香 川 大 学 経 済 論 叢
第79巻 第3号 2006年12月 189‑205
退職者憔帯と経済効果*
目 次 I はじめに II 退職者世帯
1 退職者世帯の特徴
2 退職者世帯に関する仮定 皿 経済効果の推計
1 社会保障費負担を考慮しない場合 2 社会保障費負担を考慮した場合 W おわりに
I
は じ め に
小 松 秀 和
2007年問題という言葉が示すように,団塊世代の大量退職期を間近に控え た今日,その社会的・経済的影響力に改めて注目が集まっている。
その捉え方は概ね 2つに分けられる。 1つは,従来の退職者観であり,団塊 世代の退職が日本の高齢化率を更に押し上げ,社会保障費の増大と経済全体の 活力低下を招くという考え方である。もう 1つは,アクティブシニアという言 葉に象徴されるように,従来の退職者観を打ち破る新しいライフスタイルの誕 生と,団塊がもつ資産を新たなビジネスチャンスひいては経済成長の糧と期待 する考え方である。
後者に関連して,最近,地方シンクタンクから団塊世代の定年後移住がもた
* 本論文は「法政大学大学院エイジング総合研究所」 2005年度補助金による研究成果を基 に加筆修正したものである。なお,本文中の誤りについてはすべて筆者の責任である。
らす効果を肯定的に見る調査結果が相次いで発表されている。四国に限定して も,閲えひめ地域政策研究センターが愛媛県内の経済効果を約 666億円,閲徳 島経済研究所が徳島県内の経済効果を約 1,200億円とそれぞれ試算している。
その結果を受けて,団塊世代の移住受け入れのための PRを活発化させている。
団塊世代の移住がどのようにして大きな価値を生むのか。両調査に共通して いるのは,経済効果の推計に産業連関表を用いていることである。そのため,
地方の団塊移住促進策の効果を正しく見極めるには,その原理や仕組みだけで なく,退職移住者特有の経済活動を反映させる必要がある。
退職者世帯が他世帯と大きく異なるのは,社会保障との関わりである。社会 保障給付費の大部分が高齢者に偏っている事実からも明らかなように,社会保 障関連部門が産業連関表の中でどう位置付けられているか,その特徴は何かを 知らずして,退職者恨帯に関する経済効果を見極めることはできない。
社会保障サービスと産業連関分析についての主な先行研究として,宮沢ほか (1992), 宮沢 (2000),塚原 (1996),伊藤・高橋 (2000)がある。それらは,
社会保障サービスの投入係数上の特徴である付加価値率の高さを強調し, 2次 以降の波及効果がその他の産業を上回り,場合によっては従来型の公共事業よ
りも社会保障サービス事業の方が経済効果が高くなる可能性を示唆した。
更に重要なのは,前提条件やモデルの組み方によって結果が著しく異なるこ とである。上記の先行研究においても見られるように,産業部門の分割・統合,
内生化・外生化の違いなどが分析の要であり,その当否の検証なくして効果の 大小を語ることはできない。
そこで本稿では,産業連関分析を行うに当たって留意すべき点,すなわち,
団塊世代の移住が,分析の前提となる経済的条件にどのような変化(先述のよ うな社会保障サービスとの関係など)を生むかに注目し,詳細な検討を加えた 上で,できるだけ精緻な経済効果の測定を試みた。
分析の結果,社会保障費負担を考慮しない場合の経済効果は約 1,275億円で あった。前提条件が異なるので単純な比較はできないが,これは先に紹介した 徳島県と愛媛県の経済効果を上回る数字である。一方,社会保障費負担を考慮・
509 退職者世帯と経済効果 ‑191‑
した場合の(純)経済効果は約 785億円となり,考慮しない場合の約 6割の水準 にとどまった。いずれの場合もプラスの効果となったことから,退職者世帯の 移住促進策は十分な経済効果を生むことが分かった。しかし,産業連関分析の 前提条件は短期でしか保証されないため,長期的効果については別段の考察が 必要である。その点を念頭に置けば,退職者世帯の経済効果は幾分割り引いて 解釈する必要がある。
