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PROCEEDINGS OF THE 6th INTERNATIONAL CONFERENCE ON JAPANESE LITERATURE IN JAPAN

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Academic year: 2021

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ISSN 0387‑7280 

国際日本文学研究集会会議録(第 6 回 )

PROCEEDINGS OF THE 6th  INTERNATIONAL CONFERENCE  ON JAPANESE LITERATURE IN  JAPAN 

( 1 9 8 2 )  

国 文 学 研 究 資 料 館

NATIONAL INSTITUTE OF JAPANESE LITERATURE 

鵠報委幹窒

(2)

PROCEEDINGS  OF THE  6th  INTERNATIONAL  CONFERENCE  ON JAPANESE LITERATURE IN  JAPAN 

1982 

National  I n s t i t u t e   o f  Japanese  Literature 

1  ‑ 1 6 ‑ 1 0 ,  Y u t a k a ‑ c h o ,  S h i n a g a w a ‑ k u ,  

T o k y o ,   1 4 2  

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目 次

あいさつ 小 山 弘 志 . . . ・

H

・ − − … 3頁

写員集 7 頁

特別講演

美術品としての日本の書物 日本古典文学の翻訳について

Kenneth B .  G a r d n e r ・ ・ ・ … 1 5 頁 Donald Keene ………… 28 頁

研究発表( 1 )

田山花袋が抱いていた自然のイメージ Kenneth G .  H e n s h a l l … 43 頁 日本近代文壇に於ける『柳斎志異』の受

容と変容 翁 蘇 情 卿 … ・ … … ・ ・ 53 頁 中世後期、古典研究の 一側面

一寸丘衛尚通の場合一一 鶴 崎 裕 雄 . . . ・

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・ − − … 75 頁

招待発表( 1 )

芭蕉俳譜の時間性 李 栄 九 . . . ・

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・ . . . ・

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・ . 8 5 頁

『風流使者記』から『峡中紀行』へ

一一荻生但僚の紀行文学一一 O l o f  G .  L i d i n … . . . ・

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・ − − … 96頁 中世日本叙事文学における人間描写の原

理と方法

一一『平家物語 J を素材として一一 I r i n a  Lvova  ……

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・ ・ ・ 1 0 8 頁 観客の運命

一一三つの関係一一 Frank H o f f ・ ・ ・ ・ ・ ・

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・ . . . . ・

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・ ' 1 2 5 頁

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誠 沼

一 潟

み 試 の つ

眼読 の ひ

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見の る解 の露 外伴 園文 を学

刻 酔 一 発 因 究 幸

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(4)

シンボリズムの流行と井伏の『鯉』 Anthony V .  Liman … … 1 5 . 6 頁 大江健三郎とロシアン・フォーマリズム Y o s h i k o  Y o k o c h i  S a m u e l ・ ・ ・   1 6 7 頁

招待発表( 2 )

古井由吉・古山高麗雄の小説の主人公 Mikolaj Melanowicz … 1 7 9 頁 道行文に見る故事について

一一お伽草子を中心として−− J a c q u e l i n e  P i g e o t … ・ ・ … ・ 1 9 1 頁 百合草若の物語の由来 James T .  A r a k i ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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・ ・ ・ 2 0 3 頁

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公開講演

文芸としての日記

一一王朝時代の日記文学を中心にして一一

William H. McCullough 2 1 7 頁 藤原道長と『御堂関白記j 裕 …

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・ ・ ・ ・ 2 3 5 頁

記録

日程...・

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・ − − … . . . ・

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・ . . . . 2 5 1 頁 参加者名簿... ・

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・ − − − … … … . . . ・

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・ − … ・2 5 5 頁 国際日本文学研究集会委員名簿...・

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・ − − … 2 5 9 頁

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あ い さ つ

本日は多数御参会下さいましてまことにありがとうございます。

当館の主催する国際日本文学研究集会も第六回になりました。実は本年は 当館設立後十年に当ります。それで、去る十月二十九日に十周年の記念式を 行ない、その翌日には、中村真一郎・金子金治郎両講師による記念講演会を 開催いたしました。またこの階上で記念の特別展示をいたしております。休 憩時間にでも御覧いただきたいと存じ、お手もとの資料の中にその図録を入 れておきました。今回の研究集会を四日間にいたしましたのは、このような 記念行事のーっとしたためでありまして、これまでは二日間でありましたの

