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Academic year: 2021

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(1)

心不全におけるアンギオテンシンI 変換酵素阻害剤の効果に関する検討 清男瀞桝田昌之助瀞由雄裕之瀞倉知

功学※今堀恵美子瀞※分校久志ザ※※谷口 ※ ※

※※圓充

j森本

をみると有意な正の相関関係が認められた。レノ グラムからのデータでは、Tmaxは212秒から187 秒へ有意に短縮したが、分i弩GFRは41から45

,1/分,GFRは82から90ml/分と軽度な増加 傾向を示した。

〔考案〕

心機能:AngiotensinⅡは強力な血管収縮作用 を有しているので、それの生成阻害は血管を拡張 させ、心後負荷軽減をもたらす。また、captopril は、中aldosteroneの減少によるNa排泄促進と 体液量減少,kinaseH阻害による血中kinin増加 などによる降圧作用も有しており、Na摂取制限,

利尿剤使用を併用することにより、その作用は増 強される。今回は利尿剤としてfurosemideが継 続投与されている心不全例を対象とした。Global EFでは、captopril投与前値は低値で、投与後全 例増加しており明らかな効果を認めた。耐運動量 の改善があるものと考えられる。RegionalEFで は、中隔側のEFの増加が側壁に比べ少なかった が、後負荷軽減に対する反応`性の差異によるもの か、本検査法による問題なのかは今後検討しなけ

ればならない。

腎機能:Captoprilの腎機能への影響は、未だ 一定した結論がなされていない。今回のデータか ら解釈すると、Tmaxの短縮は前腎`性心機能改善 による腎血流量の増加を意1床しい、中BMGクレ アチニン,CFRは不変であったことから腎機能 への直接作用はないものと考えられる。Angiotensin Uの糸球体輪入血管収縮作用に対する軽減による 腎血流増加を来し、糸球体の濾過率には影響して いないという機序が想定される。

〔文献〕

lClelandlGF.,etal:Captoprilinheartfail‐

ure.,Brit,HeartJ、52:530-535,1984.

2.森情男他:急性大動脈解離における高血圧 性危機に対するcaptopriLfurosemide併用投与 の経験.,呼吸と循環32:633-639,1984 心不全に対する治療として血管拡張剤療法は、

今日広く用いられている。Angiotensin変換酵素 阻害剤であるcaptoprilは、angiotensinH生成を 抑制する降圧物質として開発されたが、心不全の i台療にも応用されている。しかし本剤の作用は、

Renin-Angiotensin系,Kallikrein-Kinin-Pros tagrandin系におよび未だ不明な点も多い。今回 は、心不全症例において本剤がいかに作用してい るかを、核医学検査を用いて心機能,腎機能につ き検討した。

〔方法〕対象は、心不全のために利尿剤(furo semide40-l60mg/日)が既に投与されている 患者8名で、内訳は拡張型心筋症6名,心筋梗塞 2名である。年令は66~81才(平均76才)である。

Captopril投与前と平均38日後に以下の検査を行 なった。99mTc-RBC心プールスキャンによる globalejectionfraction(EF),LAOにおいて5分 割して得られるregionalEF(upperseptal(US),

Iowerseptal(LSlapical(AP),upperlateral(UL),

1owerlateral(LL)領域)を求めた。99mTc-DTPA レノグラムによるTmax,分腎GFRGFRを求め た。また血中レーン(PRA),クレアチニン,β2-

microglobulin(BMG),血圧,心拍数,心胸郭比に

ついても検討した。

〔結果〕結果を図l~6に示す。平均血圧は96 から92mmHgへ下降傾向を示した。心拍数は60 から58拍/分へ減少傾向を示した。心胸郭比は63 から59%へ有意に減少した。G1obalEFは35から 41%へ有意に増加した。RegionalEFでは、US は21から23%へ,LSは25から27%へ,APは31 から37%へ(p<0.05),LLは40から52%へ(p<

001),ULは50から58%へ(p<005)と全区域の 増加傾向ないし有意な増加を示した。PRAは11 から2.4,9/、l/hrヘ有意な上昇を示した。BMG は3Dから3.6/αg/、lへわずかな上昇傾lfi1、ク レアチニンは153から162mg/dlヘわずかな上 昇傾向を示した。jglobalEFとJPRAの関係

循環器内科 放射線科 核医学科

※辰口芳珠記念病院

※※”

※※※金沢大学

19-

(2)

RegIonaIEF

US LS AP LL UL

▲図2

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1 100000000%87654321

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▲図3

bOforeafter befoでafte「 befOreafrer

Relationshipbetween4EFandJPRA ▲図4

(、g/mI/hr)」PRA

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(「TII/’ 1mI/

0

23456789101112(%)

jEF

▲図5

befcreMter beforeafter befOreafter

▲図6

-20-

参照

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