II
退職者世帯
1 退職者世帯の特徴
退職者世帯の経済効果を産業連関分析で測る場合,考慮しなければならない 重要な点がいくつかある。主なものを以下に列挙する。
・再就職の有無
.罹病・要介護リスク
・需要構成の変化
・社会保障費負担
(1) 再就職の有無
資産の多寡にもよるが,退職したとはいえ年金支給開始年齢の 65歳までは 生活費を手当しなければならず,たとえ年金を受給できたとしても十分な金額 とは限らないため,就業を希望する者は少なくないだろう。また,生活費を工 面する目的以外にも杜会貢献や生きがいを求めて仕事を続ける人もいるだろ
う。厚生労働省の『平成 17年版労働経済の分析』によれば,理想の引退年齢 についてのアンケートで回答者の 8割以上が 65歳以上と答えたというから,
再就職のニーズは確実に存在すると見てよいだろう。
では,再就職の有無を産業連関表上に表現するにはどうすればよいか。再就 職しない,すなわち,団塊移住者が完全に非労働力化すると仮定した場合,彼 らの経済活動は消費のみで生産には直接関与しない。一方,移住後の再就職を 仮定した場合,彼らの経済活動は他の労働者と同じく,消費と生産の 2つに関
わることになる。
生産活動への参加は,産業連関表の縦の関係である「投入係数」または「付
(1)
加価値率」に影響を与えることが予想される。例えば,定年帰農が活発になれ ば当該地域の農業は産業としての性質を変えるだろう。しかしながら,そのよ
うな変化を分析対象とするには困難が伴う。産業内の投入関係の変化は事後的 にしか把握できず,たとえ事前に変化を予想したとしてもどのように変化する か現在の投入表から予測することは難しいからである。
しかし,生産面の変化は織り込めなくても,需要面の変化は分析できる。総 務省の『平成 17年家計調査』によると,就業の有無によって消費支出金額に 明らかな差があるので,移住する団塊世帯の就業率が高いほど,追加的な最終 消費支出は大きくなると予想され,その分経済効果も大きくなる。
(2) 罹病・要介護リスク
先述したように,退職者世帯が他世帯と異なる点は社会保障制度との関係で ある。退職高齢者は一般に他の世代と比べて病気にかかりやす<'慢性化しや すい。また,要介護リスクも年齢が上がるにつれて上昇する。したがって,彼 らの罹病リスクの見積もり如何で社会保障関連部門への影響も異なってくる。
最も簡単な仮定は,罹病率と要介護リスクを当該地域の平均値に設定するこ とである。それによって,移住による追加的な社会保障サービス産出高を推計 し,外生変数として最終消費需要部門の該当箇所に格付けすればよい。逆行列 係数に乗じることで 1次波及効果も得られる。多くの地方シンクタンクの試算
でも平均値を利用している。
平均値の仮定の妥当性については異論があるかも知れない。団塊世代の移住 によって,当該リスクが変化する可能性も排除できないからである。保険分野 で見られるような,逆選択または選別が行われた場合には,移住によって当該 地域のリスクが変化する可能性がある。例えば,何らかの事情によって病弱者
(1) 産業連関表の詳しい説明については,総務省 (2004)を参照。
511 退職者世帯と経済効果 ‑]93‑
ばかりが(アクティブシニアと矛盾するようだが)移住してきた場合,リスク は上昇する。また逆に,当該地域が移住者を健康者のみに限り,更に将来も健 康であることを条件に受け入れた場合,リスクは低下する。
実際のところは,上記のような恣意的な移住は起こりにくく,短期的なリス クの変動は少ないと考えられる。しかし,リスクに変動はなくても高齢者数が 増えれば必然的に患者あるいは要介護者の絶対数が増えるのは明らかなので,
長期的視野で影響力を測る場合にはそれを産業連関上に適切に反映させる必要 がある。