を、やや規模の大きな集会にしたのでございます。

この十年間、当館は多くの方々の御援助を得て、いろいろな仕事をやって 参りました。この場で簡単に当館の概略を御紹介いたしたいと存じます。

国文学研究資料館の一つの大きな仕事は、江戸時代末までに日本で作られ た国文学関係の書物を主としてマイクロフィルムで収集し、それらを「原本」

に対するいわば「副本」のような形で長く保存する道を講ずることでありま す。それとともに、所蔵者の許諾の得られたものについては、これを研究者 の閲覧に供し、またコピーサービスにも応じております。公私の所蔵者の御 好意により、現在すでに約五万点の文献資料をマイクロフィルムで収集いた

しております。

次に、日本文学関係の研究論文が非常に沢山発表されておりますので、こ れらの研究情報を整理して毎年目録を作り、『国文学年鑑 J として刊行してお ります。それとともに、各機関の御協力を得て、これら論文の載っている雑 誌・紀要等の収集に努め、それがこの十年でかなりの数量に達しまして、こ

れまた閲覧に供して、研究の進展のお役に立っております。

これら資料の整理や目録作りにはコンビュータが利用されております。こ のコンビュータで漢字のデータを処理することは、ついちょっと前までは考

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(6)

えにくかったことでありまして、その面で当館は先進的な役割を果して参り ました。現在、国文学研究のどのような面にコンビュータを利用できるか、

というような点にも研究を進めております。

以上のような活動とともに、国際的な活動として、昭和五十二年の開館以 来、毎年一人ずつ文部省招聴の外国人研究員を迎えております。お名前だけ 御紹介いたしますと、初代がドナルド・キーン教授、続いて、ダグラス・ミ ルズ、エドワード・サイデンステッカ一、ベルナール・フランク、ブルーノ・

レヴィン、そして現在のウィリアム・マカラの諸先生でございます。ごく最 近文部省より一人追加希望があるなら申し出るようにと連絡があり、今回お いでいただいているオロフ・リディン教授を、この十一月から三ヶ月間、研 究員としてお迎えできることになりました。

この外国人研究員の招鴨とあわせて、この国際日本文学研究集会の開催に より、海外における日本文学、あるいは日本学の学者と私どもとの間の交流 が進められて参りました。特に今回は、従来のような日本に滞在されている 方々だけでなく、この研究集会のために何人かの方々に海外からおいでいた だくことを計画し、ささやかではございますが六日間の滞在実費だけを用意 してお招きいたしましたところ、七名の方が御参加下さいました。アルファ ベット順で申し上げますと、ジェームズ・アラキ、フランク・ホフ、李栄九、

オロフ・リディン、イリナ・ルヴォーワ、ミコライ・メラノヴィッチ、ジャ クリーヌ・ピジョーの皆さんでございます。おかげさまでこの研究集会がた いへんはなやかなものになったように思われます。従来の方法での研究発表 の公募も踏襲いたしており、それにも内外のすぐれた研究者の御応募があり まして、両者あわせて充実したプログラムが出来上がりました。

話が前後いたしますが、以上の方々の研究発表に先立つて、すなわち本日、

お二人の方、国際交流基金に招聴をお願いして御参加いただいた英国図書館 のケネス・ガードナー先生と、当館初代外国人研究員であられたドナルド・

キーン先生とに、特別講演をお願いいたしております。そして四日目の最終

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日には、現在の客員教授であるウィリアム・マカラ先生と、マカラ先生と共 同研究をされている歴史学者の山中裕先生とに公開講演をお願いすることに いたしました。

それから、プログラムには単に「催し j としか書いてございませんが、こ れは関係の方々の御尽力によって、伝統芸能の一つである説経浄瑠璃を若松 若太夫さんにお願いすることができました。また今回は四日間でございます ので、今夕のレセプションのほかに、明後日の夕方にもティータイムと称し て、ほんのクッキー程度のおもてなしですが、御歓談の場を設けることにい たしました。

実は、これらのことは市古前館長のころから、井本農一先生を委員長とす る委員会で計画を進めて来たものでありまして、それが今実を結んだ次第で ございます。

この国際日本文学研究集会も、回を重ねるごとに充実して参りました。今 後も皆様方の御協力を得て一層発展させてゆきたいと思っております。どう ぞよろしくお願い申し上げます。簡単でございますが、これをもって御挨拶 といたします。

‑ 5 ‑

国文学研究資料館長

小 山 弘 志

(8)

発 行 昭和 58 年 3 月 編集兼発行者

国 文 学 研 究 資 料 館 干1 4 2 東京都品川区豊町 1‑16‑10

電 話 ( 0 3 ) 785 ー 7 1 3 1 ( 代 )

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