している.したがって,D craw

が対応している機種を使用する必要があるが,

D craw の対応機種はその都度更新されていて,ホ

ームページ11)上で確認することができる.また,

M onitor Evaluation ToolsはL CD 本来の鮮鋭度や粒 状性を評価することを目的としており,表示画像 に対する鮮鋭化処理などの画像処理技術の効果 を評価することは意図していない.

ま と め

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した画質測

定ツールを用いて,M TFとW Sを算出する手順に ついて紹介した.本稿で紹介した画質測定ツール を用いることで,市販のディジタルカメラの撮影 データを本資料の手順に従い解析し,医用L CD の 画質を簡便に測定できる.診療放射線技師をはじ めとする実際にモニタの品質管理を担当する医

Fig. 12 Screen shots of the com p uter interface for view ing a 1024 - p oint noise p rofile in the horiz ontal d irection of the color L CD .

Fig. 13 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the horiz ontal and vertical W S of the color L CD .

Fig. 11 D eterm ination of the p ix el siz e of L CD . Fig. 11 Determination of the pixel size of LCD.

6

なお,仮想スリットによるスキャンはL CD の1 画素幅のうち約2割のカメラ画素数分オーバーラ ップすることで,輝度画像全体から複数の一次元 ノイズプロファイルを取得する8).例えば,L CD の1画素幅がおよそ4 4 画素のとき,29 本のプロ

ファイルを得ることができる.

7 )仮想スリットでスキャンして取得した一次

元ノイズプロファイルに,バックグラウンドトレ ンド除去処理とHanning ウィンドウ処理を適用す る4)(Fig . 12).

8)複数の一次元ノイズプロファイルをそれぞ

れフーリエ変換して得られたW Sを加算平均して,

L CD の水平および垂直方向の一次元W Sをそれぞ れ算出する(Fig . 13 ).

3. 考 察

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した

M onitor Evaluation ToolsによるM TFとW Sの算出 手順について紹介した.計算式などの解析方法の 詳細は,ほかの雑誌5),8)に掲載されているのでこ こでは省略する.

M onitor Evaluation Toolsでは,ディジタルカメラ

で撮影したR A W 形式の画像データの解析するた めに,オープンソースのR A W 現像ソフトウェアで

あるD craw 11)を採用している.したがって,D craw

が対応している機種を使用する必要があるが,

D craw の対応機種はその都度更新されていて,ホ

ームページ11)上で確認することができる.また,

M onitor Evaluation ToolsはL CD 本来の鮮鋭度や粒 状性を評価することを目的としており,表示画像 に対する鮮鋭化処理などの画像処理技術の効果 を評価することは意図していない.

ま と め

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した画質測

定ツールを用いて,M TFとW Sを算出する手順に ついて紹介した.本稿で紹介した画質測定ツール を用いることで,市販のディジタルカメラの撮影 データを本資料の手順に従い解析し,医用L CD の 画質を簡便に測定できる.診療放射線技師をはじ めとする実際にモニタの品質管理を担当する医

Fig. 12 Screen shots of the com p uter interface for view ing a 1024 - p oint noise p rofile in the horiz ontal d irection of the color L CD .

Fig. 13 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the horiz ontal and vertical W S of the color L CD .

Fig. 11 D eterm ination of the p ix el siz e of L CD .

Fig. 12 Screen shot of the computer interface for viewing  a 1024-point noise profile in the horizontal direction of  the color LCD.

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なお,仮想スリットによるスキャンはL CD の1 画素幅のうち約2割のカメラ画素数分オーバーラ ップすることで,輝度画像全体から複数の一次元 ノイズプロファイルを取得する8).例えば,L CD の1画素幅がおよそ4 4 画素のとき,29 本のプロ

ファイルを得ることができる.

7 )仮想スリットでスキャンして取得した一次

元ノイズプロファイルに,バックグラウンドトレ ンド除去処理とHanning ウィンドウ処理を適用す る4)(Fig . 12).

8)複数の一次元ノイズプロファイルをそれぞ

れフーリエ変換して得られたW Sを加算平均して,

L CD の水平および垂直方向の一次元W Sをそれぞ れ算出する(Fig . 13 ).

3. 考 察

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した

M onitor Evaluation ToolsによるM TFとW Sの算出 手順について紹介した.計算式などの解析方法の 詳細は,ほかの雑誌5),8)に掲載されているのでこ こでは省略する.

M onitor Evaluation Toolsでは,ディジタルカメラ

で撮影したR A W 形式の画像データの解析するた めに,オープンソースのR A W 現像ソフトウェアで

あるD craw 11)を採用している.したがって,D craw

が対応している機種を使用する必要があるが,

D craw の対応機種はその都度更新されていて,ホ

ームページ11)上で確認することができる.また,

M onitor Evaluation ToolsはL CD 本来の鮮鋭度や粒 状性を評価することを目的としており,表示画像 に対する鮮鋭化処理などの画像処理技術の効果 を評価することは意図していない.

ま と め

本稿ではI m ag eJのプラグインで作成した画質測

定ツールを用いて,M TFとW Sを算出する手順に ついて紹介した.本稿で紹介した画質測定ツール を用いることで,市販のディジタルカメラの撮影 データを本資料の手順に従い解析し,医用L CD の 画質を簡便に測定できる.診療放射線技師をはじ めとする実際にモニタの品質管理を担当する医

Fig. 12 Screen shots of the com p uter interface for view ing a 1024 - p oint noise p rofile in the horiz ontal d irection of the color L CD .

Fig. 13 Screen shots of the com p uter interface for d isp laying the horiz ontal and vertical W S of the color L CD .

Fig. 11 D eterm ination of the p ix el siz e of L CD .

Fig. 13 Screen shot of the computer interface for displaying  the horizontal and vertical WS of the color LCD.

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(7)

7 7

I m ag eJのプラグインを用いて開発した医用液晶ディスプレイの画質測定ツールの紹介

of noise p ow er sp ectrum for m ed ical m onochrom e liq uid crystal d isp lays. R ad P hys & Tech 2008; 1: 201- 207 . 5 )Tokurei S, M orishita J. A m ethod for evaluating im ag e

q uality of m onochrom e and color d isp lays b ased on lum inance b y use of a com m ercially availab le color d ig ital cam era. M ed P hys 2015 ; 4 2 (8) : 4 7 7 3 - 4 7 82.

6 )R asb and W S. I m ag eJ. U.S. National I nstitute of Health, B ethesd a, M aryland USA , 19 9 7 - 2018. http : / / rsb .info.nih.

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7 )村石浩.基礎講座 パーソナルコンピュータを用いた 医用画像処理の基礎 −I m ag eJを用いて P lug in開発編−.

日放技学誌 2010;6 6 (3 ):26 0- 26 4 .

8)德禮将吾,大柿護,伴場裕介,他.市販のディジタ ルカメラを用いた医用液晶ディスプレイ評価のため の画質測定ツール.日放技学誌 2019 ; 7 5 (2) : 183 - 19 1.

9 )M orishita J, D og om ori K , Hatanaka S, et al. Effect of test p atterns on m easurem ent of the lum inance of L CD d evices b y use of a telescop ic- typ e lum inance m eter. R ad P hys &

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Fig. 1 Uniform  im ag es of a. g rayscale, b . red , c. g reen, and  d . b lue test  p atterns

参照

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