(3) 需要構成の変化
退職高齢者の増加により需要構成は変化する。最も顕著な変化は,上で示し たように,患者・要介護者が増えることで関連サービスに対する最終消費需要 が増加することである。問題は,その他の産業部門に対する需要も変化するか どうかである。総務省の『平成 17年家計調査』によると,他世帯と比較した 退職者(高齢者)世帯の消費支出の特徴は,「保健医療」,「その他の消費支出」
への支出割合が高く,「被服及び履物」,「交通・通信」,「教育」への支出割合
図1 世帯主の年齢階級別•項目別消費支出割合
0 0 0 9
% ー
80 70 60 50 40 30 20 10
゜
29歳 3039歳 4049歳 5059歳 6069歳 70歳〜 世帯主の年齢階級出所:総務省『平成 17年家計調査」より作成
圏その他の消費支出
■教養・娯楽 圏教育
●交通・通信 圃保健医療 Iii被服及び履物 口家具・家事用品 口光熱•水道
Ill住居 圃 食 料
が低いことである(図 1参照)。
(4) 社会保障費負担
退職者世帯の産業連関分析に際し,最も難しい問題が社会保障費負担の取り 扱いである。日本では,社会保障サービス費用の大部分が税と社会保険で賄わ
れている。税は交付金や補助金という形で,社会保険は保険という形で財政調 整(再分配)が行われるため,ある地域の社会保障サービス費用が必ずしも当 該地域の住民によって支払われているとは限らない。したがって,社会保障費 負担をどう産業連関表に組み込むかによって,経済効果の値も異なってくる。
先述のシンクタンクの報告書では,社会保障費負担を産業連関表には反映さ せず,地方自治体が将来負担する社会保障関係費(医療・介護保険における公 的負担部分)を別掲するにとどまっている。社会保障サービスの産業連関分析 に詳しい宮沢 (1992)でも,その点は考慮されていない。そこで本稿では,社 会保障費負担の考慮の有無によって,経済効果にどのような差が生じるかを独
自の方法によって検証したいと思う。
2 退職者世帯に関する仮定
前節で列挙した退職者世帯の特徴を踏まえた上で,それぞれの項目について 具体的な仮定を置くことにする。詳しい方法は以下の通りである。
(1) 再就職の有無(就業率の仮定)
再就職の有無については,総務省『平成 17年労働力調査』第2表および第 5表より, 60歳以上の男性の就業率 (5歳刻み)を世帯の就業率として用い る。具体的数値は表 1の通りである。それによると,年齢が上がるにつれて就
表 1 世帯主の年齢階級別就業率
60 64歳 65 69歳 70 74歳 75 79歳 80 84歳 85歳〜
就業率c%) 1 52. o 33. s 2s. 9 19. 6 13. 1 5. 1 出所:総務省『平成 17年労働力調査』より作成
513 退職者低帯と経済効果 ‑]95‑
業率は低下するものの, 65歳から 74歳までの約 3人に 1人が依然何らかの仕 事に就いていることが分かる。アクティブシニアと称される団塊世代が少なく
とも同程度の就業率を維持すると仮定すれば,表 1のデータはベンチマークと して利用できる。
産業連関表では表 1の就業率にしたがい就業者と非就業者を分けて計算す る。具体的には,総務省『平成 17年家計調査』の年齢階級別年間支出額デー タを用い,勤労者世帯を就業者世帯と読み替え,就業・非就業で異なる金額を 家計最終消費支出として計上する。その際,需要構造の変化も併せて反映させ る(具体的数値は表 3に掲示)。
(2) 罹病・要介護リスクの仮定
罹病リスクと医療費については,厚生労働省の『平成 15年度国民医療費の 概況』から得られる年齢階級別 1人当たり医療費に移住者数を乗じて計算す る。ちなみに,平成 15年度の 1人当たり年間医療費は, 349千円 (60歳以上 64歳以下), 468.1千円 (65歳 以 上 69歳以下), 610千円 (70歳以上 74歳以
