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義肢装具自立支援学科主催海外研修 -オーストラリア研修報告-

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Academic year: 2021

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義肢装具自立支援学科主催海外研修

-オーストラリア研修報告-

叶野愛羅1)、阿部薫1)、岡部有純1)、岡部咲樹1)、 渡辺啓太1)

1)新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部 義肢装具 自立支援学科

【背景・目的】我々は2019年9月19~21日、オースト ラリアのシドニー市にて開催された第19回オーストラリ ア 整 形 靴 学 会 19th Annual Meeting & Pedorthic Symposium of The Pedorthic Association of Australia(PSA#19)に参加した。今回はPedorthic Clinic の見学や訪問等を含め,新潟医療福祉大学義肢装具自立支 援学科主催の海外研修(引率:阿部薫教授)として、1年生 4名が参加し見聞したことを報告する。

【方法】

1. Pedorthic Clinic見学

シドニー市郊外のPedorthic ClinicであるFoot Power 社を訪問した。同社の代表は OSM である Karl-Heinz Schott(カール・ハインツ・ショット)氏であり、IVO(国際 整形靴学会)会長や PSA(オーストラリア整形靴学会)会長 を歴任された整形靴業界の重鎮である。

Foot Power社はオーストラリア随一の設備と規模を誇

り、歩行分析機器や整形靴製作に関するあらゆる設備が整 っている。我々の見学は、学生を患者に見立て、問診、触 診、採寸、採型のデモ、次に歩行分析機器で被験者学生の 歩行分析を行った。次に工作室の見学では、機械室の設備 や環境など、全てにおいて大変充実しており、印象的であ った。また、これまでに製作した特殊な靴型等を拝見し、

その製作技術に感銘を受けたとともに、我々にとって大変 魅力的であり有意義な見学になった。

訪問、見学を通し、先進的な技術を肌で感じ、学ぶこと ができた。この経験は、今後実習授業を受ける上で最大限 活用できるとともに、自身の製作技術向上にむけて大変貴 重なものとなった。

図1 Foot Power社にて記念撮影

2. オーストラリア整形靴学会出席

シドニー市郊外の Coogee Bay Hotel にて行われた第 19回オーストラリア整形靴学会19th Annual Meeting &

Pedorthic Symposium of The Pedorthic Association of Australia(PSA#19)に参加した。

今回初めての国際学会出席ということもあり、英語に対 する不安があったものの、自ら積極的に理解しようと努力 することができた。また講演や発表は、臨床現場に立脚し た内容を中心としたものが多く、今後の臨床実習に繋げら れるものを感じた。学会発表や講演を通じて、海外におけ る臨床の実態を深く学ぶことができ、義肢装具業界へ対す る興味を更に高めることができた。

図2 学会発表会場の様子

商業展示では、オーストラリア国内外から12社の出展 示があった。各社にはプレゼンテーション時間が設けられ ており、発表はどれも興味深いものばかりであった。また、

不慣れでありながらも積極的に質問をしたりするなど、英 語によるコミュニケーションをとることができた。

【まとめ】 今回の学会参加では、初めての経験が多く苦 戦しながらも、積極的な英語コミュニケーションに努め、

講演や発表、商業展示を見聞したことで大変有意義なもの になった。また、企業訪問においても、実際の臨床現場を 肌で感じ、体験することができ、我々学生にとって貴重な 経験となった。今回の海外研修で経験したことを、今後の 学習や臨床実習に最大限活用し、また研究にも挑戦して学 会で発表することを目標としたい。

謝辞

今回の研修は国際交流センター運営委員会の2019年度 英語等短期研修助成金の交付を得て行われた。ここに深甚 なる謝意を表します。

【文献】

阿部薫:オーストラリア海外研修報告― Pedorthic Clinic 見学とオーストラリア整形靴学会に参加して ―,日本整 形靴技術協会雑誌4, 49-52, 2019.

義-13

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第20回 新潟医療福祉学会学術集会

参照

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