下), 809.4千円 (75歳以上)であった。
要介護リスクとその費用については,介護保険導入から既に 6年が経過して いるので,それに関するデータも蓄積しつつある。厚生労働省『平成 18年3 月分介護保険事業状況報告(暫定)』から,都道府県別(香川県)の認定率(第
表2 年齢階級別被保険者1人当たり年間介護費用 (単位:円)
要支援等 要介護 1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計 60 64歳 108 936 828 1,092 660 744 4,368 65 69歳 1,392 7,536 5,280 6,972 8,448 4,752 34,380 70 74歳 3,600 17,100 13,608 10,788 13,080 14,724 72,900 75 79歳 9,120 41,160 25,068 24,852 30,108 28,248 158,556 80 84歳 18,936 81,708 49,176 53,184 57,288 64,476 324,768 85歳〜 21,396 141,396 116,196 126,876 169,944 173,052 748,860 出所:厚生労働省『平成18年3月分介護保険事業状況報告(暫定)』および同『平成18年
3月分介護給付費実態調査月報』より推計
1号被保険者に対する要介護認定者の割合)を要介護度別・年齢階級別に集計 する。その後,厚生労働省『平成 18年3月分介護給付費実態調査月報』から 要介護度別・サービス別受給者数および1人当たり年間費用(公費負担分,自 己負担分を含む)を得る(表2参照)。
(3) 需要構成の変化
退職者世帯の需要構成については,総務省『平成 17年家計調壺』の各項目 別支出比率を参考にする。前節でも指摘したように,高齢者世帯の消費支出の 特徴は,「保健医療」,「その他の消費支出」への支出割合が高く,「被服及び履 物」,「交通・通信」,「教育」への支出割合が相対的に低いことである。具体的 な計算方法は,就業の有無によって異なる支出総額をまず設定し,それを高齢 者世帯の平均的な需要構成に按分する。結果は表 3の通りである。
(4) 社会保障費負担
社会保障費負担を考える際の困難は,高齢者が多く罹病・要介護リスクが相 対的に高い地域では常に地域外からの所得分配によって超過的な需要を得てい る点である。いうなれば,地域の経済力の裏づけを伴わない移出需要が社会保
表 3 世帯主の就業非就業別・年齢階級別年間消費支出構成 (単位:円)
年 齢 階 級 食 料 住 居 光熱•水道 家具家事用品被服及び履物 就 業 者 60 69歳 784,500 285,420 233,580 111,168 136,752 世 帯 70歳〜 680,196 374,280 197,604 97,356 llO, 124 非 就 業 60 69歳 695,664 192,528 226,416 113,628 118,200 者 冊 帯 70歳〜 574,980 160,164 206,892 91,908 89,268 年 齢 階 級 保 健 医 療 交 通 ・ 通 信 教 育 教養娯楽 その他 合 計 就 業 者 60 69歳 154,548 398,016 13,044 333,780 1, 172, 784 3, 623, 592 世 帯 70歳〜 171,216 232,548 5,604 256,272 750,828 2,876,028 非 就 業 60 69歳 167,808 312,792 8,604 349,440 627,660 2,812,740 者世帯 70歳〜 141,516 191,880 6,612 250,884 627,420 2,341,524 出所:総務省『平成 17年家計調査』より推計
515 退職者世帯と経済効果 ‑]97‑
障サービス産業に集中して発生しているような状態である。これをそのままの 形で分析にかければ,先述のシンクタンクの推計と同じく,地域外から社会保 障サービス需要の大きい高齢者を移住させればさせるほど,短期的な経済効果 が高まるという結論を得やすい。
しかし,少ないとはいえ社会保障サービスには自己負担があり,多少のタイ ムラグがあるとはいえ社会保障サービス需要の増加の幾分かは社会保険料の増 加となって跳ね返ってくるので,決して使い得がまかり通る訳ではない。
こうした視点を産業連関分析に反映させるためには,「社会保障費負担が地 域内で完全かつ即座にファイナンスされる」との仮想的状況下でシミュレー ション(模擬実験)を行うのが有益と考える。そうなると,社会保障サービス需 要の増加は,即座に同額の最終消費支出全体の減少を伴って表れるので,最終的 な経済効果は前者のプラス効果と後者のマイナス効果の和ということになる。
I I I 経済効果の推計
1 社会保障費負担を考慮しない場合
初めに,社会保障費負担を考慮しない場合の団塊世代移住の経済効果につい て推計する。分析に利用する主な資料は,香川県の地域表『平成 12年香川県 産業連関表』(以下『地域表』とよぶ)である。その他補助資料として,『平成 12年全国産業連関表』(以下『全国表』とよぶ)を用いる。
計算過程を簡単に説明すると,まず,団塊世代の夫婦を 2007年からの 3年 間で合計 500世帯 (1年目 100世帯, 2年目以降200世帯ずつ)受け入れたと 仮定する(これは閲えひめ地域政策研究センターと同じ仮定)。
表 1の就業率を使えば,最初の移住時点から 5年刻みで就業者数と非就業者 数が推定できるので,前者と後者の需要構造に注意して最終消費支出増加額(医 療・介護費用を除く)(△f 1) と医療・介護費用増加額(△f 2) を計算する(た
だし,地域の限界消費性向は不変とする)。
最終消費支出増加額(△f 1)の具体的な計算方法については,『地域表』 (104 部門表)を表3の支出項目と突き合わせ,必要に応じて後者の支出項目を前者
の最終消費支出構成比にしたがって按分する。 104部門表と『家計調査』支出
(2)
項目の対応関係は表4の通りである。
「その他の消費支出」については対応関係が明らかでないので,原則として 最終消費支出としては計上しない。ただし,こづかい(使途不明金)と交際費 に限っては,金額の大きさを考慮して,産業連関表の「対個人サービス」欄に 全額按分計上する。
「保健医療」の保健医療サービスと「その他の消費支出」の諸雑費の中には,
医療および介護サービスの自己負担額がそれぞれ含まれているが,医療・介護 費用については,表2を用いて別途推計を行うため,それらの金額は計上しな
し゜
産業連関表は生産者価格ベースとなっており,本来なら最終消費支出に計上 する金額は生産者価格と商業マージンに分割すべきであるが,計算の簡略化の ため,金額は購入者価格とする(つまり,「商業」部門への需要増加額はゼロ
とする)。
退職者世帯の移住は資産の移動を伴うので,産業連関表の「金融・保険」部 門に大きなプラス効果が期待される。しかし,その推定には将来の投資環境や 金利水準などを正確に予想する必要があるため困難を極める。そのため本稿で は,過小評価となることを承知の上で「金融・保険」部門への直接的需要増加 は考慮しない。
医療・介護費用増加額 (Af2) については,先述のように表2によって既に 年齢階級別 1人当たりの費用が分かっているので,それに人数を乗じて計算す
る。
以上より,最終消費支出増加額 (Ml) と医療・介護費用増加額 (M2)が 求まる。 AflとAf2の合算額(△f) を世帯主の就業状態別・年齢階級別に示 すと,表5のようになる(該当産業のみ表記)。
(2) 『家計調査』における「住居(設備修繕・維持)」と産業連関表との対応関係は特に注 意を要する。総務省 (2004)によると,住宅補修の生産額は,建設補修→住宅賃貸料→
家計消費支出という経路をたどるので,「住居(設備修緒・維持)」は住宅賃貸料(帰属 家賃含む)への計上が適当と考えられる。
517 退職者世帯と経済効果 ‑]99‑
表4 『地域表』 (104部門表)と『家計調査』支出項目の対応関係
統 合 小 分 類 (104部門) 支出項目 統合小分類 (104部門) 支出項目 001 耕 種 農 業 053 電子応用装置・電気計測器
002 畜 産 054 半導体素子・集積回路
003 農業サービス 055 電子部品
004 林 業 056 重 電 機 器
005 漁業 057 その他の電気機器
006 金属鉱物 058 乗 用 車
007 非金属鉱物 059 その他の自動車
008 石 炭 060 船 舶 ・ 同 修 理
009 原油・天然ガス 061 その他の輸送機械洞l修理 010 食料品 :、'
. 、 澤 、 . 、 え : :
三•ヽ鑓 062 精 密 機 械Oll 飲 料 翌註配譴聾い蘭璽屈I063 その他の製造工業製品 彗麹[鰤類
012 飼料・有機質肥料(除別掲) 064 再生資源回収・加工処理
013 たばこ 065 建 築
014 繊維工業製品 066 建 設 補 修
015 衣服•その他の繊維既製品 誌量霞[.'履闘 067 公 共 事 業
016 製材・木製品 068 その他の土木建設
017 家具・ 装 備 品 蘊麗縁璽開
i ' ¥ ' :
扉靡 069 電力018 バルプ・紙・板紙・加工紙 070 ガス・熱供給
019 紙加工品 071 水 道
020 出版• 印刷 072 廃 棄 物 処 理 021 化 学 肥 料 073 商 業 022 無機化学基礎製品 074 金 融 ・ 保 険
023 有機化学基礎製品 075 不動産仲介及び賃貸
024 有機化学製品 076 住 宅 賃 貸 料
025 合 成 樹 脂 077 住宅賃貸料(帰属家賃)
026 化 学 繊 維 078 鉄 道 輸 送 027 医薬品 ;;,・ ゲ医療直\
裏嘉闘
g079 道路輸送 028 化学最終製品(除医薬品)麗覧璽璽
心 ̲ ‑ ・ : 080 自家輸送029 石油製品 081 水 運
030 石炭製品 082 航 空 輸 送
031 プラスチック製品 冨駐精馬[. 屑炉輯,
:
083 貨 物 運 送 取 扱032 ゴム製品 084 倉 庫
033 なめし革・毛皮・同製品 085 運輸付帯サービス 034 ガラス・ガラス製品 086 通 信
035 セメント・セメント製品 087 放 送
036 陶 磁 器 088 公 務
037 その他の窯業・土石製品 089 教育
038 銑鉄・粗鋼 090 研 究
039 鋼 材 091 医療・保健
040 鋳鍛造品 092 社会保障
041 その他の鉄鋼製品 093 介 護
042 非鉄金属製錬・精製 094 その他の公共サービス 043 非鉄金属加工製品 095 広告・調査・情報サービス 044 建設・建築用金属製品 096 物品賃貸サービス
045 その他の金属製品 097 自動車・機械修理
046 一般産業機械 098 その他の対事業所サービス
047 特 殊 産 業 機 械 099 娯楽サービス 048 その他の一般機器 100 飲 食 店
049 事務用・サービス用機器 101 旅館・その他の宿泊所 050 民生用電子・電気機器 ·;i½w.ih'® ら ロ
052 通 信 機 械
051 電 子 計 算 機 ・ 同 付 属 装 置 員 肩 昌 貫 喜 緬 悶 こ ; 冒 : 対 個 人 サ ー ビ ス
怒
、□謬彎彎惑"'"'霊怨 鈴 綴0$'"4;員言鬱ご%½~¾
鴫
104 分類不明出所:香川県統計調査課『平成12年香川県産業連関表」および総務省『平成17年家計調査J
より作成